JP2008085926A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模及び消費電力の削減を図る。
【解決手段】無線通信装置1は、アレイ状に配置された複数のアンテナ1−1〜1−n、アダプティブアレイサーチャ1a、データ復調部1cから構成される。アダプティブアレイサーチャ1aは、アンテナ1−1〜1−n間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定する。データ復調部1cは、アンテナ1−1〜1−nで受信された無線信号の復調処理を行う。アダプティブアレイサーチャ1aは、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータ1bの一部の回路を共用化して、キャリブレーション機能を組み込んだ構成を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は無線通信装置に関し、特にアダプティブアレイアンテナ(Adaptive Array Antenna)を用いて無線通信を行う無線通信装置に関する。
ワイヤレスマルチメディア通信を実現する次世代移動通信システムとして、DS-CDMA(Direct Spread Code Division Multiple Access)技術を用いたディジタルセルラ無線通信システムの開発が進められている。
一般的な無線通信システムでは、加入者容量の増加またはセル半径の拡大を狙って、アダプティブアレイアンテナシステムの導入を行っている。アダプティブアレイアンテナシステムは、複数のアンテナをアレイ状に並べ、指向性を電波環境の変化に合わせて動的に変更できるようにしたシステムである。
図7はアダプティブアレイアンテナシステムの概略構成図である。図はアダプティブアレイアンテナシステムの基本的な受信動作を示すためのモデルであり、説明に必要な構成要素のみ示している。
アダプティブアレイアンテナシステム10は、アンテナブランチ10−1〜10−4とデータ復調部1cを含む。アンテナブランチ10−1〜10−4はそれぞれ、アンテナ1−1〜1−4、アナログ増幅部10b−1〜10b−4、A/D部10c−1〜10c−4から構成される。データ復調部1cは、乗算器11−1〜11−4、加算器12、重み係数設定部1c−1から構成される。
アンテナ1−1〜1−4は、無線信号を受け、アナログ増幅部10b−1〜10b−4は受信信号を増幅し、A/D部10c−1〜10c−4は、アナログ増幅信号をディジタル信号d1〜d4に変換する(ブランチ内の周波数変換部などの構成要素は省略している)。
重み係数設定部1c−1は、設定情報Aにもとづき、重み係数を決定し、乗算器11−1〜11−4は、A/D部10c−1〜10c−4からの出力信号d1〜d4に対し、重み係数設定部1c−1から設定された重み係数W1〜W4を乗算する。加算器12は、重み付けされた4つの信号を合成して出力する。
ここで、アンテナ1−1〜1−4は、到来角φで無線信号を受信した場合、アンテナ1−1を基準にして位相面を設定すると、アンテナ1−2〜1−4のそれぞれには行路差による位相差λ、2λ、3λが生じていることになる(互いのアンテナ間の位相差はλである)。
重み係数設定部1c−1は、アンテナ1−2につながる乗算器11−2に対しては、λの位相を回転させるための重み係数W2を生成して乗算器11−2へ送信し、乗算器11−2は、重み係数W2と信号d2とを乗算して位相差λを補正する。また、アンテナ1−3につながる乗算器11−3に対しては、2λの位相を回転させるための重み係数W3を生成して乗算器11−3へ送信し、乗算器11−3は、重み係数W3と信号d3とを乗算して位相差2λを補正する。さらに、アンテナ1−4につながる乗算器11−4に対しては、3λの位相を回転させるための重み係数W4を生成して乗算器11−4へ送信し、乗算器11−4は、重み係数W4と信号d4とを乗算して位相差3λを補正する。
このような、重み付け演算を行うことで、アンテナ1−1〜1−4における、互いのアンテナ間に生じていた位相差λはすべてキャンセルされて、乗算器11−1〜11−4からは同一位相の信号が出力され、加算器12では、同一位相の信号の同相加算を行うことになるので、高利得の受信を行うことが可能になる。
一方、アンテナ1−1〜1−4で受信された後の信号は、アナログ増幅やA/D変換などの処理が施されるが、これらの機能を構成する非線形回路素子は、個々に特性が異なり、また温度変化の環境条件や経年変化などによっても特性が変動する。このため、アンテナブランチ10−1〜10−4の位相特性(位相回転)は厳密には揃わず、アンテナブランチ10−1〜10−4毎に位相特性にばらつきが生じることになる。
