JP2008086736A - ラック体 - Google Patents

ラック体 Download PDF

Info

Publication number
JP2008086736A
JP2008086736A JP2006299596A JP2006299596A JP2008086736A JP 2008086736 A JP2008086736 A JP 2008086736A JP 2006299596 A JP2006299596 A JP 2006299596A JP 2006299596 A JP2006299596 A JP 2006299596A JP 2008086736 A JP2008086736 A JP 2008086736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
parts
rack
plates
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006299596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4917407B2 (ja
Inventor
Kenji Matsunaga
謙二 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2006299596A priority Critical patent/JP4917407B2/ja
Publication of JP2008086736A publication Critical patent/JP2008086736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4917407B2 publication Critical patent/JP4917407B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】 各種ラック体は段高さ、段数、収納面積等が固定しているため、ラック段高さ、段数、収納面に合わせて収納物や設置場所等を選ばなければならず、収納物や設置場所によっては収納できず、好みの場所に自由に設置できない。CDやDVD等の枚数の変動に対応できず、本棚、シューズ及びマガジンラック、皿ラック等についても同様である。事務用机上や食卓上を整理するテーブルラックや食卓ラックも未だ市場にない。
【解決手段】 透孔が穿設されたパーツ板と、一体形成された連結凹部によりパーツ板に交叉連結されるパーツ柱と、パーツ柱に外嵌される第1リング部及び透孔に重なる第2リング部とを一連一体形成してなる複連リングと、透孔と第2リング部とに挿通固定してパーツ柱を位置決めする位置決めピンと、透孔と連結孔とに位置決めピンを挿通固定して隣接するパーツ板を平面連結する連結具とを具備し、所望のラック体を自在形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、物品を収納して整理するラック体に関するものである。
物品を収納整理するラック体として最もシンプルな本立てや本棚、CD、DVDラック、ワゴン等の他、シューズラック、マガジンラック、植木鉢台、皿ラック、AVラック、スリッパラック等がある。
現在、市販の各種ラック体は収納面広さ、段高さ及び段数等の寸法形状が製造時に決定し、固定している。そのため、ラックの寸法形状や段高さ及び段数に合わせて収納物や設置場所等を選ばなければならず、それにより収納物や設置場所によってはラック段高さや寸法等に制約されて収納できなかったり、好みの場所に自由に設置できない課題が生じる。又、形も一様に画一的な角形に製作されたものが大半で、デザイン性に乏しい。
又、CDやDVD等は逐次、増えて常に枚数が変動するが、ラック段数や収納面積は固定しているため、枚数の変動に自在に対応できず、本棚やシューズラック、マガジンラック、皿ラック等についても同様である。又、事務机上は通常、本やパソコン、書類、文具等が置かれ、乱雑になり易いが、それらを収納して机上を整理するテーブルラックは市場に未だない。又、食卓上も同様に食器や食材等に占有され、乱雑になり易いが、それらを収納して卓上を整理する食卓用テーブルラックも未だ市場に現われていない。
本発明は上述の課題を解決し、収納に係る物品の大きさや数量及び設置場所に合わせて段高さ、段数及び収納面積を所望値に選択して自由に組み立て、様々な物品を収納整理する万能ラック体を提供することを目的とする。
本発明は、周縁部に沿って所定数と径の透孔が穿設された所定形状と厚さの複数のパーツ板と、一体形成された連結凹部を前記周縁部に嵌めてパーツ板に交叉連結される複数のパーツ柱と、パーツ柱に外嵌される第1リング部及び前記透孔に重なる第2リング部とを一連に一体形成してなる複連リングと、第1リング部が外嵌されたパーツ柱の連結時に重なった前記透孔と第2リング部とに挿通固定してパーツ柱をパーツ板に位置決めする位置決めピンと、隣接するパーツ板に跨がる面及び前記各透孔に重なる連結孔を有し、重なった各透孔と連結孔とに位置決めピンを挿通して固定して異なるパーツ板を平面連結する連結具とを具備し、パーツ板とパーツ柱とを交叉連結すると共に、パーツ板同士を平面連結し、所望の段数、段高さ及び収納面積のラック体を自在形成したことを特徴とする。
上記解決手段による作用を次に述べる。まず各種長さのパーツ柱を同じ長さ毎に複数本ずつ用意し、同形のパーツ板を所定間隔開けて上下配置し、複連リングの第1リングに嵌挿されたパーツ柱の連結凹部を上下各パーツ板周縁部に嵌める。次に、パーツ板の透孔と、複連リングの第2リングとを重ね合わせて位置決めピンを両者に同時に挿通固定し、パーツ柱をパーツ板に交叉連結する。この時、連結凹部内でパーツ板との間に僅かな隙間があってもパーツ柱は凹部により隙間高さの範囲で上下に規制される。且つ、複連リングにより横に位置規制されるため、パーツ柱がパーツ板より外れることはなく、ラック据え置き時、パーツ板は静止していて物品収納に支障は発生しない。又、同一パーツ板の特定の透孔の少なくとも両隣の透孔を空けて他段パーツ柱の連結に用いる。次に、パーツ板の上又は下に他段のパーツ板を配置し、所望長さの他のパーツ柱を先のパーツ柱より位置をずらせてパーツ板に交叉連結し、複数のパーツ板を縦に連結する。上記動作を繰り返してパーツ板を必要数だけ縦に所定間隔毎に連結し、所望の各段高さと段数のラック体を形成する。又、パーツ板の空き透孔を利用し、連結具の連結孔に透孔を重ねて位置決めピンにて挿通固定し、異なるパーツ板を連結具にて平面連結し、収納面積を自在に設定する。
