JP2008071382A - 半導体不揮発性メモリ、データ書き込み方法、半導体不揮発性メモリの製造方法、及びデータ書き込みプログラム - Google Patents

半導体不揮発性メモリ、データ書き込み方法、半導体不揮発性メモリの製造方法、及びデータ書き込みプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる半導体不揮発性メモリ、データ書き込み方法、半導体不揮発性メモリの製造方法、及びデータ書き込みプログラムを提供する。
【解決手段】メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に、蓄積させる電荷量が多い順に記憶対象とするデータに応じた電力を供給して第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に電荷を蓄積させることによりデータを記憶させる。
【選択図】図4

Description

この発明は、半導体不揮発性メモリ、データ書き込み方法、半導体不揮発性メモリの製造方法、及びデータ書き込みプログラムに係り、特に、メモリセルに、蓄積させる電荷量に応じて複数ビットのデータを記憶可能な電荷蓄積部が複数設けられた半導体不揮発性メモリ、当該半導体不揮発性メモリへのデータ書き込み方法、当該半導体不揮発性メモリの製造方法、及び当該半導体不揮発性メモリへのデータ書き込みプログラムに関する。
従来、メモリセル毎にそれぞれ1つのフローティングゲート(電荷蓄積部)が設けられたフラッシュメモリにおいて、当該フローティングゲートに蓄積させる電荷量を変えることにより1つのメモリセルに2ビットのデータを記憶させる場合に、1つのメモリセルに書き込みを行う際にワード線が共通とされた隣接する他のメモリセルにも弱い書き込みが生じてしまう、所謂ワード線ディスターブの問題に対応するため、特許文献1には、深い書き込みを要するメモリセルから順次書き込みを行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、メモリセル毎に2つの電荷蓄積部が設けられた半導体不揮発性メモリが開示されている。
特開平10−27486号公報 特開2005−64295号公報
ところで、近年、特許文献2に開示されたような1つのメモリセルに2つの電荷蓄積部が設けられた半導体不揮発性メモリの各電荷蓄積部に、それぞれに2ビットのデータを記憶させることにより1つのメモリセル当たり4ビットのデータを記憶させることが試みられている。
しかしながら、メモリセルの各電荷蓄積部に2ビットのデータを記憶させようとした場合、上記のワード線ディスターブの問題に加えて、更に1つのメモリセル内においても一方の電荷蓄積部に書き込みを行う際に、他方の電荷蓄積部にも弱い書き込みが生じて当該電荷蓄積部に記憶されているデータが変化してしまう場合がある、という問題点があった。
なお、この問題点は、1つのメモリセルに2つの電荷蓄積部が設けられた半導体不揮発性メモリに限らず、1つのメモリセルに3つ以上の電荷蓄積部が設けられた半導体不揮発性メモリについても生じる問題点である。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる半導体不揮発性メモリ、データ書き込み方法、半導体不揮発性メモリの製造方法、及びデータ書き込みプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の半導体不揮発性メモリは、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルと、各電荷蓄積部にそれぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる電力供給手段と、蓄積させる電荷量が多い順に前記各電荷蓄積部にデータを記憶させるように前記電力供給手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1記載の半導体不揮発性メモリは、メモリセルに、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられており、電力供給手段により、各電荷蓄積部にそれぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力が供給されて各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷が蓄積されることにより当該データが記憶されるものとされている。
そして、本発明では、制御手段により、蓄積させる電荷量が多い順に各電荷蓄積部にデータを記憶させるように電力供給手段が制御される。
このように請求項1記載の発明によれば、メモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させているので、データを記憶させる順番が遅くなるほど電荷蓄積部にデータを記憶させるためにメモリセルに供給される電力が少なくなり、これにより、同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に生じる電荷の増加量も少なくなるため、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる。
なお、本発明の制御手段は、請求項2記載の発明のように、記憶させる順番が早いデータほど電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、当該データに応じた電荷量より少なくするように前記電力供給手段を制御してもよい。