したがって、アンテナブランチ10−1〜10−4のそれぞれに対して、固有の位相ずれが含まれることになるため、それらの位相ずれを除去しておかなければ、上記のような、位相差を正確にキャンセルした同相加算を行うといったことができなくなる。
このため、無線機内部のアンテナブランチ毎に存在する位相特性のばらつきを検出し、そのばらつきを除去するキャリブレーション(Calibration)の制御を行うことが必要であり、このような制御を行う回路はキャリブレータ(Calibrator)と呼ばれている。キャリブレータによって、各アンテナブランチの位相ずれを補正することで、データ復調部1cで行われる、アンテナ出力に重み付けを行うための重み付け演算を精度よく実現することが可能になる。
従来のアダプティブアレイアンテナ技術として、ビーム形成を行ってビーム毎に遅延プロファイルを生成し、遅延プロファイルをもとにパス検出を行うことで、アンテナ素子数が増えた場合でも回路規模の増大を抑える技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2003−283404号公報(段落番号〔0022〕〜〔0029〕,第1図)
アダプティブアレイアンテナシステムでは、アレイアンテナのビーム指向性を適応的に形成制御するビームフォーミングを実施して、希望局方向に狭いビームを向けて送受信を行う。
アダプティブアレイアンテナを備えた基地局では、基地局から端末機方向へ信号を送信する際のDL(Down Link)のビームフォーミングを行う場合、UL(Up Link)の上り信号から推定した、端末機からの送信信号の到来方向(DoA:Direction of Arrival)に、ビームの指向性が最大となるように制御を行う。DLのビームフォーミング時に、このような到来方向(到来角)を推定する制御を行う回路は、アダプティブアレイサーチャ(Adaptive array searcher)と呼ばれている。
上記のように、アダプティブアレイアンテナシステムでは、キャリブレータとアダプティブアレイサーチャの機能を有するが、従来システムでは、キャリブレータ回路とアダプティブアレイサーチャ回路には共通に使用できる機能ブロックが存在するにもかかわらず、別個に実装して同等の機能を有する回路部分を同時に作動させており、回路規模及び消費電力が増大するといった問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、キャリブレータとアダプティブアレイサーチャに共通に使用可能な機能ブロックを共用化させて回路規模及び消費電力の削減を図った無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、アダプティブアレイアンテナ1−1〜1−nを用いて無線通信を行う無線通信装置1において、アレイ状に配置された複数のアンテナ1−1〜1−nと、アンテナ1−1〜1−n間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定するアダプティブアレイサーチャ1aとを有し、アダプティブアレイサーチャ1aは、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータ1bの一部の回路を共用化したことを特徴とする無線通信装置1が提供される。
ここで、複数のアンテナ1−1〜1−nはアレイ状に配置する。アダプティブアレイサーチャ1aは、受信電波の到来方向を推定し、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータ1bの一部の回路を共用化する。
本発明の無線通信装置は、受信電波の到来方向を推定するアダプティブアレイサーチャが、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータの一部の回路を共用化して、キャリブレーション機能を組み込む構成とした。これにより、キャリブレータとアダプティブアレイサーチャに共通に使用できる機能ブロックを共用化させることで、回路規模及び消費電力の削減を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は無線通信装置の原理図である。無線通信装置1は、アレイ状に配置された複数のアンテナ1−1〜1−n、アダプティブアレイサーチャ1a、データ復調部1cから構成される。
