JP2008083645A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リング状のケースを備える表示装置において、表示情報の視認や保管の際の不便をなくすことができ、取扱性を大幅に向上させること。
【解決手段】時計(表示装置)のケースにおける略円筒面の外周部1Aに対して、内周部1Bは偏心しており、厚肉部31と薄肉部32とが形成されている。これにより、厚肉部31が下方に、薄肉部32が上方となって、ケースが腕などの周りを回転しない。よって、外周側の表示パネルの時刻が表示された部分が腕の裏側などの見えない位置に回転することなどを防止できる。また、時計を使用しない際も、常に厚肉部31が下方側に位置し、ケースが転がらないため、落下衝撃などによる破損を防止できる。
また、胴厚が最大となる厚肉部31に電池収納部110が設けられる。このため、電池収納部110のスペースを厚肉部31において最大限確保しつつ、時計の軽量化が可能となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、略円筒状のケースを備える表示装置に関する。
従来の腕時計では、表示体を有する本体に、時計バンドが設けられており、装着時は、表示体を見やすい腕位置にバンドで固定する。
近年、可撓性を有する電気泳動表示パネルなどを円筒状(リング状)のケースに沿って設けた表示装置が開発されている(例えば、特許文献1)。このようなリング状の表示装置にはバンドが無く、ブレスレットのようにリング内側に腕を通して装着する。
特開2005−250442号公報
上述したリング形状の表示装置は、その形状により、正面、背面などの区別がつきにくく、腕に装着する際に装着位置を決めづらい。
また、腕に装着されている状態において、腕の周りをケースが回転するので、腕の裏側に回った表示体の一部または全部が見えなくなるときがあり不便である。
ここで、リング状ケースの全周に亘り表示体を設け、このような大画面の表示体の各部に様々な情報表示部を配置することが可能であるが、ケースの回転により、各情報表示部の位置が定まらないので、見たい表示部の位置を探さなくてはならないなどの面倒があった。
さらに、表示装置を使用しない保管時においても、リング状ケースは転がりやすいため、机などから落下した際の衝撃などで破損するおそれがあった。
本発明の目的は、略円筒状(リング状)のケースを備える表示装置において、表示情報の視認や保管の際の不便をなくすことができ、取扱性を大幅に向上させることにある。
本発明の表示装置は、略円筒面の外周部を有するケースと、前記ケースの外周部の内側に設けられる表示体とを備え、前記ケースは、当該ケースの周方向における異なる部位として、当該ケースの外周部から内周部までの寸法が互いに異なる厚肉部と薄肉部とを有することを特徴とする。
この発明によれば、略円筒面の外周部から内周部までの厚み寸法をケースの周方向において異ならせたので、厚肉部が下方に薄肉部が上方に位置し、ケースの位置が定まりやすく、装着中にケースが腕などの周りを回転することが規制される。これにより、ケースの表示体が設けられた部分が腕の裏側などの見えない位置に回転したり、表示体に表示された各種情報表示をケースの回転によって見失うことなどを防止できるので、視認性を良好にできる。
また、ケースは、区別が容易な厚肉部と薄肉部とを有するので、表示体を見やすい向きで表示装置を容易に装着できる。
さらに、装着しない保管時においても、厚肉部と薄肉部との重量差により、ケースの外周部を机などに置いてもケースが転がらないため、落下衝撃などによる破損を防止できる。
以上により、表示装置の取扱性を大幅に向上させることができる。
なお、表示部としては、後述する電気泳動表示ディスプレイのほか、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ、液晶パネル(LCD;Liquid Crystal Display)等を適宜採用できる。
本発明の表示装置では、前記ケースの内周部および外周部の両方とも略円筒面に形成され、内周部の円中心と外周部の円中心とは互いに偏心し、前記厚肉部は、前記ケースにおいて、内周部と外周部との距離が他の部分よりも大きい部分とされていることが好ましい。
この発明によれば、外周部の円中心(ケース外径中心)と内周部の円中心(ケース内径中心)とを互いに偏心させることによって、厚肉部と薄肉部とを容易に形成できる。
また、内周部が略円筒面であるため、腕をケース内側に通す向きによらず、表示装置を容易に装着できる。
