JP2008082995A - 加速度センサ - Google Patents
加速度センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008082995A JP2008082995A JP2006266271A JP2006266271A JP2008082995A JP 2008082995 A JP2008082995 A JP 2008082995A JP 2006266271 A JP2006266271 A JP 2006266271A JP 2006266271 A JP2006266271 A JP 2006266271A JP 2008082995 A JP2008082995 A JP 2008082995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- housing
- sensor
- acceleration
- input terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Pressure Sensors (AREA)
Abstract
【課題】車体等への加速度センサの取り付け向きが同じでありながら、1枚の共通基板にセンサ本体を取り付けたもの(1種類)を用意し、この基板の向きを変えてハウジングに収納するだけで、異なる2方向の加速度も容易に検出することができる加速度センサを提供する。
【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング内に収納する基板11と、前記基板に形成した+電源入力端子3a、センサ出力端子4a、−電源入力端子5aと、前記端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子3b、センサ出力端子4b、−電源入力端子5bと、前記基板上に取り付けたセンサ本体2と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウング内に収納し、ハウジング側のピンと基板側の端子とを接続できるようにしたことを特徴とする加速度センサ。
【選択図】図1
【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング内に収納する基板11と、前記基板に形成した+電源入力端子3a、センサ出力端子4a、−電源入力端子5aと、前記端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子3b、センサ出力端子4b、−電源入力端子5bと、前記基板上に取り付けたセンサ本体2と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウング内に収納し、ハウジング側のピンと基板側の端子とを接続できるようにしたことを特徴とする加速度センサ。
【選択図】図1
Description
本発明は、車体等への加速度センサの取り付け向きが同じでありながら、異なる2方向の加速度を検出することができる加速度センサに関するものである。
車両等の衝突検知方法としてシステムのフェイルセイーフ性を考え、現状では衝突方向を検出するために複数の加速度センサを使用することが行われている。このため、実装面積が大きく車両への取り付け性や、衝撃をセンサに確実に伝達させるための構造を複雑にしている(特許文献1)。また加速度センサの実装面積を小さくするための工夫としてプリント基盤の共通化等の提案がなされている(特許文献2)。
特開平10−48239号
特開平09−283872号 さらに、最近では車両用1軸加速度センサを用いて、前後、左右、上下のいずれかの加速度を検出する場合、ハウジングの取り付け方向を変えることにより対応することが行われている。
この例を図面を参照して説明すると、図8(イ)、(ロ)は従来の加速度センサの使用状態の説明図である。
図8(イ)は図中上下(前後)方向の加速度を検出するための加速度センサであり、ハウジング内には図中上下(前後)方向の加速度を検出できるセンサ体が配置されており、この加速度センサはハウジングを図8(イ)に示す方向で取り付け部(車体側等)に取り付けて使用する。また、図中左右方向の加速度を検出する場合には、図8(イ)に示した加速度センサを図8(ロ)に示す向きで取り付け部(車体側等)に取り付けて使用する。このような使用形態では、一つの加速度センサの取り付け向きを変えることで異なる方向の加速度を検出することができる。
しかし上述した従来の加速度センサでは上下、左右のいずれかの加速度を検出する場合、検出方向に合わせてハウジングの取り付け方向を変える必要があり、この場合には取り付け側(車体側等)にハウジングを上下方向および左右方向に取り付けることができるスペースが必要であったり、あるいは、ハウジングの取り付け向きを変えることによりコネクタの向きが変わり他の部品と干渉したりするという新たな問題点が発生する。
また加速度センサのハウジングの向きをかえることなく上下、左右方向の加速度を検出できるようにするためには、ハウジング内に検出方向に合わせてセンサ本体を収納しておくことが必要がある。
この例を図を参照して説明する。
即ち、図6に示すように加速度センサのハウジングの取り付け方向を常に一定にしておきながら、2方向の加速度を検出しようとする場合には図6に示すハウジングと図7に示す2種類センサ基板を準備する必要がある。
