JP2008075323A - 上向き伸縮屋根装置 - Google Patents
上向き伸縮屋根装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008075323A JP2008075323A JP2006255159A JP2006255159A JP2008075323A JP 2008075323 A JP2008075323 A JP 2008075323A JP 2006255159 A JP2006255159 A JP 2006255159A JP 2006255159 A JP2006255159 A JP 2006255159A JP 2008075323 A JP2008075323 A JP 2008075323A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- telescopic
- upward
- extensible
- roof
- sidewalk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Abstract
【解決手段】屋根装置Rは、建築物Bの外壁に支持部材3、30を介して固定され、それぞれの電動モータ4、40に回動可能に連結された、ドラムシャフト4b、40bと、梁材2、20の歩道D側に装着された固定部材5、50に固定された左右一対からなる伸縮アーム6、7、60、70と、当該伸縮アーム6、7、60、70に配設されたコイルスプリング6a、7a、60a、70aと、伸縮アーム6、7、60、70の先端に固定された横梁8、80と、ドラムシャフト4b、40bと横梁8、80に固定されたテントシート9、90からなる。
【選択図】 図1
Description
従来技術としては、下向きの伸縮屋根装置があったが、これは伸長時には屋根の自重によりテントシートの巻取りを緩めることにより屋根が伸長する構造となっていたため、上向きの伸縮屋根装置には、上記技術はそのまま適用できず、本発明着想の阻害要因となっていた。発明者は、上記に鑑み重力の代替に、付与力手段による付与力を導入することにより、当業者が予期し得ない本発明を想到した。
課題を解決するための手段は、本願、特許請求の範囲の各請求項に記載の発明であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
前記建築物の外壁に支持部材を介して固定され、それぞれの電動モータに回動可能に連結された、テントシート巻取りドラムシャフトと、前記梁材の歩道側に装着された固定部材に固定された左右一対からなる伸縮アームと、前記伸縮アームに配設された付与力手段と、前記伸縮アームの先端に固定された横梁と、基端部は、前記巻取りドラムシャフトに固定され、他端部は、前記横梁に固定されたテントシートと、からなることを特徴としている。
第1の発明によれば、上向き伸縮屋根装置を構成する部材は、テントシート巻取りドラムシャフト、左右一対からなる伸縮アーム、付与力手段、横梁及びテントシートからなるので、並設された複数の店舗が、施工態様等を同じにすれば、一体感のあるショッピングモール等が形成されるので、顧客や通行人を増加させることになり、商店街はもちろん、周辺地域の活性化につながる。またその構成部材の点数も少ないので、既存の建築物への施工性が良好となると共に、天候等に即応して、随時電動モータを駆動し、必要時はテントシートを上向きに張設してクローズドモールを形成し、不要時には、テントシートを収納してオープンモールが容易に形成できる。
****************************************
****************************************
以下、本願特許請求の範囲、本願明細書において用いる用語の解釈上の疑義を解消するべく、用語の定義又は説明をすることとする。
****************************************
○上向き伸縮屋根装置とは、複数の店舗等が、一体感ある商店街を形成することと、構成部材の点数を少なくして施工性を良好とし、天候等に即応して、随時電動モータを駆動し、クローズドモール又はオープンモールを形成可能にするように、上向きに屋根(テントシート)を伸縮する装置をいう。
○テントシート巻取りドラムシャフトとは、電テントシートをドラムに巻取り、屋根を縮めるためのものをいう。
○伸縮アームとは、上向きに屋根(テントシート)を伸張するための機構をいう。
具体的には、伸縮アームは、前記梁材の歩道側に装着された固定部材に固定された左右一対の伸縮アーム6,7,60,70からなる。
さらに、具体的には、伸縮アームは、中間ヒンジ、先端ヒンジ、基端ヒンジから構成される。
○付与力手段とは、スプリング等に蓄えられた付与力を伸縮アームに付与して、上向きに屋根(テントシート)を伸張する手段をいう。
○付与力とは、スプリング等に蓄えられた力をいう。
○横梁とは、建築物の外壁と平行な梁であって、伸縮アームの先端部に設けられ、テントシートを伸縮するための梁をいう。
制御装置を解除すると、ドラムシャフト4bは、伸縮アーム6、7のコイルスプリング6a、7aの付与力P1、P2で逆回転し、図3及び図4に示す状態を経て、軒桟8を急速で上向きに押し上げ、テントシート9は展張される。つぎに低位の柱10側の電動モータ40の制御装置を解除すると、ドラムシャフト40bは、伸縮アーム60、70のコイルスプリング60a、70aの付与力P10、P20で逆回転し、図3及び図4に示す状態を経て、軒桟80を急速で上向きに押し上げ、テントシート9は展張され、クローズドモールが完成される(図1及び図2参照)。
B 建築物
D 歩道
C 歩道の中心線
θ 上向き傾斜角度
1、10 柱
2、20 梁材
3、30 支持部材
4、40 電動モータ
4a、40a 回転軸
4b、40b ドラムシャフト
4c、40c 軸受
5、50 固定部材
6、7、60、70 伸縮アーム
6a、7a、60a、70a コイルスプリング
6b、7b 基端ヒンジ
6c、7c 中間ヒンジ
6d、7d 先端ヒンジ
60b、70b 基端ヒンジ
60c、70c 中間ヒンジ
60d、70d 先端ヒンジ
8、80 横梁
9、90 テントシート
P1、P2、P10、P20 付与力
8a 風雨吹き込み防止片
80a 水返し
Claims (9)
- 歩道の両側に並設された建築物の入口に立設された柱の梁材上に設置される、上向き伸縮屋根装置において、
前記建築物の外壁に支持部材を介して固定され、それぞれの電動モータに回動可能に連結された、テントシート巻取りドラムシャフトと、
前記梁材の歩道側に装着された固定部材に固定された左右一対からなる伸縮アームと、
前記伸縮アームに配設された付与力手段と、
前記伸縮アームの先端に固定された横梁と、
基端部は、前記巻取りドラムシャフトに固定され、他端部は、前記横梁に固定されたテントシートと、
からなることを特徴とする、上向き伸縮屋根装置。 - 前記立設された両側の柱には高低差を設けていることを特徴とする、請求項1に記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記高位の柱に装着された伸縮アームを作動させる電動モータと、低位の柱に装着された伸縮アームを作動させる電動モータの始動に、時間差を設定していることを特徴とする、請求項1〜2の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記伸縮アームを固定する各固定部材には、約20°〜35°の上向き傾斜角度が形成されていることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記歩道両側に配設された伸縮アームは、最大伸長時、少なくとも略歩道中心線上に到達すると共に、両伸縮アームの横梁は、互いに接触しないように設定されていることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記左右伸縮アームの基端、中間、先端にはヒンジが取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記付与力手段は、2本の交差するコイルスプリングであり、それぞれ前記左右伸縮アームの基端ヒンジから中間ヒンジに張設され、その付与力は、共に中間ヒンジから基端ヒンジに向けて作用していることを特徴とする、請求項1〜6の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記高位の柱に装着された横梁の先端には、風雨吹き込み防止片を垂設すると共に、低位の柱に装着された横梁の先端には、水返しが延設されていることを特徴とする、請求項1〜7の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
- 前記テントシートは、防水、防炎、耐熱加工されていることを特徴とする、請求項1〜8の何れかに記載の上向き伸縮屋根装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255159A JP2008075323A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 上向き伸縮屋根装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255159A JP2008075323A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 上向き伸縮屋根装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008075323A true JP2008075323A (ja) | 2008-04-03 |
Family
ID=39347671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006255159A Pending JP2008075323A (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 上向き伸縮屋根装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008075323A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155921A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kamimura:Kk | 開閉屋根装置 |
JP6995276B1 (ja) | 2021-05-13 | 2022-01-14 | 東阪工業株式会社 | 仮設通路 |
CN114673292A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-06-28 | 河南允正建设工程有限公司 | 一种建筑屋顶抗震减震结构 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523220A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-19 | Towa Kogyo Kk | Blind |
JPS61151360A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-10 | 木村 達雄 | テント張り出し装置 |
JPH0393936A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Fujita Corp | 開閉式屋根における隣接屋根部材間の間隙封塞装置 |
JP2001152704A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Teijin Ltd | 屋根状空気膜体 |
-
2006
- 2006-09-21 JP JP2006255159A patent/JP2008075323A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5523220A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-19 | Towa Kogyo Kk | Blind |
JPS61151360A (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-10 | 木村 達雄 | テント張り出し装置 |
JPH0393936A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Fujita Corp | 開閉式屋根における隣接屋根部材間の間隙封塞装置 |
JP2001152704A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-05 | Teijin Ltd | 屋根状空気膜体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009155921A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Kamimura:Kk | 開閉屋根装置 |
JP6995276B1 (ja) | 2021-05-13 | 2022-01-14 | 東阪工業株式会社 | 仮設通路 |
JP2022175402A (ja) * | 2021-05-13 | 2022-11-25 | 東阪工業株式会社 | 仮設通路 |
CN114673292A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-06-28 | 河南允正建设工程有限公司 | 一种建筑屋顶抗震减震结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2810449T3 (es) | Cubierta de pérgola | |
KR101122713B1 (ko) | 높이와 길이 조절이 가능한 캠핑트레일러를 구비한 이동식 펜션 | |
US20040261953A1 (en) | Sail shaped awnings | |
KR102012748B1 (ko) | 아치형 개폐식 지붕장치 | |
CN101784734B (zh) | 覆盖系统 | |
GB2421520A (en) | Moveable cover or awning | |
JP2010065513A (ja) | オーニング装置 | |
AU2009100314B4 (en) | Foldable and portable carport | |
JP2002512664A (ja) | 空間用引込自在被覆 | |
JP2008075323A (ja) | 上向き伸縮屋根装置 | |
KR101932129B1 (ko) | 혹한과 혹서를 대비한 버스 대기소 | |
JP3375897B2 (ja) | オーニング装置 | |
JP2007205137A (ja) | 可動庇装置 | |
KR101128503B1 (ko) | 접이식 차양 구조물 | |
JP2018050744A (ja) | パラソル | |
KR100778826B1 (ko) | 아케이드 구조물 | |
KR102055787B1 (ko) | 다축 회동 어닝 | |
KR20220050533A (ko) | 온실의 에너지절감 보온차광장치 | |
RU2077244C1 (ru) | Стационарный зонт (варианты) | |
JP2010138580A (ja) | 手摺構造 | |
JPH0440338Y2 (ja) | ||
JP2009155921A (ja) | 開閉屋根装置 | |
KR102655816B1 (ko) | 다단 가변형 차양막 구조물 | |
CN221073786U (zh) | 一种市政施工围栏 | |
CN216893081U (zh) | 一种雨棚罩 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20110314 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110725 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |