JP2008067443A - スイッチング電源回路 - Google Patents

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秀夫 佐藤
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Abstract

【課題】DSPを用いるスイッチング電源回路において、トランスの1次側回路と2次側回路との間で絶縁を維持しつつ、DSPが暴走した際に回路や装置を確実に保護する。
【解決手段】このスイッチング電源回路は、トランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子と、1次側検出回路と、トランスの2次側巻線に発生する電圧に基づいて出力電圧を生成する整流平滑回路と、2次側検出回路と、検出結果に基づいて制御信号を生成するディジタル制御回路と、スイッチング素子の動作を停止させるための保護信号を生成する保護回路と、制御信号と保護信号とに基づいて出力信号を生成する論理回路と、スイッチング素子を駆動する駆動回路と、1次側検出回路、2次側検出回路、ディジタル制御回路、保護回路、論理回路、駆動回路の内で、基準電位が互いに異なる回路間において信号の電位を整合させる電位整合手段とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、電子機器において用いられるスイッチング電源回路に関し、特に、トランスを使用して商用電源電圧を所望の直流電圧に変換するスイッチング電源回路に関する。
近年においては、電子機器の小型軽量化に伴い、小型軽量で効率良く電力を取り出すことのできる電源として、スイッチング動作によって昇圧又は降圧を行うスイッチング電源が広く使用されている。このようなスイッチング動作を行う電源においては、スイッチング素子に対する高速かつ高精度な制御が求められており、従来のアナログ回路を用いた制御に替わって、ディジタル回路を用いた制御が検討されている。
ディジタル回路を用いることにより、制御信号の周波数帯域が制限されたり量子化誤差が発生したりするというデメリットがあるものの、回路を集積化することにより制御回路の小型化が容易である。また、制御アルゴリズムを一般化することにより制御回路に汎用性を持たせることができるので、電源回路に対する様々な要求に応じて、同一の制御回路を能力の異なる複数種類のスイッチング素子と組み合わせることが容易となる。さらに、ディジタル制御技術には、今後の発展が期待されている。
関連する技術として、下記の特許文献1には、スイッチング電源装置において、ディジタル制御を行うためにディジタルシグナルプロセッサ(DSP)を用いることが開示されている。このスイッチング電源装置によれば、過電流状態を生じた場合に、スイッチング周期ごとにスイッチング素子の駆動パルスを制限することができるため、例えば、誤って出力端子を短絡した場合のように装置に異常状態を生じても、迅速に適確な制御を行うことができる。
しかしながら、DSPに限らずディジタル演算処理を実行するマイクロプロセッサ(MPU)等のディジタル演算処理器又はディジタル演算処理集積回路は、外部からのノイズや配線基板内部で発生するノイズ、ICチップの温度上昇、又は、回路の故障等によって暴走し、予期しない動作を行うことがあるので、そのようなDSPの暴走が生じてしまった後の安全対策として、DSPとは別の保護手段によって装置の損傷を防止する必要が生じる。
例えば、保護手段としてスイッチング電源装置のトランスの1次側にヒューズを挿入することも考えられるが、過電流によりヒューズが断線するまでには、ある程度の時間がかかるので、ヒューズが断線するまでにスイッチング電源装置やその負荷となる装置に損傷を与える可能性がある。
そこで、下記の特許文献2には、DSPの暴走が生じた後に装置破壊を未然に防止することが可能なスイッチング電源が開示されている。このスイッチング電源は、トランスを駆動するスイッチング素子に流れる電流を検出するトランスの1次側に配置された電流値検出回路と、スイッチング素子を駆動するディジタル制御部と、電流値検出信号に基づいてディジタル制御部の異常を検出するディジタル制御部異常検出回路とを備え、ディジタル制御部異常検出信号に基づいてディジタル制御部がスイッチング素子をオフすることを特徴としている。具体的には、ディジタル制御部異常検出信号に基づいて、スイッチング素子が強制的にオフされると共に、DSPで構成されたディジタル制御部がリセットされ、ディジタル制御部の再起動が図られる(段落0027)。
しかしながら、ディジタル制御部が再起動しても、DSPの暴走原因が解消されない限り、スイッチング素子に再び過電流が流れ、それによってDSPがリセットされるという動作を繰り返す。その際に、それまでDRAMやSRAMに記憶されていたデータも消去されてしまうので、暴走原因を解明することが困難となってしまう。しかも、DSPが暴走を始めると、外部リセットさえ不能になる可能性もある。
また、一般に、トランスを用いたスイッチング電源装置においては、トランスの1次側の回路と2次側の回路とが電気的に絶縁分離(アイソレート)されるが、特許文献2の図1においては、2次側のAND回路(8)と、スイッチング素子を駆動する1次側のドライバ(DRIVE11)との間に、アイソレートのための手段が設けられていない。
制御回路においてディジタル制御を行う場合には、トランスによって絶縁分離されている1次側と2次側とのそれぞれにおいて、ノイズに対して敏感なアナログ信号とパルス状の立上がりエッジ及び立下がりエッジを有するディジタル信号とが混在する回路構成となる。さらに、スイッチング電源回路の場合には、スイッチングによって大電流がオン/オフされるパワー系回路と、高精度に出力を安定化するための制御系回路とが、一体的に組み込まれる。従って、高精度のディジタル制御を行うためには、帰還制御ループ上におけるアナログ信号とディジタル信号との基準電位をどのように設定するかは、極めて重要な技術的課題であった。
特開2000−14144号公報(第2、7頁、図1) 特開2003−264980号公報(第2、4頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、ディジタル制御を行うためにDSPを用いるスイッチング電源回路において、トランスの1次側回路と2次側回路との間で絶縁を維持しつつ、DSPが暴走した際にスイッチング素子をオフさせてスイッチング電源回路や負荷装置を確実に保護すると共に、DSPの暴走原因の解明を可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の1つの観点に係るスイッチング電源回路は、コア及び該コアに回巻された1次側巻線及び2次側巻線を有するトランスと、トランスの1次側巻線に直列に接続され、駆動信号に従ってトランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子と、トランスの1次側巻線に流れる電流を検出する1次側検出回路と、トランスの2次側巻線に発生する電圧を整流及び平滑することにより出力電圧を生成する整流平滑回路と、整流平滑回路によって生成される出力電圧及び/又は出力電流を検出する2次側検出回路と、少なくとも1次側検出回路の検出結果及び/又は2次側検出回路の検出結果に基づいてディジタル信号処理を行うことにより、スイッチング素子の動作を制御するための制御信号を生成するディジタル制御回路と、少なくとも1次側検出回路の検出結果及び/又は2次側検出回路の検出結果に基づいて、スイッチング素子の動作を停止させるための保護信号を生成する保護回路と、ディジタル制御回路によって生成される制御信号と保護回路によって生成される保護信号とに基づいて論理演算を行うことにより出力信号を生成する論理回路と、論理回路の出力信号に基づいて、スイッチング素子を駆動するための駆動信号を生成する駆動回路と、1次側検出回路、2次側検出回路、ディジタル制御回路、保護回路、論理回路、及び、駆動回路の内で、基準電位が互いに異なる複数の回路間において信号の電位を整合させる電位整合手段とを具備する。
本発明の1つの観点によれば、論理回路が、ディジタル制御回路によって生成される制御信号と保護回路によって生成される保護信号とに基づいて論理演算を行うことにより出力信号を生成し、さらに、1次側検出回路、2次側検出回路、ディジタル制御回路、保護回路、論理回路、及び、駆動回路の内で、基準電位が互いに異なる複数の回路間において信号の電位を整合させる電位整合手段を設けることにより、トランスの1次側回路と2次側回路との間で絶縁を維持しつつ、DSPが暴走した際に、スイッチング電源回路やその負荷となる装置を確実に保護することができる。また、DSPがリセットされないので、DSPの暴走原因の解明を行うことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。このスイッチング電源回路は、絶縁トランスを用いた絶縁型スイッチング電源回路であり、いわゆる1次側において、入力端子1及び2に供給される交流電源電圧を整流及び平滑することにより直流電圧を生成する整流平滑回路10と、1次側巻線21に印加される交流電圧を昇圧又は降圧して2次側巻線22から出力するトランス20と、トランスの1次側巻線21に直列に接続され、パルス状の駆動信号に従って1次側巻線21に電流を流すスイッチング素子30と、スイッチング素子30を駆動するための駆動信号を生成する駆動回路40と、トランスの1次側巻線21に流れる電流を検出する1次側電流検出回路50とを有している。
