JP2008084816A - 誘電体バリア放電ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易で、発光強度が良好であり、発光強度の時間経過にともなう減衰を大幅に緩和できる誘電体バリア放電ランプを提供すること。
【解決手段】誘電体バリア放電ランプであり、ランプ体と第1電極と第2電極と放電気体とを含む。第1電極が外側管と内側管とを含み、内側管が外側管内に配置され、かつ外側管に連接される。第1電極が外側管の上表面に配置される。第2電極が内側管の内表面に配置される。第2電極と第1電極とが電気的に絶縁され、かつ第2電極がほぼ筒状を有する。また、第2電極が電極部と弾性部とを備える。電極部が内側管の内表面に近接される。弾性部が電極部に連接され、かつ電極部内に巻き取られるとともに、電極部の内表面に密接される。放電気体がランプ体内に充填され、かつ第1電極および第2電極間に位置する。上記した第2電極は、製作および取り付けが容易であるほか、この誘電体バリア放電ランプに高い発光強度を有する。
【選択図】図2

Description

この発明は、光源(light source)に関し、特に、誘電体バリア放電ランプ(dielectric barrier discharge lamp)に関する。
従来技術において、米国特許第4,837,484号が、円筒型誘電体バリア放電ランプ管を開示しており、この誘電体バリア放電ランプ管は、内側管と、外側管と、第1電極(electrode)と、第2電極と、放電気体(discharge gas)とを含む。内側管は、外側管の内部に配置される。第1電極が外側管の外表面に位置し、第2電極が内側管の内表面に位置して、放電気体が内側管および外側管間に配置される。第2電極および第1電極間に交流電圧を印加することにより、放電気体が励起されて光線を発生することができる。上記放電気体は、キセノン(Xe)、アルゴン(Ar)およびクリプトン(Kr)等の不活性ガス、またはフッ素(F)、塩素(Cl)等のハロゲンガスであり、注入される気体の圧力は、通常143〜480トル(torr)の間である。誘電体バリア放電ランプ管は、注入されるガスの種類が異なることにより、異なる波長(例えば、172nm、222nmおよび308nmである)の光線を発生する。これら波長の異なる光線は、各種の異なる用途に応用することができる。電子部品の洗浄を例に挙げれば、電子部品に付着した有機化合物を分解するために、波長が約172nmの光線を提供することができる。この時、キセノン(Xe)を充填した誘電体バリア放電ランプを使用することにより有機化合物の分解を実行し、電子部品を洗浄する目的を達成することができる。
上記した円筒型放電ランプ管の第2電極について、すでに多くの構造および製造方法が知られており、これらを以下に説明する。従来の円筒型誘電体バリア放電ランプ管の第2電極は、棒状金属であり、内側管の管径中に直接載置される。一般の放電ランプ管は、石英管(quartz tube)を内側管としている。しかしながら、石英管は、製造過程において、いずれも微細な変形公差を発生させて、金属棒を石英管の内表面と完全に緊密に貼り合わせることが難しい、即ち、この種の第2電極と石英管の内側管壁との間には隙間が生じてしまう。このような状況において、放電管が放電期間に前記隙間にマイクロ放電(micro-discharge)現象を発生させ、第2電極の寿命を低下させるとともに、余分な電力消費をもたらす。また、この種の棒状の第2電極は、それ自体では石英内側管の内表面に固定できないため、別に固定機構を必要とし、第2電極が内側管内で滑動して放電ランプ管の発光が不均一または短絡するという悪い影響を回避しなければならなくなる。
第2電極を内側管の内表面に密着させるため、従来技術においても印刷法または蒸着法を利用して、金・銀・アルミニウム・銅またはニッケルなどの金属を誘電体バリア放電ランプ管の内側管の内表面上に塗布して、第2電極を形成するものがあり、例えば、日本公開特許公報、特開2001-123577号に開示された内容がある。但し、通常、放電ランプ管の内側管の管径が小さく(例えば、5mm-15mm)・管長も長く(例えば、300mm-1200mm)、このような長細い空間内に厚さが均一な印刷膜または蒸着膜を形成することは容易ではない。同時に、印刷膜または蒸着膜は、容易に剥離し、しかも放電ランプ管が長期の点灯を経た後には、電極が容易に腐食してしまう。
米国特許第5,432,398号は、金属線を螺旋状に巻き付けた第2電極を開示している。日本公開特許公報(特開)2002-343306-A号も別な金属網から形成される第2電極を開示している。しかしながら、この種の線状または網状の第2電極は、内側管の内容面を完全に被覆することができず、放電時に光線の一部分が内側管の内表面を透過してしまい、第2電極により外側管の外部へ反射することができない。言い換えれば、この種の線状または網状の第2電極は、光反射効果を備えていないので、この種の電極を採用した誘電体バリア放電ランプ管の発光効率ならびに発光強度が低いものとなる。
日本公開特許公報、特開平8-96770号または中華民国専利公開番号第392195号は、金属板を折り曲げて、ほぼ円管状に形成された第2電極を開示しているが、このほぼ円管状の構成部材は、その軸方向を横切る全長において1つの切り欠きを有する。この特許において、半円管状に折り曲げただけ又は一周に近いほぼ円管状の第2電極が内側管内に挿入されているので、第2電極が外方へ拡張する弾力性に優れておらず、それ自体の弾力性にだけ頼って第2電極を、誘電体バリア放電ランプ管の内側管の管壁にしっかりと貼り付けることができない。従って、第2電極を組み立てる時、その軸方向を横切る全長上に余分にコイルバネを追加して、第2電極を誘電体バリア放電ランプ管の内側管の管壁にしっかりと接触させる必要がある。一般の誘電体バリア放電ランプ管の内側管の管径がきわめて小さく(例えば、5mm-15mm)、管長も長い(例えば、300mm-1200mm)ので、バネを増設することにより第2電極組み立て時の困難度が増すと同時に、誘電体バリア放電ランプ管の製造コストも増大する。
(発明の目的)
この発明の目的は、電極設計が有利な誘電体バリア放電ランプ管を提供することにある。
この発明の他の目的は、発光強度が良好な誘電体バリア放電ランプ管を提供することにある。
この発明の更なる目的は、放電ランプ管の発光強度が時間経過にともなって減衰することを緩和することができる誘電体バリア放電ランプ管を提供することにある。
上記目的または他の目的を達成するために、この発明は、誘電体バリア放電ランプがランプ体と、第1電極と、第2電極と、放電気体とを含むものである。ランプ体は、外側管と、内側管とを含んで、内側管が外側管内に配置され、かつ外側管に連接される。第1電極が外側管の外表面上に配置される。第2電極が内側管の内表面上に配置される。第2電極が第1電極と電気的に絶縁され、かつ第2電極がほぼ筒状を有する。また、第2電極が電極部と弾性部とを含む。電極部が内側管の内表面に密接される。弾性部が電極部に連接され、かつ電極部内に巻きつけられた状態で配置され、弾性部の外表面が電極部の内表面に密接する。放電気体がランプ体内に注入され、かつ第1電極および第2電極間に位置する。
この発明の実施形態において、前記弾性部の巻き取り巻数が1より大きいか等しいものである。
この発明の実施形態において、前記第2電極が単層または多層金属から構成され、多層金属が例えば互いに冶金接合あるいは互いに接触される。
この発明の実施形態において、前記電極部の外表面が多数の導電性突出点または導電性突出線を備え、これらの導電性突出点または導電性突出線が第1電極の方向へ突出している。
上記目的またはその他の目的を達成するために、この発明に係る誘電体バリア放電ランプがランプ体と、第1電極と、第2電極と、放電気体とを含む。第1電極がランプ体の1表面上に配置される。第2電極がランプ体の他の1表面上に配置される。第2電極が第1電極の表面へ向けて突出する多数の導電性突出点または導電性突出線を有し、かつ第2電極が第1電極と電気的に絶縁される。放電気体がランプ体内に注入され、かつ第1電極および第2電極間に位置する。
この発明の実施形態において、前記ランプ体が外側管および内側管を含む。内側権が外側管内に配置され、かつ外側管に連接する。放電気体が外側管および内側間に位置する。第1電極が外側管の外表面上に配置され、第2電極が内側管の内表面上に配置される。また、第2電極が例えば金属シート(又は金属板)を巻き取ってなるほぼ筒状を有する電極である。あるいは、第2電極が例えば棒状電極または管状電極である。
この発明の実施形態において、前記ランプ体が上側基板と下側基板と多数の側壁とを含む。下側基板が上側基板の下方に位置する。多数の側壁が上側基板および下側基板を連接する。第1電極および第2電極がそれぞれ上側基板の上表面および下側基板の下表面に配置される。また、第2電極が例えば板状電極である。
上記目的またはその他の目的を達成するために、この発明に係る誘電体バリア放電ランプがランプ管と第1電極と第2電極と放電気体とを含む。第1電極がランプ管の外表面上に配置される。第2電極がランプ管内に配置される。第2電極がランプ体の他の1表面上に配置される。第2電極が第1電極の表面上に向かって突出する多数の導電性突出点または導電性突出線を有し、かつ第2電極が第1電極と電気的に絶縁される。放電気体がランプ管内に注入され、かつ第1電極および第2電極間に位置する。
この発明の実施形態において、前記第2電極が棒状電極・管状電極・板状電極またはほぼ筒状を有する電極である。棒状電極・管状電極またはほぼ筒状を有する電極の軸心が例えばランプ管の軸心に平行である。
この発明の実施形態において、前記第1電極が多数の透光開口を備える。
この発明の実施形態において、前記導電性突出点または導電性突出線が前記ランプ体またはランプ管内でアーク放電を発生させたい相対位置に位置する。
この発明の実施形態において、前記第1電極または前記第2電極の材質が、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、金、モリブデン、銀、白金、鉄、チタン、タングステン、コバルトまたは前記した金属の組み合せを含む。
この発明の実施形態において、前記放電気体が、気態水銀、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン、窒素、セレン化水素、重水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素または前記した気体の組み合せを含む。
(作用)
この発明の誘電体バリア放電ランプにおいて、第2電極の製作および取り付けが十分に容易であり、かつ第2電極がランプ体の内表面に密接に接触させることができるので、誘電体バリア放電ランプが比較的高い発光強度を有する。また、この発明の誘電体バリア放電ランプ中、第2電極が導電性突出点または導電性突出線を有するため、誘電体バリア放電ランプの発光強度が向上され、かつ発光強度が使用時間にともなって次第に低減するという現象を改善することができる。
この発明は、少なくとも下記の利点および特性を有する。
1.この発明の誘電体バリア放電ランプでは、第2電極の製作および取り付けが十分に容易であり、かつ第2電極がランプ体の内表面に密接させることができるので、誘電体バリア放電ランプが比較的高い発光強度を有する。
2.この発明の誘電体バリア放電ランプでは、第2電極が導電性突出点または導電性突出線を備えるため、誘電体バリア放電ランプの発光強度が向上され、かつ発光強度が使用時間にともなって次第に低減するという現象を改善することができる。
3.この発明の誘電体バリア放電ランプでは、第2電極が多層金属シートを巻き取って形成されているからから、多くの特性、例えば、比較的高い発光強度・比較的高い反射率および比較的高い弾力性を兼備するとともに、これらの特性のために、誘電体バリア放電ランプが比較的高い発光強度を備えるものとなる。
4.この発明の各種の第2電極は、いずれも良好な安定性を備えており、従来の印刷法または蒸着法を用いて製作された電極のように容易に剥離あるいは長期点灯後に腐食されるということがない。
<第1実施例>
