JP2008070296A - キャパシタ電源の寿命推定評価システム - Google Patents

キャパシタ電源の寿命推定評価システム Download PDF

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Abstract

【課題】負荷の要求に応じて使用されるキャパシタ電源の温度上昇から寿命を推定しキャパシタ電源の容量評価を簡便に行えるようにする。
【解決手段】少なくとも基準とする温度Tr 、該温度Tr に対応するキャパシタの劣化係数αTr又は劣化時間tTrr 、劣化度Dr 、劣化度Dr における所定の温度差Tint 、該所定の温度差に対応する各温度における劣化時間の倍率λからなる寿命推定用のデータ、キャパシタ電源の使用温度Tx のデータを保持し、
Txr =λ(Tr-Tx)/Tint×tTrr 、αTx=Dr /√tTxr 、tTx=(Ds /αTx2 により使用温度Tx における劣化係数αTx、劣化度Ds までの推定寿命tTxを求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷パターンに応じて設計されるキャパシタ電源の使用温度に応じた寿命の評価、判定を行うキャパシタ電源の寿命推定評価システムに関する。
情報通信機器の高周波化、高速デジタル化に伴って電子回路が複雑化し、回路図の作成段階で電子回路の電気的特性を予測することが困難になった。そのため、回路を設計試作して電気的特性を測定し、その結果に基づきさらに設計試作のやり直しの試行錯誤を繰り返すことが多くなった。
また、回路シミュレータも利用されるようになったが、特にコンデンサが使用される回路については、予測が難しく電子回路の設計効率化の障害となっていた。そこで、このようなコンデンサ使用回路に対しては、周波数特性の入力、等価回路モデル形成、その評価関数の合成、評価関数を最小化する回路定数の決定を行う各ステップによりコンデンサの等価回路モデルを導出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
1次電池や2次電池、コンデンサなどの蓄電装置に対しては、充電/放電させながら電圧特性の測定、所定周波数領域に対する特性インピーダンススペクトルを測定それぞれ行って、非線形等価回路モデルの特定因子を数値化する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−259482号公報 特許第3190313号公報
複数のキャパシタを直並列接続して構成するキャパシタ電源装置は、蓄電密度や性能の向上、大量供給環境の整備に伴い、産業機器や電力貯蔵など様々な用途に普及、拡大をしつつある。しかし、これまでの代表的な蓄電手段である二次電池は、充放電で電圧があまり変動しないのに対し、キャパシタは、充放電に応じて電圧が大きく上下に変動するので、所望の電力量を確保するためにどれだけのキャパシタが必要かが分かりにくい。ゆえに設計が難しいという問題がある。しかも、キャパシタは、二次電池に比べて出力密度が高く、短時間に大電力を充放電する用途への適用が期待されているが、現状においてはどのくらい発熱するかは実際に使用してみないとわからないという問題もあった。
コンデンサの等価回路モデルを導出する従来の方法や、非線形等価回路モデルの特定因子を数値化する従来の方法は、いずれも複雑、煩雑な回路モデルを用いるものであり、キャパシタ電源装置の設計の支援には向いたものとはなっていない。すなわち、前者の方法は、サンプル周波数毎のインピーダンス(Z)を入力し、RC回路及びRL回路とRCL回路のいずれかを等価回路モデルとして形成し、その等価回路モデルの表すインピーダンス(ZM )を定義し、評価関数(Q)を合成して最小化し回路ベクトル(P)を決定するというステップを備え、また、後者の方法は、非線形抵抗器、非線形キャパシタ、及び非線形コイルのうち2個以上の回路素子と定電圧器からなる非線形伝送線モデル、また、伝送線を対置する有限な個数の梯形非線形2端子電池回路のモデルを用いるものである。
