JP2008084069A - ユーザインタフェイスプログラム、入力支援方法、及び情報端末装置 - Google Patents

ユーザインタフェイスプログラム、入力支援方法、及び情報端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】プリンタ(周辺機器)が自身の設定項目の情報を端末に通知する機能を有さなくとも、そのプリンタの設定項目を特定し、ユーザが端末からそのプリンタの設定を行えるユーザインタフェイスを提供する。
【解決手段】端末には、複数のプリンタの設定項目を集めた設定項目セットが用意されている。UIプログラムは、端末に接続されたプリンタに対して設定項目セット内の設定項目を設定するコマンドを送信する(ステップS206)。プリンタからそのコマンドが正常に成功した旨の応答が返ってきた場合(ステップS206:YES)にそのコマンドが示す設定項目を記憶する(ステップS208)。こうしてプリンタが設定可能な設定項目のみが記憶される。コマンドが正常に成功したか否かの応答からプリンタが設定可能な設定項目を特定することができる。UIプログラムは特定した設定項目について、ユーザが設定値を入力するための入力画面を端末に表示する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータに接続された周辺機器の動作設定をユーザがコンピュータから行うことができるユーザインタフェイスプログラム、コンピュータに接続された周辺機器の動作設定のためのユーザによるコンピュータへの入力作業を支援する入力支援方法、及び、周辺機器の動作設定をユーザが行うことが可能な情報端末装置に関する。
近年、ネットワークに接続されたプリンタやファクシミリ、記憶装置などの周辺機器の各種設定を、パソコンなどの情報処理装置からネットワークを介して行うことができる。
ユーザは、周辺機器ごと(もしくは機種ごと)に用意されたユーザインタフェイスプログラムにより情報処理装置上で表示される画面を見ながら、設定項目ごとに所望の設定値を入力し、周辺機器へその設定を反映させる。以下、ユーザインタフェイスプログラムが表示する周辺機器の設定用の画面を単にユーザインタフェイスと称する場合がある。
また、ネットワークには、例えばプリンタとして、モノクロプリンタ、カラープリンタ、及び、印刷機能やファクシミリ機能を備えたデジタル複合機などが接続される場合がある。係る場合、上記のように各種設定が可能なユーザインタフェイスプログラムは、プリンタの機種ごとに用意されている。つまり、異なる機種のプリンタではユーザインタフェイスプログラムにより表示される画面は異なる場合がある。
そのため、複数の印刷装置に対し共通のユーザインタフェイスを提供し、ユーザの利便性向上を図る技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1には、各プリンタに共通するワンタッチ印刷ボタンを備えたユーザインタフェイスが開示されている。このユーザインタフェイスでは、各プリンタに共通する設定項目については、同一の設定値が設定される。ユーザは、プリンタの機種を選択した後にワンタッチ印刷ボタンを押すと、選択したプリンタで印刷することができる。
特開2003−99220
異なる機種のプリンタに対して共通のユーザインタフェイスを用意するには、情報端末装置にインストールされるユーザインタフェイスプログラムが、ネットワークを介して接続されているプリンタの設定項目を特定する必要がある。
その特定方法として、ネットワークに接続されたプリンタの機種が判明したら、そのプリンタのドライバプログラムから設定項目を取得することが考えられる。
しかしながら、ドライバプログラムが取得できない環境下であったり、例えドライバプログラムを取得したとしても、そのドライバプログラムが他のプログラムに対して設定項目を通知する機能を有さない場合では、プリンタの設定項目を特定することができなかった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、周辺機器やそのドライバが設定項目を通知する機能を有さなくても、その周辺機器の設定項目を特定することが可能であるとともに、異なる機種の周辺機器が存在した場合でも共通のユーザインタフェイスを表示できる技術を提供することにある。
プリンタなどの周辺機器の各種設定をネットワークを介して情報端末装置から行う場合、情報端末装置から周辺機器へ設定を指示する設定コマンドを送信する。周辺機器には、設定コマンドを受信し、解析し、設定コマンドに基づいて所定の設定を実行する状態設定手段が備えられている。状態設定手段の中には、受信した設定コマンドに基づく処理(即ち、設定を行う処理)の実行に成功したか否かの応答を情報端末装置へ返信する機能を有するものが多い。周辺機器が設定コマンドを解析できない場合(或いは設定コマンドに基づく処理の実行に成功しなかった場合)に、その旨を情報端末装置側に通知するためである。以下では、周辺機器が、情報端末装置によって送信された設定コマンドを解析してその設定コマンドに基づいた処理の実行に成功したことを単に「設定コマンドの実行に成功する」或いは「設定コマンドを受け付ける」と称する場合がある。即ち、周辺機器は、情報端末装置によって送信された設定コマンドの実行に成功したか否か(設定コマンドを受け付けたか否か)の応答を情報端末装置へ返す機能を有するものが多い。