図1および図2は、それぞれこの発明の第1実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向および径方向から示す断面図である。図1および図2において、本実施例の誘電体バリア放電ランプ100は、ランプ体110と、第1電極120と、第2電極130と、放電気体140とを含む。ランプ体110は、外側管112と内側管114とを含む。外側管112と内側管114とは、互いに連接され、かつ外側管112と内側管114との間に放電気体140を収納する収納空間111が配置されている。第1電極120が外側管112の外表面上に配置され、第2電極130が内側管114の内表面上に配置される。放電気体140がランプ体110内(即ち収納空間111中)に充填される時、放電気体140は、電極120と第2電極130との間に位置する。また、電極120と第2電極130とは、互いに電気的に絶縁されている。バイアス(│V−V│)を電極120と第2電極130との間に印加する時(この時、第1電極120の電位が例えばV、第2電極130の電位が例えばVである)、ランプ体110内の放電気体140が入力されるバイアス(│V−V│)の影響を受けて、気体放電発光現象を発生させる。誘電体バリア放電ランプ100は、異なる波形および大きさの電圧または異なる周波数という駆動条件において作動されて光線を発生させる。ある駆動条件において、誘電体バリア放電ランプ100中に放電ストリーマー(streamer 放電フィラメントとも言う)が発生される可能性があり、その他の駆動条件においては、誘電体バリア放電ランプ100中に放電ストリーマーは、発生されない。この実施例中、電極120は、多数の透光開口122を有し、ランプ体110内に発生した光線をこれらの透光開口122を通じてランプ体110外へ伝送することができる。第1電極120および第2電極130の材質は、例えば、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、金、モリブデン、銀、白金、鉄、チタン、タングステン、コバルトまたは前記した金属の組み合せであり、放電気体140が例えば気態水銀、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン、窒素、セレン化水素、重水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素または前記した気体の組み合せである。
図3は、図2中の第2電極および内側管の要部拡大図である。図1から図3において、この実施例が採用する第2電極130は、ほぼ円筒状を呈し、かつ例えば単層金属から構成される。第2電極130は、電極部132と弾性部134とを含む。電極部132が内側管114の内表面118に密接される。弾性部134が電極部132に連接され、かつ電極部132内に巻き取られるが、また、弾性部134の外表面138が電極部132の内表面137に密接される。弾性部134が径方向に沿って電極部132を外方へ押し付ける弾力性を備えて、電極部132を更に内側管114の内表面118に密接させる。
この実施例中、前記第2電極130を内側管114の内表面118にしっかりと固定するために、第2電極130の構造を以下に述べる。先ず、巻き取り機構150(図4を参照、その構造は以下に説明)は、金属シートを巻き取って、ほぼ円筒状の第2電極130(電極部132と弾性部134とを含む)となす。この第2電極130がまだ内側管114内に載置される前で、かつ外力による拘束を受けず自然に伸展している時、第2電極130の外径(即ち電極部132の外径)は、内側管114の内径より大きい。次に、外力を付加して第2電極130の外径を内側管114の内径より小さくし、この外力を保持しながら第2電極130を内側管114内に挿入する。この第2電極130が完全に内側管114内に挿入された後、電極部132自体の金属弾性力を利用して電極部132を内側管114の内表面118に密接させる。この時、弾性部134もまた電極部132の内表面137に密接し、かつ弾性部134が電極部132に対して径方向に沿った外方への力を加えることができるので、さらに電極部132が内側管114の内表面118に緊密に接触させることができる。この実施例は、その他の固定部材を必要としない状況において、第2電極130を有効に内側管114の内表面118へ密着させることができる。従って、この実施例の電極設計は、第2電極130の取り付けをより簡単で便利なものとすることができる。
前記第2電極130の製造過程において、もしも金属シートの巻き取り巻数が多ければ多いほど、巻き取り形成される第2電極130の弾力性も増大するから、この実施例は、金属シートの巻き取り巻数を調整することにより第2電極130自体の備える弾力性を調整することができる。弾性部134の巻き取り巻数は、例えば、1より大きいか等しく設定されており、図3に示したのは、弾性部134の巻き取り巻数を1とした例である。弾性部134の巻き取り巻数が1より大きい時、巻き取られた各弾性部134は、いずれも互いに密接する。
図1から図3において、第2電極130の加工可能性および第2電極130自体の備える弾力性を確保するために、選択される金属シートは、厚すぎても薄すぎても良くない。一般に、第2電極130を形成する金属シートの厚さ範囲は、好ましくは10μm〜300μmの間である。
図4は、この発明の第1実施例にかかる第2電極を製造する金属シート巻き取り機構の説明図である。図4において、巻き取り機構150は、主動ローラー152と、少なくとも1つの受動ローラー156と、少なくとも1つのバネ158とを含む。主動ローラー152の軸方向に1つの直線形のスリット154を有する。受動ローラー156が主動ローラー152およびバネ158間に配置される。バネ158が受動ローラー156に対して力を加え、受動ローラー156のローラー面が主動ローラー152のローラー面に密接される。図4に示す受動ローラー156とバネ158との数量が各2個であり、かつバネ158が受動ローラー156に対して力を加える方向と主動ローラー152のローラー面とが垂直である。図4中に示した状態は、例示説明にすぎず、この発明を限定するためのものではなく、この領域の通常の知識を有する者がこの実施例の内容を参考にした後、当然、適当な変更ならびに修正を行うことができるものである。