なお、ケースの外周部および内周部ともに略円筒面であるため、ケースの切削加工や研磨加工などを容易にできる。
本発明の表示装置では、前記表示体は、前記ケースの周方向略全体に亘って設けられていることが好ましい。
この発明によれば、ケース外周に沿った大画面の表示領域を実現でき、この広い表示領域において様々な情報を表示することが可能となる。本発明では、装着したケースの回転が規制されるので、所望の情報が表示されている箇所を探すことを不要にできる。
また、表示体の表示領域における複数箇所に同じ情報を表示することもでき、この場合、複数の方向からその情報を視認可能となる。
本発明の表示装置では、前記表示体は、電気泳動表示ディスプレイとされていることが好ましい。
この発明によれば、電気泳動表示ディスプレイはフレキシブル基板の使用により可撓性を持たせることが容易であるため、ケースの曲面に沿って設ける表示体として好適であり、このような電気泳動表示ディスプレイの採用によって表示体の表示領域をケースの周方向に広くすることができる。
本発明の表示装置では、前記厚肉部には、前記表示体を駆動する電池を収納する電池収納部が設けられていることが好ましい。
ここで、略円筒状のケースの場合、電池をどこに収納するかが課題であった。すなわち、ボタン電池などを曲面状のケースの内部に収納するため、電池の厚みに応じた胴厚が必要となり胴部が分厚くなってしまい、これによって時計の重量が増加していた。
本発明によれば、厚肉部に電池収納部を設けているので、電池収納部が設けられる部分以外は薄肉部とすることができ、ケースが全周に亘り厚くなることを回避できる。
すなわち、電池収納部のスペースを厚肉部において最大限確保しつつ、表示装置の軽量化が可能となる。つまり胴部の厚みが電池の厚みに影響されない。
しかも、電池の重量が厚肉部に加わり、時計全体の重心が厚肉部側に向かって下がるので、より確実にケースの回転を防止できる。
また、電池収納部のスペースが厚肉部において大きく確保されるため、電池容量を増やすことが可能となり、これによって表示体の表示性能を向上させることができる。
本発明の表示装置では、前記ケースは、略筒状の胴部と、前記胴部の周方向にそれぞれ沿った両端部にそれぞれ一体または別体に設けられるフランジ部と、前記フランジ部と共に前記外周部を構成するカバーガラスと、を有し、前記胴部の径方向における寸法が部位間で互いに異なることにより、前記厚肉部と前記薄肉部とが形成されていることが好ましい。
この発明によれば、胴部の厚みに応じて厚肉部と薄肉部とが形成されるので、カバーガラスの厚みやフランジ部の寸法などは均一にすることができる。すなわち、胴部の外径中心と内径中心とを偏心させることなどによって、ケースの径方向寸法(厚み)をケースの周方向において異ならせ、ケースの厚肉部と薄肉部とを容易に形成できる。
本発明の表示装置では、前記電池収納部は、前記胴部の径方向に沿った端面に開口する凹部と、前記凹部に設けられる蓋部材とを有することが好ましい。
この発明によれば、凹部および蓋部材により、電池を着脱自在にでき、防水性も得られる。
本発明の表示装置では、計時部を備える時計とされ、前記表示体には、前記計時部による計時情報が表示されることが好ましい。
この発明によれば、厚肉部と薄肉部とが設けられることによって時計全体として軽量かつ薄型であり、ケースの内側に腕を通すことで装着でき、かつケース外周部の見やすい位置に計時情報が表示されるので腕時計としての機能性を十分に満たす。すなわち、表示装置の中でも特に時計として構成することにより、前述した効果をより大きくできる。
本発明によれば、略円筒状のケースを備える表示装置において、表示情報の視認や保管の際に不便が無く、取扱性を大幅に向上させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、表示装置としての時計を示す。
図1は、本実施形態の時計の外観斜視図である。また、図2は、図1のII−II矢視線断面図である。
時計は、リング状のケース1と、ケース1内部に収容される表示体2とを備え、ケース1のリング内側に腕を通すことによって装着されるブレスレットタイプとなっている。
なお、本実施形態の表示体2は、電気泳動表示ディスプレイとされている。
ケース1は、略円筒状の胴部11と、胴部11の周方向に沿った上端部に設けられる裏蓋12と、胴部11の外周部に設けられるカバーガラス13とを有して構成されている。