アダプティブアレイサーチャ1aは、アンテナ1−1〜1−n間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定する。データ復調部1cは、重み係数設定部1c−1を含み、重み係数設定部1c−1により、アンテナ1−1〜1−nの出力に重み付けを行うための重み係数を設定し、アンテナ1−1〜1−nで受信された受信データ(ユーザデータ)の復調処理を行う。
また、アダプティブアレイサーチャ1aは、装置内部のアンテナ系列(上述のアンテナブランチと同じ意味)毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータ1bと共通に使用可能な一部の回路を共用化して、キャリブレーション機能を組み込んだ構成を有する(詳細回路構成は図4で後述する)。
次にキャリブレータ単体の回路構成及び動作について説明する。図2はキャリブレータと周辺の回路構成を示す図である。キャリブレータ3は、受信部23−1〜23−4を介してリファレンス信号結合部20と接続する。リファレンス信号結合部20は、リファレンス信号分配部(Power Divider)21、方向性結合器(Directional Coupler)22−1〜22−4から構成される。
キャリブレータ3は、リファレンス信号発生部31、乗算器32−1〜32−4、マッチドフィルタ(Matched Filter)33a〜33d、合成部34、乗算器35a〜35c、キャリブレーションタイミング計算部36、同期タイミング確定部37、バッファ38、平均化処理部39から構成される。
リファレンス信号発生部31は、キャリブレーションを行うための基準となるリファレンス信号を出力する。なお、リファレンス信号には拡散信号(PN(Pseudo Noise)符号)が用いられる。リファレンス信号分配部21は、受信したリファレンス信号を4本のリファレンス信号に電力分配して方向性結合器22−1〜22−4へ送信する。
方向性結合器22−1は、アンテナ1−1が接続するラインL1にリファレンス信号を乗せてリファレンス信号を受信部23−1へ出力する。同様に、方向性結合器22−2〜22−4は、アンテナ1−2〜1−4が接続するラインL2〜L4にリファレンス信号をそれぞれ乗せて、リファレンス信号を受信部23−2〜23−4へ出力する。
なお、方向性結合器22−1〜22−4に入力するリファレンス信号は拡散信号であるので、アンテナ1−1〜1−4で受信される無線信号に対しては、非常に小さな雑音としか見えない。したがって、アンテナ1−1〜1−4からの無線信号は、方向性結合器22−1〜22−4によって、リファレンス信号と結合しても後段の処理には影響を与えないため、運用中においてキャリブレーションを行うことができる。
受信部23−1〜23−4は、リファレンス信号を受信して乗算器32−1〜32−4へ送信する。なお、乗算器32−1〜32−4からの出力信号は2分岐されて、一方は図3に示すアダプティブアレイサーチャ側へ、他方はマッチドフィルタ33a〜33dへ送信される。
マッチドフィルタ33a〜33dは、同期タイミング確定部37から出力されるキャリブレーションタイミング信号tcにもとづき、既知のリファレンス信号パターンと各アンテナ系列を流れてきたリファレンス信号との同期補足を行って復調し、復調信号(リファレンス信号の遅延プロファイル)a1〜a4を出力する。合成部34は、復調信号a1〜a4を合成して合成信号を出力する。
キャリブレーションタイミング計算部36は、合成信号を受信すると、合成信号の一定区間の中で最も大きな電力(ピーク)があるタイミング(リファレンス信号の逆拡散タイミングに該当)を算出する。同期タイミング確定部37は、キャリブレーションタイミング計算部36で算出されたタイミングを受信すると、リファレンス信号の遅延プロファイルの中で最も大きなピークを持つタイミングのリファレンス信号を確定するためのキャリブレーションタイミング信号tcを生成し、マッチドフィルタ33a〜33dへ送信してリファレンス信号のシンボル同期をとる。
乗算器35aは、復調信号a1、a2を乗算して、アンテナ1−1系列の位相特性とアンテナ1−2系列の位相特性との位相差を表す乗算信号m2を生成してバッファ38へ送信する。乗算器35bは、復調信号a2、a3を乗算して、アンテナ1−2系列の位相特性とアンテナ1−3系列の位相特性との位相差を表す乗算信号m3を生成してバッファ38へ送信する。乗算器35cは、復調信号a3、a4を乗算して、アンテナ1−3系列の位相特性とアンテナ1−4系列の位相特性との位相差を表す乗算信号m4を生成してバッファ38へ送信する。
平均化処理部39は、バッファ38を介して送信された乗算信号m2〜m4を平均化して、キャリブレーション用の重み係数wc2〜wc4を生成する。そして、重み係数wc2を乗算器32−2へ送信し、重み係数wc3を乗算器32−3へ送信し、重み係数wc4を乗算器32−4へ送信する。