図3および図4において、第2電極130の製造は、以下のステップを含む。先ず、金属シート159の一端を主動ローラー152のスリット154内に入れる。次に、主動ローラー152を回転させて金属シート159をその上に巻き取る。金属シート159が受動ローラー156を経る時、金属シート159が更に曲げられて主動ローラー152に密接させる。巻き取られた後の金属シート159(即ち第2電極130)の外径は、誘電体バリア放電ランプ100の内側管114の内径より少し小さい。巻き取られた後の金属シート159は、巻き戻す力があるため、外力の拘束を受けないと、金属シート159を巻き取ってなる内側管114の内径より大きいものとなる。この時、第2電極130に対して径方向に沿って外力を加えると、その外径が内側管114の内径より少し小さくなる。このようにして、第2電極130を主動ローラー152と一緒に内側管114中に入れて、最後に主動ローラー152を引き出すと、容易に第2電極130を取り付けられるとともに、内側管114の内表面118に固定することができる。この発明は、巻き取り機構150により金属シート159を加工することに限定するものではなく、金属シート159もまた一般の金属加工領域で習熟したその他の機構により加工することができる。例えば、この発明は、単一のローラーが平面上でローリングして金属シート159をローラー表面に巻き付けることもでき、このようにすればまた同一の加工効果を達成することができる。
以下は、第1実施例に基づいて行った実験である。図1および図2において、この実験で採用した放電ランプ100は、全長が400mmであり、そのうち、外側管112および内側管114の厚さが1mmの石英管であって、その外径がそれぞれ27mmならびに16mmである。外側管112および内側管114間の空間に300torrのキセノンを密封して放電気体140とする。外側管112および内側管114は、同一軸心配置であるから、放電気体140の放電間隔は4.5mmである。第1電極120は、多数の透光開口122を備え、かつ厚さが0.08mmのJIS US304ステンレススチール(18%のクロムおよび8%のニッケルを含む鉄合金)シートであり、この透光開口122が正六角形でかつ蜂の巣状に配列されている。任意の隣接する2つの透光開口122の中心間隔が4mmであり、第1電極120の非透光領域の線幅が0.2mmである。第1電極120および第2電極間に周波数18kHz・バイアス|V−V|が5kVの交流電流を印加する。
前記第2電極130の製作方法を利用して、この実験では、以下3種類の第2電極130を製作した。シート長さ355mm・幅85mmの金属シートを2回巻き取って355mm長さのほぼ円筒状を呈する第2電極130とし、更にこの第2電極130を内側管114中に入れて内側管114の内表面118に密接させた。3種類の第2電極130が採用した金属シートは、それぞれ(1) 厚さ95μmのASTM規格中の1070アルミニウム合金(アルミニウム含有量≒99.7%)シート、(2) 厚さ35μmのASTM規格中のC11000銅合金(銅含有量≒99.9%)シート、(3) 厚さ34μmのJIS SUS304ステンレススチールシートである。上記した金属シートは、いずれも精密圧延板であり、その表面粗さはRa=0.2-0.3μmである。上記3種類の第2電極130の効果を比較するため、この実験では、同一ランプ体110と同一の第1電極120を採用して、順番に3種類の異なる第2電極130を取り付けて誘電体バリア放電ランプ100の光強度試験を行った。172nm紫外線強度計器を第1電極120の直下2.2mmの場所に置き、空気中で測定した172nm紫外線強度は、表1「この発明の第1実施例の誘電体バリア放電ランプの発光強度」の通りである。
Figure 2008084816
上記したように、この発明の金属シートを巻き取る方法を利用した第2電極130の製作は、容易に製作ならびに取り付けられるという利点があり、上記実験の検証結果から分かるように、この実施例の誘電体バリア放電ランプ100は、また、実用性を備えている。上記した実験結果から分かるように、この実施例に開示した方法を利用して製作した3種類の第2電極130は、誘電体バリア放電ランプ100にほぼ同一の発光強度を備えさせるとともに、誘電体バリア放電ランプ100の発光効率が従来の誘電体バリア放電ランプよりも優れている。
<第2実施例>
図5は、この発明の第2実施例にかかる第2電極を内側管に置いた説明図である。図5において、この実施例の第2電極130bは、図1の第2電極130と類似しており、その差異は、第2電極130bの電極部132bが内側管114に近い表面に多数の規則的あるいは不規則な導電性突出点131または導電性突出線139を備えていることである。これらの導電性突出点131あるいは導電性突出線139は、内側管114の内表面118に向かって突出するとともに、内側管114の内表面118に密接している。例を挙げて言えば、一部の導電性突出点131または導電性突出線139の位置が例えば放電ストリーマーの位置に対応している。
図6Aおよび図6Bは、図5中の第2電極を形成する金属シートを展開した説明図である。図5、図6A、図6Bにおいて、金属シート159aの一部の表面には導電性突出点131の構造を備えており、金属シート159bの一部の表面には導電性突出線139の構造を備えている。これらの金属シート159a,159bが巻き取られた後の導電性突出点131または導電性突出線139は、例えば、内側管114の内表面118に直接密接する部分に設けられている。
金属シート159aおよび金属シート159b上面の導電性突出点131および導電性突出線139は、例えば、公知の型打加工方法を採用して形成する。公知の型打加工方法は、金属シート159aまたは金属シート159bを2つのローラー(図示せず)を介して、ローラー表面の突出紋様設計により、図6Aまたは図6Bに示した導電性突出点131または導電性突出線139の構造を型打ちする。もちろん、この導電性突出点131または導電性突出線139も別な方法で形成すること、例えば、圧出・プレス・ショットピーニング(shot peening)または機械加工など、あるいは多数の導電性顆粒・線材または網状物を軟質ろう付け・硬質ろう付け・スクリーン印刷もしくは他の適当な方式で電極部132bの外表面に固定することができる。
この実施例中、第2電極130bが導電性突出点131または導電性突出線139を備えるので、第2電極130bは、尖端放電効果を強化して、各放電ストリーマーの放電電流をより集中させることができ、誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させる。また、第2電極130bが導電性突出点131または導電性突出線139は、また、誘電体バリア放電ランプが放電する時の放電ストリーマー偏移を減少させる効果も有する。さらに、これらの導電性突出点131または導電性突出線139誘電体バリア放電ランプの発光強度が時間にともなって減衰する現象を緩和することもできる。以上の効果につき、第2電極130bを採用した誘電体バリア放電ランプの実験により以下に説明する。
