JP2018529242A - 暗黙的な同期化を用いて無線周波数(rf)データパケット信号送受信機を試験する方法 - Google Patents

暗黙的な同期化を用いて無線周波数(rf)データパケット信号送受信機を試験する方法 Download PDF

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Abstract

無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験するための方法であって、DUTによるRFデータパケット信号送信および受信間の移行を検出するステップと、DUTによる異なるRFデータパケット信号送信動作間の移行を検出するステップと、DUTによる異なるRFデータパケット信号受信動作間の移行を検出するステップとを含む方法。

Description

本発明は、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の試験に関し、特に、明示的な同期信号または別個の同期信号なしにこのようなデバイスを試験することに関する。
今日の電子デバイスの多くは、接続性および通信の両方の目的のためにワイヤレス信号技術を使用する。ワイヤレスデバイスは電磁エネルギーを送受信するため、かつ2つ以上のワイヤレスデバイスは、信号周波数および電力スペクトル密度によって互いの動作に干渉する可能性があるため、これらのデバイスおよびワイヤレス信号技術は、様々なワイヤレス信号技術規格の仕様に準拠していなければならない。
このようなワイヤレスデバイスを設計する際、技術者は、このようなデバイスが、それぞれに含まれるワイヤレス信号技術規定の規格に基づいた仕様に確実に合致するか、または上回るように特に注意を払う。さらに、その後、これらのデバイスが量産される際、これらのデバイスは、製造上の欠陥が原因で動作不良を起こすことがないように、含まれるワイヤレス信号技術規格に基づいた仕様に確実に準拠していることも含めて試験される。
これらのデバイスを製造および組み立て後に試験するため、現行のワイヤレスデバイス試験システムは、通常、各被試験デバイス(DUT)に試験信号を供給し、各DUTから受信された信号を分析するための試験サブシステムを採用する。一部のサブシステム(「テスタ」と呼ばれる場合が多い)は、少なくとも、DUTに送信されるソース信号を供給するためのベクトル信号発生器(VSG)と、DUTによって生成された信号を分析するためのベクトル信号分析器(VSA)とを含む。VSGによる試験信号の生成およびVSAによって実行される信号の分析は、一般に、(例えば、内蔵のプログラマブルコントローラ、またはパーソナルコンピュータなどの外付けのプログラマブルコントローラを使用することにより)異なる周波数範囲、帯域幅、および信号変調特性を有する多様なワイヤレス信号技術規格への準拠に関して多様なデバイスの試験に使用できるようにそれぞれプログラム可能である。
このようなデバイスの機能および生産量が増えるにつれ、このようなデバイスを試験する時間、したがってコストも増えている。試験時間を短縮するための、したがってコストも低減するための1つの方法は、テスタ、すなわち試験システムとDUTとの間の、試験結果の生成に直接関係しない通信を減らすことである。このための1つの手法は、テスタおよびDUTの両方に試験ステップの所定のシーケンスをプログラムするか、そうでなければ内部に埋め込んで(例えば、ファームウェアに予め読み込ませて)、テスタとDUTとを同期化し、確実に適切な試験ステップが必要に応じて行われるようにすることであった。このような同期化は、テスタとDUTとの間の短時間の明示的な同期化通信中に実現することが可能である。これらの例は、米国特許第7,689,213号明細書および同第8,811,194号明細書に見出すことができ、それらの開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。
しかしながら、いかに短時間であっても、このような明示的な同期化通信に必要な期間をさらに最小限に抑えるか、またさらにはなくすことが望ましいであろう。なぜなら、このような同期化通信は、試験フローの設計および遂行が複雑になるが、試験結果を直接生成したり、試験結果となったりしないからである。
本明細書で特許請求される発明に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、DUTによるRFデータパケット信号送信および受信間の移行を検出するステップと、DUTによる異なるRFデータパケット信号送信動作間の移行を検出するステップと、DUTによる異なるRFデータパケット信号受信動作間の移行を検出するステップとを含む方法が提供される。
本明細書で特許請求される発明の1つの実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、DUTによるRFデータパケット信号送信および受信間の移行を検出するステップを含む方法は、
DUTからテスタで、第1の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含む第1のDUTデータパケット信号を受信するステップと、
テスタで、第1の複数のDUTデータパケットの後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップであって、その後に、
