JP2008066803A - 再送信システム並びに再送信装置 - Google Patents
再送信システム並びに再送信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008066803A JP2008066803A JP2006239493A JP2006239493A JP2008066803A JP 2008066803 A JP2008066803 A JP 2008066803A JP 2006239493 A JP2006239493 A JP 2006239493A JP 2006239493 A JP2006239493 A JP 2006239493A JP 2008066803 A JP2008066803 A JP 2008066803A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel selection
- retransmission
- selection information
- digital broadcast
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Abstract
【課題】地上デジタル放送の信号を、他のアナログ放送受信機に対しゴースト妨害とならないように屋内で再送信する。
【解決手段】再送信装置は、希望波の周波数に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタを入力段に、チャンネル選択フィルタ又はトラッキング・フィルタを後段に備える。デジタル放送受信機用のリモコンは、希望するチャンネルがユーザにより選択された際、選択されたチャンネル又は周波数情報を無線機能により再送信装置に送出する。再送信装置は、該当する周波数を選択し、該当チャンネルの信号を受信するとともに、不要な信号を減衰して再送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】再送信装置は、希望波の周波数に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタを入力段に、チャンネル選択フィルタ又はトラッキング・フィルタを後段に備える。デジタル放送受信機用のリモコンは、希望するチャンネルがユーザにより選択された際、選択されたチャンネル又は周波数情報を無線機能により再送信装置に送出する。再送信装置は、該当する周波数を選択し、該当チャンネルの信号を受信するとともに、不要な信号を減衰して再送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、屋外の送信所から送られてくる電波を中継して再送信する再送信システム並びに再送信装置に係り、特に、放送局から送信される放送信号を屋内のリモコン操作される室内アンテナ付き放送波受信機向けに再送信する再送信システム並びに再送信装置に関する。
さらに詳しくは、本発明は、室内アンテナでは十分な受信状態が得られない放送信号を屋内の室内アンテナ付き受信機向けに再送信する再送信システム並びに再送信装置に係り、特に、放送局からマルチキャリア変調方式により送信される地上デジタル放送の信号を、他のアナログ放送受信機に対しゴースト妨害とならないように屋内で再送信する再送信システム並びに再送信装置に関する。
テレビジョンやラジオに代表される放送技術は、多数の人に同時に聴取されることを目的として、広範に普及している。テレビ放送やラジオ放送の多くは、放送局側から電波によって音声又は音声と映像を視聴者側の受信装置に送信することによって行なわれる。
最近では放送波のデジタル化が進められ、情報信号を圧縮し、限られた放送帯域を従来の数倍の容量に増やして使用できるようになってきている。デジタル放送は、(1)高能率符号化による多チャンネル化や画像の高精細化、(2)デジタル変調による周波数利用効率の向上や耐干渉性・耐雑音性の強化、(3)誤り訂正符号化による高品質の維持、(4)映像・音声・データの多重化や、移動受信、限定受信などの高機能化、といったアナログ放送にない特徴を有している。
例えば、日本国内では2003年10月10日から、VHF帯において地上デジタル音声放送(ラジオ放送)ISDB−Tsb(Integrated Services Digital Broadcastingfor Terrestrial Sound Broadcasting)が開始されている(例えば、非特許文献1を参照のこと)。ISDB−Tsbでは、地上アナログTV放送の6chと8chの間に位置する空きチャンネル7ch(希望波帯域:188.5MHz〜192MHz)の4MHzを430kHzずつに分けて8つの放送局が使用することが可能である。デジタルラジオ放送によれば、聴視者はCD並みの高品質の音声放送を地上波で享受することができるようになる。サービス内容は、音楽番組が主体であるが、勿論、生活情報や交通情報、ニュースなど多彩な情報サービスも可能であるまた、マルチメディア方式により、文字、静止画や簡易な動画などを音声放送に連動して提供することが可能である。
また、2003年12月1日から、関東・近畿・中京の3大広域圏で地上波のUHF帯(470MHz〜770MHz)を使用する地上デジタルTV放送のサービスISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting fot Terrestrial)が開始された。地上デジタルTV放送では、デジタル・ハイビジョンの高画質・高音質番組に加えて、双方向番組を提供することが可能となる。地上デジタルTV放送は、UHFアンテナで受信でき、また、走行している電車やバスなどに設置したテレビでもチラツキがなくきれいに受信・視聴することが可能になる。また、携帯情報端末などで、簡易動画やデータ放送、音声放送を受信・視聴するサービスも予定されている(例えば、非特許文献2を参照のこと)。
