JP2008085533A - 撮像装置および撮像機能付き携帯電話機 - Google Patents

撮像装置および撮像機能付き携帯電話機 Download PDF

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Abstract

【課題】一目で感覚的に理解することが可能な態様で、撮像時の環境温度を表示することが可能な撮像機能付き携帯電話機を提供する。
【解決手段】この撮像機能付き携帯電話機100は、電池18の温度異常を検出するとともに、環境温度を測定する温度センサ16と、測定された環境温度に対応する表示色を決定するための温度色分けテーブル15bと、撮像時の日付を測定された環境温度に対応する表示色で被写体画像に表示する制御部10とを備えている。また、温度センサ16による環境温度の測定は、電源がON状態にされた後、内部機器などの発熱によって、筐体部50の内部の温度が上昇する前である、筐体部50の内部の温度と、環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に実行される。
【選択図】図7

Description

この発明は、撮像装置および撮像機能付き携帯電話機に関する。
従来、撮像時の環境温度を検出するための温度検出部を備えたカメラ(撮像装置)が知られている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
上記特許文献1〜3には、装置本体に環境温度を測定するための温度センサが別途設けられているとともに、温度センサによって測定された環境温度を、数値表示として、フィルムに写し込むことが可能なカメラ(撮像装置)が記載されている。
特開平10−115861号公報 特開平4−350831号公報 特開平4−268541号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載されたカメラでは、環境温度が数値によって被写体画像に表示されるので、現像された被写体画像を見た場合に、撮像時の環境温度を確認することが可能である一方、数値表示からでは、撮像時の環境温度(気温)が暖かかったのか、それとも、寒かったのかを瞬時に判別するのが困難なため、被写体画像を見た場合でも、撮像時の環境温度(気温)を一目で感覚的に理解することが困難であるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、一目で感覚的に理解することが可能な態様で、撮像時の環境温度を表示することが可能な撮像装置および撮像機能付き携帯電話機を提供することである。
この発明の第1の局面における撮像機能付き携帯電話機は、筐体部と、筐体部の内部の温度を検出する温度センサと、被写体を撮像するための撮像部とを備えた撮像機能付き携帯電話機において、撮像時の環境温度を検出するための温度検出部と、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段と、撮像部によって撮像された被写体画像に、撮像時の日付を表示する日付表示手段とをさらに備え、色分け表示手段は、日付表示手段によって被写体画像に表示される撮像時の日付表示を、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度に応じて色分け表示するように構成されており、温度検出部は、温度センサであり、温度センサによる環境温度の検出は、携帯電話機に電源が投入された後、筐体部の内部の温度と、筐体部の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に実行される。
この発明の第2の局面における撮像装置は、被写体を撮像するための撮像部と、撮像時の環境温度を検出するための温度検出部と、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段とを備えている。
この第2の局面による撮像装置では、上記のように、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段を備えることによって、たとえば、体感的に寒いと感じられる環境温度の場合には寒色系の色で環境温度を表示し、体感的に暖かいと感じられる環境温度の場合には暖色系の色で環境温度を表示することにより、撮像時の環境温度を色によって視覚的に判別可能に表示することができるので、撮像時の環境温度が数値によって表示される場合と異なり、撮像時の気温(環境温度)が暖かかったのか、それとも、寒かったのかを瞬時に判別することができる。これにより、被写体画像に、撮像時の環境温度を色によって視覚的に判別可能に表示した場合には、被写体画像を見ることによって、撮像時の気温(環境温度)を一目で感覚的に理解することができる。