テスタから、相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する部分が交互に存在する複数のテスタデータパケットを含む、テスタデータパケット信号を送信するステップ、および
DUTからテスタで、複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する第2の複数のDUTデータパケットを含む、第2のDUTデータパケット信号を受信するステップ
が続く、ステップと、
テスタデータパケット信号の送信を終了するステップであって、その後に、DUTからテスタで、第3の複数のDUTデータパケットを含む第3のDUTデータパケット信号を受信するステップが続く、ステップと
を含む。
本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、DUTによるRFデータパケット信号送信動作間の移行を検出するステップを含む方法は、
DUTからテスタで、第1の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含む第1のDUTデータパケット信号を受信するステップと、
テスタで、第1の複数のDUTデータパケットの後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップと、
DUTからテスタで、第1のDUTデータパケット信号の後に続き、かつ第2の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含む第2のDUTデータパケット信号を受信するステップと、
テスタで、第2の複数のDUTデータパケットの後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップと
を含む。
本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、DUTによるRFデータパケット信号受信動作間の移行を検出するステップを含む方法は、
テスタから、相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する部分が交互に存在する第1の複数のテスタデータパケットを含む、第1のテスタデータパケット信号を送信するステップと、
DUTからテスタで、第1の複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する第1の複数のDUTデータパケットを含む、第1のDUTデータパケット信号を受信するステップと、
第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップであって、その後に、第1のテスタデータパケット信号の送信を終了するステップが続く、ステップと、
テスタから、第1のテスタデータパケット信号の後に続き、かつ相互により高い公称送信テスタデータパケット信号電力およびより低い公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する部分が交互に存在する第2の複数のテスタデータパケットを含む、第2のテスタデータパケット信号を送信するステップと、
DUTからテスタで、第1の複数のテスタデータパケットの交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する第1の複数のDUTデータパケットを含む、第1のDUTデータパケット信号を受信するステップと
を含む。
導電性環境または有線環境にある無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)の典型的な試験環境を図示する。 放射性環境またはワイヤレス環境にある無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)の典型的な試験環境を図示する。 本明細書で特許請求される発明の1つの実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 電力測定器、または電力を感知するデバイスもしくはサブシステムがテスタの一部として含まれる代替的な試験環境を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。 本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従った、テスタとDUTとの間のデータパケット信号の相互作用を図示する。
以下の詳細な説明は、添付図面を参照して、本明細書で特許請求される発明の例示的な実施形態を説明するものである。このような説明は、例示を意図するものであり、本発明の範囲に関して限定するものではない。このような実施形態は、当業者が主題となる本発明を実践することを可能にするように十分に詳細に説明され、また、主題となる本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、いくつかの変更を加えて他の実施形態が実践され得ることが理解されるであろう。
本開示の全体を通じて、文脈から反対のことが明示されない限り、説明される個々の回路素子の数は単数または複数であり得ることが理解されるであろう。例えば、用語「回路(circuit)」および「回路(circuitry)」は、単一の構成要素または複数の構成要素のいずれを含んでもよく、それらは、能動的および/または受動的のいずれかであり、接続されるか、または別の方法で互いに結合されて(例えば、1つまたは複数の集積回路チップとして)、説明される機能を提供する。加えて、用語「信号」は、1つまたは複数の電流、1つまたは複数の電圧、またはデータ信号を指す場合がある。図面内では、類似または関係する要素は、類似または関係する英字、数字、または英数字の指示表記を有する。さらに、本発明は、ディスクリート電子回路(好ましくは、1つまたは複数の集積回路チップの形態における)を使用する実装形態に関連して説明されるが、そのような回路の任意の部分の機能も、信号周波数または処理されるデータレートに応じて、適切にプログラムされた1つまたは複数のプロセッサを使用して代替的に実施することができる。さらに、図が様々な実施形態の機能ブロック図を示す範囲で、その機能ブロックは、ハードウェア回路間の区分を必ずしも示すものではない。
携帯電話、スマートフォン、タブレットなどといったようなワイヤレスデバイスは、規格に基づいた技術(例えば、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、3GPP LTE、およびBluetooth(登録商標))を利用する。これらの技術の基礎となる規格は、信頼性の高いワイヤレス接続性および/または通信を供給するように設計される。規格は、一般に、ワイヤレススペクトルに隣接するか、またはワイヤレススペクトルを共有する同一のまたは他の技術を使用して、エネルギー効率が良く、デバイス間の干渉を最小限に抑えるように設計される物理仕様および高水準仕様を規定する。
これらの規格によって規定された試験は、このようなデバイスが規格に規定された仕様に適合するように設計されていること、および製造されたデバイスが引き続きそれらの規定された仕様に適合することを保証するように意図される。デバイスのほとんどは、少なくとも1つまたは複数の受信機および送信機を包含する送受信機である。このため、試験は、受信機および送信機の両方が適合しているかどうかを確認するように意図される。DUTの1つまたは複数の受信機の試験(RX試験)は、通常、受信機に試験パケットを送信する試験システム(テスタ)、およびDUT受信機が、それらの試験パケットにどのように応答するかを判定する何らかの方法が必要になる。DUTの送信機は、DUTの送信機にパケットを試験システムに送信させて、次にこの試験システムが、DUTによって送信された信号の物理的特性を評価することにより試験される。
以下でより詳細に説明するように、本明細書で特許請求される発明に従って、テスタは、試験シーケンスのどこでDUTが現在遂行中または実行中であるかを判定することにより、テスタが、DUTとの明示的な同期化通信を実行せずに、またはそうでなければDUTとの明示的な同期化通信を必要とせずに後続の試験ステップを制御および調整できるようにする。例えば、単純なドライバソフトウェアは、DUTに信号送受信ステップの所定のパターンを実行させるようにDUTにプログラムすることができる(あるいは、ファームウェアを埋め込むことができる)。これらのパターンは、テスタによって認識および使用されて、送信(TX)および受信(RX)試験シーケンスの遂行を調整することができる。
したがって、そのDUTファームウェアの供給者(例えば、チップセットのメーカー)によって特別に開発された、試験ステップ間の明示的な同期化プロセスまたは手順を有する特殊なファームウェアにDUTを合わせたり、そうでなければ、このようなファームウェアをDUTに提供したりする必要はない。その代わりに、試験の遂行は、テスタと明示的に同期させずにDUTが遂行することが可能である単純なドライバコマンドを用いることにより実施することができる。これにより、所定の試験フローを使用する場合と同様に、しかし、DUTとテスタとが明示的な同期化通信に関与することを必要とせず、かつ特殊なドライバの開発を必要とせずに、同期された試験遂行の利益を実現することが可能になる。事実上、テスタは、DUTによるTX動作およびRX動作の遂行に順応している。
よく知られているように、ワイヤレスDUTの試験は、通常、DUTの受信サブシステムおよび送信サブシステムの試験を含む。テスタは、様々な周波数、電力レベル、もしくは信号変調タイプを用いて、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせを用いて、試験データパケット信号の規定されたシーケンスをDUTに送信し、DUTの受信サブシステムが正常に動作しているかどうかを判定する。同様に、DUTは、多様な周波数、電力レベル、もしくは変調タイプで、またはこれらのうちの2つ以上の組み合わせでDUTデータパケット信号を送信し、DUTの送信サブシステムが正常に動作しているかどうかを判定する。
従来の試験環境では、全試験時間は、試験を設定する時間と、試験データパケット信号を送信するのに費やされる時間と、(例えば、通常、テスタからDUTへの)非試験制御信号を送信するのに費やされる時間とを含む。本明細書で特許請求される発明に従えば、非試験通信および設定時間が最小限になり、試験時間が短縮され、コストが低減される。その結果、所定のシーケンスの遂行によって先に実現され、DUTおよびテスタによって共有された利益が、テスタとDUTとの間の明示的な同期化を必要とせずに、またはDUTに所定の試験フローの詳細をテスタと共有させずに実現可能である。例えば、行なわれる試験の順序がわかっているのみで十分な場合がある。さらに、正確なまたは反復可能な試験シーケンスを遂行する必要がないことにより、従来の試験方法が通常依拠する試験シーケンスのタイミングまたはデータパケット数の精度面での自由度を高めることが可能になる。