この実験が採用する誘電体バリア放電ランプと第1実施例の実験で採用した誘電体バリア放電ランプ100(図1を参照)とは、第2電極130bと第2電極130(図3を参照)と異なることを除いて、その他の部材およびそのパラメーターは、いずれも同じである。再び、図6Aと図6Bとにおいて、この実験は、シート長さ355mm・幅85mmの金属シート159a,159bの半分の面積(長さ355mm・幅42.5mm)の表面を前記した型打加工方法により多数の導電性突出点131または導電性突出線139(それぞれ図6Aおよび図6Bを参照)を製作する。前記した金属シート159a,159bの巻き取り方法ならびに巻き取った後の取り付け方法は、この発明の第1実施例の実験と同じである。注意すべきことは、この実験の金属シート159a,159bの一部の面積には導電性突出点131または導電性突出線139があり、巻き取る時に、図4中の受動ローラー156が主動ローラー152に及ぼす圧力を適当に低下させる(バネ158の弾性力を調整することにより達成できる)ことで、導電性突出点131または導電性突出線139が巻き取り時にローラーで潰されることを回避する必要があることである。この実験中で採用した金属シート159a,159bは、アルミニウム合金であり、厚さが95μmで、かつ、その表面にそれぞれ導電性突出点131および導電性突出線139を有している。突出点131の平均突出高さが約0.1mmで、突出点131の平均直径が約0.5mm、隣接する2つの突出点131の平均間隔が約1.2mmであり、突出点131が不規則に配列されている。突出線139は、内側管114(図5を参照)の軸方向と平行であり、かつ金属シート159bの全長を横切り、その平均突出高さが約0.1mmである。また、突出線139は、等距離配列を有しており、かつ隣接する2つの突出線139の平均間隔が約1.5mmである。
図5において、前記した2種類の第2電極130b(1つは導電性突出点131、もう1つは導電性突出線139)を比較するために、この実験は、第1実施例と同一のランプ体110(図1を参照)および第1電極120(図1を参照)を採用するとともに、順番に異なる第2電極130bを挿入して誘電体バリア放電ランプの発光強度試験を行った。172nm紫外線強度計器を第1電極120(図1を参照)の直下2.2mmに置いて、空気中で計測した172nm紫外線強度は、表2「この発明の第2実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの発光強度」の通りである。
Figure 2008084816
上記した実験結果から分かるように、この発明の第2実施例中で採用した導電性突出点131または導電性突出線139は、誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させることができる(表1と表2とを比較すれば分かる)。
図7は、この発明の第2実施例にかかる3種類の異なる誘電体バリア放電ランプが放電時に時間による発光強度の変化曲線グラフである。図1、図5、図7において、一般に、放電時間の増加にともなって、誘電体バリア放電ランプの温度が次第に上昇し、かつ誘電体バリア放電ランプの発光強度が次第に低下するのは、図7に示す通りである。しかしながら、図7中、導電性突出点131または導電性突出線139を備える誘電体バリア放電ランプの発光強度は、放電時間に伴って次第に低下していない。この現象をもたらす原因には、下記の2点がある。
1.内側管114の内表面118に密接する第2電極130bは、導電性突出点131または導電性突出線139により内側管114の内表面118と接触するので、電極部132bと弾性部134との弾性作用がこれらの導電性突出点131または導電性突出線139に及ぶ時、内側管114の内表面118の導電性突出点131または導電性突出線139に対応する位置の受ける局部接触圧力が光沢表面を有する第2電極130の内側管114の内表面118に及ぼす局部接触圧力より大きい。このようにして、これらの導電性突出点131または導電性突出線139は、内側管114の内表面118により密接したものとなる。また、これらの導電性突出点131または導電性突出線139が内側管114の内表面118に密接する時、第2電極130bと第1電極120との間隔が短縮するから、第2電極130bおよび第1電極120間の電場強度が増大されて、誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させる。
2.誘電体バリア放電ランプ100の温度が上昇する時、これらの導電性突出点131または導電性突出線139が熱膨張を受けて、内側管114の内表面118に更に密接される。
<第3実施例>
図8は、この発明の第3実施例にかかる第2電極を内側管に置いた要部断面図である。図8において、この実施例の第2電極130cは、図3の第2電極130と類似しており、その差異は、第2電極130cが二層金属から構成されることである。第2電極130cは、例えば、2枚の金属シートを重ね合わせてから巻き取って形成されるものであり、その巻き取り巻数が例えば2より大きいか等しいものであり、図8は、巻き取り巻数を2とする例である。また、2枚の金属シートは、互いに冶金接合または互いに接触とすることができる。
更に詳細に説明すると、第2電極130cは、電極部132’と弾性部134’とを含み、そのうち、電極部132’と弾性部134’とが互いに連接されている。電極部132’が第1金属層132cと第2金属層134cとを含み、弾性部134’が第3金属層133cと第4金属層135cとを含む。第1金属層132cの外表面136cが内側管114の内表面118に密接され、第2金属層134cの外表面136c’が第1金属層132cの内表面137cに密接されている。さらに、第3金属層133cの外表面136c’’が第2金属層134cの内表面137c’に密接され、第4金属層135cの外表面136c’’’が第3金属層133cの内表面137c’’に密接されている。また、第2電極130cを構成する2枚の金属シートのうち1枚が第1金属層132cと第3金属層133cとを構成し、別な1枚が第2金属層134cと第4金属層135cとを構成している。このようにして、第1金属層132cと第3金属層133cとが連接され、第2金属層134cと第4金属層135cとが連接される。
