JP2008078764A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 LNA基板上にポール型アンテナモジュールを容易に真っ直ぐに立てること。
【解決手段】 裏面(30b)上に低雑音増幅器(LNA)が搭載されたLNA基板(30)と、中心軸(O)に沿って上下方向に延在し、LNA基板の主面(30a)上に搭載されたポール型アンテナモジュール(20)とを備えたアンテナ装置(10)は、ポール型アンテナモジュール(20)の筒体(20b)の下端部の外周面を保持して、当該ポール型アンテナモジュールをLNA基板(20)の主面(20a)上に取り付ける金属製の取付金具(40)を備える。取付金具(40)は、筒体(20b)の外直径と実質的に等しい内直径を持ち、筒体(20b)の下端部の外周面を覆うリング状部材(40R)を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、人工衛星からの電波(以下「衛星波」とも呼ぶ。)または地上での電波(以下「地上波」とも呼ぶ。)を受信してデジタルラジオ放送を聴取することが可能なデジタルラジオ受信機用のポール型アンテナモジュールの回路基板(LNA基板)への取付構造に関する。
最近、衛星波または地上波を受信して、デジタルラジオ放送を聴取可能にしたデジタルラジオ受信機が開発され、米国において実用化されている。このデジタルラジオ受信機は、一般には、自動車等の移動体に搭載され、周波数が約2.3GHz帯の電波を受信してラジオ放送を聴取することが可能である。すなわち、デジタルラジオ受信機は、モバイル放送を聴取することが可能なラジオ受信機である。受信電波の周波数が約2.3GHz帯なので、そのときの受信波長(共振波長)λは約128.3mmである。尚、地上波は、衛星波を一旦、地球局で受信した後、周波数を若干シフトし、直線偏波で再送信したものである。すなわち、衛星波は円偏波であるの対して、地上波は直線偏波である。
このようにデジタルラジオ放送では、約2.3GHz帯の周波数の電波が使用されるので、その電波を受信するアンテナ装置は、室外に設置されなければならない。
デジタルラジオ受信機としては、自動車に搭載されるもの、家屋などに設置されるもの、さらに、バッテリを電源として持ち運びができる可搬型のものがある。
可搬型のデジタルラジオ受信機の具体例として、可搬型音響機器等の可搬型電子機器が提供されている。この可搬型電子機器では、デジタルラジオ放送を聴取するためのデジタルチューナに加えて、例えばコンパクトディスク(CD)等の光ディスクを再生するための光ディスクドライブや、アンプ、スピーカを一体的に筐体に内蔵している。
一方、約2.3GHz帯の周波数の電波を受信するアンテナとしては、種々の構造のものが提案されている。その形状で大別すると、パッチアンテナである平面型(平板型)と、ループアンテナやヘリカルアンテナ等の円筒型とがある。このような平面型アンテナや円筒型アンテナは、前述した可搬型電子機器の筐体とは別体の状態で用意され、筐体に内蔵されたデジタルラジオチューナに対してケーブルおよびコネクタを介して接続され、使用される。
尚、一般的に円筒型アンテナが平面型アンテナよりも使用されている。その理由は、広い指向性がアンテナを円筒型に形成することによって達成されるからである。上述したように、円筒型アンテナは、ループアンテナとヘリカルアンテナとに大別される。
ループアンテナとしては、電磁結合型4点給電ループアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示された電磁結合型4点給電ループアンテナは、可撓性の誘電体フィルム部材を中心軸の回りに筒状に丸めて形成された筒体と、この筒体にその周面に沿って中心軸の回りにループ状に形成されたループ部と、筒体の周面上に形成されたループ部へ給電する4本の給電線とを有する。ループ部には、4本の給電線に対して、それぞれ、ギャップを空けた状態でループ部から4本の給電線に沿って延在している4本の電磁結合線が接続されており、電磁結合によって給電を行っている。このループアンテナでは、中心軸と直交する方向へ延在する回路基板の裏面に接地導体パターンが形成されている。
一方、ヘリカルアンテナも知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2では、可撓性の誘電体フィルム部材の一面上に4本のへリックス導線から成るアンテナパターンを印刷したもの(以下「アンテナパターン付き誘電体フィルム部材」と呼ぶ)を作製し、そのアンテナパターン付き誘電体フィルム部材を上記一面が外周面となるように中心軸の回りに円筒状に丸めることによって、ヘリカルアンテナを製造することを提案している。このようなヘリカルアンテナにおいても、中心軸と直交する方向へ延在する回路基板の裏面には接地導体パターンが形成されている。
尚、このような円筒型アンテナの場合、そのループ部から4本の電磁結合線を介して受信又はヘリックス導線で受信された複数の衛星波(円偏波)は、移相器によってそれらの位相をシフトすることにより互いに位相を一致させて(調整して)合成された後、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)によって増幅され、受信機本体へ送られる。ここで、ヘリカルアンテナと移相器との組合せは、アンテナモジュールと呼ばれ、ヘリカルアンテナと移相器と低雑音増幅器(LNA)との組み合わせは、アンテナ装置と呼ばれる。