上述したように、本発明によれば、パーツ板に穿設した透孔を利用し、パーツ柱と複連リングと位置決めピンとでパーツ板を所定間隔毎に縦に連結し、且つ、連結具と位置決めピンとでパーツ板を横に平面連結する。パーツ柱はラック段毎に分離独立し、且つ、各段パーツ柱の長さを各種揃えることにより各段を収納物高さに合わせて所望高さに選択的に自由に設定でき、段数も設置場所や収納物等、使用状態に合わせて自在に高く又は低く増減できる。又、パーツ板を連結具にて平面連結し、同様に設置場所や広さ、収納物の大きさや量に合わせて収納面積や形までも自在に選択できる。これにより収納物品や設置場所に応じてラック段数や段高さ及び収納面積や形まで自在に設定できる。例えば事務机の机上面に合わせてラックを組み立ててテーブルラックとすると、本、書類、パソコン、文具等、事務机上の物品整理に甚だ有用である。このようなテーブルラックは未だ市場に現われていない。同様に食卓面の形状や大きさ等に合わせてラックを組み立てて食卓ラックとし、食器や調味料、菓子や果物等、家庭やレストランの食卓上の小物整理に適用できる。又、小型タンス上や部屋の隅等、少しでも空きスペースがあれば、そこに設置して大小生活用品を収納整理できる。又、机や食卓は常に人目に触れるため、円形や三角形等、方形以外の形を組み立て、ラック自体に造形性を持たせて見栄えを良くし、デザイン性を高めることができる。又、回転ラックをレストラン等に設置して食器や調味料等を載せ、それらに手が届く位置までラックを回転させると、取り易くなって甚だ有用である。
既存の本立て、CD、DVDラックは方形パーツ板、植木鉢ラックは円形パーツ板、シューズラックやスリッパラックは楕円形パーツ板でそれぞれ組み立て、マガジンラックや皿ラックは方形や円形各パーツ板を壁面として横置きに組み立て、その他、各種一般物品の収納にも適用可能な万能ラック体を提供できる。しかも本、CD、DVD、雑誌、靴、スリッパ、皿等、これらの物品は常に数量が変動するが、その増減に応じて、又、設置場所に応じて自在にラック段数、各段高さ、収納面積等を選択的に任意に設定及び変更できる。又、パーツ柱は各段毎に分離独立しているため、部品としては短く、パーツ板も部品の状態では小さく、それぞれ場所を取らない。つまり、パーツ板、パーツ柱、複連リング、位置決めピン及び連結具の各部品は小物で、部品状態でコンパクトにまとめられるため、収納や搬送、持運びが容易で、例えば職場や家庭等の日常生活以外の場所、例えば入院時に病室で時計やタオル、その他の日用品等、小物の収納整理に使用できる。且つ、各部品は単体で個々に独立しているため、それらの内、個々に不良が発生しても不良の単体だけを取り替えるだけで支障なく所望のラック体を形成できる。しかも、ラック体は使用者が所望の形体に自在に組み立てて形成されるもので、従って、製造時の組立コストは不要となり、大幅なコスト低減を図れる。
本発明の実施の形態を図1〜図10を参照して以下に説明する。まず図1(a)〜(l)において(1)はパーツ板、(2)はパーツ柱、(3)は複連リング、(4)は位置決めピン、(5)は連結具である。パーツ板(1)は、図1(a)(b)に示すように、周縁部に沿って所定位置に所定数と径の透孔(1a)が穿設された所定形状と厚さの複数の平板体(図示例は正方形板)で、例えば所定厚みの合板を切断成形すれば良い。パーツ柱(2)は、図2(c)(d)(e)に示すように、側面上下各部に所定深さの連結凹部(2a)が一体形成された所定長さと径の丸棒体で、連結凹部(2a)をパーツ板(1)の周側縁部に嵌めてパーツ板(1)に交叉連結され、金属やプラスチック、木材等から形成し、各種長さを揃えておく。パーツ板(1)の板厚(h)はパーツ柱(2)の連結凹部(2a)の縦幅(h)に等しくしておく。
複連リング(3)は、図1(f)に示すように、大小各円形の第1リング部(3a)及び第2リング部(3b)を横一連に一体形成してなる8字型の二連リングである。第1リング部(3a)のリング内径(r)はパーツ柱(2)の横断面径(r)に等しく、パーツ柱(2)に外嵌される。第2リング部(3b)のリング内径(s)は透孔(1a)の孔径(s)に等しい。位置決めピン(4)は、図1(g)に示すように、ねじ径(s)の所定長さのボルトで、図1(h)はそれに対応するナット(4a)を示す。連結具(5)は、図1(j)〜(l)に示すように、断面コ字状に成形した抱持翼(5a)を開口側を互い違い異方向に向けて千鳥足状に複数連(図示例では、三連)一体形成したもので、図示の他、三連以上の多連に形成しても良い。各抱持翼(5a)には対向面所定位置に上下同時貫通する孔径(s)の連結孔(5b)が穿設され、その翼間高さ(h)をパーツ板(1)の板厚(h)に等しくする。抱持翼(5a)は、例えば図1(i)に示すように、金属平板を抱持翼展開形状に打ち抜き成形して連結孔(5b)を穿設したもの(5c)を幅(h)を残して互い違いにそれぞれ異方向に断面コ字形に折曲又はプレス成形すれば良い。或いは、金型でコ字一体成形しても良い。
上記構成に基づき本発明の動作(機能)を次に説明する。まず図2(a)(b)に示すように、複連リング(3)の第1リング(3a)をパーツ柱(2)の上下各連結凹部(2a)の上側近接位置にそれぞれ嵌め込む。次に、図2(c)(d)に示すように、連結凹部(2a)をパーツ板(1)の周側縁部に嵌めて複連リング(3)の第2リング(3b)を透孔(1a)に重ねる。そして、位置決めピン(4)のボルトをパーツ板(1)の上方から第2リング(3b)及び透孔(1a)に同時に挿通し、パーツ板(1)の下面側でナット(4a)を位置決めピン(4)に螺合してナット締めする。そして、図2(d)に示すように、一本のパーツ柱(2)の上下各連結凹部(2a)により2枚のパーツ板(1)を縦連結すると、パーツ柱(2)の長さに応じた段高さのラック段が形成される。
例えば図2(e)(f)に示すように、上中下各段に位置する各パーツ板(1x)(1y)(1z)により3段ラックを形成する場合、上中各パーツ板(1x)(1y)の各透孔(1a)の一つ置きにパーツ柱(2)を連結して上中各パーツ板(1x)(1y)を縦連結する。次に、中下各パーツ板(1y)(1z)の空き透孔(1a)により中下各パーツ板(1y)(1z)を縦連結すると、上中下3段ラックが形成される。図示例では、複連リング(3)及び位置決めピン(4)によるパーツ柱(2)の位置決め構造を図示すべきを省略し、例えば図示下方側(A)でパーツ柱(2)を省き、収納物出し入れ用として開放しておく。同様に他のパーツ板(1)を上下任意に縦連結してラック段数を自在増減できる。又、相異なる長さの各種パーツ柱(2)を長さ毎に複数組、予め用意し、それらを選択的に用いて各段高さを収納物や設置場所等、好みに合わせて任意に調節できる。
