JP2008077514A - 移動ロボット及び遠隔操作システム - Google Patents

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Seiji Murakami
誠治 村上
Takahiro Inoue
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Abstract

【課題】移動ロボットの移動を妨げる上部障害物が床下内に存在する場合であっても、上部障害物を迅速に回避可能とする。
【解決手段】床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボット1であって、移動ロボットの移動を妨げる上部障害物を検出するため、上方に向けて距離計測を行う複数の上部距離センサ142〜145と、 上部障害物が検出された場合、複数の上部距離センサのそれぞれの距離計測結果に基づき、上部障害物において床下地面からの高さが最大となる部分を判定する判定部105と、判定された部分と床下地面との間を通過するため、移動ロボットの左右方向における所要移動量である幅寄せ量を算出する幅寄せ量算出部106とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボット、この移動ロボットを用いた遠隔操作システムに関する。
近年、建造物などのリフォームや防災に関する関心が高まってきており、建造物の点検を行う機会が増加している。特に、建造物の床下(以下、単に「床下」という)については、人目に触れにくい一方で、建造物の基幹部分であるため、点検のニーズが高いと考えられる。
しかし、床下は、一般的に、非常に狭い空間であり、衛生状態も悪いため、作業員による目視点検が困難である。このため、カメラを搭載し、撮像データを操作端末へ送信しつつ、床下を点検(撮像)する移動ロボットの開発が進んでいる。
通常、床下図面(基礎伏図と呼ばれる設計図)は、移動ロボット及び遠隔操作システムには組み込まれていないので、ユーザは移動ロボットからの撮像データを地図と照らし合わせながら、移動ロボットを遠隔操作することになる。
その際、点検時間短縮のため、事前に床下図面上で点検経路を計画してから作業を開始するが、実際には、床下図面にない障害物が床下内には多く存在している。計画していた点検険路を大幅に変更せざるを得ない場合がある。従来では、障害物を回避するためには、ユーザの操作熟練を要していた。
このような事情から、検査対象空間内にペイント又はテープなどを設け、ライントレーサーによってこれらをセンシングすることで、ロボットを自律移動させる手法が提案されている(特許文献1参照)。
また、画像処理を行って自律移動のためのデータとしたり、レーザー光を2つのCCDカメラで捉えて三角測量によって対象物の位置計測をしたりする移動ロボットが提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−125773号公報 特開平11−137148号公報
上述した特許文献1においては、移動ロボットがトレースするためのペイント又はテープなどをあらかじめロボットの走行面上に設置する必要がある。ペイント又はテープなどを設置したとしても、床下では地表が露出していることが多く、床下内でペイント又はテープなどを恒久的に維持することは困難である。
特許文献2においては、移動ロボットが障害物を回避するための具体的な技術は開示しておらず、障害物が存在する場合に移動ロボットが移動することを継続困難になる可能性がある。
このように、従来の移動ロボットでは、障害物を回避するための手法が確立されていないために、移動ロボットを用いた床下点検作業に長時間を要するという問題があった。
特に、床下上部にぶら下がるホース、パイプ、又はケーブルなどの上部障害物が、移動ロボットの移動の障害となる。ホース、パイプ、又はケーブルなどは、工事の際に床下上部の任意位置に垂下されるため、床下図面からは垂下状態が不明である。また、上部障害物は、至近距離ではカメラからの死角となる。このため、従来、移動ロボットの移動を妨げる上部障害物が床下内に存在する場合には、ユーザの勘に頼って複数回試行を繰り返した後、予定していた点検経路を大きく迂回したり、場合によってはロボットによる点検の継続を断念するという問題が生じていた。
