JP2008073808A - ロボットハンド - Google Patents

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順 古田
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Abstract

【目的】本発明が解決しようとする課題は、流体圧を駆動源とし、ワークの二面の位置が常に一定位置で停止する二方向の位置決めが可能なロボットハンドを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、ケーシングから突出した状態で開閉動作を行う4つのレバーと、ケーシング内に往復動作可能に装着された4つのピストンと、該ピストンの往復動作を前記レバーの開閉動作に変換する4つのリンク部材とを備え、
レバーの開閉動作がピストンの往復動作に対して垂直になるように設定し、
ピストン往復動作と同期作動する1つのレバーと他のレバーとは非同期に作動する構造を備え、
4つのレバーはそれぞれ直角になるように配置し、4つのピストンの内、対面のピストンに関し、片方のピストンを他方のピストンのシリンダ推力より大きくなる構造とし、かつ該ピストンのシリンダストロークを調整できる機構を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レバー部の開閉によってワークの把持、移動等の操作を行なうロボットハンドに関する。
従来、4つのレバーを備えるロボットハンドは、4つのレバーすべてが1つのピストンの摺動により同期動作を行う方式や、対面のレバーを1対として、1つのピストンの摺動により1対のレバーを駆動させ、ケーシング内に2つのピストンを備えることで、2対のレバーを駆動させる非同期動作を行う方式が知られているが、
前者の同期動作を行う方式の場合、4つのレバーで把持できるワークは、ワークまでの把持ストロークが全く同じ長さになる形状に限定され、通常のワークの場合、厳密に見れば2つのレバーでしか把持できていないという問題がある。
また後者の非同期動作を行う方式の場合は、4つのレバーで確実に把持できるものの、把持されたワークの位置を調整できないという問題があった。
把持するワークの位置決めを目的とするロボットハンドとして、特開平9−295293号公報に記されている方式を利用したハンドがあるが、レバーが2つであり、ワークの片面の位置が常に一定となる一方向の位置決めしかできない。
上記のロボットハンドを直交させて二方向の位置決めができる方式もあるが、形状が複雑となり、かつ取付スペースが大きくなるという問題があった。
特開平9−295293号公報
本発明が解決しようとする課題は、流体圧を駆動源とし、ワークの二面の位置が常に一定位置で停止する二方向の位置決めが可能なロボットハンドを提供することを目的とする。
本発明は、前記した課題を解決するための手段として、ケーシングから突出した状態で開閉動作を行う4つのレバーと、ケーシング内に往復動作可能に装着された4つのピストンと、該ピストンの往復動作を前記レバーの開閉動作に変換する4つのリンク部材とを備え、
前記レバーの開閉動作がピストンの往復動作に対して垂直になるように設定し、
前記のピストン往復動作に対して当該ピストンと同期動作を行う1つのレバーは他のレバーとは非同期に動作を行う構造を備え、
かつ、前記4つのレバーはそれぞれ直角になるように配置し、さらに4つのピストンの内、対面のレバーに於いて、片方のピストンで発生させるシリンダ推力が、他方のピストンのシリンダ推力より大きくなる構造とし、かつ該ピストンのシリンダストロークを調整することが可能な構造とする。
前記のような構成の4つの非同期駆動のレバーを備えるロボットハンドにすることで、レバーと物体のガタが無く4点把持することが可能となった。
また、対面のピストンに於いてシリンダ推力に差を設けて、該ピストンのストロークを調整できるような構造にすることでワークの大きさにかかわらず、二方向からの位置決めが可能となり、
さらに、レバーの開閉動作がピストンの往復動作に対して垂直に設定することで、従来に比べて取付スペースを小さくすることができた。
本発明の実施形態1について以下に図面を参照しつつ説明する。
ロボットハンドは、ケーシング1の前部に4つのレバー3、4、5、6が直角になるように設けられ、それぞれ図に於いて上下方向、左右方向に開閉動作するように配置されている。(図1)
アクションレバー7、8、9、10はケーシング1に装着されている支点ピン11を軸として回転自在に取付けられている。これらのアクションレバーは、ピストンの往復動作を前記レバーの開閉動作に変換するリンク部材の役割をしている。(図2、図3)
ピストン12と13およびピストン14と15はそれぞれ対面に配置され、ピストン12、14はピストン13、15より大きなシリンダ推力が発生する構造をしており、かつヘッドカバー16に調整ボルト17、18を取付け、シリンダストロークを自在に調整できるようにしている。(図2、図3)
次に上記のように構成されたロボットハンドの動作を、請求項2までの内容に基づいた実施形態2として説明する。
請求項2に記載のように、ケーシング2には4つのピストンに流体圧を供給するために、図8に示すように加工された流体通路22を備える共通の圧力供給口19、20が設けられている。(図4、図8)
圧力供給口19に流体圧を加えると、流体圧はピストン12、13、14、15のヘッド側に供給されるためピストンは上昇し、アクションレバー7、8、9、10を介してレバー3、4、5、6の開方向動作に変換される。(図7−1)
ワークを把持するために、この状態から圧力供給口20に流体圧を加えると、流体圧はピストン12、13、14、15のロッド側に供給されるためピストンは降下し、アクションレバー7、8、9、10を介してレバー3、4、5、6の閉方向動作に変換される。(図7−2)
ピストン12、14は把持するワークによって、基準位置となるように調整ボルト17、18でストロークが調整されているので、調整ボルトで止められる位置まで降下する。
ピストン13、15も同様に降下してワークを把持するが、ピストン12、14よりシリンダ推力が弱いので、ピストン12、14を押し戻すことは無く、ピストン12、14の停止位置(基準位置)で停止することになる。
この機構を利用することで、ワークの大きさにかかわらず、調整ボルトで自在に調整可能な二箇所の基準位置にワークを押し当てることができる。
また、本発明の実施形態3として、請求項3に記載のようにピストンにマグネットを内蔵し、図5、図6に示すようにセンサー取付溝21を設けることで、ピストン位置の検出が可能になっている。(図5、6)
本発明の実施形態4として、請求項4に記載のようにロボットハンドに中空穴を設けたタイプがあり、センサーのケーブル等を通すことが出来るようになっている。(図9)
本発明の実施形態5として、ピストン12、13、14、15にロッド23、24、25、26を取り付けるタイプがある。このロッドは、1本の軸を4等分したものであり、各ロッドにアクションレバーを取り付けることで、コンパクト化が図れるようになっている。(図10、図11)
本発明に係るロボットハンドの実施形態1における平面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態1における側面断面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態1における側面断面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態2における正面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態3における左側面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態3における下面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態2における説明図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態2における説明図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態2における流体通路図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態4における側面断面図である。(中空穴) 本発明に係るロボットハンドの実施形態5における側面断面図である。 本発明に係るロボットハンドの実施形態5におけるロッド部詳細図である。
符号の説明
1 ケーシング
2 ケーシング
3 レバー
4 レバー
5 レバー
6 レバー
7 アクションレバー
8 アクションレバー
9 アクションレバー
10 アクションレバー
11 支点ピン
12 ピストン
13 ピストン
14 ピストン
15 ピストン
16 ヘッドカバー
17 調整ボルト
18 調整ボルト
19 圧力供給口
20 圧力供給口
21 センサー取付溝
22 流体通路
23 ロッド
24 ロッド
25 ロッド
26 ロッド







Claims (4)

  1. ケーシングから突出した状態で開閉動作を行う4つのレバーと、ケーシング内に往復動作可能に装着された4つのピストンと、該ピストンの往復動作を前記レバーの開閉動作に変換する4つのリンク部材とを備え、
    前記レバーの開閉動作がピストンの往復動作に対して垂直に設定されており、
    前記のピストン往復動作に対して当該ピストンと同期動作を行う1つのレバーは他のレバーとは非同期に動作を行う構造を備え、
    かつ、前記4つのレバーはそれぞれ直角になるように配置され、4つのピストンの内、対面のピストンに関し、片方のピストンで発生させるシリンダ推力が、他方のピストンのシリンダ推力より大きくなる形状とし、かつ該ピストンのシリンダストロークを調整できる構造を備えることを特徴とするロボットハンド。
  2. ロボットハンドの中に設置される4つのピストンを共通の圧力供給口で動作させるようにケーシング内部に設けられた流体通路によって連通することを特徴とした請求項1に記載のロボットハンド。
  3. ロボットハンドの中に設置される4つのピストンのいづれか又はすべてのピストンにマグネットを内蔵し、ピストン位置の検出を可能とした請求項1または2に記載のロボットハンド。

  4. 前記3項のいづれかのロボットハンドに中空穴を採用したもの。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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