乗算器32−2は、ユーザデータに重み係数wc2を乗算して、アンテナ1−2系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。乗算器32−3は、ユーザデータに重み係数wc3を乗算して、アンテナ1−3系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。乗算器32−4は、受信信号に重み係数wc4を乗算して、アンテナ1−4系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。
なお、ここではアンテナ1−1系列の位相を基準にして、アンテナ1−1の位相に対して、アンテナ1−2〜1−4の位相を合わせて、アンテナ系列間の位相差を除去したので、乗算器32−1に対する位相差補正のための重み係数wc1は与えない(アンテナ1−1には位相回転を与えない)。
次にアダプティブアレイサーチャ単体の回路構成および動作について説明する。図3はアダプティブアレイサーチャの回路構成を示す図である。アダプティブアレイサーチャ4は、マッチドフィルタ4−1〜4−4、タイミング計算制御部40、DoA(Direction of Arrival:到来方向)計算部50、復調インタフェース部60から構成される。
タイミング計算制御部40は、バッファ41、乗算器42−1〜42−4、同相合成部43、タイミング計算部44から構成される。DoA計算部50は、乗算器51a〜51c、同相合成部52、DoA情報生成部53、DoAプロファイルメモリ54、DoA/重み係数変換部55、DoA情報選択部56から構成される。
なお、アダプティブアレイサーチャ4は、前段のキャリブレータ3によって装置内部の各アンテナ系列の位相差がキャンセルされた後のユーザデータを受信するので、実際にアンテナ間で生じている位相差だけを認識してDoAの推定処理を行うことになる。したがって、DoAを推定するには、アンテナ間の位相差を検出すればよい(例えば、図7において、アンテナ間の位相差λを検出することは、到来方向(到来角φ)を推定することと同じことである)。
マッチドフィルタ4−1〜4−4は、既知のデータパターンと、受信したユーザデータとの相関を取ることにより、ユーザデータの遅延プロファイルの瞬時値を計算し、ユーザデータを復調して復調信号b1〜b4を生成する。復調信号b1〜b4は2分岐されて、一方はタイミング計算制御部40内のバッファ41へ、他方はDoA計算部50内の乗算器51a〜51cへ送信される。
乗算器51aは復調信号b1、b2を乗算し、アンテナ1−1とアンテナ1−2との間の位相差λ1を出力する。乗算器51bは復調信号b2、b3を乗算し、アンテナ1−2とアンテナ1−3との間の位相差λ2を出力する。乗算器51cは復調信号b3、b4を乗算し、アンテナ1−3とアンテナ1−4との間の位相差λ3を出力する。
同相合成部52は、位相差λ1〜λ3を同相合成して1つの位相差信号を出力する。なお、互いの隣接アンテナ間に生じている位相差λ1〜λ3は理想的には3つとも同じ値λであるが、実際には雑音の影響などにより値が異なって誤差が生じるので、同相合成部52によって1つの位相差信号を得るように合成している。
DoA情報生成部53は、1シンボル区間に得られるn個の位相差信号(λ1〜λn)を平均化して、1シンボルの受信データに対するDoA情報を生成する。DoAプロファイルメモリ54は、DoA情報を格納する。DoA/重み係数変換部55は、DoA情報を重み係数に変換処理する。
バッファ41は、マッチドフィルタ4−1〜4−4で復調された復調信号b1〜b4を格納する。なお、バッファ41から復調信号b1〜b4が出力する場合、復調信号b1〜b4に対応するDoA情報が作成されて、DoAプロファイルメモリ54に格納された後に、復調信号b1〜b4はバッファ41から読み出される。乗算器42−1〜42−4は、バッファ41から出力された信号と、DoA/重み係数変換部55から送信された重み係数とをそれぞれ乗算して乗算信号を出力する。同相合成部43は、乗算信号の同相合成を行い、タイミング計算部44は、同相合成された信号から最もピークの高いタイミング(ユーザデータの逆拡散タイミングに該当)を検出し、ユーザデータタイミング信号tdを復調インタフェース部60とDoA情報選択部56へ送信する。
