JP2008076264A - 複合センサ - Google Patents

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洋平 足森
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Abstract

【課題】角速度や加速度を検出するにあたり、実装面積を低減して小型化を図った複合センサを提供することを目的としている。
【解決手段】角速度を検出する角速度検出素子10と、加速度を検出する加速度検出素子12と、加速度検出素子12または角速度検出素子10から出力される信号を処理するIC14と、角速度検出素子10および加速度検出素子12およびIC14とを収納するとともに、IC14を固定配置したパッケージ16とを備え、IC14の上方に角速度検出素子10を配置し、角速度検出素子10の上方に加速度検出素子12を配置した構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機、自動車、ロボット、船舶、車両等の移動体の姿勢制御やナビゲーション等、各種電子機器に用いる角速度や加速度を検出する複合センサに関するものである。
以下、従来の複合センサについて説明する。
従来、角速度や加速度を検出する複合センサを用いる場合は、角速度を検出するには専用の角速度センサを用い、加速度を検出するには専用の加速度センサを用いていた。
したがって、各種電子機器において、角速度と加速度とを複合して検出する場合は、複数の角速度センサと加速度センサを各種電子機器の実装基板に各々実装していた。
一般に、角速度センサは、音さ形状やH形状やT形状等、各種の形状の検出素子を振動させて、コリオリ力の発生に伴う検出素子の歪を電気的に検知して角速度を検出するものであり、加速度センサは、錘部を有し、加速度に伴う錘部の可動を、可動前と比較検知して加速度を検出するものである。
このような角速度センサや加速度センサを検出したい検出軸に対応させて、車両等の移動体の姿勢制御装置やナビゲーション装置等に用いている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1および特許文献2が知られている。
特開2001−208546号公報 特開2001−74767号公報
上記構成では、検出したい角速度や加速度の検出軸に対応させて、角速度センサおよび加速度センサを実装基板に各々実装するので実装面積を確保する必要があり、小型化を図れないという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決し、角速度や加速度を検出するにあたり、実装面積を低減して小型化を図った複合センサを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、角速度を検出する角速度検出素子と、加速度を検出する加速度検出素子と、前記加速度検出素子または前記角速度検出素子から出力される信号を処理するICと、前記角速度検出素子および前記加速度検出素子および前記ICとを収納するとともに、前記ICを固定配置したパッケージとを備え、前記ICの上方に前記角速度検出素子を配置し、前記角速度検出素子の上方に前記加速度検出素子を配置した構成である。
上記構成により、ICの上方に角速度検出素子を配置し、角速度検出素子の上方に加速度検出素子を配置しているので、実装面積を低減でき小型化を図れる。
図1は本発明の一実施の形態における複合センサの模式図である。
図1において本発明の一実施の形態における複合センサは、角速度を検出する角速度検出素子10と、加速度を検出する加速度検出素子12と、加速度検出素子12または角速度検出素子10から出力される信号を処理して角速度や加速度を検出する処理回路を集積したベアチップからなるIC14と、角速度検出素子10および加速度検出素子12およびIC14とを収納するとともに、バンプ等の接合部15を介してIC14を実装したパッケージ16とを備えている。角速度検出素子10と加速度検出素子12とは線膨張係数が同一の材料であるシリコンからなる。
IC14の上方には角速度検出素子10を積層配置し、角速度検出素子10の上方には加速度検出素子12を積層配置している。例えば、角速度検出素子10としては、実装用の固定部と、一端を固定部に連結し他端を自由端とした駆動振動用のアームと、コリオリ力に起因して撓むとともに一端を固定部に連結し他端を自由端とした歪感知用のアームとを有する音叉形状等の片持ち支持構造のものを用い、加速度検出素子12としては、実装用の固定部と、一端を固定部に連結し他端を錘部に連結し、錘部の可動に起因して撓む歪感知用のアームとを有する片持ち支持構造のものを用いればよい。駆動振動用のアームと歪感知用のアームとは同一アームとしてもよい。
また、角速度検出素子10の固定部とIC14とを第1接着剤17により接着し、角速度検出素子10の固定部と加速度検出素子12の固定部とを第2接着剤18により接着し、IC14とパッケージ16とを第3接着剤20により接着している。この第1接着剤17はエポキシ系接着剤とし、第2接着剤18はシリコン系接着剤とし、第3接着剤20はエポキシ系接着剤とし、第1接着剤17の線膨張係数は第2接着剤18の線膨張係数よりも小さく、第3接着剤20の粘度は第1接着剤17の粘度よりも小さくしている。
そして、パッケージ16にIC14を固定配置し、IC14の上方に角速度検出素子10を積層固定し、角速度検出素子10の上方に加速度検出素子12を積層固定している。
上記構成により、IC14の上方に角速度検出素子10を配置し、角速度検出素子10の上方に加速度検出素子12を配置しているので、実装面積を低減でき小型化を図れる。
特に、IC14と角速度検出素子10とは第1接着剤17により接着し、角速度検出素子10と加速度検出素子12とは第2接着剤18により接着し、第1接着剤17の線膨張係数を第2接着剤18の線膨張係数よりも小さくしているので、角速度検出素子10および加速度検出素子12の検出精度を損なわずに、IC14の上方に固定配置することができる。
これは、角速度検出素子10については、アームが常時振動しているために、この振動が固定部を介してIC14や加速度検出素子12に漏れやすく、この漏れ振動に起因してアームの駆動振動数が変化して検出精度を劣化させる恐れがあるが、線膨張係数の小さい第1接着剤17にて接着することにより漏れ振動を抑制し駆動振動数を安定させられるからである。加速度検出素子12については、温度変化に対して角速度検出素子10と加速度検出素子12が膨張収縮しても、線膨張係数の大きい第2接着剤18にて接着することによって、膨張率の違いに起因した負荷が各々の素子に加えられにくくなるからである。
特に、第2接着剤18はシリコン系接着剤とし、第1接着剤17はエポキシ系接着剤とすることにより確実に上記効果を得ることができる。この際、IC14とパッケージ16とを接着する第3接着剤20を、第1接着剤17と同等の線膨張係数を有するエポキシ系接着剤とすれば、IC14とパッケージ16との接合強度を向上させられ、IC14の電気的な接続をしているバンプ等の接合部15の剥離を抑制できる。この第3接着剤20の粘度を第1接着剤17の粘度よりも小さくしておけば、IC14とパッケージ16との隙間が数μmと狭くても第3接着剤20を浸透させやすく、的確に塗布することもできる。
また、角速度検出素子10と加速度検出素子12とは線膨張係数が同一の材料からなるので、温度変化に対して角速度検出素子10および加速度検出素子12に膨張収縮が発生したとしても、膨張率の違いに起因した負荷が各々の素子に加えられにくくなり、各々の検出精度の劣化を抑制できる。互いの線膨張係数が異なる場合は、膨張収縮率の違いが各々の素子に引っ張り方向や圧縮方向に負荷となって加えられる恐れがあり、この負荷に起因して、実際には角速度や加速度が発生していないにもかかわらず、擬似的に角速度や加速度が発生する恐れがある。
さらに、角速度検出素子10としては、実装用の固定部と、一端を固定部に連結し他端を自由端とした駆動振動用のアームと、コリオリ力に起因して撓むとともに一端を固定部に連結し他端を自由端とした歪感知用のアームとを有する音叉形状等の片持ち支持構造のものを用い、加速度検出素子12としては、実装用の固定部と、一端を固定部に連結し他端を錘部に連結し、錘部の可動に起因して撓む歪感知用のアームとを有する片持ち支持構造のものを用い、角速度検出素子10の固定部および加速度検出素子12の固定部に、第1接着剤17および第2接着剤18を接着しているので、各々の検出素子は、線膨張係数の影響を受けにくく、より検出精度の劣化を抑制できる。
各々の検出素子が片持ち支持構造である場合、各々の検出素子の歪感知用のアームはその一端のみが固定部に連結されるので、線膨張係数が互いに異なる角速度検出素子10および加速度検出素子12およびIC14に各々膨張収縮が発生したとしても、歪感知用のアームに影響が生じにくく検出精度の劣化を抑制できる。歪感知用のアームの両端が実装用の固定部に連結された両持ち支持構造の場合は、固定部の間に膨張収縮に起因した負荷が加わりやすく、歪感知用のアームに影響が生じて検出精度の劣化の恐れがある。
本発明に係る複合センサは、加速度と角速度を検出できるので、実装面積を低減でき小型化を図れ、各種電子機器に適用できるものである。
本発明の一実施の形態における複合センサの模式図
符号の説明
10 角速度検出素子
12 加速度検出素子
14 IC
15 接合部
16 パッケージ
17 第1接着剤
18 第2接着剤
20 第3接着剤

Claims (6)

  1. 角速度を検出する角速度検出素子と、加速度を検出する加速度検出素子と、前記加速度検出素子または前記角速度検出素子から出力される信号を処理するICと、前記角速度検出素子および前記加速度検出素子および前記ICとを収納するとともに、前記ICを固定配置したパッケージとを備え、
    前記ICの上方に前記角速度検出素子を配置し、前記角速度検出素子の上方に前記加速度検出素子を配置した複合センサ。
  2. 前記ICと前記角速度検出素子とは第1接着剤により接着し、前記角速度検出素子と前記加速度検出素子とは第2接着剤により接着し、前記第1接着剤の線膨張係数を前記第2接着剤の線膨張係数より小さくした請求項1記載の複合センサ。
  3. 前記ICと前記パッケージとは第3接着剤を介して固定配置し、前記第3接着剤の線膨張係数と前記第1接着剤の線膨張係数を同等にするとともに、前記第3接着剤の粘度を前記第1接着剤の粘度よりも小さくした請求項2記載の複合センサ。
  4. 前記第2接着剤はシリコン系接着剤とし、前記第1接着剤はエポキシ系接着剤とした請求項2記載の複合センサ。
  5. 前記角速度検出素子と前記加速度検出素子とは線膨張係数が同一の材料からなる請求項1記載の複合センサ。
  6. 前記加速度検出素子は、実装用の固定部と、前記固定部に連結した錘部と、前記錘部の可動に起因して撓むアームとを有する片持ち支持構造とし、前記角速度検出素子は、実装用の固定部と、前記固定部に連結した駆動振動用のアームと、コリオリ力に起因して撓むアームとを有する片持ち支持構造とし、前記角速度検出素子の固定部および前記加速度検出素子の固定部に、前記第1接着剤および前記第2接着剤を接着した請求項1記載の複合センサ。
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