本発明は、既存の周辺機器が、情報端末装置から送られる設定コマンドの実行に成功したか否かの応答を返信する機能を備えていることに着目する。そのため、情報端末装置に予め複数の周辺機器の設定項目を集めた集合(以下では設定項目セットと称する場合がある)のデータを記憶させておく。即ち、設定項目セットには、接続された周辺機器が設定可能な項目が含まれるが、その周辺機器が設定できない項目も含まれている。そこでユーザインタフェイスプログラムは、設定項目セット内の各設定項目の設定を指示する設定コマンドを送信する。周辺機器から設定コマンドの実行に成功したとの返答が返ってきた場合には、送信した設定コマンドが指定した設定項目はその周辺機器が設定可能な設定項目であることが判明する。他方、周辺機器から設定コマンドの実行に成功しなかったとの返答が返ってきた場合には、送信した設定コマンドが指定した設定項目はその周辺機器が対応していない設定項目であることが判明する。周辺機器から実行に成功したとの応答が返ってきた設定コマンドが示す設定項目を集めれば、その周辺機器が設定可能な項目を特定することができる。
本発明は、情報端末装置に予め複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合(設定項目セット)のデータを記憶させておくとともに、情報端末装置に接続された周辺機器が情報端末装置から送信された設定コマンドの実行に成功したか否かの応答を返すことを利用して、設定項目セットの中から情報端末装置に接続された周辺機器が設定可能な設定項目を抽出する。そうすることで、自らの設定可能項目に関する情報を発信しない周辺機器であっても、周辺機器と接続された情報端末装置において、その周辺機器設定可能な項目を特定することができる。
本発明は、周辺機器が有している、情報端末装置から送信された設定コマンドの実行に成功したか否かを情報端末装置へ通知する機能を、周辺機器の設定可能項目を特定するために利用するという発想に基づいている。
本発明は、コンピュータに接続された周辺機器の動作設定をユーザがコンピュータから行うことが可能なユーザインタフェイスプログラムに具現化できる。このプログラムはコンピュータに次の工程を実行させる。
(1)複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合のデータから設定項目を取り出し、取り出した設定項目ごとに、その設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信する設定コマンド送信工程。
(2)設定コマンドに対する周辺機器の応答を受信し、その応答から周辺機器が設定コマンドを受け付けたか否かを判定する判定工程。
(3)判定工程によって周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドが示す設定項目を記憶する設定項目記憶工程。
(4)設定項目記憶工程によって記憶された設定項目の設定値をユーザが入力するための入力画面を表示する表示工程。
設定項目の集合(設定項目セット)のデータは、ユーザインタフェイスプログラムと一体化されていてもよいし、別個のデータとして用意されていてもよい。設定項目セットのデータは、ユーザインタフェイスプログラムが利用できる状態にあればどこに記憶されていても良いからである。また、情報端末装置に記憶させる代わりに情報端末装置と通信可能に接続された他の機器(例えばサーバ)に記憶させてもよい。
設定項目セットには、特定種類の周辺機器(例えばプリンタ)について、特定の一機種の設定項目だけでなく、複数機種の設定項目が含まれている。
ユーザインタフェイスプログラムは、設定コマンド送信工程によって、設定項目セットから取り出した各設定項目について、その設定項目の設定を周辺機器に指示する設定コマンドを情報端末装置から送信する。
設定コマンドを受信した周辺機器は、その設定コマンドの実行に成功したか否かの応答を情報端末装置へ返す。ユーザインタフェイスプログラムは、周辺機器から設定コマンドの実行に成功した旨の応答を受信した場合には、その設定コマンドは周辺機器が受け付けたと判定する。周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドが示す設定項目を記憶する。こうして、設定項目の集合内の各設定項目について、その周辺機器が受け付けた設定項目だけを抽出して記憶できる。ユーザインタフェイスプログラムは、記憶した設定項目について、ユーザが設定値を入力するための入力画面をコンピュータに表示する。
上記のユーザインタフェイスプログラムによれば、設定項目の情報を発信する機能を有さない周辺機器であっても、その周辺機器が設定可能な設定項目を特定することができる。そして、ユーザが周辺機器の設定を行なう情報端末装置のディスプレイに、特定された設定項目の設定値をユーザが入力するための画面(ユーザインタフェイス)を表示することができる。即ち、上記のユーザインタフェイスプログラムによれば、設定項目の情報を発信する機能を有さない機種を含め、周辺機器の機種によらずに共通のユーザインタフェイスを提供することができる。