また、本発明の制御手段は、請求項3記載の発明のように、前記各電荷蓄積部に順にデータを記憶させる際に、前記各電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、後から記憶されるデータによる当該電荷量の増加分だけ少なくするように前記電力供給手段を制御してもよい。
また、本発明の制御手段は、請求項4記載の発明のように、前記制御手段は、前記各電荷蓄積部に記憶させる前記データが同じ場合には、予め定められた順に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させるように前記電力供給手段を制御してもよい。
一方、上記目的を達成するため、請求項5記載の半導体不揮発性メモリは、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルと、各電荷蓄積部にそれぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる電力供給手段と、前記各電荷蓄積部に記憶させる前記データが同じ場合には、予め定められた順に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させるように前記電力供給手段を制御する制御手段と、を備えている。
このように請求項5記載の発明によれば、各電荷蓄積部に記憶させる前記データが同じ場合には、予め定められた順に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させているので、同じデータを予め定められた順に各電荷蓄積部に記憶させる場合であっても、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されている同じデータが変化することを抑制することができる。
また、上記目的を達成するため、請求項6記載のデータ書き込み方法は、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させるものである。
従って、請求項6記載のデータ書き込み方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる。
また、上記目的を達成するため、請求項7記載の半導体不揮発性メモリの製造方法は、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させるものである。
従って、請求項7記載の半導体不揮発性メモリの製造方法によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる。
更に、上記目的を達成するため、請求項8記載のデータ書き込みプログラムは、電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させるように制御する制御ステップをコンピュータに実行させるものである。
従って、請求項8記載のデータ書き込みプログラムによれば、コンピュータに対して請求項1記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる。
以上説明したように、本発明によれば、メモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させているので、電荷蓄積部へのデータの記憶動作によって同一メモリセル内の他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る半導体不揮発性メモリを構成する、メモリセル10の主要部を示す概略断面図である。
同図に示すように、メモリセル10は、p型半導体基板としてのシリコン基板12の表面領域側に、pウェル領域14が形成されている。このpウェル領域14の表面領域には、n型不純物を高濃度(n+型)に含有するソース領域16及びドレイン領域18が所定距離離間して設けられている。なお、ソース領域16及びドレイン領域18には、それぞれコンタクト層を介して金属電極層が設けられている。これらコンタクト層及び金属電極層は、ソース電極及びドレイン電極をそれぞれ構成する。以下の説明においては、ソース領域及びドレイン領域と称するが、これらは、ソース電極及びドレイン電極とそれぞれ等価である。
ソース領域16及びドレイン領域18に挟まれる、pウェル領域14上の部分領域には、ゲート絶縁膜22を介してゲート電極24が形成されている。ソース領域16及びドレイン領域18に挟まれた、pウェル領域14の表面領域部分が、nMOSFET(n−type Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の動作時にソース・ドレイン領域間のチャネル(電流路)が形成されるチャネル形成領域20となる。ここでのゲート絶縁膜22は、シリコン酸化膜(SiO2)であり、ゲート電極24は、ポリシリコン(多結晶シリコン)である。なお、上述した、nMOSFETの構造については従来公知であるので、その詳細な説明をここでは省略する。
本実施の形態に係るメモリセル10は、ソース領域16とチャネル形成領域20との間に、当該ソース領域16に接して第1抵抗変化部26が設けられている。また、ドレイン領域18とチャネル形成領域20との間に、ドレイン領域18に接して第2抵抗変化部28が設けられている。
第1及び第2抵抗変化部(26、28)は、それぞれ対応するソース領域16やドレイン領域18よりもn型の不純物濃度が低い(n−型)領域とする。なぜなら、後述する第1及び第2電荷蓄積部(30、32)へ電荷を選択的に注入するために、これら第1及び第2抵抗変化部(26、28)周辺に電界を集中させるためである。その結果、ホットキャリアの発生を抵抗変化部に集中させることができる。なお、抵抗変化部の濃度及び領域の広さ(幅や深さ)は、目的や設計に応じて任意好適に設定することができる。また、これら第1及び第2抵抗変化部(26、28)の構造は、いわゆるLDD(Lightly Doped Drain)と実質的に同様な構造である。