図1を参照すると、典型的な試験環境10aがテスタ12およびDUT16を含み、試験データパケット信号21tおよびDUTデータパケット信号21dが、通常、同軸RFケーブル20cおよびRF信号コネクタ20tc、20dcの形態である導電性の信号経路を介して、テスタ12とDUT16との間で伝達されるRF信号として交信される。上記で言及したように、テスタは、通常、信号ソース14g(例えば、VSG)、および信号分析器14a(例えば、VSA)を含む。また、上記で説明したように、テスタ12およびDUT16は、所定の試験シーケンスに関する情報が予め読み込まれ、それらは、通常、テスタ12内のファームウェア14fおよびDUT16内のファームウェア18fに組み入れられる。さらに上記で言及したように、このファームウェア14f、18f内の所定の試験フローに関する詳細は、通常、テスタ12とDUT16との間の、典型的にはデータパケット信号21t、21dを介した一定の形式の明示的な同期化を必要とする。
図2を参照すると、代替的な試験環境10bがワイヤレス信号経路20bを用いており、この信号経路を介して、試験データパケット信号21tおよびDUTデータパケット信号21dがテスタ12およびDUT16のそれぞれのアンテナシステム20ta、20daを介して通信される。
図3を参照すると、示されるように、本明細書で特許請求される発明の1つの実施形態に従って、システムの送信動作42tおよび受信動作42rの連続的なシーケンスが、対応するDUTの送信シーケンス44tおよび受信シーケンス44rとともに生じる。最初に、DUTは試験データパケット信号21dを送信する。容易に認識されるように、最初のDUT信号23aがこのシーケンスを開始し、その後、DUT送信回路の電力整定特性が原因で信号電力レベルが様々である最初の、すなわち先行するDUTデータパケット23bが続き、その後、意図した公称データパケット信号電力で整定された、データパケット電力レベルが一貫した後続するDUTデータパケット23cが続く。これらのDUTデータパケット23cの中断はテスタによって検出されるが、中断時または中断後、最後の数個の(例えば、3個の)データパケット23ccが、(例えば、先入先出方式(FIFO)またはシフトレジスタ回路のようなメモリ回路において)テスタによって受信され、取り込まれ、これらのデータパケットは分析のためにテスタによって保持される。
次の動作は、DUTの受信試験シーケンス44rである。それに応じて、テスタは、試験データパケット21tの送信を開始し、それに応答して、DUTは、応答データパケット(例えば、肯定応答、すなわちACKデータパケット)を送信する。テスタは、電力の高い方のデータパケット25aを最初に送信して、DUTからの応答データパケット23dを開始する。テスタがDUTからこれらの応答データパケット23dを受信したことは、DUTが受信モードにあることを示す。テスタは、所定の周波数および電力レベル25bで試験データパケット信号25のシーケンスを送信し、パケット誤り率(PER)を判定する目的で、受信されたDUTからの応答データパケット23dのカウントを開始する。
この例では、3個目の試験データパケット信号25bの後に毎回、テスタは、(ノイズが存在する状態でのデータパケット信号成分の配電によって規定された)公称信号電力レベルであって、DUTが必ずACKを返信するようにすることにより、DUTが依然として(応答データパケット23dの受信によって示されるような)受信モードにあることを確認するのに十分な電力閾値よりも大きい公称信号電力レベルを有する、電力の高い方のデータパケット25aを送信する。PER計算の目的では、このような電力の高い方の試験データパケットおよびそれに対応する応答データパケットはPER計算に含まれない。最終的に、電力の高い方のデータパケット信号25cの結果として、応答データパケット23dが生じることはない。これは、DUTがこのときもはや受信モードにないことを示唆する。この例では、最後の2個の電力の高い方のデータパケット信号25cが送信され、第2のデータパケットが送信されることで、そうでない場合にはDUTが取り損なう第1の電力の高い方のデータパケットを決して取り損なわないようにする。
図4を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、DUTデータパケット23cの電力整定が、(例えば、その開示内容が参照によって本明細書に組み込まれる米国特許出願第14/082,378号明細書に記載されるように)検出されるが、先に電力整定されたデータパケット23ccが、DUTデータパケット21dの中断まで待たずに分析のために取り込まれ、保持される。上記で説明したように、DUTは、次に、受信モードに移行する。先行するDUTデータパケットが分析ために取り込まれるため、これにより、テスタは、前の例におけるよりも早くDUT受信試験のために送信モードへの移行を開始することができるようになる。これにより、さらにテスタは、電力の高い方の試験データパケット25aの送信を開始して、DUTからの応答データパケット23dの送信の開始を迅速化することができるようになる。また前と同様に、予め決められた数の、PERを計算するための低い方のデータパケット電力レベルにある試験データパケット25bが、周期的な電力の高い方のデータパケット25aと交互に送信され、DUTが依然として受信モードにあることを確認する。その結果、テスタは、そのPER試験の完了を早めて、DUT送信機試験のために受信モードへの移行の開始を迅速化することができる。DUTが、受信モードから送信モードに迅速にDUTに切り替えさせるシーケンスの能力を有する高速ドライバを使用する場合、これは有利である。