また、円筒状部材の外周面にアンテナパターンを形成して成るヘリカルアンテナと、その円筒状部材の外周面にアンテナパターンと連続して(接続して)形成されたフェーズシフタパターンを形成して成る移相器とを含むアンテナモジュールも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
このようなアンテナモジュールは、可撓性の誘電体フィルム部材を中心軸の周りに筒状に丸めて形成された筒体(円筒状部材)を有するので、ポール型アンテナモジュールと呼ばれる。
特開2003−298335号公報 特開2003−37430号公報 特開2001−339228号公報
ところで、特許文献3に開示されているような、筒体(円筒状部材)にヘリカルアンテナパターンとフェーズシフタパターンとが形成されたポール型アンテナモジュールを、裏面に低雑音増幅器(LNA)を搭載した回路基板の主面上に立てた状態で設置して、アンテナ装置を構成したい場合がある。このような、LNAを搭載した回路基板は、LNA基板と呼ばれる。換言すれば、筒体(円筒状部材)の中心軸に対して直交する方向へ延在するLNA基板の主面上に、上記ポール型アンテナモジュールを垂直に立てて設置したい場合がある。すなわち、LNA基板の主面上にポール型アンテナモジュールを縦置きして、アンテナ装置を構成したい場合がある。
しかしながら、筒体(円筒状部材)は、前述したように、可撓性の誘電体フィルム部材を中心軸の周りに筒状に丸めて形成されたものなので、強度が弱く、ポール型アンテナモジュールをLNA基板の主面上に真っ直ぐに立てることが非常に困難である。また、LNA基板上に立設したポール型アンテナモジュールが振動等によってフラツクという問題もある。
したがって、本発明の課題は、LNA基板上にポール型アンテナモジュールを容易に真っ直ぐに立てることが可能なアンテナ装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、振動等に耐えた状態で、ポール型アンテナモジュールをLNA基板上に安定して取付固定することができるアンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、互いに対向する主面(30a)及び裏面(30b)を持ち、前記裏面上に低雑音増幅器(LNA)が搭載されたLNA基板(30)と、中心軸(O)に沿って上下方向に延在し、前記LNA基板の前記主面上に搭載されたポール型アンテナモジュール(20)とを備えたアンテナ装置であって、前記ポール型アンテナモジュールは、可撓性の誘電体フィルム部材(20a)を前記中心軸の回りで筒状に形成した筒体(20b)を含む、前記アンテナ装置において、前記ポール型アンテナモジュール(20)の前記筒体(20b)の下端部の外周面を保持して、当該ポール型アンテナモジュールを前記LNA基板の主面上に取り付ける金属製の取付金具(40)を備えたことを特徴とする、アンテナ装置(10)が得られる。
上記アンテナ装置(10)において、前記取付金具(40)は、例えば、前記筒体(20b)の外直径と実質的に等しい内直径を持ち、前記筒体の下端部の外周面を覆うリング状部材(40R)から構成される。前記ポール型アンテナモジュール(20)は、前記筒体(20b)の下端から延在する細長いモジュール延在部分(20E)を有することが好ましい。この場合、前記取付金具(40)は、前記リング状部材(40R)の下周端の所定箇所から延在するホルダ延在部分(40E)を有して良く、該ホルダ延在部分(40E)は、前記モジュール延在部分(20E)に沿って配設されて前記モジュール延在部分を支持する。前記モジュール延在部分(20E)は、前記筒体(20b)の下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたモジュール水平延在部分(20EH)と、該モジュール水平延在部分の先端の前記中心軸付近で、前記中心軸と平行に下方へ直角に折り曲げられたモジュール垂直延在部分(20EV)とから構成されることが望ましく、前記ホルダ延在部分(40E)は、前記リング状部材(40R)の下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたホルダ水平延在部分(40EH)と、該ホルダ水平延在部分の先端の前記中心軸付近で、前記中心軸と平行に下方へ直角に折り曲げられたホルダ垂直延在部分(40EV)とから構成されることが望ましい。この場合、前記LNA基板(30)は、前記ポール型アンテナモジュール(20)のほぼ前記中心軸(O)に、前記モジュール垂直延在部分(20EV)と前記ホルダ垂直延在部分(40EV)とを貫通させる貫通孔(34)を持つ。
また、上記アンテナ装置(10)において、前記ポール型アンテナモジュール(20)は、前記筒体(20b)の上部で、前記筒体の周面に形成された複数本の導体(21〜24;21A〜24A;21B〜24B,28)から成るアンテナパターン(20A)と、前記筒体(20b)の下部で、前記筒体の周面に、前記アンテナパターンと電気的に接続されて形成されたフェーズシフタパターン(25;25A)とから構成されて良い。前記アンテナパターン(20A)は、前記中心軸(O)方向で螺旋状に延在して形成されたヘリカルパターン(21〜24;21A〜24A;21B〜24B)と、前記筒体の上端部において前記ヘリカルパターンの端部と接続されるループパターン(28)とから構成されることが好ましい。前記ヘリカルパターン(21A〜24A;21B〜24B)は、前記中心軸方向で少なくとも1回反対方向へ屈曲した屈曲部を有することが望ましい。