上記問題点に鑑み、本発明は、移動ロボットの移動を妨げる上部障害物が床下内に存在する場合であっても、上部障害物を迅速に回避可能な移動ロボット及び遠隔操作システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボット(移動ロボット1)であって、前記移動ロボットの移動を妨げる上部障害物を検出するため、上方に向けて距離計測を行う複数の上部距離センサ(上部距離センサ142〜145)と、 前記上部障害物が検出された場合、前記複数の上部距離センサのそれぞれの距離計測結果に基づき、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定する判定部(判定部105)と、前記判定された部分と前記床下地面との間を通過するため、前記移動ロボットの左右方向における所要移動量である幅寄せ量を算出する幅寄せ量算出部(幅寄せ量算出部106)とを備えることを要旨とする。
この特徴によれば、移動ロボットが自律的に上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定し、判定された部分と前記床下地面との間を通過するための幅寄せ量を算出するので、移動ロボットの移動を妨げるような上部障害物が床下内に存在する場合であっても、上部障害物を迅速に回避可能となる。したがって、このような移動ロボットを例えば床下点検作業に用いることによって、床下点検作業に要する時間を大幅に削減可能となる。
本発明の一の特徴は、上記の特徴に係る移動ロボットにおいて、前記上部障害物は、前記床下空間の上部から前記床下地面に向けて垂下する線状物体であり、前記判定部は、前記距離計測結果を用いて前記上部障害物を2つの直線に近似することで、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定し、前記幅寄せ量算出部は、前記2つの直線の交点から前記幅寄せ量を算出することを要旨とする。ここで、「線状物体」とは、例えばホース、パイプ、又はケーブルなどを意味する。
この特徴によれば、線状の上部障害物を2つの直線に近似し、2つの直線の交点から前記幅寄せ量を算出するので、線状の上部障害物を迅速に回避可能となる。
本発明の一の特徴は、上記の特徴に係る移動ロボットにおいて、前記複数の上部距離センサは、前記移動ロボットの最高部よりも前方、且つ左側に配置された2つの上部距離センサ(上部距離センサ144,145)と、前記最高部よりも前方、且つ右側に配置された2つの上部距離センサ(上部距離センサ142,143)とを含むことを要旨とする。
この特徴によれば、上部障害物を2つの直線に近似することで上部障害物の形状判定を行う場合に、少なくとも4つの上部距離センサを用いて距離計測を行うことで、上部障害物を迅速に2つの直線に近似することができる。したがって、幅寄せ量の算出を短時間で実行可能となる。
本発明の一の特徴は、上記の特徴に係る移動ロボットにおいて、前記複数の上部距離センサの少なくとも1つは、前記移動ロボットの最高部に近接して配置され、前記移動量判定部は、前記移動ロボットの最高部に近接して配置された上部距離センサの距離計測結果と、前記移動ロボットの最高部の高さとの比較結果に応じて、前記上部障害物と前記床下地面との間を通過可能かを判定することを要旨とする。
この特徴によれば、移動ロボットの床下地面からの最高部の高さが、上部障害物の床下地面からの高さを超えるような場合には、移動ロボットが通過不可であると自律的に判断することが可能となる。このため、複数回試行を繰り返すことや移動経路を大幅に変更することなく、上部障害物を迅速に回避できる。
本発明の一の特徴は、上記の特徴に係る移動ロボットにおいて、前記床下地面上を移動するための移動機構(移動機構120)と、前記算出された幅寄せ量に応じて、前記判定された部分と前記床下地面との間を通過するよう前記移動機構を制御する移動制御部(移動制御部102)とを更に備えることを要旨とする。
この特徴によれば、幅寄せ量算出部が算出した幅寄せ量により、移動制御部が移動機構を自動的に制御するので、上部障害物を自律的に回避可能な移動ロボットを提供できる。
本発明の他の特徴は、床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボットと、前記移動ロボットを遠隔操作する操作端末(操作端末2)とを具備する遠隔操作システムであって、前記移動ロボットは、前記床下空間内の上部障害物を検出するため、上方に向けて距離計測を行う複数の上部距離センサを備え、前記移動ロボット又は前記操作端末は、前記上部障害物が検出された場合、前記複数の上部距離センサのそれぞれの距離計測結果に基づき、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定する判定部と、前記判定された部分と前記床下地面との間を前記移動ロボットが通過するため、前記移動ロボットの左右方向における所要移動量である幅寄せ量を算出する幅寄せ量算出部とを備えることを要旨とする。