DoA情報選択部56は、DoAプロファイルメモリ54から送信されたDoA情報の中からユーザデータタイミング信号tdのタイミングに一致するDoA情報を選択し、選択DoA情報D1を復調インタフェース部60へ送信する。復調インタフェース部60は、ユーザデータタイミング信号tdと、選択DoA情報D1(具体的にはアンテナ間位相差λを示す情報である)とを受信すると、後段に位置する図1に示したデータ復調部1cへ通知する。なお、データ復調部1cでは、ユーザデータタイミング信号tdはユーザデータの逆拡散タイミングなので、このタイミングで受信したユーザデータの復調が可能であり、また、重み係数設定部1c−1において選択DoA情報D1(λ)により重み係数を算出できる。
次に図3に示したアダプティブアレイサーチャ4に対して、図2に示したキャリブレータ3を組み込んだ本発明の無線通信装置1の回路構成及び動作について説明する。図4は無線通信装置1の回路構成を示す図である。
無線通信装置1は、アンテナ1−1〜1−4、リファレンス信号結合部20、受信部23−1〜23−4、アダプティブアレイサーチャ1a、データ復調部1cを有する。アダプティブアレイサーチャ1aは、リファレンス信号発生部31、マッチドフィルタc0−1〜c0−4、乗算器32−1〜32−4、タイミング計算制御部40、DoA計算部50、復調インタフェース部60、セレクタ70、同期制御部71、キャリブレーション制御部1b−1から構成される。
タイミング計算制御部40は、バッファ41、乗算器42−1〜42−4、同相合成部c2、タイミング計算部c3から構成される。DoA計算部50は、乗算器c1−1〜c1−3、同相合成部52、DoA情報生成部53、DoAプロファイルメモリ54、DoA/重み係数変換部55、DoA情報選択部56から構成される。キャリブレーション制御部1b−1は、キャリブレーション重み情報生成部3a、バッファ38、平均化処理部39から構成される。
なお、図2で示したキャリブレータ3と、図3で示したアダプティブアレイサーチャ4とで共用化する主な回路ブロックは、マッチドフィルタc0−1〜c0−4、乗算器c1−1〜c1−3(乗算器c1−1〜c1−3は位相差検出部に該当)、同相合成部c2、タイミング計算部c3である。
次に無線通信装置1のキャリブレーション動作について説明する。リファレンス信号発生部31は、キャリブレーションを行うための基準となるリファレンス信号(拡散信号である)を出力する。リファレンス信号結合部20は、受信したリファレンス信号を、アンテナ1−1〜1−4に対応して、4本のリファレンス信号に電力分配し、内部の方向性結合器によって、ラインL1〜L4にリファレンス信号をそれぞれ結合させる。
受信部23−1〜23−4は、リファレンス信号を受信してマッチドフィルタc0−1〜c0−4へ送信する。マッチドフィルタc0−1〜c0−4は、既知のリファレンス信号パターンと各アンテナ系列を流れてきたリファレンス信号との同期補足を行って復調し、リファレンス信号の復調信号(リファレンス信号の遅延プロファイルであり、以下、リファレンス復調信号とも呼ぶ)を生成し、乗算器32−1〜32−4へ送信する。乗算器32−1〜32−4からの出力信号は、2分岐されて、一方はタイミング計算制御部40のバッファ41へ、他方はDoA計算部50内の乗算器c1−1〜c1−3へ送信される。
乗算器32−1〜32−4からの出力信号は、バッファ41、乗算器42−1〜42−4を介して送信され、同相合成部c2で受信される。同相合成部c2は、リファレンス復調信号を合成して合成信号を出力する。
タイミング計算部c3は、合成信号を受信すると、合成信号の一定区間の中で最も大きな電力(ピーク)があるタイミング(リファレンス信号の逆拡散タイミングに該当)を算出し、そのリファレンスタイミング信号tcをキャリブレーション重み情報生成部3aへ送信する。
一方、乗算器c1−1は、乗算器32−1、32−2から出力されたリファレンス復調信号を乗算して、アンテナ1−1系列の位相特性とアンテナ1−2系列の位相特性との位相差を表す乗算信号を生成してバッファ38へ送信する。乗算器c1−2は、乗算器32−2、32−3から出力されたリファレンス復調信号を乗算して、アンテナ1−2系列の位相特性とアンテナ1−3系列の位相特性との位相差を表す乗算信号を生成してバッファ38へ送信する。乗算器c1−3は、乗算器32−3、32−4から出力されたリファレンス復調信号を乗算して、アンテナ1−3系列の位相特性とアンテナ1−4系列の位相特性との位相差を表す乗算信号を生成してバッファ38へ送信する。
キャリブレーション重み情報生成部3aは、タイミング計算部c3から出力されるリファレンスタイミング信号tcにもとづき、受信した乗算信号から、キャリブレーション用の重み係数の情報であるキャリブレーション重み情報(キャリブレーション用重み係数Wc)を生成して、DoA情報選択部56へ送信する。また、リファレンスタイミング信号tcにもとづいて、バッファ38から出力された乗算信号を平均化処理部39へ送信する。