図2(g)(h)に示すように、パーツ板形状を円形板(1c)や正三角形板(1t)にして同様にラック段を形成しても良い。図2(i)に示すように、連結凹部(2a)の上内壁面又は下内壁面にスペーサ(6)を貼り付けて凹部縦幅(h)をパーツ板(2)の板厚(h)に合わせて調節しても良い。図2(j)に示すように、パーツ柱(2p)の側面に形成した浅目凹部に連結凹部(2a)に代えて金属等のコ字部材(2q)をねじ(2r)等で固定し、コ字対向面に連結孔(2s)を穿設する。図2(k)に示すように、パーツ柱(2t)の上下部の各反対側面にそれぞれ連結凹部(2u)(2v)を形成しても良い。又、図2(a)の二点鎖線に示すように、パーツ柱(2)の中間位置に三番目の連結凹部(2a’)を設けて三段同時連結し、或いはそれ以上に連結凹部を設けて三段以上に多段連結しても良い。
次に、図3(a)(b)に示すように、同一連結具(5)の異方向の各抱持翼(5a)に隣り合う相異なるパーツ板(1)の周縁部を嵌め込んで透孔(1a)と連結孔(5b)とを重ねる。且つ、両孔内に位置決めピン(4)を同時挿通してパーツ板下面側でナット締めし、連結具(5)によりパーツ板(1)同士を平面連結してラック板を形成し、収納面積を任意に調節する。この時、図示しないが、3連の抱持翼(5a)を持つ連結具(5)をパーツ板(1)の透孔(1a)の位置と数に応じて周縁部に適宜、必要数だけ配置してパーツ板(1)を平面連結する。図3(c)に示すように、隣り合う抱持翼(5a)の境界線で両側の抱持翼(5a)を曲線に沿うように所定角度内方に屈曲させれば、例えば円形体パーツ板(1c)の周縁に包持翼(5a)を沿わせてパーツ板(1c)同士を平面連結できる。図示しないが、隣り合う抱持翼の境界を蝶番で形成して自在に屈曲させれば、円形を含み様々な周縁曲線を持つパーツ板の平面連結に対応できる。
次に、連結具(5)の他の実施例を図3(d)〜(r)を参照して示す。図3(d)に示す連結具(7)は横2連に繋がった抱持翼(7a)の両側に異方向の各抱持翼(7b)を一連に一体形成し、連結孔(7c)を穿設したもので、図3(e)に示す連結具(8)は5連の抱持翼(8a)を互い違い異方向に向けて千鳥足状に一体形成する。図3(f)〜(i)に示す連結具(9)はパーツ板(1)の板厚(h)が薄くて十分な連結強度を確保できない場合に対応する。例えば3連抱持翼の場合、図3(f)(g)に示すように、互いに分離独立した3個の断面コ字状抱持翼(9a)に連結孔(9b)を穿設し、互い違い異方向に向けて千鳥足状に整列配置する。次に、所定径の連結線材(9c)を抱持翼(9a)に側方から挿通して屈曲部位で接着剤や溶接等にて抱持翼(9a)に固定し、図3(h)(i)に示す3連抱持翼(9a)の連結具(9)を形成する。
次に、図3(j)〜(m)に示す連結具(10)の場合、図10(j)(k)に示すように、連結孔(10c)を穿設した十字形板材(10d)の各対向突片(10a’)(10b’)を点線部で各異方向に折曲し、図10(l)(m)に示すコ字形各抱持翼(10a)(10b)が交叉した連結具(10)を形成し、相異なるパーツ板(1)を端面で立体的に交叉連結するもので、一実施態様として挙げておく。図3(n)に示す連結具(11)はコ字成形した抱持翼(11a)に連結孔(11b)を穿設し、別異のパーツ板(1)を連結具(5)により連結後、露出した端面を抱持して補強的に連結する。例えば図3(o)に示すように、連結具(5)で平面連結した相異なるパーツ板(1)の露出端面を両方同時に跨がるように抱持して連結補強し、各パーツ板(1)上で位置決めピン(4)を連結孔(11b)に挿通して位置決め固定する。
図3(p)(q)に示す連結具(12)は三連各抱持翼を板バネ材で形成して連結孔を省略した連結具で、板バネの弾圧力にてパーツ板に固定し、作業を簡略化する。尚、図3(q)に示すように、抱持翼(12a)を開口(12b)に向かって徐々に幅狭にして弾圧力を確保すると共に、開口先端を外に向かって拡開成形し、パーツ板(1)の端部に嵌め込み易くする。図3(r)に示すように、パーツ板(1)の側端面に穿設したピン孔(1p)に連結ピン(1q)を挿入して隣り合うパーツ板(1)を平面連結する。図3(s)(t)に示すように、一対の連結孔を有する連結平板(1r)を隣接するパーツ板(1)の各表面に跨がって、又は表裏各面においてそれぞれ跨がってあてがって位置決めピン(4)で固定し、異なるパーツ板(1)を平面連結しても良い。尚、位置決め用連結孔は、隣接するパーツ板に跨がって一対、又は複数対としても良い。
本発明のパーツ板(1)、パーツ柱(2)、複連リング(3)、位置決めピン(4)及び連結具(5)を用いて形成される各種ラック体の実施態様を図4〜図10を参照して示す。まず図4(a)は正方形板のパーツ板(1)からなる最もシンプルな形状のラック体(13)を示す。同図は要部であるパーツ板(1)及びパーツ柱(2b)(2c)のみ図示して両者交叉連結に必要な透孔(1a)、複連リング(3)及び位置決めピン(4)は図示すべきを省略し、パーツ柱(2b)(2c)を各一実線で示して簡略化し、以下同様である。同図に示すように、ラック体(13)は相異なる長さのパーツ柱(2b)(2c)を相互にずらせて透孔(1a)(上述図示せず)一つ飛びに組み付けてパーツ板(1)に交叉連結したもので、各パーツ板(1)の他の空き透孔にパーツ柱を連結して段数を上又は下に適宜、延ばせる。上記と異なる長さのパーツ柱を用いれば、所望段を必要な高さに設定して各種高さの収納物に対応でき、図4(a)の図示二点鎖線は三個の連結凹部を設けた三段連結パーツ柱(2w)を示す。
図4(b)は円形パーツ板(1c)からなるラック体(14)を示し、これにより従来見られない見た目に柔らかく優美な外観の円形ラック体(14)を提供できる。図4(c)〜(k)はパーツ板の各種実施態様を示し、パーツ板(1)は既述の正方形板、パーツ板(1b)は正方形板(1)の各隅部(1d)を平坦化してパーツ柱(2)を連結可能とし、パーツ板(1t)(1c)は既述の正三角形と円形の各板である。パーツ板(1e)は四部円形板、パーツ板(1f)は正三角形板の角部を平坦化してパーツ柱(2)を連結可能とし、パーツ板(1g)(1h)(1i)は扇形板と半円形板と楕円形板である。上記各パーツ板(1)〜(1i)において透孔(1a)は図示すべきを省略し、図示例の他、様々な形状のパーツ板を必要や好みに応じて任意に形成しても良い。