前記ヘリカルパターン(21B〜24B)は、前記螺旋状に延在する部分の少なくとも一部がミアンダ状にされていることが好ましい。前記アンテナパターン(20A)と前記フェーズシフタパターン(25;25A)は、前記筒体(20b)の内周面(20−1)に形成されることが好ましい。この場合、前記ポール型アンテナモジュール(20)は、前記筒体(20b)の外周面(20−2)で、且つ前記フェーズシフタパターンが形成された場所と対応する面に形成されたグラウンドパターン(27)を更に有して良い。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明に係るアンテナ装置は、ポール型アンテナモジュールの筒体の下端部の外周面を保持して、当該ポール型アンテナモジュールをLNA基板の主面上に取り付ける金属製の取付金具を備えているので、LNA基板上にポール型アンテナモジュールを容易に真っ直ぐに立てることができ、振動等に耐えた状態で、ポール型アンテナモジュールをLNA基板上に安定して取付固定することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るアンテナ装置10について説明する。図示のアンテナ装置10は、デジタルラジオ受信機用のアンテナ装置であって、可搬型電子機器(図示せず)の筐体に内蔵されたデジタルラジオチューナ(図示せず)に対してケーブル(図示せず)およびコネクタ(図示せず)を介して接続され、使用される。
図示のアンテナ装置10は、ポール型アンテナモジュール20と、回路基板30と、金属製の取付金具(ホルダ)40とを有する。
回路基板30は、互いに対向する主面(上面)30a及び裏面(底面)30bを持つ。回路基板30の主面30a上には、ポール型アンテナモジュール20が後述するように搭載される。回路基板30の裏面30bには、低雑音増幅器(LNA)用の複数の回路部品32が搭載されている。従って、回路基板30はLNA基板とも呼ばれる。LNA用の複数の回路部品32は、回路基板30の裏面30bに取り付けられたシールドカバー(図示せず)で覆われる。前述したように、回路基板30は、LNAを搭載しているので、LNA基板とも呼ばれる。
ポール型アンテナモジュール20は、中心軸Oに沿って上下方向に延在し、LNA基板30の主面30a上に、後述するように、搭載される。ポール型アンテナモジュール20は、後述する可撓性の誘電体フィルム部材20aを中心軸Oの回りで筒状に形成した筒体20bを含む。
金属製の取付金具(ホルダ)40は、ポール型アンテナモジュール20の筒体20bの下端部の外周面を保持して、当該ポール型アンテナモジュール20をLNA基板30の主面30a上に取り付けるための部材である。この金属製の取付金具(ホルダ)40は、半田42によりLNA基板30の主面30a上に固定される。図1に示す例においては、半田42は取付金具(ホルダ)40の外周下端で複数個所に設けられているが、半田42は取付金具(ホルダ)40の外周下端全周に亘って設けられても良い。尚、金属製の取付金具(ホルダ)40の詳細な構造(構成)については、後で図面を参照して説明する。
図1に加えて図2をも参照して、図1のアンテナ装置10に使用されるポール型アンテナモジュール20の第1の例について説明する。図2はポール型アンテナモジュール20の展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。
図示のポール型アンテナモジュール20は、図2に示されるような可撓性の誘電体フィルム部材20aを中心軸Oの回りに筒状に丸めて形成された筒体20bを有する。図2において、(A)は誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1を示し、(B)は誘電体フィルム部材20aの第2の面20−2を示す。
誘電体フィルム部材20aは、低損失誘電体材料、例えばテフロン(登録商標)系材料によるフィルムを用いて作製される。誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1側には、上部および下部にそれぞれアンテナパターン部分20Aおよびフェーズシフタ部分20Pが形成されている。アンテナパターン部分20Aは、実質的に平行四辺形の形状をしており、フェーズシフタ部分20Pは、実質的に矩形の形状をしている。
アンテナパターン部分20Aは、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で螺旋状に延在して形成されたヘリカルパターン部分20Hと、筒体20bの上端部においてヘリカルパターン部分20Hの端部と接続されるループパターン部分20Lとから構成されている。
誘電体フィルム部材20aを第1の面20−1が内周面となるように丸めたうえで、その一対の側辺間を接続することにより、図1に示されるような、筒体20bが形成される。一対の側辺間の接続は、例えば、両面接着テープや接着剤、半田付けなどによって行われる。
ヘリカルアンテナ部分20Hの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21,22,23,24から成る第1のアンテナパターンが形成されている。図示の第1乃至第4のヘリカル導体21〜24の各々は、側辺と平行に延在して形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、第1乃至第4のヘリカル導体21〜24の各々は、筒体20bの内周面にヘリックス状に延在して形成されることになる。第1乃至第4のヘリカル導体21〜24から成る第1のアンテナパターンはヘリカルアンテナとして働く。
ループアンテナ部分20Lの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21〜24の先端(上端)と接続されたループ導体28から成る第2のアンテナパターンが形成されている。このループ導体28から成る第2のアンテナパターンはループアンテナとして働く。
フェーズシフタ部分20Pの第1の面20−1上には、上記第1のアンテナパターンと電気的に接続されたフェーズシフタパターン25が形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、筒体20bの内周面にフェーズシフタパターン25が形成されることになる。このフェーズシフタパターン25は移相器として働く。
フェーズシフタ部分20Pの第2の面20−2上には、グラウンドパターン27が形成されている。すなわち、グラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面に形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、筒体20bの外周面で、且つフェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面にグラウンドパターン27が形成されることになる。このグラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25を覆うように設けられたシールド部材として働く。
誘電体フィルム部材20aは、フェーズシフタ部分20Pから下方へ延在する細長いモジュール延在部分20Eを更に有する。モジュール延在部分20Eの第1の面20−1上には、フェーズシフタパターン25の出力端子25aに一端が接続され、他端がポール型アンテナモジュール20の出力端子26aとして働く伝送導体26が形成されている。また、モジュール延在部分20Eの第2の面20−2上には、上記グラウンドパターン27が延在している。
前述したように、アンテナ装置10は、回路基板(LNA基板)30を備える。回路基板30の裏面30bには低雑音増幅器(LNA)用の回路部品32が搭載されている。低雑音増幅器の入力端子32aは、後述するように、ポール型アンテナモジュール20の出力端子26aと接続される。
ループアンテナ部分20Lのループ導体28及びヘリカルアンテナ部分20Hの4本のヘリカル導体21〜24で受信された複数の衛星波(円偏波)は、フェーズシフタパターン25によってそれらの位相をシフトすることにより互いに位相を一致させて(調整して)合成された後、モジュール延在部分20Eの伝送導体26を介して低雑音増幅器(LNA)によって増幅され、ケーブル(図示せず)を介して受信機本体(図示せず)へ送られる。
図3及び図4を参照して、ポール型アンテナモジュール20及び取付金具(ホルダ)40について説明する。図3はポール型アンテナモジュール20と取付金具(ホルダ)40とを示す分解斜視図であり、図4はポール型アンテナモジュール20と取付金具(ホルダ)40とを組み合わせた状態を示す部分拡大斜視図である。
ポール型アンテナモジュール20のモジュール延在部分20Eは、ポール型アンテナモジュール20の筒体20bの下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたモジュール水平延在部分20EHと、このモジュール水平延在部分20EHの先端のほぼ中心軸O付近で、中心軸Oと平行に下方へ直角に折り曲げられたモジュール垂直延在部分20EVとから成る、逆L字型の形状をしている。
一方、取付金具(ホルダ)40は、ポール型アンテナモジュール20の筒体20bの外直径と実質的に等しい内直径を持ち、筒体20bの下端部の外周面(グラウンドパターン27)を覆うリング状部材40Rと、このリング状部材40Rの下周端の所定箇所から延在するホルダ延在部分40Eとを有する。リング状部材40Rは、ホルダ延在部分40Eが設けられる箇所の近傍に、ギャップ40Raを持つ。
ホルダ延在部分40Eは、リング状部材40Rの下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたホルダ水平延在部分40EHと、このホルダ水平延在部分40EHの先端のほぼ中心軸O付近で、中心軸Oと平行に下方へ直角に折り曲げられたホルダ垂直延在部分40EVとを有する、逆L字形の形状をしている。ホルダ延在部分40Eのホルダ垂直延在部分40EVの長さは、モジュール延在部分20Eのモジュール垂直延在部分20EVの長さよりも短い。
図4に示されるように、モジュール延在部分20Eは、ホルダ延在部分40Eに沿って配設される。換言すれば、ホルダ延在部分40Eは、モジュール延在部分20Eに沿って配設され、モジュール延在部分20Eを支持する。したがって、モジュール延在部分20Eの第2の面20−2上に形成されたグラウンドパターン27は、ホルダ延在部分40Eと電気的に接触することになる。
図1に戻って、回路基板(LNA基板)30は、ポール型アンテナモジュール20のほぼ中心軸Oに、主面30aと裏面30bとの間を貫通する貫通孔34を持つ。この貫通孔34は、モジュール延在部分20Eのモジュール垂直延在部分20EVとホルダ延在部分40Eのホルダ垂直延在部分40EVとを貫通させるためのものである。モジュール延在部分20Eのモジュール垂直延在部分20EVは、図1に図示されるように曲げられ、その先端部に設けられたポール型アンテナモジュール20の出力端子26a(図2(A)参照)は、回路基板(LNA基板)30の裏面(底面)30b上に形成された低雑音増幅器の入力端子32aに半田(図示せず)により接続される。
上述したように、ポール型アンテナモジュール20は、取付金具(ホルダ)40によって、その筒体20bの下端部の外周面が保持されて、LNA基板30の主面30a上に取り付けられる。従って、LNA基板30上にポール型アンテナモジュール20を容易に真っ直ぐに立てることができる。また、振動等に耐えた状態で、ポール型アンテナモジュール20をLNA基板30上に安定して取付固定することができる。
図5及び図6を参照して、図1のアンテナ装置10に使用されるポール型アンテナモジュール20の第2の例について説明する。図5はポール型アンテナモジュール20の展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。図6はポール型アンテナモジュール20の透視斜視図である。
第2の例によるポール型アンテナモジュール20は、外形形状は図1及び図2に示されるものと同じであり、誘電体フィルム部材に形成される導体パターンの形状が異なるだけである。それゆえ、第1の例によるポール型アンテナモジュールと同じ部分には同一番号を付してある。
すなわち、第2の例によるポール型アンテナモジュール20は、第1乃至第4のヘリカル導体の構成が相違している点を除いて、図1及び図2に示した第1の例によるポール型アンテナモジュール20と同様の構成を有する。従って、第1乃至第4のヘリカル導体に、それぞれ、21A,22A,23A,および24Aの参照符号を付してある。
図示のポール型アンテナモジュール20は、図5に示されるような可撓性の誘電体フィルム部材20aを中心軸の回りに筒状に丸めて形成された筒体20bを有する。図5において、(A)は誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1を示し、(B)は誘電体フィルム部材20aの第2の面20−2を示す。
誘電体フィルム部材20aは、低損失誘電体材料、例えばテフロン(登録商標)系材料によるフィルムを用いて作製される。誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1側には、上部および下部にそれぞれアンテナパターン部分20Aおよびフェーズシフタ部分20Pが形成されている。アンテナパターン部分20Aは、実質的に平行四辺形の形状をしており、フェーズシフタ部分20Pは、実質的に矩形の形状をしている。
アンテナパターン部分20Aは、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸方向)で螺旋状に延在して形成されたヘリカルパターン部分20Hと、筒体20bの上端部においてヘリカルパターン部分20Hの端部と接続されるループパターン部分20Lとから構成されている。
誘電体フィルム部材20aを第1の面20−1が内周面となるように丸めたうえで、その一対の側辺間を接続することにより、図6に示されるような、筒体20bが形成される。一対の側辺間の接続は、例えば、両面接着テープや接着剤、半田付けなどによって行われる。
ヘリカルアンテナ部分20Hの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21A,22A,23A,24Aから成る第1のアンテナパターンが形成されている。図示の第1乃至第4のヘリカル導体21A〜24Aの各々は、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で2回反対方向へ屈曲した状態で、側辺と平行に延在して形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、第1乃至第4のヘリカル導体21A〜24Aの各々は、筒体20bの内周面に、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で2回反対方向へ屈曲した状態で、へリックス状に延在して形成されることになる。第1乃至第4のヘリカル導体21A〜24Aから成る第1のアンテナパターンはヘリカルアンテナとして働く。
このように本第2の例では、第1乃至第4のヘリカル導体21A〜24Aの各々がポール型アンテナモジュール20の長手方向で屈曲しているので、ヘリカル導体を屈曲しない場合に比較して、ポール型アンテナモジュールの高さを低くすることができる。
ループアンテナ部分20Lの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21A〜24Aの先端(上端)と接続されたループ導体28から成る第2のアンテナパターンが形成されている。このループ導体28から成る第2のアンテナパターンはループアンテナとして働く。
フェーズシフタ部分20Pの第1の面20−1上には、上記第1のアンテナパターンと電気的に接続されたフェーズシフタパターン25が形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、筒体20bの内周面にフェーズシフタパターン25が形成されることになる。このフェーズシフタパターン25は移相器として働く。
フェーズシフタ部分20Pの第2の面20−2上には、グラウンドパターン27が形成されている。すなわち、グラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面に形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、筒体20bの外周面で、且つフェーズシフタパターン25が形成された場所と対向する面にグラウンドパターン27が形成されることになる。このグラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25を覆うように設けられたシールド部材として働く。
誘電体フィルム部材20aは、フェーズシフタ部分20Pから下方へ延在する細長いモジュール延在部分20Eを更に有する。
図1に示されるように、アンテナ装置10は、回路基板(LNA基板)30を備える。回路基板30の裏面30bには低雑音増幅器(LNA)を構成する複数の回路部品32が搭載されている。低雑音増幅器の入力端子32aは、ポール型アンテナモジュール20の出力端子26aと接続される。
ループアンテナ部分20Lのループ導体28及びヘリカルアンテナ部分20Hの4本のヘリカル導体21A〜24Aで受信された複数の衛星波(円偏波)は、フェーズシフタパターン25によってそれらの位相をシフトすることにより互いに位相を一致させて(調整して)合成された後、モジュール延在部分20Eの伝送導体26を介して、低雑音増幅器(LNA)によって増幅され、ケーブル(図示せず)を介して受信機本体(図示せず)へ送られる。
図5及び図6に示したようなポール型アンテナモジュール20も、図3及び図4に図示したような取付金具(ホルダ)40によって、その筒体20bの下端部の外周面が保持されて、図1に図示されているようなLNA基板30の主面30a上に取り付けられる。従って、LNA基板30上にポール型アンテナモジュール20を容易に真っ直ぐに立てることができる。また、振動等に耐えた状態で、ポール型アンテナモジュール20をLNA基板30上に安定して取付固定することができる。
図7及び図8を参照して、図1のアンテナ装置10に使用されるポール型アンテナモジュール20の第3の例について説明する。図7はポール型アンテナモジュール20の展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。図8はポール型アンテナモジュール20の外観を示す図である。
第3の例によるポール型アンテナモジュール20は、外形形状は図5及び図6に示されるものと同じであり、誘電体フィルム部材に形成される導体パターンの形状が異なるだけである。それゆえ、第2の例によるポール型アンテナモジュールと同じ部分には同一番号を付してある。
すなわち、第3の例によるポール型アンテナモジュール20は、第1乃至第4のヘリカル導体の構成が相違している点を除いて、図5及び図6に示した第2の例によるポール型アンテナモジュール20と同様の構成を有する。従って、第1乃至第4のヘリカル導体に、それぞれ、21B,22B,23B,および24Bの参照符号を付してある。
第3の例によるポール型アンテナモジュール20も、図7に示されるような可撓性の誘電体フィルム部材20aを中心軸Oの回りに筒状に丸めて形成された筒体20bを有する。図7において、(A)は誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1を示し、(B)は誘電体フィルム部材20aの第2の面20−2を示す。
誘電体フィルム部材20aは、低損失誘電体材料、例えばテフロン(登録商標)系材料によるフィルムを用いて作製される。誘電体フィルム部材20aの第1の面20−1側には、上部および下部にそれぞれアンテナパターン部分20Aおよびフェーズシフタ部分20Pが形成されている。アンテナパターン部分20Aは、実質的に平行四辺形の形状をしており、フェーズシフタ部分20Pは、実質的に矩形の形状をしている。
アンテナパターン部分20Aは、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で螺旋状に延在して形成されたヘリカルパターン部分20Hと、筒体20bの上端部においてヘリカルパターン部分20Hの端部と接続されるループパターン部分20Lとから構成されている。
誘電体フィルム部材20aを第1の面20−1が内周面となるように丸めたうえで、その一対の側辺間を接続することにより、図8に示されるような、筒体20bが形成される。一対の側辺間の接続は、例えば、両面接着テープや接着剤、半田付けなどによって行われる。
ヘリカルアンテナ部分20Hの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21B,22B,23B,24Bから成る第1のアンテナパターンが形成されている。図示の第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bの各々は、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で4回反対方向へ屈曲した状態で、側辺と平行に延在して形成されている。特に、第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bの各々において側辺と平行に延在している5本の導体パターンのうちの少なくとも1本、ここではフェーズシフタパターン25Aに接続される導体パターンをミアンダ形状、つまりジグザグに蛇行させるようにしている。
上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bの各々は、筒体20bの内周面に、ポール型アンテナモジュール20の長手方向(中心軸O方向)で4回反対方向へ屈曲した状態で、へリックス状に延在して形成されることになる。第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bから成る第1のアンテナパターンはヘリカルアンテナとして働く。
このように本第3の例では、第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bの各々がポール型アンテナモジュール20の長手方向で屈曲し、しかも各ヘリカル導体の一部がミアンダ形状に形成されているので、導体長を長くすることができ、ヘリカル導体を屈曲しない場合は勿論のこと、上記第2の例に比較しても、ポール型アンテナモジュール20の高さを低くすることができる。
ループアンテナ部分20Lの第1の面20−1上には、第1乃至第4のヘリカル導体21B〜24Bの先端(上端)と接続されたループ導体28から成る第2のアンテナパターンが形成されている。このループ導体28から成る第2のアンテナパターンはループアンテナとして働く。
フェーズシフタ部分20Pの第1の面20−1上には、上記第1のアンテナパターンと電気的に接続されたフェーズシフタパターン25Aが形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bに丸めると、筒体20bの内周面にフェーズシフタパターン25Aが形成されることになる。このフェーズシフタパターン25Aは移相器として働く。
フェーズシフタ部分20Pの第2の面20−2上には、グラウンドパターン27が形成されている。すなわち、グラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25Aが形成された面とは反対側の面に形成されている。従って、上述したように誘電体フィルム部材20aを筒体20bとして丸めると、筒体20bの外周面で、且つフェーズシフタパターン25Aが形成された部分と反対側の面にグラウンドパターン27が形成されることになる。このグラウンドパターン27は、フェーズシフタパターン25Aを覆うように設けられたシールド部材として働く。
誘電体フィルム部材20aは、フェーズシフタ部分20Pから下方へ延在する細長いモジュール延在部分20Eを更に有する。
図1に示されるように、アンテナ装置10は、回路基板(LNA基板)30を備える。回路基板30の裏面30bには低雑音増幅器(LNA)を構成する回路部品32が搭載されている。低雑音増幅器の入力端子32aは、ポール型アンテナモジュール20の出力端子26aと接続される。
ループアンテナ部分20Lのループ導体28及びヘリカルアンテナ部分20Hの4本のヘリカル導体21B〜24Bで受信された複数の衛星波(円偏波)は、フェーズシフタパターン25Aによってそれらの位相をシフトすることにより互いに位相を一致させて(調整して)合成された後、モジュール延在部分20Eの伝送導体26を介して、低雑音増幅器(LNA)によって増幅され、ケーブル(図示せず)を介して受信機本体(図示せず)へ送られる。
図7及び図8に示したようなポール型アンテナモジュール20も、図3及び図4に図示したような取付金具(ホルダ)40によって、その筒体20bの下端部の外周面が保持されて、図1に図示されているようなLNA基板30の主面30a上に取り付けられる。従って、LNA基板30上にポール型アンテナモジュール20を容易に真っ直ぐに立てることができる。また、振動等に耐えた状態で、ポール型アンテナモジュール20をLNA基板30上に安定して取付固定することができる。
なお、ポール型アンテナモジュール20として第1乃至第3の例を示して説明してきたが、ポール型アンテナモジュール20は、上述した第1乃至第3の例のものに限定しないのは勿論である。上記実施の形態では、第1のアンテナパターンとして筒体の内周面に形成された4本のヘリカル導体を用いているが、少なくとも2本のヘリカル導体から成って良い。上記実施の形態では、シールド部材として筒体の外周面に形成されたグランドパターンを用いているが、シールド部材はこれに限定されず、フェーズシフタパターンを覆うように設けられていれば良い。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態において説明したアンテナ装置は、デジタルラジオ受信機用の小型のアンテナ装置に適しているが、これに限定される訳ではなく、GPS受信機用のアンテナ装置や、他の衛星波、地上波を受信するための移動体通信用のアンテナ装置としても適用可能である。
本発明の一実施の形態に係るアンテナ装置の一部断面正面図である。 図1に示したアンテナ装置に使用されるポール型アンテナモジュールの第1の例を示す展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。 図1に示したアンテナ装置に使用される、ポール型アンテナモジュールと取付金具(ホルダ)とを示す分解斜視図である。 図3に示したポール型アンテナモジュールと取付金具(ホルダ)とを組み合わせた状態を示す部分拡大斜視図である。 図1に示したアンテナ装置に使用されるポール型アンテナモジュールの第2の例を示す展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。 図5に示したポール型アンテナモジュールの透視斜視図である。 図1に示したアンテナ装置に使用されるポール型アンテナモジュールの第3の例を示す展開図で、(A)は第1の面(内周面)を示す平面図、(B)は第2の面(外周面)を示す平面図である。 図7に示したポール型アンテナモジュールを示す正面図である。
符号の説明
10 アンテナ装置
20 ポール型アンテナモジュール
20a 可撓性の誘電体フィルム部材
20b 筒体
20A アンテナパターン部分
20H ヘリカルアンテナ部分
20L ループアンテナ部分
20P フェーズシフタ部分
20E モジュール延在部分
20EH モジュール水平延在部分
20EV モジュール垂直延在部分
20−1 第1の面(内周面)
20−2 第2の面(外周面)
21〜24 ヘリカル導体(第1のアンテナパターン)
21A〜24A ヘリカル導体(第1のアンテナパターン)
21B〜24B ヘリカル導体(第1のアンテナパターン)
25 フェーズシフタパターン(移相器)
25a フェーズシフタパターンの出力端子
26 伝送導体
26a ポール型アンテナモジュールの出力端子
27 グラウンドパターン(シールド部材)
28 ループ導体(第2のアンテナパターン)
30 回路基板(LNA基板)
30a 主面(上面)
30b 裏面(底面)
32 低雑音増幅器(LNA)の回路部品
32a 低雑音増幅器(LNA)の入力端子
34 貫通孔
40 取付金具(ホルダ)
40R リング状部材
40Ra ギャップ
40E ホルダ延在部分
40EH ホルダ水平延在部分
40EV ホルダ垂直延在部分
42 半田
O 中心軸

Claims (10)

  1. 互いに対向する主面及び裏面を持ち、前記裏面上に低雑音増幅器(LNA)が搭載されたLNA基板と、中心軸に沿って上下方向に延在し、前記LNA基板の前記主面上に搭載されたポール型アンテナモジュールとを備えたアンテナ装置であって、前記ポール型アンテナモジュールは、可撓性の誘電体フィルム部材を前記中心軸の回りで筒状に形成した筒体を含む、前記アンテナ装置において、
    前記ポール型アンテナモジュールの前記筒体の下端部の外周面を保持して、当該ポール型アンテナモジュールを前記LNA基板の主面上に取り付ける金属製の取付金具を備えたことを特徴とする、アンテナ装置。
  2. 前記取付金具は、前記筒体の外直径と実質的に等しい内直径を持ち、前記筒体の下端部の外周面を覆うリング状部材を有する、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記ポール型アンテナモジュールは、前記筒体の下端から延在する細長いモジュール延在部分を有し、
    前記取付金具は、前記リング状部材の下周端の所定箇所から延在するホルダ延在部分を有し、該ホルダ延在部分は、前記モジュール延在部分に沿って配設されて前記モジュール延在部分を支持する、請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記モジュール延在部分は、前記筒体の下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたモジュール水平延在部分と、該モジュール水平延在部分の先端の前記中心軸付近で、前記中心軸と平行に下方へ直角に折り曲げられたモジュール垂直延在部分とから構成され、
    前記ホルダ延在部分は、前記リング状部材の下周端で内周側へ向けて直角に折り曲げられたホルダ水平延在部分と、該ホルダ水平延在部分の先端の前記中心軸付近で、前記中心軸と平行に下方へ直角に折り曲げられたホルダ垂直延在部分とから構成される、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記LNA基板は、前記ポール型アンテナモジュールのほぼ前記中心軸に、前記モジュール垂直延在部分と前記ホルダ垂直延在部分とを貫通させる貫通孔を持つ、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記ポール型アンテナモジュールは、
    前記筒体の上部で、前記筒体の周面に形成された複数本の導体から成るアンテナパターンと、
    前記筒体の下部で、前記筒体の周面に、前記アンテナパターンと電気的に接続されて形成されたフェーズシフタパターンと、
    を有する、請求項1乃至5のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
  7. 前記アンテナパターンは、前記中心軸方向で螺旋状に延在して形成されたヘリカルパターンと、前記筒体の上端部において前記ヘリカルパターンの端部と接続されるループパターンとから構成されていることを特徴とする、請求項6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記ヘリカルパターンは、前記中心軸方向で少なくとも1回反対方向へ屈曲した屈曲部を有する、請求項7に記載のアンテナ装置。
  9. 前記ヘリカルパターンは、前記螺旋状に延在する部分の少なくとも一部がミアンダ状にされていることを特徴とする、請求項7又は8に記載のアンテナ装置。
  10. 前記アンテナパターンと前記フェーズシフタパターンは、前記筒体の内周面に形成されており、
    前記ポール型アンテナモジュールは、前記筒体の外周面で、且つ前記フェーズシフタパターンが形成された場所と対応する面に形成されたグラウンドパターンを更に有する、請求項6乃至9のいずれか1つに記載のアンテナ装置。
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