JP2008090136A - 光合分波器 - Google Patents

光合分波器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008090136A
JP2008090136A JP2006272734A JP2006272734A JP2008090136A JP 2008090136 A JP2008090136 A JP 2008090136A JP 2006272734 A JP2006272734 A JP 2006272734A JP 2006272734 A JP2006272734 A JP 2006272734A JP 2008090136 A JP2008090136 A JP 2008090136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
demultiplexer
receiving element
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006272734A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4408123B2 (ja
Inventor
Takeshi Sakamoto
健 坂本
Koichi Hadama
恒一 葉玉
Nobuyuki Tanaka
伸幸 田中
Mitsuo Usui
光男 碓氷
Yukio Komine
行雄 小峰
Yusuke Otomo
祐輔 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2006272734A priority Critical patent/JP4408123B2/ja
Publication of JP2008090136A publication Critical patent/JP2008090136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4408123B2 publication Critical patent/JP4408123B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】小型化を実現することができる光合分波器を提供する。
【解決手段】凹面ミラー6−2が光ファイバ23−2の端面から入出射する光ビームと光線分岐素子52−1を通る光ビームとを結合させるファイバ結合用曲面61と、光線の一部を受光素子32−1に導入する受光素子結合用曲面62とから構成することにより、受光素子32−1の出力を検出することで分波または合波される光パワーを計測することができる。したがって、公知のパワーモニタを設ける必要がないので、小型化を実現することができる。
【選択図】 図11

Description

本発明は、光合分波器に関し、特に、各波長の出力光または入力光のパワーをモニタすることができる光合分波器に関する。
従来の光合分波器の一例を図16、図17に示す。この光合分波器は、ミラーアレイブロック100と、反射面が形成された導波ミラーブロック110と、光線分岐素子121を有するフィルタブロック120と、光ファイバ130から構成される。
ミラーアレイブロック100は、板状基板の表面において、3つの基板端部に形成された側壁部101a、101b、101cと、側壁部101aが形成された基板端部に当該側壁部101aに沿って形成された傾斜面102と、このV溝102を構成する一方の傾斜面102aにおいてV溝102の直線軸方向に沿って配列して形成された凹面ミラー103と、V溝102の直線軸方向と垂直で、かつ、凹面ミラー103と対向してV溝102に繋がるように形成された複数の直線状のV溝104とから構成される。側壁部101bおよび側壁部101cには、導波ミラーブロック110を保持する傾斜面105およびフィルタブロック120を保持する傾斜面106が形成されている。
このような合分波器は、V溝104上に光ファイバ130を搭載し、ミラーブロック110とフィルタブロック120をミラーアレイブロック100に固定することにより作製される。このとき、光ファイバ130の凹面ミラー103と対向する端部は、凹面ミラー103と所定の距離になるよう配設される。
特開2005−274702号公報
波長多重伝送を行う場合、波長多重された各波長の信号品質を確保するために、それぞれの波長の光信号のパワーが適切か否かを常に監視する必要がある。しかしながら、上述した従来の光合分波器は、光信号のパワーを監視する手段を有していないため、波長多重光を分波した各波長の光信号のパワーや合波する前の各波長の光信号のパワーを監視する場合には、合分波器の外部に別途光パワーモニタを設ける必要がある。