図4(l)(m)(o)(p)(n)は各パーツ板(1)〜(1i)を選択的に平面連結して形成した多様な形状のラック板の各実施態様を示し、収納物や設置場所或いは外観デザイン等に応じて好みの形状を自在に組み立てる。ラック板(15)は正方形パーツ板(1)を平面連結した自在角形板、ラック板(16)は正三角形パーツ板(1t)を平面連結した正六角形板、ラック板(17)はパーツ板(1)(1e)を組み合わせて平面連結した長円形板、ラック板(18)はパーツ板(1g)を組み合わせて連結したS字形板、ラック板(19)は円形パーツ板(1c)を十字形に組み合わせて平面連結してなる。図4(q)はパーツ板を縦横任意に組み合わせて形成したラック体(20)の一例を示す。上記ラック板及びラック体は図示例の他、縦横様々な形状を任意に形成できる。
前述の本発明ラック体は位置決めピンや連結具等による微小な凹凸が収納表面に生じる。一方、CD、DVDラック及び本棚等において収納面凹凸はCD、DVD及び書籍等の出し入れ等に幾分障害となるため、物を載せる収納面は平坦であることが望ましい。そこで、図5(a)〜(k)はCD、DVDラック及び本棚等、収納面が平坦であることを要するラック体に対応する各実施態様を示す。図5(a)(b)において(1)(2)(3)(4)(5)は既述のパーツ板、パーツ柱、複連リング、位置決めピン及び連結具で、(21)は本発明シート板である。シート板(21)は底面に脚ピン(21a)が一体に突設された所定厚と面積及び形状の板材で、パーツ板(1)上に載せて位置決めピン(4)や連結具(5)を隈無く覆い、それらによる収納面の凹凸を解消して平坦化し、その上にCD、DVD、書籍等を載せて収納する。図5(a)(b)の鎖線で示すパーツ柱(2f)は収納物の出入り側にシート板(21)と表面高さを揃えて組み込まれた短めのパーツ柱で、シート板(21)の出入り側周端部を係止して位置ずれや脱落を防止する。
シート板(21)でパーツ板の収納に係る表面を全面覆う場合、隈無く敷き詰めるため、パーツ板(1)を正方形板とし、図5(c)(d)(e)に示す三種類のシート板(21x)(21y)(21z)を導入する。シート板(21x)は一枚のパーツ板の全周にパーツ柱を組み付けた場合に収納可能面を敷き詰める面積形状に設定し、位置決めピンを覆う。シート板(21y)(21z)はパーツ板平面連結時にシート板(21x)から食み出る面を覆うために導入され、パーツ柱が組み付けられないパーツ板周縁部の連結具表面部位を覆う。図5(h)(i)(j)に示すように、シート板(21x)(21y)(21z)を適宜、組み合わせれば、パーツ板(1)を平面連結した際も表面全面を隈無く覆うことができる。
その際、シート板(21x)の下面に図5(a)に示す脚ピン(21a)を所定位置に突設し、シート板(21y)の下面には図5(f)(g)に示す長尺な脚ピン(21b)を長手方向に突設する。シート板(21z)についても同様である。そうすると、シート板(21y)(21z)は連結具(5)の具材間隙間を乗り越えて連結具(5)上に均等に載せられる。図5(h)に示すように、必要に応じシート板(21y)(21z)の位置ずれや脱落を防止するため、図5(k)に示すシール材(22)を周端縁において表裏に跨がって貼り付け、仮止めしておく。図5(l)に示すように、位置決めピン(4)のナット(4a)をパーツ板(1)の透孔(1a)内の凹穴(1aa)に埋め込んでおくと、位置決めピン(4)をナット(4a)にねじ込むだけで位置決めでき、作業が簡略化される。図5(m)はナット(4a)に代替するゴムブッシュ(23)を示し、位置決めピン(4)をゴムブッシュ(23)に押し込むだけで固定でき、作業が簡略化される。
本発明のラック体側面をカバーする壁板を取り付けるため、図6(a)(b)に示す壁板保持用線材(24)を導入する。線材(24)は、図6(a)(b)の側面図と平面図に示すように、所定径と長さの線材の上下両端にパーツ柱(2)に外嵌される一対のリング部(24a)を形成し、その根元付近を屈曲して上下リング部(24a)を同軸に対向させたもので、ラック体側面に壁板を取り付け可能にして側面カバーを図る。即ち、図6(c)(d)(e)に示すように、パーツ柱(2)にリング部(24a)を外嵌し、パーツ板(1)を組み付けた後(本発明の複連リング及び位置決めピンは図示しないが、その設置隙間を(Sa)に示す)、線材(24)の背部(24b)とパーツ柱(2)との間の隙間に壁板(25)を挿入して保持する(図6(e)はパーツ柱中間部から下方を見た図)。この時、図6(d)(e)に示すように、パーツ板(1)のコーナ部近傍に壁板(25)の側端面に当接して係止する係止ピン(26)を着脱自在に植設し、壁板(25)のずれや抜け落ちを防止する。図6(e)に示すように、コーナ付近で壁板(25)と直交して隣接する壁板(25a)に対しても係止ピン(26)で同時に係止する。本発明の複連リング及び位置決めピンの設置隙間(Sa)のパーツ柱間隙間に図6(f)(g)に示すL字板(27)を設置し、隙間(Sa)をカバーしても良い。
本立て、CD、DVDラック等では内部を仕切ると、書籍等収容時に有用であり、その仕切り用線材の実施態様を図6(h)(i)、(j)(k)及び(l)(m)に示す。図6(h)(i)の正面図と平面図に示すように、本発明の仕切り用線材(28)は所定径と長さの線材の上下両端にパーツ柱(2)に外嵌される一対のリング部(28a)を形成し、中間部をコ字成形して一対のリング部(28a)を同軸に上下対向させたものである。図6(j)(k)の正面図と平面図に示すように、仕切り用線材(29)は所定径と長さの線材を矩形成形した矩形環である。図6(l)(m)の正面図と平面図に示すように、仕切り用線材(30)は所定径と長さの線材の上下両端にパーツ柱(2)に外嵌される一対のリング部(30a)を形成し、中間部をコ字成形して一対のリング部(30a)を同軸に上下対向させたもので、仕切り用線材(28)と同一形で、線材(29)を挟んでそれと対称に配される。尚、仕切り用線材(28)(29)(30)は壁板保持用線材(24)よりも堅牢であることが望ましく、より太めの線径が好適である。
