JP2008078801A - 画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
出力装置で行うγ融合ディザ処理を、出力制御装置に分散して行うことで、γ融合ディザ処理を効率的に行う。
【解決手段】
テキストをオブジェクト種として含む画像データに対し、色数、太文字の文字数、斜体文字の文字数、網掛け文字の文字数に関する条件、ラインをオブジェクト種として含む画像データに対し、線幅、破線の使用量、先端形状、線種に関する条件、また、画像データが有するオブジェクト種の使用量、地紋処理の有無に関する条件を設定する。各条件毎にγ融合ディザ処理における処理量を考慮して、前記γ融合ディザ処理を出力制御装置又は出力装置のいずれかで行う。
【選択図】図16

Description

本発明は、画像処理方法であって、より詳細には、γ融合ディザ処理の負荷を画像処理装置と画像出力装置に分散する画像処理方法に関するものである。
画像処理機能を搭載したパーソナルコンピュータ(以下、PCとする)は、スキャナ等の画像入力手段を通して取込んだ画像データを編集・加工したり、文書・画像作成アプリケーションを用いて画像データを作成する。その後PCは、編集・加工及び作成した画像データを印刷出力する場合、画像データをプリンタ等の出力手段に出力を要求して送る。この要求を受け入れたプリンタは、受信した画像データを用いて要求に従った出力処理を行う。
PCは、プリンタ等の出力手段に対し出力制御手段(ドライバ)として機能し、出力要求処理を行う過程で、デバイス特性(スキャナ等の画像入力手段など)に依存している入力データを正規化する補正をしたり、画像をユーザが要求する画質に調整したり、また、プリンタ等の出力手段に適合するデータに変換する処理を行う。
ここでPCは、PCに搭載されたプリンタドライバ(ソフトウェア)によって、画像データをPDL(Page Description Language)形式で表されたデータに変換し、そのデータを送信して出力要求を行うことが一般的である。PDLには様々な形式があるが、オブジェクト種類をグラフィック、グラデーション、イメージ、テキスト、ラインの5種類に切り換えることにより、画像種に対応した処理を可能にしたものが、一般的に用いられる。
ところで、印刷等の出力を行う画像データに施される変換・処理の中には、出力画像ごとに変換・処理条件が設定されるものがある。その1つにディザ・ガンマ処理(以下、γ融合ディザ処理とする)がある。
γ融合ディザ処理は、ディザの閾値としてγ変換を反映した値を用意し、この閾値を用いて、ディザ処理を行うものである。
図13は、γ融合ディザ処理に用いるディザ閾値パターン(C)の1例とともに、γ融合ディザ閾値パターンのもとになるディザ閾値パターン(A)とγパターン(B)との関係を説明する図である。
図13において、(A)は、1〜16の閾値を“4×4”のマトリックスに配し、2値ディザを得るためのディザパターンであり、(B)は、1〜16の値をとる入力値を対応する出力値に変換するγ特性を与えるγパターンである。
従来法では、(A),(B)それぞれを用意する。また、図13の(C)は、(A),(B)に示したパターンを融合させ、1つのγ融合ディザパターンとして1〜16の閾値を“4×4”のマトリックスに配し、γ補正した2値ディザを得るためのディザパターンである。
入力が“3”の場合を例にとると、従来法で、γ補正をかける前では、入力“3”に対して、図13の(A)に示したディザ閾値による2値化処理を行うと、図14の(A)に示すように、ディザパターンは、ハッチング部分の3箇所のドットがONとなるが、入力“3”に対して、図13の(B)に示したγ特性の補正をかけた後の出力“2”に対し、図13の(A)のディザ閾値による2値化処理を行うため、γ反映後のディザパターンは図14の(B)に示すように、ハッチング部分の2箇所のドットがONとなる。
これに対して、図13の(C)に示すγ融合ディザパターンでは、入力に対してγが反映された閾値が入っているため、入力“3”に対して図13の(C)のγ融合ディザ閾値による2値化処理を1度行うだけで、目的とする図14の(B)に示すγ反映後のディザパターンが得られ、従来のγ補正、ディザ処理という2ステップの処理に比べ、高速にディザパターンを求めることが可能となる。
ところで、カラーマッチング処理は、γ融合ディザ処理と同様に、出力装置の機器特性に依存することに加え、出力要求する画像ごとに処理(変換)条件が設定される処理である。このカラーマッチング処理においても、従来から出力装置側でその処理が行われることがあって、イメージデータなどの大きなデータに対して処理能力が低いプリンタ等の出力手段で、この処理を行うと、処理時間が長くかかるという問題が生じていた。
このような問題を解決するため、特許文献1に示す画像出力システムは、カラーマッチングモジュールを有するプリンタと、プリンタにカラー画像データを転送し、プリント出力要求を行う画像処理装置よりなるものである。このシステムは、画像処理装置側でカラーマッチングを含む画像出力用データの処理を行うことを可能とした上で、画像処理装置とプリンタの処理能力や両装置間のデータ転送速度に基づいて、カラーマッチング処理を画像処理装置とプリンタの何れで実行するかを指示することにより、負荷を分散させ、効率的かつ高速にカラーマッチング処理を行うことができるようにしたものである。
しかしながら、上記特許文献1に示された画像出力システムは、カラーマッチング処理の負荷分散のみを目的にしたものであり、上記したγ融合ディザ処理について触れておらず、γ融合ディザ処理の効率化という課題の認識はない。しかも、上記特許文献1には、PDL形式の画像データにより出力要求を行う画像処理への適合という視点を欠いており、PDL形式の画像データを対象にした前記γ融合ディザ処理の効率化という課題は未解決のままに残されている。
この問題を解決するために、本発明者は先に、印刷出力等の画像出力に用いる画像データの処理を行う画像処理装置を出力制御手段とし、プリンタ等の出力手段により画像データの可視化出力を行わせ、画像出力処理の過程で必要になるγ融合ディザ処理を効率的に行えるようにし、しかも、PDL形式の画像データにより出力要求に適合した前記γ融合ディザ処理を実現する画像処理装置を提案した(特許文献2参照)。
図15は特許文献2に記載の画像処理装置及び画像処理システムの概略構成を示す図である。図15に示すように、この画像処理システムは出力制御装置100と、通信インタフェースを介して接続した出力装置200よりなる。
出力制御装置100は、可視化像の出力が可能なプリンタ等の出力装置200に画像出力の要求をして送り込む画像を処理する画像処理装置であり、出力装置200に対し、出力制御装置として機能する。
この出力制御装置100は、公知の画像処理装置が通常有するハードウェア構成(図示せず)として、装置全体の制御を司るCPU、CPUのワークエリアとして使用されるRAM、処理対象の画像データやCPUを動作させるための各種プログラム等の記憶部、出力装置200とのインタフェース及びユーザが装置に対して動作条件、指令を与える操作・表示部を備える。なお、装置の構成要素として、上記以外に、画像データの入力手段として、スキャナ、さらに外部機器から画像を取込むためのインタフェースを備えていてもよい。
また、ソフトウェア構成として、記憶部に各種の画像処理用のプログラムを搭載し、画像処理を実行する。プログラムの実行により実現する画像処理機能として、スキャナからの画像の取込み処理、画像の作成・編集等の処理、画像出力の要求をして出力装置200に送り込む画像を処理するドライバ(ソフトウェア)による処理機能が含まれる。ドライバは、出力要求された画像データに対し、γ融合ディザ処理 (I)100dのモジュールを用いたγ融合ディザ処理及び画像出力を要求するデータをPDL形式に変換する処理を行う外、γ融合ディザ処理の一環として、負荷分散処理100pのモジュールを用いた負荷分散制御を行う。
出力制御装置100からの画像出力要求を受けて、画像出力を行う出力装置200は、公知の出力装置が通常有するハードウェア構成(図示せず)として、装置全体の制御を司るCPU、CPUのワークエリアとして使用されるRAM、処理対象の画像データやCPUを動作させるための各種プログラム等の記憶部、出力制御装置100とのインタフェース及びプリンタエンジン等の可視像を生成する出力部を備える。なお、装置の構成要素として、上記以外に、ユーザが装置に対して動作条件、指令を与える操作・表示部を備えていてもよい。
また、出力装置200は、ソフトウェア構成として、記憶部に各種の画像出力処理用のプログラムを搭載し、出力処理を実行する。プログラムの実行により実現する画像出力処理機能に、PDL形式の出力要求を解析し、解析結果に従い画像出力に用いる画像データを処理する機能が含まれる。出力装置200は、画像出力に用いる画像データに対する処理の一環として、負荷分散の指定に従いγ融合ディザ処理(II)200dのモジュールを用いたγ融合ディザ処理を行う。
上記した画像処理システム(図15)を次に示す処理フローにより、より詳細に説明する。
図16は、特許文献2に記載の画像処理システムにおける処理フローを示す図である。同図は、出力制御装置100に入力された画像(或いは既に記憶部に蓄積されている画像)に対する画像出力(ここでは、印刷出力)要求がユーザによりなされたときの、印刷出力処理のフローを示している。
まず、出力制御装置100のプリンタドライバは、画像アプリケーションから画像データを入力し(S1101)、入力された画像に対しγ融合ディザ処理の負荷分散を指定する処理を行なう(S1102)。即ち、γ融合ディザ処理を出力制御装置100側で行うか、または出力装置200で行うかを判定し、その指定を行う(判定条件については、後に記載する)。なお、この判定の結果は、保存しておき、負荷分散の制御に用いる。
指定結果がγ融合ディザ処理を出力制御装置100で行うよう指定された場合は(S1103、YES)、γ融合ディザ処理(I)100dのモジュールを用いた処理を行う(S1104)。γ融合ディザ処理は、公知の処理方法(例えば、上記図13、14に関する説明を参照)を適用することにより実施する。
次に、γ融合ディザ処理後のデータをページ単位で、プリンタ等の出力装置200に適合するPDL形式のデータに変換する(S1105)。この後、通信インタフェースを介して、変換後のデータをプリンタ等の出力装置200に出力する(S1106)。
他方、出力制御装置100で行うよう指定されていない場合(S1103、NO)、即ち、出力装置200側でγ融合ディザ処理を行うことが指定されている場合には、出力制御装置100でγ融合ディザ処理を行わずに、次の処理ステップとして、対象画像データをページ単位で、プリンタ等の出力装置200に適合するPDL形式のデータに変換する(S1105)。このPDL形式のデータへの変換過程で、出力装置200でγ融合ディザ処理を行うための処理として、プリンタ等の出力装置200でこの処理を行うことを指示するコマンドをPDL形式のデータに付加する。
この後、通信インタフェースを介して、変換後のデータをプリンタ等の出力装置200に送信する(S1106)。
プリンタ等の出力装置200は、出力制御装置100から通信インタフェースを介して送信されてくる印刷出力要求と画像データを受信する(S1201)。
プリンタ等の出力装置200では、まず、受信したPDL形式の画像データを解析し(S1202)、そこに示されているコマンドから、印刷出力に用いる画像データの処理に必要な処理条件等を抽出する。
次に、γ融合ディザ処理を出力装置200で行うよう指定されている場合(S1203、YES)、即ち、ステップS1202の処理において解析した画像データにγ融合ディザ処理を出力装置200で行うコマンドが付加されている場合には、γ融合ディザ処理 (II)200dのモジュールを用いた処理を行う(S1204)。
他方、出力装置200でγ融合ディザ処理を行うよう指定されていない場合(S1203、NO)、即ち、出力制御装置100でγ融合ディザ処理を行った画像データについては、そのままステップS1205に移行する。
印刷出力用のデータとして必要な変換・処理が施された画像データを用いてプリンタエンジンで印刷を実行する(S1205)。
このように、特許文献2に記載の画像処理システムは、図16に示したステップS1102の処理の負荷分散の指定における負荷分散制御にて、一定条件の下で出力制御装置100にγ融合ディザ処理を実行させており、従来、出力装置200に掛かっていたγ融合ディザ処理の負荷を出力制御装置100に分散させている。
分散条件として、特許文献2には(i)イメージをオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、イメージ個数、イメージサイズ、イメージ変倍率、(ii)テキストをオブジェクト種として含む処理対象画像の、文字数、テキストサイズ、フォント種類、(iii)グラフィックをオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、線分数、座標点数、圧縮方式、(iv)処理対象画像が属性として有する解像度、紙サイズ、BPP(Bit Per Pixel)、プレーン数、イメージ変換指定、データの圧縮指定、PDL種類、(v)出力制御装置側のCPU周波数、HDD回転数、メモリ容量、及び出力装置側のメモリ容量、及び出力制御装置と出力装置間の転送速度が記載されている。
このステップS1202における負荷分散指定の例を図17に示す。図17はイメージオブジェクトの個数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。
(i)におけるイメージオブジェクトの個数を条件とした場合、まずイメージオブジェクトの個数に対する閾値を設け、イメージオブジェクトの個数が閾値を超える場合は(S1301、YES)、処理能力が高いと考えられる出力制御装置100を指定してイメージオブジェクトのγ融合ディザ処理を行わせ、イメージ個数が閾値を超えない場合は(S1301、NO)、通常どおり出力装置200を指定してイメージオブジェクトのγ融合ディザ処理を行わせる。
すなわち、設定した条件において、処理量が多いと判断できる場合は出力制御装置100を指定し、処理量が多くないと判断できる場合は出力装置200を指定する制御を行う。
上記の画像処理システムによって、従来、出力装置に掛かっていたγ融合ディザ処理の負荷を出力制御装置に分散でき、γ融合ディザ処理を効率的に行うことができる。
ただ、特許文献2に記載の負荷分散制御におけるオブジェクト種等による分散条件では、なお負荷分散されない部分があり、その部分は出力装置に負担を掛けていたが、分散条件を追加し、各条件毎にγ融合ディザ処理を出力制御装置又は出力制御装置のいずれかで行うことで、より効率的にγ融合ディザ処理を行えることが分かった。
特開2004−7415号公報 特開2006−67322号公報
したがって、本発明の目的は、特許文献2に記載の画像処理装置において、γ融合ディザ処理を画像処理装置と画像出力装置のいずれで行うかを指定するための条件を追加し、より多様な条件でγ融合ディザ処理の負荷を分散できるようにし、γ融合ディザ処理を効率的に行うことである。
請求項1の発明は、画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、テキストをPDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、その色数、太文字数、斜体文字(イタリック)数、網掛け文字数の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、各工程を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、線画をPDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、その線幅、破線数、先端形状、線種の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、各工程を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、PDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、全てのオブジェクトの頻度情報、地紋適用可否の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、各工程を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された画像処理方法において、前記指定は、各条件毎にγ融合ディザ処理の処理量を基準に行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された画像処理方法において、前記指定は、画像データのジョブ単位、ページ単位、バンド単位の少なくとも一つを単位として行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載された画像処理方法において、出力制御装置は情報処理装置であり、出力装置はプリンタであることを特徴とする。
本発明によれば、より多様な条件で負荷分散を指定でき、負荷分散が最適化され、γ融合ディザ処理を効率的に行うことができる。その結果、画像処理装置及び出力装置のスループットが向上する。
以下に、本発明の画像処理方法を適用する画像処理システムの実施形態を説明する。
本実施形態における画像処理装置及び画像処理システムの概略構成は、特許文献2に記載されているもの、即ち図15に示す画像処理装置及び画像処理システムの概略構成と同様である。
また、本実施形態における画像処理システムで実行する処理は、特許文献2に記載されている図16に示した処理フローと、ステップS1102の処理のサブルーチンにおける負荷分散制御を除いて、基本的に同様である。
従って、特許文献2に記載されているものと同様の部分の説明は省略し、本実施形態の説明においては、図16に示したステップS1102の処理のサブルーチンにおける負荷分散制御の判定処理条件について、以下(1)〜(10)に分けて説明する。
以下で説明する(1)〜(4)の判定処理条件は画像データに含まれるテキストオブジェクトに関するもの、(5)〜(8)の判定処理条件は画像データに含まれるライン(線画)オブジェクトに関するもの、(9)〜(10)の判定処理条件は全てのオブジェクトに関するものである。
(1)テキストオブジェクトの色数を条件とした負荷分散の指定
特許文献2に記載の画像処理装置においては、テキストオブジェクトを含む処理対象画像に対し、文字数、テキストサイズ、フォント種類を負荷分散の判定処理条件としていた。
しかし、PDL変換する画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、テキストオブジェクトの色数が少ないと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなるため、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、更にテキストオブジェクトの色数を条件として、負荷分散の指定(図16、S1102)を行うようにして、適正な負荷分散を行うようにする。
つまり、テキストオブジェクトの色数に対する閾値を設け、色数が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図1は、テキストオブジェクトの色数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるテキストオブジェクトの色数が閾値を超えるか、否かを判断し(S101)、超えない場合には(S101、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S103)。
他方、テキストオブジェクトの色数が閾値を超える場合(S101、YES)には、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S102)。
このように、テキストオブジェクトの色数を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、テキストオブジェクトの色数を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
また、本実施形態では、上記のテキストオブジェクトの色数を条件として、γ融合ディザ処理の実行装置を判断する場合に、判断の対象となる画像の画像単位についての設定を可能とする。
図2は設定可能な画像単位で負荷分散を行う画像処理システムの概略図である。図2に示すように、印刷要求をして送信される画像データの(A)ジョブ単位、(B)ページ単位、(C)バンド単位の少なくとも1つを、γ融合ディザ処理の実行装置を判断する単位として設定できる。
このようにすると、ジョブ単位、ページ単位、バンド単位でγ融合ディザ処理の切り替えができる。ここで、ジョブ単位とした場合は、複数ジョブの並行/代行印刷における出力装置200と出力制御装置100全体のスループットが向上し、また、ページ単位とした場合は、出力装置200の負荷状況に応じてテキストオブジェクトのγ融合ディザ処理の負荷分散を行うことができ、また、バンド単位とした場合は、より詳細な区分けでテキストオブジェクトのγ融合ディザ処理の負荷分散指定ができ、何れの場合にも、より適正な動作が可能になる。さらに、対象となるテキストオブジェクトのγ融合ディザ処理の負荷分散の制御に汎用性を与えることができる。
以上の設定は、以下(2)〜(10)における処理の場合にも適用できる。
(2)テキストオブジェクトの太文字の文字数を条件とした負荷分散の指定
特許文献2に記載の画像処理装置においては、テキストオブジェクトを含む処理対象画像に対し、文字数を負荷分散の判定処理条件としていただけである。
しかし、PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、テキストオブジェクトの太文字の文字数が少ないと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなるため、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、通常の文字の文字数だけではなく、テキストオブジェクトの太文字の文字数に対する閾値を設け、太文字の文字数が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図3は、テキストオブジェクトの太文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるテキストオブジェクトの太文字の文字数が閾値を超えるか、否かを判断し(S201)、超えない場合には(S201、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S203)。
他方、テキストオブジェクトの太文字の文字数が閾値を超える場合には(S201、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S202)。
このように、テキストオブジェクトの太文字の文字数を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、テキストオブジェクトの太文字の文字数を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
(3)テキストオブジェクトの斜体文字の文字数を条件とした負荷分散の指定
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、テキストオブジェクトの斜体文字の文字数が少ないと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなるため、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、通常の文字の文字数だけではなく、テキストオブジェクトの斜体文字の文字数に対する閾値を設け、斜体文字の文字数が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図4は、テキストオブジェクトの斜体文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるテキストオブジェクトの斜体文字の文字数が閾値を超えるか、否かを判断し(S301)、超えない場合には(S301、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S303)。
他方、テキストオブジェクトの斜体文字の文字数が閾値を超える場合には(S301、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S302)。
このように、テキストオブジェクトの斜体文字の文字数を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、テキストオブジェクト斜体文字の文字数を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
(4)テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数を条件とした負荷分散の指定
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数が少ないと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなるため、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、通常の文字の文字数だけではなく、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数に対する閾値を設け、網掛け文字の文字数が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図5は、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるテキストオブジェクトの網掛け文字の文字数が閾値を超えるか、否かを判断し(S401)、超えない場合には(S401、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S403)。
他方、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数が閾値を超える場合には(S401、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S402)。
このように、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
上記(1)〜(4)の処理における条件は、単独で設定してもよいし、組み合わせて設定してもよい。例えば、(1)と(2)の処理における条件を組み合わせて、色数が閾値を超え、且つ太文字の文字数が閾値を超えた場合は出力制御装置100にてγ融合ディザ処理を行わせる、等である。
(5)ラインオブジェクトの線幅を条件とした負荷分散の指定
ラインオブジェクトに関した判定処理条件(なお、特許文献2には負荷分散処理の判定処理条件として記載されていない)を設定する。
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、ラインオブジェクトの線幅が狭いと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなる。
従って、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、ラインオブジェクトの線幅を条件として、負荷分散の指定(図16、S1102)を行うようにして、適正な負荷分散を行うようにする。
つまり、ラインオブジェクトの線幅に対する閾値を設け、線幅が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図6はラインオブジェクトの線幅を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるラインオブジェクトの線幅が閾値を超えるか、否かを判断し(S501)、超えない場合には(S501、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S503)。
他方、ラインオブジェクトの線幅が閾値を超える場合には(S501、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S502)。
このように、ラインオブジェクトの線幅を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、ラインオブジェクトの線幅を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
(6)ラインオブジェクトの破線の使用量を条件とした負荷分散の指定
上記(5)における処理ではラインオブジェクトを対象に、線幅を条件とした処理を行ったが、本処理はラインオブジェクトを対象とする点は同様であるが、ラインオブジェクトの破線の使用量を条件として負荷分散の指定(図16、S1102)を行う。
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、ラインオブジェクトの破線の使用量が少ないと、γ融合ディザ処理における処理量も少なくなる。従って、本実施形態では図16に示した処理フローにおいて、テキストオブジェクトの破線の使用量に対する閾値を設け、破線の使用量が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図7は、ラインオブジェクトの破線の使用量を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるラインオブジェクトの破線の使用量が閾値を超えるか、否かを判断し(S601)、超えない場合には(S601、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S603)。
他方、ラインオブジェクトの破線の使用量が閾値を超える場合には(S601、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S602)。
このように、ラインオブジェクトの破線の使用量を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、ラインオブジェクトの破線の使用量を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
(7)ラインオブジェクトの先端形状を条件とした負荷分散の指定
上記(5)及び(6)における処理ではラインオブジェクトを対象に、線幅や破線の使用量を条件とした処理を行ったが、本処理はラインオブジェクトを対象とする点は同様であるが、ラインオブジェクトの先端形状を条件として負荷分散の指定を行う。
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、ラインオブジェクトの先端形状(例えば丸まった先端、角張った先端など)が異なることで、γ融合ディザ処理における処理量も異なる。
従って、本実施形態では、ラインオブジェクトの先端形状の種類のうち処理量の多い形状を予め設定し、当該画像データのラインオブジェクトの先端形状が設定した特定の形状である場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図8は、ラインオブジェクトの先端形状を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるラインオブジェクトの先端形状が特定の形状であるか、否かを判断し(S701)、特定の形状である場合には(S701、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S702)。
他方、ラインオブジェクトの先端形状が特定の形状でない場合には(S701、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S703)。
このように、ラインオブジェクトの先端形状が、予め定めた、処理に時間が掛かる先端形状であることを条件として、実行装置を指定するようにしたので負荷分散を最適化できる。
(8)ラインオブジェクトの線種を条件とした負荷分散の指定
上記(5)ないし(7)における処理ではラインオブジェクトを対象に、線幅、破線の使用量、先端形状を条件とした処理を行ったが、本処理はラインオブジェクトを対象とする点は同様であるが、ラインオブジェクトの線種(例えば波線、折れ線など)を条件として負荷分散の指定を行う。
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、ラインオブジェクトの線種が異なることで、γ融合ディザ処理における処理量も異なる。
従って、本実施形態では、ラインオブジェクトの線種のうち処理量の多い線種を予め設定し、当該画像データのラインオブジェクトの線種が設定した特定の線種である場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図9は、ラインオブジェクトの線種を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれるラインオブジェクトの線種が特定の形状であるか、否かを判断し(S801)、特定の線種である場合には(S801、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S802)。
他方、ラインオブジェクトの線種が特定の線種でない場合には(S801、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S803)。
このように、ラインオブジェクトの線種が、予め定めた、処理に時間が掛かる線種であることを条件として、実行装置を指定するようにしたので負荷分散を最適化できる。
上記(5)〜(8)の処理における条件は、単独で設定してもよいし、組み合わせて設定してもよい。例えば、(7)と(8)の処理における条件を組み合わせて、先端形状が特定の形状であり、且つ線種が特定の線種の場合は出力制御装置100にてγ融合ディザ処理を行わせる、等である。
(9)ある特定のオブジェクトの使用量を条件とした負荷分散の指定
PDL変換した画像データに含まれる全てのオブジェクトのうち、イメージオブジェクト、又はテキストオブジェクトの個数を条件として、負荷分散の指定を行うことは特許文献2に記載されている。そこで本処理は、イメージオブジェクト、又はテキストオブジェクトだけではなく、その他のオブジェクトの使用量についても設定により、条件とし、負荷分散の指定(図16、S1102)を行うようにして、適正な負荷分散を行うようにする。
つまり、ある特定のオブジェクトの使用量に対する閾値を設け、使用量が閾値をこえる場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図10は、ある特定のオブジェクトの使用量を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に含まれる、ある特定のオブジェクトの使用量が閾値をこえているか、否かを判断し(S901)、閾値をこえている場合には(S901、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S902)。
他方、ある特定のオブジェクトの使用量が閾値をこえていない場合には(S901、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S903)。
このように、ある特定のオブジェクトの使用量を条件として、処理実行装置を指定するようにしたため、ある特定のオブジェクトの使用量を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることができる。
(10)地紋処理の適用を条件とした負荷分散の指定
図11は地紋処理の例を示す図である。地紋処理とは、図11に示すような出力物全体に、ある地紋パターンを貼り付けることで、当該出力物のコピー後に文字を浮き上がらせて複製を禁止することができる画像処理方法である。図11に示す例では、地紋パターンを貼り付けることで、コピーすると「コピー禁止」という文字が浮き上がってくる。この地紋処理が適用された画像データのγ融合ディザ処理は処理の負担が大きい。
従って、図16に示した処理フローにおいて、地紋処理の適用を条件として、負荷分散の指定(図16、S1102)を行い、適正な負荷分散を行うようにする。つまり、当該画像データに地紋処理が適用されている場合に、出力制御装置100を指定して当該画像データのγ融合ディザ処理を行わせるようにする。
図12は、地紋処理の適用を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理フローを示す。
まず、処理対象の画像に地紋処理が適用されているか、否かを判断し(S1001)、適用されている場合には(S1001、YES)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力制御装置100に指定する(S1002)。
他方、地紋処理が適用されていない場合には(S1001、NO)、当該画像データのγ融合ディザ処理の実行装置を出力装置200に指定する(S1003)。
このように、地紋処理の適用を条件として処理実行装置を指定するようにしたため、地紋処理の適用を反映した負荷分散を行い、全体のスループットの向上を図ることが可能になる。
上記(1)〜(10)の各処理における条件は、単独で設定してもよいし、組み合わせて設定してもよい。たとえば、(1)と(5)と(10)の処理における条件を組み合わせて、テキストオブジェクトの色数が閾値を超え、且つ、ラインオブジェクトの線幅が閾値を超え、且つ、当該画像データに地紋処理がなされている場合は出力制御装置100にてγ融合ディザ処理を行う、等である。
以上の負荷分散制御の処理条件を用いて、図16に示したステップS1102の処理を実行し、後の処理は特許文献2に記載の画像処理システムと同様である。
テキストオブジェクトの色数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 設定の変更が可能な負荷分散の制御単位である(A)ジョブ、(B)ページ、(C)バンドで負荷分散を行う画像処理システムの概略図である。 テキストオブジェクトの太文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 テキストオブジェクトの斜体文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 テキストオブジェクトの網掛け文字の文字数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 ラインオブジェクトの線幅を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 ラインオブジェクトの破線の使用量を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 ラインオブジェクトの先端形状を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 ラインオブジェクトの線種を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 ある特定のオブジェクトの使用量を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 地紋処理の例を示す図である。 地紋処理の適用を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。 γ融合ディザ閾値パターン(C)の1例と、γ融合ディザ閾値パターンのもとになるディザ閾値パターン(A)とγパターン(B)との関係を説明する図である。 γ反映前後のディザパターンを示す図である。 特許文献2に記載の画像処理システムの概略構成を示す図である 特許文献2に記載の画像処理システムにおいて画像出力要求がなされたときの、印刷出力処理のフロー図である。 イメージオブジェクトの個数を条件とした負荷分散の指定のサブルーチンにおける処理のフロー図である。
符号の説明
100・・・出力制御装置、100p・・・負荷分散処理モジュール、100d・・・γ融合ディザ処理(I)モジュール、200・・・出力装置、200d・・・γ融合ディザ処理(II)モジュール。

Claims (6)

  1. 画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、
    テキストをPDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、その色数、太文字数、斜体文字(イタリック)数、網掛け文字数の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、
    各工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、
    線画をPDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、その線幅、破線数、先端形状、線種の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、
    各工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  3. 画像データを出力制御装置においてPDLデータに変換し、該PDLデータを出力装置で出力処理する画像処理方法であって、
    PDLのオブジェクト種として含む処理対象画像に対し、全てのオブジェクトの頻度情報、地紋適用可否の少なくとも一つを条件として、各条件毎に前記出力制御装置又は出力装置を指定し、前記指定に従って、前記出力制御装置又は出力装置において画像データのγ融合ディザ処理を行う、
    各工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された画像処理方法において、
    前記指定は、各条件毎にγ融合ディザ処理の処理量を基準に行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された画像処理方法において、
    前記指定は、画像データのジョブ単位、ページ単位、バンド単位の少なくとも一つを単位として行うことを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された画像処理方法において、
    出力制御装置は情報処理装置であり、出力装置はプリンタであることを特徴とする画像処理方法。
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