重ね合わせた金属シートを利用して第2電極130cとすることの利点は、2種類または2種類以上の材質の金属シート特性を利用して、第2電極130cの必要性に適合させて、誘電体バリア放電ランプの機能を向上させることができることである。例を挙げて言うと、1つの好ましい第2電極は、適度な反射率を必要とするほかに、高導電率も誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させる効果を備えている。第2電極の反射率を向上させるために、一般の第2電極は、アルミニウムまたはアルミニウム合金を採用している。もしも1枚のアルミニウム板と1枚の銅板とが一緒に重ね合わされてから筒状に巻き取られて第2電極130cとされるとともに、アルミニウム板が外へ露出するように内側管114の内表面118に密接されるならば、電極部132’が高い反射率を備えるだけでなく、電極部132’の導電率も向上させることができる(銅の導電率が比較的大きい)。つまり、第2電極130cの第1金属層132cと第3金属層133cとがアルミニウム合金板により構成され、第2金属層134cと第4金属層135cとが銅合金板により構成されるものである。
また、第2電極130cは、できるだけ内側管114の内表面118に密接して、放電間隔を短縮し、誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させるとともに、第2電極130cが内側管114中を滑動することを防止する必要がある。第2電極130cの密接効果を増大させるために、巻き取り用の金属シートも適度な剛性を必要とする。従って、第2電極130cも弾力性の良好なステンレススチールおよびアルミニウム合金を採用することができる。すなわち、第1金属層132cと第3金属層133cとがアルミニウム合金により構成され、第2金属層134cと第4金属層135cとがステンレススチールで構成されるものである。このようにして、電極部132’自体が高い反射率を備える(アルミニウム合金を備えるため)だけでなく、更に良好な弾性力を備える(ステンレススチールを備えるため)ものとなって内側管114の内表面118に密接する。また、弾性部134’の弾力性が径方向に外へ電極部132’を押し付けることによって、電極部132’が更に内側管114の内表面118に密接するものとなる。
図9は、この発明の第3実施例にかかる別な第2電極を内側管に置いた要部断面図である。図9において、この実施例の第2電極130dは、図8の第2電極130cと類似しており、その差異は、第2電極130dが3枚の金属シートを重ね合わせた後に巻き取ってなることである。第2電極130dの巻き取り巻数は、2より大きいか等しいものであり、図9は、巻き取り巻数2を例とする。図9に示した第2電極130dは、電極部132’’と弾性部134’’とを含み、そのうち、電極部132’’と弾性部134’’とが互いに連接される。電極部132’’は、外から内へ順番に第1金属層132dと第2金属層134dと第3金属層135dとを含み、弾性部134’’は、外から内へ順番に第4金属層133dと第5金属層135d’と第6金属層135d’’とを含む。上記した3枚の金属シートの材質は、例えば、アルミニウム合金/銅合金/アルミニウム合金であり、さらに詳しく言えば、この3枚の上下2枚はアルミニウム合金であり、中間の1枚が銅合金である。このようにして、巻き取り形成した第2電極130dの第1金属層132dと第3金属層135dと第4金属層133dと第6金属層135d’’とがアルミニウム合金であり、第2金属層134dと第5金属層135d’とが銅合金である。
この実施例中の第2電極は、4枚以上の金属シートを重ね合わせた後に巻き取ってなるものとすることもでき、このようにして、第2電極が適切な反射率・導電率・弾力性を同時に兼備することができ、これによって誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させるものとなる。
前記した第2電極130cおよび第2電極130dの発生する効果は、実験結果により以下の通り検証される。図8と図9とにおいて、この実験が採用する誘電体バリア放電ランプは、第1実施例中に提示した実験に採用した誘電体バリア放電ランプ100と第2電極130c,130dおよび第2電極130が異なることを除いて、その他の部材ならびにそのパラメーターは、いずれも同じである。
この実施例中で使用する第2電極130c,130dの方法は、先ず2枚または3枚の金属シート(それらの金属シートの寸法は、いずれも長さ355mm、幅85mm)を完全に重ね合わせた後、重ね合わせた後の金属シートを2回巻き取って長さ355mmの円管状物件とする。採用する積層金属シートは、例えば、厚さ95μmの1070アルミニウムシートおよび厚さ35μmのC11000銅合金の二層積層板である。あるいは、例えば、厚さ95μmの1070アルミニウムシートと厚さ20μmの304ステンレススチール板の二層積層板である。もしくは、例えば、厚さ95μmの1070アルミニウムシートと厚さ35μmのC11000銅合金と厚さ95μmの1070アルミニウムシートとの三層積層板である。
上記した3種類の第2電極130c,130dの効果を比較するために、この実験は、第1実施例の実験と同じランプ体110および第1電極120(図1を参照)を採用するとともに、順番に異なる第2電極130cおよび第2電極130dを入れて誘電体バリア放電ランプの光強度試験を行った。172nm紫外線強度計器を第1電極120直下2.2mmに置き、空気中で得られた紫外線強度は、表3「この発明の第3実施例にかかる放電ランプの発光強度」の通りである。
Figure 2008084816
上記の実験結果から分かるように、この発明の第3実施例中で採用した多層金属シート積層の第2電極130c,130dは、誘電体バリア放電ランプの発光強度を向上させることができる(表3と表1との比較から分かる)。
上記した実験中、2枚または3枚の金属シートの寸法は、ほぼ同じであり、かつ各金属シートの表面全部を積み重ねた後に巻き取り形成して第2電極130cまたは第2電極130dとして構成する。しかしながら、もしも積み重ねに用いる金属板の寸法が異なる又は表面の全部が重なり合わないとしても、巻き取り形成した第2電極もまた上記したような効果を有する。あるいは、これらの金属シートが個別に先ず巻き取られて円管状物件にされた後、順番に内側管114内に入れられるとともに、1番目に内側管114に入れられた円管状物件の最も外巻が内側管114の内表面118に密接される。そして、2番目に内側管114に入れられた円管状物件の最も外巻が内側管114の内表面118に密接され…、というように形成される。このような第2電極もまた上記したような効果を有する。
