JP2008082855A - 鞍乗り型の車両の転倒検出装置 - Google Patents

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Hiroshige Akiyama
裕茂 秋山
Atsushi Kosugi
篤志 孤杉
Sadao Kuboki
禎夫 久保木
Yutaka Akimoto
豊 秋元
Takayuki Fukutomi
剛之 福冨
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Abstract

【課題】加速度センサが所期の水平状態にない場合であっても、車両の車幅方向における傾斜角を正確に算出し、よって車両の車幅方向の転倒を正確に検出するようにした鞍乗り型の車両の転倒検出装置を提供する。
【解決手段】加速度センサで検出された加速度と重力加速度に基づいて加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値を算出すると共に、算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値と所定値とを比較して車両の車幅方向の転倒を検出する鞍乗り型の車両の転倒検出装置において、加速度センサで検出された加速度(出力x,y)と基準g(鉛直下向き方向に作用する重力加速度)に基づいて加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値(傾斜角α)を算出し(S14)、算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値(傾斜角θ)を補正(算出)する(S16)。
【選択図】図4

Description

この発明は、自動二輪車、スクータ、ATV(All Terrain Vehicle)などの鞍乗り型の車両の転倒検出装置に関する。
従来、鞍乗り型の車両においては、車両に作用する加速度を検出する加速度センサを備えると共に、検出された加速度に基づいて車両の車幅方向における傾斜角を算出するようにした技術が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。また、前記した傾斜角に加え、下記の特許文献2に記載される如く、検出された加速度に基づいて車両の車幅方向の転倒を検出するようにした技術も提案されている。
特開平6−281457号公報 特開2002−71703号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載される技術にあっては、車両に水平に取り付けられた加速度センサの出力を基準として車幅方向の傾斜角を算出しているため、加速度センサが所期の水平状態にないとき(例えば、登坂路走行時、加速度センサが水平に取り付けられていない場合、あるいは2人乗りや荷物を積載している場合などによって加速度センサが車長方向(車両の前後方向)において傾斜した状態にあるとき)には、検出される加速度が変化する。即ち、検出される加速度が変化すると、車幅方向の傾斜角を正確に算出することができず、転倒を正確に検出することができないおそれがあった。このように、従来技術においては、転倒検出の精度の点で必ずしも満足できるものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、加速度センサが所期の水平状態にない場合であっても、車両の車幅方向における傾斜角を正確に算出し、よって車両の車幅方向の転倒を正確に検出するようにした鞍乗り型の車両の転倒検出装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、鞍乗り型の車両に作用する加速度を検出する加速度センサ、前記検出された加速度と重力加速度に基づいて前記加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値を算出する車幅方向傾斜角算出手段、および前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値と所定値とを比較して前記車両の車幅方向の転倒を検出する転倒検出手段を備えた鞍乗り型の車両の転倒検出装置において、前記検出された加速度と前記重力加速度に基づいて前記加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値を算出する車長方向傾斜角算出手段、および前記算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値を補正する補正手段を備えるように構成した。
請求項2に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、前記加速度センサは、前記加速度センサの車長方向に作用する加速度と、前記加速度センサの取り付け面に直交する方向に作用する加速度とを検出するように構成した。
請求項3に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、前記加速度センサは、前記車両に搭載された内燃機関のスロットルボディに取り付けられるように構成した。
請求項4に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、前記加速度センサは、複数方向の加速度を検出する加速度センサ素子と出力処理回路とを一体的に備えた半導体加速度センサからなるように構成した。