平均化処理部39は、キャリブレーション重み情報生成部3aを介して、リファレンスタイミング信号tcで送信された乗算信号を受信すると、これらを平均化してキャリブレーション用の重み係数wc2〜wc4を生成する。そして、重み係数wc2を乗算器32−2へ送信し、重み係数wc3を乗算器32−3へ送信し、重み係数wc4を乗算器32−4へ送信する。
乗算器32−2は、ユーザデータに重み係数wc2を乗算して、アンテナ1−2系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。乗算器32−3は、ユーザデータに重み係数wc3を乗算して、アンテナ1−3系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。乗算器32−4は、ユーザデータに重み係数wc4を乗算して、アンテナ1−4系列にある回路素子で生じる位相差の補正を行う。
なお、ここではアンテナ1−1系列の位相を基準にして、アンテナ1−1のアンテナ系列の位相にアンテナ1−2〜1−4のアンテナ系列の位相を合わせて、アンテナ系列間の位相差を除去したので、乗算器32−1に対する位相差補正のための重み係数は与えない。
次に無線通信装置1のDoA推定処理動作について説明する。受信部23−1〜23−4は、アンテナ1−1〜1−4で受信された無線信号に対しては、増幅処理、ダウンコンバートなどの処理を行ってユーザデータとして、マッチドフィルタc0−1〜c0−4へ送信する。
マッチドフィルタc0−1〜c0−4は、既知のデータパターンとユーザデータの相関を取ることにより、ユーザデータの遅延プロファイルの瞬時値を計算し、ユーザデータを復調して復調信号(ユーザ復調信号)を生成する。ユーザ復調信号は、乗算器32−1〜32−4を介して送信され、乗算器32−1〜32−4の出力段で2分岐され、一方はタイミング計算制御部40内のバッファ41へ、他方はDoA計算部50内の乗算器c1−1〜c1−3へ送信される。
乗算器c1−1は、乗算器32−1、32−2から出力されたユーザ復調信号を乗算し、アンテナ1−1とアンテナ1−2との間の位相差λ1を出力する。乗算器c1−2は、乗算器32−2、32−3から出力されたユーザ復調信号を乗算し、アンテナ1−2とアンテナ1−3との間の位相差λ2を出力する。乗算器c1−3は、乗算器32−3、32−4から出力されたユーザ復調信号を乗算し、アンテナ1−3とアンテナ1−4との間の位相差λ3を出力する。
同相合成部52は、位相差λ1〜λ3を同相合成して1つの位相差信号を出力する。なお、位相差λ1〜λ3は理想的には3つとも同じ値λであるが、実際には雑音の影響などにより値が異なって誤差が生じるので、同相合成部52によって1つの位相差信号を得るように合成している。
DoA情報生成部53は、1シンボル区間に得られる位相差信号を平均化して、1シンボル区間の受信データに対する複数のDoA情報を生成する。DoAプロファイルメモリ54は、DoA情報を格納する。DoA/重み係数変換部55は、DoA情報を重み係数に変換処理する。
バッファ41は、マッチドフィルタc0−1〜c0−4で復調されたユーザ復調信号を格納する。なお、バッファ41からユーザ復調信号が出力する場合、ユーザ復調信号に対応するDoA情報が作成されて、DoAプロファイルメモリ54に、そのDoA情報が格納された後に、ユーザ復調信号はバッファ41から読み出される。
同期制御部(キャリブレータ3の同期タイミング確定部37の回路を使用可)71は、上位から送信される図示しない外部信号にもとづき、キャリブレーション動作とDoA推定処理とを切り替えるための同期タイミング信号t1を生成してセレクタ70へ送信する。セレクタ70は、同期制御部71から出力される同期タイミング信号t1を受信すると、DoA/重み係数変換部55から送信された重み係数を乗算器42−1〜42−4へ送信する。
乗算器42−1〜42−4は、バッファ41から出力された信号と、セレクタ70を介して、DoA/重み係数変換部55から送信された重み係数とをそれぞれ乗算して乗算信号を出力する。同相合成部c2は、乗算信号の同相合成を行い、タイミング計算部c3は、同相合成された信号から最もピークの高いタイミング(ユーザデータの逆拡散タイミングに該当)を検出し、検出したタイミングをユーザデータタイミング信号tdとして、復調インタフェース部60とDoA情報選択部56へ送信する。
DoA情報選択部56は、DoAプロファイルメモリ54から送信されたDoA情報の中からユーザデータタイミング信号tdのタイミングに一致するDoA情報を選択し、選択DoA情報D1として復調インタフェース部60へ送信する。復調インタフェース部60は、ユーザデータタイミング信号tdと、選択DoA情報(具体的にはアンテナ間位相差λを示す情報である)D1とを受信すると、設定情報A(設定情報Aの内容は、図5、図6で後述)を生成して、データ復調部1cへ通知する。なお、データ復調部1cでは、ユーザデータタイミング信号tdはユーザデータの逆拡散タイミングなので、このタイミングで受信ユーザデータの復調が可能であり、また、重み係数設定部1c−1において選択DoA情報D1(λ)により重み係数を算出できる。
なお、図には示していないが、データ復調部1cは、受信部23−1〜23−4から出力されるユーザデータ(図7の信号d1〜d4に該当)を受信する。そして、データ復調部1c内の重み係数設定部1c−1は、設定情報Aにもとづき、アンテナ出力であるユーザデータに対して重み付け演算を行う。
次にDoA情報選択部56の構成について説明する。図5はDoA情報選択部の構成を示す図である。DoA情報選択部56−1は、内部セレクタ56aを有する。内部セレクタ56aは、タイミング計算部c3から出力されたユーザデータタイミング信号(ユーザデータの逆拡散タイミング情報)tdと、DoAプロファイルメモリ54から出力されたDoA情報とを受信し、ユーザデータタイミング信号tdにタイミングが一致するDoA情報を、選択DoA情報D1として復調インタフェース部60へ送信する。また、キャリブレーション重み情報生成部3aから出力されたキャリブレーション用の重み係数Wcを受信して、スルーで復調インタフェース部60へ送信する。
データ復調部1c内の重み係数設定部1c−1は、復調インタフェース部60を介して送信された、設定情報A(選択DoA情報D1+キャリブレーション用の重み係数Wc)を受信すると、図7に示すように、アンテナ1−1〜1−4間の位相差を補正する重み係数W1〜W4を算出し、乗算器11−1〜11−4へ重み係数W1〜W4を送信して、アンテナ間の位相差補正を行う。
図6はDoA情報選択部の構成を示す図である。DoA情報選択部56−2は、内部セレクタ56aと乗算器56bを有する。内部セレクタ56aは、タイミング計算部c3から出力されたユーザデータタイミング信号(ユーザデータの逆拡散タイミング情報)tdと、DoAプロファイルメモリ54から出力されたDoA情報とを受信し、ユーザデータタイミング信号にタイミングが一致するDoA情報を、選択DoA情報D1として出力する。
乗算器56bは、選択DoA情報D1と、キャリブレーション重み情報生成部3aから出力されたキャリブレーション用の重み係数Wcとを乗算して、キャリブレーション後のアンテナ間位相差を補正する重み係数W1〜W4を生成して、復調インタフェース部60へ送信する。
データ復調部1c内の重み係数設定部1c−1は、復調インタフェース部60を介して送信された、設定情報Aである重み係数W1〜W4を受信すると、図7に示すように、乗算器11−1〜11−4へ、その重み係数W1〜W4を送信して、アンテナ1−1〜1−4間の位相差補正を行う。このように、アダプティブアレイサーチャ1a側で、アンテナ1−1〜1−4間の位相差補正を行うための重み係数計算もすべて行って、計算結果のみをデータ復調部1cへ送信する構成にしてもよい。
(付記1) アダプティブアレイアンテナを用いて無線通信を行う無線通信装置において、
アレイ状に配置された複数のアンテナと、
前記アンテナ間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定するアダプティブアレイサーチャと、
を有し、
前記アダプティブアレイサーチャは、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータの一部の回路を共用化したことを特徴とする無線通信装置。
(付記2) 前記アダプティブアレイサーチャは、マッチドフィルタを含み、前記マッチドフィルタは、前記到来方向の推定処理に必要な、受信信号の復調処理と、前記キャリブレーションに必要な、基準信号の復調処理とを、共用化して行うことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記3) 前記アダプティブアレイサーチャは、位相差検出部を含み、前記位相差検出部は、前記到来方向の推定処理に必要な、前記アンテナ間の位相差検出処理と、前記キャリブレーションに必要な、基準信号の位相差検出処理とを、共用化して行うことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記4) 