JP2008089192A - 溶解装置および溶解処理車 - Google Patents

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民雄 岡田
Tadao Sasaki
忠男 佐々木
Hideaki Ohashi
秀明 大橋
Yuzo Shimada
雄三 島田
Shinji Origuchi
真二 折口
Koji Kitatate
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【課題】溶解処理を効率よく行うことができる溶解装置および溶解処理車を提供する。
【解決手段】被溶解物を収容可能な導電性の容器11を備え、容器11を通電加熱することにより、収容された被溶解物を溶解して容器11の底部に形成される排出孔14を介して連続的に排出可能な溶解装置1であって、容器11の底部に連接し、容器11の下方に延びる導電性材料からなる筒状の発熱体15を備える溶解装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶解装置および溶解処理車に関する。
従来、建築物や構造物の解体現場において発生するアスベストを含む廃材や金属廃材等を処理するには、解体現場から離れた所に存在する埋め立て場、あるいは溶解処理施設に廃材を運搬し、埋め立て、または溶解処理することが行われている。溶解処理する装置としては、例えば、図7に示すように、容器101の内部に導電性発熱体102を充填し、容器101の周囲に配設された誘導コイル103に電圧を印加し、導電性発熱体102及び投入される物質104を誘導加熱し、排出孔105から連続的に溶解物を取り出す方式のものがある(例えば、特許文献1等参照)。
特開平8−260064号公報
しかしながら、建築物等の解体現場で発生する廃材を解体現場から埋め立て場または溶解処理施設まで運搬して処理するためには、解体現場において廃材を袋詰め等する作業や、運搬用のトラックに積み込む作業等が必要であり、また、埋め立て場、あるいは溶解処理施設においては、トラックからの廃材の積み下ろし作業が必要であり、廃材を効率的に処理することができないという問題があった。また、アスベストを含む廃材を処理するには、袋詰め作業中や、運搬途中においてアスベストが飛散するおそれがあり、法律上規定の処置及び、健康面からの防衛処置を施したとしても、環境上好ましくないという問題もあった。
また、上述の溶解装置においては、溶解物が容器から排出される際に、排出孔付近が空気により冷却されるので、排出孔で溶解物が凝固・閉塞する現象が生じやすく、廃材を連続的に効率よく溶解処理することが困難になるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、溶解処理を効率よく行うことができる溶解装置および溶解処理車を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、被溶解物を収容可能な導電性の容器を備え、前記容器を通電加熱することにより、収容された被溶解物を溶解して前記容器の底部に形成される排出孔を介して連続的に排出可能な溶解装置であって、前記容器の底部に連接し、前記容器の下方に延びる導電性材料からなる筒状の発熱体を備える溶解装置により達成される。
また、この溶解装置において、前記容器は、底板と前記底板の周縁部から立設する側壁とから構成されており、前記排出孔は、前記底板に形成されていることが好ましい。
また、前記排出孔は、前記側壁に形成されていることが好ましい。
また、前記側壁と前記発熱体とは一体的に構成されており、前記底板は、前記側壁に着脱自在に取り付けられていることが好ましい。
また、本発明の上記目的は、上記構成を備える溶解装置と、当該溶解装置用の電源装置とを搭載する溶解処理車により達成される。
本発明によれば、溶解処理を効率よく行うことができる溶解装置および溶解処理車を提供することができる。
以下、本発明に係る溶解装置ついて添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る溶解装置の概略構成断面図である。この溶解装置1は、図1に示すように、アスベストを含む廃材や金属廃材等の被溶解物を溶解する装置本体5と、装置本体5を支持する支持台60とを備えている。
装置本体5は、炉体10、上部ガイド体20、下部ガイド体30、投入器40および耐火構造体50を備えている。
炉体10は、アスベストを含む廃材等の被溶解物を連続的に溶解処理可能な構造体であり、容器11、発熱体15、上部電極18および下部電極19を備えている。容器11は、被溶解物を収容する容体であり、通電すると発熱する導電性材料から形成されている。このような導電性材料としては、例えば、カーボンや、黒鉛、炭化珪素等を含む耐火物などを使用でき、電気比抵抗値が、例えば、2×10−3Ω・cmから8×10−3Ω・cmであることが好ましい。この容器11は、底板12と、この底板12の周縁部から立設する側壁13とを備えており、底板12の中央部には、溶解した被溶解物(溶解物)を連続的に排出可能な排出孔14が形成されている。
発熱体15は、容器11の底部に連接し、当該容器11の下方に延びる筒状の部材であり、容器11の側壁13と一体的に構成されている。この発熱体15は、通電すると発熱する導電性部材から形成されている。発熱体15を構成する導電性部材としては、上述の容器11を構成する導電性部材と同様な材料を使用できる。また、発熱体15の電気比抵抗値は、例えば、2×10−3Ω・cmから8×10−3Ω・cmであることが好ましい。
上部電極18および下部電極19は、容器11の側壁13の上端部および発熱体15の下端部にそれぞれ取り付けられている。これら上部電極18および下部電極19は、図1のA−A断面図である図2に示すように、側壁13の上端部の周面および発熱体15の下端部の周面を取り囲むようにして取り付けられるリング状取付部18a,19a、および、このリング状取付部18a,19aの周縁から径方向外方へ張り出す張出部18b,19bを備えている。この張出部18b,19bは、図示しない電線を介して、図示しないサイリスタ整流器等の電源装置に接続されている。このような構成により、上部電極18と下部電極19との間に電圧を印加でき、底板12を挟んだ炉体10の上下方向両側に通電領域を形成することができる。
上部ガイド体20は、容器11の側壁13の上端部に連接する耐火性を有するパイプ状部材であり、後述する投入器40に投入された被溶解物を炉体10に導く機能を有している。この上部ガイド体20は、例えば、SiC,AL等の断熱耐火物により形成することができる。
下部ガイド体30は、容器11の底板12を介して落下する溶解物を後述する載置台61の載置台貫通孔63を介して支持台60の下部空間64に配置される収納容器65に導くためのパイプ状部材であり、炉体10と載置台61との間に配置される。この下部ガイド体30は、三層構造を有しており、その最内層30aおよび最外層30bは、例えば、AL、SiO等の断熱耐火物により形成されており、最内層30aおよび最外層30bで挟まれる中間層30cは、AL、SiO等の耐火物充填材を最内層30aおよび最外層30bの間に充填することにより構成されている。また、最外層30bの上端が、発熱体15の下端に接続し、最内層30aおよび中間層30cが、容器11の底板12と接続するように構成されている。
投入器40は、アスベストを含む廃材等の被溶解物を炉体10内部に投入する投入口を構成する部材であり、上部ガイド体20の上端部に取り付けられている。
耐火構造体50は、炉体10、上部ガイド体20の一部分および下部ガイド体30の周囲を取り囲むようにして配置される構造体であり、充填層51およびこの充填層41の周りに配設される耐火ボード52を備えている。充填層51は、炉体10、上部ガイド体20の一部分および下部ガイド体30と、耐火ボード52との間にAL、SiO等の耐火物充填材を充填することにより構成されている。
支持台60は、装置本体5が載置される載置台61と、この載置台61を支える支柱62とを備えている。載置台61は、平板状部材から形成されており、その中央部に載置台貫通孔63が形成されている。載置台貫通孔63は、装置本体5の容器11の底部に形成される排出孔14を介して連続的に落下する溶解物が通過できるように構成されている。
支柱62は、載置台61の四隅に配置されており、載置台61の下部に下部空間64を形成するようにして載置台61を支持している。この下部空間64は、装置本体5から連続的に排出される溶解物を収納する収納容器65が配置できる程度の大きさに構成されている。なお、収納容器65は、セラミック等の耐熱性を有する材料から形成されている。
このように構成された溶解装置1を用いてアスベストを含む廃材や金属廃材等の被溶解物を溶解処理する方法について以下説明する。
まず、投入器40に被溶解物を連続的に投入する。被溶解物の投入量は、溶解装置1の溶解処理速度を適宜確認しながら決定する。投入された被溶解物は、上部ガイド体20を介して、炉体10の容器11に収容される。次に、図示しない電源装置をオンにして、上部電極18と下部電極19との間に電圧を印加することにより、炉体10に通電する。炉体10に電流が流れることにより、炉体10が発熱し、容器11に収容された被溶解物が溶解する。炉体10を通電加熱することにより発生した熱の一部は、上部電極18および下部電極19を介して放熱されるので、炉体10における温度分布は、炉体10の中央部近傍の温度が最も高く、炉体10中央部近傍から炉体10の上下端に向けて温度が徐々に低下する温度分布となる。
溶解した被溶解物は、容器11の底部に形成された排出孔14を介して連続的に排出される。排出孔14から排出された溶解物は、下部ガイド体30を介して容器11下方に落下し、支持台60の下方空間に配置される収納容器65に収納される。収納容器65に収容された溶解物は、適宜な方法により廃棄処分されたり、再利用に供される。