胴部11は、本実施形態ではステンレス鋼の切削などにより形成され、円筒状の胴部本体111と、胴部本体111の下端部に突設されたフランジ部112とを有する。
胴部本体111の下端面の一部には、電池Bが収納される凹部110Aが切削などで形成されている。この凹部110Aと、凹部110Aに設けられる蓋部材110Bとによって電池収納部110が形成されている。なお、電池Bは、本実施形態では一次電池であるが、二次電池であってもよい。
裏蓋12は、胴部11とは別体のリング状の部材であり、胴部11の上端部にねじ121で数箇所固定されている。なお、蓋部材12と胴部11との間や、ねじ121と雌ねじ孔113との間にはそれぞれ、パッキンP1,P2,P3が介装されている。
カバーガラス13は、円筒状に形成され、胴部11のフランジ部112と裏蓋12との間に挟持されている。なお、カバーガラス13とフランジ部112および裏蓋12との間にはそれぞれパッキンP4が介装される。
このようなカバーガラス13、フランジ部112、および裏蓋12により、ケース1の外周部1Aが構成され、外周部1Aは略円筒面となっている。一方、ケース1の内周部1Bは、胴部11および裏蓋12で構成され、やはり円筒面となっている。
なお、時計を組み立てる際は、胴部11に表示体2を組み付けたのち、カバーガラス13を胴部11の外周側に設けてフランジ部112に支持させ、最後に裏蓋12を胴部11にねじ止めする。
表示体2は、詳しい図示を省略するが、2枚のフレキシブル基板の間に電気泳動層を有し耐湿シートで密封された表示パネル21と、表示パネル21を駆動するドライバや計時部が実装された制御回路基板25とがモジュール化されたものである。
表示パネル21は帯状に形成されて胴部11の外周部に略全周に亘って設けられ、略360°の表示領域を有する。この表示パネル21の表示領域には、時計のモードに応じて時刻、日付、曜日などの各種情報が表示される。
図3は、表示パネル21における電気泳動層22を示す模式図である。
電気泳動層22は、多数のマイクロカプセル22Aが密集して配置されることによって形成され、各マイクロカプセル22Aには、多数の帯電粒子が分散した電気泳動粒子分散液220がそれぞれ封入されている。電気泳動粒子分散液220では、黒色の電気泳動粒子(以下、黒粒子という)221と、白色の電気泳動粒子(以下、白粒子という)222とが分散され、本実施形態では二色の粉体流体方式の電気泳動層が構成されている。これら黒粒子221および白粒子222は、互いに異なる極性に帯電しており、本実施形態では、黒粒子221がプラス(正)に帯電し、白粒子222がマイナス(負)に帯電している。
すなわち、表示パネル21の表示基板に形成されたセグメント電極201がローレベル電位(L電位)であり、表示パネル21の透明基板に形成された共通電極202がハイレベル電位(H電位)の場合、その電位差によって共通電極202からセグメント電極201に向かう電界が発生し、正に帯電した黒粒子221がセグメント電極201側に移動するとともに、負に帯電した白粒子222が共通電極202側に移動する。
この白色表示の場合とは逆に、セグメント電極201をハイレベル電位(H電位)とし、共通電極202をローレベル電位(L電位)に切り替えた場合、電界の向きが逆転し、表示パネル21における表示は黒色となる。図1の例では、「AM10:00」の各文字およびコロンを構成するセグメントがそれぞれ、黒色で表示されている。
また、黒粒子221、白粒子222の移動量を電圧の印加時間や印加電圧などに応じて調整することにより、黒と白との間の色階調の中間色表示も可能となっている。
なお、電界印加が停止されると、黒粒子221、白粒子222の移動も止まり、そのままの表示色が保持される。
制御回路基板25(図2)には、図示を省略するが、時計全体を制御する制御用コントローラと、表示パネル21のドライバICと、計時部を構成する水晶発振回路素子などが実装されている。この制御回路基板25には、電池Bから電力が供給される。
図4は、時計の裏蓋12側を示す平面図であり、図5は、電池収納部110側を示す時計の平面図である。
本実施形態の時計は、外周部1Aの円中心(外径中心)Oと、内周部1Bの円中心(内径中心)Oとが互いに偏心していることに最も大きな特徴を有する。この偏心により、偏心方向の一端側では外周部1Aから内周部1Bまでの寸法が大きい厚肉部31が形成され、偏心方向の他端側では外周部1Aから内周部1Bまでの寸法が小さい薄肉部32が形成されている。