しかし、キャパシタ電源の設計では、負荷の電力要求に対して蓄電容量が十分であるか、熱的に許容範囲内で使用できるのか、寿命としてどの程度に考えてよいのかなどの検討、評価が必要であるが、上記従来の方法ではその検討、評価に利用することが難しい。キャパシタ電源の設計としては、負荷に電力を供給し放電するのに伴い、また、負荷からの回生電力で充電するのに伴って、電圧がどのように変動し、充電残量がどの程度になるのか、温度上昇がどの程度になるのか、終止電圧、蓄電残容量、温度上昇の判定評価を行うことが必要である。また、キャパシタの寿命は、使用温度が高温になる(温度上昇が大きい)ほど短くなるので、その面からも評価を行うことが必要になる。このように負荷の要求(負荷条件)に応じ無駄のない効率的なキャパシタ電源を設計しようとする場合には、キャパシタ電源特有の検討を行うことが要求される。
例えばプレス機械、NC機械等、製造ラインの工作機械では、所定の工程の加工動作を反復繰り返し実行する。このような機械を駆動するモータ負荷への電力供給に主電源とキャパシタ電源とを併用し、ピークカット電力をキャパシタ電源から給電する場合、一般に蓄電容量は十分足りていても、温度上昇が大きいことがあったり、そのようなことがないように大容量に設計して無駄が大きいことがある。
本発明は、上記課題を解決するものであって、負荷の要求に応じて使用されるキャパシタ電源の温度上昇から寿命を推定しキャパシタ電源の容量評価を簡便に行えるようにするものである。
そのために本発明は、負荷パターンに応じて設計されるキャパシタ電源の使用温度に応じた寿命の推定、評価を行うキャパシタ電源の寿命推定評価システムであって、
少なくとも基準とする温度Tr 、該温度Tr に対応するキャパシタの劣化係数αTr又は劣化時間tTrr 、劣化度Dr 、劣化度Dr における所定の温度差Tint 、該所定の温度差に対応する各温度における劣化時間の倍率λを寿命推定用のデータとして保持する寿命推定用データ保持手段と、
キャパシタ電源の使用温度Tx のデータを保持する温度データ保持手段と、
前記寿命推定用のデータに基づいて
Txr =λ(Tr-Tx)/Tint×tTrr
αTx=Dr /√tTxr
により前記使用温度Tx における劣化係数αTxを求める劣化係数演算手段と、
前記劣化係数演算手段により求めた劣化係数αTxに基づき推定寿命とする劣化度Ds までの時間tTx
Tx=(Ds /αTx2
により求め寿命LTx=tTxとして推定する寿命推定演算手段と
を備えたことを特徴とする。
さらに、2つの異なる温度とそれぞれの温度における使用時間と静電容量による劣化度を測定したデータを保持する測定データ保持手段、前記測定した前記各温度におけるデータに基づき前記使用時間の平方根と前記劣化度が比例する関係にある劣化係数を求め、前記一方の温度におけるデータを基準データとして、該温度Tr に対応するキャパシタの劣化係数αTr又は劣化時間tTrr 、劣化度Dr 、劣化度Dr における所定の温度差Tint 、該所定の温度差に対応する各温度における劣化時間の倍率λを寿命推定用のデータとして保持する寿命推定用データ保持手段をを備えたことを特徴とする。
前記温度Tr は、70℃であることを特徴とし、また、前記温度データ保持手段は、
時系列に要求される電力のパターン情報を有する負荷パターンのデータ及びキャパシタ電源の定格仕様を含む設計データを保持し、
前記時系列にしたがい前記記憶手段から読み出されるデータのキャパシタ電圧、静電容量、内部抵抗と時系列の負荷パターンに基づいて前記キャパシタ電源の電流を求め、
前記時系列にしたがい前記キャパシタ電圧、内部抵抗と前記電流に基づいて前記キャパシタ電源の出力電圧及び充放電量を求めて該充放電後の前記キャパシタ電源の蓄電容量を求め該蓄電容量と前記静電容量に基づいて前記キャパシタ電圧を更新する処理を繰り返すことにより、負荷パターンに対応した前記キャパシタ電源の充放電によるキャパシタ電圧及び蓄電容量の変動を含む充放電特性のシミュレーションを行い、
前記電流と前記内部抵抗に基づく前記内部抵抗による総電力損失から前記キャパシタ電源の温度上昇を求め使用温度Tx のデータとして保持することを特徴とする。
前記温度データ保持手段は、前記電力損失に応じた温度を保持し、前記劣化係数演算手段は、前記温度における劣化係数を求め、前記寿命推定演算手段は、前記劣化係数の平均値に基づき寿命を推定することを特徴とする。