本発明のラック体を仕切るに際しては、図7(a)(b)に示すように、対向するパーツ柱(2)にそれぞれ仕切り用線材(28)(30)の各リング部(28a)(30a)を外嵌し、その間に仕切り用線材(29)を横一線に配置する。図7(c)(d)(e)(f)に示すように、コ字成形した挟持連結片(31)のコ字溝部(31a)を各線材(28)(29)(30)の異なる線材間に跨がって嵌めて挟み付け、挟持連結して保持する。挟持連結片(31)は金属薄板やプラスチック等を所定長にコ字成形したもので、そのコ字溝幅(Wa)を線材(28)(29)(30)の各線径と同一にする。尚、隙間(Sb)は、図示しない位置決めピンや複連リング及びシート板等の設置隙間である。図7(g)(h)(i)に示す挟持連結片(32)はコ字溝部(32a)をL字成形し、ラック体をL字形に仕切る。図7(j)(k)(l)に示す挟持連結片(33)はコ字溝部(33a)を十字成形し、ラック体を十字形に仕切り、図7(m)に示す挟持連結片(34)はコ字溝部(34a)をT字成形し、ラック体をT字形に仕切る。
本発明の引き出し式ラック体の実施態様を図7(n)(o)(p)を参照して示す。図7(n)において(35)は左右両側に支持縁部(35a)を有する引き出し式トレーで、図7(n)(o)に示すように、パーツ柱(2)に幅狭の支持凹部(2g)を設け、横に並ぶパーツ柱(2)の同一高さにあって異なる凹部(2g)に左右両縁部(35a)を同時に収容して前後にスライドさせてトレー(35)を横に出し入れする。図7(p)に示すように、パーツ柱(2)に形成したやや縦幅広の凹部(2h)に長尺なコ字型ガイド溝レール(36)を横に嵌め込み、そのコ字溝(36a)内にトレー縁部(35a)を収容して連続横方向にトレー(35)を支持案内しても良い。図7(q)は底にキャスタ(37)を取り付けたパーツ柱(2i)で、凹部(2j)により最下段のパーツ板に取り付け、ラック体をキャスタ移動させる。
本発明の回転式ラック体の実施態様を図8(a)〜(s)を参照して示す。図8(a)(b)は本発明の連結枠材の展開形体(38u)の平面図と側面図で、展開形体(38u)は所定厚の金属板材を板厚代(38v)の上下に4対計8枚の抱持翼(38a)を成形し、各抱持翼(38a)に連結孔(38b)を穿設し、板厚代(38v)の左右両端に嵌合凹凸部(38m)(38n)を形成する。そこで、図8(c)(d)に示すように、板厚代(38v)を上下一対の抱持翼(38a)の左右境目毎に折曲して方形枠を形成して端部で凹凸部(38m)(38n)を嵌め合わせる。且つ、抱持翼(38a)を放射方向に折曲成形すれば、本発明の方形連結枠材(38)となり、図示(Sc)は方形隙間となる。図8(e)(f)は本発明の連結板材(39)(40)の平面図、図8(g)はその側面図である。連結板材(39)は所定厚円形金属板の周辺所定位置に連結孔(39a)を穿設し、連結板材(40)は中心に大孔(40a)を穿設した所定厚ドーナツ形金属板の周辺所定位置に連結孔(40b)を穿設したものである。
図8(h)(i)はパーツ板(41)の平面図と側面図で、パーツ板(41)は所定厚の板材を等脚台形型に成形して周辺所定位置に位置決めピン用透孔(41a)を穿設したもので、4枚のパーツ板(41)の斜辺(41b)を突き合わせると、中央部が空いた正方形となる。即ち、図8(j)に示すように、4枚のパーツ板(41)の小底辺(41c)を連結枠材(38)の抱持翼(38a)に嵌め、隣り合う斜辺(41b)を連結具(5)(一枚のみ図示、他辺は図示省略)の抱持翼(5a)に嵌めてボルト等の位置決めピン(4)(図示せず)で連結固定して各パーツ板(41)を平面連結する。次に、図8(k)(l)(m)に示すように、連結枠材(38)に連結板材(39)を重ねて位置決めピン(4)で固定する。又は、図8(k)(l)(m)に示すように、パーツ板(41)を連結具(5)で平面連結し、中央部に連結板材(40)を重ねて位置決めピン(4)で固定する。尚、図8(k)の鎖線に示すように、必要に応じパーツ板(41)の大底辺(41d)に他のパーツ板(41’)を連結し、適宜、平面積を拡げても良い。
図8(l)(m)に示すように、正方形に組み合わされたパーツ板(41)を前記同様、パーツ柱(2)で上下連結し、支持板(42a)の中央部に植立固定した支持棒(42)をパーツ板(41)の正方形中央空室に通す。そして、図8(m)に示すように、最上段のパーツ板(41x)については連結板材(39)を固定したものを配すると、支持棒(42)の上端部(42b)に連結板材(39)が乗っかり、回転自在に支持され、本発明の回転式ラック体(43)が形成される。この時、支持棒(42)の上端部(42b)を図示のように丸く成形しておくと、摩擦が減って回転が容易になる。最上段より下段のパーツ板(41y)についてはドーナツ形連結板材(40)でパーツ板(41)を連結して正方形に形成し、中央の大孔(40a)に支持棒(42)を通す。
図8(n)に示すように、扇形パーツ板(44)の図示点線位置に位置決め用透孔を所定ピッチで穿設し、図8(o)に示すように、前記同様、4枚のパーツ板(44)の斜辺を突き合わせ、連結具(5)(図示せず)や連結枠材(38)及び連結板材(39)(40)を用いて平面連結すると、中央が空いた円形を形成する。そこで、図8(l)(m)に示す上記同様、パーツ柱(2)や支持棒(42)とで正方形に替わる円板型回転式ラック体を形成できる。図8(p)に示すように、3対の抱持翼(45a)で形成した三角枠の連結枠材(45)と連結板材(39)(40)とで3枚の円板形パーツ板(1c)を平面連結し、更に上記同様、パーツ柱(2)で上下連結して本発明の回転式ラック体を形成しても良い。図8(q)(r)は各中央に支持棒(42)が通る大孔(46a)(47a)を設けた一枚の正方形パーツ板(46)及び円形パーツ板(47)を示し、図示鎖線円形は連結板材(39)(40)及び図示点線は位置決め用透孔の穿設位置をそれぞれ示す。図8(s)に示すように、支持棒(42)を部分に分けた短支持棒(42a)(42b)の各端面に雌雄各ねじ部(Na)(Nb)を形成し、複数本の短支持棒(42a)(42b)…を適宜、端面で同軸に螺合して支持棒(42)の長さを調整し、ラック段数や段高さを調節しても良い。