被溶解物が、例えば、アスベストを含む廃材である場合には、当該廃材の温度を例えば1500℃程度に加熱することにより、アスベストの針状結晶組織がなくなり無害化することができる。また、被溶解物の溶解を容易にするため、硼砂等の融点降下剤を添加してもよい。その際、融点降下剤は、多いほど融点が下がって溶けやすくなるが、その分、被溶解物の量が減って処理効率が低下したり、硼砂等の融点降下剤が容器等を損傷させるという問題がある。したがって、例えば、被溶解物がアスベスト廃棄物である場合、水:硼砂=1:0.5〜3の重量比で水に硼砂を均一に混合した硼砂スラリーを、アスベスト廃棄物:硼砂スラリー=1:0.5〜2の重量比となるようにアスベスト廃棄物に添加することが好ましい。硼砂スラリーをアスベスト廃棄物に添加する方法としては、硼砂スラリー中へのアスベスト廃棄物の浸漬や、アスベスト廃棄物への硼砂スラリーの吹き付けなどを例示することができる。なお、このようなアスベスト廃棄物への硼砂スラリーの添加は、アスベストの飛散防止用としても効果的である。
本実施形態においては、被溶解物が収容される容器11の底部に連接し、容器11の下方に延びる筒状の導電性を有する発熱体15を備え、容器11の底部を挟んだ側壁13と発熱体15とを通電加熱することができる構成を有しているので、通電加熱される炉体10における高温領域に容器11の底部近傍を配置することができる。これにより、容器11に収容される被溶解物を効率よく加熱して溶解させることができる。また、炉体10における高温領域に容器11の底部に形成される排出孔14も配置されることになるので、排出孔14を通過する溶解物の温度が低下することを抑制し、排出孔14において溶解物が凝固し、当該排出孔14が閉塞する現象が生じることを効果的に防止することができる。これにより、溶解した被溶解物を連続的にかつ迅速に排出することができ、被溶解物の連続溶解処理を効率よく行うことが可能になる。
また、容器11の底部に連接する発熱体15を筒状に構成しているので、当該発熱体15を通電加熱することにより、発熱体15を効率よく迅速に加熱することができる。発熱体15に発生する熱は、熱伝導により容器11の底板12に伝わるので、容器11の底部を効率よく加熱することができる。
また、容器11内において溶解した被溶解物を外部に排出する排出孔14が容器11の底板12に形成されているため、溶解した被溶解物は、その自重により容器11内から外部に直ちに排出されることになり、被溶解物の溶解処理を効率よく行うことができる。
次に、本発明に係る溶解処理車について図3(a)および図3(b)を参照して説明する。図3(a)は、溶解処理車70の概略構成側面図、図3(b)は、溶解処理車70の概略構成平面図である。図3(a)および図3(b)に示すように、溶解処理車70は、車両本体71と、この車両本体71に搭載される溶解装置1、溶解装置1を収容する溶解装置収容体72、集塵排ガス処理装置73、溶解装置用電源装置74および発電機75とを備えている。溶解装置1については、上述の構成と同様であるため、詳細な説明を省略する。
車両本体71は、溶解装置収容体72、集塵排ガス処理装置73、溶解装置用電源装置74および発電機75が搭載される荷台76を有する運搬車であり、例えば、トラックが好ましく使用される。
溶解装置収容体72は、内部空間を有する密閉型のケーシングであり、上部にアスベストを含む廃材等の被溶解物を投入する被溶解物投入口77を供えている。また、被溶解物投入口77から投入される被溶解物を溶解装置1の投入器40に導く投入ダクト78を備えている。
集塵排ガス処理装置73は、溶解装置1による被溶解物の溶解処理によって発生する煙や埃などを処理する装置であり、排気ダクト79を介して溶解装置収容体72内と接続している。
溶解装置用電源装置74は、溶解装置1に電力を供給するサイリスタ整流器等の電源装置であり、電線80,80を介して溶解装置1の上部電極18および下部電極19と接続している。
発電機75は、溶解装置用電源装置74、集塵排ガス処理装置73を駆動するための電力供給源である。なお、解体現場において、集塵排ガス処理装置73を駆動する電力を確保することができる場合には、この発電機75を車両本体71に搭載する必要はない。
また、溶解装置収容体72、集塵排ガス処理装置73、溶解装置用電源装置74および発電機75のそれぞれの底部には、例えば、キャスタが取り付けられており、これらが、車両本体71に対して積み下ろし可能に構成されている。
このように構成された溶解処理車70によれば、例えば、アスベストが使用された建築物や構造物の解体作業を行っている解体現場に溶解装置1を運搬することができ、その解体現場において、アスベストを含む廃材を効率よく溶解処理し、アスベストの無害化処理を迅速に行うことが可能になる。その結果、解体現場から離れた所にある溶解処理施設にアスベストを含む廃材を解体物姿のままで収集運搬する必要がなくなり、アスベストを含む廃材の運搬途中におけるアスベストの飛散を確実に防止することができる。
なお、本実施形態に係る溶解処理車70は、解体現場において発生するアスベストを含む廃材以外の金属廃材を溶解処理できることはいうまでもない。
以上、本発明に係る溶解装置1の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は上記実施形態に限定されず、例えば、容器11を構成する底板12を容器11の側壁13に対して着脱自在に取り付けることができるように構成してもよい。容器11の側壁13に底板12を着脱自在に取り付ける構成としては、例えば、図4に示す炉体10の要部拡大断面図に示すような構成を例示することができる。図4に示す構成においては、底板12の外周縁が容器11の側壁13の内周面と摺接するように底板12を形成すると共に、容器11の側壁13の内周面に、底板12を載置することができる突起90を設けることにより、底板12が側壁13に対して着脱自在に取り付け可能となるように構成している。このような構成により、炉体10の製造が容易になり、製造コストを低下させることが可能になる。なお、このように底板12を側壁13に対して着脱自在となるような構成を採用する場合、底板12および側壁13を同程度の膨張係数を有する材料から形成することが、耐久性の観点からは好ましい。
また、図4に示すように、排出孔14の周りを取り囲んで底板12の上面から立設する筒体22と、当該筒体22の上部開口を塞ぐ蓋体23とを有する溶解液貯留補助体21を備える構成を採用することもできる。筒体22の側壁には、複数の流出孔24が同一高さにて形成されており、容器11の内部空間が流出孔24を介して排出孔14と連通している。このような構成によれば、底板12と流出孔24との間に溶解した高温の被溶解物を貯留することができる。この結果、容器11底部に貯留される高温の溶解した被溶解物の熱を利用して、容器11に収容され、未だ溶解していない被溶解物の溶解を促進することができ、被溶解物の溶解処理を効率よく行うことが可能になる。
また、本実施形態においては、発熱体15を容器11の側壁13と一体的となるように構成しているが、このような構成に特に限定されず、例えば、発熱体15を別体として形成し、連結部材を介して容器11の底部に連結する構成を採用することもできる。
また、本実施形態においては、容器11の底板12に排出孔14を形成するように構成しているが、例えば、図5に示すように、容器11の側壁13に排出孔14を形成するような構成を採用することもできる。なお、図5においては、溶解した被溶解物を収納容器65に導く配管91を排出孔14に取り付けている状態を示している。このような構成によれば、容器11の底部において、底板12に対する排出孔14の高さ方向位置を適宜設定することにより、底板12と排出孔14との間に溶解した高温の被溶解物を貯留することができる。この結果、排出孔14に溶解物の凝固や閉塞が発生することを防止するという上述の効果を維持しつつ、容器11底部に貯留される高温の溶解した被溶解物の熱を利用して、未だ溶解していない被溶解物の溶解を促進することができ、被溶解物の溶解処理を効率よく行うことが可能になる。
また、本実施形態においては、炉体10を通電加熱する通電加熱手段として、容器11の側壁13の上端部に上部電極18を取り付けると共に、発熱体15の下端部に下部電極19を取り付け、両者間に電圧を印加することにより容器11および発熱体15に対して通電を行って、容器11および発熱体15を加熱する構成を採用しているが、このような構成に特に限定されない。例えば、図6に示すように、耐火構造体50を介して容器11および発熱体15の周囲に誘導コイル92を配設して、当該誘導コイル92に電圧を印加することにより、容器11および発熱体15に渦電流を通電させて、容器11および発熱体15を加熱するように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る溶解装置を示す概略構成断面図である。 図1のA−A断面を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る溶解処理車を示す(a)概略構成側面図および(b)概略構成平面図である。 図1に示す溶解装置の変形例を示す要部拡大断面図である。 図1に示す溶解装置の他の変形例を示す概略構成断面図である。 図1に示す溶解装置の更に他の変形例を示す概略構成断面図である。 従来の溶解装置を示す概略構成断面図である。
符号の説明
1 溶解装置
5 装置本体
10 炉体
11 容器
12 底板
13 側壁
14 排出孔
15 発熱体

Claims (5)

  1. 被溶解物を収容可能な導電性の容器を備え、前記容器を通電加熱することにより、収容された被溶解物を溶解して前記容器の底部に形成される排出孔を介して連続的に排出可能な溶解装置であって、
    前記容器の底部に連接し、前記容器の下方に延びる導電性材料からなる筒状の発熱体を備える溶解装置。
  2. 前記容器は、底板と前記底板の周縁部から立設する側壁とから構成されており、
    前記排出孔は、前記底板に形成されている請求項1に記載の溶解装置。
  3. 前記容器は、底板と前記底板の周縁部から立設する側壁とから構成されており、
    前記排出孔は、前記側壁に形成されている請求項1に記載の溶解装置。
  4. 前記側壁と前記発熱体とは一体的に構成されており、
    前記底板は、前記側壁に着脱自在に取り付けられている請求項2又は3に記載の溶解装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の溶解装置と、前記溶解装置用の電源装置とを搭載する溶解処理車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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