JP2008067307A - デジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル放送により独立して配信される主コンテンツと副コンテンツを記録して後で再生する場合に、両者を関連付ける情報が送信局から送出されない場合でも互いに対応関係にある主コンテンツと副コンテンツとを見つけるのを容易にする。
【解決手段】視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツをそれぞれ独立して受信すると共に、受信した視聴用主コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第1の時間帯と、受信した視聴用副コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第2の時間帯との関係に応じて、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、前記視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを互いに関連付けた状態で記録する関連性記録管理部S17を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば地上デジタル放送のような規格に従って所定の送信局から送出されるデジタル放送を受信して記録したり再生する際に利用可能なデジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法に関する。
最近では、例えば携帯電話端末のような携帯端末に地上デジタル放送用チューナを搭載し、地上デジタル放送(例えばワンセグ放送)として放送される様々な番組のコンテンツを受信して記録したり視聴できるように再生するための技術が注目されている。
我国の地上デジタル放送では、ISDB−T方式が採用されている。すなわち、放送局から放送される6Mhzの帯域(従来のアナログ放送の1チャンネルに相当)は、13個のサブバンドに分割されて運用されるのが特徴である。ここで、各サブバンドはセグメントと呼ばれる。
例えば、12セグメント利用して、家屋内に設置されるHDTV用の高品質なHD(ハイディフィニション)伝送を実施することができる。また、4セグメントを利用して、SDテレビ用のSD(スタンダードディフィニション)放送を3番組提供する、といったこともでき、柔軟な番組編成が可能となっている。
また、13セグメントのうちの1セグメントは、移動体放送向けに予約されており、この1セグメントを使用して、携帯電話やPDA向けの簡易動画放送などを提供するのが1セグメント放送(ワンセグ放送)である。
ワンセグ放送のような地上デジタル放送を受信する場合には、伝送規格であるMPEG2システムズ(Moving Picture ExpertsGroup 2 Systems)に従って多重された放送ストリーム(TS:トランスポートストリーム)が放送されるので、受信した放送ストリーム(TS)から各種メディアデータを分離し、メディアデータを再生したり提示する機能が必要になる。また、必要に応じてメディアデータを記録する機能も必要になる。
MPEG2規格では、画像データおよびオーディオデータは、H264やAAC方式などで圧縮されES(Elementary Stream)と呼ばれるデータに符号化され、1ESあるいは複数のESをまとめてPES(パケタイズド・エレメンタリストリーム)と称するパケットをつくる。このPESパケットは、TS(トランスポートストリーム)パケットのペイロード部に挿入される。
同様に、番組案内データ、及び暗号化鍵を含むデータはプログラムスペシフィックインフォーメーション(PSI Program Specific Information)と称され、セクションに分割されて、同じく、TSパケットのペイロードに挿入される。
PSIはPAT(プログラムアソシエーションテーブル)やPMT(プログラムマップテーブル)等を含んで構成されている。PSI情報は、例えば、特定時間以内に一度は伝送される。PATまたはPMTには、どのパケットがどのようなPID(パケット識別子)の値をもつのかが記録されている。
一つのTSパケットは188バイトの固定長であり、4バイトの固定長のパケットヘッダと、これに続く184バイトのデータ部分とで構成される。また、データ部分は、可変長のアダプテーションフィールド(無い場合がある)およびペイロードで構成される。
よって、TSパケットの構成は、TSヘッダ(4バイト)+アダプテーションフィールド(欠くことがある)+PESパケットの構成か、あるいは、TSヘッダ(4バイト)+アダプテーションフィールド(欠くことがある)+セクションの構成に大別できる。
また、一つの情報源からの連続した情報であるPESが複数のパケットに分割されて、他の情報源からのPESパケットと多重化されてストリーム伝送されるため、後に一つのPESやセクションを再構築できるように、各TSパケットの先頭の4バイトのヘッダには、PID(Packet Identification:パケット識別子)が付加される。すなわち、TSパケットの4バイトのヘッダには、それがどんなパケットなのかを示すPID(パケット識別子)が含まれている。
TS(トランスポートストリーム)を受信してマルチメディア情報を再生するためには、まず、各TSパケットのPIDを参照してビデオ/オーディオを判別して両者を分離し、その後、TSパケットの復号(デマルチプレクス処理)を実施して、ビデオ/オーディオ情報を再生する。
ところで、1セグ放送等の実際の地上デジタル放送においては、1つの放送ストリーム(TS)の中で、例えば図8に示すように複数のコンテンツが同じ期間に伝送されている。なお、ここでいうコンテンツは、デジタル放送を視聴するために放送局や送信局からデジタル放送再生装置(携帯電話端末など)に向けて配信するデータの集合であって、例えば、Audioデータ、Videoデータ、デジタルデータ放送用データ、文字データなどから構成される。
従って、デジタル放送再生装置は、特定のコンテンツを受信・再生するために、まず、PSIを受信し、当該PSIに情報として含まれる、全てのコンテンツについてのコンテンツ内容一覧から、所望のコンテンツを特定する。つまり、コンテンツを特定する際、PSIを参照して各コンテンツに割り当てられるパケット識別子PIDを特定することになる。
例えば、所望の放送局から提供されている映像コンテンツを再生するためには、その映像コンテンツに割り当てられたPIDを有するTSパケット(図8では、VIDEO01、AUDIO01)のみを受信し、受信した複数のTSパケットからPES(パケタイズド・エレメンタリストリーム)パケットを再構築し、再構築した複数のPESパケットから映像コンテンツを復元することによって、映像コンテンツを再生する。