設定項目の集合(設定項目セット)のデータには、その集合内の各設定項目に対応する設定値の候補が含まれていることが好ましい。このとき、設定コマンド送信工程は、設定項目セットに含まれている候補中の設定値を指定して、設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信する。設定項目記憶工程は、周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドによって指示された設定値(設定コマンド中に指定した設定値)を記憶する。表示工程は、設定項目記憶工程によって記憶された設定値をユーザが選択的に入力可能に表示する。
周辺機器の設定項目の中には、設定値が選択的であるものがある。例えば、プリンタにおける給紙トレイがトレイ1とトレイ2と手差しトレイのいずれかから選択する場合である。設定値が選択的である場合、前述の設定項目と同様に、設定値も予め前記設定項目セットの中に用意しておくことで、周辺機器の機種が不明であっても、その周辺機器が設定可能な設定値を特定することができる。特定した設定値をユーザが選択的に入力可能に表示することによって、設定値の入力作業に対するユーザの負担を軽減することができる。
上述したように本発明のユーザインタフェイスプログラムは、ネットワークを介して接続された周辺機器に対して、機種によらずに共通のユーザインタフェイスを提供することができる。そこで、ネットワークに異なる機種の複数の周辺機器が接続されている場合には、本発明を拡張することによって、その複数の周辺機器に共通する設定項目については、ひとつのユーザインタフェイスから同時に所望の設定値を設定することができる。上記の拡張とは、上記したユーザインタフェイスプログラムにさらに次の特徴を加えることである。即ち、設定コマンド送信工程と判定工程と設定項目記憶工程を、コンピュータに接続された複数の周辺機器ごとに繰り返し実行する。表示工程は、設定項目記憶工程で記憶された設定項目から複数の周辺機器に共通する設定項目を抽出して表示する。さらに上記のユーザインタフェイスプログラムは、コンピュータに、表示工程によって表示された共通設定項目の設定値がユーザによって入力されたときに、入力された設定値を指定して共通設定項目の設定を指示する設定コマンドを複数の周辺機器へ送信する設定コマンド多重送信工程を実行させる。ここでいう「多重送信工程」とは、例えば、前述の設定コマンド送信工程と同様の設定コマンドの送信を、複数の周辺機器に対して順次実行する工程でよい。
上記のユーザインタフェイスプログラムにおける設定コマンド送信工程は、周辺機器が受け付ける設定項目を判別するために、設定項目セット内の設定項目ごとに設定コマンドを周辺機器に対して送信する。いわばこのときの設定コマンドの送信は、周辺機器がその設定コマンドを受け付けるか否かを判別するための試行である。従ってこのとき送信する設定コマンドに対しては、周辺機器は実際にその設定コマンドを実行する必要はない。そこで、周辺機器が、設定コマンドを受け付けるか否かの応答を返すが設定コマンドを実行しないダミーモードに指定するダミーモードの機能を有しているならば、設定コマンド送信工程に先立って周辺機器をダミーモードに変更しておくことが好ましい。そうすることで、周辺機器の設定を実際に変更することなく、ユーザインタフェイスプログラムが設定コマンドの試行を行なうことができる。設定コマンドの試行の前後で周辺機器の設定が変更されることを防止できる。
さらに、ネットワークに接続されている周辺機器であるから、設定コマンドを試行している間にも、他の情報処理装置がこの周辺機器を利用する場合がある。係る場合、ダミーモードに設定されていれば、他の情報処理装置からのジョブを今まで設定されていた設定状態でそのジョブを処理することができ、設定コマンドを試行している情報処理装置も適切に周辺機器が設定コマンドを受け付けたか否かを判断することができる。
なお、周辺機器をダミーモードに変更することができる場合には、ユーザインタフェイスプログラムは、設定項目記憶工程に続いて、ダミーモードを解除するダミーモード解除コマンドを周辺機器へ送信するダミーモード解除コマンド送信工程を実行することが好ましい。
上記は、本発明をユーザインタフェイスプログラムとして具現化した例を説明したが、本発明の技術思想は、コンピュータに接続された周辺機器の動作設定のためのユーザによるコンピュータへの入力作業を支援する入力支援方法、及び、周辺機器の動作設定をユーザが行うことが可能な情報端末装置に具現化することもできる。本発明を具現化した入力支援方法と情報端末装置は、上記説明したユーザインタフェイスプログラムと同様の機能を果すものである。
本発明によれば、周辺機器やそのドライバが設定項目を通知する機能を有さなくても、その周辺機器が設定可能な設定項目を特定することができる。そして、ユーザが周辺機器の設定を行なう情報端末装置のディスプレイに、特定された設定項目の設定値をユーザが入力するための画面(ユーザインタフェイス)を表示することができる。即ち、本発明によれば、設定項目の情報を発信する機能を有さない機種を含め、周辺機器の機種によらずに共通のユーザインタフェイスを提供することができる。
図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1に複数の端末(端末1:102と端末2:104)と複数のプリンタ(PRN1:106とPRN2:108)が接続されたネットワーク図である。以下では、プリンタをPRN1(又はPRN2)と称することがある。