これらの厚肉部31および薄肉部32は、胴部11の厚みの違いによって形成されており、フランジ部112(図2)の胴部11からの突設寸法やカバーガラス13の厚みは全周に亘り均一となっている。
すなわち、外径中心Oおよび内径中心Oは、胴部11の外径中心および内径中心でもある。
このような胴部11の偏心に対応して、裏蓋12も、外径中心Oと内径中心Oとが偏心したリング状に形成されている。
このような厚肉部31と薄肉部32とには重量差があり、装着時や机等に置いた際には、重い厚肉部31が下方に、これよりも軽い薄肉部32が上方となる。このため、この時計では、薄肉部32が正面側に決められており、表示パネル21の薄肉部32に相当する部分に、時刻等が表示される(図1)。
一方、図5に示すように、胴部11の厚肉部31に相当する部分に、前述の電池収納部110(図2)が形成されており、この電池収納部110に収納される電池Bの重さも厚肉部31に加わる。電池収納部110は、厚肉部31において、弦の方向に沿って配置されている。
ここで、詳しくは、薄肉部32の厚みが最小となる部分が時計の正面中心であり、また、この厚みが最小となる部分に正対する厚肉部31の厚み最大の部分は、電池収納部110の中心となっている。
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)時計のケース1における略円筒面の外周部1Aに対して、ケース1内側の内周部1Bは偏心しており、これによって厚肉部31と薄肉部32とが形成されているため、厚肉部31が下方に薄肉部32が上方にケース1の位置が定まり、ケース1が腕などの周りを回転しない。これにより、時計の正面にある表示パネル21の時刻表示部が腕の裏側などに回ることを防止できるので、視認性を良好にできる。
(2)また、時計を手に取った際や一見した際に厚肉部31と薄肉部32とが容易に区別され、時計の正面中心位置をすぐに把握できるので、時計を容易に装着できる。
さらに、時計を使用しない際、机上などに時計をケース1の外周部1Aが接する向きで置いても、常に厚肉部31が下方に位置し、ケース1が転がらないため、落下衝撃などによる破損を防止できる。
(3)胴厚が最大となる厚肉部31に電池収納部110を設けているので、電池収納部110が設けられる部分以外は薄肉部32とすることができ、ケース1が全周に亘り厚くなることを回避できる。
すなわち、電池収納部110のスペースを厚肉部31において最大限確保しつつ、時計の軽量化が可能となる。つまり胴部11の厚みが電池Bの厚みに影響されない。
しかも、電池Bの重さが厚肉部31に加わり、時計全体の重心がより下がるので、より確実にケース1の回転を防止できる。
また、電池収納部110のスペースを厚肉部31において大きく確保できるため、電池容量を増やすことが可能となり、これによって表示体2の表示性能を向上させることができる。
(4)電池収納部110は厚肉部31における弦の方向に沿って設けられるので、内周部1Bと外周部1Aとの偏心量をそれ程大きくしなくても十分なスペースの電池収納部110を実現できる。
(5)胴部11の厚みに応じて厚肉部31と薄肉部32とが形成されるので、カバーガラス13の厚みやフランジ部112の寸法は均一にすることができる。すなわち、胴部11の外径中心Oと内径中心Oとを偏心させることによって、ケース1の径方向寸法(厚み)をケース1の周方向において異ならせ、厚肉部31と薄肉部32とを容易に形成できる。
(6)電池収納部110が凹部110Aと蓋部材110Bとにより形成されているため、電池Bを着脱自在とでき、防水性も得られる。
〔本発明の変形例〕
以上の実施形態において、本発明を具体的に説明したが、本発明は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形、改良が可能である。
図6〜図10は、本発明の変形例をそれぞれ示す。これらの変形例はいずれも、前記実施形態と同様に、リング状のケースを備える表示装置であり、そのケースは厚肉部と薄肉部とを有する。
ただし、図6〜図10の各変形例では、厚肉部31および薄肉部32の態様が前記実施形態と相違する。
図6の例では、ケース4の外周部1Aは前記実施形態と同様に円筒状であるが、内周部4Bは略楕円形状としている。また、ケース4の外径中心Oに対して、内径中心Oを偏心させている。なお、図8〜図10でも、外径中心Oに対して、内径中心Oを偏心させている点は同様である。
図6でも、厚肉部31および薄肉部32がそれぞれ形成されている。なお、内周部4Bが略楕円形状であるため、時計の両サイドも薄肉となっている。このように略楕円形状に扁平に形成された内周部4Bは腕にフィットしやすい。