上記第2の局面による撮像装置において、好ましくは、撮像部によって撮像された被写体画像に、撮像時の日付を表示する日付表示手段をさらに備え、色分け表示手段は、日付表示手段によって被写体画像に表示される撮像時の日付表示を、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度に応じて色分け表示する。このように構成すれば、被写体画像に表示される撮像時の日付表示を見ることによって、撮像時の気温(環境温度)を瞬時に、かつ、感覚的に判別することができる。
上記第2の局面による撮像装置において、好ましくは、筐体部と、筐体部の内部の温度を検出する温度センサとをさらに備え、温度検出部は、温度センサである。このように構成すれば、環境温度を検出するための温度検出部を別途設けることなく、撮像時の環境温度を検出することができるので、部品点数を増加させることなく環境温度を測定することができる。
この場合において、好ましくは、温度センサによる環境温度の検出は、装置に電源が投入された後、筐体部の内部の温度と、筐体部の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に実行される。このように構成すれば、筐体部の内部の温度を検出する温度センサによって測定された温度を、筐体部の外部の温度である環境温度とみなすことができるので、筐体部の内部の温度を検出する温度センサを用いて、筐体部の外部の温度である環境温度を精度よく検出することができる。なお、筐体部の内部の温度と、筐体部の外部の温度とは、実質的に同じ温度であればよく、完全に同じ温度でなくてもかまわない。
本発明の第1の局面による撮像機能付き携帯電話機では、上記のように、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段を備えることによって、たとえば、体感的に寒いと感じられる環境温度の場合には寒色系の色で環境温度を表示し、体感的に暖かいと感じられる環境温度の場合には暖色系の色で環境温度を表示することにより、撮像時の環境温度を色によって視覚的に判別可能に表示することができるので、撮像時の環境温度が数値によって表示される場合と異なり、撮像時の気温(環境温度)が暖かかったのか、それとも、寒かったのかを瞬時に判別することができる。これにより、被写体画像に、撮像時の環境温度を色によって視覚的に判別可能に表示した場合には、被写体画像を見ることによって、撮像時の気温(環境温度)を一目で感覚的に理解することができる。
また、本発明の第1の局面では、撮像部によって撮像された被写体画像に、撮像時の日付を表示する日付表示手段を備えるとともに、色分け表示手段を、日付表示手段によって被写体画像に表示される撮像時の日付表示を、温度検出部によって検出された撮像時の環境温度に応じて色分け表示するように構成することによって、被写体画像に表示される撮像時の日付表示を見ることにより、撮像時の気温(環境温度)を瞬時に、かつ、感覚的に判別することができる。また、温度検出部を、筐体部の内部の温度を検出する温度センサとすることによって、環境温度を検出するための温度検出部を別途設けることなく、撮像時の環境温度を検出することができるので、部品点数を増加させることなく環境温度を測定することができる。また、携帯電話機に電源が投入された後、筐体部の内部の温度と、筐体部の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に温度センサによる環境温度の検出が実行されるように構成することによって、筐体部の内部の温度を検出する温度センサにより測定された温度を、筐体部の外部の温度である環境温度とみなすことができるので、筐体部の内部の温度を検出する温度センサを用いて、筐体部の外部の温度である環境温度を精度よく検出することができる。なお、筐体部の内部の温度と、筐体部の外部の温度とは、実質的に同じ温度であればよく、完全に同じ温度でなくてもかまわない。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、撮像装置の一例である撮像機能付き携帯電話機に本発明を適用した場合について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の正面図である。図2は、図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の背面図である。図3は、図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の構成を説明するためのブロック図である。図4〜図6は、図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機を説明するための図である。まず、図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機100の構造について説明する。