上記光パワーモニタは、光入力用の光コネクタと光出力用の光コネクタを有し、入力用光コネクタから入射した光の一部を受光素子にて受光し、残りの光を出力用の光コネクタから出力することにより、光のパワーを計測するものである。このような光パワーモニタは、円筒状の本体に2本の光ファイバコードが接続されており、この光ファイバコードに光コネクタが取り付けられた形態のものが多く、光コネクタを含めた光パワーモニタの体積は、近年市販されている小型光合分波器と同等かそれ以上である。したがって、例えば8ch光分波器の出力を全てモニタする場合には、上記光パワーモニタを8個取り付ける必要があり、光パワーモニタ1個の体積を4cm3と仮定した場合、光パワーモニタだけで32cm3以上の体積が必要となる。このため、光合分波器の小型化を進めたところで、光合分波器の外部に大きな体積を要する光パワーモニタが必要となり、装置全体を小型化することができなかった。
そこで、本願発明は、小型化を実現することができる光合分波器を提供することを目的とする。
上述したような課題を解決するために、本発明に係る光合分波器は、第1の方向から入射した光を第2の方向に反射する反射集光素子と、第1の方向および第2の方向のうち何れか一方の光軸上に配置され、光を波長に応じて透過または反射する光線分岐素子と、反射集光素子に入射された光の一部を第3の方向に反射する反射部材と、この反射部材によって反射された光のパワーを検出する受光素子とを備えることを特徴とする。
上記光合分波器において、反射集光素子は、凹面状のミラーから構成され、反射部材は、ミラーの周縁部に形成され、このミラーと角度が異なる反射面からなるようにしてもよい。
また、上記光合分波器において、反射集光素子は、凹面状のミラーから構成され、反射部材は、ミラーの略中央部に形成され、ミラーと角度が異なる反射面からなるようにしてもよい。
本発明によれば、反射集光素子に入射された光の一部を第3の方向に反射する反射部材と、この反射部材によって反射された光のパワーを検出する受光素子とを設けることにより、受光素子の出力を検出することで分波または合波される光パワーを計測することが可能となるので、従来のように外付けのパワーモニタを設ける必要がなくなり、結果として、小型化を実現することができる。また、パワーモニタを設けなくてよいので、煩雑な接続作業が不要となるため、利便性を向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細説明する。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1〜図3に示すように、本実施の形態に係る光合分波器は、メインブロック1と、このメインブロック1上に搭載されるファイバユニット2と、メインブロック1に固定され受光素子32が形成された受光素子ブロック3と、メインブロック1に固定され反射素子42が形成された導波ミラーブロック4と、メインブロック1に固定され光線分岐素子52を有するフィルタブロック5とから構成される光合分波器である。
<メインブロック1>
メインブロック1は、図1〜図4に示すように、板状の基部11と、この基部11の端部に形成された3つの側壁部12a,12b,12cとを備えている。ここで、側壁部12bと側壁部12cとは、対向して形成されている。また、側壁部12aのメインブロック内部側面、すなわち基部11に隣接する側面には、反射集光素子として機能する複数の凹面ミラー6が形成されている。
基部11上には、側壁部12a側から側壁部12aと対向する端部に向かう順番に、側壁部12a側に傾斜した平面からなる平面部13と、断面略V字状の形状を有し側壁部と平行な複数の溝14aが形成された溝形成部14と、平面が形成された間隙部15と、基部11側に掘り込まれた平面視略矩形の凹部16aを有するファイバユニット搭載部16とが形成されている。
対向する側壁部12b,12cには、基板11の主表面に対して所定の角度で傾斜したミラーブロック保持部17およびフィルタブロック保持部18が形成されている。ミラーブロック保持部17は、フィルタブロック保持部18よりも凹面ミラー6側に形成されている。ミラーブロック保持部17には、側壁部12b,12cの両側に2個ずつ導波ミラーブロック4を位置決めするための突起17aが形成されている。同様に、ミラーブロック保持部18には、側壁部12b,12cの両側に2個ずつミラーブロック5を位置決めするための突起18aが形成されている。
また、側壁部12aの上部および側壁部12b,12cの側壁部12a側の端部にかけて、受光素子ブロック保持部19が形成されている。この受光素子ブロック保持部19は、側壁部12a〜12cにかけて基部11と略平行に形成された平面19aと、側壁部12b、12cから平面19aの鉛直上方に向かって突出する延在する突起部19bからなる。
<ファイバユニット2>
ファイバユニット2は、図5に示すように、上面に互いに平行な複数の溝形成された下部保持基板21と、下面に互いに平行な複数の溝が形成された上部保持基板22と、下部保持基板21および上部保持基板22により互いに平行に固定された複数の光ファイバ23とを備える。ここで、下部保持基板21および上部保持基板22に形成された溝は、メインブロック1の溝形成部14に形成された溝14aと同じピッチで形成される。
