JP2008085840A - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の基地局と前記基地局のいずれかに接続される端末とを備え、それぞれの基地局は、端末との通信時の送信電力の強度を第1の値および第1の値よりも弱い範囲の第2の値に制御する手段と、送信電力が第1の値に制御されているときに、送信電力の強度と時間との関係を示すスケジュールデータを複数の端末に配布する手段と、を有し、端末は、前記基地局の送信電力が前記第2の値に制御されているときに基地局と通信可能か否かを判定する手段と、通信可能と判定された場合に、第2の値の送信電力で前記基地局と通信する手段とを有する。
【選択図】図5
Description
図3に示すように、従来の技術(例えば、特開平8-311089号公報)では、チャ
ネルを周波数分割して多重化する。図3に示したそれぞれの円の中心には、基地局が設置されている(例えば、符号B1、B2が基地局を示している)。それぞれの基地局は、広いカバーエリアで通信可能な強い電力のチャネル(第1の周波数によるチャネル)と、狭いカバーエリアで通信するための弱い電力のチャネル(第2の周波数でのチャネル)で、カバーエリア内の移動端末と通信する。図3において、大きな円は、それぞれの線種に対応した周波数で通信するチャネルのカバーエリアを示している。また、小さな円は、弱い電力のチャネルのカバーエリアを示している。
でスケジューリングして管理する。本実施形態は、チャネルは基地局間で、周波数分割、または、コード分割がされているとする。なお、チャネル自体も時分割で多重化することも可能である。ただし、その場合は、時分割多重されるチャネルの時間管理と、電力の大きさの時間管理とで2重の時間管理をする必要がある。本手段でのチャネルの定義は、チャネルとは一つの通信を確立する単位であり、同一基地局に対してのチャネルが異なれば、複数の移動端末が並列して通信が行えるものを指す(一つの基地局が複数の端末をサポートするための多重化を指す)。
は、チャネルCH1は、タイミング(区間)T1、T3、T5、およびT7に割り当てられる。また、チャネルCH2は、タイミング(区間)T2、T4、T6、およびT8に割り当てられる。
本実施形態の通信システムでは、基地局同士が同期していること、および基地局間で電力レベルに応じたチャネルの多重化が行われているという前提がある。各基地局の各チャネルでは、予め電力に応じた電波到達範囲を計測しておく。各基地局の各チャネルのスケジューリングは、各基地局の各チャネルを管理している制御装置が行う。
1000−3000マイクロ秒の間は、−6dBで通信される。さらに、3000−5000マイクロ秒の間は、−9dBで通信され、5000−7000マイクロ秒にて0dBに戻る。このように、本通信システムは、基地局ごとにそれぞれのチャネルについて、通常送信電力(本発明の第1の値に相当)からの相対電力値(本発明の第2の値、および許容送信電力に相当)と、時間軸上の期間との関係で、電力スケジュール(本発明のスケジュールに相当)を規定する。
図9に、本通信システムを構成する移動端末の処理フローを示す。この処理は、移動端末を制御するCPU、DSP等のコンピュータ上のプログラムによって実現される。ただし、このような制御を専用のハードウェア(デジタル回路)を用いて実現してもよい。
通信する手段に相当する。
。
次に、第2のスケジューリングとして、電力レベルが強と弱の2値ではなく、多段階にする場合の処理を説明する。電力レベルを多段階とすることにより、カバーエリアと通信量のバランスをとる。図11に、図7−図8Aの場合より強い電力レベルで送信する場合の基地局のカバーエリアを示す。基準値以上の電波の送信は法令で許容されない。しかし、例えば、基地局が密集しているときに、図11のような状態が起こりうる。すなわち、図11では、1の基地局のカバーエリアが、他の多数の基地局のカバーエリアを包含している。通常は、図11のような状態よりも弱い電力で通信することがほとんどであるが、少ない頻度で電力の強い時間を設けることにより、ハンドオーバーや、基地局サーチを補助する。
(1)基地局間で同一チャネルの重複しない送信電力スケジュールをそれぞれ基地局に設定する。
(2)各基地局は、通常送信電力期間にスケジュールを移動端末に配信する。
(3)移動端末は、それぞれが所属するカバーエリアを担当する基地局との間で、弱い電力の期間(多段階の電力に対応する複数期間)に受信テストを実行する。
(4)移動端末は、受信テストにて成功した1以上の期間を指定してネゴシエイトを要求する。
(5)基地局は、ネゴシエイト要求のあった1以上の期間のうち、送信電力の弱い方から1以上を選択して、移動端末に応答する。
以上で述べた電力レベルの制御において、スケジュールの情報はスケジュール管理装置によって分配される。イメージを図12に示す。スケジュール管理装置はある基地局で使
う電力が他の基地局(他の基地局を使う移動端末)にどれくらいの影響があるのかをパラメータとして持つ。このパラメータはフィールドによって変化するため、事前にフィールドで調査を行なって取得しておく。スケジュール管理装置は図7、図8、および図13にあるように、基地局間で干渉が生じないように各基地局の電力レベルとその期間を決定し、各基地局に分配する。
次にスケジューリングを決めるための具体的な手段の例を述べる。まず、基地局間の電波干渉の定義を述べる。図14に示すように、基地局Xbと通信するあらゆる移動端末Xmが電力Xpで通信するときに、他の基地局Ybと電力Ypにて通信する移動端末Ym(Xbを除く移動端末)が受ける最大の電力レベルをXYnと定義する。XYnが閾値Th(定数)以下である場合、電波の干渉は無いとみなす。
B(E[1])になる。
一般的に、
N−1
A=Σ(M(E[n])*B(E[n]))+M(S)*B(S)
n=0
ここで、Nは拡張パターン数(カバーエリアの配置の種類数)、M(E[n])は拡張パターンnで収容できる全端末数、B(E[n])は拡張パターンnにおいて送信電力が0でない基地局数、M(S)は、特殊パターンでの全端末数、B(S)はにおいて送信電力が0でない基地局数である。このように定義とすると、各パターンに割り当てられる時間は、以下のように算出することができる。Tは基本単位時間である。基本単位時間とは、スケジュールが1通り終了するまでの期間、すなわち、基地局が利用可能なすべてのチャネルで1通り通信が完了するまでの時間である。基本単位時間として、その間に通信が途切れても利用者が許容できる程度の時間してもよい。
tE[n] = (T/A)*M(E[n])*B(E[n])
特殊パターンSに割り当てられる時間:tS
tS = (T/A)*M(S)*B(S)
基地局側からみると、T内でパターン数Nに応じた電力レベルの変更となる。 図7の例で、例えば、T=10000μ秒としたとき、以下の値に決定したとする。
M(S)*B(S)=2000000;
M(E[0])*B(E[0])=1000000;
M(E[1])*B(E[1])=1000000;
M(E[2])*B(E[2])=1000000:
この場合には、以下のように期間を設定すればよい。
区間T1=tS=4000;
区間T2=tE[0]=2000;
区間T3=tE[1]=2000;
区間T4=tE[2]=2000;
図7のAの基地局のスケジューリングには、図15のようなスケジューリングデータが分配されることになる。以上のようなスケジューリングは、各パターンで収容できる全端末数M、基地局数Bが、測定できれば、上記手順にしたがって、コンピュータの処理によって自動で算出できる。ただし、スケジューリングは必ずしも自動で決める必要はなく、入力パラメータとして外部から通信システムに与えるようにしてもよい。
Claims (4)
- 複数の基地局と前記基地局のいずれかに接続される端末とを備え、
前記それぞれの基地局は、
前記端末との通信時の送信電力の強度を第1の値および前記第1の値よりも弱い範囲の第2の値に制御する手段と、
前記送信電力が第1の値に制御されているときに、前記送信電力の強度と時間との関係を示すスケジュールデータを複数の端末に配布する手段と、を有し、
前記端末は、
前記基地局の送信電力が前記第2の値に制御されているときに前記基地局と通信可能か否かを判定する手段と、
通信可能と判定された場合に、前記第2の値の送信電力で前記基地局と通信する手段とを有する、通信システム。 - 前記スケジュールデータは、前記それぞれの基地局が使用する複数の通信チャネルごとに、時間軸上の期間とそれぞれの期間での許容送信電力との関係を含む請求項1に記載の通信システム。
- 前記時間軸上での期間は、当該期間の許容送信電力にて送信可能な基地局数と前記基地局に収容可能な端末数との積に応じて配分された時間である請求項2に記載の通信システム。
- 複数の基地局と前記基地局のいずれかに接続される端末とが実行する通信方法であり、
前記それぞれの基地局は、
前記端末との通信時の送信電力の強度を第1の値および前記第1の値よりも弱い範囲の第2の値に制御するステップと、
前記送信電力が第1の値に制御されているときに、前記送信電力の強度と時間との関係を示すスケジュールデータを複数の端末に配布するステップと、を実行し、
前記端末は、
前記基地局の送信電力が前記第2の値に制御されているときに前記基地局と通信可能か否かを判定するステップと、
通信可能と判定された場合に、前記第2の値の送信電力で前記基地局と通信するステップとを実行する、通信方法。
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