本実施形態による撮像機能付き携帯電話機100の正面には、図1に示すように、文字、数字および画像などを表示する液晶表示部1と、電話番号の入力や各種設定などを行うための操作部2と、通話時の音声を入力するマイクロホン3、および、通話時の音声を出力するスピーカ4と、着信LED(着信発光ダイオード)5とが配置されている。また、撮像機能付き携帯電話機100の背面には、図2に示すように、撮像部6と、ストロボ7と、着信音を鳴動させて着信を報知するスピーカ8と、電波を送受信するアンテナ9とが配置されている。また、撮像機能付き携帯電話機100の筐体部50の内部には、図3に示すように、制御部10と、送受信回路部11と、画像処理部12と、表示部ドライバ13と、音声処理部14と、フラッシュメモリ15と、温度センサ16およびA/Dコンバータ17と、電池18およびDC/DCコンバータ19と、照明部20とが設けられている。
また、操作部2は、図1に示すように、電源ボタン2aと、メニューボタン2bと、十字ボタン2cと、撮像ボタン2dと、複数のテンキー2eと、オフフックキー2fおよびオンフックキー2gとから構成されている。また、電源ボタン2aは、長押しすることにより、撮像機能付き携帯電話機100の電源をON状態にすることが可能に構成されているとともに、再度、電源ボタン2aを長押しすることにより、撮像機能付き携帯電話機100の電源をオフ状態にすることが可能に構成されている。また、メニューボタン2bは、各種設定などを行うためのメニュー画面を液晶表示部1に表示させる機能を有している。また、十字ボタン2cは、矢印キー21cと決定キー22cとから構成されている。この矢印キー21cは、メニュー画面などにおける各種設定を選択する際に用いられる。また、決定キー22cは、矢印キー21cで選択された各種設定を決定する際に用いられる。また、撮像ボタン2dは、被写体を撮像可能な撮像モードに切り替える機能を有している。なお、撮像モードでは、十字ボタン2cの決定キー22cがシャッタボタン22cに割り当てられる。また、複数のテンキー2eは、電話番号の入力などに用いられる。また、オフフックキー2fは、ユーザが押下することにより、回線が開き、通話が可能となるように構成されている。一方、オンフックキー2gは、ユーザが押下することにより、回線を切断するように構成されている。また、着信LED5は、電話やメールの着信時などに、制御部10からの制御信号に従って点滅し、着信などを報知するように構成されている。
また、撮像部6(図2参照)は、図示しないレンズ群と撮像素子とから構成されており、被写体を撮像することが可能に構成されている。また、撮像部6で撮像された画像は、図3に示すように、画像処理部12で処理された後、液晶表示部1に静止画像として表示されるとともに、フラッシュメモリ15(図4参照)に記録される。なお、撮像モードにおける被写体の撮像は、ユーザがシャッタボタン22cを押下したタイミングで行われる。また、ストロボ7は、撮像時に発光する機能を有している。
また、図3に示すように、電池18は、DC/DCコンバータ19を介して、制御部10および各回路に電力を供給するために備えられている。なお、DC/DCコンバータ19は、電池18から供給される電圧を一定に保つ機能を有している。
また、電池18の近傍には、電池18の温度異常を検出するためのサーミスタからなる温度センサ16が設けられている。この温度センサ16は、撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態にされた後、筐体部50の内部の温度と、筐体部50の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に、温度測定が開始されるように構成されている。具体的には、温度センサ16は、撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態にされたタイミングで、温度測定が開始されるように構成されている。これにより、筐体部50の内部の温度を測定する温度センサ16によって、撮像時の環境温度を測定することが可能に構成されている。なお、温度センサ16で測定された温度は、A/Dコンバータ17を介して、アナログ信号からデジタル信号に変換された後、制御部10に送信される。また、温度センサ16は、本発明の「温度検出部」の一例である。
また、制御部10は、タイマー部10aおよびRAM(Random Access Memory)10bを含むとともに、撮像機能付き携帯電話機100の各種動作およびデータ処理に関する制御を行う機能を有している。なお、制御部10は、本発明の「色分け表示手段」および「日付表示手段」の一例である。
ここで、本実施形態では、制御部10は、温度センサ16によって環境温度が測定(検出)された際に、測定(検出)された環境温度に対応する表示色を後述する温度色分けテーブル15b(図6参照)を参照して設定するとともに、設定された表示色の表示色データ34をRAM10bに記録させておく機能を有している。また、タイマー部10aは、撮像時の日付および時刻などを計時する機能を有している。また、RAM10bは、制御部10によって各種動作およびデータ処理が行われる際に、処理データなどを一時的に記憶しておくバッファメモリとしても用いられる。また、RAM10bは、タイマー部10aで計時された日付および時刻などを日付データ33として記録しておく機能を有しているとともに、温度センサ16によって測定された環境温度を温度データ32として記録しておく機能を有している。