請求項1に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサで検出された加速度と重力加速度に基づいて加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値を算出し、算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値を補正するように構成、即ち、加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値を算出し、それに基づいて加速度センサの車幅方向の傾斜角の算出(補正)および車両の車幅方向の転倒検出を行うように構成したので、加速度センサが所期の水平状態にない場合(例えば、登坂路走行時、加速度センサが水平に取り付けられていない場合、あるいは2人乗りや荷物を積載している場合などによって加速度センサが車長方向において傾斜した状態にある場合)であっても、加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値を正確に算出(補正)でき、よって車両の車幅方向の転倒も正確に検出することができる。
請求項2に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサは、加速度センサの車長方向に作用する加速度と、加速度センサの取り付け面に直交する方向に作用する加速度とを検出するように構成したので、上記した効果に加え、検出された加速度センサの車長方向に作用する加速度と重力加速度に基づいて加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値を算出すると共に、検出された加速度センサの取り付け面に直交する方向に作用する加速度と重力加速度に基づいて加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値を算出し、算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値を補正するように構成することも可能となり、よって加速度センサの車幅方向の傾斜角をより正確に算出(補正)できると共に、車両の車幅方向の転倒もより正確に検出することができる。
請求項3に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサは、車両に搭載された内燃機関のスロットルボディに取り付けられるように構成したので、上記した効果に加え、加速度センサの車幅方向における傾斜角をより一層正確に算出でき、よって車両の車幅方向の転倒もより一層正確に検出することができる。
具体的には、内燃機関のスロットルボディは一般に、車両の重心付近に搭載される(取り付けられる)ことが多い。そのため、加速度センサをスロットルボディに取り付けるように構成することで、加速度センサは、車両に作用する加速度を正確に検出することが可能となり、それによって加速度センサの車幅方向の傾斜角をより一層正確に算出できると共に、車両の車幅方向の転倒もより一層正確に検出することができる。
また、スロットルボディは車種によってその取り付ける角度、具体的には、車長方向における取り付け角度が相違するが、請求項3に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサをスロットルボディに取り付け、加速度センサで検出された加速度に基づいて加速度センサの車長方向における傾斜角を算出し、その車長方向の傾斜角に基づいて加速度センサの車幅方向における傾斜角を補正するように構成したので、どのような車種であっても、正確には、スロットルボディの車長方向における取り付け角度が水平でない車種であっても、共通の加速度センサを用いて加速度センサの車幅方向における傾斜角を補正でき、車両の車幅方向の転倒を検出することができる。
請求項4に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサは、複数方向の加速度を検出する加速度センサ素子と出力処理回路とを一体的に備えた半導体加速度センサからなるように構成したので、簡素な構成でありながら、上記した効果を得ることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置を含む全体構成を模式的に示す概略図である。鞍乗り型の車両は自動二輪車、スクータ、ATV(All Terrain Vehicle。三輪・四輪バギー)など、運転者がシート(サドル)に跨って乗る型の全ての車両を意味するが、この実施例においては鞍乗り型の車両として自動二輪車を例にとる。
図1において、符号10はその自動二輪車を示す。自動二輪車10は、前輪(フロントタイヤ)12と、前輪12の上方に取り付けられるハンドルバー14と、フレーム16の中央位置付近に配置(搭載)される内燃機関(以下「エンジン」という)20と、エンジン20に供給されるべき燃料が貯留される燃料タンク22と、フレーム16の後方に取り付けられる後輪(リアタイヤ)24などを備える。
自動二輪車10に搭載されるエンジン20は、例えば4サイクル単気筒の水冷式で、排気量250cc程度のガソリン・エンジンからなる。