図5を参照すると、試験環境10cは、テスタ12内に、あるいはテスタへの入力部に外付けの電力測定サブシステムとして電力感知または測定機能30を含むことが可能である。電力測定器30を使用して、入来するDUTデータパケット信号21dをサンプリングすることは、電力測定器が、帯域幅能力が狭い典型的なVSA14aと比較して、広範囲の周波数を監視することが可能であるという点で有利である。その結果、電力測定器30は、DUT16が送信モードまたは受信モードに移行しているかどうかを、テスタ12がこれ以外の方法でこのような移行を認識するようになる前に検出することができる。
図6を参照すると、このような電力測定機能を使用することは、DUTが、別のDUTの送信シーケンス44tの一部としてDUTデータパケット23a、23b、23cを有する別のDUTデータパケット信号の送信を開始したことを電力測定器が検出したときに、テスタが依然として受信試験を遂行する(DUTの受信シーケンス44r中である)場合に有用であり、進行中の受信動作を中止させ、次の動作に移行するようにテスタに知らせるのに十分なDUTデータパケットの電力情報を提供することができる。他の場合には、DUTが依然として受信モードで動作していることを確認するように意図された、電力の高い方の試験データパケット(または2個の電力の高い方のデータパケット)に応答したDUTからの応答データパケット23dの受信に失敗するまで待つのに費やされていたはずの時間は、これにより節約される。
このように電力測定器30を使用することにより、さらに、たとえDUTの送信周波数が変化していたとしても、テスタは必ずDUTの動作モードの移行の変化に遅れずに対処できるようになっている。当然ながら、電力測定器30がない状態でも、1つまたは複数の電力の高い方の試験データパケット25aがDUTからの応答データパケットを生成しない場合、前と同様に、テスタは、やはりこのような周波数の変化を検出することができる。
図7を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、複数組のDUT送信データパケットのシーケンスを含むフローを、前と同様に、データパケット23cの第1のシーケンスの終了(これに応答して、サンプルデータパケット23fが分析のために保持される)を検出することにより、または上記で説明したように電力整定を検出することにより検出することができる。
図8を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、上記で説明したように、DUTデータパケット23cによる電力整定を検出して、先行するデータパケット23eを分析のために取り込むことができるようにし得る。第1のシーケンスでのDUTデータパケットの中断は、テスタにより、データパケットのシーケンスの終了23gで生じるDUTデータパケットの電力レベルの著しい低下を検出することによって判定することができる。あるいは、第1のシーケンスでのDUTデータパケットの変化は、テスタにより、送信されるDUTデータパケットのタイプまたはデューティサイクルの変化を検出することによって判定することができる。
図9を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、DUT試験は、一連の受信試験シーケンス44rを、例えば、様々な信号帯域幅または周波数で含む。例えば、第1のシーケンスにおいて、テスタは、第1の周波数F1または帯域幅で試験データパケット信号を送信することができる一方、第2のシーケンス中、テスタは、試験データパケット信号を第2の周波数F2または帯域幅で送信する。RXシーケンス間の移行は、DUTが依然として受信モードで動作していることを確認するように意図された、介在する1つまたは複数の電力の高い方のデータパケット信号を送信し、これに応答して、DUTデータパケット23dが返信されないことにより、DUTが、テスタデータパケットが様々な周波数または帯域幅であることが見込まれるモードに移行したことを示すテスタによって検出される。
図10を参照すると、本明細書で特許請求される発明の別の実施形態に従って、介在する電力の高い方のデータパケット25aを送信するのではなく、テスタは、一定の数の連続した電力の低い方のデータパケット25bがDUTからの応答データパケット23dを生成しなくなった後、電力の高い方のデータパケットを送信するのみである。例えば、ここで示されるように、3個の連続した電力の低い方のデータパケット25bがDUTからの応答データパケット23dを生成しなくなった場合、電力の高い方のデータパケット25aが送信される。このような電力の高い方の試験データパケットの結果として、応答データパケット23dが生じる場合、DUT受信機は依然としてアクティブであると見なされ、受信試験が継続する(この場合、取り損なったDUTからの応答データパケットは、PERを計算する目的のために含まれる)。続いて、DUTからの応答データパケット23dが受信されないと、これに応答して、テスタは、再び1つまたは複数の電力の高い方の試験データパケット25cを送信する。DUTからの応答データパケットを受信しなくなると、テスタは、次に、DUTがもはや受信モードにないと判断し、DUTからの応答データパケットを生じる直近の電力の低い方の試験データパケットの時点でのPERを判定することができる。例えば、この場合、PERは、12個の電力の低い方の試験データパケット25bのうちの6個の取り損なった試験データパケットを含むものとして計算される。
本明細書で説明したような方法に対応するためのDUTドライバのアルゴリズムは、「周波数1で送信開始、待機、送信停止、周波数1で受信開始、待機、受信停止」のような単純なものとすることも可能であろう。(例えば、Bluetoothのビット誤り率試験、BluetoothLEのパケット誤り率試験、またはWiFiのRSSIにおけるように)DUTからデータを呼び出さなければならない場合でも、希望値の呼び出しおよび記憶は、次の動作に移る前に実行することができ、または試験完了後に呼び出すことができる(受信信号強度表示器(RSSI)の測定の実行は、上記で説明したような電力の高い方のパケットを用いることにより複雑になる場合があるが、図10に図示された試験方法は有効となり得る)。例えば、DUTドライバのアルゴリズムは、「周波数1で受信開始、待機、RSSIの呼び出し、BERの呼び出し、受信停止、結果の記憶....」とすることも可能であろう。米国特許第8,391,160号明細書または米国特許出願第14/147,159号明細書に記載されるようなシーケンスの動作など、さらに高度なDUT制御のシーケンスに対応することも可能である。これらの開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。
したがって、本明細書で特許請求される発明により、DUTが所定の試験フローの詳細を認識する必要がなくなるだけでなく、DUTおよびテスタが明示的な同期化の相互作用に関与する必要もなくなる。より正確に言えば、テスタは、DUTがその試験フローを遂行する状況を識別し、状況に応じて順応することができる。その結果、所定の試験フローが遂行できるという利益が実現されるが、テスタに暗黙的な同期試験ポイントに関するその判定に基づいた試験の遂行を制御および調整させることにより、複雑さが軽減される。
本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、本発明の動作の構造および方法における様々な他の修正形態および変更形態が当業者に明らかであろう。本発明は、特定の好適な実施形態に関連して説明されているが、特許請求の範囲に記載された本発明は、そのような特定の実施形態に不当に限定されるべきではないことを理解されたい。以下の特許請求の範囲は、本発明の範囲を規定するものであり、これらの特許請求の範囲およびその均等物の範囲内の構造および方法が特許請求の範囲によって包含されることが意図される。

Claims (21)

  1. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、前記DUTによるRFデータパケット信号送信および受信間の移行を検出するステップを含み、
    DUTからテスタで第1のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記第1のDUTデータパケット信号は第1の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含むステップと、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップであって、その後に、
    前記テスタからテスタデータパケット信号を送信するステップであって、前記テスタデータパケット信号は、互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する交互部分を備えた複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    前記DUTから前記テスタで第2のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記第2のDUTデータパケット信号は前記複数のテスタデータパケットの前記交互に存在する部分のそれぞれの1つに関係する部分が交互に存在する第2の複数のDUTデータパケットを含むステップと
    が続く、ステップと、
    前記テスタデータパケット信号の前記送信を終了するステップであって、その後に、前記DUTから前記テスタで、第3の複数のDUTデータパケットを含む第3のDUTデータパケット信号を受信するステップが続く、ステップと
    を含む方法。
  2. 第1の複数のDUTデータパケットの前記先行する部分および前記後続する部分は、複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの先行する部分および後続する部分をそれぞれ含み、
    前記複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの前記先行する部分は、第1の電力レベル差を規定する最大および最小のDUTデータパケット電力レベルを含み、
    前記複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの前記後続する部分は、前記第1の電力レベル差よりも小さい第2の電力レベル差を規定する最大および最小のDUTデータパケット電力レベルを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分は、第2のサブ部分が後続する第1のサブ部分を含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第1のサブ部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルを測定して、前記第1の電力レベル差および前記第2の電力レベル差を検出するステップをさらに含み、
    前記第1のサブ部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第2の電力レベル差の前記検出に応答して前記1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップをさらに含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第1のDUTデータパケット信号の前記中断の前記検出に応答して前記1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分は、第2のサブ部分が後続する第1のサブ部分を含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第2のサブ部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2の複数のDUTデータパケットの部分のそれぞれの1つは、前記複数のテスタデータパケットの部分のそれぞれの1つの、前記DUTによる受信に応答して前記DUTによって送信されたDUTデータパケットを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップに続いて、かつ 前記テスタからテスタデータパケット信号を送信するステップであって、前記テスタデータパケット信号は、互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する交互部分を備えた複数のテスタデータパケットを含む前記ステップに先立って、
    前記第1のDUTデータパケット信号の中断、または
    前記第1のDUTデータパケット信号の電力整定
    のうちの1つを検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記DUTから前記テスタで第2のDUTデータパケット信号を受信する前記ステップに続いて、かつ、前記テスタデータパケット信号の前記送信を終了する前記ステップに先立って、
    前記第2のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記DUTから前記テスタで第2のDUTデータパケット信号を受信する前記ステップに続いて、かつ、前記テスタデータパケット信号の前記送信を終了する前記ステップに先立って、
    前記第3のDUTデータパケット信号の送信を検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第2の複数のDUTデータパケットの部分のそれぞれの1つは、閾値電力よりも大きい公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記複数のテスタデータパケットの部分のそれぞれの1つの、前記DUTによる受信に応答して前記DUTによって送信されたDUTデータパケットを含み、
    前記方法は、
    前記DUTから前記テスタで、第2のDUTデータパケット信号を受信する前記ステップに続いて、かつ、前記テスタデータパケット信号の前記送信を終了する前記ステップに先立って、
    前記テスタからの、前記閾値電力よりも大きい公称送信テスタデータパケット信号電力を有する1つまたは複数のテスタデータパケットの送信に続いて、前記第2のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、前記DUTによるRFデータパケット信号送信動作間の移行を検出するステップを含み、
    DUTからテスタで第1のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記第1のDUTデータパケット信号は第1の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含むステップと、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップと、
    前記DUTから前記テスタで、前記第1のDUTデータパケット信号の後に続いて第2のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、第2のDUTデータパケット信号は第2の複数のDUTデータパケットの先行する部分および後続する部分を含むステップと、
    前記テスタで、前記第2の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップと
    を含む方法。
  13. 第1の複数のDUTデータパケットの前記先行する部分および前記後続する部分は、複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの先行する部分および後続する部分をそれぞれ含み、
    前記複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの前記先行する部分は、第1の電力レベル差を規定する最大および最小のDUTデータパケット電力レベルを含み、
    前記複数のそれぞれのDUTデータパケット電力レベルの前記後続する部分は、前記第1の電力レベル差よりも小さい第2の電力レベル差を規定する最大および最小のDUTデータパケット電力レベルを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分は、第2のサブ部分が後続する第1のサブ部分を含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第1のサブ部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップをさらに含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第1のDUTデータパケット信号の前記中断の前記検出に応答して前記1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分は、第2のサブ部分が後続する第1のサブ部分を含み、
    前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップは、前記第2のサブ部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込むステップを含む、請求項12に記載の方法。
  17. 前記テスタで、前記第1の複数のDUTデータパケットの前記後続する部分の中の1つまたは複数のDUTデータパケットを取り込む前記ステップに続いて、かつ、前記第1のDUTデータパケット信号の後に続いて前記DUTから前記テスタで第2のDUTデータパケット信号を受信する前記ステップに先立って、
    前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  18. 無線周波数(RF)データパケット信号送受信機の被試験デバイス(DUT)を試験する方法であって、前記DUTによるRFデータパケット信号受信動作間の移行を検出するステップを含み、
    テスタから第1のテスタデータパケット信号を送信するステップであって、前記第1のテスタデータパケット信号は互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する交互部分を備えた第1の複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    DUTから前記テスタで第1のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記第1のDUTデータパケット信号は前記第1の複数のテスタデータパケットの前記交互部分のそれぞれの1つに関係する交互部分を備えた第1の複数のDUTデータパケットを含むステップと、
    前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップであって、その後に、前記第1のテスタデータパケット信号の前記送信を終了するステップが続く、ステップと、
    前記テスタから、前記第1のテスタデータパケット信号の後に続いて第2のテスタデータパケット信号を送信するステップであって、前記第2のテスタデータパケット信号は互いに対して高い方の公称送信テスタデータパケット信号電力および低い方の公称送信テスタデータパケット信号電力のそれぞれの継続時間を有する交互部分を備えた第2の複数のテスタデータパケットを含むステップと、
    前記DUTから前記テスタで第1のDUTデータパケット信号を受信するステップであって、前記第1のDUTデータパケット信号は前記第1の複数のテスタデータパケットの前記交互部分のそれぞれの1つに関係する交互部分を備えた第1の複数のDUTデータパケットを含むステップと
    を含む方法。
  19. 前記第1のDUTデータパケット信号を受信する前記ステップの中断を検出する前記ステップは、前記DUTから前記テスタで、前記より高い公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記第1の複数のテスタデータパケットのうちの対応する1つまたは複数に関係する、前記第1の複数のDUTデータパケットのうちの1つまたは複数を受信するステップの中断を検出するステップを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1の複数のDUTデータパケットの部分のそれぞれの1つは、前記第1の複数のテスタデータパケットの部分のそれぞれの1つの、前記DUTによる受信に応答して前記DUTによって送信されたDUTデータパケットを含み、
    前記第2の複数のDUTデータパケットの部分のそれぞれの1つは、前記第2の複数のテスタデータパケットの部分のそれぞれの1つの、前記DUTによる受信に応答して前記DUTによって送信されたDUTデータパケットを含む、請求項18に記載の方法。
  21. 前記第1の複数のDUTデータパケットのそれぞれの1つは、閾値電力よりも大きい公称送信テスタデータパケット信号電力を有する前記第1の複数のテスタデータパケットのそれぞれの1つの、前記DUTによる受信に応答して前記DUTによって送信されたDUTデータパケットを含み、
    前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出する前記ステップは、前記テスタからの、前記閾値電力よりも大きい公称送信テスタデータパケット信号電力を有する1つまたは複数のテスタデータパケットの送信に続いて、前記第1のDUTデータパケット信号の中断を検出するステップを含む、請求項18に記載の方法。
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