また、本実施形態では、図4に示すように、制御部10は、撮像部6で撮像された画像が液晶表示部1に表示されている際に、その画像が撮像された日付および撮像時の環境温度を液晶表示部1に合成表示する機能を有している。また、撮像時の日付は、温度色分けテーブル15b(図6参照)によって設定された環境温度に応じた色により、視覚的に判別可能に表示される。その際、撮像時の日付は、太文字フォントで表示され、色表示する面積が大きくなるように構成されている。なお、日付を表示するか否かは、メニュー画面において、任意に設定することが可能に構成されており、温度を表示するか否かについても、メニュー画面において、任意に設定することが可能に構成されている。
また、図5に示すように、フラッシュメモリ15には、撮像機能付き携帯電話機100の各種動作を制御するための制御プログラム15aが記録されている。そして、この制御プログラム15aが制御部10に読み込まれることによって、制御部10による各種動作およびデータ処理に関する制御が行われる。
また、フラッシュメモリ15には、温度センサ16によって測定された環境温度に対応する色分け表示の表示色が記録された温度色分けテーブル15bが記憶されている。この温度色分けテーブル15bには、図6に示すように、環境温度(℃)と、環境温度に対応する色分け表示の表示色とが記録されている。また、環境温度に対応する表示色は、環境温度が体感的に寒いと感じられる温度の場合には、寒色系の色になっているとともに、環境温度の低下に伴って、寒色系の色が濃くなるように構成されている。一方、環境温度が体感的に暖かいと感じられる温度の場合には、暖色系の色になっているとともに、環境温度の上昇に伴って、暖色系の色が濃くなるように構成されている。また、環境温度が体感的に暖かくもなく、寒くもないと感じられる温度の場合には、中間色系の色となるように構成されている。たとえば、環境温度が0℃以下の場合には、紺色、環境温度が0.1℃〜10.0℃の場合には、青色、環境温度が10.1℃〜20.0℃の場合には、水色、環境温度が20.1℃〜30.℃の場合には、黄緑色、環境温度が30.1℃〜40.0℃の場合には、橙色、および、環境温度が40.1℃以上の場合には、赤色となるように構成されている。なお、環境温度が一定の範囲内の場合には、表示色は同一の色となるように構成されている。これにより、温度センサ16による環境温度の測定精度が低く、測定された温度に誤差を含む場合でも、環境温度の測定誤差をわからなくすることが可能となる。
また、図5に示すように、フラッシュメモリ15には、制御部10からの制御信号に従って、撮像部6で撮像された画像データ31が、RAM10bに記録されている環境温度の温度データ32、日付データ33、および、表示色データ34とともに、撮像データ35として記録されている。これにより、撮像データ35が読み込まれることによって、その画像が撮像された日付が、環境温度に応じた色で、撮像した画像に合成表示される。なお、フラッシュメモリ15に記録された撮像データ35は、撮像機能付き携帯電話機100の液晶表示部1に再生表示可能に構成されているのはもちろん、フラッシュメモリ15から撮像データ35を取り出すことによって、他の表示装置にも再生表示させることが可能に構成されている。また、被写体の画像をプリントアウトする際に、被写体の画像とともに、撮像時の日付を環境温度に応じた色で合成表示することも可能に構成されている。
また、表示部ドライバ13は、図3に示すように、制御部10からの制御信号に従って、液晶表示部1を駆動させ、液晶表示部1に文字や画像などを表示させる機能を有している。また、送受信回路部11は、制御部10からの制御信号に従って、移動通信端末における送受信処理を行う機能を有している。すなわち、送受信回路部11は、音声や文字などの各種情報および制御信号などを変調してアンテナ9から送出する機能を有するとともに、アンテナ9より受信した音声や文字などの各種情報および制御信号などを復調して制御部10に出力する機能を有している。
また、音声処理部14は、スピーカ4およびマイクロホン3に接続されており、制御部10から入力された音声信号を増幅してスピーカ4で出力する機能を有するとともに、マイクロホン3で入力した音声信号を増幅して制御部10に出力する機能を有している。また、照明部20は、キー(ボタン)押下時や着信時などに、制御部10からの命令によって点灯、消灯の制御がなされる。この照明部20は、点灯することによって、操作部2および液晶表示部1を明るく照明する機能を有している。
図7は、図1に示した一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の撮像動作を説明するためのフローチャートである。次に、図5〜図7を参照して、本実施形態による撮像機能付き携帯電話機100の撮像動作について説明する。