また、図1に示す如く、前輪12の付近には車速センサ26が配置される。車速センサ26は、前輪12が所定の角度だけ回転するごとに信号を出力する。また、ハンドルバー14のアクセルグリップ30の付近には、アクセル開度センサ32が配置される。アクセル開度センサ32は、アクセル開度θA(乗員によるアクセルグリップ30の操作角度(量))に応じた信号を出力する。
自動二輪車10の適宜位置には、ECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)34が搭載される。ECU34は、上記した各種センサなどの出力に基づいてスロットルバルブ(図1で図示せず)に接続された電動モータ36(アクチュエータ。具体的には、ステッピングモータあるいはDCモータ)を駆動し、スロットルバルブの開度を調整する。
また、ECU34は、上記した各種センサなどの出力に基づいて燃料タンク22の内部に配置された燃料ポンプ40やエンジン20の点火コイル42などの動作を制御すると共に、エンジン20のインジェクタ44の動作、具体的には、インジェクタ44によって噴射されるガソリン燃料量も制御する。即ち、自動二輪車10はFI(Fuel Injection)化した燃料供給装置を備える。
図2は、第1実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の構成を詳しく示すブロック図である。
図2に示すように、エンジン20の吸気管50の上流側には、スロットルボディ52が配置される。尚、スロットルボディ52は、車両の重心付近に配置(搭載)される。スロットルボディ52には吸気管50を開閉するスロットルバルブ54が設けられると共に、上記した電動モータ36やスロットルバルブ開度センサ56、減速機(減速ギヤ。図示せず)などが一体的に装着される。電動モータ36の付近に設けられたスロットルバルブ開度センサ56は、スロットルバルブ54の開度θTH(以下「スロットル開度」という)に応じた信号を出力する。
また、スロットルボディ52には、自動二輪車(車両)10に作用する加速度を検出する、正確には、自動二輪車10に作用する加速度を示す出力を生じる加速度センサ60が取り付けられる。
図3は、加速度センサ60の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、加速度センサ60は、複数方向、具体的には2軸方向の加速度を検出する(加速度を示す出力を生じる)加速度センサ素子60aと、後述する基準g、転倒しきい値θ、所定時間Tなどが記憶されるメモリ60bと、加速度センサ素子60aで検出された加速度やメモリ60bに記憶された基準gなどを出力処理する出力処理回路60cと、出力処理回路60cからの出力をA/D変換するA/D変換回路60dとを一体的に備えた、いわゆる半導体加速度センサ(例えば、ピエゾ抵抗式加速度センサ、ガス移動式加速度センサ、および静電容量式加速度センサなど)からなる。尚、この加速度センサ60については、後に詳説する。
図2の説明に戻ると、スロットルバルブ54より下流の吸気ポート付近には、前記したインジェクタ44が配置される。インジェクタ44は、燃料タンク(図2で図示せず)22の内部に配置された燃料ポンプ40に接続される。これにより、インジェクタ44は、燃料タンク22に貯留されたガソリン燃料を燃料ポンプ40による圧送を受けて吸気ポートに噴射する。
また、エンジン20は、所定の点火時期においてガソリン燃料と吸入空気の混合気を点火する点火プラグ(図示せず)と、点火プラグに接続される点火コイル42とを備える。即ち、エンジン20の点火プラグは、点火コイル42から供給された高電圧で火花放電し、混合気を燃焼させる。
エシジン20のシリンダブロックの冷却水通路(図示せず)には、水温センサ62が取り付けられ、エンジン冷却水温TWに応じた信号を出力する。また、エンジン42のクランクシャフト(図示せず)の付近には、クランク角センサ64が取り付けられる。クランク角センサ64は所定のクランク角度(例えば30度)ごとに信号を出力する。尚、符号70と72は、それぞれエンジン20に接続された排気管と触媒装置を示す。
上述した各種センサの出力は、図2に示すように、ECU34に入力される。ECU34は、入力されたセンサ出力のうち、クランク角センサ64が出力する信号をカウンタでカウントしてエンジン回転数Neを検出すると共に、車速センサ26が出力する信号をカウンタでカウントして車速Vを検出する。
また、ECU34は、入力されたアクセル開度θAなどをパラメータとして演算を行い、スロットルバルブ54の開度THd(以下「目標スロットル開度」という)を算出し、算出した目標スロットル開度THdに応じた制御値(通電指令値)を電動モータ36に出力してスロットル開度θTHを調整し、よって吸入空気を調量してエンジン20の出力を制御する。さらに、ECU34は、入力された各値をパラメータとして演算を行い、自動二輪車10の運転状態に応じた制御信号を、燃料ポンプ40、インジェクタ44および点火コイル42などに送る。
続いて、第1実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の動作について説明する。
図4は、第1実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の動作を示すフローチャートである。図示のプログラムは、ECU34において所定の周期(例えば10[msec])ごとに実行される。
先ず、S10において、転倒検出を行う上で基準となる値g(前記した「基準g」)を読み込む。基準gは鉛直下向き方向に作用する重力加速度であり、例えば自動二輪車10の出荷時にメモリ60bに記憶された定数であって、具体的には約9.8[m/s]である。
次いでS12に進み、加速度センサ60から生じた加速度を示す出力x,yを検出すると共に、S14に進んで検出された加速度センサ60の出力x,yと基準gに基づいて加速度センサ60の車長方向における(対する)傾斜角αを算出する。上記したS12およびS14の処理について、図5および図6を参照して説明する。
図5は、自動二輪車10が傾斜角αの登坂路74を走行している状態を側面から見たときの模式側面図であり、図6は、図5に示す自動二輪車10を拡大して正面から見たときの模式正面図である。尚、図5,6においては、理解の便宜のため、加速度センサ60を拡大(誇張)して模式的に表した。
図5,6に示すように、加速度センサ60は、縦置きに配置されると共に、加速度センサの取り付け面60eに直交する方向に作用する加速度を示す出力xと、加速度センサ60の車長方向に作用する加速度を示す出力yを生じる。尚、図示の如く、加速度センサ60の取り付け面60eに直交する方向をX軸とし、加速度センサ60の車長方向をY軸、加速度センサ60の車幅方向をZ軸とする。
ECU34は、上記のようにして加速度センサ60から出力された出力x,yを検出し(S12)、その出力x,yと基準gとに基づいて登坂路74の傾斜角α、換言すれば、加速度センサ60の車長方向における傾斜角αを算出する(S14)。
具体的に説明すると、前記した出力x,yは、図5から分かるように、基準gと傾斜角αによって以下に示す式(1)(2)の如く表すことができる。
出力x=gcosαcosθ ・・・式(1)
出力y=gsinα ・・・式(2)
ここで、θは「加速度センサの車幅方向における傾斜角」、別言すれば、「車両の車幅方向における傾斜角」であり、自動二輪車10が車幅方向に傾斜していないときはθ=0[°](即ち、cosθ=1)となる。この車幅方向の傾斜角θについては後述する。
従って、加速度センサ60の車長方向における傾斜角αは、上記した式(2)から導き出される式(3)によって算出することができる。
α=sin−1(y/g) ・・・式(3)
このように、ECU34は、加速度センサ60の出力y(検出された加速度)と基準g(重力加速度)に基づいて加速度センサ60の車長方向における傾斜角αを算出する。
図4の説明に戻ると、次いでS16に進み、検出された加速度センサ60の出力x,yと、S14で算出された加速度センサ60の車長方向の傾斜角αとに基づいて加速度センサ60の車幅方向(左右軸方向)における(対する)傾斜角θを算出する。このS16の処理について、図7を参照して説明する。
図7は、図6に示す自動二輪車10が車幅方向に傾斜角θだけ傾斜した状態を表す模式正面図である。
図7から分かるように、加速度センサ60の出力xは、基準g、加速度センサ60の車長方向の傾斜角αおよび車幅方向の傾斜角θによって、前記した式(1)の如く表すことができる。従って、車両の車幅方向の傾斜角θは、式(1)から導き出される下記の式(4)によって算出することができる(S16)。
θ=cos−1(x/gcosα)
=cos−1[x/gcos(sin−1(y/g))] ・・・式(4)
即ち、ECU34は、加速度センサの出力xと、S14で算出された加速度センサ60の車長方向の傾斜角αに基づいて加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを算出する。このように、「x=gcosθ」の右辺に「cosα」が乗算された式(1)から導き出される式(4)によって傾斜角θを算出する、換言すれば、加速度センサ60の車長方向の傾斜角αに基づき、加速度センサ60の出力x(検出された加速度)と基準g(重力加速度)に基づいて算出された加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを算出(補正)するようにした。
図4の説明に戻ると、次いでS18に進み、S16で算出された加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θと、加速度センサ60から出力された、正確には、加速度センサ60のメモリ60bから出力処理回路60c、A/D変換回路60dを介して出力された転倒しきい値(所定値)θとを比較する。具体的には、車両の車幅方向の傾斜角θが転倒しきい値θより大きいか否か判断する。尚、転倒しきい値θは、車両が転倒していると判断できる角度(例えば50[°])に設定される。
S18で否定、即ち、車両が転倒していないと判断されるときは、S20に進み、後述するタイマカウンタTをリセットすると共に、S22に進み、通常の制御を実行、具体的には、入力されたセンサ出力などをパラメータとして演算を行い、自動二輪車10の運転状態に応じた制御信号を、燃料ポンプ40、インジェクタ44および点火コイル42などに出力する。
一方、S18で肯定されるとき、即ち、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θが転倒しきい値θを超え、車両が車幅方向に転倒した状態にあると判断されるときは、S24に進んでタイマカウンタTを1つインクリメントする。
次いでS26に進み、タイマカウンタTの値が所定時間Tに(例えば2[sec])に達したか否か判断、即ち、タイマカウンタTをみることで、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θが転倒しきい値θを超えた状態が所定時間T継続しているか否か判断し、否定されるときは前記したS22の処理を実行する一方、肯定されるときはS28に進み、エンジン20を停止させる処理を実行する。具体的には、燃料ポンプ40、インジェクタ44、および点火コイル42の動作を停止させる制御信号を出力する。これによりエンジン20の駆動は停止させられ、エンジン回転数Neは徐々に低下する。
次いでS30に進み、クランク角センサ64などから検出されるエンジン回転数Neが0か否か判断する。S30で肯定されるとき、即ち、エンジン20の停止が確認されたときはS32に進み、S28で出力した燃料ポンプ40、インジェクタ44、および点火コイル42を停止させる制御信号の出力を解除する。尚、S30で否定されるときはS32の処理をスキップする。
このように、この実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置にあっては、加速度センサ60で検出された加速度(具体的には、加速度センサ60の出力x,y)と基準g(鉛直下向き方向に作用する重力加速度)に基づいて加速度センサ60の車長方向における傾斜角αを算出し、算出された加速度センサ60の車長方向の傾斜角αに基づき、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θを補正するように構成、即ち、加速度センサ60の車長方向の傾斜角αを算出し、それに基づいて加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θの算出(補正)および車両の車幅方向の転倒検出を行うように構成したので、加速度センサが所期の水平状態にない場合(例えば、登坂路74走行時などによって加速度センサ60が車長方向において傾斜した状態にある場合)であっても、加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを正確に算出(補正)でき、よって車両の車幅方向の転倒も正確に検出することができる。
また、加速度センサ60は、加速度センサの車長方向に作用する加速度(出力y)と、加速度センサの取り付け面に直交する方向に作用する加速度(出力x)とを検出するように構成すると共に、加速度センサの車長方向に作用する加速度(出力y)と基準gに基づいて加速度センサ60の車長方向の傾斜角αを算出すると共に、加速度センサの取り付け面60eに直交する方向に作用する加速度(出力x)と基準gに基づいて加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θを算出し、算出された加速度センサ60の車長方向の傾斜角αに基づき、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θを補正するように構成したので、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θをより正確に算出(補正)できると共に、車両の車幅方向の転倒もより正確に検出することができる。
また、加速度センサ60は、車両に搭載されたエンジン20のスロットルボディ52に取り付けられるように構成したので、加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θをより一層正確に算出でき、よって車両の車幅方向の転倒もより一層正確に検出することができる。
具体的には、エンジン20のスロットルボディ52は、図1,2に示すように、車両の重心付近に搭載されるため、加速度センサ60をスロットルボディ52に取り付けるように構成すると、加速度センサ60は、車両に作用する加速度(出力x,y)を正確に検出することが可能となり、それによって加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θをより一層正確に算出できると共に、車両の車幅方向の転倒もより一層正確に検出することができる。
また、スロットルボディは車種によってその取付角、具体的には、車長方向における取り付け角度が相違するが、この実施例にあっては、加速度センサ60をスロットルボディ52に取り付け、加速度センサ60で検出された加速度(出力x,y)に基づいて加速度センサ60の車長方向における傾斜角αを算出し、その車長方向の傾斜角αに基づいて加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを補正するように構成したので、どのような車種であっても、正確には、スロットルボディの車長方向における取り付け角度が水平でない車種であっても、共通の加速度センサを用いて加速度センサの車幅方向の傾斜角θを補正でき、車両の車幅方向の転倒を検出することができる。
また、加速度センサ60は、複数方向(具体的には2軸方向(より具体的には、加速度センサ60の車長方向(Y軸)と、加速度センサ60の取り付け面60eに直交する方向(X軸))の加速度を検出する加速度センサ素子60aと出力処理回路60cとを一体的に備えた半導体加速度センサからなるように構成したので、簡素な構成でありながら、上記した効果を得ることができる。
次いで、この発明の第2実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置について説明する。
図8は、第2実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の動作を部分的に示す、図4フローチャートの一部と同様のフローチャートである。
以下、第1実施例と相違する点に焦点をおいて説明すると、第2実施例にあっては、S12の後、S14aに進み、検出された加速度センサ60の出力x,yと基準gに基づいて加速度センサ60の車長方向における傾斜角βを算出する。この処理について、図9などを参照して説明する。
図9は、加速度センサ60が取り付け角度(取付角)βで取り付けられた自動二輪車10が走行している状態を示す、図5と同様な模式側面図である。尚、図9においては、理解の便宜のため、加速度センサ60を拡大(誇張)して模式的に表した。
ECU34は、S12で検出された加速度センサ60の出力x,yと基準gとに基づいて加速度センサ60が取付角β、換言すれば、加速度センサ60の車長方向における傾斜角βを算出する(S14a)。
具体的に説明すると、前記した出力x,yは、図9から分かるように、基準gと取付角βによって以下に示す式(5)(6)の如く表すことができる。
出力x=gcosβcosθ ・・・式(5)
出力y=gsinβ ・・・式(6)
従って、加速度センサ60の取付角β(即ち、加速度センサ60の車長方向における傾斜角β)は、上記した式(6)から導き出される式(7)によって算出することができる。
β=sin−1(y/g) ・・・式(7)
このように、ECU34は、加速度センサ60の出力y(検出された加速度)と基準g(重力加速度)に基づいて加速度センサ60の取付角β(加速度センサ60の車長方向における傾斜角β)を算出する。
図8の説明に戻ると、次いでS16aに進み、検出された加速度センサ60の出力x,yと、S14aで算出された加速度センサ60の車長方向の傾斜角βとに基づいて加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを算出する。このS16aの処理について、図6,7を参照して説明する。尚、図6,7において、第2実施例に該当する値は大カッコを付して示した。
図6,7から分かるように、加速度センサ60の出力xは、基準g、加速度センサ60の車長方向の傾斜角βおよび車幅方向の傾斜角θによって、前記した式(5)の如く表すことができる。従って、車両の車幅方向の傾斜角θは、式(5)から導き出される下記の式(8)によって算出することができる(S16a)。
θ=cos−1(x/gcosβ)
=cos−1[x/gcos(sin−1(y/g))] ・・・式(8)
即ち、ECU34は、加速度センサの出力xと、S14aで算出された加速度センサ60の車長方向の取付角(傾斜角)βに基づいて加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを算出する。このように、「x=gcosθ」の右辺に「cosβ」が乗算された式(5)から導き出される式(8)によって傾斜角θを算出する、換言すれば、加速度センサ60の車長方向の取付角(傾斜角)βに基づき、加速度センサ60の出力x(検出された加速度)と基準g(重力加速度)に基づいて算出された加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを算出(補正)するようにした。
第2実施例にあっては上記の如く構成したので、加速度センサ60が所期の水平状態にない場合(具体的には、加速度センサ60が水平に取り付けられていない場合)であっても、加速度センサ60の車幅方向における傾斜角θを正確に算出(補正)でき、よって車両の車幅方向の転倒も正確に検出することができる。
また、上記において、加速度センサ60が所期の水平状態にない場合として、加速度センサ60が水平に取り付けられていない状態を例にとって説明したが、2人乗りや荷物の積載などによって加速度センサ60が車長方向において傾斜した状態にある場合であっても、上記の如く構成することで、同様の効果を得ることができる。
尚、残余の構成および効果は、第1実施例のそれと異ならない。
以上の如く、この発明の第1および第2実施例にあっては、鞍乗り型の車両に(自動二輪車10)作用する加速度を検出する加速度センサ60、前記検出された加速度(出力x,y)と重力加速度(鉛直下向き方向に作用する重力加速度。基準g)に基づいて前記加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値(傾斜角θ)を算出する車幅方向傾斜角算出手段(ECU34。S16、S16a)、および前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値と所定値(転倒しきい値θ)とを比較して前記車両の車幅方向の転倒を検出する転倒検出手段(ECU34。S18からS26)を備えた鞍乗り型の車両の転倒検出装置において、前記検出された加速度と前記重力加速度に基づいて前記加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値(傾斜角α(β))を算出する車長方向傾斜角算出手段(ECU34。S14、S14a)、および前記算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値を補正する補正手段(ECU34。S16、S16a)を備えるように構成した。
また、前記加速度センサ60は、前記加速度センサの車長方向に作用する加速度(出力y)と、前記加速度センサの取り付け面60eに直交する方向に作用する加速度(出力x)とを検出するように構成した。
また、前記加速度センサ60は、前記車両に搭載された内燃機関(エンジン20)のスロットルボディ52に取り付けられるように構成した。
また、前記加速度センサ60は、複数方向の加速度を検出する加速度センサ素子60aと出力処理回路60cとを一体的に備えた半導体加速度センサからなるように構成した。
尚、上記において、加速度センサ60を縦置きに配置するように構成したが、図10および図11に示す如く、加速度センサ60を横置きに配置し、加速度センサの車長方向(Y軸)に作用する加速度と、加速度センサの車幅方向(Z軸)に作用する加速度を示す出力を生じるように構成してもよい。この場合、式(1)〜(8)における「cosθ」「アークコサイン(cos−1)」「x」を、それぞれ「sinθ」「アークサイン(sin−1)」「z」と変更するだけでよく、残余の構成は第1,2実施例のそれと異ならない。
また、加速度センサ60の車長方向の傾斜角α(β)を算出した後、算出した傾斜角α(β)に基づいて加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θを補正(算出)するように構成したが、それに限られるものではなく、傾斜角α(β)に基づいて前記した転倒しきい値θを適宜に補正するように構成してもよい。
また、加速度センサ60の車長方向の傾斜角α(β)を算出した後、算出した傾斜角α(β)に基づいて加速度センサ60の車幅方向の傾斜角θを算出するように構成したが、式(4),(8)から分かるように、傾斜角α(β)を算出せず、加速度センサ60の出力x,y、基準gから傾斜角θを算出するようにしてもよい。その意味から、特許請求の範囲では「加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値」と記載した。
また、鞍乗り型の車両を例にとって説明したが、それに限られるものではなく、他の車両であってもよい。
この発明の第1実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置を含む全体構成を模式的に示す概略図である。 図1に示す鞍乗り型の車両の転倒検出装置の構成を詳しく表すブロック図である。 図1に示す加速度センサの構成を示すブロック図である。 図1に示す鞍乗り型の車両の転倒検出装置の動作を示すフローチャートである。 図1に示す自動二輪車が傾斜角αの登坂路を走行している状態を側面から見たときの模式側面図である。 図5に示す自動二輪車を正面から見たときの模式正面図である。 図6に示す自動二輪車が車幅方向に傾斜角θだけ傾斜した状態を表す模式正面図である。 この発明の第2実施例に係る鞍乗り型の車両の転倒検出装置の動作を部分的に示す、図4フローチャートの一部と同様のフローチャートである。 加速度センサが取り付け角度βで取り付けられた自動二輪車が走行している状態を示す、図5と同様な模式側面図である。 加速度センサが横置きに配置された自動二輪車が走行している状態を示す、図5と同様な模式側面図である。 図10に示す自動二輪車が車幅方向に傾斜角θだけ傾斜した状態を表す、図7と同様な模式正面図である。
符号の説明
10 自動二輪車(鞍乗り型の車両)、20 エンジン(内燃機関)、34 ECU(車幅方向傾斜角算出手段、転倒検出手段、車長方向傾斜角算出手段、補正手段)、52 スロットルボディ、60 加速度センサ、60a 加速度センサ素子、60c 出力処理回路、60e (加速度センサの)取り付け面

Claims (4)

  1. 鞍乗り型の車両に作用する加速度を検出する加速度センサ、前記検出された加速度と重力加速度に基づいて前記加速度センサの車幅方向における傾斜角を示す値を算出する車幅方向傾斜角算出手段、および前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値と所定値とを比較して前記車両の車幅方向の転倒を検出する転倒検出手段を備えた鞍乗り型の車両の転倒検出装置において、
    a.前記検出された加速度と前記重力加速度に基づいて前記加速度センサの車長方向における傾斜角を示す値を算出する車長方向傾斜角算出手段、
    および
    b.前記算出された加速度センサの車長方向の傾斜角を示す値に基づき、前記算出された加速度センサの車幅方向の傾斜角を示す値を補正する補正手段、
    を備えることを特徴とする鞍乗り型の車両の転倒検出装置。
  2. 前記加速度センサは、前記加速度センサの車長方向に作用する加速度と、前記加速度センサの取り付け面に直交する方向に作用する加速度とを検出することを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型の車両の転倒検出装置。
  3. 前記加速度センサは、前記車両に搭載された内燃機関のスロットルボディに取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載の鞍乗り型の車両の転倒検出装置。
  4. 前記加速度センサは、複数方向の加速度を検出する加速度センサ素子と出力処理回路とを一体的に備えた半導体加速度センサからなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗り型の車両の転倒検出装置。
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