また、欧州では、有料放送プラットフォーム事業者によるSTB(Set TopBox)の配布などにより放送デジタル化が進み、地上デジタルTV放送(DTTV)並びに地上デジタルラジオ放送のサービスも既に開始されている。
これらデジタル放送の変調方式は、通常、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)を採用している。OFDM変調方式では、各サブキャリアがシンボル区間内で相互に直交するように各キャリアの周波数が設定されて、送信データを周波数の異なる複数のキャリアに分配して伝送するので、各キャリアの帯域が狭帯域となり、周波数利用効率が非常に高くなる。また、フェージングや建造物からの反射によるマルチパス妨害などの受信環境に強い。
ところで、放送局からの電波の受信は、八木アンテナに代表される大型で高利得のアンテナを屋外に立て、その受信出力をケーブル経由で屋内の受信機に有線で接続するのが一般的である。このような場合、受信機の設置場所は有線ケーブルによって制約されるため、受信機を簡単に移動することはできない。また、アンテナを内蔵したポータブル受信機もあり、放送局から近い強電界地域では屋内での受信も一応可能である。しかしながら、アナログ放送においては、マルチパスなどの悪影響で、ポータブル受信機の受信状態は良好なものとは言えない場合が多い。
送信所からの直接波では電波強度が弱く受信が困難な場所で放送波を受信するために、放送信号を再送信中継する方法が考えられる。この場合、空チャンネルの不足から、SFN(Single Frequency Network)すなわち同一周波数で再送信することが好ましいが、再送信アンテナからの電波が受信アンテナに回り込んで発振を引き起こすという回り込み現象が問題になる。また、アナログ放送では、同一周波数の再送信信号が放送局からの直接波に対するゴースト波となり、受信状態はむしろ悪化する可能性がある。
これに対し、OFDM変調方式を採用するデジタル放送の場合には、マルチパスに強く、同一周波数での再送信中継を行なっても、所定の電界強度を確保することができれば、エラーが起きづらく、良好な受信状態を得ることができる。
実際に現在、東京タワーからの地上デジタルTV放送の電波は、平塚中継局から同一周波数で再送信されている。さらに、地下やビル内、家庭内など電波が届きにくいエリアに対しも同一周波数での中継を小規模な再送信装置(いわゆる「レピータ」、又は「ギャップフィラー(Gap−Filler)」と呼ぶこともある)で実現させる動きがある。アンテナを内蔵したポータブル受信機は、再送信装置から再送信される放送信号によって、屋内でも良好な受信状態を得ることができる。
例えば、ビル内や室内などのテレビ電波の届きにくい場所で、ISDB−T受信機によりTV放送を簡易に受信できる室内再送信システムについて提案がなされている(例えば、特許文献1を参照のこと)。同システムでは、ISDB−Tの電波が届く室内に設置された受信用アンテナで受信したISDB−T信号を、再送信装置が増幅するとともに弱電界レベルに調整して、電波の届かない他の室内に設けた再送信用アンテナからISDB−T受信機に再送するようになっている。
図6には、この種の室内再送信システムの構成例を模式的に示している。同システムでは、屋外アンテナによる受信信号からバンドパス・フィルタ(BPF)で所望帯域のみを取り出して、これを増幅して屋内アンテナから再送信している。
ところが、日本国内ではアナログTV局とデジタルTV局は同じUHF(Ultra−High Frequency:極超短波)帯域に使用していることから、屋内アンテナからの再送信信号はデジタル放送波とアナログ放送波が混在することがある。このような場合、再送信されるアナログ放送波は同じ室内にある他のアナログ放送受信機にとってゴースト波となり受信状態を悪化させる原因になるという問題がある。
例えば、デジタル放送波を受信する受信アンテナが接続される高周波入力部と、デジタル放送波を再送信する再送信アンテナが接続される高周波出力部と、デジタル放送受信装置がどのチャンネルを選択したかに対応する周波数選択信号を取得する手段と、周波数選択信号に対応する周波数の高周波信号を選択して高周波出力部に供給する選択送出手段を備えた再送信装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。
この再送信装置によれば、デジタル放送受信装置で選択されたチャンネルを認識して、高周波入力部から入力される高周波信号のうち選択されたチャンネルに対応する周波数の高周波信号が選択されて、再送信アンテナから送出される。また、受信アンテナと再送信アンテナの互いの偏波方向を直交させることにより入力と出力の結合による発振を抑えることができ、装置を小型化することができる。
しかしながら、この再送信装置は、再送信信号に混在するアナログ放送波の問題を考慮したものではなく、選択送出手段において選択されたチャンネルに対応する高周波信号を選択する際に、帯域外のアナログ放送波を十分に減衰されているという保証はない。また、再送信装置はデジタル放送受信装置からの制御信号に従ってチャンネルの選択制御を行なうが、言い換えれば、デジタル放送受信装置は制御信号送信部を搭載するという設計変更が必要となってしまう。このような場合、再送信装置は、既に購入済みで家庭内で使用されているデジタル放送受信装置との互換性はない。
本発明の目的は、室内アンテナでは十分な受信状態が得られない放送信号を屋内の室内アンテナ付き受信機向けに好適に再送信することができる、優れた再送信システム並びに再送信装置を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、放送局からマルチキャリア変調方式などにより送信される地上デジタル放送の信号を、他のアナログ放送受信機に対しゴースト妨害とならないように屋内で再送信することができる、優れた再送信システム並びに再送信装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を参酌してなされたものであり、所定の送信所から届く放送波信号を再送信する再送信システムであって、
視聴者によるデジタル放送のチャンネル選択操作を入力して、チャンネル選択情報を載せた信号を出力するリモコンと、
前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従ってデジタル放送波信号の受信処理を行なうデジタル放送受信機と、
前記送信所からの放送波を受信する受信アンテナから放送波信号を入力し、前記リモコンからのチャンネル選択情報に基づいて希望する帯域のみを通過させ、その他の帯域を減衰させて、前記の入力された放送波信号に含まれるデジタル放送波信号を再送信アンテナから再送信する再送信装置を備え、
前記デジタル放送波受信機は、前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従って、前記再送信アンテナから再送信されたデジタル放送波信号の受信処理を行なうことを特徴とする再送信システムである。
視聴者によるデジタル放送のチャンネル選択操作を入力して、チャンネル選択情報を載せた信号を出力するリモコンと、
前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従ってデジタル放送波信号の受信処理を行なうデジタル放送受信機と、
前記送信所からの放送波を受信する受信アンテナから放送波信号を入力し、前記リモコンからのチャンネル選択情報に基づいて希望する帯域のみを通過させ、その他の帯域を減衰させて、前記の入力された放送波信号に含まれるデジタル放送波信号を再送信アンテナから再送信する再送信装置を備え、
前記デジタル放送波受信機は、前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従って、前記再送信アンテナから再送信されたデジタル放送波信号の受信処理を行なうことを特徴とする再送信システムである。
但し、ここで言う「システム」とは、複数の装置(又は特定の機能を実現する機能モジュール)が論理的に集合した物のことを言い、各装置や機能モジュールが単一の筐体内にあるか否かは特に問わない(以下、同様)。
現在、日本を始め各国において放送デジタル化が進められている。デジタル放送は、高能率符号化や、デジタル変調による周波数利用の向上、耐干渉性・耐雑音性の強化、誤り訂正符号による高品質化、高機能化といった特徴がある。
また、デジタル放送は、OFDM変調方式を採用していることからマルチパス妨害に強く、同一周波数での再送信中継が可能である。したがって、屋内など電波が届きにくいエリアにおいて、再送信装置を利用して同一周波数での中継を行なうことができる。
ところが、日本国内ではアナログTV局とデジタルTV局は同じUHF帯域に使用していることから、屋内アンテナからの再送信信号はデジタル放送波とアナログ放送波が混在すると、既存のアナログ放送受信機にとってゴースト波を発生させて受信状態を悪化させるおそれがある。
これに対し、本発明では、再送信装置は、希望波の周波数に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタを入力段に、チャンネル選択フィルタ又はトラッキング・フィルタを後段に備えている。また、デジタル放送受信機用のリモコンは、希望するチャンネルがユーザにより選択された際には、選択されたチャンネル又は周波数情報を無線機能により再送信装置に送出するようになっている。そして、再送信装置は、入力段においてチャネル選択情報によって希望波を通過させるとともに、他の帯域を減衰させ、低雑音増幅した後、さらに希望チャネルの帯域をフィルタに掛け、増幅した後に再送信アンテナから再送信する。
すなわち、再送信装置は、リモコンからの無線による通知に応答して、該当する周波数を選択し、該当チャンネルの信号を受信するとともに、帯域外となるアナログ放送波などの不要な信号を十分に減衰して再送信する。
また、本発明に係る再送信システムは、屋外アンテナで受信したデジタル放送波信号を屋内に再送信する再送信装置と、デジタル放送波信号を受信するデジタル放送波受信機と、放送波受信機に対して選局を指示するリモコンで構成されている。そして、リモコンは、希望するチャンネルがユーザにより選択された際には、選択されたチャンネル又は周波数情報を無線機能により再送信装置に送出する。言い換えれば、再送信装置はリモコン操作に連動してチャンネルの選択制御を行ない、デジタル放送波受信機は単にリモコン操作に従って選局を行なう旧来の受信機構成でよい。したがって、再送信装置は、既に購入済みで家庭内で使用されている放送受信機との互換性を持つことができる。
本発明によれば、室内アンテナでは十分な受信状態が得られない放送信号を屋内の室内アンテナ付き受信機向けに好適に再送信することができる、優れた再送信システム並びに再送信装置を提供することができる。
また、本発明によれば、放送局からマルチキャリア変調方式などにより送信される地上デジタル放送の信号を、他のアナログ放送受信機に対しゴースト妨害とならないように屋内で再送信することができる、優れた再送信システム並びに再送信装置を提供することができる。
送信所からの直接波ではなく電波強度が弱く簡易な室内アンテナのみでは受信が困難である屋内などにおいて、本発明に係る再送信システムを適用することによって、デジタル放送波受信機は、RFケーブルを接続せず、室内アンテナのみで所望のチャネルを受信することができる。視聴者は、RFケーブル接続などの制限を受けることなく、例えばポータブル・タイプの受信機を好きな場所に簡単に移動して放送を楽しむことができる。また、再送信装置は周波数変換を行なわないので、回路規模が小さく廉価であり、家庭内で用いる民生品として適当な価格となる。
また、本発明に係る再送信システムは、再送信装置と専用のリモコンと、既に市販されているデジタル放送受信機で構成され、デジタル放送受信機本体に付加回路を設けたり、設計変更を行なったりする必要が全くない。また、視聴者は、リモコンを通常と同様の方法により操作するだけで所望するチャンネルのデジタル放送波の再送信動作が行なわれ、特別の操作を必要とせず家庭内へのシステムの導入が容易である。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳解する。
図1には、本発明の一実施形態に係る再送信システムの構成を示している。図示の再送信システムは、屋内に設置された再送信装置10と、室内放送波受信アンテナ21を備えたデジタル放送受信機20と、デジタル放送チャンネル選択リモコン30で構成される。
また、屋外には、屋外アンテナ40が設置されており、地上の所定の場所に建造された送信所から送出されるデジタル放送波やアナログ放送波を受信すると、RFケーブル41を通じて受信信号を屋内まで導入している。
再送信装置10は、RFケーブル41を取り付けるRF端子11と、入力段に設けられた入力バンドパス・フィルタ(BPF)12と、バンドパス・フィルタ12を通過する放送波信号を増幅する低雑音増幅回路(LNA)13と、さらにその後段に設けられたチャンネル選択フィルタ群14と、チャンネル選択された放送波信号を増幅する出力増幅回路15と、増幅された放送波信号を室内で再送信する再送信アンテナ16と、無線受信アンテナ17と、受信した無線信号の受信処理を行なう受信回路18と、入力バンドパス・フィルタ12及びチャンネル選択フィルタ14における周波数トラッキング若しくはチャンネル選択動作を制御する周波数/チャンネル制御部19を備えている。受信結果に基づいてバンドパス・フィルタ12は、希望波の周波数に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタとして動作する。
デジタル放送受信機20は、室内放送波受信アンテナ21を備えているが、一般的な地上デジタル放送対応のTV受像機などで構成されるので、本明細書では詳細な説明を省略する。リモコン30は、ユーザ(すなわちデジタルTV放送の視聴者)がチャンネル選局や音量調整などの操作を行なうリモコン・キー31と、ユーザ操作に応じてデジタル放送受信機10などに向けて赤外線コマンドを送出する赤外線回路32と、リモコン・キー31を介して選択されたチャンネルを示すチャンネル選択情報を無線信号として送出するための無線送信部33及び送信アンテナ34を備えている。チャンネル選択信号を乗せた無線信号は、最送信装置10の無線受信アンテナ17で受信される。
続いて、この再送信システム1における動作について説明する。
放送局の送信所から送出されたデジタル放送波は屋外アンテナ40で受信される。そして、希望のデジタル放送波を含むRF信号は、RFケーブル41経由でRF端子11に伝送される。
RF端子11に接続された再送信装置10では、受信信号はまず入力バンドパス・フィルタ12に入力される。この入力バンドパス・フィルタ12は、デジタル放送チャンネル選択リモコン30から無線を通じて送られるチャンネル選択情報によって希望波を通過させ、その他の帯域を減衰させるようその帯域を変化させることが可能なトラッキング・フィルタとなっている。
入力バンドパス・フィルタ12を通過した信号は、低雑音増幅回路13で増幅される。続いて、デジタル放送チャンネル選択リモコン30から無線を通じて送られるチャンネル選択情報に基づいて、複数のチャンネル選択フィルタ14のうち希望チャンネルのフィルタが選択され、入力バンドパス・フィルタ12と同様、デジタル放送希望波が増幅され、それ以外の不要信号は減衰される。
その後、希望波信号は、出力増幅回路15で増幅され、再送信アンテナ16から再送信波として屋内に送出される。送出された電波は、室内放送波受信アンテナ21で受信され、デジタル放送受信機20に入力される。
再送信装置10は、放送局の送信所から直接この屋内に設置されたデジタル放送受信機20に届く電波より電界強度が相対的に強くなるよう、低雑音増幅回路13及び出力増幅回路15の利得を設定する。これによって、室内のデジタル放送受信機20では、屋外アンテナ40に接続することなく、簡易な室内放送波受信アンテナ21のみで、希望のデジタル放送波の受信を可能にできる。したがって、RFケーブル41に制限されず、デジタル放送受信機20を自由に移動させることができる。一方、帯域外のアナログ放送波は十分に減衰されるので、同じ室内に設置されている他のアナログ放送受信機(図示しない)へ障害を与えない。
なお、チャンネル選択フィルタ14のみでアナログ放送波に対し十分な減衰量を確保できる場合には、入力バンドパス・フィルタ12をトラッキング・フィルタとして構成せず、固定の帯域のフィルタとするか又は省略してもよい。
視聴者は、デジタル放送チャンネル選択リモコン30のリモコン・キー31上で希望するチャンネルを選局操作することができる。デジタル放送チャンネル選択リモコン30では、チャンネル選局操作が行なわれると、赤外線回路32からチャンネル選局を指示する赤外線コマンドを送出すると同時に、再送信装置10に対して、チャンネル選択情報を載せた無線信号が無線送信部33及び送信アンテナ34によって自動的に送られる。したがって、視聴者は再送信装置10に対して特に操作をする必要がない。
また、デジタル放送受信機20は、赤外線コマンドに従ってチューナ回路(図示しない)の受信チャンネルの切り換えを行なうだけで、再送信装置10に対して特別な制御信号を送信する必要はない。すなわち、デジタル放送受信機20本体には付加回路を必要とせず、専用のリモコン30を用意するのみで制御が可能であり、受信機20本体のコストアップ要因とならないから、本システム1を家庭内に導入することが容易である。
図2には、図1に示した再送信装置10の変形例を示している。図示の際送信装置10では、複数のチャネル選択フィルタ14の中から希望波に該当するものを選択する代わりに、トラッキング・フィルタ14´で同様の効果を示すように構成されている。
また、図3には、図1に示した再送信システム1の変形例を示している。図1に示したシステム1では、屋外アンテナ40が設置されており、再送信装置10は、この屋内アンテナ40に接続されたRFケーブル41をRF端子11に取り付けているが、図3では、屋外アンテナ40の代わりに、窓際などに設置した室内放送波受信アンテナ40´で送出所からの放送波を受信するように構成されている。
また、図4には、図1に示した再送信システム1のさらに他の変形例を示している。図1に示したシステム1では、リモコン30は、デジタル放送受信機20に対しては赤外線コマンドを通じてチャンネル選択情報を通知する一方、再送信装置10に対しては無線信号を通じてチャンネル選択情報を通知するように構成されている。これに対し、図4では、デジタル放送受信機20も無線信号の受信アンテナ及び受信回路を備えており(いずれも図示しない)、リモコン30は、再送信装置10と同様、デジタル放送受信機20に対しても同じ無線信号を通じてチャンネル選択情報を通知するように構成されている。このような場合、リモコン30内の赤外線回路32を省略することができ、チャンネル選択情報の送信処理を同時に行なうことができる。
なお、リモコン30から無線で送る必要のある情報はチャンネル選択情報のみであるため、数10kbps程度の伝送レートで十分である。したがって、Bluetooth(登録商標)通信などの廉価で無線通信動作のための回路を構成することができる。
また、図5には、図1に示した再送信システム1のさらに他の変形例を示している。同図に示す再送信装置は、リモコンからの直接制御によりチャネル選択動作を行なう点では図1に示した再送信装置と同様であるが、ダブルコンバージョン方式を採用している点に1つの特徴がある。すなわち、受信アンテナで受信したRF信号を、信号処理が容易となる中間周波数(IF)信号にダウンコンバートし、狭帯域のフィルタを用いてチャンネル選択を行なってから再度RF信号にアップコンバートして、再送信アンテナから屋内に再送信するように構成されている。
一般的に、TV用チューナでは、入力段でコイルとバリキャップのキャパシタンスのLC同調により構成されたトラッキング・フィルタを用いて数チャンネル分の比較的広い帯域を通過するが、遠い妨害波やイメージ信号を除去し、続くIF帯で1チャンネルのみを通過する急峻なバンドパス・フィルタ(チャンネル選択フィルタ)を用いて隣接チャンネルを含む近接の妨害波を落とすという2段階のフィルタリングにより不要輻射を抑制する、ダブルコンバージョン方式を採用している。
例えば日本のようにデジタル波とアナログ波が混在して周波数配置されている地域においては、アナログ波が再送信されるとゴースト障害の原因になる。このため、入力段の可変フィルタのみでは不十分であり、再送信装置は不要なアナログ波を除去する十分なフィルタリングが必要と考えられる。
また、RF受信回路では、NF(感度)を悪化させず且つ不要輻射を十分に落とすことを両立させるため、入力段ではロスが少ないがブロードなフィルタが用いられ、後段ではロスは大きくても急峻なフィルタが用いられる。
但し、アナログ波が停波した際、又は既にアナログ波が停波しているか又はデジタル波とアナログ波が十分離れて配置されている場合には、IF帯のチャンネル選択フィルタなしで複数のチャンネルをまとめて周波数変換なしでチャンネル選択を行なう方法がある。
ダブルコンバージョン方式により、周波数変換してIF帯でフィルタリングを行なう場合、バンドパス・フィルタ以外に局所発振器、ミキサ、IF AMPが必要で、RFフィルタを追加するだけであれば、RFベースバンドフィルタ以外にはRFアンプのみで構成される。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、アナログTV局と同じUHF帯が使用される地上デジタルTV放送に関する実施形態を中心に本発明に係る再送信システムについて説明してきたが、本発明の要旨はこれに限定されるものではない。衛星デジタル放送を屋内など電界強度の弱い場所に再送信する場合や、デジタルラジオ放送を再送信する場合、あるいはチャネル選択により受信処理を行なう放送波以外の受信機に対しても同様に本発明を適用することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
10…再送信装置
11…RF端子
12…入力バンドパス・フィルタ(BPF)
13…低雑音増幅回路(LNA)
14…チャンネル選択フィルタ群
14´…トラッキング・フィルタ
15…出力増幅回路
16…再送信アンテナ
17…無線受信アンテナ
18…受信回路
19…周波数/チャンネル制御部
20…デジタル放送受信機
21…室内放送波受信アンテナ
30…リモコン
31…リモコン・キー
32…赤外線回路
33…無線送信部
34…送信アンテナ
40…屋外アンテナ
40´…室内放送波受信アンテナ
41…RFケーブル
11…RF端子
12…入力バンドパス・フィルタ(BPF)
13…低雑音増幅回路(LNA)
14…チャンネル選択フィルタ群
14´…トラッキング・フィルタ
15…出力増幅回路
16…再送信アンテナ
17…無線受信アンテナ
18…受信回路
19…周波数/チャンネル制御部
20…デジタル放送受信機
21…室内放送波受信アンテナ
30…リモコン
31…リモコン・キー
32…赤外線回路
33…無線送信部
34…送信アンテナ
40…屋外アンテナ
40´…室内放送波受信アンテナ
41…RFケーブル
Claims (13)
- 所定の送信所から届く放送波信号を再送信する再送信システムであって、
視聴者によるデジタル放送のチャンネル選択操作を入力して、チャンネル選択情報を載せた信号を出力するリモコンと、
前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従ってデジタル放送波信号の受信処理を行なうデジタル放送受信機と、
前記送信所からの放送波を受信する受信アンテナから放送波信号を入力し、前記リモコンからのチャンネル選択情報に基づいて希望する帯域のみを通過させ、その他の帯域を減衰させて、前記の入力された放送波信号に含まれるデジタル放送波信号を再送信アンテナから再送信する再送信装置を備え、
前記デジタル放送波受信機は、前記リモコンから受け取ったチャンネル選択情報に従って、前記再送信アンテナから再送信されたデジタル放送波信号の受信処理を行なう、
ことを特徴とする再送信システム。 - 前記再送信装置では、前記送信所から前記デジタル放送受信機に直接届く電波よりも、前記再送信アンテナから再送信される電波の電界強度が相対的に強くなるように、再送信するデジタル放送波信号を増幅する、
ことを特徴とする請求項1に記載の再送信システム。 - 前記再送信装置は、
入力段において前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタと、
該トラッキング・フィルタの出力信号を低雑音増幅する低雑音増幅部と、
前記低雑音増幅部の後段に設けられ、複数のチャンネル選択フィルタで構成され前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じてこのうちの1つが選択されるチャンネル選択フィルタ群又は前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタと、
前記のチャンネル選択フィルタ群又はトラッキング・フィルタからのチャンネル選択されたデジタル放送波信号を前記再送信アンテナから再送信するために出力増幅する出力増幅部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の再送信システム。 - 前記再送信装置では、前記送信所から前記デジタル放送受信機に直接届く電波よりも、前記再送信アンテナから再送信される電波の電界強度が相対的に強くなるように、前記低雑音増幅部及び前記出力増幅部における利得をそれぞれ設定して、前記再送信アンテナから再送信するデジタル放送波信号を増幅する、
ことを特徴とする請求項3に記載の再送信システム。 - 前記再送信装置では、前記のチャンネル選択フィルタ群又はトラッキング・フィルタによってチャンネル選択情報に基づいて希望する帯域外を十分に減衰させることができる場合には、前記リモコンからのチャンネル選択情報に拘わらず、前記入力段に配設されたトラッキング・フィルタの通過帯域を固定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の再送信システム。 - 前記リモコンは、前記デジタル放送受信機に対して赤外線信号によりチャンネル選択情報を出力するとともに、前記再送信装置に対して無線信号によりチャネル選択情報を出力する、
ことを特徴とする請求項3に記載の再送信システム。 - 前記リモコンは、前記デジタル放送受信機及び前記再送信装置のいずれに対しても無線信号によりチャンネル選択情報を出力する、
ことを特徴とする請求項3に記載の再送信システム。 - 前記再送信装置は、
無線信号を受信するための無線受信アンテナ及び受信回路と、
前記リモコンから無線信号として送られてきたチャンネル選択情報に基づいて、前記入力段のトラッキング・フィルタ、及び、後段のチャンネル選択フィルタ群若しくはトラッキング・フィルタにおける通過帯域を制御する周波数/チャンネル制御部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の再送信システム。 - デジタル放送波信号を再送信する再送信装置であって、
受信アンテナにおいて受信された所定の送信所からの放送波信号を入力する放送波信号入力部と、
デジタル放送受信機をリモコン操作するリモコンからチャンネル選択情報を取得するチャンネル選択情報取得部と、
前記チャンネル選択情報取得部により取得されたチャンネル選択情報に基づいて、前記放送波信号入力部から入力した放送波信号のうち希望する帯域のみを通過させ、その他の帯域を減衰させて、再送信すべきデジタル放送波信号を抽出する放送波信号処理部と、
該抽出されたデジタル放送波信号を放出する再送信アンテナと、
を具備することを特徴とする再送信装置。 - 前記放送波信号処理部は、
入力段において前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタと、
該トラッキング・フィルタの出力信号を低雑音増幅する低雑音増幅部と、
前記低雑音増幅部の後段に設けられ、複数のチャンネル選択フィルタで構成され前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じてこのうちの1つが選択されるチャンネル選択フィルタ群又は前記リモコンからのチャンネル選択情報に応じて通過帯域を変化させるトラッキング・フィルタと、
前記のチャンネル選択フィルタ群又はトラッキング・フィルタからのチャンネル選択されたデジタル放送波信号を前記再送信アンテナから再送信するために出力増幅する出力増幅部と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の再送信装置。 - 前記送信所から前記デジタル放送受信機に直接届く電波よりも、前記再送信アンテナから再送信される電波の電界強度が相対的に強くなるように、前記低雑音増幅部及び前記出力増幅部における利得をそれぞれ設定して、再送信するデジタル放送波信号を増幅する、
ことを特徴とする請求項10に記載の再送信装置。 - 前記のチャンネル選択フィルタ群又はトラッキング・フィルタによってチャンネル選択情報に基づいて希望する帯域外を十分に減衰させることができる場合には、前記リモコンからのチャンネル選択情報に拘わらず、前記入力段に配設されたトラッキング・フィルタの通過帯域を固定する、
ことを特徴とする請求項11に記載の再送信装置。 - 前記リモコンは無線信号によりチャネル選択情報を出力しており、
前記チャンネル選択情報取得部は、
無線信号を受信するための無線受信アンテナ及び受信回路と、
前記リモコンから無線信号として送られてきたチャンネル選択情報に基づいて、前記入力段のトラッキング・フィルタ、及び、後段のチャンネル選択フィルタ群若しくはトラッキング・フィルタにおける通過帯域を制御する周波数/チャンネル制御部と、
を備えることを特徴とする請求項9に記載の再送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006239493A JP2008066803A (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 再送信システム並びに再送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006239493A JP2008066803A (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 再送信システム並びに再送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008066803A true JP2008066803A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39289164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006239493A Pending JP2008066803A (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 再送信システム並びに再送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008066803A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009290720A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Japan Radio Co Ltd | 中継システム |
FR2933262A1 (fr) * | 2008-06-30 | 2010-01-01 | Thomson Licensing | Procede de reemission de signaux numeriques |
WO2011025039A1 (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-03 | マスプロ電工株式会社 | 車載用信号処理装置及び車載用アンテナ |
US9136955B2 (en) | 2009-06-30 | 2015-09-15 | Thomson Licensing | Method of resending digital signals |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10294929A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Toshiba Corp | Catv受信装置 |
JPH11284537A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-15 | Toshiba Corp | チューナ |
JP2002057948A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-22 | Riso Kagaku Corp | 無線通信装置 |
JP2002111615A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Sharp Corp | 放送信号受信システム |
JP2003018563A (ja) * | 2001-04-24 | 2003-01-17 | Maspro Denkoh Corp | 受信信号伝送システム、再送信装置、及び、受信装置 |
JP2003143494A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 再送信装置及びディジタル放送受信システム |
-
2006
- 2006-09-04 JP JP2006239493A patent/JP2008066803A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10294929A (ja) * | 1997-04-18 | 1998-11-04 | Toshiba Corp | Catv受信装置 |
JPH11284537A (ja) * | 1998-03-30 | 1999-10-15 | Toshiba Corp | チューナ |
JP2002057948A (ja) * | 2000-08-10 | 2002-02-22 | Riso Kagaku Corp | 無線通信装置 |
JP2002111615A (ja) * | 2000-10-03 | 2002-04-12 | Sharp Corp | 放送信号受信システム |
JP2003018563A (ja) * | 2001-04-24 | 2003-01-17 | Maspro Denkoh Corp | 受信信号伝送システム、再送信装置、及び、受信装置 |
JP2003143494A (ja) * | 2001-11-02 | 2003-05-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 再送信装置及びディジタル放送受信システム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009290720A (ja) * | 2008-05-30 | 2009-12-10 | Japan Radio Co Ltd | 中継システム |
FR2933262A1 (fr) * | 2008-06-30 | 2010-01-01 | Thomson Licensing | Procede de reemission de signaux numeriques |
US9136955B2 (en) | 2009-06-30 | 2015-09-15 | Thomson Licensing | Method of resending digital signals |
WO2011025039A1 (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-03 | マスプロ電工株式会社 | 車載用信号処理装置及び車載用アンテナ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4276664B2 (ja) | 地上デジタルテレビジョン放送の送受信装置 | |
US7538825B2 (en) | Wireless redistribution system for terrestrial digital television broadcasting | |
US20060053453A1 (en) | Wireless redistribution system for terrestrial digital television broadcasting and receiving system for terrestrial digital television broadcasting | |
US9178602B2 (en) | Repeater | |
JP2007523531A (ja) | メディア装置 | |
CN102811086A (zh) | 中继器、广播发送系统和用于中继广播信号的方法 | |
EP2517378B1 (en) | Installation for emission/reception of satellite signals | |
JP2008066803A (ja) | 再送信システム並びに再送信装置 | |
JP3865715B2 (ja) | 地上デジタルテレビ放送の伝送装置および受信装置 | |
JP3743796B2 (ja) | 放送受信システム | |
JP4321646B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP5540089B2 (ja) | デジタル信号の再送信方法 | |
JP4017620B2 (ja) | 地上波デジタルtv放送の無線再配信システム | |
US11310564B2 (en) | Method and apparatus for ATSC transmission station with satellite fronthaul | |
KR100727271B1 (ko) | 복수의 튜너를 갖는 단일 셋톱박스를 이용한 다중 출력방송 수신 시스템 | |
JP2004336518A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
KR20110126922A (ko) | Fm 송신장치, 이를 포함하는 방송수신장치, 및 오디오 송신방법 | |
JP2003018563A (ja) | 受信信号伝送システム、再送信装置、及び、受信装置 | |
JP4017619B2 (ja) | 地上波デジタルtv放送の無線再配信システム | |
EP2590347B1 (en) | Indoor gap filler for digital terrestrial television | |
JP2006304114A (ja) | 送信装置 | |
US12034985B2 (en) | Method and apparatus for ATSC transmission station with satellite fronthaul | |
JP2006100864A (ja) | 地上波デジタルtv放送の無線再配信システム | |
KR20170034692A (ko) | 방송신호 처리장치 및 그 제어방법 | |
KR200276149Y1 (ko) | 위성방송의 오디오 수신 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120117 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120327 |