まず、図7のステップS1において、制御部10により、撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態であるか否かが判断される。ステップS1において、制御部10により、撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態でないと判断された場合には、ステップS1における撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態であるか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS1において、制御部10により、撮像機能付き携帯電話機100の電源がON状態であると判断された場合には、ステップS2において、温度センサ16により、筐体部50の外部の温度である環境温度の測定が開始される。環境温度の測定は、実際には、筐体部50の内部の温度が測定される。しかしながら、電池18および内部機器などが発熱して、筐体部50の内部の温度が上昇する前に温度が測定されるため、温度センサ16により測定された筐体部50の内部の温度を、筐体部50の外部の温度である環境温度とみなすことが可能となる。なお、環境温度の測定は、電源ボタン2aをユーザが押下して、撮像機能付き携帯電話機100の電源をON状態にした時点で実行される。また、この時点では、筐体部50の内部の温度と、筐体部50の外部の温度である環境温度とはほぼ同じ温度となっている。
そして、ステップS3において、制御部10により、フラッシュメモリ15に記録されている温度色分けテーブル15b(図5および図6参照)を参照して、測定された環境温度に対応する表示色が設定される。その後、ステップS4において、制御部10により、ステップS2で測定された環境温度の温度データ32、および、ステップS3で設定された表示色の表示色データ34がRAM10bに記録される。
次に、ステップS5において、制御部10により、撮像ボタン2dが押下されたか否かが判断される。ステップS5において、制御部10により、撮像ボタン2dが押下されていないと判断された場合には、ステップS5における撮像ボタン2dが押下されたか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS5において、制御部10により、撮像ボタン2dが押下されたと判断された場合には、撮像機能付き携帯電話機100のモードが撮像モードに切り替えられ、ステップS6において、制御部10および撮像部6により、撮像部6を介して取り込まれた画像が液晶表示部1にリアルタイムで表示される。
次に、ステップS7において、制御部10により、測定された環境温度を液晶表示部1に表示(数値表示)する旨の指示がユーザから出されたか否かが判断される。具体的には、ユーザが、メニュー画面から温度表示を行う旨の選択および決定をしたか否かが判断される。ステップS7において、制御部10により、測定された環境温度を液晶表示部1に表示(数値表示)する旨の指示がユーザから出されていないと判断された場合には、ステップS9に進む。一方、ステップS7において、制御部10により、測定された環境温度を液晶表示部1に表示(数値表示)する旨の指示がユーザから出されたと判断された場合には、ステップS8において、制御部10により、RAM10bに記録されている温度データ32が読み出され、液晶表示部1に環境温度が表示(数値表示)される。そして、ステップS9へと進む。
続いて、ステップS9において、制御部10により、日付表示を行う旨の指示がユーザから出されたか否かが判断される。具体的には、ユーザが、メニュー画面から日付表示を行う旨の選択および決定をしたか否かが判断される。ステップS9において、制御部10により、日付表示を行う旨の指示がユーザから出されていないと判断された場合には、ステップS11に進む。一方、ステップS9において、制御部10により、日付表示を行う旨の指示がユーザから出されたと判断された場合には、ステップS10において、制御部10により、測定された環境温度に対応する表示色で液晶表示部1に日付が表示される。そして、ステップS11へと進む。
次に、ステップS11において、制御部10により、シャッタボタン22cがONされた(押下された)か否かが判断される。すなわち、ユーザによって、被写体が撮像されたか否かが、制御部10により判断される。ステップS11において、制御部10により、シャッタボタン22cがONされていないと判断された場合には、ステップS11におけるシャッタボタン22cがONされたか否かの判断が繰り返される。一方、ステップS11において、制御部10により、シャッタボタン22cがONされたと判断された場合には、撮像部6により、被写体が撮像される。そして、ステップS12において、画像処理部12により、画像処理が行われる。その後、ステップS13において、制御部10により、撮像された被写体の画像が静止画像として液晶表示部1に表示される。この際、ステップS9において、日付表示を行う旨の指示がユーザから出されていた場合には、静止画像に、撮像時の日付が、測定された環境温度に対応する表示色で合成表示される。一方、ステップS9において、日付表示を行う旨の指示がユーザから出されていない場合でも、メニュー画面から日付表示を行う旨の選択および決定を行うことにより、撮像した静止画像に、撮像時の日付が、測定された環境温度に対応する表示色で合成表示される。なお、日付は、太字フォントにより表示される。