このようなファイバユニット2は、光ファイバ23の一端を側壁部12a側に対向させた状態で、下部保持基板21をメインブロック1の凹部16aに嵌め込むことにより、メインブロック1上に配設される。上記一端側の光ファイバ23の一部は、溝14aに嵌め込まれる。この溝14aに光ファイバ23が嵌め込まれた溝形成部14上には、押さえ板7が接着固定される。これにより、ファイバユニット2がメインブロック1上に固定される。
<受光素子ブロック3>
受光素子ブロック3は、図6に示すように、平面視略矩形の板の形状を有する受光素子搭載基板31と、この受光素子搭載基板31の下面31aに受光素子搭載基板31の長手方向に沿って直線状に並べて設けられ、光電変換素子からなる複数の受光素子32と、受光素子搭載基板31の長手方向の一端に設けられた電気コネクタ33とを有する。受光素子32は、受光素子搭載基板31の下面31aまたは上面31bに形成された配線パターン(図示せず)により、電気コネクタ33に接続されている。これにより、受光素子32からの出力は、電気コネクタ33を介して外部に取り出される。
このような受光素子ブロック31は、受光素子搭載基板31の長手方向の両端部を受光素子ブロック保持部19の平面19aと突起部19bにより挟み込むことにより、メインブロック1に固定される。このとき、受光素子搭載基板31は、長手方向がメインブロック1の側壁部12aの延在方向と一致し、かつ、下面31aがメインブロック1の基板11と対向した状態に配設される。これにより、受光素子32は、凹面ミラー6と略対向した状態となる。
<導波ミラーブロック4>
導波ミラーブロック4は、図7に示すように、平面視略凹字状の板の形状を有する支持部41と、この支持部41の一方の面(以下、ミラー面という)41aにアレイ状に形成された複数の反射素子42とを有する。また、支持部41のミラー面41aと反対側の面(以下、接着面という)41bには、組立の際に導波ミラーブロック4を保持するための突起43が形成されている。
このような導波ミラーブロック4は、接着面をメインブロック1のミラーブロック保持部18に当接させて、突起18aにより位置決めする。この後、導波ミラーブロック4は、接着剤によりメインブロック1に固定される。なお、導波ミラーブロック4の突起18aに対向する位置に、突起18aの形状に対応した凹部を形成しておくようにしてもよい。これにより、導波ミラーブロック4を所定の位置に位置決めすることができる。
<フィルタブロック5>
フィルタブロック5は、図8に示すように、平面視略矩形の板の形状を有する支持部51と、この支持部51の一方の面にアレイ状に形成された複数の光線分岐素子52とを備える。この光線分岐素子52は、支持部51の光線が通過する部分にアレイ状に形成された複数の孔53を塞ぐように配設される。光線分岐素子52は、ガラス基板上に誘電多層膜を蒸着することにより形成される。
このようなフィルタブロック5は、光線分岐素子52が設けられたのと反対側の面を、フィルタブロック保持部17に形成された突起17aに当接させることにより位置決めする。このとき、フィルタブロック5の突起17aと対向する位置に、突起17aの形状に対応した凹部を形成しておくことにより、フィルタブロック5を正確に位置決めすることができる。このように位置決めした後、フィルタブロック5は、接着剤によりメインブロック1に固定される。
<凹面ミラー6>
凹面ミラー6は、図4(a),(b)に示すように、一直線上に設けられた複数の凹面ミラー6のうちの一端(本実施の形態では側壁部12c側)に形成され単一の曲面からなる凹面ミラー6−1と、ファイバ結合用曲面61と受光素子結合用曲面62の2つの曲面を有する凹面ミラー6−2〜6−nとから構成される。
ファイバ結合用曲面61は、光ファイバ23の端面から入出射する光ビームと光線分岐素子52を通る光ビームとを結合させるよう曲率や角度が設定されている。
反射部材として機能する受光素子結合用曲面62は、光ファイバ23の端面から入出射した光ビームまたは光線分岐素子52を透過した光ビームの一部を受光素子32に入射させるように曲率や角度が設定されている。このような受光素子結合用曲面62は、ファイバ結合用曲面61のメインブロック1の基部11に近接した側の縁部や周縁部に設けられる。
[光合分波器の動作]
次に、このような光合分波器の分波器としての動作原理について、図9〜図11を参照して説明する。なお、図9〜図11は、説明を容易にするため、図1〜図8に示した光合分波器を模式的に示している。また、図10では、便宜上、受光素子32および受光素子32への光軸は図示していない。
光合分波器の外部から入力された波長多重光線は、光ファイバ23−1を伝播し、光合分波器内部に導かれ、凹面ミラー6−1に対してやや拡散した波長多重光線として出射される。凹面ミラー6−1は、この出射された波長多重光線をコリメート光線またはほぼコリメート化された光線として反射し、反射素子42−1に伝播させる。伝播した反射多重光線は、反射素子42−1において再び反射され、光線分岐素子52−1に入射する。