また、図7の例では、ケース5の内周部5Bの一部を平面状に形成することで厚肉部31を形成し、その他の部分は薄肉部32としている。
図8の例では、ケース6の円筒面の外周部6Aに対して、内周部6Bを平面視六角形状としている。このような内周部6Bの各辺が腕に適宜接触することにより、腕の周りをケース6が回転しずらい。
そして、図9の例では、胴部71のほぼ半周において、胴厚を大きくし、また、図10では、胴部81の内周部を略五角形状とした。
すなわち図6〜図10いずれにおいても、ケースの胴厚を周方向において異ならせることで、厚肉部31および薄肉部32がそれぞれ形成されている点は同様であり、厚肉部31に電池収納部110が設けられている。従って、前記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
したがって、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の実施形態であるリング状時計の外観斜視図。 図1のII−II矢視線断面図。 表示パネルの電気泳動層を示す模式図。 ケースの外径中心と内径中心との偏心を示す平面図。 時計の電池収納部側を示す平面図。 本発明の第1変形例である時計の平面図。 本発明の第2変形例である時計の平面図。 本発明の第3変形例である時計の平面図。 本発明の第4変形例である時計の平面図。 本発明の第5変形例である時計の平面図。
符号の説明
1・・・ケース、1A・・・外周部、1B・・・内周部、2・・・表示体、11・・・胴部、12・・・裏蓋、13・・・カバーガラス、21・・・電気泳動表示パネル、25・・・制御回路基板(計時部を実装)、31・・・厚肉部、32・・・薄肉部、110・・・電池収納部、111・・・胴部本体、110A・・・凹部、110B・・・蓋部材、112・・・フランジ部、B・・・電池、O・・・外径中心、O・・・内径中心。

Claims (8)

  1. 略円筒面の外周部を有するケースと、
    前記ケースの外周部の内側に設けられる表示体とを備え、
    前記ケースは、当該ケースの周方向における異なる部位として、当該ケースの外周部から内周部までの寸法が互いに異なる厚肉部と薄肉部とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    前記ケースの内周部および外周部の両方とも略円筒面に形成され、
    内周部の円中心と外周部の円中心とは互いに偏心し、
    前記厚肉部は、前記ケースにおいて、内周部と外周部との距離が他の部分よりも大きい部分とされている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の表示装置において、
    前記表示体は、前記ケースの周方向略全体に亘って設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の表示装置において、
    前記表示体は、電気泳動表示ディスプレイとされている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の表示装置において、
    前記厚肉部には、前記表示体を駆動する電池を収納する電池収納部が設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の表示装置において、
    前記ケースは、略筒状の胴部と、前記胴部の周方向にそれぞれ沿った両端部にそれぞれ一体または別体に設けられるフランジ部と、前記フランジ部と共に前記外周部を構成するカバーガラスと、を有し、前記胴部の径方向における寸法が部位間で互いに異なることにより、前記厚肉部と前記薄肉部とが形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項6に記載の表示装置において、
    前記電池収納部は、前記胴部の径方向に沿った端面に開口する凹部と、前記凹部に設けられる蓋部材とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の表示装置において、
    計時部を備える時計とされ、
    前記表示体には、前記計時部による計時情報が表示される
    ことを特徴とする表示装置。
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