この場合のセンサ基板の構成を説明すると、図7(イ)において、101はセンサ本体102を取り付けるための基板であり、この基板101には図中矢印方向の加速度を検出するためのセンサ本体102が適宜手段で取り付けられており、さらに+電源入力端子103a、センサ出力端子104a、−電源入力端子105a用のスルーホールが配置されている。そして、これら端子は基板の裏面に設けた配線を介してセンサ本体102と接続されている。そして、図7(イ)に示す基板を図6に示すハウジング103内に収納し、基板の各端子のスルーホール内にハウジング103側に設けたコネクタ用リード線に接続するピン(不図示)を挿入し加速度センサを構成する。この加速度センサをハウジングが図6の向きで車体に取り付けるとハウジングに表示される方向の加速度を検出することができる。
また、左右方向の加速度を検出する場合には、今度は前記と同じ形状をした基板201に対して図7(ロ)に示すように左右方向の加速度を検出できるようにセンサ本体102を取り付けたものを準備する。この場合には基板の裏面に設ける配線は上記の基板とは異なるものとなる。そして、この基板を図6に示すハウジング103内に収納することで、ハウジング103の取り付け向きを同じとしながら、図7(イ)とは異なる左右方向の加速度を検出することができるようになる。
以上のように、上記例の場合には、同一形状をした基板を用意し、その基板に対して上下方向の加速度を検出できるようにセンサ本体を取り付けたもの、およびその基板に対して左右方向の加速度を検出できるようにセンサ本体を取り付けたもの2種類を準備し、検出方向に合わせて、それらの使いわけることで、ハウジングの取り付け方向を変えることなく、左右、上下方向の加速度を検出することができ、ハウジング取り付けスペースが狭い場所でも加速度センサを取り付けることが可能となる。
しかし、上記のような場合には、共通形状の基板を利用するものの、その基板に対して検出方向に合わせてセンサ本体を取り付けたもの(2種類)を準備する必要があるため、それぞれの検出方向に対応した配線を有する基板を準備する必要があり、部品点数を減らすことが困難であった。
本発明は、上記問題点を解決するために、1枚の共通基板にセンサ本体を取り付けたもの(1種類)を用意し、前記基板の向きを変えてハウジング内に収納するだけで、ハウジングの取り付け向きを変えることなく上下、左右方向いずれの向きの加速度も容易に検出できる加速度センサを提供することを目的とする。
このため本発明が採用した技術解決手段は、
ハウジングと、このハウジング内に収納する基板と、前記基板に形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記基板上に取り付けたセンサ本体と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウング内に収納し、ハウジング側のピンと基板側の端子とを接続できるようにしたことを特徴とする加速度センサである。
ハウジングと、このハウジング内に収納する基板と、前記基板に形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記基板上に取り付けたセンサ本体と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウング内に収納し、ハウジング側のピンと基板側の端子とを接続できるようにしたことを特徴とする加速度センサである。
また、前記基板は正方形、または円形であることを特徴とする加速度センサである。
本発明によれば、センサ本体と、そのセンサ本体を取り付けた基板と、その基板に直角を成して設けた端子列を備えた基板を準備し、その基板のハウジングへの取り付け方向を変えるだけで、ハウジングの車体側への取り付け方向を変えることなく上下、左右の加速度を検出できる加速度センサを提供する。この加速度センサを使用することで、ハウジング取り付けスペースが狭く1方向の向きでしかハウジングを取り付けできない場合であっても、2方向の加速度を検出することができる。また、この加速度センサを使用した場合、ハウジング側のコネクタの向きが変わることはなく、他部品との干渉等の問題が発生することがなくなる。
ハウジングの取り付け方向を変えることなく上下、左右の加速度を検出できる加速度センサであって、このセンサはハウジングと、このハウジング内に収納する基板と、前記基板に形成した+電源入力端子3a、センサ出力端子4a、−電源入力端子5aと、この端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子3b、センサ出力端子4b、−電源入力端子5bと、前記基板上に取り付けたセンサ本体と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウング内に収納し、ハウジング側の端子と基板側の端子とを接続できるようにした。
以下、本発明の加速度センサの実施例を図面を参照して説明すると、図1は本発明に係る基板の平面図であり、(イ)は上下方向の加速度を検出するための基板の向きを示す図、(ロ)は左右方向の加速度を検出するための基板の向きを示す図、図2はセンサ本体と三つの端子とを接続する配線図、図3は加速度センサのハウジングの平面図、図4は図3中のA−A断面図、図5(イ)は図4中のB−B断面図、(ロ)はコネクタ部分の正面図である。