光線分岐素子52−1に入射した波長多重光線は、光線分岐素子52−1において特定の波長域を含む光線が透過されて単色光線となり、凹面ミラー6−2に入射する。この凹面ミラーは、図11に示すように光ファイバ結合用曲面61と、この光ファイバ結合用曲面61の基部11側の縁部に形成された受光素子結合用曲面62との2つの凹面の組み合わせからなっている。光ファイバ結合用曲面61は、入射する光線の大部分(約95%以上)を受光するように形成されている。これにより、入射した光のほとんど(約95%以上)は、ファイバ結合用曲面61によって光ファイバ23−2の方向に反射されるとともに集光され、光ファイバ23−2を通って、光合分波器外部へ出力される。一方、光ファイバ結合用曲面61の縁部に形成された受光素子結合用曲面62は、光ファイバ結合用曲面61と曲率および角度が異なるように形成されており、入射した光を受光素子32−1の方向へ反射させる。したがって、凹面ミラー6−2に入射した光線のうち、光ファイバ結合用曲面61に入射した以外の残りの光は、受光素子結合用曲面62によって受光素子32−1の方向に反射されるとともに集光され、受光素子32−1へ入射する。
この際、光ファイバ23−2から出力された光パワーと、受光素子32−1から出力される電流量の関係を予め測定しておいた上で、分波動作時の受光素子32−1からの出力電流を測定することにより、この測定値と上記関係とから光ファイバ23−2から出力される光パワーを推定することができる。
光線分岐素子52−1に入射した波長多重光線のうち特定の波長域以外の光線は、光線分岐素子52−1により反射されて反射素子42−2に伝播し、この反射素子42−2で反射されて光線分岐素子52−2に入射する。この光線分岐素子52−2を透過した単色光線は、凹面ミラー6−3に入射し、殆どはファイバ結合用曲面61によって光ファイバ23−3へ、残りは受光素子結合用曲面62によって受光素子32−2へ反射される。
上述したような過程を光ファイバ23−1〜23−5,凹面ミラー6−1〜6−5,反射素子42−1〜42−4および光線分岐素子52−1〜52−3の間で繰り返すことにより、光ファイバ23−1から入射された波長多重光線を、分波された複数の単色光線として光ファイバ23−2〜23−5から取り出すとともに、受光素子32−1〜32−4からの出力電流を観測することによって、光ファイバ23−2〜23−5から出力される光パワーを推定することができる。
このように、本実施の形態によれば、凹面ミラー6が光ファイバ23の端面から入出射する光ビームと光線分岐素子52を通る光ビームとを結合させるファイバ結合用曲面61と、光線の一部を受光素子32に導入する受光素子結合用曲面62とから構成することにより、受光素子32の出力を検出することで分波または合波される光パワーを計測することができる。したがって、公知のパワーモニタを設ける必要がないので、小型化を実現することができる。
また、従来のように光パワーモニタを設けた場合には、チャネル毎に光コネクタで接続する必要があるため、接続作業が煩雑であり不便であった。しかしながら、本実施の形態によれば、パワーモニタを設けなくてよいので、煩雑な接続作業が不要となるため、利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態に係る光合分波器を合波器として用いる場合には、上述した分波動作における波長多重光線および単色光線の進行方向を逆向きにすることにより実現することができる。すなわち、光合分波器の外部から、光ファイバ23−2〜23−5にそれぞれ単色光線を入力することで、その複数の単色光線を合波された波長多重光線として、光ファイバ23−1から取り出すこととなる。このとき、受光素子32−1〜32−4からの出力電流を観測することにより、光ファイバ23−2〜23−5から入力された光パワーを推定することができる。
上述したように、本実施の形態に係る光合分波器を分波器として利用する場合は、図11に示すように、光線分岐素子52−1〜52−4から受光素子結合用曲面62−2〜62−5に入射する平行光線(またはわずかに拡散した光線)が受光素子32に集光されるように、受光素子結合用曲面62−2〜62−5の角度と曲率を設定する。一方、本実施の形態に係る光合分波器を合波器として利用する場合は、図12に示すように、光ファイバ23−2〜23−5から出射した拡散光線の一部が受光素子32に集光されるように、受光素子結合用曲面62−2〜62−5の角度と曲率を設定する。したがって、受光素子結合用曲面62−2〜62−5以外の構成要素は、合波器および分波器の何れに利用する場合でも、形状や配置等を変更することなく共通して用いることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、上述した第1の実施の形態と凹面ミラー6の構成が異なるものであり、その他の構成要素については同等である。したがって、第1の実施の形態と同等の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
<凹面ミラー6>