前記アダプティブアレイサーチャは、同相合成部及びタイミング計算部を含み、前記到来方向の推定処理に必要な、マッチドフィルタで復調された受信信号の同相合成処理及び同相合成された信号から前記ユーザデータの逆拡散タイミングを算出する処理と、前記キャリブレーションに必要な、前記マッチドフィルタで復調された基準信号の同相合成処理及び同相合成された信号から前記基準信号の逆拡散タイミングを算出する処理とを、共用化して行うことを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記5) 前記アンテナの出力に重み付けを行うための重み係数を設定する重み係数設定部を有し、前記アダプティブアレイサーチャは、受信信号の逆拡散タイミングに同期する到来方向情報を生成し、前記到来方向情報と、前記キャリブレーションによって取得した装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差補正量とから、前記重み係数を算出して前記重み係数設定部へ送信することを特徴とする付記1記載の無線通信装置。
(付記6) アンテナ間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定するアダプティブアレイサーチャにおいて、
受信したユーザデータの復調処理と、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションに必要な、補正の基準となるリファレンス信号の復調処理とを行うマッチドフィルタと、
前記アンテナ間の位相差検出処理と、前記リファレンス信号の位相差検出処理とを行う位相差検出部と、
を有することを特徴とするアダプティブアレイサーチャ。
無線通信装置の原理図である。 キャリブレータと周辺の回路構成を示す図である。 アダプティブアレイサーチャの回路構成を示す図である。 無線装置の回路構成を示す図である。 DoA情報選択部の構成を示す図である。 DoA情報選択部の構成を示す図である。 アダプティブアレイアンテナシステムの概略構成図である。
符号の説明
1 無線通信装置
1−1〜1−n アンテナ
1a アダプティブアレイサーチャ
1b キャリブレータ
1c データ復調部
1c−1 重み係数設定部

Claims (5)

  1. アダプティブアレイアンテナを用いて無線通信を行う無線通信装置において、
    アレイ状に配置された複数のアンテナと、
    前記アンテナ間の位相差を検出し、受信電波の到来方向を推定するアダプティブアレイサーチャと、
    を有し、
    前記アダプティブアレイサーチャは、装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差を補正するキャリブレーションを行うキャリブレータの一部の回路を共用化したことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記アダプティブアレイサーチャは、マッチドフィルタを含み、前記マッチドフィルタは、前記到来方向の推定処理に必要な、受信信号の復調処理と、前記キャリブレーションに必要な、基準信号の復調処理とを、共用化して行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記アダプティブアレイサーチャは、位相差検出部を含み、前記位相差検出部は、前記到来方向の推定処理に必要な、前記アンテナ間の位相差検出処理と、前記キャリブレーションに必要な、基準信号の位相差検出処理とを、共用化して行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記アダプティブアレイサーチャは、同相合成部及びタイミング計算部を含み、前記到来方向の推定処理に必要な、マッチドフィルタで復調された受信信号の同相合成処理及び同相合成された信号から前記ユーザデータの逆拡散タイミングを算出する処理と、前記キャリブレーションに必要な、前記マッチドフィルタで復調された基準信号の同相合成処理及び同相合成された信号から前記基準信号の逆拡散タイミングを算出する処理とを、共用化して行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記アンテナの出力に重み付けを行うための重み係数を設定する重み係数設定部を有し、前記アダプティブアレイサーチャは、受信信号の逆拡散タイミングに同期する到来方向情報を生成し、前記到来方向情報と、前記キャリブレーションによって取得した装置内部のアンテナ系列毎に発生する位相差補正量とから、前記重み係数を算出して前記重み係数設定部へ送信することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
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