<第4実施例>
図10は、この発明の第4実施例にかかる第2電極を内側管に入れた要部断面図である。図3および図10において、この実施例の第2電極130eは、第1実施例の第2電極130との置き換えに適したものである。第2電極130eは、管状(例えば空心円柱状)電極または棒状(例えば実心円柱状)電極であり、図10に示したのは、管状電極である。第2電極130eが内側管114の内表面118に密接され、かつ第2電極130eが密接する内側管114の内表面118上に第1電極120に向いて突出する導電性突出点131eまたは突出線139eを有する。導電性突出点131eまたは突出線139eの様式・形成方法・効果は、第2実施例で述べた通りである。
<第5実施例>
図11は、この発明の第5実施例にかかる第2電極を内側管に入れた要部断面図である。図3および図11において、この実施例の第2電極130fは、第1実施例の第2電極130との置き換えに適したものである。第2電極130fは、金属シートを巻き取ってなるほぼ筒状を有する電極である。第2電極130fが内側管114の内表面118に密接され、かつ第2電極130fが密接する内側管114の内表面118上に第1電極120に向って突出する導電性突出点131fまたは突出線139fを有する。導電性突出点131fまたは突出線139fの様式・形成方法・効果は、第2実施例で述べた通りである。注意すべきことは、この実施例中、第2電極130f(図11を参照)が第2電極130b(図5を参照)の弾性部134の構造を省略していることであり;たとえこのようにしても、第2電極130fが導電性突出点131fまたは突出線139fを有する故に、十分な弾力性により内側管114の内表面118に密接される。その理由は、第2実施例中で述べた通りである:誘電体バリア放電ランプ100が温度上昇する時、これらの導電性突出点131および突出線139が熱膨張を受けて、内側管114の内表面118へ更に密接されるからである。
<第6実施例>
図12は、この発明の第6実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向断面図である。図12において、この実施例の誘電体バリア放電ランプ200は、ランプ体210と、第1電極220と、第2電極230と、放電気体240とを含む。第1電極220がランプ体210の外表面212上に配置される。第2電極230がランプ体210内に配置され、かつ第2電極230が第1電極220に向けて突出した導電性突出点231および導電性突出線239を備える。また、第1電極220と第2電極230とが電気的に絶縁されている。放電気体240がランプ体210内に充填され、かつ第1電極220と第2電極230との間に位置する。
この実施例の第1電極220の材質および様式は、第1実施例に述べた第1電極120(図1を参照)と同じであり、第2電極230の材質もまた第1実施例の第2電極130(図3を参照)と同じである。第2電極230は、棒状電極・管状電極・板状電極・図5の第2電極130bと同じ電極または図11の第2電極130fと同じ電極である(図12中に示したものは、棒状電極を例としている)が、そのうち、棒状電極・管状電極・板状電極・図5の第2電極130bと同じ電極または図11の第2電極130fと同じ電極の軸心は、例えば、ランプ体210の軸心と実質的に平行である。
導電性突出点231および突出線239の様式・製作方法・配置位置および効果は、それぞれ第2実施例で述べた導電性突出点131および突出線139(図6Aと図6Bとを参照)の説明の通りである。放電気体240は、第1実施例の放電気体140(図1を参照)と同じである。
<第7実施例>
図13は、この発明の第7実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向断面図である。図13において、この実施例の誘電体バリア放電ランプ300は、ランプ体310と、第1電極320と、第2電極330と、放電気体340とを含む。ランプ体310は、上側基板312と下側基板314と多数の側壁316とを含む。下側基板314が上側基板312の下方に位置し、側壁316が上側基板312と下側基板314とを連接する。第1電極320が上側基板312の上表面312a上に配置され、第2電極330が下側基板314の下表面314a上に配置され、かつ第1電極320と第2電極330とが電気的に絶縁される。また、第1電極320は、例えば、溶接または扣合(こうごう)方式で下側基板314の下表面314aに固定される。放電気体340は、ランプ体310内に充填され、かつ第1電極320と第2電極330との間に位置する。
第1電極320は、板状電極とすることができ、その材質は、第1実施例の第1電極120(図1参照)と同じであり、かつ多数の透光開口322を有する。第2電極330は、第1電極320に向いて表面上に多数の第1電極320へ向けて突出した導電性突出点331および導電性突出線339を備える。第2電極330もまた板状電極とすることができ、その材質は、第2実施例の第2電極130b(図5参照)と同じである。また、導電性突出点331または突出線339の製作方法・配置位置・様式・効果は、第2実施例の導電性突出点131または突出線139と同じである。さらに、放電気体340もまた放電気体140(図1参照)と同じである。
以上のごとく、この発明を最良の実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