本発明によれば、使用温度により寿命が大きく変動するキャパシタ電源に対し、負荷パターンに対応する温度上昇に見合った寿命の推定値を提示することができる。したがって、寿命推定に基づいてキャパシタ電源の設計データの見直し、再設計を簡便に行うことができる。本発明によれば、負荷データ、キャパシタデータ、条件設定に応じて充放電シミュレーションデータ、温度上昇値、寿命推定値を出力できるので、それぞれの負荷とキャパシタ電源との組み合わせが適合するか否かを評価、判定することができ、負荷データ、キャパシタデータ、条件設定を変数として更新しながら繰り返し、最適なキャパシタ電源の設計、解を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るキャパシタ電源の寿命推定評価システムの実施の形態を説明する図、図2はキャパシタ電源と負荷回路の概要を説明する図、図3は温度と寿命との関係を説明する図、図4はキャパシタ設計データ及び負荷データの構成例を示す図である。図1において、1は温度劣化度測定データ、2は温度別劣化係数演算部、3はパラメータ生成処理部、4は寿命推定用パラメータ、5はキャパシタ設計データ、6は負荷データ、7は充放電シミュレーション部、8は温度上昇演算処理部、9は寿命推定評価処理部、11はキャパシタ電源、12は充放電制御回路、13はモータ駆動回路、14はモータを示す。
本発明に係るキャパシタ電源の寿命推定評価システムでは、図1に示すようにキャパシタの使用温度、時間、劣化度等のデータを寿命推定用測定データ1に記憶保持し、温度別劣化係数演算部2により温度別にキャパシタの劣化係数を求め、パラメータ生成処理部3により寿命推定に必要なパラメータを生成してそれらのデータを寿命推定用パラメータ4に記憶保持することにより、キャパシタ電源の寿命推定、評価に必要なデータを用意する。また、キャパシタ電源の定格仕様に関するキャパシタ設計データ5及び時系列の動作パターンや負荷パターン等の負荷データ6が設計データとして与えられると、これらの設計データに基づき時系列に充放電シミュレーション部7によりキャパシタ電源の充放電電流を求め、続けて電圧(キャパシタ電圧及び端子電圧)を求めて充放電のシミュレーションを行い、さらにキャパシタ温度上昇演算処理部8で上昇温度を求め、寿命推定評価処理部9によりキャパシタ電源の寿命を推定する。
設計支援対象のキャパシタ電源と負荷回路は、例えば図2に示すようにキャパシタ電源11から電流ポンプや電圧変換回路を含む充放電制御回路12を通して所定の負荷パターンを有するモータ駆動回路13、モータ14に給電するモータ負荷回路からなる構成概要であり、キャパシタ電源の設計支援システムとしては、それぞれキャパシタ電源11とその負荷回路(充放電制御回路12、モータ駆動回路13、モータ14)に関するデータに基づき、例えばキャパシタ電源11が許容範囲内の終止電圧や蓄電容量、温度上昇、推定寿命となるキャパシタの直並列数の判定を行えるようにするものである。
図2において、キャパシタ電源11に関するデータが、例えばti 時にバンク電圧(キャパシタ電圧、原電圧)vBi、静電容量CB 、内部抵抗rB 、蓄電量wBiであるとすると、キャパシタ電源11から必要電力wli(回生電力の場合には負)を給電するには、出力電圧vtiに対応した所定の電流ii が流れるように充放電制御をしなければならない。このとき、キャパシタ電源内に発生する電力損失は、内部抵抗rB と電流ii より(ii 2 ×rB )として求められ、また、キャパシタ電源のバンク電圧vBiは、内部抵抗rB に電流ii が流れて生じる電圧降下分を出力電圧vtiに加算した(vti+ii ×rB )、キャパシタ電源での蓄電量wBiは、CB ×vBi 2 /2、充放電量Δwciは、(wBi-1−wBi)としてそれぞれ求められる。さらに、発熱量や放熱量は、電力損失に応じた関数に基づき求められ、これら各時ti の値として充放電シミュレーションデータが求められる。キャパシタ電源の蓄電容量WBmaxは、バンクを満充電電圧vBfまで充電したときの(CB ×vBf 2 /2)となる。
温度劣化度測定データ1は、ある温度Ta における時間tTa(hr)での劣化度DTa(%)の測定データを記憶保持するメモリ等のデータ記憶部である。キャパシタは、静電容量Cが使用により当初の100%から経時的に何%の劣化があるか、その劣化度を指標とすると、図3(a)に示すように時間の平方根に比例することが判っている。しかも、その劣化の程度は、温度Ta 、Tr (>Ta )によって化学反応の速度が大きく変化し、同じ劣化度の劣化に要する時間は温度差に比例して温度が低くなるほど長くなることも判っている。温度別劣化係数演算部2は、温度劣化度測定データ1の時間tTaと劣化度DTaに基づき劣化係数αTaを求めるものであり、ここで、キャパシタの劣化度DTaは時間tTaの平方根に比例して進行することから、劣化係数αTaは、
〔数1〕
αTa=DTa/√tTa
により求められる。これは、温度Ta において劣化度DTaの劣化に時間tTaを要するという係数になる。
パラメータ生成処理部3は、温度Ta とTr での劣化係数αTa、αTrから任意の温度Tx における劣化係数αTxを求めるためのパラメータを生成するものである。いま、劣化度Dr を固定値に設定すると、それぞれの温度Ta 、Tr においてその劣化度Dr の劣化に要する時間tTar 、tTrr は、それぞれの劣化係数αTa、αTrから
〔数2〕
Tar =(Dr /αTa2
Trr =(Dr /αTr2
となり、同じ劣化度の劣化に要する時間は温度差に比例することから、劣化度Dr の劣化に要する時間tTxr は、
〔数3〕
Txr =λ(Tr-Tx)/Tint×tTrr
ここで、λ=tTar /tTrr :劣化時間の倍率
int =Tr −Ta :温度差
となる。その結果、温度Tx における劣化係数αTxは、
〔数4〕
αTx=Dr /√tTxr
により求めることができる。
したがって、パラメータ生成処理部3では、温度Ta とTr におけるそれぞれの劣化係数αTa、αTrから劣化度Dr を固定値に設定したときのtTrr 、λ、Tint をパラメータとして求める。これに対し、寿命推定用パラメータ4は、任意の温度Tx における劣化係数αTxを求めて寿命を推定し評価できるパラメータとして、図3(b)に示すようなパラメータ生成処理部3により求められた少なくともtTrr 、λ、Tint にTr 、Dr が付加されたデータを記憶保持するメモリ等のデータ記憶部である。これらのパラメータを寿命推定用として用いると、例えば静電容量が20%の劣化に要する時間を寿命L20として、或いは50%の劣化に要する時間を寿命L50として、それぞれの劣化度をD20=20、D50=50とすると、〔数2〕の計算を行うことにより、劣化係数αTi=0.500の場合には、L20=1600時間、L50=10000時間となる。
キャパシタ設計データ5は、例えば図4(a)に示すモジュール電圧vM 、セル直列数NS 、モジュール静電容量CM 、モジュール内部抵抗rM 、許容温度Tref 、モジュール直列数NMS、並列数NMP、バンク電圧vB (満充電時の電圧vBf)、バンク静電容量CB 、バンク内部抵抗rB 、モジュール数NM 、さらには発熱・放熱係数、温度上昇関数、熱許容量等の定格仕様を含む、所謂キャパシタ電源の設計データを記憶保持するメモリ等のデータ記憶部である。モジュールは、所定数のセルを直列接続したキャパシタ電源の基本構成単位であり、バンクは、複数個のモジュールを直列接続し、さらにそれらを並列接続してキャパシタ電源を構成するものである。
例えば2.5(V)のセルを25個直列接続してモジュール電圧vM が50(V)のモジュールが構成される。このモジュールを基本構成単位とすると、負荷の使用(開始)電圧vL が650(V)である場合には、13個のモジュールを直列接続するものとして並列数1のバンクが選択、設定される。つまり、モジュール直列数NMSが13、満充電時のバンク電圧(vBf)が650(V)のバンク構成にすることで、バンク静電容量CB はCM /13、バンク内部抵抗rB は13×rM により求められる。並列数NMPが1から2にになれば、それに応じて新たなバンク静電容量CB が2倍、バンク内部抵抗rB が2分の1、モジュール数NM が2倍になる。このようにバンクに関する定格仕様の値は、まず、バンク電圧が決まると共に他の値も決まる。
負荷データ6は、例えば図4(b)に示す使用電圧vL 、キャパシタ電源に対して時系列ti に要求される電力(必要電力)wliを有する負荷パターンのデータを記憶保持するメモリ等のデータ記録部である。単位時間Δt毎の負荷容量wliでもよいし、経時的に変化する負荷容量の関数でもよい。例えばあるモータ選定ソフトでは、入力される動作パターンからトルクが算出され、その動作パターンの回転数トルクの乗算により負荷パターン(=回転数×トルク)が得られる。さらに、主電源があってキャパシタ電源をピークカットの補助電源とする場合には、この負荷パターンに対して供給電力の条件を入力することにより、負荷パターンが主電源からの供給電力を越える部分としてキャパシタ電源よりピークカットして供給する電力が求められる。このピークカット電力が本実施形態では、必要な負荷データとなる。
充放電シミュレーション部7は、まず、キャパシタ設計データ5及び負荷データ6に基づきキャパシタ電源11から必要電力に見合って充放電される電流ii を求めるものであり、時系列更新されたキャパシタ電圧が次のデータとして使用される。負荷データの各時ti における必要電力wli(=vti×ii )に見合ったキャパシタ電流ii は、
〔数5〕
i ={vBi±√(vBi 2 −4×rB ×wli)}/(2×rB
ここで、ii ×vBi=wli+ii 2 ×rB =Δwci
により求められる。さらに、充放電シミュレーション部7は、求めたキャパシタ電源11の電流ii と各データに基づきバンク電圧(キャパシタ電圧、原電圧)、端子電圧を求め時刻更新するものでありり、ti 時におけるキャパシタ電源11の端子(出力)電圧vtiは、
〔数6〕
ti=vBi−ii ×rB
電流ii による放電の後(ti+1 時)のキャパシタ電源11のバンク電圧vBi+1は、
〔数7〕
Bi+1=√(vBi 2 −2×ii ×vBi/CB
ここで、CB ×vBi+1 2 /2=(CB ×vBi 2 /2)−(ii ×vBi
Bi+1=wBi−Δwci
により求められる。そして、この〔数7〕により更新したバンク電圧vBi+1を用い、次に続くti+1 時における負荷データの必要電力wli+1に見合ったキャパシタ電流ii+1 が同様にして〔数5〕により、出力電圧vti+1が〔数6〕により求められ、同様にして演算処理が繰り返し実行される。
温度上昇演算処理部8は、キャパシタ電源の温度を内部抵抗rB での電力損失ii 2 ×rB と発熱・放熱係数や温度上昇関数との演算により求めるものである。例えば温度上昇値を電力損失の関数として、総電力損失Σii 2 B ×K+T0 で求める。この温度上昇値の許容温度に対する割合を求めれば余裕率として利用できる。ここで、Kは1〜3、T0 は1〜5で実験値として求められるものである。温度上昇の値は、積算値である総電力損失Σii 2 ×rB と温度上昇係数(実験値として求まる値、例えば1〜3)との演算により求めてもよいし、総電力損失をジュール熱に変換し、モジュールの比熱を用いて求めてもよい。
上記の充放電シミュレーション及び温度上昇演算処理の結果として、例えばキャパシタ電圧(バンク電圧)vBi、電流ii 、充放電量Δwci、電力損失ii 2 ×rB 、発熱・放熱量Qti、内部抵抗rB による電圧降下を除いた出力電圧vti、総電力損失Σii 2 ×rB (=∫i2 ×rB di)などの充放電シミュレーションデータが得られる。
寿命推定評価処理部9は、温度上昇演算処理部8により算出された温度上昇の値Tx と寿命推定用パラメータ4に記憶保持されているデータtTrr 、λ、Tint 、Tr 、Dr に基づき〔数3〕、〔数4〕を用いて劣化係数αTxを求め、その劣化係数αTxを用いて推定寿命とする所定の劣化度Ds の劣化に要する時間Ls =(Ds /αTx2 を寿命推定値として、その推定した寿命を出力するものである。
図5は寿命推定用パラメータの演算処理の例を説明する図、図6は時系列の温度データに基づく寿命推定処理の例を説明する図、図7は温度データから求められる劣化係数、劣化度、推定寿命のデータの例を説明する図である。
温度劣化度測定データに基づき寿命推定用パラメータを求める演算処理では、例えば図5に示すようにまず、温度、例えばTa を選択して(ステップS11)、選択した温度での使用時間tTaとその劣化度DTaの測定データを取得し(ステップS12)、使用時間tTaと劣化度DTaから劣化係数αTaを求める(ステップS13)。他の測定データがあるか否かを判断して(ステップS14)、あればステップS12に戻って同様の処理を繰り返して平均劣化係数を求める(ステップS15)。さらに他の温度におけるデータがあるか否かを判断して(ステップS16)、あればステップS11に戻って同様の処理を繰り返してから、2つの温度における測定データ、平均劣化係数に基づき寿命推定用のパラメータ(tTrr 、λ、Tint 、Tr 、Dr )を生成する(ステップS17)。各温度における測定データは、少なくとも1つあればよい。その場合にはステップS14、S15は省かれる。
時系列の温度データに基づく寿命推定処理では、例えば図6に示すように寿命推定用パラメータを読み込んでから(ステップS21)、時系列ti にしたがって温度Ti を読み込み(ステップS22)、基準とする劣化度Dr までの劣化時間tTir から、劣化係数αTiを求める(ステップS23)。全時系列の温度データについてステップS22、S23の処理を繰り返し行って、全データの処理が終了すると(ステップS24)、平均劣化係数を求め(ステップS25)、その劣化係数に基づき寿命推定値Ls を求める(ステップS26)。また、このような処理ではなく、単に時系列の各温度の平均値を求め、その温度における寿命推定値を求めるようにしてもよいし、時系列にしたがってそれぞれの温度における劣化度Di を求め、その劣化度の積算値に基づき最終的な寿命推定値を求めるようにしてもよい。その生成データの例を示したのが図7であり、αi 、Li は、それぞれΣDi に対応する値である。
図8は充放電シミュレーション処理の例を説明する図、図9は充放電シミュレーションデータの構成例を示す図である。キャパシタ電源の1基本構成単位であるモジュールのキャパシタデータはデータファイルに既に格納されているとする。図8に示すようにまず、負荷データを入力することにより(ステップS31)、所望の電圧(vL 、vB )の得られるモジュール直列数NMSを求める(ステップS32)。次に、並列数NMPを入力することにより(ステップS33)、キャパシタ電源の各定格値(バンク電圧vB 、バンク静電容量CB 、バンク内部抵抗rB 、モジュール数NM )を求める(ステップS34)。
負荷データの各時ti における必要電力wliに見合ったキャパシタ電流ii を求め(ステップS35)、さらにバンク電圧vBi、出力電圧vti、充放電量Δwci、電力損失ii 2 ×rB 、発熱・放熱量Qti等を求めてキャパシタデータを格納する(ステップS36)。そして、時刻を更新(ti ←ti+1 )して(ステップS37)、全時刻について処理を終了したか否かを判定し(ステップS38)、全時刻について処理を終了するまで、ステップS35に戻って同様の処理を繰り返し実行する。このような処理により得られる充放電シミュレーションデータの構成例を示したのが図9である。
全時刻について処理を終了すると、バンク電圧の最小値vBminを抽出し(ステップS39)、必要電力量の最大値Wmax (=CB ×vBf 2 /2−CB ×vBmin 2 /2)を求める(ステップS40)。さらに、発熱・放熱に基づき求められる各時の上昇温度から最大値を抽出し、或いは電力損失から温度上昇値求めて(ステップS41)、キャパシタ電源の利用率η、余裕率γを含めた各処理データを出力する(ステップS42)。さらに、キャパシタ電源の容量増加等の条件変更があるか否かを判定し(ステップS43)、条件変更であれば、ステップS33に戻り新たな並列数を入力して以下同様の処理を繰り返して実行する。また、条件変更では、図8(b)に示すように負荷データやモジュールデータ等を新たに入力し設定し直すようにしてもよい(ステップS31→S32′)。
キャパシタ電源は、モジュールの直列数を増やすと使用開始電圧が高くなると共に電流損失を減らすことができる。また、並列数を増やすと蓄電容量が増加すると共に内部抵抗を減らすことができる。つまり、モータ又は出力側の電力変換装置の耐電圧が許容される範囲で直列数を増やすことができ、体積、重量、コストが許容される範囲で直並列数を増やすことができる。上記の処理によれば、所定の負荷データに対してモジューの直列数、それらの並列数を増減させながら繰り返すことにより、許容範囲内の最適なキャパシタ電源を見いだすことができる。また、初期値を1とし順次増やして上記処理による解析を行えば、許容範囲内におさまったところを最適な設計値とすることもできる。
次に、実測データに基づきキャパシタの劣化特性、その温度依存性について説明する。図10は温度70℃におけるキャパシタ電源の実測データの例を示す図、図11は実測データに基づき求めた劣化特性を示す図、図12は各温度における劣化特性の計算例を示す図である。
図10において、ア、イ、ウ、エはそれぞれ別個のキャパシタであり、70℃において当初の静電容量Cを100%として、50、100、300、500、1000時間の使用時間t(hr)が経過した段階で静電容量Cが何%まで劣化したかを測定したデータ及びそれらの平均値を示している。例えば100時間では、静電容量Cが平均94.9%まで劣化し、劣化度が5.1%になるので、劣化係数αは0.51になり、また、1000時間では、静電容量Cが平均84.39%まで劣化し、劣化度が15.61%になるので、劣化係数αは0.493になる。この平均値のデータについて、縦軸を静電容量(%)、横軸を時間の平方根(√t)として表したのが図11であり、横軸において√t=100まで延長すると、縦軸の静電容量(%)が50%まで劣化し、つまり、D′=50になるので、劣化度D70=50になる。したがって、劣化係数α70は〔数1〕によれば0.500になり、劣化度Ds =50%とする寿命推定値L50は10000時間となる。
温度を高めて行う加速試験の理論的根拠としてアレニウスの式がよく引用される。電界コンデンサの分野では、30℃〜125℃程度の温度範囲にわたって10℃の上昇ごとに2倍という割合が認められ、広く工業生産に用いられている。そこで、先に説明した〔数3〕、〔数4〕において、基準の温度Tr を70℃とすると、劣化時間の倍率λ=2、温度差Tint =10になる。そして、70℃から10℃ずつ温度を下げ、65℃の温度も合わせて劣化特性を求めて示したのが図12である。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、寿命推定値を求めてキャパシタ電源が電源容量として充分か否かを評価できるようにしたが、充放電シミュレーションデータをあわせて出力し、キャパシタ電源の設計支援データとして提供できるようにしてもよい。例えばキャパシタ電源の利用率、温度上昇値、温度上昇値のそれら温度上昇値、上限値に対する割合や温度上昇値と上限値との差のそれら温度上昇値、上限値に対する割合などを余裕率等を求め、キャパシタ電源の温度に関しては、温度上昇値が温度上昇許容範囲又は上限値に納まるか否かを判定してもよい。また、総電力損失Σii 2 ×rB (=∫i2 ×rB di)、バンク電圧の最小値vBmin、必要電力量の最大値Wmax 、キャパシタ電源の利用率η、温度上昇値Tmax 、余裕率γを含むデータを、表やリスト、波形図、グラフなどに編集して出力してもよい。
モータ負荷回路においては、負荷パターンを入力したが、モータ負荷回路に限らず複合負荷の給電系統における給電履歴データやシミュレーションデータによる動作パターンや負荷パターン入力し、ピークカットする電力をキャパシタ電源から給電する場合等に適用してもよい。また、例えば加速域A、定速域B、減速域Cからなる動作パターンを与え、負荷特性にしたがってトルクτ、さらにそのトルクτに見合った負荷電力Pを求めるようにしてもよい。このとき、負荷電力Pは、減速域Cで負になり回生電力としてキャパシタ電源の充電に使用され、必要電力wliを供給するために放電することにより電圧が降下するが、回生電力を充電に使用して蓄電量が増えることにより電圧が上昇し回復するので、充放電に応じて電圧は上下に変動する。動作パターンを速度で与える場合には速度の単位時間の変化率(微分)で加速度が求められる。複数の異なる種別の負荷を有する場合に、負荷の種別により所望の加速度を得るために必要なトルク、そのトルクを得るために必要な電力も異なってくるので、設定するトルク・電力変換関数のデータを持たせ、負荷の種別を指定しそれに対応して必要な電力を求めることができるようにしてもよい。
本発明に係るキャパシタ電源の寿命推定評価システムの実施の形態を説明する図 キャパシタ電源と負荷回路の概要を説明する図 温度と寿命との関係を説明する図 キャパシタ設計データ及び負荷データの構成例を示す図 寿命推定用パラメータの演算処理の例を説明する図 時系列の温度データに基づく寿命推定処理の例を説明する図 温度データから求められる劣化係数、劣化度、推定寿命のデータの例を説明する図 充放電シミュレーション処理の例を説明する図 充放電シミュレーションデータの構成例を示す図 温度70℃におけるキャパシタ電源の実測データの例を示す図 実測データに基づき求めた劣化特性を示す図 各温度における劣化特性の計算例を示す図
符号の説明
1…温度劣化度測定データ、2…温度別劣化係数演算部、3…パラメータ生成処理部、4…寿命推定用パラメータ、5…キャパシタ設計データ、6…負荷データ、7…充放電シミュレーション部、8…温度上昇演算処理部、9…寿命推定評価処理部、11…キャパシタ電源、12…充放電制御回路、13…モータ駆動回路、14…モータ

Claims (5)

  1. 負荷パターンに応じて設計されるキャパシタ電源の使用温度に応じた寿命の推定、評価を行うキャパシタ電源の寿命推定評価システムであって、
    少なくとも基準とする温度Tr 、該温度Tr に対応するキャパシタの劣化係数αTr又は劣化時間tTrr 、劣化度Dr 、劣化度Dr における所定の温度差Tint 、該所定の温度差に対応する各温度における劣化時間の倍率λを寿命推定用のデータとして保持する寿命推定用データ保持手段と、
    キャパシタ電源の使用温度Tx のデータを保持する温度データ保持手段と、
    前記寿命推定用のデータに基づいて
    Txr =λ(Tr-Tx)/Tint×tTrr
    αTx=Dr /√tTxr
    により前記使用温度Tx における劣化係数αTxを求める劣化係数演算手段と、
    前記劣化係数演算手段により求めた劣化係数αTxに基づき推定寿命とする劣化度Ds までの時間tTx
    Tx=(Ds /αTx2
    により求め寿命LTx=tTxとして推定する寿命推定演算手段と
    を備えたことを特徴とするキャパシタ電源の寿命推定評価システム。
  2. 負荷パターンに応じて設計されるキャパシタ電源の使用温度に応じた寿命の推定、評価を行うキャパシタ電源の寿命推定評価システムであって、
    2つの異なる温度とそれぞれの温度における使用時間と静電容量による劣化度を測定したデータを保持する測定データ保持手段と、
    前記測定した前記各温度におけるデータに基づき前記使用時間の平方根と前記劣化度が比例する関係にある劣化係数を求め、前記一方の温度におけるデータを基準データとして、該温度Tr に対応するキャパシタの劣化係数αTr又は劣化時間tTrr 、劣化度Dr 、劣化度Dr における所定の温度差Tint 、該所定の温度差に対応する各温度における劣化時間の倍率λを寿命推定用のデータとして保持する寿命推定用データ保持手段と、
    キャパシタ電源の使用温度Tx のデータを保持する温度データ保持手段と、
    前記寿命推定用のデータに基づいて
    Txr =λ(Tr-Tx)/Tint×tTrr
    αTx=Dr /√tTxr
    により前記使用温度Tx における劣化係数αTxを求める劣化係数演算手段と、
    前記劣化係数演算手段により求めた劣化係数αTxに基づき推定寿命とする劣化度Ds までの時間tTx
    Tx=(Ds /αTx2
    により求め寿命LTx=tTxとして推定する寿命推定演算手段と
    を備えたことを特徴とするキャパシタ電源の寿命推定評価システム。
  3. 前記温度Tr は、70℃であることを特徴とする請求項1又は2記載のキャパシタ電源の寿命推定評価システム。
  4. 前記温度データ保持手段は、
    時系列に要求される電力のパターン情報を有する負荷パターンのデータ及びキャパシタ電源の定格仕様を含む設計データを保持し、
    前記時系列にしたがい前記記憶手段から読み出されるデータのキャパシタ電圧、静電容量、内部抵抗と時系列の負荷パターンに基づいて前記キャパシタ電源の電流を求め、
    前記時系列にしたがい前記キャパシタ電圧、内部抵抗と前記電流に基づいて前記キャパシタ電源の出力電圧及び充放電量を求めて該充放電後の前記キャパシタ電源の蓄電容量を求め該蓄電容量と前記静電容量に基づいて前記キャパシタ電圧を更新する処理を繰り返すことにより、負荷パターンに対応した前記キャパシタ電源の充放電によるキャパシタ電圧及び蓄電容量の変動を含む充放電特性のシミュレーションを行い、
    前記電流と前記内部抵抗に基づく前記内部抵抗による総電力損失から前記キャパシタ電源の温度上昇を求め使用温度Tx のデータとして保持することを特徴とする請求項1又は2記載のキャパシタ電源の寿命推定評価システム。
  5. 前記温度データ保持手段は、前記電力損失に応じた温度を保持し、前記劣化係数演算手段は、前記温度における劣化係数を求め、前記寿命推定演算手段は、前記劣化係数の平均値に基づき寿命を推定することを特徴とする請求項4記載のキャパシタ電源の寿命推定評価システム。
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