本発明によれば、移動ロボットの移動を妨げる上部障害物が床下内に存在する場合であっても、上部障害物を迅速に回避可能な移動ロボット及び遠隔操作システムを提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(遠隔操作システムの全体構成例)
先ず、本実施形態に係る遠隔操作システムの全体構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る遠隔操作システムの全体構成図である。
本実施形態に係る遠隔操作システムは、移動ロボット1と、無線通信によって移動ロボット1を遠隔操作する操作端末2とを有する。操作端末2としては、例えばノートPCが使用できる。
移動ロボット1は、操作端末2の制御下で、床下の床下地面上を移動して床下を撮像する。具体的には、移動ロボット1は、床下内を撮像し、撮像して得られた撮像データを操作端末2へ送信する。また、操作端末2は、移動ロボット1から受信した撮像データをリアルタイムに表示する。
操作端末2は、ユーザ入力に応じて、移動ロボット1を操作する遠隔操作コマンドを移動ロボット1へ送信し、移動ロボット1を遠隔操作する。この遠隔操作コマンドには、移動に関するコマンドや、撮像に関するコマンドなどが存在する。
なお、図1においては、移動ロボット1及び操作端末2が建造物内に存在する場合を例示しているが、操作端末2は、建造物の外部から移動ロボット1を遠隔操作することも可能である。
(床下環境の一例)
次に、床下環境の一例について説明する。図2は、床下環境の一例を示す図である。
床下は、高さ32cm〜37cm程度の閉空間であり、基礎により長方形の区画に区切られている。なお、移動ロボット1が床下点検時に確認すべき内容としては、小動物の死骸や、基礎のクラックなどがある。区画間には通気口と呼ばれる高さ30cm、幅60cm程度の開口部が存在する。移動ロボット1は、床下点検時にはこの通気口を通過して隣の区画へと移動する。
また、ケーブルや、パイプ、ホースなどが、床下天井から垂下していることが多い。更に、基礎近くには配管が存在し、束と呼ばれる細い柱があらゆる場所に存在し、束を固定するための束基礎と呼ばれる5cm程度の高さのコンクリ台が存在する。ただし、床下地面がコンクリである場合には、床下地面に束が直接固定されており、束基礎が存在しない場合もある。
移動ロボット1が床下地面上を移動する際には、床下天井からぶら下がっているケーブル、パイプ、ホースなどに起因して、移動を継続するのが困難となる状況があるが、移動ロボット1は、これらの上部障害物を回避可能なように構成されている。
(移動ロボットの構成例)
次に、移動ロボット1の構成例について説明する。
(1)移動ロボットの外観例
図3(a)は移動ロボット1の側面視を示す図であり、図3(b)は移動ロボット1の上面視を示す図であり、図3(c)は移動ロボット1の正面視を示す図である。
移動ロボット1は、床下内において、床下地面Sr上を移動する。具体的には、移動ロボット1は、前輪11aと、後輪11bと、クローラ12(左クローラ12l、右クローラ12r)と、撮像ユニット13と、4つの上部距離センサ142〜145とを備える。
前輪11a及び又は後輪11bは、クローラ12を回転させる駆動輪である。また、左クローラ12lと右クローラ12rは独立して駆動可能であり、左右輪独立駆動型の移動機構を構成している。したがって、移動ロボット1は、超信地旋回(その場旋回)により方向転換可能である。
クローラ12は、前輪11a及び後輪11bに掛け渡されており、床下地面Srの凹凸などを吸収する。
撮像ユニット13は、床下地面Srと平行及び垂直な面内で、回動可能に構成されており、床下内を撮像するカメラ131を有している。具体的には、撮像ユニット13は、カメラ131を左右方向(パン方向)に回動させるとともに、カメラ131を上下方向(チルト方向)に回動させる。図3に示す移動ロボット1の構成例においては、移動ロボット1の前後方向に沿った中心線C上、且つ移動ロボット1の中心位置から前方にシフトした位置に撮像ユニット13が設けられている。
上部距離センサ142〜145のそれぞれは、例えば光学距離センサ又は超音波距離センサなどであり、上方(床下地面Srに略垂直な方向)に向けて距離測定を行う。具体的には、上部距離センサ142〜145は、撮像ユニット13よりも前方、且つ移動ロボット1の右端部に配置された2つの上部距離センサ142,143と、撮像ユニット13よりも前方、且つ移動ロボットの左端部に配置された2つの上部距離センサ144,145とを含む。
以下においては、移動ロボット1の右側の前端部に配置された2つの上部距離センサ142,143を「右側距離センサRS」と呼び、移動ロボット1の左側の全端部に配置された2つの上部距離センサ144,145を「左側距離センサLS」と呼ぶ。
なお、右側距離センサRS(上部距離センサ142,143)と左側距離センサLS(上部距離センサ144,145)とは、前後方向に沿った中心線Cを基準として対象に設けられている。すなわち、右側距離センサRS(上部距離センサ142,143)のセンサ間の幅(ピッチ)と、左側距離センサLS(上部距離センサ144,145)のセンサ間の幅とは等しく設定されている。また、移動ロボット1の前後方向に沿った中心線Cと右側距離センサRSの内側のセンサ(上部距離センサ143)との間の幅と、移動ロボット1の前後方向に沿った中心線Cと左側距離センサLSの内側のセンサ(上部距離センサ144)との間の幅とは等しく設定されている。
(2)移動ロボットの機能構成例
図4は、移動ロボット1の構成例を示す機能ブロック図である。
移動ロボット1は、撮像ユニット13と、移動機構120と、センサ14と、制御部100と、移動ロボット情報記憶部151と、幅寄せ量記憶部152と、無線通信部161とを備える。
撮像ユニット13は、床下内の被写体を撮像する。具体的には、撮像ユニット13は、カメラ131と、チルト機構132と、パン機構133と、ズーム機構134と、フォーカス機構135と、照明装置136とを備える。
カメラ131は例えばCCDカメラであり、カメラ131から得られた撮像データは、制御部100及び無線通信部161を介して操作端末2に送信される。チルト機構132は、カメラ131をチルト方向に回動させる。パン機構133は、カメラ131をパン方向に回動させる。ズーム機構134は、例えばカメラ131の光学ズーム率を変更する。フォーカス機構135は、カメラ131をオートフォーカス制御する。照明装置136は床下内を照明する。
移動機構120は、床下地面Sr上を移動するためのものであり、クローラ12やモータ121などを備える。
無線通信部161は、例えば無線LAN又はブルートゥースなどの近距離無線通信方式に準拠した構成を有し、操作端末2と無線通信を行う。
センサ14は、上述した上部距離センサ142〜145に加えて、移動距離センサ141とを備える。移動距離センサ141としては、クローラ12l,12rを回転させる各車輪の回動角を検出するロータリエンコーダが使用できる。なお、センサ14は、移動ロボット1の前方の障害物を検出するための前部距離センサや、移動ロボット1の側方の障害物を検出するための側部距離センサなどを備えていても良い。
制御部100は、撮像制御部101と、移動制御部102と、通信制御部103と、上部障害物検出部104と、判定部105と、幅寄せ量算出部106とを備える。
撮像制御部101は、操作端末2から受信した撮像コマンドに応じて撮像ユニット13を制御する。移動制御部102は、操作端末2から受信した移動コマンドに応じて移動機構120を制御する。通信制御部103は、無線通信部161を用いて操作端末2と無線通信を実行する。
上部障害物検出部104は、上部距離センサ142〜145の距離測定結果から上部障害物を検出する。判定部105は、上部障害物検出部104によって上部障害物が検出された場合、上部距離センサ142〜145のそれぞれの距離計測結果に基づき、上部障害物において床下地面Srからの高さが最大となる部分を判定する。幅寄せ量算出部106は、判定部105によって判定された部分と床下地面Srとの間を通過するため、幅寄せ量、つまり移動ロボット1の左右方向における所要移動量を算出する。
具体的には、判定部105は、上部距離センサ142〜145の距離計測結果に基づいて、上部障害物を2つの直線に近似する。幅寄せ量算出部106は、判定部105によって近似された2つの直線の交点から幅寄せ量を算出する。更に、移動制御部102は、幅寄せ量算出部106によって算出された幅寄せ量に応じて、上部障害物と床下地面Srとの間を通過するよう移動機構120を制御する。
移動ロボット情報記憶部151は、例えば、上部距離センサ142〜145の配置に関する情報などを記憶する。移動ロボット情報記憶部151に記憶されている情報は、判定部105による形状判定処理、及び幅寄せ量算出部206による幅寄せ量算出処理に使用される。
幅寄せ量記憶部152は、幅寄せ量算出部106が算出した幅寄せ量を記憶する。幅寄せ量記憶部152に記憶された情報は、移動制御部102による自律移動制御時に参照される。
なお、移動ロボット1には、図示を省略するバッテリが搭載されている。このバッテリは、移動ロボット1の動作に用いる電力を蓄積可能なバッテリであり、移動ロボット1に電力を供給する。例えば、バッテリは、リチウム電池などの一次電池、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池である。
(幅寄せ量算出処理)
次に、移動ロボット1による幅寄せ量算出処理の一例について説明する。図5は、移動ロボット1による幅寄せ量算出処理を説明するための図である。図5においては、上部障害物が床下上部に吊下げられており、その吊下げ点付近は、上部障害物において高さが最大となる部分となる。
ホース、パイプ、又はケーブルなどの上部障害物は、吊下げ点から床下地面Srに向けてなだらかに垂下する。したがって、上部障害物は、吊下げ点で交わる2つの近似直線A,Bと略一致する。
図5において、“Hs”は床下地面Srから上部距離センサ142〜145までの高さを示している。“Xp”は右側距離センサRSの2つのセンサ間の幅と、左側距離センサLSの2つのセンサ間の幅とを示している。“Xs”は移動ロボットの前後方向に沿った中心線と右側距離センサRSの内側のセンサとの間の幅と、移動ロボットの前後方向に沿った中心線と左側距離センサLSの内側のセンサとの間の幅とを示している。“Hs”、“Xp”、“Xs”のそれぞれの値は、移動ロボット情報記憶部151にあらかじめ記憶されている。移動ロボット情報記憶部151には、移動ロボット1の(最大の)高さ“Hrb”もあらかじめ記憶されている。
“Hr1”は、上部距離センサ142が計測した上部障害物までの高さを示している。“Hr2”は、上部距離センサ143が計測した上部障害物までの高さを示している。“Hl2”は、上部距離センサ144が計測した上部障害物までの高さを示している。“Hl1”は、上部距離センサ145が計測した上部障害物までの高さを示している。
図5に示すように、移動ロボット1の正面視において、点Oを原点、移動ロボット1の幅方向(左右方向)をX軸、移動ロボット1の高さ方向(上下方向)をY軸として、XY座標を定義する。ここで、直線A,Bを、
Y = aX+b ・・・(1)
とおく。直線Aの傾きaは、図5より、
a = (Hr2-Hr1)/Xp ・・・(2)
となる。式(2)及び内側のセンサの条件より、式(1)は
(Hs+Hr2) = ((Hr2-Hr1)/Xp)*(-Xs)+b ・・・(3)
となる。したがって、直線Aの切片bは、式(3)から、
b = (Hs+Hr2)-((Hr2-Hr1)/Xp)*(-Xs) ・・・(4)
となる。この結果、式(2)及び式(4)を式(1)に代入することより、直線Aは、
Y = (Hr2-Hr1)*X/Xp+(Hs+Hr2)+(Hr2-Hr1)*Xs/Xp ・・・(5)
と表すことができる。
直線Bについても直線Aと同様にして計算すると、直線Bは、
Y = (Hl1-Hl2)*X/Xp+(Hs+Hl2)-(Hl1-Hl2)*Xs/Xp ・・・(6)
により表すことができる。
幅寄せ量Xmoveは、直線A,Bの交点のX座標であり、
Xmove=((Hs+Hr2)+(Hr2-Hr1)-(Hs+Hl2)+(Hl1-Hl2))*Xs/((Hl1-Hl2)-(Hr2-Hr1)) ・・・(7)
により求めることができる。
上記のように、上部障害物を2つの直線A,Bを用いて近似することによって、式(7)から幅寄せ量Xmoveを即座に算出可能となる。
また、直線A,Bの交点のY座標を求め、移動ロボット1の最大高さHrbと比較することで、移動ロボット1が上部障害物の下を通過可能かを即座に判断することができる。
あるいは、次の手法によっても、上部障害物の下を通過可能かを即座に判断することができる。右側距離センサRS及び左側距離センサLSの内側のセンサを移動ロボット1の最高部、つまり移動ロボット1の高さが最大となる位置に近接して配置する。移動ロボット1の幅寄せ動作後、上部障害物に再接近時にて、“Hr2”及び“Hl2”を求める。ここで、(Hrb<Hr2)且つ(Hrb<H2)が満たされる場合には、移動ロボット1が上部障害物の下を通過可能であると判断することができる。
(上部障害物通過処理の概要)
次に、移動ロボット1による上部障害物通過処理の概要について説明する。図6は、移動ロボット1による上部障害物通過処理の概要を説明するための図である。
先ず、移動ロボット1は、図6(a)に示すように、自律移動、又は遠隔操作によって床下地面Sr上を移動する。
移動ロボット1は、左側距離センサLS又は右側距離センサRSによって、上部障害物を検出する。図6(b)の例では、左側距離センサLSが上部障害物を検出している。
左側距離センサLS又は右側距離センサRSによって上部障害物が検出されると、移動ロボット1は、上部障害物に正対するよう旋回動作を行う。図6(b)及び(c)の例では、移動ロボット1が右クローラ12rを前転させることで、左旋回動作を行っている。
図6(c)に示すように、移動ロボット1は、上部障害物に正対すると、上述した幅寄せ量算出処理を実行する。幅寄せ量Xmoveが算出されると、移動ロボット1は、幅寄せ動作を実行する。具体的には、移動ロボット1は、図6(d)の破線に示すように、一旦斜め方向に後進し、その後前進する。その際、幅寄せ動作を正確に行うために移動距離センサ141を用いたフィードバック制御を行うことが好ましい。
なお、一旦斜め方向に後進し、その後前進するといった幅寄せ動作に限らず、他の幅寄せ動作を採用しても良い。例えば、図6(d)の実線に示すように、地点P1において右90°旋回し、地点P2まで前進し、地点P2にて左90°旋回することで、幅寄せ動作を行っても良い。
(上部障害物通過処理の詳細例)
次に、移動ロボット1による上部障害物通過処理について詳細に説明する。図7は、移動ロボット1による上部障害物通過処理の詳細例を示すフローチャートである。
ステップS101において、移動制御部102が移動機構120を制御することで、移動ロボット1は床下地面Sr上を移動する。
ステップS102において、上部障害物検出部104は、左側距離センサLS又は右側距離センサRSで上部障害物が検出されたかを判定する。左側距離センサLS又は右側距離センサRSで上部障害物が検出された場合には、ステップS103の処理に進む。一方、左側距離センサLS又は右側距離センサRSで上部障害物が検出されていない場合には、ステップS101の処理に戻る。
ステップS103において、移動制御部102は、ステップS102の結果に応じて、旋回動作を実行する。具体的には、ステップS102にて左側距離センサLSで上部障害物が検出された場合には、左旋回動作を実行する。一方、ステップS102にて右側距離センサRSで上部障害物が検出された場合には、右旋回動作を実行する。このようにして、移動制御部102は、移動ロボット1が上部障害物に正対するよう移動機構120を制御する。
ステップS104において、上部障害物検出部104は、左側距離センサLS又は右側距離センサRSで上部障害物が検出されたかを判定する。ステップS103にて左旋回動作を実行した場合には、右側距離センサRSで上部障害物が検出されたかを判定する。一方、ステップS103にて右旋回動作を実行した場合には、左側距離センサLSで上部障害物が検出されたかを判定する。このようにして、左側距離センサLSと右側距離センサRSの両方が反応した時点で、移動ロボット1が上部障害物に正対したと判定して、ステップS105の処理に進む。
ステップS105において、判定部105は、左側距離センサLS及び右側距離センサRSの距離計測結果により、上部障害物を2つの直線に近似する。
ステップS106において、幅寄せ量算出部106は、ステップS105で得られた2つの近似直線の交点を幅寄せ量Xmoveとして算出する。
ステップS107において、移動制御部102は、ステップS106で算出された幅寄せ量Xmoveに応じて自律移動を行う。
ステップS108において、移動ロボット1は、上部障害物の下を通過する。
(作用・効果)
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、移動ロボット1が自律的に上部障害物において前記床下地面Srからの高さが最大となる部分を判定し、判定された部分と前記床下地面Srとの間を通過するための幅寄せ量Xmoveを算出するので、上部障害物を迅速に回避可能となる。したがって、本実施形態に係る移動ロボット1によれば、床下点検作業に要する時間を大幅に削減可能となる。
また、4つの上部距離センサ142〜145を用いて、判定部105が上部障害物を2つの直線に近似し、幅寄せ量算出部106が算出した幅寄せ量Xmoveにより、移動制御部102が移動機構120を自動的に制御するので、ホース、パイプ、又はケーブルなどの上部障害物を自律回避可能な移動ロボット1を提供できる。
更に、移動ロボット1が上部障害物の下を通過可能であるか否かを自律的に判断することで、複数回試行を繰り返すことや移動経路を大幅に変更することなく、上部障害物を迅速に回避できる。
(変形例)
上述した実施形態においては、移動ロボット1が幅寄せ量Xmoveを算出する構成について説明した。本発明の実施形態の変形例として、操作端末2側で幅寄せ量Xmoveを算出する構成について説明する。
本変形例に係る操作端末2は、図8に示すように、入力部21と、表示部22と、無線通信部23と、制御部200と、移動ロボット情報記憶部24と、幅寄せ量記憶部25とを備える。
入力部21は、例えばキーボード又はマウス等により構成され、ユーザ入力を受け付ける。無線通信部23は、例えば無線LAN又はブルートゥース等の近距離無線通信方式に準拠した構成を有し、移動ロボット1側の無線通信部161と無線通信を実行する。表示部22は、撮像データやセンサ情報などを表示する。
制御部200は、通信制御部201と、コマンド制御部202と、表示制御部203と、上部障害物検出部204と、判定部205と、幅寄せ量算出部206とを備える。
通信制御部201は、無線通信部23を用いて移動ロボット1と通信を行う。コマンド制御部202は、入力部21が受け付けたユーザ入力に応じて、移動ロボット1に送信するコマンドを制御する。表示制御部203は、無線通信部23が移動ロボット1から受信したデータ、例えば撮像データ及びセンサ情報を表示部22上に表示させる。
上部障害物検出部104は、移動ロボット1から受信した、移動ロボット1の上部距離センサ142〜145の距離測定結果から上部障害物を検出する。判定部105は、上部障害物検出部104によって上部障害物が検出された場合、上部距離センサ142〜145の距離測定結果に基づいて、上部障害物を2つの直線に近似する。幅寄せ量算出部106は、判定部105によって算出された2つの近似直線を用いて、移動ロボット1が上部障害物と床下地面Srとの間を通過するための幅寄せ量Xmoveを算出する。
幅寄せ量算出部106によって算出された幅寄せ量Xmoveは、無線通信部23を介して移動ロボット1へ送信される。あるいは、表示制御部203は、幅寄せ量算出部106によって算出された幅寄せ量Xmoveを表示部22上に表示させても良い。
移動ロボット情報記憶部24は、例えば、移動ロボット1の上部距離センサ142〜145の配置に関する情報などを記憶する。幅寄せ量記憶部25は、幅寄せ量算出部206が算出した幅寄せ量Xmoveを記憶する。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態においては、上部障害物を2つの直線に近似する一例について説明した。実際には、図5に示したように、上部障害物の吊下げ点付近は曲線であるため、2つの近似直線A,Bの交点と上部障害物の曲線部分との間に若干の誤差が生じ得る。しかし、床下地面Srから床下天井までの高さが32cm〜37cmであることや、上部障害物の径は概ね一定であることから、あらかじめ一定の値に設定したり、あらかじめ画像から検出したりすることで誤差を補正しても良い。画像から誤差を検出する場合、移動ロボット1が上部障害物に接近時には上部障害物がカメラ視界からフレームアウトしてしまうので、ある程度離れた位置で上部障害物を撮像する必要がある。
上述した実施形態においては、4つの上部距離センサ142〜145を使用する一例について説明した。しかしながら、2つの近似直線A,Bを2回に分けて算出することで、2つの上部距離センサで幅寄せ量Xmoveを求めることができる。ただし、2つの近似直線A,Bを2回に分けて算出する際に、幅寄せ動作が必要となるため、幅寄せ量Xmoveを求めるための所要時間が増加する。
また、左側距離センサLS及び右側距離センサRSに加えて、中央部センサを移動ロボット1に設けることによって、上記誤差の検出や、通過可否の判断等を容易に行うことができる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る遠隔操作システムの全体構成図である。 床下環境の一例を示す図である。 図3(a)は本発明の実施形態に係る移動ロボットの側面視を示す図であり、図3(b)は本発明の実施形態に係る移動ロボットの上面視を示す図であり、図3(c)は本発明の実施形態に係る移動ロボットの正面視を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動ロボットの構成例を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る幅寄せ量算出処理の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る上部障害物通過処理の概要を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る上部障害物通過フローの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の変形例に係る操作端末の構成例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1…移動ロボット、2…操作端末、11a…前輪、11b…後輪、12…クローラ、12l…左クローラ、12r…右クローラ、13…撮像ユニット、14…センサ、21…入力部、22…表示部、23…無線通信部、24…移動ロボット情報記憶部、25…幅寄せ量記憶部、100…制御部、101…撮像制御部、102…移動制御部、103…通信制御部、104…上部障害物検出部、105…判定部、106…幅寄せ量算出部、120…移動機構、121…モータ、131…カメラ、132…チルト機構、133…パン機構、134…ズーム機構、135…フォーカス機構、136…照明装置、142〜145…上部距離センサ、151…移動ロボット情報記憶部、152…幅寄せ量記憶部、161…無線通信部、200…制御部、201…通信制御部、202…コマンド制御部、203…表示制御部、204…上部障害物検出部、205…判定部、206…幅寄せ量算出部

Claims (6)

  1. 床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボットであって、
    前記移動ロボットの移動を妨げる上部障害物を検出するため、上方に向けて距離計測を行う複数の上部距離センサと、
    前記上部障害物が検出された場合、前記複数の上部距離センサのそれぞれの距離計測結果に基づき、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定する判定部と、
    前記判定された部分と前記床下地面との間を通過するため、前記移動ロボットの左右方向における所要移動量である幅寄せ量を算出する幅寄せ量算出部と
    を備えることを特徴とする移動ロボット。
  2. 前記上部障害物は、前記床下空間の上部から前記床下地面に向けて垂下する線状物体であり、
    前記判定部は、前記距離計測結果を用いて前記上部障害物を2つの直線に近似することで、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定し、
    前記幅寄せ量算出部は、前記2つの直線の交点から前記幅寄せ量を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の移動ロボット。
  3. 前記複数の上部距離センサは、
    前記移動ロボットの最高部よりも前方、且つ左側に配置された2つの上部距離センサと、
    前記最高部よりも前方、且つ右側に配置された2つの上部距離センサと
    を含むことを特徴とする請求項2に記載の移動ロボット。
  4. 前記複数の上部距離センサの少なくとも1つは、前記移動ロボットの最高部に近接して配置され、
    前記移動量判定部は、前記移動ロボットの最高部に近接して配置された上部距離センサの距離計測結果と、前記移動ロボットの最高部の高さとの比較結果に応じて、前記上部障害物と前記床下地面との間を通過可能かを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動ロボット。
  5. 前記床下地面上を移動するための移動機構と、
    前記算出された幅寄せ量に応じて、前記判定された部分と前記床下地面との間を通過するよう前記移動機構を制御する移動制御部と
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動ロボット。
  6. 床下空間内の床下地面上を移動する移動ロボットと、前記移動ロボットを遠隔操作する操作端末とを具備する遠隔操作システムであって、
    前記移動ロボットは、前記床下空間内の上部障害物を検出するため、上方に向けて距離計測を行う複数の上部距離センサを備え、
    前記移動ロボット又は前記操作端末は、
    前記上部障害物が検出された場合、前記複数の上部距離センサのそれぞれの距離計測結果に基づき、前記上部障害物において前記床下地面からの高さが最大となる部分を判定する判定部と、
    前記判定された部分と前記床下地面との間を前記移動ロボットが通過するため、前記移動ロボットの左右方向における所要移動量である幅寄せ量を算出する幅寄せ量算出部と
    を備えることを特徴とする遠隔操作システム。
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