端末1にはキーボード114とディスプレイ116が接続されている。端末1は、CPU110と記憶装置112を備える。
記憶装置112には、設定項目セットのデータとユーザインタフェイスプログラム(以下、UIプログラムと称する)が記憶されている。UIプログラムは、ユーザが端末1からPRN1又はPRN2に対して種々の設定(例えば印刷用紙のサイズの設定など)を行なうためのプログラムである。このUIプログラムが、本発明に係るユーザインタフェイスプログラムである。設定項目セットのデータは、UIプログラムによって、ネットワークを介してUIプログラムの供給会社のホームページからダウンロードされたものである。UIプログラムは定期的・自動的に(或いはユーザの指示によって)供給会社のホームページへアクセスし、最新の設定項目セットをダウンロードする。或いは設定項目セットのデータは、ユーザによって、UIプログラムを実行する前に予めネットワークを介してUIプログラムの供給会社のホームページからダウンロードされてもよい。即ち、設定項目セットは、UIプログラムが利用できる状態にあればよい。図1の記憶装置112内に記されているPRN1設定項目のデータとPRN2設定項目のデータは、UIプログラムが作成するデータである。設定項目セット、PRN1設定項目、及びPRN2設定項目のデータの夫々については後述する。
なお、端末2にもキーボードとディスプレイが接続されており、CPUと記憶装置を備えているが図示を省略している。また、端末2は端末1と同様の機能を有する。以下では、端末1を例にして説明する。
端末1のユーザは、端末1のキーボード114を操作して、ネットワーク上のプリンタ(PRN1又はPRN2)を利用することができる。端末1のユーザは、PRN1又はPRN2を利用する前に、利用するプリンタに対して種々の設定を行なう必要がある。ユーザは、UIプログラムを介してプリンタの設定を行なう。
記憶装置112に記憶された設定項目セットは、複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合であり、プリンタの機種に関わり無く、設定できる可能性のある設定項目と、夫々の設定項目に対して設定できる可能性のある設定値を集めたデータである。換言すれば、設定項目セットは、設定項目の候補と夫々の設定項目に対する設定値の候補を集めたデータである。
設定項目セットの内容の一例を図2に示す。設定項目の候補には、「給紙トレイ」、「用紙の向き」、「パワーセーブ時間」、及び「IPアドレス自動設定」がある。
「給紙トレイ」の設定項目に対しては、「トレイ1」、「トレイ2」、及び「手差トレイ」という設定値の候補がある。さらに「トレイ1」という設定値の候補に対してはさらに用紙サイズとして「A4」、「A3」、及び「レターサイズ」という設定値候補がある。即ち、「給紙トレイ」という設定項目は、第1階層の設定値(「トレイ1」等)と、さらにその次の第2階層の設定値(「A4」など)というように、階層構造をなしている。
また、「給紙トレイ」という設定項目に対して設定し得る値は「トレイ1」、「トレイ2」又は「手差トレイ」のいずれかであり、ユーザはこれらのうちから選択的に設定することになる。同様に、「トレイ1」という第1階層の設定値に対しては、「A4」、「A3」又は「レターサイズ」のいずれかから選択的に設定するようになっている。「用紙の向き」、「パワーセーブ時間」「IPアドレス自動取得」についても、選択的に設定するようになっている。
なお、図2において「−」が記されている欄は、該当する設定値がないことを表している。また、図2は設定項目と設定値の一例であり、さらに他の設定項目や設定値が設定項目セット内に存在してもかまわない。
また、図2に例示する設定項目や設定値は、UIプログラムとプリンタの双方が解読できる方式で取得・設定が行える。例えば、周辺機器の管理・制御に用いられるSNMP(Simple Network Management Protocol)プロトコルを使って通信することができる。
個々のプリンタは、図2の設定項目セットの中のいくつかの設定項目のみが設定可能であり、残りの設定項目は設定することができない。設定できる項目はプリンタの機種によって異なる。また、機種によって設定可能な設定値とそうでない設定値もある。そこで、本実施例のUIプログラムは、ネットワークに接続されたプリンタに対して図2に例示した設定項目セットに記述されている各設定項目の設定を試みる。即ち、設定項目セット内の設定項目ごとに設定を指示する設定コマンドを端末1からプリンタへ送信する。送信された設定コマンドの実行に成功したとの応答がプリンタから返ってくれば、その設定項目はそのプリンタにとって設定可能な設定項目であることが判明する。逆に、送信された設定コマンドの実行に成功しなかったとの応答がプリンタから返ってくれば、その設定項目はそのプリンタにとって設定不可能な設定項目であることが判明する。即ち、UIプログラムが、個々のプリンタについて設定可能な設定項目を特定することができる。
図3は、UIプログラムがプリンタの設定項目を特定する処理のフローチャート図である。
本実施例のUIプログラムは、ネットワークに新たなプリンタが接続されているか定期的にネットワークを監視している。ネットワーク上に新たに接続されたプリンタが発見されると図3に示す処理が開始される。なお、図3に示す処理は、ユーザによって起動されてもよい。
UIプログラムはまずステップS200で、新たなプリンタに対してダミーモードに指定するダミーモード指定コマンドを送信する。ダミーモードとは、設定コマンドを受け付けるか否かの応答を返すが設定コマンドを実行しないという動作モードをいう。そのようなダミーモードに対応しているプリンタもあれば、対応していないプリンタもある。
ステップS200で新たに接続されたプリンタに対してダミーモード指定コマンドを送信したUIプログラムは、そのプリンタからの応答を待つ。
一般のプリンタは、複数の状態設定手段を備えているが、その中には、情報端末装置が送信した設定コマンドに対して、その設定コマンドに基づく周辺機器自身の設定処理が成功したか否かの応答を返すように構成されているものがある。ここでは、状態設定手段が設定に成功したか否かの応答を返すように構成されているものを用いる。また、状態設定に正常に成功したことをデータ送信元に示す応答をACK(ACKnowledgement:肯定応答)と称する。なお、状態設定が成功しなかったときの応答はNACK(Negative ACKnowledgement:否定応答)と称する。
プリンタからの応答がACKの場合には(S202:YES)、そのプリンタがダミーモードに対応しており、ダミーモード指定コマンドによってダミーモードに設定されたことを示す。一方、プリンタがダミーモードに対応していない場合には、プリンタはNACKを返す。即ち、UIプログラムはACKを受信しないことが判明する(ステップS202:NO)。
ダミーモード指定コマンドに対してプリンタがACKを返した場合(ステップS202:YES)について説明する。
UIプログラムは次に、設定項目セットのデータにアクセスし、設定項目セットからひとつの設定項目を取り出す。そして取り出した設定項目の設定を指示する設定コマンドを新たに接続されたプリンタへ送信する(ステップS204)。このとき、設定項目セット内で設定項目に対して設定値が記述されている場合にはその設定値を指定して設定コマンドを送信する。例えば、図2に示す設定項目セットでは、「給紙トレイ」という設定項目に対して「トレイ1」と「A4」という設定値が記述されている。そこでUIプログラムは、新たに接続されたプリンタに対して、「給紙トレイ(設定項目)をトレイ1(設定値1)に設定し、そのトレイ1にはA4サイズの用紙(設定項目2)が格納されていると設定せよ」という内容の設定コマンドを送信する。UIプログラムは、ステップS204で設定コマンドを送信した後にプリンタからの応答を待つ。UIプログラムは、プリンタからの応答がACKであるか否かをステップS206で判定する。この設定コマンドに対してプリンタがACKで応答した場合(ステップS206:YES)、その設定コマンドに記述された設定項目と設定値を記憶する(ステップS208)。一方、設定コマンドに対してプリンがNACKで応答した場合(即ち、UIプログラムがACKを受信しなかった場合)(ステップS206:NO)、その設定コマンドに記述された設定項目と設定値は記憶しない。
設定項目が選択的な設定値を有しない場合には、予め決められた値を指定してその設定項目の設定を指示する設定コマンドを送信する。例えば図2には、「パワーセーブ時間」という設定項目の設定値の欄に(10)minという値が仮に入力されている。この(10)は、任意に設定できる値であるがデフォルト値として10minutes(分)が入力されていることを示している。UIは、このデフォルト値である10を設定値に指定して設定項目「パワーセーブ時間」の設定を指示する設定コマンドを送信する。
UIプログラムは、ステップS204、S206、及びS208の処理を設定項目セット内の全ての設定項目について繰り返す(ステップS210)。なお、ひとつの設定項目について複数の設定値がある場合には、同一の設定項目に対して夫々の設定値を指定する設定コマンドを送信する。例えば図2に示す設定項目セットでは、上述した「給紙トレイ」という設定項目に対して「トレイ1」という設定値の他に「トレイ2」及び「手差トレイ」という設定値が存在する。UIプログラムは、これらの夫々の設定値を指定して「給紙トレイ」という設定項目の設定を指示する設定コマンドを送信する。
図3に破線で囲った処理群(ステップS204、S206、S208、及びS210)をまとめて「設定項目特定処理」と称する。設定項目特定処理が終了すると、新たに接続されたプリンタが設定可能な設定項目及び設定値がステップS208によって記憶される。即ち、UIプログラムは、新たに接続されたプリンタが設定可能な設定項目と設定値を特定することができる。
設定項目セット内の全ての設定項目(及び全ての設定値)について設定コマンドの送信が終了したら、ステップS212に進み、そのプリンタに対してダミーモードを解除するダミーモード解除コマンドを送信して処理を終了する。
ステップS202に戻り、プリンタがダミーモードに対応していない場合、即ち、ステップS202の判断がNOの場合には、ステップS214とS216を実行して処理を終了する。ステップS214に記した設定項目特定処理は、図3の破線で囲った「設定項目特定処理」と同じ処理である。
プリンタがダミーモードに対応している場合(ステップS202:YES)には、設定項目特定処理を行なってもプリンタの実際の設定は変更されない。しかしプリンタがダミーモードに対応していない場合(ステップS202:NO)には、設定項目特定処理を実行すると、プリンタの設定が変更されてしまう。そこで、ステップS216で、プリンタの設定を適切な設定に戻す。具体的には設定項目特定処理によって特定された設定項目について、適切な設定値を指定して設定コマンドをプリンタへ送信する。ここで、「適切な設定値」は、予め決められた設定値(デフォルトの設定値)でよい。或いは、既に設定項目に所定の設定値が設定されている他のプリンタがあり、新たに接続されたプリンタの設定項目と同じ設定項目が他のプリンタに存在する場合には、他のプリンタにおいて設定されている設定値を新たなプリンタに対して設定してもよい。即ち、他のプリンタに対する設定値を新たなプリンタの設定値にコピーしてもよい。
図1に示すPRN1に対して端末1が図3に示す処理を実行した場合を説明する。端末1にインストールされたUIプログラムは、図2に示す設定項目セット内の設定項目と設定値を指定して設定コマンドをPRN1へ送信する。PRN1からACKの応答があった設定コマンドのみをPRN1の設定項目として記憶装置112に記憶する。PRN1に対して設定項目特定処理を実行した結果として得られるPRN1の設定項目の例を図4に例示する。
理解しやすいように、図4には、図2と同じ表を示す。但し、PRN1がACKで応答しなかった設定コマンドが示す設定項目(或いは設定値)には斜線を引いてある。例えば図4では、「トレイ1」の欄の「A4」及び「A3」の欄には斜線が引いていないが、「レターサイズ」の欄には斜線が引いてある。これは、次の結果を示している。「給紙トレイ(設定項目)をトレイ1(設定値1)に設定し、そのトレイ1にはA4サイズの用紙(設定項目2)が格納されていると設定せよ」という設定コマンド、及び「給紙トレイ(設定項目)をトレイ1(設定値1)に設定し、そのトレイ1にはA3サイズの用紙(設定項目2)が格納されていると設定せよ」という設定コマンドに対してPRN1はACKで応答したが、「給紙トレイ(設定項目)をトレイ1(設定値1)に設定し、そのトレイ1にはレターサイズの用紙(設定項目2)が格納されていると設定せよ」という設定コマンドに対してはACKで応答しないことを示している。同様に、図4では「トレイ2」の欄に斜線が引いてある。これは、PRN1が「トレイ2」を指定した設定コマンドに対してACKで応答しなかったことを示している。即ち、PRN1は、「トレイ2」という設定に対応していないことを示している。図4における他の斜線も同様の意味である。即ち、図4において斜線のない欄が、PRN1が設定可能な設定項目(及び設定値)である。このようにしてUIプログラムはPRN1が設定可能な設定項目(及び設定値)を特定することができる。なお、図1の記憶装置112内に示す「PRN1設定項目」が、図4に示すデータに対応する。
PRN1が設定可能な設定項目及び設定値を特定したUIプログラムは、ユーザからの指示により、ユーザがPRN1の設定を行うための画面(ユーザインタフェイス)を端末1のディスプレイ116に表示する。図5は、PRN1に対する設定項目の入力用のユーザインタフェイス(画面)である。この画面はPRN1の設定可能項目を特定したUIプログラムによって表示される。
図5の画面において、例えば「給紙トレイ」という設定項目に対して実線の四角で囲った欄に「トレイ1」と表示されている。この実線の四角で囲った欄が「給紙トレイ」という設定項目に対して設定されている設定値を示している。図5において破線の四角で囲った欄は、ユーザが選択的に入力できる選択肢を示している。例えば、「給紙トレイ」の設定項目については、現在の設定値が「トレイ1」であるが、この設定値の他に「手差トレイ」という設定値が選択可能であることを示している。具体的には例えば、「トレイ1」と「手差トレイ」がプルダウンメニューから選択できるようになっている。これは、図4に示したように、PRN1は「給紙トレイ」という設定項目に対して「トレイ1」と「手差トレイ」という設定値が設定可能であることが前述した設定項目特定処理によって判明していること対応している。同様に、図4に示すPRN1の設定可能項目が全て図5に示す画面上に表示されている。なお、任意の値が設定可能である「パワーセーブ時間」の設定項目については、デフォルト値「10」が表示されている。
本実施例のUIプログラムは、プリンタの機種によらずにプリンタの設定項目と設定値を特定できる。従って、ひとつのUIプログラムで複数のプリンタに対して設定を行なうことができる。この特徴を利用すると、複数のプリンタに共通する設定項目に対しては、設定値を一度入力するだけで、夫々のプリンタに同じ設定値を設定することができる。
例えば、UIプログラムは、上述した設定項目特定処理を図1のPRN2に対しても実行する。これにより、例えば図6に例示するPRN2の設定項目が作成される。なお、図1の記憶装置112内に示す「PRN2設定項目」が、図6に示すデータに対応する。
UIプログラムは、PRN1の設定項目とPRN2の設定項目を参照して、両者に共通する設定項目(場合によっては設定値)を特定する。図4と図6を比較して得られる両者に共通する設定項目と設定値を図7に示す。図7において、斜線が引かれていない欄が、PRN1とPRN2で共通する設定項目(或いは設定値)を示す。UIプログラムは、ユーザからの指示に基づいて図7に示す共通設定項目について設定値の入力を行なうための画面を表示する。共通設定項目の入力画面の例を図8に示す。図8における実線の四角で囲った欄と破線の四角で囲った欄の意味は図5と同様である。ユーザは、図8に例示した画面から、PRN1とPRN2の共通設定項目の設定値を入力する。UIプログラムは、入力された設定値を指定する設定コマンドをPRN1とPRN2へ送信する(多重送信工程)。そうすることで、ユーザは設定値を1回入力することで、PRN1とPRN2の複数のプリンタに対して所望の設定値を設定させることができる。
なお、図8に示すように、プリンタ名の欄は「共通」の他に「PRN1」と「PRN2」が選択可能となっている。ユーザが「PRN1」を選択すると、画面が切り替わり、共通設定項目以外でPRN1が設定可能な設定項目に対して設定値を入力する画面となる。同様に「PRN2」を選択すると、共通設定項目以外でPRN2が設定可能な設定項目に対して設定値を入力する画面となる。
このように、本実施例のUIプログラムは、複数のプリンタに対して共用できるユーザインタフェイスを提供する。従来のように、複数のプリンタに対して個別のユーザインタフェイスを使用する必要がない。新たなプリンタがネットワークに接続されてもユーザは慣れたユーザインタフェイスを介して新たなプリンタの設定を行なうことができる。
図3のステップS206の処理では、プリンタがACKで応答したか否かを判定した。プリンタがACK又はNACKの応答を返す機能を有していれば、UIプログラムはプリンタからNACK応答を受信することで、ACK応答でないことを判定できる。プリンタがACK応答は返すがNACK応答は返さないという機能を有する場合には、UIプログラムはステップS204で設定コマンドを送信したのち、所定時間だけプリンタからのACK応答を待ち、その所定時間内にACK応答を受信しなかった場合に、プリンタはACKで応答しなかったと判定して次のステップへ移行すればよい。また逆に、プリンタがNACK応答は返すがACK応答は返さないという機能を有する場合には、UIプログラムはステップS204で設定コマンドを送信したのち、所定時間だけプリンタからのNACK応答を待ち、その所定時間内にNACK応答を受信しなかった場合に、プリンタはACKで応答したと判定して次のステップへ移行すればよい。
図3に示したフローチャート図において、設定コマンドを送信するステップS204の処理が請求項の「設定コマンド送信工程」に相当する。設定コマンドを送信したUIプログラムが、そのコマンドに対してプリンタがACKで応答するか否かを判定するステップS206の処理が請求項の「判定工程」に相当する。プリンタがACKで応答したときに、設定コマンドが指定した設定項目(或いは設定値)を記憶するステップS208の処理が請求項の「設定項目記憶工程」に相当する。
また、UIプログラムが図5や図8に例示する画面を端末1のディスプレイ116に表示する処理が請求項の「表示工程」に相当する。
なお、UIプログラムは、図2に示す設定項目セットを、UIプログラムのホームページ等からダウンロードして端末1に記憶させる処理を実行してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、設定項目セットは、ダウンロードされる構成になっているが、ユーザが自ら設定項目セットに設定項目を追加できるようにしておいてもよい。
本発明に係るUIプログラムは、プリンタ以外の周辺機器(例えば複合機やデジタルカメラ)にも適用可能である。また、本発明は、実施例におけるUIプログラムを実装した専用の情報端末装置としても具現化してもよい。
また、本発明の具体例では、情報端末装置(コンピュータ)とネットワーク接続された周辺機器を例示したが、情報端末装置と周辺機器は通信可能に接続されていればどのような形態で接続されていてもよい。例えばUSBケーブルなどでローカル接続されていてもよく、或いはLANやWANで接続されていてもよい。また、接続は有線であっても無線であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
図1は、情報端末とプリンタのネットワーク接続図である。 図2は、ユーザインタフェイスプログラムの処理のフローチャート図である。 図3は、設定項目セットの一例を示す図である。 図4は、PRN1について特定した設定項目を説明する図である。 図5は、ユーザインタフェイス画面の一例を示す図である。 図6は、PRN2について特定した設定項目を説明する図である。 図7は、PRN1とPRN2に共通する設定項目を示す図である。 図8は、ユーザインタフェイス画面の他の例を示す図である。
符号の説明
100:ネットワーク
102、104:端末
106、108:プリンタ
110:CPU
112:記憶装置
114:キーボード
116:ディスプレイ

Claims (6)

  1. コンピュータと通信可能に接続された周辺機器の動作設定をユーザがコンピュータから行うことが可能なユーザインタフェイスプログラムであり、コンピュータに、
    複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合のデータから設定項目を取り出し、取り出した設定項目ごとに、その設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信する設定コマンド送信工程と、