この加速度センサで使用するハウジング1は図3に示すように、外形が従来のハウジングと同じ形状のものを使用する(ただし、ハウジング上の矢印はつけない)。図4、5に示すようにハウジング1には、後述する正方形の基板11を収納可能な、正方形のスペース10が形成されており、前記基板11をハウジング1内に収納した際に、基板11の裏面に取り付けた部品15がハウジング1と干渉することのないスペースとして構成されている。また、ハウジング1には後述するように基板11に形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と接続可能なピン13が配置されており、これらのピン13に、基板側の端子を接続することで両者は電気的に接続できる構成となっている。図中14はコネクタである。
前記ハウジング1内に収納する基板11は図1(イ)に示すように正方形で構成され、基板11上には矢印方向の加速度を検出できるセンサ本体2が取り付けられ、また基板11の一辺には上下方向の加速度を検出するための3個の端子3a、4a、5aが、またその辺と直角を成す辺には左右方向の加速度を検出するための3個の端子3b、4b、5bが設けられている。これらそれぞれの三つの端子は+電源入力端子3a、3b、センサ出力端子4a、4b、−電源入力端子5a、5bであり、それぞれの三つの端子は図示のように端子列が互いに直角となるように配置され、また前記それぞれの端子3a、4a、5aと、端子3b、4b、5bとは、図2に示すように基板に取り付けたセンサ本体2の+電源入力端子3、センサ出力端子4、−電源入力端子5と配線で接続されている。
上記基板11を使用して上下方向の加速度を検出する場合には、図1(イ)に示す基板11をハウジング1内に収納する。この時三つの端子3a、4a、5aのスルーホールにハウジング側のピン13が挿入され、電気的に接続される。そしてこの向きで、ハウジングを車体に取り付けると、図中上下方向の加速度を検出することができる。
また左右方向の加速度を検出する場合には、基板を90°回転させ図1(ロ)に示す向きとして、ハウジング1内に基板11を収納する。この時には前記と直角をなす三つの端端子3b、4b、5bのスルーホールにハウジング側のピンが挿入され、電気的に接続される。そしてこの向きで、ハウジングを車体に取り付けると、図中左右方向の加速度を検出することができる。
以上のように、上記実施例ではハウジング内に収納する基板の取り付け方向を変えるだけで、車体側等へのハウジングの取り付け方向を変えることなく、上下、左右方向の加速度を検出することができる。
以上詳細に説明したが、上記実施例は基板が正方形をしたものについて説明したが、基板の形状は円形でも多角形でも長方形でもよく、要はセンサ本体と接続される左右方向検出用の端子と、上下方向検出用の端子とが90°を成す線上に配置されていること、さらにハウジング側に形成するスペースの形状も基板を収納できるスペースであることが重要である。このように形成することで、一つのハウジング、同一基板を使用し、ハウジング内に収納する基板の向きを変えるだけで、上下、左右の加速度をハウジングの取り付け方向を変えることなく検出できる加速度センサを構成することができる。このため、加速度センサのコネクタの向きが変わることはなく、干渉等の問題が発生することがなくなる。
さらに、本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいかなる形でも実施できる。そのため、前述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず限定的に解釈してはならない。
本発明は、車両用の加速度センサに利用できる。さらに自動車用に限定することなく、広く産業上における加速度を検出する必要のある箇所で利用することができる。
1 ハウジング
2 センサ本体
3 +電源入力端子
4 センサ出力端子
5 −電源入力端子
10 スペース
11 基板
13 ピン
14 コネクタ
15 部品
2 センサ本体
3 +電源入力端子
4 センサ出力端子
5 −電源入力端子
10 スペース
11 基板
13 ピン
14 コネクタ
15 部品
Claims (3)
- ハウジングと、このハウジング内に収納する基板と、前記基板に形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記端子の列と直角を成して形成した+電源入力端子、センサ出力端子、−電源入力端子と、前記基板上に取り付けたセンサ本体と、前記センサ本体と前記各端子とを接続する配線とからなり、前記基板をハウジング内に収納し、ハウジング側のピンと基板側の端子とを接続できるようにしたことを特徴とする加速度センサ。
- 前記基板の前記ハウジングへの取り付け方向を90度かえることで2方向の加速度を検出できる請求項1に記載の加速度センサ。
- 前記基板は正方形、または円形であることを特徴とする請求項1に記載の加速度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006266271A JP2008082995A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 加速度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006266271A JP2008082995A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 加速度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008082995A true JP2008082995A (ja) | 2008-04-10 |
Family
ID=39354002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006266271A Withdrawn JP2008082995A (ja) | 2006-09-29 | 2006-09-29 | 加速度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008082995A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011209060A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Denso Corp | 加速度センサ、及びその製造方法 |
JP2012510074A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | フルーク コーポレイション | 三軸加速度計の配向状態を識別するシステム及び方法 |
JP2013190317A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Denso Corp | 車両の衝突判定装置 |
-
2006
- 2006-09-29 JP JP2006266271A patent/JP2008082995A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012510074A (ja) * | 2008-11-26 | 2012-04-26 | フルーク コーポレイション | 三軸加速度計の配向状態を識別するシステム及び方法 |
JP2011209060A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Denso Corp | 加速度センサ、及びその製造方法 |
JP2013190317A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Denso Corp | 車両の衝突判定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1630561B1 (en) | Accelerometer assembly with two possible orientations of the sensing axis relative to the housing | |
US11418688B2 (en) | Camera module for use in automobile | |
US9930796B2 (en) | Vehicle diagnostic interface module | |
JP2018189773A (ja) | 車載カメラ | |
JP2008082995A (ja) | 加速度センサ | |
US20130327143A1 (en) | Sensor unit, electronic device, and moving body | |
JP4544107B2 (ja) | センサ装置 | |
US10899300B2 (en) | Collision detection sensor | |
US8935012B2 (en) | Collision determination apparatus for vehicle | |
US20090163049A1 (en) | Electronic module | |
KR20110103311A (ko) | 제어 기기 | |
JP2012064875A (ja) | 電子制御装置 | |
WO2015083617A1 (ja) | 操作ユニット | |
JP2010243196A (ja) | ジャイロセンサー | |
JP2007113919A (ja) | 3軸半導体センサ | |
JP2012204312A (ja) | コネクタ | |
JP2018200294A (ja) | 車両用センサユニット | |
JP2004170380A (ja) | 直交三軸加速度計測器 | |
JP2007033079A (ja) | マルチチップセンサ | |
JP4768764B2 (ja) | 自動二輪車の盗難防止装置 | |
JP5681507B2 (ja) | 電子装置 | |
JP2013514615A (ja) | 一列の筐体を接続部材に接続するための接続機構 | |
JP2009231489A (ja) | 加速度センサの実装構造 | |
JP4167338B2 (ja) | プリント基板取付構造 | |
CN102281392B (zh) | 用于机动车的摄像机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091201 |