JP2008085938A - 生体認証機能付える映像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
例えば、家族で共有する映像処理装置を使用してコンテンツを視聴する複数のユーザの生体情報を容易に活用できる認証機能を実現し、サービス事業者にとって安全にサービス提供に行うことと、ユーザが安心してサービスを享受することができる映像処理装置を提供する。
【解決手段】
例えば映像処理装置において、生体認証取得部と、生体情報と映像処理装置の操作要求を送る送受信部と、生体情報取得部を制御する読取制御部とを備え、生体情報をもとにユーザを認証する生体情報処理部から、ユーザに関連付けられた情報を取得することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体認証機能を有する映像処理装置に関し、特に、生体認証機能を用いたネットワークサービス提供を行う映像処理装置の技術に関する。
従来、DVDや放送などのコンテンツの録画・再生を行う映像処理装置では、成人指定のある映画など(例えば、暴力シーンや恋愛シーンを含むものなど)のコンテンツの視聴を制限するパレンタルロック機能をもっており、通常は親が子供に見せたくないコンテンツを制限するために使用されている。このパレンタルロック機能は、予め、映像処理装置にコンテンツの視聴を制限するレベルとなるパレンタルレベルを設定し、DVDや放送などのコンテンツを再生する際に、そのコンテンツがもつパレンタルレベルの情報を読み取り、設定されているパレンタルレベルと比較することにより、コンテンツの視聴を制限している。
また、従来、パレンタルレベルなどを用いてコンテンツの視聴を制限する技術として、特許文献1の「パレンタル制御を採用した情報保持・情報伝達媒体」に開示されているような、再生側でのパレンタルレベルの管理・判別を可能とする技術や、特許文献2の「映像再生方法、装置、プログラム、記録媒体、および映像再生システム」に開示されているような、映像データの再生条件の変更を1つの映像コンテンツの中で容易に行うことのできる技術があった。
特開平10−69755号公報 特開2003−324688号公報
しかしながら、従来の映像処理装置のパレンタルロック機能は、親が子供に成人指定のある映画などのコンテンツを視聴させない様に、映像処理装置にパレンタルレベルを設定し、その視聴を制限しても、家庭内においてパレンタルレベルを設定した映像処理装置とは別の装置(例えば、パソコンなど)で再生して視聴してしまうという問題があった。
また、映像処理装置へのパレンタルレベルの設定は、映像処理装置を操作することにより行うため、パレンタルレベルを設定し、コンテンツの視聴を制限している状態で、コンテンツを制限なく視聴可能な親などが、現在設定されているパレンタルレベルで視聴不可能なコンテンツを視聴する場合には、映像処理装置のパレンタルレベルの設定をその都度変更しなければならないという煩わしさがあった。
また、特許文献1や特許文献2に記載のものも、家庭内においてパレンタルレベルなどによりコンテンツの視聴が制限されている装置とは別の装置(例えば、パソコンなど)で、コンテンツを再生して視聴することができてしまうという問題があった。
本発明の目的は、映像処理装置を使用してコンテンツを視聴する複数のユーザに対するパレンタルレベルの設定を容易に行うことができ、コンテンツの視聴管理とユーザ別の情報表示を確実に行うことのできる映像処理装置を提供することにある。
本発明の一実施の態様は、生体認証取得部と、生体情報と映像処理装置の操作要求を送る送受信部と、生体情報取得部を制御する読取制御部とを備え、生体情報をもとにユーザを認証する生体情報処理部から、ユーザに関連付けられた情報を取得することを特徴とする。
以上の構成によれば、映像装置を使用するユーザ管理を好適に行うことができる。
本発明によれば、映像装置を使用するユーザ管理を好適に行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本実施形態に係る生体認証機能付映像処理装置を構成するハードウェア構成の一例を示す。本例では、生体認証機能付映像処理装置として映像コンテンツ視聴を例にして説明する。まず、通常のテレビジョン放送を受信する場合について説明する。