さらに、このスイッチング電源回路は、いわゆる2次側において、トランスの2次側巻線22に発生する電圧を半波整流するダイオード61及び整流電圧を平滑して出力電圧を生成するコンデンサ62を含む整流平滑回路60と、出力端子3及び4に印加される出力電圧を検出する2次側電圧検出回路70と、整流平滑回路60から出力端子3及び4を介して出力される電流を検出する2次側電流検出回路80と、各種検出回路の検出結果に基づいてスイッチング素子30の制御を行うための制御信号を生成するディジタル制御回路90と、1次側電流検出回路50、2次側電圧検出回路70、及び/又は、2次側電流検出回路80の検出結果に基づいて保護動作を行うための保護信号を生成する保護回路100と、ディジタル制御回路90によって生成される制御信号及び保護回路100によって生成される保護信号に基づいて論理演算を行うことにより出力信号を生成する論理回路110と、アイソレータ51及び120とを有している。
整流平滑回路10は、例えば、ダイオードブリッジとコンデンサとを含んでおり、入力端子1と入力端子2との間に印加される交流電圧をダイオードブリッジによって全波整流し、コンデンサによって平滑する。
トランス20は、磁性体のコア23と、コア23に回巻された1次側巻線21及び2次側巻線22とを有して1次側の回路と2次側の回路とを電気的に絶縁し、さらに、2つの補助巻線(図示せず)を有することもできる。トランス20の1次側回路及び2次側回路には、トランス20の2つの補助巻線によって生成された交流電圧を整流及び平滑して得られた内部電源電圧がそれぞれ供給される。
本実施形態においては、フライバック方式を採用しているが、本発明は、フォワード方式のスイッチング電源回路にも適用できる。トランス20の2次側電流は、トランスの2次側巻線22に直列接続されたダイオード61を介してコンデンサ62に充電されることにより、出力端子3と出力端子4との間に直流出力電圧を発生させる。スイッチング素子30としては、例えば、MOSFET(金属酸化物半導体−電界効果トランジスタ)が用いられる。
本発明の特徴として、1次側の検出回路(1次側電流検出回路50)と、2次側の検出回路(2次側電圧検出回路70及び/又は2次側電流検出回路80)と、ディジタル制御回路90と、保護回路100と、論理回路110と、駆動回路40との内で、基準電位が互いに異なる複数の回路間において、信号の電位を整合させるための電位整合手段が設けられる。本実施形態においては、ディジタル制御回路90が2次側に設けられており、AC電源に接続されて比較的高い電圧が印加される1次側とは電気的に分離されている。
図1において、1次側回路の基準電位は、ノードA又はノードBの電位であり、2次側回路の基準電位は、ノードC又はノードDの電位である。なお、1次側電流検出回路50及び2次側電流検出回路80において電流検出抵抗を用いる場合には、電流経路に挿入される抵抗のインピーダンスは極めて小さいので、ノードAの電位とノードBの電位とはほぼ等しく、ノードCの電位とノードDの電位とはほぼ等しいと考えることができる。ノードD、即ち、出力端子4は、アース電位(接地電位)に接続されているが、ノードA及びノードBは、アース電位からアイソレートされている。
AC100VやAC230Vが入力として接続され、ノードA又はノードBの電位を基準電位とする1次側回路としては、駆動回路40、及び、1次側電流検出回路50が該当し、直流電圧+5Vや+24V等を出力として供給し、ノードC又はノードDの電位を基準電位とする2次側回路としては、2次側電圧検出回路70、2次側電流検出回路80、ディジタル制御回路90、保護回路100、及び、論理回路110が該当する。
従って、1次側電流検出回路50とA/D変換器91及び保護回路100との間には、アナログ信号系の電位整合手段としてのアイソレータ51が接続され、論理回路110と駆動回路40との間には、ディジタル信号系の電位整合手段としてのアイソレータ120が接続されている。なお、1次側電流検出回路50を一定のしきい値に対する比較回路とすればディジタル(2値)出力が得られるので、この場合には、アイソレータ51は、ディジタル信号系の電位整合手段で良く、ディジタル制御回路90においてA/D変換器91を介する必要がない。
アイソレータ51及び120としては、例えば、電気信号を光信号に変換して送信する送信部と、該送信部によって送信される光信号を受信して電気信号に変換する受信部とを有するフォトカプラ等の光信号伝送素子が用いられる。なお、1次側電流検出回路50が、電流検出トランス(カレントトランス:CT)のような電流検出回路である場合には、ノードA又はノードBの電位からアイソレートされた検出信号を生成することができるので、アイソレータ51を省略することができる。
ディジタル制御回路90は、A/D変換器91〜93と、スイッチング電源回路の制御機能を一体化して収めたDSP(digital signal processor:ディジタル信号プロセッサ)94とを含んでいる。なお、DSPの替わりに、ディジタル演算処理を実行するマイクロプロセッサ(MPU)等のディジタル演算処理器又はディジタル演算処理集積回路を用いるようにしても良い。
A/D変換器91は、1次側電流検出回路50又はアイソレータ51から出力されるアナログの検出信号をディジタルの検出信号(検出データ)に変換してDSP94に出力する。また、A/D変換器92は、2次側電圧検出回路70から出力されるアナログの検出信号を検出データに変換してDSP94に出力し、A/D変換器93は、2次側電流検出回路80から出力されるアナログの検出信号を検出データに変換してDSP94に出力する。なお、検出回路及びA/D変換器の種類や数は、必要に応じて適宜変更することができる。また、DSP94には、2次側出力に接続される外部負荷側から待機指示信号等の外部信号を供給することもできる。
DSP94には、CPUに動作を行わせるためのソフトウェア(制御プログラム)が格納されているEEPROM等の不揮発性メモリと、各種のデータを一時的に記憶するためのDRAMやSRAM等のメモリが内蔵されている。DSP94は、A/D変換器91〜93の内の少なくとも1つから出力される検出データに基づいてディジタル信号処理を行うことにより、パルス幅変調(PWM)又はパルス周波数変調(PFM)によって、スイッチング素子30を制御するための制御信号(PWM信号又はPFM信号)を生成する。
例えば、DSP94は、2次側電圧検出回路70の検出結果のみに基づいて制御信号を生成するようにしても良い。また、DSP94は、2次側電圧検出回路70の検出結果、及び、2次側電流検出回路80の検出結果に基づいて、制御信号を生成するようにしても良い。あるいは、DSP94は、1次側電流検出回路50の検出結果、及び、2次側電圧検出回路70の検出結果に基づいて、制御信号を生成するようにしても良い。また、DSP94は、1次側電流検出回路50の検出結果、2次側電圧検出回路70の検出結果、及び、2次側電流検出回路80の検出結果に基づいて、制御信号を生成するようにしても良い。
一般に、従来のアナログ電源回路における出力制御は、出力電圧に基づいて行われるか出力電流に基づいて行われるかのいずれかであったが、ディジタル信号処理を用いることにより、出力電力に基づいて出力制御を行うこともできるようになる。
A/D変換された検出データを取り込んでからパルス変調のための演算を行って駆動信号を生成するまでに要する時間は、スイッチング素子30のスイッチング周期内に収める必要があるが、ディジタル制御回路90において、汎用マイコンに比べて演算処理速度が速いDSPを用いることにより、スイッチング素子を10kHz〜120kHz程度の高い周波数でスイッチングさせることができる。そのために、DSPは、40MHz〜150MHz程度の周波数を有するクロック信号が供給されて動作する。
一方、保護回路100は、1次側電流検出回路50の検出結果、2次側電圧検出回路70の検出結果、及び、2次側電流検出回路80の検出結果の内の少なくとも1つに基づいて、DSP94の暴走のような異常事態が発生したことを検知し、電源回路や負荷の破壊に至る異常運転を防止するためにスイッチング素子30の動作を停止させる保護信号を活性化する。
例えば、保護回路100は、DSP94の異常によって暴走が生じているような場合に、1次側電流検出回路50の検出結果に基づいて、スイッチング素子30に流れている電流が異常判断のために設定されたしきい値Xを超える異常な電流であると判定したときに、保護信号を活性化するようにしても良い。また、保護回路100は、1次側電流検出回路50の検出結果、及び、2次側電圧検出回路70の検出結果に基づいて、スイッチング素子30に流れている電流がしきい値Xを超える異常な電流であると判定したとき、及び、整流平滑回路60によって生成される出力電圧が異常判断のために設定されたしきい値Xを超える異常な電圧であると判定したときに、保護信号を活性化するようにしても良い。
あるいは、保護回路100は、1次側電流検出回路50の検出結果、2次側電圧検出回路70の検出結果、及び、2次側電流検出回路80の検出結果に基づいて、スイッチング素子30に流れている電流がしきい値Xを超える異常な電流であると判定したとき、整流平滑回路60によって生成される出力電圧がしきい値Xを超える異常な電圧であると判定したとき、及び、整流平滑回路60から出力される電流が異常判断のために設定されたしきい値Xを超える異常な電流であると判定したときに、保護信号を活性化するようにしても良い。
保護信号がローレベルに活性化される場合には、論理回路110として、AND回路が用いられる。AND回路は、ディジタル制御回路90から出力される制御信号と保護回路100から出力される保護信号との論理積を求める。これにより、論理回路110は、保護信号がハイレベルに非活性化されているときには、ディジタル制御回路90から出力される制御信号をそのまま出力し、保護信号がローレベルに活性化されているときには、ローレベルの信号を出力する。論理回路110の出力信号は、アイソレータ120を介して、駆動回路40に供給される。駆動回路40は、論理回路110の出力信号に基づいて、スイッチング素子30を駆動するための駆動信号を生成する。
次に、DSP94が正常に動作している場合の制御動作の一例について、パルス変調方式がパルス幅変調(PWM)である場合を例にとり、図2〜図4を参照しながら説明する。ここでは、1次側電流検出回路50の検出結果と2次側電圧検出回路70の検出結果とに基づいて制御が行われる例について説明する。図2は、図1に示すスイッチング電源回路におけるDSPによる制御動作を示すフローチャートであり、図3は、図1に示すスイッチング電源回路の2次側電流−2次側電圧特性(出力特性)を示す図であり、図4は、図1に示すスイッチング電源回路における駆動信号の波形を示す図である。
図2を参照すると、まず、ステップS11において、DSP94が、2次側電圧が一定となる定電圧安定化動作を行うように制御信号を生成し、保護信号がハイレベルに非活性化されているので、論理回路110が制御信号をそのまま出力し、これに基づいて、駆動回路40が駆動信号を生成する。さらに、ステップS12において、DSP94が、1次側電流がしきい値Yを超えたか否かを判定し、1次側電流がしきい値Yを超えるまでは、定電圧安定化動作を行うように制御信号のパルス幅を制御して、2次側電流を増加させる。
図3において矢印(1)で示すように、2次側電流が増加して行って、A点において1次側電流がしきい値Yに到達し、さらに、1次側電流がしきい値Yを超えると、DSP94は、制御信号のパルス幅を一定に維持して、定電圧安定化動作を停止する(ステップS13)。図4は、このときスイッチング素子30に印加される駆動信号の波形を示す。1次側電流がしきい値Yを超えるまでは、駆動信号のパルス幅Tが増加して行くが、1次側電流がしきい値Yを超えると、駆動信号のパルス幅Tが最大値TMAXに制限される。
これ以降、2次側電圧は一定とならず、例えば、インパクトプリンタ内のソレノイドのようなダイナミックな負荷回路のインピーダンス状態によって2次側電流が増加して行くと、図3において矢印(2)で示すように、2次側電圧は徐々に低下して行く。ただし、2次側電圧が低下しても、2次側電圧がしきい値Y以上であって、2次側電流が維持されていれば、スイッチング電源回路は許容動作範囲内にあると考えることができる。インパクトプリンタにおいて印字ヘッドを駆動するソレノイドは、電流によって駆動されるので、電源電圧が多少低下しても動作が可能である。従って、上記のような折れ線状の出力電流−出力電圧特性を有するスイッチング電源を用いれば、スイッチング電源の出力電圧が多少低下しても、印字動作を継続することができる。
ステップS14において、DSP94は、所定期間内に1次側電流がしきい値Yを超えた回数が許容範囲内であるか否かを判定する。所定期間内に1次側電流がしきい値Yを超えた回数が許容範囲内である場合(Y)には、処理がステップS15に移行する。一方、所定期間内に1次側電流がしきい値Yを超えた回数が許容範囲を超える場合(N)には、処理がステップS16に移行する。
ステップS15において、DSP94は、2次側電圧がしきい値Yよりも低下したか否かを判定する。2次側電圧がしきい値Yよりも低下していない場合(N)には、処理がステップS12に移行する。一方、2次側電圧がしきい値Yよりも低下した場合には、1次側電流がしきい値Yを超えた回数が許容範囲内であっても2次側電圧がしきい値Yよりも低下するような異常が発生したと判断して、処理がステップS16に移行する。
ステップS16において、DSP94は、スイッチング素子30が電流ストレスによって破壊されるおそれがあるので、保護回路100から出力される保護信号の状態に関わらず制御信号を非活性化して、スイッチング素子30のスイッチング動作を停止させ、1次側巻線に流れる電流を遮断する。
あるいは、ステップS14を省略して、1次側電流がしきい値Yを超えた場合に、2次側電圧がしきい値Yよりも低下するまで、駆動信号のパルス幅Tを最大値TMAXに維持し続けるような制御信号を駆動回路40に供給しても良い。
以上において、1次側電流のしきい値Yに関する設定情報、2次側電圧のしきい値Yに関する情報、1次側電流がしきい値Yを超えた場合の許容範囲に関する設定情報等は、DSP94に内蔵されている不揮発性メモリ内のデータテーブルに格納されている。
さらに、DSP94は、通常動作モード用の設定情報に加えて、負荷装置(例えば、インパクトプリンタ等)が待機モードにある時の1次側電流−2次側電圧特性等を含む待機モード用の設定情報をデータテーブルに格納するようにしても良い。その場合には、DSP94が、負荷装置が通常動作モードと待機モードとの内のいずれにあるかを表すモード信号に従って、待機モードにおいて出力特性を変更する(図3中の一点鎖線を参照)。これにより、待機モードにおける消費電力を低減することができる。
一方、保護回路100において用いられる1次側電流のしきい値X、2次側電圧のしきい値X、及び、2次側電流のしきい値Xは、DSP94において用いられる1次側電流のしきい値Y、2次側電圧のしきい値Y、及び、2次側電流のしきい値Yよりもそれぞれ大きな値に設定される。これにより、DSP94が正常に動作しているときには、保護回路100が動作することはない。一方、DSP94が暴走して、1次側電流の値がしきい値Xを超えたり、2次側電圧の値がしきい値Xを超えたり、又は、2次側電流の値がしきい値Xを超えたりすると、保護回路100が論理回路110にローレベルの保護信号を供給し、論理回路110の出力信号が非活性になるので、スイッチング素子30がオフ状態とされる。このようにして、DSP94が暴走状態となった場合でも、保護回路100は、スイッチング素子30をオフにしてスイッチング動作を停止し、電源回路及び負荷の破壊を防ぐことができる。また、保護回路100がDSP94をリセットすることはないので、DSP94内部のDRAMやSRAM等のメモリに格納されているデータが失われることはない。従って、DSPの暴走原因の解明を行うことが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。図5においては、保護回路100、及び、論理回路110が、1次側回路として設けられており、これらの回路は、ノードAの電位を基準電位として動作する。
従って、DSP94と論理回路110との間に、ディジタル信号系の電位整合手段としてのアイソレータ121が接続され、同じロジック信号の授受でありながら1次側回路と2次側回路との間の基準電位の差を整合させている。一方、1次側電流検出回路50から出力される検出信号は、アイソレータを介さずに保護回路100に供給され、論理回路110の出力信号は、アイソレータを介さずに駆動回路40に供給される。
第2の実施形態に係るスイッチング電源回路は、その他の点に関しては第1の実施形態に係るスイッチング電源回路と同じであり、第1の実施形態に係るスイッチング電源回路と同様に動作する。第2の実施形態においても、1次側電流検出回路50が電流検出トランスのような電流検出回路である場合には、ノードAの電位からアイソレートされた検出信号を生成することができるので、アイソレータ51を省略することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。図6においては、ディジタル制御回路90、保護回路100、及び、論理回路110が、1次側回路として設けられており、これらの回路は、ノードAの電位を基準電位として動作する。
従って、2次側電圧検出回路70とA/D変換器92との間に、アナログ信号系の電位整合手段としてのアイソレータ122が接続され、2次側電流検出回路80とA/D変換器93との間に、アナログ信号系の電位整合手段としてのアイソレータ123が接続されている。一方、1次側電流検出回路50から出力される検出信号は、アイソレータを介さずにA/D変換器91及び保護回路100に供給され、論理回路110の出力信号は、アイソレータを介さずに駆動回路40に供給される。
第3の実施形態に係るスイッチング電源回路は、その他の点に関しては第1の実施形態に係るスイッチング電源回路と同じであり、第1の実施形態に係るスイッチング電源回路と同様に動作する。第3の実施形態において、2次側電流検出回路80が電流検出トランスのような電流検出回路である場合には、接地電位からアイソレートされた検出信号を生成することができるので、アイソレータ123を省略することができる。
本発明は、電子機器において用いられるスイッチング電源回路において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。 図1に示すスイッチング電源回路におけるDSPによる制御動作を示すフローチャートである。 図1に示すスイッチング電源回路の2次側電流−2次側電圧特性を示す図である。 図1に示すスイッチング電源回路における駆動信号の波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。
符号の説明
1、2 入力端子
3、4 出力端子
10 整流平滑回路
20 トランス
21 1次側巻線
22 2次側巻線
23 コア
30 スイッチング素子
40 駆動回路
50 1次側電流検出回路
51、120〜123 アイソレータ
60 整流平滑回路
61 ダイオード
62 コンデンサ
70 2次側電圧検出回路
80 2次側電流検出回路
90 ディジタル制御回路
91〜93 A/D変換器
94 DSP
100 保護回路
110 論理回路

Claims (13)

  1. コア及び該コアに回巻された1次側巻線及び2次側巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次側巻線に直列に接続され、駆動信号に従って前記トランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子と、
    前記トランスの1次側巻線に流れる電流を検出する1次側検出回路と、
    前記トランスの2次側巻線に発生する電圧を整流及び平滑することにより出力電圧を生成する整流平滑回路と、
    前記整流平滑回路によって生成される出力電圧及び/又は出力電流を検出する2次側検出回路と、
    少なくとも前記1次側検出回路の検出結果及び/又は前記2次側検出回路の検出結果に基づいてディジタル信号処理を行うことにより、前記スイッチング素子の動作を制御するための制御信号を生成するディジタル制御回路と、
    少なくとも前記1次側検出回路の検出結果及び/又は前記2次側検出回路の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子の動作を停止させるための保護信号を生成する保護回路と、
    前記ディジタル制御回路によって生成される制御信号と前記保護回路によって生成される保護信号とに基づいて論理演算を行うことにより出力信号を生成する論理回路と、
    前記論理回路の出力信号に基づいて、前記スイッチング素子を駆動するための駆動信号を生成する駆動回路と、
    前記1次側検出回路、前記2次側検出回路、前記ディジタル制御回路、前記保護回路、前記論理回路、及び、前記駆動回路の内で、基準電位が互いに異なる複数の回路間において信号の電位を整合させる電位整合手段と、
    を具備するスイッチング電源回路。
  2. 前記ディジタル制御回路が、
    前記1次側検出回路及び前記2次側検出回路から出力される複数の検出信号をA/D変換して検出データを出力する複数のA/D変換器と、
    前記複数のA/D変換器から出力される検出データに基づいてディジタル信号処理を行うことにより制御信号を生成するディジタル演算処理器と、
    を含む、請求項1記載のスイッチング電源回路。
  3. 前記保護回路が、前記1次側検出回路の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子に流れる電流が所定の値を超えていると判定したときに、保護信号を活性化する、請求項1又は2記載のスイッチング電源回路。
  4. 前記保護回路が、前記1次側検出回路の検出結果及び前記2次側検出回路の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子に流れる電流が所定の値を超えていると判定したとき、及び、前記整流平滑回路によって生成される出力電圧が所定の値を超えていると判定したときに、保護信号を活性化する、請求項1又は2記載のスイッチング電源回路。
  5. 前記保護回路が、前記1次側検出回路の検出結果及び前記2次側検出回路の検出結果に基づいて、前記スイッチング素子に流れる電流が所定の値を超えていると判定したとき、及び、前記整流平滑回路によって生成される出力電圧が所定の値を超えていると判定したとき、及び、前記整流平滑回路から出力される電流が所定の値を超えていると判定したときに、保護信号を活性化する、請求項1又は2記載のスイッチング電源回路。
  6. 前記保護回路が、保護信号をローレベルに活性化し、
    前記論理回路が、前記ディジタル制御回路から出力される制御信号と前記保護回路から出力される保護信号との論理積を求める、請求項3〜5のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  7. 前記1次側検出回路及び前記駆動回路が、第1の電位を基準電位として動作し、
    前記2次側検出回路、前記ディジタル制御回路、前記保護回路、及び、前記論理回路が、第1の電位とは異なる第2の電位を基準電位として動作し、
    前記電位整合手段が、前記1次側検出回路から出力される検出信号を前記ディジタル制御回路及び前記保護回路に伝送する第1のアイソレータと、前記論理回路の出力信号を前記駆動回路に伝送する第2のアイソレータとを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  8. 前記駆動回路が、第1の電位を基準電位として動作し、
    前記1次側検出回路が、第1の電位からアイソレートされた検出信号を生成し、
    前記2次側検出回路、前記ディジタル制御回路、前記保護回路、及び、前記論理回路が、第1の電位とは異なる第2の電位を基準電位として動作し、
    前記電位整合手段が、前記論理回路の出力信号を前記駆動回路に伝送するアイソレータを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  9. 前記1次側検出回路、前記保護回路、前記論理回路、及び、前記駆動回路が、第1の電位を基準電位として動作し、
    前記2次側検出回路及び前記ディジタル制御回路が、第1の電位とは異なる第2の電位を基準電位として動作し、
    前記電位整合手段が、前記1次側検出回路から出力される検出信号を前記ディジタル制御回路に伝送する第1のアイソレータと、前記ディジタル制御回路から出力される制御信号を前記論理回路に伝送する第2のアイソレータとを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  10. 前記保護回路、前記論理回路、及び、前記駆動回路が、第1の電位を基準電位として動作し、
    前記1次側検出回路が、第1の電位からアイソレートされた検出信号を生成し、
    前記2次側検出回路及び前記ディジタル制御回路が、第1の電位とは異なる第2の電位を基準電位として動作し、
    前記電位整合手段が、前記ディジタル制御回路から出力される制御信号を前記論理回路に伝送するアイソレータを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  11. 前記1次側検出回路、前記ディジタル制御回路、前記保護回路、前記論理回路、及び、前記駆動回路が、第1の電位を基準電位として動作し、
    前記2次側検出回路が、第1の電位とは異なる第2の電位を基準電位として動作し、
    前記電位整合手段が、前記2次側検出回路から出力される検出信号を前記ディジタル制御回路に伝送するアイソレータを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  12. 前記第1若しくは第2のアイソレータ、又は、前記アイソレータが、電気信号を光信号に変換して送信する送信部と、前記送信部によって送信される光信号を受信して電気信号に変換する受信部とを有するフォトカプラを含む、請求項7〜11のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  13. 前記第2の電位が接地電位であり、前記第1の電位が接地電位からアイソレートされている電位である、請求項7〜12のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
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