この発明の第1実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向断面図。 本発明の第1実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの径方向断面図。 図2中の第2電極および内側管の要部拡大図。 この発明の第1実施例にかかる第2電極を製作する金属シート巻き取り機構の説明図。 この発明の第2実施例にかかる第2電極板を内側管に置いた説明断面図。 図5中の第2電極を形成する金属シートを展開した説明図。 図5中の第2電極を形成する金属シートを展開した説明図。 この発明の第2実施例にかかる実験中の3種類の異なる誘電体バリア放電ランプ放電時の時間に伴う発光強度の変化曲線グラフ。 この発明の第3実施例にかかる第2電極板を内側管に置いた説明断面図。 この発明の第3実施例にかかる別な第2電極板を内側管に置いた説明断面図。 この発明の第4実施例にかかる第2電極板を内側管に置いた説明断面図。 この発明の第5実施例にかかる第2電極板を内側管に置いた説明断面図。 この発明の第6実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向断面図。 この発明の第7実施例にかかる誘電体バリア放電ランプの軸方向断面図。
符号の説明
101,200,300 誘電体バリア放電ランプ
110,310 ランプ体
112 外側管
114 内側管
116 外側管の外表面
118 内側管の外表面
120,220,320 第1電極
122,322 透光開口
124 第2光透過開口
130,130b〜130f,230,330 第2電極
131,131e,131f,231,331 導電性突出点
132,132’,132’’,132b 電極部
132c,132d 第1金属層
133c,135d 第3金属層
133d,135c 第4金属層
134,134’,134’’ 弾性部
134c,134d 第2金属層
135d’ 第5金属層
135d’’ 第6金属層
139,139e,139f,239,339 導電性突出線
140,240,340 放電気体
150 巻き取り機構
152 主動ローラー
156 受動ローラー
210 ランプ体(ランプ管)
312 上側基板
314 下側基板
316 側壁

Claims (14)

  1. 外側管と該外側管内に配置され且つ前記外側管に連接される内側管とを含むランプ体と;
    前記外側管の外表面上に配置される第1電極と;
    前記内側管の内表面上に配置され且つ前記第1電極と電気的に絶縁された第2電極と;
    前記ランプ体内に注入され且つ前記第1電極と前記第2電極との間に位置する放電気体とを備え、
    前記第2電極がほぼ筒状を有し、前記第2電極は、前記内側管の内表面に密接する電極部と、該電極部に連接し且つ前記電極部内に巻きつけられ、外表面が前記電極部の内表面に密接する弾性部とを含むことを特徴とする誘電体バリア放電ランプ。
  2. 前記弾性部の巻き取り巻数が、1より大きいか等しい請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  3. 前記第2電極が、単層金属から構成されている請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  4. 前記第2電極が、多層金属から構成されている請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  5. 前記電極部の外表面が、多数の導電性突出点または導電性突出線を有し、前記多数の導電性突出点または導電性突出線が前記第1電極方向へ突出されている請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  6. 前記多数の導電性突出点または導電性突出線の一部分が、前記ランプ体内でアーク放電を発生させたい対応位置に位置決めされている請求項5記載の誘電体バリア放電ランプ。
  7. 前記第1電極または前記第2電極の材質が、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、金、モリブデン、銀、白金、鉄、チタン、タングステン、コバルトまたは前記金属の組み合せを含む請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  8. 前記放電気体が、気態水銀、ヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン、窒素、セレン化水素、重水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素または前記気体の組み合せを含む請求項1記載の誘電体バリア放電ランプ。
  9. ランプ体と;
    前記ランプ体の一表面に配置された第1電極と;
    前記ランプ体の他の一表面に配置された第2電極と;
    前記ランプ体内に注入され、かつ前記第1電極と前記第2電極との間に配置された放電気体とを備え、
    前記第2電極が前記第1電極の表面に向って突出した多数の導電性突出点または導電性突出線を備え、且つ前記第2電極および前記第1電極が電気的に絶縁されている誘電体バリア放電ランプ。
  10. 前記ランプ体が、外側管と、該外側管内に配置され且つ前記外側管に連接された内側管とを備え、前記放電気体が前記外側管および内側管間に位置し、前記第1電極が前記外側管の外表面上に配置され、前記第2電極が前記内側管の内表面上に配置されている請求項9記載の誘電体バリア放電ランプ。
  11. 前記ランプ体が、上側基板と;
    該上側基板の下方に位置する下側基板と;
    前記上側基板および前記下側基板に連接された多数の側壁とを有し、前記第1電極および前記第2電極がそれぞれ前記上側基板の上表面ならびに前記下側基板の下表面に配置されている請求項9記載の誘電体バリア放電ランプ。
  12. 前記多数の導電性突出点または導電性突出線の一部分が、前記ランプ体内でアーク放電を発生させたい対応位置に位置決めされている請求項9記載の誘電体バリア放電ランプ。
  13. ランプ管と;
    前記ランプ管の外表面上に配置された第1電極と;
    前記ランプ管内に配置された第2電極と;
    前記ランプ管内に注入され、かつ前記第1電極および前記第2電極間に位置する放電気体とを備え、
    前記第2電極が前記第1電極の表面に向かって突出した多数の導電性突出点または導電性突出線を備え、かつ前記第2電極および前記第1電極が電気的に絶縁されている誘電体バリア放電ランプ。
  14. 前記多数の導電性突出点または導電性突出線の一部分が、前記ランプ管内でアーク放電を発生させたい対応位置に位置決めされている請求項13記載の誘電体バリア放電ランプ。
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