放送受信制御部109は例えばチューナを含んでおり、リモコン入力による切替信号に基づいてチャネル選択動作を行い、所望チャンネルのテレビジョン放送信号(地上波アナログ/デジタル放送信号、BS/CSアナログ/デジタル放送信号)を受信する。リモートコントローラ(以下、リモコンと称す)500からのチャネル情報をリモコン受信部114で受信し、リモコン制御部115にてリモコンからの受信情報を解釈し、放送受信制御部109の制御を行い放送受信I/F108から受信したチャネルの番組の視聴および、データ放送情報も視聴可能である。さらにリモコン500に具備された生体認証機能により個人を特定することで、アクセス可能なデータ放送のポータル、視聴できるデータ放送情報をユーザごとに視聴制限をかけることが可能となる。
また、IP放送受信/通信制御部112は、MPEG-2などによって符号化されたコンテンツ情報などをインターネット118に接続されたサービスサーバ117から取得し、IP放送やVOD(ビデオオンデマンド)のコンテンツサービスによるコンテンツ視聴も可能となる。
本実施形態においては、個人を特定可能な生体情報を用い、認証サーバ116によりユーザ認証を実施する場合を例に説明する。
リモコン送受信部114は、リモコン500からのコマンド入力情報および生体情報を受信し、リモコン情報制御部115は個人情報の保護の観点から暗号化された生体認証情報を制御コマンド情報との判定を行う。CPU101は、メインメモリ102にプログラムを有し、リモコン500からの制御コマンド情報を解析するプログラムを実行し、ユーザの所望するコンテンツ視聴に対応した要求を出すとともに、コンテンツ制御部110を制御することで放送波からのコンテンツデータ受信であるか、インターネット118からのデータ受信かを制御し、インターネット118からのデータ受信の場合には、IP放送受信/通信制御部112から生体情報、所望するコンテンツ情報取得要求をサービスサーバ117に送信する。サービスサーバ117は、映像処理装置100から受信した生体情報を、認証サーバ116のデータベースと照合し、生体情報をもとに正規のユーザであることを確認し、サービス提供を実施するか否かの判定を行う。さらにサービスサーバ117は、認証サーバ116との生体情報の照合判定結果情報とサービス契約データベースである認証テーブルと照合し、サービスの提供を行う。
サービス契約を締結している正規なユーザ、かつサービス提供制限の無いユーザである場合には、サービスサーバ117は、ユーザから要求されたコンテンツを配信などのサービスを提供し、ネットワークI/F111を介し、映像コンテンツ情報、サービス取得制御情報の送受信を映像処理装置100間で行うことでユーザがサービスを享受することが可能となる。
コンテンツ制御部110は、要求したサービスが、ダウンロードや録画サービスの場合には、IP放送受信/通信制御部112で受信したコンテンツ情報を取得後、HDD113に録画、ダウンロードを行う。また、視聴サービスの場合には、コンテンツ情報をデータおよび制御I/F103を介してメディア処理/表示制御部104へ供給し、ディスプレイ105に表示し、スピーカ106から音声データを出力することで映像コンテンツ視聴を行う。さらにメディア処理/表示制御部104は、ワークメモリ107を活用し、映像フォーマットのデコード機能を有し、データ放送や映像コンテンツ情報、ブラウザで取得したホームページ情報の表示を行う。HDD113へは、映像コンテンツ情報の蓄積や、録画映像データの蓄積、映像コンテンツのフォーマット変換のワークエリアとして利用しても構わない。
また、サービスサーバ117は、認証サーバ116との生体情報の不一致が発生した場合、サービス契約が未契約の場合には、エラーメッセージを返信し、コンテンツ情報と同様のデータ処理でディスプレイ105に認証失敗もしくは、再度認証処理する旨の通知、サービス契約が契約されていない旨の通知を行う。
また、コンテンツ制御部110は、有料サービス向けの契約チャンネルや課金情報、著作権保護情報等の管理、映像コンテンツ情報の著作権情報を管理しており、所望チャンネルのデジタル放送について、ユーザの契約状況などの必要に応じサービスサーバ117や認証サーバ116からの個人の特定と合わせ、著作権に関する認証処理、暗号の解読処理等を行う。これにより、個人を特定する生体認証と映像処理装置100による著作権保護機能を統合することが可能となり、ユーザが簡単にかつコンテンツホルダが不正コピーされることなく安心してコンテンツの提供も可能となる。また、従たるコンテンツ情報の著作権の管理も行うことで、不正な利用を防ぐことも可能となる。以下、著作権保護機能と生体認証によるサービス提供に加え機器認証を統合的に処理する場合について説明する。
図2に本実施形態に係る生体認証機能付映像処理装置を構成するハードウェア構成の第2の例を示す。証認証処理部201は、映像処理装置100固有のデータを有し、サービスサーバ117に接続し、サービスメニューから選択、契約する際に、サービスサーバ117および、認証サーバ116との認証を行うための認証情報の処理を行う。製造時に耐タンパエリアに保存した装置固有情報である秘密鍵情報と、公開鍵情報をもとに認証サーバ116との認証処理をおこなう。これにより、サービスを享受可能な映像処理装置100であるかどうかの判定し、契約時に実施する課金、決済手段情報をサービスサーバ117が確認し、サービスサーバ117を構成する課金、決済などの顧客データベースと連携し、課金処理を行い、サービス事業者として生体情報を活用した前記実施例と同様に有料なコンテンツの視聴も可能となる。
さらに、映像処理装置100の機器認証と生体認証によりユーザの特定が可能となることより、ユーザの保護者として安心な、コンテンツ視聴環境の提供が可能となり、ファミリーで視聴する映像処理装置100を家族でそれぞれの権限に応じた視聴を容易に実現することが可能となる。
生体情報と合わせ、リモコン500の操作履歴を映像処理装置100内でHDD113に蓄積することで、ユーザの嗜好の傾向をデータベース化し、サービスサーバ117に提供することで、ユーザの嗜好に合わせたサービス提供も可能となる。
また、認証処理部201に生体情報認証機能を有することで、サービス要求するたびに幾度も認証処理を行うことなく、認証処理の継承を実現できユーザにとっては、1回の認証で、あらゆるサービスが享受できるシングルサインオン(ユーザにとって1回のみの認証)の機能を実現することが可能となる。認証処理部201は、リモコン500との機器認証処理を行うことも可能である。たとえば、リモコン500と同等の機能を持つ携帯電話や携帯端末であっても構わない。
上記説明した本実施例に係る生体認証機能付映像処理装置に関する認証制御処理の流れの概要について図3を参照しつつ説明する。図3において、S(ステップ)301〜S303、S305〜S307、S311は映像処理装置側の処理であり、S304、S308〜S310はサービスサーバ117、認証サーバ116側の処理である。
先ずS301において、電源ONを行い、サービスサーバ接続をおこなうことで選択のためのメニュー画面が表示される。S302において、メニュー画面を見ながら所望のサービスを選択し、サービス契約を実施しているか、S303において正規のユーザが所有する映像処理装置100であるか認証処理部201からの情報を読み出し、CPU101が認証サーバ116との機器認証処理を行う。次にS304は、サービスサーバ117において、認証サーバ106との機器認証が問題ないか判定を行う。S305においてCPU101は、選択されたサービスの要求処理を行うとともにサービスの内容を解析する。S306においてサービスサーバ117は、ユーザの特定が必要かどうか判定し、ユーザの判定が必要無い場合には、サービスを開始する。ユーザの判定が必要な場合には、映像処理装置100は、ユーザ処理実行のメッセージをディスプレイ105に表示、または、スピーカ106から音声でユーザに通知し、生体認証機能付リモコン500でユーザの生体情報を取得し、ポータルサーバ117に送信し、認証サーバ116で認証処理を行う。サービスサーバ117は、映像処理装置100から受信した生体認証情報をもとに認証サーバ116との認証を行う。正規のユーザである場合には、S309においてサービスを開始し、S310においてユーザがサービスを享受したのちにS311においてサービス終了する。正規のユーザでなければ、S307のユーザ認証処理実行を繰り返し、認証に失敗もしくは、生起ユーザでない旨ディスプレイ105に表示、スピーカ106から音声でユーザに通知する。S310においてサービスが終了したのち、S311においてユーザが電源をオフした場合には、電源を切断する。また新たなサービス要求をユーザが行った場合には、サービス要求処理S305に遷移する。
また、S303からS304の機器認証のプロセス、S307からS308のユーザ認証のプロセスは、サービスの内容に応じて処理の順序を入れ替えても構わない。
映像処理装置100において認証処理部201により生体情報によるユーザ認証を実施する場合には、映像処理装置100が備える機能たとえば、録画データへのアクセス権、再生可否の制限との組み合わせることが可能で、録画予約動作を行ったユーザの所有権も確保することができ、映像処理装置100の機能制限、たとえば、未成年に影響のあるHDD113に蓄積したコンテンツ視聴の制限や、ユーザ毎にカスタマイズされたメニュー画面の表示などが可能となる。上記説明した本実施例に係る生体認証機能付映像処理装置に関する認証用テーブルについて説明する。
図4に認証用テーブルの1例を示している。このテーブルは、お父さん400aなどの個人の属性情報とユーザが使用する機器の機器認証データ、ユーザを特定する指紋や指静脈などの生体情報であるユーザ認証データ、契約した許可されたサービス名、課金のための決裁権の可否をテーブル化したものである。これらは、耐タンパ領域に保存され、認証サーバ116、映像処理装置100、リモコン500のいずれが有しても構わない。所望するサービスに応じて、各装置でこの認証用テーブルを参照することで、図3で示したS304、S306、S308の判定処理を行うことが可能となる。
このように、本実施例によれば、生体認証処理と機器認証処理をモジュール処理化することが可能となるので、サービスや、アプリケーションに応じて自由に処理順序を組み立てることが可能となり、映像処理装置100内のセキュリティレベルに対応することが可能となる。これによりユーザは、安心してサービスを享受できるとともに、サービス事業者は、不正なユーザを排除した安全なサービス提供が可能となる。更に、パーソナル化されたサービスを家族とともに、また個人別に好みの情報を取得したサービスの享受ができるので、新しい視聴スタイルの実現が可能となる。
次に生体認証機能を利用したネットワークサービスについて説明する。尚、以下説明するネットワークサービスにおいて、生体認証については既存の認証機能を利用すればよい。サービスの一つはユーザの識別である。ネットワークに接続したテレビはネットワークからWebページなどをダウンロードして情報を表示することができるが、Webページなどを格納しているサービスサーバ117に対してユーザ情報を送ることにより、そのユーザ(例えば、お父さん400a)に関連付けられたWebページをダウンロードすることができる。ここでは、図5を用いてサービスの例を説明する。サービスサーバには複数のユーザに関連付けられた情報が用意されており、サーバからユーザに関連付けられた情報をダウンロードすることによりユーザ固有のWebページを表示する。例えば、図7の共通ポータル660のページから、生体認証機能を使ってお父さんのページ665への遷移について説明する。リモコン500には図11に示すようなスイッチ520があり、ユーザはスイッチ520を押すとともに生体情報取得部に対して指を近づけたり、接触したりする。このスイッチ520により読取制御部602が発光部607と生体情報取得部601を起動する。発光部607は生体情報を取得するための光源であり、生体情報取得部601から取得された生体情報は送受信部605を通して映像処理装置100へ送られる。このとき生体情報は暗号化部604にて暗号化することにより、生体情報を保護することができる。映像処理装置100へ送られた生体情報は、図2においてリモコン受信部114を通して認証処理部201でお父さん400aと認証される。認証されたユーザ情報はコンテンツ制御部110およびIP放送受信/通信制御部111を通してサービスサーバ117へ送られる。サービスサーバ117はユーザ情報に基づき関連付けられたWebページを配信し、IP放送受信/通信制御部111、コンテンツ制御部110、およびメディア処理/表示制御部104で処理された後にディスプレイ105にて、図8に示すようなお父さん400aのページ665が表示される。