凹面ミラー6は、一直線上に設けられた複数の凹面ミラー6のうちの一端(本実施の形態では側壁部12c側)に形成され単一の曲面からなる凹面ミラー6−1と、図13,図14に示すように、ファイバ結合用曲面61と受光素子結合用面63の2つの曲面を有する凹面ミラー6−2〜6−nとから構成される。
ファイバ結合用曲面61は、光ファイバ23の端面から入出射する光ビームと光線分岐素子52を通る光ビームとを結合させるよう曲率や角度が設定されている。
受光素子用反射部として機能する受光素子結合用面63は、ファイバ結合用曲面61の略中央部に形成された曲面から構成される。このような受光素子結合用面63は、光線分岐素子52を透過し、凹面ミラー6に入射する光ビームの一部を受光素子32の方向に反射させるよう、曲面の曲率や角度が設定されている。なお、本実施の形態では、受光素子結合用面63をファイバ結合用曲面62から突出させた状態としている。これにより、受光素子結合用面63の面の傾斜角度を大きくすることができるので、受光素子32を設ける位置の自由度を高くすることができる。
光線分岐素子52を透過して凹面ミラー6に入射する光線はガウシアンビームであり、光軸の中心の光の強度が最も強く、光軸中心から周囲に行くにしたがって光の強度が弱くなる。本実施の形態では、強度が強い光軸の中心付近に受光素子結合用面63を設けることにより、第1の実施の形態のように光軸から離れた部分に受光素子結合用曲面62を設けた場合と比較して、同じ強度の光を反射させるための反射面の面積が小さくすむ。このため、本実施の形態は、第1の実施の形態と比較して、図15に示すように、受光素子結合用面63から受光素子32に向かう光線を細くすることができる。これにより、より面積の小さい受光素子32を用いることが可能となり、小型化を実現することができる。また、第1の実施の形態と同じ面積の受光素子32を用いた場合には、受光素子32を搭載する際の位置決め精度が低くてもよいので、光合分波器の組立を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態では、受光素子結合用面63が曲面から構成されるようにしたが、平面から構成されるようにしてもよい。
本発明は、光合分波器等の光モジュールに適用することができる。
本発明の光合分波器の構成を示す分解図である。 本発明の光合分波器の構成を示す斜視図である。 図2のI-I線断面図である。 (a)はメインブロックの構成を示す斜視図、(b)は要部断面図である。 ファイバユニットの構成を示す斜視図である。 (a)は受光素子ブロックの構成を示す平面図、(b)は側面図である。 (a)は導波ミラーブロックの構成を示す平面図、(b)は側面図である。 (a)はフィルタブロックの構成を示す平面図、(b)は(a)の反対側の面の平面図、(c)は側面図である。 光合分波器の動作を模式的に説明する斜視図である。 光合分波器の動作を模式的に説明する平面図である。 光合分波器が分波器として機能する場合の動作を模式的に説明する図である。 光合分波器が合波器として機能する場合の動作を模式的に説明する図である。 メインブロックの変形例を示す斜視図である。 凹面ミラーの変形例を説明するための斜視画像である。 光合分波器が合波器として機能する場合の動作を模式的に説明する図である。 従来の光合分波器の構成を示す分解図である。 従来の光合分波器の構成を示す平面図である。
符号の説明
1…メインブロック、2…ファイバユニット、3…受光素子ブロック、4…導波ミラーブロック、5…フィルタブロック、6…凹面ミラー、7…押さえ板、11…基部、12a,12b、12c…側壁、13…平面部、14…溝形成部、14a…溝、15…間隙部、16…ファイバユニット搭載部、16a…凹部、17…ミラーブロック保持部、17a…突起、18…フィルタブロック保持部、18a…突起、19…受光素子ブロック保持部、19a…平面、19b…突起部、21…下部保持基板、22…上部保持基板、23…光ファイバ、31…受光素子搭載基板、31a…下面、31b…上面、32…受光素子、33…電気コネクタ、41…支持部、41a…ミラー面、41b…接着面、42…反射素子、43…突起、51…支持部、52…光線分岐素子、53…孔、61…ファイバ結合用曲面、62…受光素子結合用曲面、63…受光素子結合用面。

Claims (3)

  1. 第1の方向から入射した光を第2の方向に反射する反射集光素子と、
    前記第1の方向および前記第2の方向のうち何れか一方の光軸上に配置され、光を波長に応じて透過または反射する光線分岐素子と、
    前記反射集光素子に入射された光の一部を第3の方向に反射する反射部材と、
    この反射部材によって反射された光のパワーを検出する受光素子と
    を備えることを特徴とする光合分波器。
  2. 前記反射集光素子は、凹面状のミラーから構成され、
    前記反射部材は、前記ミラーの周縁部に形成され、このミラーと角度が異なる反射面からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の光合分波器。
  3. 前記反射集光素子は、凹面状のミラーから構成され、