次に、ステップS14において、制御部10により、撮像した被写体の画像データ31が、温度データ32、日付データ33、および、表示色データ34とともに撮像データ35として、フラッシュメモリ15(図5参照)の所定の領域に記録される。なお、温度データ32、日付データ33、および、表示色データ34は、ステップS7における温度表示を行うか否か、および、ステップS9における日付表示を行うか否かの判断に関係なく、画像データ31とともに、フラッシュメモリ15に記録される。以上により、本実施形態による撮像機能付き携帯電話機100の撮像動作が終了する。
本実施形態では、上記のように、温度センサ16によって測定された撮像時の環境温度を、色により視覚的に判別可能に表示するように制御部10を構成することによって、たとえば、体感的に寒いと感じられる環境温度の場合には寒色系の色で表示し、体感的に暖かいと感じられる環境温度の場合には暖色系の色で表示することにより、撮像時の環境温度を色によって視覚的に判別可能に表示することができるので、撮像時の環境温度が数値によって表示される場合と異なり、撮像時の気温(環境温度)が暖かかったのか、それとも、寒かったのかを瞬時に判別することができる。
また、本実施形態では、制御部10を、撮像時の日付を温度センサ16によって測定された撮像時の環境温度に応じて色分け表示するように構成することによって、被写体画像に表示された撮像時の日付表示を見ることにより、撮像時の気温(環境温度)を瞬時に、かつ、感覚的に判別することができる。
また、本実施形態では、電源がON状態にされた後、筐体部50の内部の温度と、筐体部50の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内(電源がON状態にされたタイミング)に温度センサ16による環境温度の測定が実行されるように構成することによって、筐体部50の内部の温度を測定(検出)する温度センサ16によって測定された温度を、筐体部50の外部の温度である環境温度とみなすことができるので、筐体部50の内部の温度を測定(検出)する温度センサ16を用いて環境温度を測定(検出)することができる。すなわち、携帯電話機に電源が投入された場合でも、しばらくの間は、電池18および内部機器などの発熱による筐体部50内部の温度上昇が生じないので、この間は、筐体部50の内部の温度と、筐体部50の外部の温度である環境温度とは、実質的に同じ温度になっていると考えられる。このため、電源をON状態にした後、所定の時間内に温度を測定することによって、筐体部50の内部の温度を測定する温度センサ16により、筐体部50の外部の温度である環境温度を測定することができる。なお、筐体部50の内部の温度と、筐体部50の外部の温度とは、実質的に同じ温度であればよく、完全に同じ温度でなくてもかまわない。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を撮像機能付き携帯電話機に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、撮像機能付き携帯電話機以外の他の撮像装置に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、被写体画像に表示する日付を、太字フォントで表示するように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、何れのフォントで表示してもよい。
また、上記実施形態では、撮像時の日付表示を色分けするように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、日付表示以外の表示を色分け表示するようにしてもよい。たとえば、撮像時の環境温度を数値表示するとともに、この数値表示を撮像時の環境温度に対応した表示色で色分け表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、温度色分けテーブルに記録される環境温度を、約10℃の温度幅で、同一の表示色となるように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、温度色分けテーブルに記録する環境温度の温度幅は、10℃以外の温度幅であってもよい。
また、上記実施形態では、図4に、撮像時の環境温度に対応する表示色を示したが、本発明はこれに限らず、撮像時の環境温度に対応する表示色は、図4に示した表示色以外の表示色としてもよい。