また、生体認証を、スイッチ520により起動する替わりに、共通ポータル660からマイポータルボタン661を選択したときに、サービスサーバ117が生体認証要求信号を映像処理装置100に対して送信し、映像処理装置100はリモコン500に対して生体認証要求信号を送る。送受信部605にて受信した信号は読取制御部602に送られ発光部607、および601を起動する。これ以降の動作は前述と同様である。このような動作を行うことにより、ユーザがスイッチを押す動作なくして、生体認証を行うことができる。
さらに、発光部607から常時、もしくは間欠的に発光し、受光部606に指が近づいたことを検知し読取制御部602へ通知し、生体情報取得部601を起動することにより、自動的に生体情報を取得することもできる。この場合も同様に、ユーザがスイッチを押す動作なくして、生体認証を行うことができる。
以上は、認証処理部201が受信装置100内もしくはサービスサーバ117に有する例について説明したが、認証処理部201はリモコン内で処理しても構わない。図5において生体情報取得部601で取得した生体情報を、図6に示すように認証処理部201にて処理した後送受信部605にて送信することで同様にお父さん400aのページ665が表示される。このとき、図6において、認証処理部201の認証結果を暗号化部604で暗号化して送ることにより認証結果の情報を保護することができる。
生体認証機能を有するリモコン500の概観の例を図9に示す。従来の映像処理装置を制御する部分に加えて生体認証を取得するために発光部607a、607bを備え、生体情報取得部601を備えている。
図9では、生体情報取得部601が映像処理装置100の操作面と同一面上に配置している例について述べたが、生体情報取得部601は図10に示すように、操作面の側面に配置してもよい。このように配置することにより、リモコン500を手に持ったきに、認証する指を動かさずとも、より自然に認証を行うことができる。生体情報取得部601は左右どちらの側面もしくは両側面に配置してもよい。
また、図12に示すように操作面に対して背面に配置しても前述と同様に、認証する指を動かさずとも、より自然に認証することができる。
生体情報取得部601がフラットな場合、認証するたびに指を置く位置が微妙にずれることがある。この位置のずれは認証時間が長くなったり、認識率の低下につながったりする。図13に示すように、生体情報取得部601に溝540を設けることにより指を置く位置のぶれを少なくするすることができる。図14に示すように2方向の溝540を設けることによりリモコン500を上から持つときと、下から持つときにそれぞれ指が自然に溝にあたり、指をガイドすることが可能となり、従来と同等のリモコン500操作環境下で違和感無く、認証する指を動かさずとも認証することができる。
図10にリモコン500の発光部607を生体情報取得部510の周囲に配置することにより、認証時に指に対して光源の当たる領域や位置が増える。これにより様々な指の角度に対して認証することができ、リモコン500の持ち方の違いによる認識率低下を防ぐことができる。
以上説明した本発明の各実施例によれば、例えば、映像装置へのログイン情報により、映像装置を使用するユーザごとに、パレンタルレベルなどによるコンテンツの視聴制限やファイル操作の制限、ユーザに関連付けられたページのネットワークによる取得が可能となるので、コンテンツの視聴管理やユーザ別のネットワークサービスを確実に行うことができる。
以上説明した実施例はいずれを組み合わせて用いても、本発明の1つの実施の形態となりえる。
以上説明した本発明の実施例によれば、映像装置を使用するユーザ管理を好適に行うことができる。
また、本発明の一実施形態は、以下にも適用できる。
すなわち、ネットTVでは、ネットの映像やサービスをテレビで行うことができる。この場合、安全・安心を確保するためにパスワードなどの入力が必須になる。TVリモコンで毎回入力するのは大変であり、利便性を損なう。そこで、安全性と利便性を両立させる試みとして、リモートコントローラに、例えば指静脈認証機能を持たせる。このように構成すれば、簡単操作で個人認証ができ、ペアレンタルロック(視聴年齢制限)機能の利用や家族の個々人のパーソナルポータルサービスへのアクセスが可能となる。さらに、例えば、指静脈認証とICカード等を組合せ、ネットTVを介してショッピング決済時の本人確認などに使用できる。活用方法としては、例えば、ペアレンタルロック、パーソナルポータルへのアクセス管理、ネットショッピング、ネットバンキング等が挙げられる。
また、リモートコントローラに生体認証機能として、例えば体内にある指の静脈パターンを使い個人認証を行なう指静脈認証機能を用いた場合、指静脈は身体的特徴なので、認証鍵を忘れない、なくさない等の効果がある。また、体内情報なので認証鍵を盗まれにくい、環境に影響されにくいなどの効果がある。
この場合、指静脈認証機能はユーザの指の静脈画像を撮影し、撮影した指の静脈画像から個人の静脈パターンを抽出する。次に、当該静脈パターンと、ICカードやサーバに登録する、または既に登録している静脈パターンを、指静脈パターンの構造マッチングを行なって認証を行なうなどすればよい。
生体認証機能付映像処理装置の第1のシステム構成の一例 生体認証機能付映像処理装置の第2のシステム構成の一例 認証処理制御フローの一例 認証用テーブルの一例 リモコンのブロック図の一例 リモコンのブロック図の一例 共通ポータルページの一例 ユーザページの一例 認証機能付リモコンの概観の一例 認証機能付リモコンの概観の一例 生体情報取得起動スイッチの一例 認証機能付リモコンの概観の一例 認証機能付リモコンの概観の一例 認証機能付リモコンの概観の一例
符号の説明
100…映像処理装置、101…CPU、102…メインメモリ、103…データおよび制御I/F、104…メディア処理/表示制御部、105…ディスプレイ、106…スピーカ、107…ワークメモリ、108…放送受信I/F、109…放送受信制御部、110…コンテンツ制御部、111…ネットワークI/F、112…IP放送受信/通信制御部、113…HDD、114…リモコン送受信部、115…リモコン情報制御部、116…認証サーバ、117…サービスサーバ、118…インターネット、201…認証処理部、500…リモコン、540…溝、601…生体情報取得部、602…読取制御部、603…受像制御操作部、604…暗号化部、605…送受信部、606…受光部、607…発光部、660、665…表示画面、661…ボタン

Claims (8)

  1. 生体情報を取得する生体情報取得部と、該生体情報取得部を制御する読取制御部と、生体情報と受像制御要求とを送るリモートコントローラにより映像処理装置を制御することを特徴とする映像処理装置。
  2. 請求項1に記載の映像処理装置であって、生体情報取得部で取得した生態情報を映像処理装置に送る際に暗号化することを特徴とする映像処理装置。
  3. 請求項1から2に記載の映像処理装置であって、受像機からリモートコントローラの生体情報取得部に対して生体情報の取得開始を制御することを特徴とする映像処理装置。
  4. 請求項1から3に記載の映像処理装置であって、ユーザが操作できる、生体情報取得を開始するためのスイッチ有することを特徴とする映像処理装置。
  5. 請求項1から4に記載の映像処理装置であって、生体情報取得部にユーザが指を近づけたときに生体情報の取得開始を映像処理装置へ通知することを特徴とする映像処理装置。
  6. 映像処理装置を制御するリモートコントローラであって、生体情報を用いた認証を容易に行うための溝を設けたことを特徴とするリモートコントローラ。
  7. 請求項6に記載のリモートコントローラであって、リモートコントローラの背面に生体情報の読み取り手段および、その前方にスイッチを設けたことを特徴とするリモートコントローラ。
  8. 請求項6に記載のリモートコントローラであって、リモートコントローラの側面に生体情報の読み取り手段および、その背面前方にスイッチを設けたことを特徴とするリモートコントローラ。
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