    前記反射部材は、前記ミラーの略中央部に形成され、前記ミラーと角度が異なる反射面からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の光合分波器。
JP2006272734A 2006-10-04 2006-10-04 光合分波器 Expired - Fee Related JP4408123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272734A JP4408123B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 光合分波器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006272734A JP4408123B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 光合分波器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008090136A true JP2008090136A (ja) 2008-04-17
JP4408123B2 JP4408123B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=39374323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006272734A Expired - Fee Related JP4408123B2 (ja) 2006-10-04 2006-10-04 光合分波器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4408123B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6386210B1 (ja) * 2018-01-12 2018-09-05 カラーリンク・ジャパン 株式会社 光学装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6386210B1 (ja) * 2018-01-12 2018-09-05 カラーリンク・ジャパン 株式会社 光学装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4408123B2 (ja) 2010-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4759380B2 (ja) 光通信用光学プリズム及び光送受信モジュール
JP2001296449A (ja) 角度が付けられた光学コネクタ
US10641966B2 (en) Free space grating coupler
CA2370746C (en) Wavelength compensated optical wavelength division coupler and associated methods
JP2002006155A (ja) 光合分波器及び光導波路を有する光システム
JP2008158001A (ja) 光結合器
JP6146573B2 (ja) レンズブロック及び光通信モジュール
JP2008275653A (ja) 光反射器及び光システム
JP4942775B2 (ja) コンパクトな分散システムを備える光学デバイス
JP4408123B2 (ja) 光合分波器
US10901160B2 (en) Multiplexer or demultiplexer module
KR20070031179A (ko) 역방향 클래딩모드 결합을 이용한 광신호 검출장치
JP4330560B2 (ja) 光分波器及び波長多重光伝送モジュール
JP2008090138A (ja) 光合分波器
JP2000147275A (ja) 光ファイバ
JP2008020721A (ja) 並列光送受信装置
JP2000131542A (ja) 光送受信モジュール
JP4764654B2 (ja) 光モジュール
JP3838563B2 (ja) 波長分割多重通信用光分波器、光合波器、及びそれらの製造方法
JP2003066271A (ja) 光波長分波素子
JP2007316475A (ja) 光モジュール
JP4225152B2 (ja) 光パワーモニタ装置
JP2019139147A (ja) 光モジュール
JP2006023500A (ja) 波長多重カプラ
JP2006084890A (ja) 光接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091104

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091105

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131120

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees