JP2008076545A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無端移動する表面に潜像を担持する感光ベルト51と、互いに異なる色のトナーによって感光ベルト51上の潜像を現像する複数の現像装置30Y,M,C,Kとを備え、これら現像装置によって感光ベルト51上で重ね合わせ現像を行うことで多次色トナー像を形成する画像形成装置において、現像装置30Y,M,C,Kとして、それぞれ、トナーを担持するトナー搬送基板の表面上でその表面に対して相対移動せしめた非静止状態のトナーをトナー搬送基板と感光ベルト51とが対向する現像領域まで搬送して潜像を現像するものを用いるとともに、1次色目の現像における上記現像領域への単位時間あたりのトナー搬送量を飽和現像搬送量よりも少なくした。
【選択図】図1
Description
・先行する現像によって得られたトナー付着領域のトナー層が後続の潜像書込処理時に書込光を吸収して、静電潜像の電位減衰量を低下させる。これにより、後続の現像時に、十分な現像ポテンシャルが静電潜像と現像剤担持体との間に作用しなくなる。
・先行する現像によって得られたトナー付着領域のトナー層の電荷により、後続の現像時に、十分な現像ポテンシャルが静電潜像と現像剤担持体との間に作用しなくなる。
・先行する現像によって得られたトナー付着領域のトナー層の厚みにより、後続の現像時においてトナー付着に伴う画像部の電位上昇率が高くなることで、トナーが付着し難くなる。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、2次色目の現像によって上記潜像担持体上で得られた2次色トナー層の電位の絶対値を現像ポテンシャル以下にする現像条件に設定したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成装置において、最高でn次色の現像まで行うようにするとともに、n次色目の現像によって上記潜像担持体上で得られたn次色トナー層の電位の絶対値を現像ポテンシャル以下にする現像条件に設定したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、上記現像領域におけるトナー搬送速度を上記潜像担持体の表面移動速度で除算した値が0.7以上、1.3以下になるように、該トナー搬送速度及び表面移動速度を設定したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記トナー搬送速度を上記表面移動速度で除算した値が1.0になるように、該トナー搬送速度及び表面移動速度を設定したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項4又は5の画像形成装置において、上記現像領域における上記潜像担持体と上記トナー担持体との間の間隙である現像ギャップを0.2[mm]以下にしたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、上記複数の現像手段として、それぞれ、上記トナー担持体に形成された所定方向に並ぶ複数の電極に対してパルス電圧が印加されることで形成される電界により、該トナー担持体の表面上でトナーをホッピングさせて非静止状態にするもの、を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記複数の現像手段として、それぞれ、上記複数の電極における互いに隣り合う電極に対して互いに位相ずれしたパルス電圧が印加されることで形成される電界により、トナーを非現像領域から上記現像領域に向けて相対移動させるようにホッピングせしめるもの、を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、上記トナー担持体を駆動によって表面移動させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、上記複数の現像手段として、それぞれ、トナーを非現像領域から上記現像領域に向けて相対移動させないようにホッピングせしめながら、上記トナー担持体の表面上でホッピングするトナーを該トナー担持体の表面移動によって該現像領域に向けて移動させるもの、を用いたことを特徴とするものである。
[実験1]
本発明者らは、これまで説明してきた実施形態に係るプリンタと同様の構成の試験機を用意した。この試験機は、最高でY,M,Cの重ね合わせによる3次色の現像まで行うものである。かかる構成の試験機において、感光ベルト51を100[mm/sec]の線速で無端移動させながらテスト画像をプリントしてみた。各色の現像装置(30Y,M,C,K)のトナー搬送基板における複数の搬送電極には、図8に示すような3相パルス電圧を印加した。この3相パルス電圧は、−300[V]の直流成分に、ピーク・ツウ・ピーク電圧(Vpp)300[V]、周波数667[Hz]、デューティー比50[%]の矩形交流成分が重畳されたものである。かかる3相パルス電圧では、単位時間あたりにおける平均電位が−300[V]の直流成分に、単位時間あたりにおける平均電位が0[V]の矩形交流成分が重畳されているので、現像バイアスはこれらを合わせた−300[V]となる。
[第1実施例]
図9は、本第1実施例に係るプリンタにおけるY用の現像領域とその周囲構成とを示す拡大構成図である。同図において、Y用の現像装置は、トナー搬送基板1Yを回転駆動させる駆動手段を有している。そして、現像動作時にはトナー搬送基板1Yの回転駆動を停止させているが、トナーを基板面上でホッピングさせていない非現像動作には、必要に応じてトナー搬送基板1Yを50[mm/sec]の線速で図中時計回り方向に回転駆動させる。
本第2実施例に係るプリンタにおいても、第1実施例と同様に、各色のトナー搬送基板を50[mm/sec]の線速で回転駆動させるようになっている。但し、その回転駆動の時期が第1実施例と異なる。具体的には、本プリンタにおいては、トナー搬送基板上でトナーをホッピングさせることに加えて、筒状のトナー搬送基板をホッピングによるトナー搬送方向と同方向に表面移動させるように回転駆動させることによっても、基板面上のトナーを現像領域に向けて搬送するようになっている。これにより、基板面上でのトナーの搬送速度は150[mm/sec]となっている。
本第3実施例に係るプリンタでは、組電極をA相、B相の2つの搬送電極とし、図10に示すようなA相、B相の2相パルス電圧Va、Vbを印加するようになっている。かかる構成では、トナー搬送基板上のトナーが、基板面方向の一方向に向けてホッピングするのではなく、A相の搬送電極と、B相の搬送電極との間を往復移動するようにホッピングする。
実施形態に係るプリンタと同様の構成の試験機を用いて、次のような実験を行った。即ち、現像領域へ搬送するトナー量を一定にした条件でテスト画像を記録紙にプリントした後、そのテスト画像におけるトナー付着量を測定した。また、そのテスト画像の状態を目視評価した。
・2色目の現像による2次色部(Y,M)における1色目トナー層(Yトナー層)に対する2色目トナー(Mトナー)の付着量。
・2色目(M)のトナー層だけによる1次色部における2色目トナー(Mトナー)の付着量。
(a)1色目(Y)及び2色目(M)による2次色部における2色目(M)のトナー付着状態。
(b)2色目(M)のトナー層だけによる1次色部における2色目トナー(Mトナー)の付着状態。
○:良好(トナー層の厚みに偏りはがなくトナーがほぼ均一に付着しいている)
△:やや不良(よく見るとトナー層の厚みに偏りがある)
×:不良(一見してトナー層の厚みに偏りがある)
本発明者らは、実験により、上記比を1.0に設定すると、高濃度領域周辺の中濃度領域の濃度を低下させ易くなることを見出した。これは次に説明する理由によるものと考えられる。即ち、感光ベルトの線速vpと、現像領域に対するトナー搬送速度(本例では基板を表面移動させていないのでホッピングによるトナー移動速度)vtとの比を「0.7≦vt/vp≦1.3」に設定することで、後続色のトナー層の厚みムラを低減し得ることは第4実施例で既に述べた通りである。しかしながら、かかる設定では、1次色部において、中間濃度領域の内部にベタ画像や文字画像などといった高濃度領域が存在していると、中間濃度領域から高濃度領域に電気力線が回り込むいわゆるエッジ効果により、本来は中間濃度領域に付着すべきトナーが高濃度領域に付着し易くなる。これにより、高濃度領域周辺の中濃度領域の濃度を低下させていると考えられる。
○:良好(高濃度領域の周辺も良好に中濃度で再現される)
△:やや不良(よく見ると高濃度領域の周辺の中濃度領域が薄くなっている)
×:不良(一見して高濃度領域の周辺の中濃度領域が抜けている)
3Y:搬送電極(電極)
30Y,M,C,K:現像装置(現像手段)
51:感光ベルト(潜像担持体)
Claims (10)
- 無端移動する表面に潜像を担持する潜像担持体と、互いに異なる色のトナーによって該潜像担持体上の潜像を現像する複数の現像手段とを備え、該複数の現像手段によって該潜像担持体上で重ね合わせ現像を行うことで多次色トナー像を形成する画像形成装置において、
上記複数の現像手段として、それぞれ、トナーを担持するトナー担持体の表面上で該表面に対して相対移動せしめた非静止状態のトナーを該トナー担持体と上記潜像担持体とが対向する現像領域まで搬送して上記潜像を現像するものを用いるとともに、1次色目の現像における該現像領域への単位時間あたりのトナー搬送量を飽和現像搬送量よりも少なくしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
2次色目の現像によって上記潜像担持体上で得られた2次色トナー層の電位の絶対値を現像ポテンシャル以下にする現像条件に設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2の画像形成装置において、
最高でn次色の現像まで行うようにするとともに、n次色目の現像によって上記潜像担持体上で得られたn次色トナー層の電位の絶対値を現像ポテンシャル以下にする現像条件に設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れかの画像形成装置において、
上記現像領域におけるトナー搬送速度を上記潜像担持体の表面移動速度で除算した値が0.7以上、1.3以下になるように、該トナー搬送速度及び表面移動速度を設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記トナー搬送速度を上記表面移動速度で除算した値が1.0になるように、該トナー搬送速度及び表面移動速度を設定したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は5の画像形成装置において、
上記現像領域における上記潜像担持体と上記トナー担持体との間の間隙である現像ギャップを0.2[mm]以下にしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、
上記複数の現像手段として、それぞれ、上記トナー担持体に形成された所定方向に並ぶ複数の電極に対してパルス電圧が印加されることで形成される電界により、該トナー担持体の表面上でトナーをホッピングさせて非静止状態にするもの、を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7の画像形成装置において、
上記複数の現像手段として、それぞれ、上記複数の電極における互いに隣り合う電極に対して互いに位相ずれしたパルス電圧が印加されることで形成される電界により、トナーを非現像領域から上記現像領域に向けて相対移動させるようにホッピングせしめるもの、を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
上記トナー担持体を駆動によって表面移動させるようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れかの画像形成装置において、
上記複数の現像手段として、それぞれ、トナーを非現像領域から上記現像領域に向けて相対移動させないようにホッピングせしめながら、上記トナー担持体の表面上でホッピングするトナーを該トナー担持体の表面移動によって該現像領域に向けて移動させるもの、を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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2006
- 2006-09-19 JP JP2006253219A patent/JP2008076545A/ja active Pending
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