一方、所望のコンテンツ以外のコンテンツ(図8では、AUDIO02、AUDIO03、TEXT01)についてのデータを保持するTSパケットは、受信されることはない。データ記憶容量がそれほど多くない携帯端末は特に、所望のコンテンツのみを受信し、再生する場合が多い。
なお、本発明と関連のある従来技術が、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1では、オーディオ放送にダウンロードのための情報を重畳して送信し、受信局では受信した情報を利用してインターネットなどにアクセスし必要な情報をダウンロードするように処理することを提案している。
特許文献2では、放送に重畳されたリンク情報を利用してインターネットにアクセスし、放送に関連するインターネット上のデータを、放送データと共に蓄積メディアに保存し、リンク切れ等のトラブルをなくすことを提案している。
特開2002−319226号公報 特表2005−510974号公報
地上デジタル放送のような規格のデジタル放送においては、映像や音声のように時系列で連続性を有する一連の放送番組のデータ(すなわちコンテンツ)を、放送ストリームを用いて送信局から受信局に対して配信する期間(配信期間)は、コンテンツ毎にそれぞれ送信側にて任意に設定できる。
例えば、図9に示す例では、デジタルテレビ放送の番組をコンテンツとして配信する場合を想定しているが、図9において、映像コンテンツ1は21時から22時までの間を配信期間としてこの期間内でほぼ連続的にパケットのデータ配信を行っており、この映像コンテンツ1の内容に関連した別のコンテンツ(楽曲コンテンツ1、2)がそれぞれ所定の別の期間に配信されている。
楽曲コンテンツ1、2の具体例について説明する。例えば視聴者が映像コンテンツおよび楽曲コンテンツを受信するように受信機の動作モードを定めている場合には、映像コンテンツ1中のある場面S1、S2において音楽が流れると、その時に該当する音楽のデータをダウンロードができるように、その場面直後のタイミングからその音楽の楽曲データである楽曲コンテンツ1、2の配信を開始する。従って、視聴者はデジタル放送を視聴しながらにして、映像コンテンツに付随して興味を持った楽曲を簡単にダウンロードすることができる。デジタル放送では、この例のように、映像コンテンツ1のような主コンテンツと関連のある複数の副コンテンツ(楽曲コンテンツ1、2)とを同時期に配信していることが多い。
ところで、上記のような主コンテンツと副コンテンツとは同時期に配信が行われているため、視聴者から見ると両者は互いに関連付けられているように見える。しかしながら、実際には主コンテンツと副コンテンツとを関連付ける情報は存在せず、従来のデジタル放送再生装置は単に同じ時間帯に配信された主コンテンツと副コンテンツとを同時に受信処理しているに過ぎない。
そのため、放送(データの配信)が終了した後で、放送中に記録(録画)されたコンテンツを再生して視聴者が視聴しようとする場合には、主コンテンツと副コンテンツとの関連性を認識するのは困難である。
例えば、図9に示す映像コンテンツ1と、楽曲コンテンツ1、2とを録画すると1つの映像データと2つの音楽データとができあがるが、映像コンテンツ1のある場面S1において流れていた音楽が楽曲コンテンツ1により得られた音楽と対応しているかどうかという関連性については、視聴者が映像コンテンツ1と楽曲コンテンツ1を一旦実際に視聴しない限り認識することができない。従って、例えば互いに異なる時間帯に放送された複数の番組を録画した後で、各々の番組の主コンテンツを再生して視聴しようとする場合には、所望の副コンテンツを見つけるために、蓄積されている複数の副コンテンツを実際に順番に再生し視聴することにより確認しなければならず、手間がかかるのは避けられない。
本発明は、デジタル放送により独立して配信される主コンテンツと副コンテンツとを記録して後で再生しようとする場合に、主コンテンツと副コンテンツとを関連付ける情報が送信局から送出されない場合であっても、互いに対応関係にある主コンテンツと副コンテンツとを見つけるのが容易なデジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法を提供することを目的とする。
1番目の発明(請求項1)は、一連のストリーム情報として時間軸上の連続性を有する画像と音響と文字列との少なくとも1つの情報を含む視聴用主コンテンツと、前記視聴用主コンテンツとの関連性を有する情報を含む視聴用副コンテンツとがデジタル放送のデータとして所定の送信局から送出される場合に、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを受信して視聴用にデータを記録するデジタル放送記録装置であって、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツをそれぞれ独立して受信すると共に、受信した視聴用主コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第1の時間帯と、受信した視聴用副コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第2の時間帯との関係に応じて、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、前記視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを互いに関連付けた状態で記録する関連性記録管理部を設けたことを特徴とする。
1番目の発明では、関連性記録管理部が前記第1の時間帯と第2の時間帯との関係に基づいて、受信した視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとが関連性を有するか否かを識別するので、関連性を表す情報が放送として送出されるデータに含まれていない場合であっても、視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとを対応付けて例えば番組毎にグループ分けして管理することができるので、放送の終了後(データ配信の終了後)に視聴者が保存されている視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを再生しようとする場合には、実際に視聴しなくても再生すべき所望の視聴用副コンテンツをすぐに探し出すことができる。
実際には、視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとはそれぞれ独立した時間帯に放送データとして配信されるが、視聴用主コンテンツと関連性を有する視聴用副コンテンツが配信される第2の時間帯は、視聴用主コンテンツが配信される第1の時間帯(番組の開始時刻から終了時刻までの時間帯に相当)と一部分又は全体が重なるようなタイミングに定められるので、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、該当する視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを同じ番組に含まれるコンテンツとして互いに関連付けることができる。
2番目の発明(請求項2)は、1番目の発明において、前記関連性記録管理部は、送信局から互いに独立して送出される複数の放送ストリームのそれぞれについて、受信した放送ストリームから前記視聴用主コンテンツ及び/又は視聴用副コンテンツを抽出し、抽出された視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとの関連性を調べることを特徴とする。
2番目の発明では、1つの番組を配信するデジタル放送が、同時に複数の放送ストリームを使用してコンテンツの配信を行う場合を想定している。従って、例えば同じ番組を配信する1番目の放送ストリームから視聴用主コンテンツ及び/又は視聴用副コンテンツを受信すると同時に、2番目の放送ストリームから視聴用主コンテンツ及び/又は視聴用副コンテンツを受信し、受信した時間帯の関係に基づいて、視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとを関連付けることができる。
3番目の発明(請求項3)は、1番目の発明において、前記関連性記録管理部は、同時に放送される複数の視聴用主コンテンツの中で、視聴者の入力操作によって選択された特定の視聴用主コンテンツだけについて、それと関連のある前記視聴用副コンテンツの検出を実施することを特徴とする。
実際のデジタル放送においては、放送信号の同じ帯域を利用して複数の事業者が複数の番組のコンテンツを同じ時間帯に送出する場合が多い。従って、受信端末には同じ放送電波に乗った複数の番組のコンテンツが同時に届くことになる。しかし、各番組のコンテンツを伝送するTSパケットには放送局毎に異なるパケット識別子PIDが付加されているので、放送局毎に番組を区別して視聴者が希望する番組だけを受信することができる。また、デジタル放送として送信局から送出される全てのデータを蓄積しようとすると、蓄積すべきデータ量が膨大になるが、視聴者が希望する番組だけを選択的に受信処理して蓄積することにより、蓄積すべきデータ量を大幅に削減できる。
3番目の発明では、視聴者の入力操作によって選択された特定の視聴用主コンテンツだけ、つまり視聴者が視聴しているか又は視聴しようとしている番組についてだけ視聴用副コンテンツの検出を実施する。従って、視聴者が一度視聴した番組については、蓄積した視聴用副コンテンツを後で再生することができる。
4番目の発明(請求項4)は、1番目の発明において、前記関連性記録管理部は、処理対象の視聴用主コンテンツである第1の視聴用主コンテンツと同じグループに属する過去に受信した視聴用主コンテンツである第2の視聴用主コンテンツについて、関連付けられた視聴用副コンテンツが既に記録されている場合には、前記第1の視聴用主コンテンツと関連性を有する第1の視聴用副コンテンツを、前記第2の視聴用主コンテンツに関連付けられた第2の視聴用副コンテンツと同じグループに区分して管理することを特徴とする。
テレビ番組やラジオ番組のようなコンテンツについては、例えば毎日の同じ時間帯に、又は毎週同じ曜日の同じ時間帯に、種類の同じ番組が放送されていたり、例えばドラマのように連続性を有する1つの番組がシリーズ化されて放送される場合が多い。このような番組については、種類の同じ番組あるいはシリーズ化された同じ番組を同じグループとして管理するのが望ましい。4番目の発明では、種類の同じ番組あるいはシリーズ化された同じ番組を同じグループとして管理することができる。
5番目の発明(請求項5)は、4番目の発明において、前記関連性記録管理部は、前記第1の視聴用主コンテンツに割り当てられた番組名称と前記第2の視聴用主コンテンツに割り当てられた番組名称とを比較することにより、両者が同じグループに属するか否かを識別することを特徴とする。
種類の同じ番組あるいはシリーズ化された同じ番組には、同じ番組名称が割り当てられる場合が多いので、番組名称を比較することにより第1の視聴用主コンテンツと第2の視聴用主コンテンツとが対応関係にあるか否かを識別できる。
6番目の発明(請求項6)は、一連のストリーム情報として時間軸上の連続性を有する画像と音響と文字列との少なくとも1つの情報を含む視聴用主コンテンツと、前記視聴用主コンテンツとの関連性を有する情報を含む視聴用副コンテンツとがデジタル放送のデータとして所定の送信局から送出される場合に、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを受信して視聴用にデータを記録する制御を行うデジタル放送記録方法であって、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツをそれぞれ独立して受信すると共に、受信した視聴用主コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第1の時間帯と、受信した視聴用副コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第2の時間帯との関係に応じて、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、前記視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを互いに関連付けた状態で記録することを特徴とする。
6番目の発明をデジタル放送の受信端末の制御部が実施することにより、1番目の発明と同様の結果が得られる。
本発明によれば、関連性記録管理部が前記第1の時間帯と第2の時間帯との関係に基づいて、受信した視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとが関連性を有するか否かを識別するので、関連性を表す情報が放送として送出されるデータに含まれていない場合であっても、視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとを対応付けて例えば番組毎にグループ分けして管理することができるので、放送の終了後(データ配信の終了後)に視聴者が保存されている視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを再生しようとする場合には、実際に視聴しなくても再生すべき所望の視聴用副コンテンツをすぐに探し出すことができる。
(第1の実施の形態)
本発明のデジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法に関する1つの実施の形態について、図1〜図6を参照しながら以下に説明する。
図1は第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の放送受信時の動作を示すフローチャートである。図2は第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の番組再生時の動作を示すフローチャートである。図3は第1の実施の形態のデジタル放送記録装置が想定する通信システムの構成例を示すブロック図である。図4は第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の構成例を示すブロック図である。図5は第1の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。図6は第1の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。
この形態では、例えば図3に示すような通信システムに用いられる各端末装置(受信局)30に本発明を適用する場合を想定している。図3に示す通信システムにおいては、放送局10から送出される放送用番組コンテンツが、放送波送出設備20から地上デジタル放送の放送電波に乗せて送信される。受信局である各端末装置30は、地上デジタル放送の放送電波を受信し、それに含まれる様々な放送用番組コンテンツの中から視聴者が必要とする目的の放送用番組コンテンツを取得し、放送用番組コンテンツのデータをリアルタイムで再生したり、蓄積したりする。
放送用番組コンテンツは、例えばテレビ番組やラジオ番組の内容のような主コンテンツ、すなわち映像や音声などによって構成される。
また、放送用番組コンテンツの他に、その放送用番組コンテンツと関連のある関連コンテンツも地上デジタル放送の放送電波に乗せて放送波送出設備20から送出される。関連コンテンツは、テレビ番組やラジオ番組の番組内容に関連する副コンテンツのデータであり、具体的には、ダウンロード用データ、CM用データ、データ放送用データなどに相当する。各端末装置30は、放送用番組コンテンツだけでなく、関連コンテンツも受信した放送電波から取得することができる。
図3に示す例では、放送局10には楽曲データベース(DB)11と、楽曲−番組関連情報データベース12と、番組データベース13とが設けてある。番組データベース13は、前述の放送用番組コンテンツに相当するデータを蓄積している。楽曲データベース11は、前述の関連コンテンツに相当する楽曲のデータ、すなわち主題歌や挿入歌などを蓄積している。楽曲−番組関連情報データベース12は、番組データベース13に蓄積されている各放送用番組コンテンツと楽曲データベース11に蓄積されている各関連コンテンツとの対応関係を表す情報を保持している。
従って、放送局10は番組データベース13に蓄積されている各放送用番組コンテンツ並びに楽曲データベース11に蓄積されている各関連コンテンツがそれぞれ必要な時間帯に、地上デジタル放送の放送電波に乗せて順次に配信されるように、放送波送出設備20にデータを出力する。なお、楽曲−番組関連情報データベース12の内容は放送としては送出されない。
放送波送出設備20から送出される地上デジタル放送の電波には、放送する情報として、デジタル放送の規格に従って構成された図8に示すような形式の放送ストリーム(TS)が1つ又は複数含まれている。なお、図8において横方向が時間軸に相当する。この放送ストリームは、順次に送出される多数のTSパケットで構成される。各TSパケットは固定長であり、映像情報(VideoデータおよびAudioデータから構成される情報)や、音情報(Audioデータのみで構成される情報)やデータ放送用データなどの情報を含んでいる。つまり、時系列で連続性を有する前述の放送用番組コンテンツや関連コンテンツのデータを細かく分割し、分割された各々のデータを多数のTSパケットのペイロード領域に格納して順次に送出する。
図3に示した端末装置30は、例えば図4に示すように構成される。なお、具体的な端末装置30としては、携帯電話端末や、携帯型情報端末(PDA)や、家庭内に設置されるデジタル放送受信機などが想定される。
図3を参照すると、この端末装置30にはアンテナANTと、受信部100と、TS−PID検出部102と、TSパケット分離部104と、記録・再生制御部106と、メモリ108と、ビデオ復号部110と、オーディオ復号部112と、表示制御部114と、オーディオ再生部116と、ディスプレイ118と、スピーカ120とが備わっている。
受信部100は、放送波送出設備20から送出される地上デジタル放送の電波をアンテナANTを介して受信し、所定の受信処理を行う。すなわち、地上デジタル放送の電波はマルチキャリア方式の変調方式であるOFDMによって変調されているので、OFDM変調信号を復調し、放送されている情報を取得する。
受信部100の出力には、MPEG2に準拠したトランスポートストリーム信号(MPEG2−TS:図8参照)が得られる。このトランスポートストリーム信号MPEG2−TSは、TSパケット分離部104と、その前段に配置されているTS−PID検出部102に並行的に供給される。
TS−PID検出部102では、PAT(プログラムアソシエーションテーブル)やPMT(プログラムマップテーブル)の情報を利用せずに、独自の総当たり解析を各TSパケットに対して実行し、その解析結果に基づいて、ビデオデータとオーディオデータを含むTSパケットのPID値を検出(抽出)する。
TS−PID検出部102にて検出された、ビデオデータやオーディオデータなどのPID値は、TSパケット分離部104に送られる。
TSパケット分離部104は、受信したMPEG2−TSに含まれる多数のTSパケットのPID値を参照し、TS−PID検出部102から送られてきたものと同じ値のPIDをもつTSパケットを抽出し、次に、抽出された同じPID値をもつTSパケットのペイロードに挿入されているPESパケットを取り出し、再組立を行って、ビデオPES(V−PES)とオーディオPES(A−PES)を分離して出力する。
続いて、ビデオPES(V−PES)については、ビデオ復号部110にて復号処理が行われ、また、オーディオPES(A−PES)については、オーディオ復号部112にて復号処理が行われる。
復号されたビデオデータは表示制御部114に送られ、この表示制御部114の制御によって、ディスプレイ118上に動画映像が表示される。また、復号されたオーディオデータはオーディオ再生部116に送られ、このオーディオ再生部116にてオーディオ信号が再生され、その結果、スピーカ120から音声が出力される。
受信した前述の放送用番組コンテンツや関連コンテンツのデータを後で再生できるように保存する場合には、記録・再生制御部106の制御により、TSパケット分離部104から出力される各PESパケットがコンテンツ毎にメモリ108上の受信コンテンツ情報データベース51に保存される。更に、受信した各放送用番組コンテンツと関連コンテンツとの対応関係を表す関連情報が記録・再生制御部106によって生成され、この関連情報はメモリ108上の関連情報データベース52に保存される。また、メモリ108上に保存したコンテンツを後で再生しようとする場合には、記録・再生制御部106がメモリ108上の受信コンテンツ情報データベース51及び関連情報データベース52から必要な情報を読み出し、各パケットをビデオ復号部110又はオーディオ復号部112に与えてコンテンツの再生を行う。
地上デジタル放送を受信する際の記録・再生制御部106の制御の内容が図1に示されており、メモリ108に保存されているコンテンツを再生する場合の記録・再生制御部106の制御の内容が図2に示されている。
まず、受信時の記録・再生制御部106の動作について図1を参照しながら説明する。
ステップS11では、視聴者からの入力操作や予め設定していた視聴開始時刻になるなどによって視聴開始の指示が発生したか否かを調べる。視聴開始の指示が発生すると次のステップS12に進む。なお、本発明のデジタル放送記録装置は、視聴者からの入力操作の有無や視聴開始時刻か否かなどの、視聴開始の指示が発生する条件に限定されるものではない。
ステップS12では、視聴者からの入力操作などに従って、視聴対象の番組を放送する放送局及び視聴対象の番組を選択する。
1つの同じ放送ストリームの上には複数の放送局から送出された複数の番組のコンテンツが重畳されている場合があるが、異なる放送局から送出される複数の番組にはそれぞれ異なる値がTSパケットのPID値として割り当てられるので、TSパケットをPID値で区別することにより、放送局や番組を区別することができる。すなわち、ステップS12で選択された視聴対象の番組に該当するPID値を持つTSパケットだけをTSパケット分離部104を介して取得する。
ステップS13では、記録・再生制御部106は受信した番組の主コンテンツ、すなわち前述の放送用番組コンテンツについて、受信処理や、再生処理や、メモリ108上の受信コンテンツ情報データベース51に対する蓄積処理を実施する。
ステップS14では、記録・再生制御部106は副コンテンツ、すなわちステップS13で処理中の主コンテンツと関連のある関連コンテンツのTSパケットの受信を開始したか否かを調べる。
例えば、図5に示す例では、1つの放送ストリームの中に、放送用番組コンテンツ(映像コンテンツ1)と、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1、2)とが含まれている場合を想定している。図5において、主コンテンツである放送用番組コンテンツ(映像コンテンツ1)は放送開始時刻が21:00、放送終了時刻が22:00であり、この放送用番組コンテンツを含む多数のTSパケットが21:00〜22:00の配信期間中に、放送ストリームに含めて連続的にあるいは間欠的に送出される。なお、図5における「配信区間」は送信局から放送としてデータが送出される区間を表している。
しかし、副コンテンツである関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1、2)は、主コンテンツとは異なる時間帯(部分的には時間帯が重なる)に送出される。すなわち、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)は放送用番組コンテンツ(映像コンテンツ1)中の場面(シーン)S1の時刻から所定の時間に渡って送出され、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)は場面S2の時刻から所定の時間に渡って送出される。
放送用番組コンテンツ(映像コンテンツ1)を受信する端末装置30においては、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)が送出される場面S1から所定の時間の間であれば、いつでも放送ストリームの中から関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)を取得することができ、同様に関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)が送出される場面S2から所定の時間の間であれば、いつでも放送ストリームの中から関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)を取得することができる。
図5に示す例では、(b)に示されるように、場面S1の後の場面S3の時点で関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)を取得し、場面S2の後の場面S4の時点で関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)を取得する場合を想定している。
実際の端末装置30においては、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の送出が開始された時点で、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)が存在することを画面上に表示し、視聴者からの入力操作に従って、場面S3の時点で関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の取得を開始することが想定される。また、視聴者からの入力操作とは無関係に、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の送出が開始された直後、すなわち場面S1の直後に関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の取得を自動的に開始することも想定できる。
図1に示す処理においては、関連コンテンツの取得を自動的に開始することを想定しており、ステップS14で関連コンテンツである副コンテンツの受信開始(放送ストリームの中に副コンテンツが現れた)を検出した時点で次のステップS15に進む。
ステップS15では、現在受信処理を行っている主コンテンツについて、関連情報が既に関連情報データベース52上に存在するか否かを調べる。関連情報は、主コンテンツと副コンテンツとの対応関係を表すものであり、それまでに受信した様々な主コンテンツについて関連情報を蓄積しておくことができる。それぞれの主コンテンツは例えば番組名称により区別することができる。従って、ステップS15では現在受信処理を行っている主コンテンツと番組名称の一致する関連情報が存在するか否かを調べる。一致する関連情報が存在する場合には次にステップS16に進み、該当する関連情報がまだ存在しない場合にはステップS17に進む。
ステップS16では、現在受信中の副コンテンツの情報を取得し、ステップS15で見つけた該当する関連情報と対応付けて受信コンテンツ情報データベース51上に保存する。従って、現在受信中の副コンテンツと現在受信中の主コンテンツとの対応関係も受信コンテンツ情報データベース51上の関連情報によって対応関係が明らかになるように管理される。
ステップS17では、現在受信中の副コンテンツの情報を取得すると共に、この副コンテンツと現在受信中の主コンテンツとの対応関係を表す新たな関連情報を作成し、副コンテンツの情報を受信コンテンツ情報データベース51に蓄積し、関連情報を関連情報データベース52に蓄積する。従って、現在受信中の副コンテンツと現在受信中の主コンテンツとの対応関係は、受信コンテンツ情報データベース51上の関連情報によって管理される。
具体例としては、受信した主コンテンツの番組毎にデータ管理用のフォルダを作成し、互いに対応関係にある副コンテンツが該当するフォルダの中に含まれるように、関連情報によって主コンテンツと副コンテンツとを管理すればよい。図5に示す例では、主コンテンツである(映像コンテンツ1)に割り当てたフォルダの中に、副コンテンツである(楽曲コンテンツ1)と(楽曲コンテンツ2)とが含まれるように関連情報によって管理する場合を想定している。
ステップS12で選択された番組の主コンテンツについて全体のデータ取得が完了してなければ、例えば図5において放送終了時刻22:00になっていなければ、主コンテンツである(映像コンテンツ1)の送出が継続しているので、ステップS18からステップS13に戻り、上記の処理を継続する。
従って、図5に示すように、1つの主コンテンツである(映像コンテンツ1)と関連する副コンテンツとして、複数の副コンテンツ(楽曲コンテンツ1、2)が主コンテンツと同じ配信区間内に現れる場合には、(楽曲コンテンツ1)と(楽曲コンテンツ2)とをそれぞれ取得してデータを蓄積すると共に、それらのデータを生成した関連情報によって関連付けて管理することができる。
また、テレビ番組やラジオ番組のようなコンテンツについては、例えば毎日の同じ時間帯に、又は毎週同じ曜日の同じ時間帯に、種類の同じ番組が放送されていたり、例えばドラマのように連続性を有する1つの番組がシリーズ化されて放送される場合が多い。このような番組については、種類の同じ番組あるいはシリーズ化された同じ番組を同じグループとして管理するのが望ましい。図1に示すような処理を実施することにより、複数の番組コンテンツを番組名称で区別して同じ関連情報により管理することができるので、種類の同じ番組あるいはシリーズ化された同じ番組をグループ化して管理できる。
ところで、図1に示す処理においては、視聴者が番組を視聴している間に主コンテンツと各副コンテンツとを関連付ける関連情報を生成しているので、1つの主コンテンツの受信を開始してからそれが終了するまでの間に、放送ストリームの中に副コンテンツが現れたか否かに応じてそれらの関連性を識別することができる。しかし、番組の視聴が終了した後(放送が終了した後)で関連情報を生成することも可能である。但し、その場合には関連情報を生成するために必要な情報をコンテンツの受信中に記録する必要がある。
具体的には、次に説明するように各コンテンツの時刻情報を記録してそれを比較することにより、図1に示す処理と同様な結果を得ることができる。
例えば図5に示す例では、主コンテンツである(映像コンテンツ1)の放送開始時刻21:00から映像コンテンツの録画が開始され、その後、場面S1の時刻において副コンテンツである関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の配信が開始されたことを検出すると、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の受信・録画が開始される。そこで、(楽曲コンテンツ1)の受信(取得)を開始した時刻(S3)を記録しておく。
一方、(映像コンテンツ1)には情報として放送開始時刻と放送終了時刻とが記憶されており、具体的にはPESパケットに分割される前の映像コンテンツにおいて、そのヘッダに放送開始時刻と放送終了時刻が情報として記述されているので、(映像コンテンツ1)の放送開始時刻と放送終了時刻とを取得することができる。
そこで、(楽曲コンテンツ1)の受信(取得)を開始した時刻(S3)と、(映像コンテンツ1)の放送時間帯(放送開始時刻〜、放送終了時刻)とを比較することにより、両者が関連性を有しているか否かを識別できる。
(楽曲コンテンツ1)と(映像コンテンツ1)との対応付けの処理としては、これらのコンテンツを構成するデータ(ファイル)を同一のフォルダに格納したり、データの名称を(映像コンテンツ1)の番組名称に統一する、あるいは、しおり機能を利用して(映像コンテンツ1)における場面S3の時刻に相当する箇所にしおりを付与するような処理を行えばよい。
このように対応付けしておけば、録画しておいた(楽曲コンテンツ1)を再生時に、対応付けられた(映像コンテンツ1)のうちの当該(楽曲コンテンツ1)に関連のある箇所のみを、(映像コンテンツ1)の再生に合わせて再生することもできる。
同様に、図5に示す場面S4の時刻においても、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の配信が開始されたことを検出し、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信・録画を開始し、さらに受信を開始した時刻(S4)を記録しておき、(楽曲コンテンツ2)の受信開始時刻(S4)と(映像コンテンツ1)の放送時間帯(放送開始時刻〜、放送終了時刻)とを比較することにより、両者が関連性を有しているか否かを識別できる。
ところで、例えば図6に示すように、配信される時刻が連続している複数の放送用番組コンテンツ(映像コンテンツ1、2)を連続的に録画する場合も考えられる。
図2においては、(映像コンテンツ1)と関連性のある副コンテンツとして(楽曲コンテンツ1)と(楽曲コンテンツ2)とが現れる場合を想定しており、(楽曲コンテンツ1)の配信区間は(映像コンテンツ1)の放送時間帯(放送開始時刻〜、放送終了時刻)の範囲内にあるが、(楽曲コンテンツ2)の配信区間は(映像コンテンツ1)の放送終了時刻を越えている。更に、(楽曲コンテンツ2)の配信区間は、(映像コンテンツ1)の配信区間と次の(映像コンテンツ2)の配信区間とにまたがっている。
このような場合であっても、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信(取得)を「開始」した時刻S4が(映像コンテンツ1)の放送開始時刻と放送終了時刻との間の配信区間にあるかどうかを調べることにより、(楽曲コンテンツ2)と(映像コンテンツ1)とを関連付けることができる。また、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信(取得)を「開始」した時刻(S4)が(映像コンテンツ2)の放送開始時刻と放送終了時刻との間の配信区間にあるかどうかを調べることにより、(楽曲コンテンツ2)と(映像コンテンツ1)との関連がないことを正しく認識することができる。
しかし、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信(取得)を「開始」した時刻(S4)の代わりに関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信を「終了」した時刻(S4')を用いて判定を行う場合には、(楽曲コンテンツ2)が(映像コンテンツ2)に対応すると誤って判別されることになるので、関連コンテンツの受信(取得)を「開始」した時刻を用いて判別するのが望ましい。
但し、図6に示す例において、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)と(映像コンテンツ1)とを関連付け、同時に関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)と(映像コンテンツ2)とを関連付けるように処理しても良い。その場合には、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ2)の受信(取得)を開始した時刻(S4)と終了した時刻(S4’)との両方を用いて時刻の比較を行えばよい。
次に、端末装置30がメモリ108に保存されているコンテンツを再生する場合の記録・再生制御部106の動作について、図2を参照しながら説明する。
ステップS21では、視聴者からの入力操作や予め設定していた再生開始時刻になるなどによって再生開始の指示が発生することを待つ。再生指示が発生すると次のステップS22に進む。なお、本発明のデジタル放送記録装置は、視聴者からの入力操作の有無や再生開始時刻か否かなどの、再生開始の指示が発生する条件に限定されるものではない。
ステップS22では、メモリ108上の受信コンテンツ情報データベース51から再生すべき主コンテンツを検索し、必要な番組の主コンテンツのデータを取得する。
ステップS23では、ステップS22で取得した特定の主コンテンツに対応する関連情報を関連情報データベース52上で検索する。該当する関連情報が見つかった場合にはステップS23からステップS24に進み、関連情報が存在しない場合にはステップS25に進む。
ステップS24では、ステップS23で見つけた特定の関連情報に従って、ステップS22で取得した主コンテンツと関連性を有する副コンテンツを受信コンテンツ情報データベース51から取得する。
ステップS25では、ステップS22で選択された主コンテンツについて再生処理を実施する。すなわち、主コンテンツの映像や音声などを再生する。また、ステップS24で取得した副コンテンツが存在する場合には、ステップS26の処理も実行する。ステップS26では副コンテンツのデータも同時に再生する。例えば、ドラマのような番組を主コンテンツとして再生する場合に、それに関連する主題歌や挿入歌などを副コンテンツとして同時に再生する。
以上のように、端末装置30は主コンテンツである放送用番組コンテンツが配信(送信)されている期間中に副コンテンツである関連コンテンツが現れたかどうかを調べることにより、両者の関連性の有無を識別して関連情報を生成するので、放送ストリームの中に関連情報が含まれていない主コンテンツと副コンテンツとについても、自動的に関連付けを行って管理することができる。また、各コンテンツの受信時刻や配信区間の時刻を記録して比較することにより、放送終了後であっても関連情報を生成することができる。
(第2の実施の形態)
本発明のデジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法に関するもう1つの実施の形態について、図7を参照しながら以下に説明する。図7は第2の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。
この形態は第1の実施の形態の変形例である。第1の実施の形態に対して変更された点について以下に説明する。
すなわち、第1の実施の形態では、1つの番組に含まれる複数のコンテンツ(主コンテンツと副コンテンツ)が1つの放送ストリームにより配信される場合を想定しているが、第2の実施の形態では、1つの番組に含まれる複数のコンテンツ(主コンテンツと副コンテンツ)が同時に受信される複数の放送ストリームにより配信される場合を想定している。そして、互いに異なる放送ストリームに含まれる主コンテンツと副コンテンツとの関連付けを実施する。
複数の放送ストリームを同時に受信して復調する必要があるため、第2の実施の形態の端末装置30においては、図4に示された受信部100及びTSパケット分離部104を含む機能ブロックを複数搭載する必要がある。また、記録・再生制御部106が実行する処理については、複数の放送ストリームからそれぞれ抽出されたコンテンツのデータについて互いに関連付けを行うように変更されている。
図7に示す例では、1つの番組に含まれる複数のコンテンツが(放送ストリームA)と(放送ストリームB)との2つを用いて地上デジタル放送として配信される場合を想定している。図7において、主コンテンツである(映像コンテンツ1)は放送開始時刻(21:00)から放送終了時刻(22:00)の時間帯において(放送ストリームA)の中に現れ、副コンテンツである(楽曲コンテンツ1)は(映像コンテンツ1)の場面S1に相当する時刻に(放送ストリームB)の中に現れ、副コンテンツである(楽曲コンテンツ2)は(映像コンテンツ1)の場面S2に相当する時刻に(放送ストリームA)の中に現れる。
そこで、第2の実施の形態の端末装置30においては前述の記録・再生制御部106は次のように動作する。(放送ストリームA)によって配信されている(映像コンテンツ1)の放送開始時刻21:00から映像コンテンツの録画を開始した後、時刻(S1)において(放送ストリームB)によって関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の配信が開始されたことを検出すると、関連コンテンツ(楽曲コンテンツ1)の受信・録画を開始し、さらに受信(取得)を開始した時刻(S3)を記録しておく。
(映像コンテンツ1)には情報として放送開始時刻と放送終了時刻とが記憶されているため、記録・再生制御部106は、この放送開始時刻と放送終了時刻の期間に(楽曲コンテンツ1)の受信時刻(S3)があるか否かを識別し、範囲内である場合に(映像コンテンツ1)と(楽曲コンテンツ1)とを対応付ける関連情報を生成する。
以上のように、1つの番組に関連する複数のコンテンツが2つ以上の放送ストリームを用いてそれぞれ配信される場合であっても、主コンテンツと副コンテンツとを関連付けることができる。
本発明のデジタル放送記録装置及びデジタル放送記録方法は、地上デジタル放送のような放送を受信する携帯電話端末や携帯型情報端末やその他の受信装置に適用することにより、1つ又は複数の放送ストリームを用いて複数のコンテンツが互いに独立して放送される場合に、複数のコンテンツの関連を示す情報が放送されていない場合であっても、受信側で関連情報を自動的に生成し関連付けを行うことができるので、受信してメモリなどに一旦蓄積されたコンテンツを再生しようとする場合に、実際に視聴しなくても関連性のあるコンテンツを簡単に見つけることができ、視聴者の操作性が大幅に改善される。
第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の放送受信時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の番組再生時の動作を示すフローチャートである。 第1の実施の形態のデジタル放送記録装置が想定する通信システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるデジタル放送記録装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。 第1の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態において放送される番組コンテンツの配信状況及び受信状況の具体例を示すタイムチャートである。 地上デジタル放送で送出される1つの放送ストリーム(TS)の構成例を示す模式図である。 放送される番組コンテンツの配信状況の具体例を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 放送局
11 楽曲データベース
12 楽曲−番組関連情報データベース
13 番組データベース
20 放送波送出設備
30 端末装置
51 受信コンテンツ情報データベース
52 関連情報データベース
100 受信部
102 TS−PID検出部
104 TSパケット分離部
106 記録・再生制御部
108 メモリ
110 ビデオ復号部
112 オーディオ復号部
114 表示制御部
116 オーディオ再生部
118 ディスプレイ
120 スピーカ

Claims (6)

  1. 一連のストリーム情報として時間軸上の連続性を有する画像と音響と文字列との少なくとも1つの情報を含む視聴用主コンテンツと、前記視聴用主コンテンツとの関連性を有する情報を含む視聴用副コンテンツとがデジタル放送のデータとして所定の送信局から送出される場合に、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを受信して視聴用にデータを記録するデジタル放送記録装置であって、
    前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツをそれぞれ独立して受信すると共に、受信した視聴用主コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第1の時間帯と、受信した視聴用副コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第2の時間帯との関係に応じて、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、前記視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを互いに関連付けた状態で記録する関連性記録管理部
    を設けたことを特徴とするデジタル放送記録装置。
  2. 請求項1に記載のデジタル放送記録装置において、
    前記関連性記録管理部は、送信局から互いに独立して送出される複数の放送ストリームのそれぞれについて、受信した放送ストリームから前記視聴用主コンテンツ及び/又は視聴用副コンテンツを抽出し、抽出された視聴用主コンテンツと視聴用副コンテンツとの関連性を調べる
    ことを特徴とするデジタル放送記録装置。
  3. 請求項1に記載のデジタル放送記録装置において、
    前記関連性記録管理部は、同時に放送される複数の視聴用主コンテンツの中で、視聴者の入力操作によって選択された特定の視聴用主コンテンツだけについて、それと関連のある前記視聴用副コンテンツの検出を実施する
    ことを特徴とするデジタル放送記録装置。
  4. 請求項1に記載のデジタル放送記録装置において、
    前記関連性記録管理部は、処理対象の視聴用主コンテンツである第1の視聴用主コンテンツと同じグループに属する過去に受信した視聴用主コンテンツである第2の視聴用主コンテンツについて、関連付けられた視聴用副コンテンツが既に記録されている場合には、前記第1の視聴用主コンテンツと関連性を有する第1の視聴用副コンテンツを、前記第2の視聴用主コンテンツに関連付けられた第2の視聴用副コンテンツと同じグループに区分して管理する
    ことを特徴とするデジタル放送記録装置。
  5. 請求項4に記載のデジタル放送記録装置において、
    前記関連性記録管理部は、前記第1の視聴用主コンテンツに割り当てられた番組名称と前記第2の視聴用主コンテンツに割り当てられた番組名称とを比較することにより、両者が同じグループに属するか否かを識別する
    ことを特徴とするデジタル放送記録装置。
  6. 一連のストリーム情報として時間軸上の連続性を有する画像と音響と文字列との少なくとも1つの情報を含む視聴用主コンテンツと、前記視聴用主コンテンツとの関連性を有する情報を含む視聴用副コンテンツとがデジタル放送のデータとして所定の送信局から送出される場合に、前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツを受信して視聴用にデータを記録する制御を行うデジタル放送記録方法であって、
    前記視聴用主コンテンツ及び視聴用副コンテンツをそれぞれ独立して受信すると共に、受信した視聴用主コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第1の時間帯と、受信した視聴用副コンテンツの配信時刻もしくは再生時刻に関する開始から終了までを表す第2の時間帯との関係に応じて、前記第2の時間帯の少なくとも一部分が前記第1の時間帯に含まれる場合には、前記視聴用副コンテンツと視聴用主コンテンツとを互いに関連付けた状態で記録する
    ことを特徴とするデジタル放送記録方法。
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