また、上記実施形態では、サーミスタからなる温度センサを用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、サーミスタ以外の温度センサを用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、電池の温度異常を検出するために、電池の近傍に設けた温度センサによって環境温度を測定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、電池の温度異常を検出するために設けた温度センサ以外の温度センサを用いて環境温度を測定するように構成してもよい。また、環境温度を測定するための専用の温度センサを別途設けるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、電源をON状態にした後、所定の時間内に環境温度を測定するように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、環境温度の測定は、撮像時の環境温度を測定することが可能であれば、どのようなタイミングで行ってもよい。たとえば、シャッタボタンを押下したタイミングで、環境温度の測定および記録を行うように構成してもよい。
本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の正面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の背面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の構成を説明するためのブロック図である。 図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の液晶表示部を示した平面図である。 図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機のフラッシュメモリを説明するための図である。 図1に示した本発明の一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の温度色分けテーブルを説明するための図である。 図1に示した一実施形態による撮像機能付き携帯電話機の撮像動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 液晶表示部
2 操作部
3 マイクロホン
4 スピーカ
5 着信LED
6 撮像部
9 アンテナ
10 制御部(色分け表示手段、日付表示手段)
10a タイマー部
10b RAM
11 送受信回路部
12 画像処理部
13 表示部ドライバ
14 音声処理部
15 フラッシュメモリ
15a 制御プログラム
15b 温度色分けテーブル
16 温度センサ(温度検出部)
18 電池
31 画像データ
32 温度データ
33 日付データ
34 表示色データ
35 撮像データ
50 筐体部
100 撮像機能付き携帯電話機(撮像装置)

Claims (5)

  1. 筐体部と、前記筐体部の内部の温度を検出する温度センサと、被写体を撮像するための撮像部とを備えた撮像機能付き携帯電話機において、
    撮像時の環境温度を検出するための温度検出部と、
    前記温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段と、
    前記撮像部によって撮像された被写体画像に、撮像時の日付を表示する日付表示手段とをさらに備え、
    前記色分け表示手段は、前記日付表示手段によって前記被写体画像に表示される撮像時の日付表示を、前記温度検出部によって検出された撮像時の環境温度に応じて色分け表示するように構成されており、
    前記温度検出部は、前記温度センサであり、
    前記温度センサによる環境温度の検出は、携帯電話機に電源が投入された後、前記筐体部の内部の温度と、前記筐体部の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に実行されることを特徴とする、撮像機能付き携帯電話機。
  2. 被写体を撮像するための撮像部と、
    撮像時の環境温度を検出するための温度検出部と、
    前記温度検出部によって検出された撮像時の環境温度を、色により、視覚的に判別可能に表示する色分け表示手段とを備えたことを特徴とする、撮像装置。
  3. 前記撮像部によって撮像された被写体画像に、撮像時の日付を表示する日付表示手段をさらに備え、
    前記色分け表示手段は、前記日付表示手段によって前記被写体画像に表示される撮像時の日付表示を、前記温度検出部によって検出された撮像時の環境温度に応じて色分け表示することを特徴とする、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 筐体部と、前記筐体部の内部の温度を検出する温度センサとをさらに備え、
    前記温度検出部は、前記温度センサであることを特徴とする、請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記温度センサによる環境温度の検出は、装置に電源が投入された後、前記筐体部の内部の温度と、前記筐体部の外部の温度である環境温度とが実質的に同じ温度となっている所定の時間内に実行されることを特徴とする、請求項4に記載の撮像装置。
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