    設定コマンドに対する周辺機器の応答を受信し、その応答から周辺機器が設定コマンドを受け付けたか否かを判定する判定工程と、
    判定工程によって周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドが示す設定項目を記憶する設定項目記憶工程と、
    設定項目記憶工程によって記憶された設定項目の設定値をユーザが入力するための入力画面を表示する表示工程と、
    を実行させることを特徴とするユーザインタフェイスプログラム。
  2. 設定項目の集合のデータには、その集合内の各設定項目に対応する設定値の候補が含まれており、
    設定コマンド送信工程は、候補中の設定値を指定して、設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信し、
    設定項目記憶工程は、周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドによって指示された設定値を記憶し、
    表示工程は、設定項目記憶工程によって記憶された設定値をユーザが選択的に入力可能に表示することを特徴とする請求項1のユーザインタフェイスプログラム。
  3. 設定コマンド送信工程と判定工程と設定項目記憶工程は、コンピュータと通信可能に接続された複数の周辺機器ごとに実行され、
    表示工程は、設定項目記憶工程で記憶された設定項目から複数の周辺機器に共通する設定項目を抽出して表示し、
    コンピュータに、表示工程によって表示された共通設定項目の設定値がユーザによって入力されたときに、入力された設定値を指定して共通設定項目の設定を指示する設定コマンドを複数の周辺機器へ送信する設定コマンド多重送信工程を実行させることを特徴とする請求項1又は2のユーザインタフェイスプログラム。
  4. コンピュータに、
    設定コマンド送信工程に先立って、周辺機器を、設定コマンドを受け付けるか否かの応答を返すが設定コマンドを実行しないダミーモードに指定するダミーモード指定コマンドを周辺機器へ送信するダミーモード指定コマンド送信工程と、
    設定項目記憶工程に続いて、ダミーモードを解除するダミーモード解除コマンドを周辺機器へ送信するダミーモード解除コマンド送信工程と、
    を実行させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のユーザインタフェイスプログラム。
  5. コンピュータと通信可能に接続された周辺機器の動作設定のためのユーザによるコンピュータへの入力作業を支援する方法であり、
    複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合のデータから設定項目を取り出し、取り出した設定項目ごとに、その設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信する設定コマンド送信工程と、
    設定コマンドに対する周辺機器の応答を受信し、その応答から周辺機器が設定コマンドを受け付けたか否かを判定する判定工程と、
    判定工程によって周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドが示す設定項目を記憶する設定項目記憶工程と、
    設定項目記憶工程によって記憶された設定項目の設定値をユーザが入力するための入力画面を表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする入力支援方法。
  6. 周辺機器と通信可能に接続されており、周辺機器の動作設定をユーザが行うことが可能な情報端末装置であり、
    複数の周辺機器の設定項目を集めた設定項目の集合のデータから設定項目を取り出し、取り出した設定項目ごとに、その設定項目の設定を指示する設定コマンドを周辺機器へ送信する設定コマンド送信手段と、
    設定コマンドに対する周辺機器の応答を受信し、その応答から周辺機器が設定コマンドを受け付けたか否かを判定する判定手段と、
    判定手段によって周辺機器が受け付けたと判定された設定コマンドが示す設定項目を記憶する設定項目記憶手段と、
    設定項目記憶手段によって記憶された設定項目の設定値をユーザが入力するための入力画面を表示する表示手段と、
    を含むことを特徴とする情報端末装置。
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JP2010250532A (ja) * 2009-04-15 2010-11-04 Konica Minolta Business Technologies Inc 出力指示装置及び出力指示プログラム
JP2013097434A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Fuji Xerox Co Ltd 印刷制御システム及びプログラム
JP2013200130A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Zenrin Datacom Co Ltd 携帯端末

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