次に、図9(a)に示すように、中央に支持棒(42)が通る大孔(46a)を穿設した正方形パーツ板(46)の各四辺に矩形パーツ板(48)を連結具(5)(図示せず)で連結してラック板とし、これを上下に連結して本発明の回転式ラック体を形成する。尚、図示点線は位置決め用透孔(46b)(48a)の各穿設位置を示し、鎖線は連結板材(39)(40)を示す。図9(b)に示すように、6枚の正三角形パーツ板(49a)の各頂部を平坦にし、各頂部を中央に集めて隣り合う辺を突き合わせて連結して中央に支持棒(42)が通る六角孔を形成した正六角形パーツ板(49)を形成し、これを上下に連結して本発明の回転式ラック体を形成する。図示鎖線は連結板材(39)(40)を示す。図9(c)に示すように、複数の各正方形パーツ板(1)の表面を相異なる色付けし、これらを多様に平面連結すると、各種モザイク模様を任意形成できる。
図9(d)(e)(f)に示すように、正方形パーツ板(1)と半円形パーツ板(1h)とを連結一体化したパーツ板(50a)を立てて前後に整列配置する。その各左右両側面と底面をパーツ柱(2)で連結し、上方を開口しておくと、各パーツ板間に皿や雑誌等を収納できる横置き型ラック体(50)となる。各パーツ板(50a)を所望長さのパーツ柱(2)により選択的に連結すると、パーツ板間距離を自在に選択できる。図9(g)に示すように、複数のパーツ板(2)を立てて横に連結してパーツ板(51a)とし、これを更に上記同様、前後に整列させて連結すると、横長の横置き型ラック体(51)となる。図9(h)は正方形と半円形とを一枚で成形したパーツ板(52)を示す。
次に、図10(a)に示すように、正方枠板(53a)の枠内開口を網板(53b)で塞いで本発明のパーツ板(53)とし、正方枠板(53a)の点線所定位置に全周に亘り位置決め用透孔(53c)を穿設する。図10(b)に示すように、複数の正方形パーツ板(1)を連結具(5)(図示せず)により横連結する一方、横列同数で縦段数を一段ずつ増やして各ラック仕切り板(54a)(54b)(54c)とする。それらを後列に行くに従い一段ずつ縦段数を増やしつつ前後に並べて側面と底面とを揃えて実線で示すパーツ柱(2)で連結すると、背面高さを後方に順次、高くしたラック体(54)となり、マガジンラック等に適用できる。図10(c)(d)はラック体(54)の平面図と側面図を示す。図10(e)(f)に示すように、正方形パーツ板(1)の上端中央部に幅が一辺より狭く上端を丸く凸成形した長形パーツ板(1s)を連結具(5)(図10(f)に図示)で連結する。そして、パーツ板(1)の縦段数を後方に行くに従い一段ずつ増やして各ラック仕切り板(55a)(55b)(55c)を形成し、更に側面と底面とを揃えて前後一列に並べて実線のパーツ柱(2)で連結すると、長形パーツ板(1s)に例えばスリッパの袋部を引っ掛けて収納するスリッパラック体(55)を形成できる。
図10(g)はラック体(54)の仕切り板間隙間の底面に敷いて板間隙間をカバーする底板(56)の斜視図を示す。底板(56)は主底板(56a)と左右対称一対の副底板(56b)(56c)とからなり、主底板(56a)は左右両側面パーツ柱、例えば図10(c)の(2x)(2y)間距離(左右各側面間距離)と同一長さの長尺な板材で、左右各端面に係止片(56d)を一体に取り付ける。副底板(56b)(56c)は縦断面L字形の鉤型長形板材で、各側壁板の上端面に内方に傾く傾斜面(56e)を形成しておく。そこで、図10(h)(i)に示すように、左右両側面パーツ柱(2)(例えば図10(c)の(2x)(2y))間に跨がって副底板(56b)(56c)を載せ、更にその上に主底板(56a)を載せて仕切り板間隙間をカバーし、係止片(56d)によりパーツ柱(2)から位置ずれ脱落を防止する。尚、副底板(56b)(56c)を省いて主底板(56a)を直接、パーツ柱間に載せても良い。
図10(j)(k)は位置ずれ防止の係止片(56d)に代えて各一対の係止ピンを一体に設けた主底板(57a)の側面図と部分正面図を示し、下面端部近傍の中央位置に一対の係止ピン(57d)(57e)を設ける。図10(l)(m)は同じく副底板(57b)(57c)の側面図と部分正面図を示し、下面端部近傍の中央位置に一対の係止ピン(57f)(57g)(57h)を設ける。但し、副底板(57b)については左片方(57f)を図示し、右片方を図示省略する。そこで、図10(o)(n)に示すように、パーツ柱(2)に各一対の係止ピン(57f)(57g)(57h)で挟みつつ副底板(57b)(57c)を載せる。且つ、両副底板間の隙間に食み出た一対の係止ピン(57d)(57e)でパーツ柱(2)を挟みつつ副底板上に主底板(57a)を載せ、仕切り板間隙間をカバーする。図10(p)は金属等をコ字成形した連結具(58)の斜視図を示し、例えば図10(q)に示すように、短く分割した異なる主底板(59a)(59b)の連結部位に両者に跨がって嵌め込んで連結し、これにより主底板長さを適宜、調節できる。又、図10(q)に示すように、必要に応じ連結具(58)に孔(58a)を設け、且つ、主底板(59a)(59b)の対応位置にも孔(図示せず)を設け、それら各孔にボルト等の固定ピン(図示せず)を同時挿通して連結固定しても良い。
(a)(b)は本発明のパーツ板の部分斜視図と平面図、(c)(d)(e)は本発明のパーツ柱の斜視図と側面図と平面図、(f)は本発明の複連リングの平面図、(g)(h)は本発明の位置決めピンを示すボルトの側面図とナットの平面図、(i)(j)(k)(l)は本発明の連結具の展開図と斜視図と平面図と側面図 (a)(b)は複連リングを外嵌した本発明のパーツ柱の側面図と平面図、(c)(d)はパーツ柱が交叉連結された本発明のパーツ板の部分平面図と側面図、(e)(f)はパーツ柱が交叉連結された本発明のパーツ板全体の平面図と側面図、(g)(h)はパーツ柱が交叉連結された本発明の他のパーツ板全体の各平面図、(i)(j)(k)は本発明のパーツ柱の各部分側面図 (a)(b)は本発明の連結具で平面連結したパーツ板の部分平面図と側面図、(c)は本発明の他の連結具で平面連結したパーツ板の部分平面図、(d)(e)は本発明の連結具の実施例の各平面図、(f)(g)は本発明の連結具の分解時の平面図と側面図、(h)(i)はその組立時の平面図と側面図、(j)(k)(l)(m)は本発明の連結具の展開図とその側面図と平面図と側面図、(n)(o)は本発明の連結具の斜視図と平面図、(p)(q)は本発明の連結具の平面図と側面図、(r)は本発明の連結具のピンの平面図、(s)(t)は本発明の連結具の平板の側面図と平面図 (a)(b)は本発明のラック体の各概略斜視図、(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)は本発明のパーツ板の各平面図、(l)(m)(n)(o)(p)は本発明のパーツ板の平面連結時の各平面図、(q)は本発明のラック体の一例の概略側面図 (a)(b)は本発明のラック体の部分側面図と平面図、(c)(d)(e)は本発明のシート板の各平面図、(f)(g)はその正面図と側面図、(h)(i)(j)は本発明のシート板の組合せ各部分平面図、(k)は本発明のシール材の平面図、(l)(m)は本発明の位置決めピンのナット及びゴムブッシュの側面図と斜視図 (a)(b)は本発明の壁板保持用線材の側面図と平面図、(c)(d)(e)は壁板を取り付けた本発明のラック体の各部分側面図と正面図と平面図、(f)(g)は本発明の隙間カバー用L字板の正面図と側面図、(h)(i)は本発明の仕切り用線材の正面図と平面図、(j)(k)は本発明の仕切り用線材の正面図と平面図、(l)(m)は本発明の仕切り用線材の正面図と平面図 (a)(b)は仕切り用線材を組み付けた本発明のラック体の部分正面図と平面図、(c)(d)(e)(f)は本発明の仕切り用線材の挟持連結片の側面図と正面図と下面図と上面図、(g)(h)(i)は本発明の仕切り用線材の他の挟持連結片の正面図と下面図と上面図、(j)(k)(l)は本発明の仕切り用線材の他の挟持連結片の正面図と下面図と上面図、(m)は本発明の仕切り用線材の他の挟持連結片の下面図、(n)は本発明の引き出し式ラック体の正面図、(o)(p)は本発明の引き出し式ラック体のパーツ柱の部分側面図と他のパーツ柱の部分斜視図、(q)は本発明のキャスタ付きパーツ柱の側面図 (a)(b)は本発明の回転式ラック体の連結枠材の展開形体の平面図と側面図、(c)(d)は本発明の回転式ラック体の連結枠材の平面図と側面図、(e)(f)(g)は本発明の回転式ラック体の連結板材の各平面図と側面図、(h)(i)は本発明の回転式ラック体のパーツ板の平面図と側面図、(j)(k)は本発明の回転式ラック体のラック板の各平面図、(l)(m)は本発明の回転式ラック体の正面図と部分拡大正面図、(n)は本発明の回転式ラック体の他のパーツ板の概略平面図、(o)(p)は本発明の回転式ラック体の他のラック板の各平面図、(q)(r)は本発明の回転式ラック体の他のパーツ板の各概略平面図、(s)は本発明の回転式ラック体の他の支持棒の要部正面図 (a)(b)は本発明の回転式ラック体の他のラック板の各概略平面図、(c)は本発明の色付きパーツ板の平面図、(d)(e)(f)は本発明の横置き型ラック体の概略斜視図と平面図と側面図、(g)は本発明の他の横置き型ラック体の概略斜視図、(h)は本発明の横置き型ラック体のパーツ板の正面図 (a)は本発明の他のパーツ板の斜視図、(b)(c)(d)は本発明の横置き型ラック体の概略斜視図と平面図と側面図、(e)(f)は本発明の横置き型ラック体の概略斜視図と部分正面図、(g)(h)(i)は本発明の横置き型ラック体の底板の分解斜視図と部分正面図と部分側面図、(j)(k)は本発明の横置き型ラック体の主底板の部分側面図と部分正面図、(l)(m)は本発明の横置き型ラック体の副底板の部分側面図と部分正面図、(n)(o)は本発明の横置き型ラック体の底板の部分正面図と部分側面図、(p)(q)は本発明の横置き型ラック体の主底板の連結具の斜視図と、連結した主底板の部分斜視図
符号の説明
1 パーツ板
2 パーツ柱
3 複連リング
4 位置決めピン
5 連結具

Claims (6)

  1. 周縁部に沿って所定数と径の透孔が穿設された所定形状と厚さの複数のパーツ板と、一体形成された連結凹部を前記周縁部に嵌めてパーツ板に交叉連結される複数のパーツ柱と、前記パーツ柱に外嵌される第1リング部及び前記透孔に重なる第2リング部とを一連に一体形成してなる複連リングと、前記第1リング部が外嵌されたパーツ柱の連結時に重なった前記透孔と第2リング部とに挿通固定してパーツ柱をパーツ板に位置決めする位置決めピンと、隣接するパーツ板に跨がる面及び前記各透孔に重なる連結孔を有し、重なった各透孔と前記連結孔とに位置決めピンを挿通して固定して異なるパーツ板を平面連結する連結具とを具備し、パーツ板とパーツ柱とを交叉連結すると共に、パーツ板同士を平面連結し、所望の段数、段高さ及び収納面積のラック体を自在形成したことを特徴とするラック体。
  2. パーツ板は相異なる大きさ及び各種幾何学形状からなり、同一形状と大きさの一群からなるパーツ板を一組とし、各種形状及び大きさ毎に複数組、揃えたことを特徴とする請求項1記載のラック体。
  3. パーツ柱は相異なる各種長さからなり、同一長さの一群からなるパーツ柱を一組とし、各種長さ毎に複数組、揃えたことを特徴とする請求項1又は2記載のラック体。
  4. 2個又は3個以上の連結凹部をパーツ柱側面所定位置に一体形成したことを特徴とする請求項1又は2又は3記載のラック体。
  5. パーツ板同士を平面連結する連結具は、断面コ字の対向面に連結孔を設けたコ字形抱持翼を所定数、各開口側を互い違いに異方向に向けて千鳥足状に一連一体に形成してなり、各抱持翼にて隣接するパーツ板各周縁部を同時に抱持し、重なった透孔と連結孔とに位置決めピンを同時に挿通して固定してパーツ板を平面連結することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のラック体。
  6. パーツ板同士を平面連結する連結具は、隣接するパーツ板に跨がり、且つ、各パーツ板の透孔に同時に重なる一対又は複数対の連結孔を有する連結平板からなり、重なった透孔と連結孔とに位置決めピンを同時に挿通して固定して隣接するパーツ板を平面連結することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のラック体。
JP2006299596A 2006-10-03 2006-10-03 ラック体 Expired - Fee Related JP4917407B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006299596A JP4917407B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ラック体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006299596A JP4917407B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ラック体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008086736A true JP2008086736A (ja) 2008-04-17