さらに、本実施の形態に係るメモリセル10は、第1抵抗変化部26上に第1電荷蓄積部30が設けられており、及び第2抵抗変化部28上に第2電荷蓄積部32が設けられている。
この第1及び第2電荷蓄積部(30、32)は、ONO(Oxcide Nitride Oxcide)積層絶縁膜である。このONO積層絶縁膜は、第1及び第2抵抗変化部(26、28)上に、シリコン酸化膜(第1酸化膜)301、シリコン窒化膜(SiN)303、及びシリコン酸化膜(第2酸化膜)305が順次積層された構造であり、安定した電荷蓄積機能を有する。
上述した第1及び第2抵抗変化部(26、28)から注入されたホットキャリアは、このONO積層絶縁膜のうち、主としてシリコン窒化膜303で蓄積される。本実施の形態に係るメモリセル10は、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に蓄積させる電荷量を変えることにより、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)にそれぞれ複数ビットのデータを記憶可能とされている。なお、電荷蓄積部は、構成されるメモリの目的や設計に応じて任意好適に選択可能であり、例えば、シリコン酸化膜等の第1及び及び第2酸化膜の間に、シリコン窒化膜、酸化アルミニウム膜(Al)及び酸化ハフニウム膜(HfO)の絶縁膜群のうちから選ばれた一種又は二種以上の絶縁膜が挟まれた構造等を任意好適に選択することができる。また、この構成例では、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)が、第1及び第2抵抗変化部(26、28)上からそれぞれゲート電極24の側壁上にわたって形成されているため、注入された電荷の蓄積・保持が確実になされる。また、ソース領域16及びドレイン領域18側の双方にそれぞれ設けたことにより、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)にそれぞれ個別にデータの書き込みが可能である。
上述した構成を有するメモリセル10の等価回路を図2に示す。同図に示すように、メモリセル10が具えるnMOSFETを構成する、ソース領域(S)及びドレイン領域(D)側の双方に、第1可変抵抗器40及び第2可変抵抗器50がそれぞれ接続された回路である。
続いて、表1を参照して、メモリセル10へのデータの記憶、データの読み出し、及びデータの消去を行う際の動作ついて以下に説明する。なお、以下では、一例として、メモリセル10のドレイン領域18側に対して2ビット(“00”、“01”、“10”、“11”)のデータの記憶、読み出し、及び消去を行う場合について説明する。ソース領域16側に対して同様の動作を行う場合には、ソース領域及びドレイン領域間の電圧を入れ替えて、同様の動作を行うことができるのは明らかである。
Figure 2008071382
<データの記憶(書き込み)方法>
メモリセル10へのデータの書き込み動作を、例えば、以下の方法で行う。ここでは初期状態を、電荷蓄積部に電荷が蓄積されていない状態(ここでは、論理値“11”に相当)とする。
ドレイン領域18側にデータを書き込む場合は、ドレイン領域18に正電圧(+Vdw)を印加し、ゲート電極24に正電圧(+Vgw)を印加し、ソース領域16を接地電圧にする。
こうした条件によって、ドレイン領域18よりもn型不純物濃度の低い第2抵抗変化部28周辺に電界が集中する。よって、第2抵抗変化部28で、衝突電離によるホットキャリアであるホットエレクトロン(高エネルギー電子とも称する。)の発生が効率的に集中する。
その結果、このホットエレクトロンが、第2抵抗変化部28からシリコン酸化膜301のエネルギー障壁を越えて、第2電荷蓄積部32に選択的に注入されることにより、データの書き込みを行うことができる。また、ドレイン領域18に印加する電圧値+Vdwを変えることにより、ホットエレクトロンの発生量を調整することができ、これにより、第2電荷蓄積部32に蓄積される電荷量を調整することができる。
この電圧値+Vdwは、ホットエレクトロンを発生させるのに充分な電圧とし、目的や設計に応じて異なるが、約2V以上、好ましく、約5〜10V程度とするのが良い。本実施の形態では、論理値“10”の書き込みを行う場合は+Vdwを5Vとし、論理値“01”の書き込みを行う場合は+Vdwを7.5Vとし、論理値“00”の書き込みを行う場合は+Vdwを10Vとして、論理値が小さいほど第2電荷蓄積部32に蓄積させる電荷量を多くしている。
また、電圧値+Vgwは、チャネル形成領域20に充分なキャリアを形成させ、かつ、ドレイン領域18近傍で発生したホットエレクトロンを第2電荷蓄積部32に注入させるのに充分な電圧とし、目的や設計に応じて異なるが、好ましくは、約3〜12V程度とするのが良い。
このように、本実施の形態に係るメモリセル10は、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)にそれぞれ2ビットのデータを記憶することにより、4ビットのデータを記憶することができる。
<データの読み出し方法>
続いて、ドレイン領域18側の情報の読み出し動作を、以下の方法で行う。
ドレイン領域18側のデータを読み出す場合、ソース領域16に正電圧(+Vsr)を印加し、ゲート電極24に正電圧(+Vgr)を印加し、ドレイン領域18を接地電圧とする。
ドレイン領域18側は、第2電荷蓄積部32に電荷(ここでは、電子)が蓄積されている場合、蓄積されている電荷量が多いほど、第2抵抗変化部28の抵抗が上昇する。その結果、チャネル形成領域20にキャリアが供給されにくい状態となり、チャネル形成領域20を流れる電流量が減少する。
一方、ドレイン領域18側が初期状態である、論理値“11”のままである場合は、第2電荷蓄積部32に電荷が蓄積されていないため、第2抵抗変化部28の抵抗は変動しない。その結果、チャネル形成領域20にキャリアが供給されて、チャネル形成領域20に充分な電流が流れる。
すなわち、nMOSFETを流れる電流値の違いを利用して、ドレイン領域18側に
論理値“00”〜“11”のいずれが書き込まれているかを判別することができる。
<データの消去方法>
続いて、ドレイン領域18側のデータの消去を、以下の方法で行う。
(a)メモリセル10を、例えば、OTPROM(One Time Programmable Read Only Memory)として用いる場合には、上述した1回の書き込み動作までで終了だが、良品確認テストの際に書き込んだ情報を消去する必要がある。
この場合には、論理値“00”〜“10”が書き込まれている、ドレイン領域18側の第2電荷蓄積部32に対して、当該第2電荷蓄積部32に蓄積されている電荷の中和を目的とする、紫外線の照射や加熱処理(高温雰囲気下での放置を含む。)等を行えば良い。このような方法によれば、電気的消去を行うための回路の別途搭載が不要なため、安価なメモリ構成を実現できる。
(b)一方、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)のように、情報を電気的に消去可能な構成とすることも可能である。
そこで、第2電荷蓄積部32に電荷が蓄積されて帯電している場合(ここでは、論理値“00”〜“10”の何れかが書き込まれている場合)には、ドレイン領域18に正電圧(+Vde)を印加し、ゲート電極24に0または負電圧(−Vge)を印加し、ソース領域16をオープン状態(あるいは、フローティング状態とも称する。)として行う。
こうした条件によって、ドレイン領域18周辺で発生したホットホールが、第2電荷蓄積部32に注入される。その結果、第2電荷蓄積部32に蓄積されている電荷(ここでは電子)が中和されることにより、情報の消去を行うことができる。なお、このときの+Vdeは、ドレイン領域18近傍で、ホットホールを発生させるのに充分な電圧とし、約2V以上、好ましくは、約4〜10V程度とするのが良い。また、−Vgeは、ホットホールを効率的に第2電荷蓄積部32周辺に集めるために印加する電圧であり、約−7〜0V程度とするのが良い。
続いて、図3を参照して、本実施の形態に係る半導体不揮発性メモリ100の構成について以下に説明する。
同図に示すように、半導体不揮発性メモリ100は、メモリセルアレイ102を備えている。メモリセルアレイ102には、第1方向(行方向)に設けられた複数のワード線WLと、当該第1方向と直交する第2方向(列方向)に複数のビット線BLが交差して配置されており、各ワード線WLと各ビット線BLの交差部にそれぞれメモリセル10が設けられている。
各メモリセル10のゲート電極24は、ワード線WLに接続されている。また、各メモリセル10のドレイン領域18は、ビット線BLに接続されている。さらに、すべてのメモリセル10のソース領域16は、共通のソース線SLに接続されている。
各ワード線WLは、ロウデコーダ104に接続されており、各ビット線BL及びソース線SLは、カラムデコーダ106に接続されている。このロウデコーダ104及びカラムデコーダ106は各々コントローラ108に接続されている。
コントローラ108には、メモリセルアレイ102へのデータの記憶及び読み出し動作を制御する演算部108Aと、データを一時的に記憶する一時記憶部108Bと、後述するデータ書き込みプログラム等の各種プログラムを記憶する不揮発性記憶部108Cと、が設けられている。コントローラ108は、外部よりデータが入力されると、データ書き込みプログラムを実行して、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10に接続されたワード線WLの行番号を示すロウアドレスを出力し、また、カラムデコーダ106に対して、記憶対象とする2ビットのデータ、当該データの記憶先となるメモリセル10に接続されたビット線BLの列番号を示すカラムアドレス、及びビット線BL、ソース線SLへ印加する電圧に関する指示情報を出力する。
ロウデコーダ104は、入力したロウアドレスに応じてワード線WLへの電圧の印加を制御する。カラムデコーダ106は、入力した2ビットのデータ、カラムアドレス及び指示情報に応じてビット線BL及びソース線SLへの電圧の印加を制御する。
次に、本実施の形態に係る半導体不揮発性メモリ100の作用を説明する。
コントローラ108は、外部よりメモリセルアレイ102の各メモリセル10に対して記憶させるデータ(本実施の形態では、4ビット構成のデータ)及び記憶先のメモリセル10を指定するアドレスデータが入力されると、当該データ及びアドレスデータを一時記憶部108Bに一旦記憶し、以下のデータ書き込みプログラムを実行する。
図4は、コントローラ108によって実行されるデータ書き込みプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。当該プログラムは不揮発性記憶部108Cに予め記憶されている。
ステップ200では、アドレス順に一時記憶部108Bから1つのメモリセル10に対して記憶させる4ビットのデータを記憶対象のデータとして読み出し、次のステップ202では、読み出した4ビットのデータを上位2ビットと下位2ビットのデータに分割する。
次のステップ204では、分割した上位2ビットのデータと下位2ビットのデータの比較を行い、上位2ビットのデータの方が大きい場合はステップ206へ移行し、上位2ビットのデータと下位2ビットのデータが同じか、又は下位2ビットのデータの方が大きい場合はステップ210へ移行する。
ステップ206では、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、下位2ビットのデータ、データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLの接地を指示する指示情報を出力する。
ロウデコーダ104は、ロウアドレスにより指定された行番号のワード線WLに正電圧(+Vgw)を印加する。
カラムデコーダ106は、カラムアドレスにより指定された列番号のビット線BLに下位2ビットのデータに応じた正電圧(+Vdw)を印加すると共に、ソース線SLを接地させる。
これにより、指定されたメモリセル10のドレイン領域18に下位2ビットのデータに応じた正電圧(+Vdw)が印加され、ゲート電極24に正電圧(+Vgw)が印加され、ソース領域16が接地電圧となり、当該メモリセル10の第2電荷蓄積部32に下位2ビットのデータに応じた電荷が蓄積される。
次のステップ208では、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、上位2ビットのデータ、当該データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLへの電圧の供給を指示する指示情報を出力する。
ロウデコーダ104は、ロウアドレスにより指定された行番号のワード線WLに正電圧(+Vgw)を印加する。
カラムデコーダ106は、カラムアドレスにより指定された列番号のビット線BLを接地させると共に、ソース線SLに上位2ビットのデータに応じた正電圧(+Vdw)を印加する。
これにより、指定されたメモリセル10のソース領域16に上位2ビットのデータに応じた正電圧(+Vdw)が印加され、ゲート電極24に正電圧(+Vgw)が印加され、ドレイン領域18が接地電圧となり、当該メモリセル10の第1電荷蓄積部30に上位2ビットのデータに応じた電荷が蓄積される。
一方、ステップ210では、上記ステップ208と同様に、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、上位2ビットのデータ、当該データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLへの電圧の供給を指示する指示情報を出力する。
これにより、指定されたメモリセル10の第1電荷蓄積部30に上位2ビットのデータに応じた電荷が蓄積される。
次のステップ212では、上記ステップ206と同様に、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、下位2ビットのデータ、データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLの接地を指示する指示情報を出力する。
これにより、指定されたメモリセル10の第2電荷蓄積部32に下位2ビットのデータに応じた電荷が蓄積される。
次のステップ214では、全てのデータの記憶が完了したか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ200へ戻る一方、肯定判定となった場合は本データ書き込みプログラムの処理終了となる。
図5(A),(B)には、各メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に、蓄積される電荷量が少ない順にデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセル10の個数が示されている。なお、図5(A)は、メモリセル10の第2電荷蓄積部32に論理値“10”のデータを記憶させた状態であり、図5(B)は、さらに、メモリセル10の第1電荷蓄積部30に論理値“01”のデータを記憶させた状態である。
図5(A)に示されるように、第2電荷蓄積部32に論理値“10”のデータの書き込みを行った場合、第1電荷蓄積部30にも弱い書き込みが生じて電荷が蓄積されるため、各メモリセル10の第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が破線のように変化する。
そして、図5(B)に示されるように、メモリセル10の第1電荷蓄積部30に論理値“01”のデータの書き込みを行った場合、第1電荷蓄積部30に蓄積される電荷量に応じて第2電荷蓄積部32にも弱い書き込みが生じて電荷が蓄積されるため、各メモリセル10の第2電荷蓄積部32に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が実線のように変化し、一部で記憶されているデータの論理値が変化している。すなわち、蓄積させる電荷量が多い書き込みが行われると、メモリセル10に供給される電力が大きくなるため、同一メモリセル10内の他方の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化してしまう場合がある。
一方、図6(A),(B)には、本実施の形態に係るデータ記憶処理により、各メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に、蓄積される電荷量が多い順にデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセル10の個数が示されている。
図6(A)に示されるように、第1電荷蓄積部30に論理値“01”のデータの書き込みを行った場合、第2電荷蓄積部32にも弱い書き込みが生じて電荷が蓄積されるため、各メモリセル10の第2電荷蓄積部32に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が破線のように変化する。
そして、図6(B)に示されるように、メモリセル10の第2電荷蓄積部32に論理値“10”のデータの書き込みを行った場合、第2電荷蓄積部32へ蓄積される電荷量に応じて第1電荷蓄積部30にも弱い書き込みが生じるため、第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が実線のように変化するが、第2電荷蓄積部32への書き込みによる電荷量の増加が少ないため、検出される電流値の変化量を少なく抑えることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に、蓄積させる電荷量が多い順に記憶対象とするデータに応じた電力を供給して第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に電荷を蓄積させることによりデータを記憶させているので、電荷蓄積部へのデータの記憶動作による同一メモリセル内の他の電荷蓄積部の電荷の増加を少なく抑えることができるため、当該他の電荷蓄積部に記憶されているデータが変化することを抑制することができる。
[第2の実施の形態]
次に、電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、記憶させるデータに応じた電荷量よりも少なくするように制御する形態例について説明する。なお、第2の実施の形態に係るメモリセル10の構成及び半導体不揮発性メモリ100の構成は、図1〜図3と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図7に示されるように、本実施の形態に係る半導体不揮発性メモリ100は、電荷蓄積部に2ビットのデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値が、論理値“00”の場合に20μA、論理値“01”の場合に30μA、論理値“10”の場合に40μA、論理値“11”の場合に72μAであるものとする。
ところで、例えば、図8(A)に示すように、第1電荷蓄積部30に論理値“01”のデータの書き込みを行った後に、図8(B)に示すように、第2電荷蓄積部32に論理値“10”のデータの書き込みを行った場合、第1電荷蓄積部30にも弱い書き込みが生じて電荷が蓄積されるため、当該第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値は実線のように変化する。この電流値の変化量(ΔI)は、第1電荷蓄積部30に先に書き込むデータ毎及び第2電荷蓄積部32に後から書き込むデータ毎に異なる。
図9には、先に書き込むデータ毎に、後から書き込むデータによる電流値の変化量(ΔI)が示されている。例えば、第1電荷蓄積部30に先に書き込むデータの論理値が“01”であり、後から第2電荷蓄積部32に書き込むデータの論理値が“10”(40μA)である場合、第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値の変化量は3.2μAになる。
本実施の形態に係るコントローラ108では、先に書き込むデータ毎に、後から書き込まれるデータに応じた電流値の変化量分だけ、先に書き込む電荷量を少なくなるように印加する電圧を減少させる補正量を補正情報として不揮発性記憶部108Cに予め記憶している。
図10は、コントローラ108によって実行されるデータ書き込みプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10における上記第1の実施の形態に係るデータ書き込みプログラム(図4)と同一の処理には、同一の符号を付して、ここでの説明は省略し、異なる処理には、符号の最後に「A」を付して説明する。
ステップ205Aでは、不揮発性記憶部108Cから下位2ビットのデータを先に書き込むデータ、上位2ビットのデータを後から書き込むデータとした補正情報を読み込む。
次のステップ206Aでは、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、下位2ビットのデータ、補正情報、データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLの接地を指示する指示情報を出力する。
ロウデコーダ104は、ロウアドレスにより指定された行番号のワード線WLに正電圧(+Vgw)を印加する。
カラムデコーダ106は、カラムアドレスにより指定された列番号のビット線BLに下位2ビットのデータに応じた電圧を補正情報により示される補正量だけ低下させた電圧を印加すると共に、ソース線SLを接地させる。
これにより、指定されたメモリセル10のドレイン領域18に補正された電圧が印加され、ゲート電極24に正電圧(+Vgw)が印加され、ソース領域16が接地電圧となり、当該メモリセル10の第2電荷蓄積部32に電荷が蓄積される。なお、この第2電荷蓄積部32に蓄積される電荷量は、ドレイン領域18に印加される電圧が補正によって低下しているため、下位2ビットのデータに応じた電荷量よりも少なくしている。
一方、ステップ209Aでは、不揮発性記憶部108Cから上位2ビットのデータを先に書き込むデータ、下位2ビットのデータを後から書き込むデータとした補正情報を読み込む。
次のステップ210Aでは、ロウデコーダ104に対して、データの記憶先となるメモリセル10の行番号を示すロウアドレスを出力すると共に、カラムデコーダ106に対して、上位2ビットのデータ、補正情報、当該データの記憶先となるメモリセル10の列番号を示すカラムアドレス、及びソース線SLへの電圧の供給を指示する指示情報を出力する。
ロウデコーダ104は、ロウアドレスにより指定された行番号のワード線WLに正電圧(+Vgw)を印加する。
カラムデコーダ106は、カラムアドレスにより指定された列番号のビット線BLを接地させると共に、ソース線SLに上位2ビットのデータに応じた電圧を補正情報により示される補正量だけ低下させた電圧を印加する。
これにより、指定されたメモリセル10のソース領域16に補正された電圧が印加され、ゲート電極24に正電圧(+Vgw)が印加され、ドレイン領域18が接地電圧となり、当該メモリセル10の第1電荷蓄積部30に電荷が蓄積される。なお、この第1電荷蓄積部32に蓄積される電荷量は、ソース領域16に印加される電圧が補正によって低下しているため、上位2ビットのデータに応じた電荷量よりも少なくなる。
図11(A),(B)には、本実施の形態に係るデータ記憶処理により、各メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)にデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数が示されている。
図11(A)に示されるように、先に第1電荷蓄積部30に論理値“01”のデータの書き込みを行ったが、蓄積される電荷量が少ないため、第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が論理値“01”のデータに応じた値よりも大きくなっている。
そして、図11(B)に示されるように、メモリセル10の第2電荷蓄積部32に論理値“10”のデータの書き込みを行った場合、第2電荷蓄積部32へ蓄積される電荷量に応じて第1電荷蓄積部30にも弱い書き込みが生じることにより、第1電荷蓄積部30に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値が、論理値“01”のデータに応じた電流値になる。
以上のように、本実施の形態によれば、先に荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、記憶させるデータに応じた電荷量よりも少なくしているので、後から同一メモリセル内の他の電荷蓄積部にデータが書き込まれた際に発生する書き込みによって、蓄積される電荷量を記憶させるデータに応じた電荷量に調整することができる。
また、本実施の形態によれば、各電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、後から記憶されるデータによる当該電荷量の増加分だけ少なくするようにしているので、後から記憶されるデータが書き込まれることにより、各電荷蓄積部に蓄積される電荷量を記憶させるデータに応じた電荷量にすることができる。
また、第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に記憶させるデータが同じ場合には、予め定められた順(本実施の形態では、第1電荷蓄積部30、第2電荷蓄積部32の順)に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させているので、同じデータを記憶させる場合であっても、データの記憶動作によって先に記憶されたデータが変化することを抑制することができる。
なお、第1及び第2の実施の形態では、メモリセル10に2つの電荷蓄積部を設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3つ以上の電荷蓄積部が設けられているメモリセル10に適用してもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、メモリセル10単位で、蓄積させる電荷量が多いデータから書き込む場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、外部から入力されたデータを電荷蓄積部に記憶させる単位(本実施の形態では2ビット単位)のデータに分割した後に、蓄積させる電荷量が多いデータから順に、各メモリセル10の電荷蓄積部に記憶させるものとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第1及び第2の実施の形態では、半導体不揮発性メモリ100にコントローラ108を内蔵させた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、半導体不揮発性メモリ100にコントローラ108を内蔵させず、外部装置に備えられたコントローラによってロウデコーダ104及びカラムデコーダ106を制御することにより、各メモリセル10の第1及び第2電荷蓄積部(30、32)にデータを書き込むものとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第2の実施の形態では、不揮発性記憶部108Cに補正情報を予め記憶させた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、先に書き込むデータ及び後から書き込まれるデータを入力値とし、印加する電圧を減少させる補正量を出力値とする関数を不揮発性記憶部108Cに予め記憶させ、当該関数を用いて補正量を導出するものとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、第1の実施の形態で説明したメモリセル10の構成(図1、及び図2参照。)、半導体不揮発性メモリ100の構成(図3参照。)は、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、第1及び第2の実施の形態で説明したデータ書き込みプログラム(図4、及び図10参照。)の処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した第1及び第2電荷蓄積部(30、32)に記憶されているデータを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数を示すグラフ(図5、図6、図8、及び図11参照。)、記憶させたデータと当該データを読み出した際に検出される電流値を示すグラフ(図7参照。)及び、電流値の変化量(ΔI)と書き込みデータの関係を示すグラフ(図9参照。)も一例であることは言うまでもない。
実施の形態に係るメモリセルの構成を示す構成図である。 実施の形態に係るメモリセルの等価回路を示す回路図である。 実施の形態に係る半導体不揮発性メモリの構成を示す構成図である。 第1の実施の形態に係るデータ書き込みプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 蓄積される電荷量が少ない順にデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るデータ記憶処理によりデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数を示すグラフである。 実施の形態に係る半導体不揮発性メモリに記憶されているデータと当該データを読み出した際に検出される電流値を示すグラフである。 第1及び第2電荷蓄積部に所定のデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数を示すグラフである。 電流値の変化量(ΔI)と電荷蓄積部に書き込みデータの関係を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るデータ書き込みプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るデータ記憶処理によりデータを記憶させ、当該データを読み出した際に検出される電流値毎のメモリセルの個数を示すグラフである。
符号の説明
10 メモリセル
30 第1電荷蓄積部
32 第2電荷蓄積部
100 半導体不揮発性メモリ
104 ロウデコーダ(電力供給手段)
106 カラムデコーダ(電力供給手段)
108 コントローラ(制御手段)

Claims (8)

  1. 電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルと、
    各電荷蓄積部にそれぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる電力供給手段と、
    蓄積させる電荷量が多い順に前記各電荷蓄積部にデータを記憶させるように前記電力供給手段を制御する制御手段と、
    を備えた半導体不揮発性メモリ。
  2. 前記制御手段は、記憶させる順番が早いデータほど電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、当該データに応じた電荷量より少なくするように前記電力供給手段を制御する
    請求項1記載の半導体不揮発性メモリ。
  3. 前記制御手段は、前記各電荷蓄積部に順にデータを記憶させる際に、前記各電荷蓄積部に蓄積させる電荷量を、後から記憶されるデータによる当該電荷量の増加分だけ少なくするように前記電力供給手段を制御する
    請求項1又は請求項2記載の半導体不揮発性メモリ。
  4. 前記制御手段は、前記各電荷蓄積部に記憶させる前記データが同じ場合には、予め定められた順に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させるように前記電力供給手段を制御する
    請求項1乃至請求項3記載の何れか1項記載の半導体不揮発性メモリ。
  5. 電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルと、
    各電荷蓄積部にそれぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる電力供給手段と、
    前記各電荷蓄積部に記憶させる前記データが同じ場合には、予め定められた順に、順番が早いデータほど当該データに応じた電荷量より少なくして記憶させるように前記電力供給手段を制御する制御手段と、
    を備えた半導体不揮発性メモリ。
  6. 電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる
    データ書き込み方法。
  7. 電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させる
    半導体不揮発性メモリの製造方法。
  8. 電荷を蓄積可能な電荷蓄積部が複数設けられたメモリセルの各電荷蓄積部に、それぞれ記憶対象とする複数ビットのデータに応じた電力を、蓄積させる電荷量が多い順に供給して前記各電荷蓄積部に当該データに応じた電荷量の電荷を蓄積させることにより当該データを記憶させるように制御する制御ステップをコンピュータに実行させるデータ書き込みプログラム。
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