JP4917407B2 JP4917407B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=39371498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006299596A Expired - Fee Related JP4917407B2 (ja) 2006-10-03 2006-10-03 ラック体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4917407B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088853A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Kenji Matsunaga 自在立体
JP2012040328A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Kenji Matsunaga 本立て型ラック体

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669039A (en) * 1979-11-13 1981-06-10 Inoue Japax Res Inc Electrified wire-cut machining process
JPS60117730A (ja) * 1983-11-30 1985-06-25 Canon Hanbai Kk 回転塗布機
JPH0321232A (ja) * 1989-06-20 1991-01-30 Olympus Optical Co Ltd 超音波治療装置
JPH0374898U (ja) * 1989-11-22 1991-07-26
JPH03104153U (ja) * 1990-02-14 1991-10-29

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669039A (en) * 1979-11-13 1981-06-10 Inoue Japax Res Inc Electrified wire-cut machining process
JPS60117730A (ja) * 1983-11-30 1985-06-25 Canon Hanbai Kk 回転塗布機
JPH0321232A (ja) * 1989-06-20 1991-01-30 Olympus Optical Co Ltd 超音波治療装置
JPH0374898U (ja) * 1989-11-22 1991-07-26
JPH03104153U (ja) * 1990-02-14 1991-10-29

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088853A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Kenji Matsunaga 自在立体
JP2012040328A (ja) * 2010-08-17 2012-03-01 Kenji Matsunaga 本立て型ラック体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4917407B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8418874B2 (en) Storage bin and associated system
US10869551B2 (en) Portable paper organizer
JP3732212B1 (ja) 物品整理保管庫
US9307834B2 (en) Vertical frame for display stand and multipurpose prefabricated display stand using same
US5253594A (en) Revolving bookcase
US20160174700A1 (en) Furniture article with concealed storage and removable panels
US20140251934A1 (en) Modular shelving assembly with universal design ratio
US10925399B2 (en) Modular organizer systems
JP4917407B2 (ja) ラック体
KR101343850B1 (ko) 조립식 수납장
KR20220071646A (ko) 다용도 시스템 벽면 구조
KR102238739B1 (ko) 다용도 가변형 조립식 수납장
KR20090115376A (ko) 장식장
JP3217945U (ja) 立て掛け式本立て
JP4156635B2 (ja) 棚家具及棚部材
KR20140005997U (ko) 조립식 옷장
US12016440B2 (en) User configurable modular storage apparatus
JP3103810U (ja) 組立棚
GB2300805A (en) A bedstead
KR20170050629A (ko) 못을 쓰지 않고 조립이 가능하고 높낮이, 넓이 조절이 가능한 조립식 책꽂이
KR20230121427A (ko) 회전책꽂이
KR20230076547A (ko) 조립식 책장
JP2022187043A (ja) 本の上げ台
KR19990007579A (ko) 선반
KR200321928Y1 (ko) 조립식 서가대

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110605

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4917407

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees