JP2008065422A - 印刷サーバ装置、印刷システム及び印刷履歴管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 処理の途中で中止要求が出され、印刷データが印刷装置まで送られなかった印刷要求であっても、印刷履歴として印刷装置で管理することができる印刷サーバ装置を提供する。
【解決手段】 接続された複数の印刷装置を管理するプリントサーバ30であって、クライアント端末10から発行される印刷要求を受け付けると、制御部33は、この印刷要求に従って印刷設定情報と印刷データとをプリンタ50に出力する。また制御部33は、印刷データのプリンタ50への出力前に印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な印刷設定情報と、中止要求とをプリンタ50に出力するように制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 接続された複数の印刷装置を管理するプリントサーバ30であって、クライアント端末10から発行される印刷要求を受け付けると、制御部33は、この印刷要求に従って印刷設定情報と印刷データとをプリンタ50に出力する。また制御部33は、印刷データのプリンタ50への出力前に印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な印刷設定情報と、中止要求とをプリンタ50に出力するように制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークに接続された複数台の印刷装置を管理する印刷サーバ装置に関する。
複数台のパーソナルコンピュータと、複数台の印刷装置を備えたデータ出力システムでは、パーソナルコンピュータと印刷装置との間に印刷サーバ装置と呼ばれるデータ出力制御装置を介在させる。
例えば、特許文献1に開示された印刷サーバ装置は、印刷装置を管理すると共に、セキュリティ印刷モードが設定されると、IDの入力とパスワードの照合を行い、認証が正しく行われなければ、印刷データを印刷装置に出力しないというものである。
しかしながら、上述した特許文献1では、印刷サーバ装置から印刷装置にデータを送って印刷処理を行う前に、印刷サーバ装置に登録してある印刷要求が削除されると、印刷装置側の印刷ログには、印刷サーバ装置で削除された印刷要求の履歴が残らないという課題がある。このため、ユーザは、削除したジョブも含めてすべての印刷ログを確認するために、印刷サーバ装置と、印刷装置との両方の印刷ログを見なければならないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、処理の途中で中止要求が出され、印刷データが印刷装置まで送られなかった印刷要求であっても、印刷履歴として印刷装置で管理することができる印刷サーバ装置、印刷システム及び印刷履歴管理プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために本発明の印刷サーバ装置は、接続された複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置であって、発行された印刷要求を受け付ける受付手段と、受け付けた印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に出力する出力手段と、前記印刷データの前記印刷装置への出力前に、印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な前記印刷設定情報と、中止要求とを前記印刷装置に出力するように制御する制御手段と、を有する構成としている。
このように本発明は、処理途中で中止要求が出され、印刷データが印刷装置まで届かなかった印刷要求であっても、印刷履歴として印刷装置で管理することができる。
このように本発明は、処理途中で中止要求が出され、印刷データが印刷装置まで届かなかった印刷要求であっても、印刷履歴として印刷装置で管理することができる。
本発明の印刷サーバ装置は、接続された複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置であって、発行された印刷要求を受け付ける受付手段と、受け付けた印刷要求に従って、印刷データと印刷設定情報とを印刷装置に出力する出力手段と、前記印刷データの前記印刷装置への出力前に、印刷の中止要求を受け付けると、前記印刷設定情報から印刷履歴情報を作成し、中止要求と共に前記印刷装置に出力するように制御する制御手段と、を有する構成としている。
本発明の印刷システムは、請求項1記載の印刷サーバ装置と、前記印刷設定情報を参照して印刷履歴情報を生成する生成手段を有する印刷装置と、を有する構成としている。
本発明の印刷システムは、請求項2記載の印刷サーバ装置と、前記印刷サーバ装置から送信された前記印刷履歴情報を格納する記憶手段を有する印刷装置と、を有する構成としている。
本発明の印刷履歴管理プログラムは、複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置を、発行された印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に送信する手段と、前記印刷データの前記印刷装置への送信前に、印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な前記印刷設定情報と、中止要求とを前記印刷装置に送信する手段として機能させることを特徴としている。
本発明の印刷履歴管理プログラムは、複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置を、発行された印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に送信する手段と、前記印刷データの前記印刷装置への送信前に、印刷の中止要求を受け付けると、前記印刷設定情報から印刷履歴情報を作成する手段と、中止要求と共に前記印刷履歴情報を前記印刷装置に送信する手段として機能させることを特徴としている。
本発明は、処理途中で中止要求が出され、印刷データが印刷装置まで送られなかった印刷要求であっても、印刷履歴として印刷装置で管理することができる。
添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例を説明する。
まず、図1を参照しながら本実施例のシステム構成を説明する。本実施例は、複数のクライアント端末10A,10B・・・と、認証装置20と、プリントサーバ30と、複数のプリンタ50A,50B,50C・・・とがそれぞれLAN等のネットワーク40に接続して構成される。システム内のプリンタ50は、プリントサーバ30によって管理されており、ユーザのコマンド入力に基づいてクライアント端末10から印刷ジョブが発行されると、プリントサーバ30は、この印刷ジョブを受信して、所定タイミングでクライアント端末10が指定したプリンタ30に送信する。
なお、図1には、2つのクライアント端末と、1つのプリントサーバと、3つのプリンタとを示しているが、これらの装置の数は図示した数に限定されるものではない。
なお、図1には、2つのクライアント端末と、1つのプリントサーバと、3つのプリンタとを示しているが、これらの装置の数は図示した数に限定されるものではない。
クライアント端末10Aは、通信I/F部11と、制御部12と、ジョブ履歴記録部13と、操作・表示部14とを具備している。なお、クライアント端末10Bもクライアント端末10Aと同様の構成を備えているため、クライアント端末10Aの説明をクライアント端末10Bの説明に代える。
通信I/F部11は、ネットワーク40を介してプリントサーバ30やプリンタ50と通信を行うための機能部である。クライアント端末10Aからプリントサーバ30には、クライアント端末10Aで発行した印刷ジョブが送信され、プリントサーバ30からクライアント端末10Aには、印刷ジョブに対して付けられたジョブIDや、印刷ジョブの処理結果が通知される。
制御部12は、ユーザからの印刷要求により指定された原稿データ、指定プリンタ名に基づいて、印刷ジョブを生成し、プリンタ50を管理するプリントサーバ30に対して印刷ジョブを発行する。
また、制御部12は、プリントサーバ30から通知される印刷結果を受信して、印刷処理が成功したか否かを判定する。印刷処理の結果は、ジョブ履歴記録部13に格納される。
また、制御部12は、プリントサーバ30から通知される印刷結果を受信して、印刷処理が成功したか否かを判定する。印刷処理の結果は、ジョブ履歴記録部13に格納される。
操作・表示部14は、ユーザがクライアント端末10に対し、印刷指示、印刷の取り消し、印刷状況の確認のための各種設定を入力するための装置であり、また、処理結果をユーザに通知するための表示装置である。
認証装置20は、クライアント端末10からの印刷指示に際して、ユーザが印刷の権限を有するユーザであるか否かを判定するためのユーザ認証情報を読み込む。認証装置20におけるユーザ認証は、ユーザが、直接、認証装置20でユーザ識別情報(ユーザID)等を入力したり、クライアント端末10で入力されたユーザ識別情報を認証装置20に送信する方法、ユーザが携帯するカード状記憶媒体(以下、セキュリティカードという)からユーザ識別情報等を読み込んで認証を行う方法、ユーザの指紋等の生体的特徴情報を読み取るユーザ認証等を採用することができる。
認証装置20に読み込まれたユーザ認証情報は、プリントサーバ30に通知される。プリントサーバ30では、自己のデータベース、若しくは別途設けられたユーザ管理システムへの問合せに基づき、当該ユーザが印刷指示のあった原稿の印刷指示を行う権限を有するユーザであるかのユーザ認証処理を行い、その応答をクライアント端末に返す。
クライアント端末10では、ユーザが原稿の印刷指示を行う権限を有していないと判断されると、印刷指示に基づく印刷ジョブは投入されず、破棄される。また、ユーザが原稿の印刷指示を行う権限を有していると判断されると、印刷指示に基づく印刷ジョブを生成し、この印刷ジョブを、ネットワーク40を経由してプリントサーバ30へ送信する。
認証装置20に読み込まれたユーザ認証情報は、プリントサーバ30に通知される。プリントサーバ30では、自己のデータベース、若しくは別途設けられたユーザ管理システムへの問合せに基づき、当該ユーザが印刷指示のあった原稿の印刷指示を行う権限を有するユーザであるかのユーザ認証処理を行い、その応答をクライアント端末に返す。
クライアント端末10では、ユーザが原稿の印刷指示を行う権限を有していないと判断されると、印刷指示に基づく印刷ジョブは投入されず、破棄される。また、ユーザが原稿の印刷指示を行う権限を有していると判断されると、印刷指示に基づく印刷ジョブを生成し、この印刷ジョブを、ネットワーク40を経由してプリントサーバ30へ送信する。
プリントサーバ30は、通信I/F部31、操作・表示部32、制御部33、記憶部34を具備し、クライアント端末10から印刷ジョブが送信されると、この印刷ジョブを識別するジョブIDを生成してクライアント端末10に通知すると共に、印刷ジョブをジョブIDに対応させて蓄積する。
通信I/F31は、ネットワーク40を介した通信のための機能部である。クライアント端末10から送られる印刷ジョブは、ネットワーク40を介して通信I/F部31からプリントサーバ30に入力される。
操作・表示部32は、プリントサーバ30に対する操作入力のためのユーザインターフェースであり、操作部と表示部を含んでいる。表示部は、例えば、液晶ディスプレイやCRTとして構成することができ、操作部は汎用のキーボードや専用の操作パネル等で構成することができる。
クライアント端末10からプリントサーバ30に送られる印刷ジョブには、印刷対象の画像を表すPDLデータの他に、印刷を実行するプリンタの指示や印刷設定に関する指示が送られてくる。このような指示は、PDLの記述に含まれる場合もあるし、クライアント端末10とプリントサーバ30との間で規定されたプロトコルに従ったPDLとは別のデータとして送られてくる場合もある。制御部33は、この印刷指示データをプリンタ50が解釈できる形式に変換すると共に、形式変換した印刷指示データから印刷を行うプリンタ50の指定情報を取り出して、PDLデータと対応付けて記憶部34に記憶する。そして、記憶部34に記憶された印刷指示データとPDLデータとは、印刷の順番が来ると、制御部33によって読み出されて、指定されたプリンタ50に送られる。
プリンタ50は、通信I/F部51、操作・表示部52、制御部53、画像処理部54、記憶部55、印刷部56を具備している。
通信I/F51は、ネットワーク40を介した通信のための機能部である。プリントサーバ30から送られる印刷ジョブは、ネットワーク40を介して通信I/F部51からプリンタ50に入力される。
操作・表示部52は、プリンタ50に対する操作入力のためのユーザインターフェースであり、操作部と表示部を含んでいる。この操作・表示部52も、液晶ディスプレイやCRTと、汎用のキーボードや専用の操作パネルとで構成することができる。
プリンタ50は、プリントサーバ30から印刷ジョブを受け取ると、この印刷ジョブに含まれるPDLデータを取り出して、制御部53の制御のもと、この印刷ジョブを画像処理部54によりイメージデータに展開する。展開したイメージデータは、印刷ジョブに含まれる印刷指示データとともにジョブIDに関連付けされて、記憶部55に格納される。そして、制御部55は、各印刷ジョブの印刷順序についてスケジューリングを行い(基本的には入力順である)、その印刷順序に従って各印刷ジョブのイメージデータを印刷部56に出力する。また、制御部55は、印刷指示データに従って印刷部56を制御し、ユーザの所望とする印刷画像が形成される。
上記構成を備えた本実施例の印刷システムは、プリントサーバ30からプリンタ50に印刷ジョブが送信される前に削除された印刷ジョブであっても、この印刷ジョブの履歴をプリンタ50で管理できるようにしたことを特徴としている。このため、本実施例のプリントサーバ30は、記憶部34に登録済みで、プリンタ50への発行を待機している印刷ジョブが、クライアント端末10からの要求によって削除されると、削除された印刷ジョブに、当該印刷ジョブがプリントサーバ30で削除されたことを示す削除情報を付加して、クライアント端末10で指定されたプリンタ50に送信する。
削除情報が付加された印刷ジョブを受信したプリンタ50は、印刷ジョブに含まれる印刷指示データから印刷サイズ、ページ数などの情報を取り出して、印刷ログを生成する。生成した印刷ログは、プリンタ50の記憶部55に格納される。
削除情報が付加された印刷ジョブを受信したプリンタ50は、印刷ジョブに含まれる印刷指示データから印刷サイズ、ページ数などの情報を取り出して、印刷ログを生成する。生成した印刷ログは、プリンタ50の記憶部55に格納される。
次に、フローチャートを参照しながら、印刷システムの各装置の処理手順を説明する。まず、図2に示すフローチャートを参照しながら印刷ジョブの発行から印刷までの全体の流れを説明する。
ユーザは、クライアント端末10の操作に先立って、認証装置20にユーザ認証情報を入力する(ステップS1)。認証装置20で入力されたユーザ認証情報は、クライアント端末10に送信される。
次に、クライアント端末10は、操作・表示部14からの操作入力を受け付けて、印刷する原稿、印刷するプリンタ50の設定や印刷設定を入力する。クライアント端末10の制御部12は、ユーザによって入力された設定に従って、プリンタ名、印刷する画像を表すPDLデータ、印刷設定等を設定した印刷ジョブと、ユーザ認証情報をプリントサーバ30に発行する(ステップS2)。
次に、クライアント端末10は、操作・表示部14からの操作入力を受け付けて、印刷する原稿、印刷するプリンタ50の設定や印刷設定を入力する。クライアント端末10の制御部12は、ユーザによって入力された設定に従って、プリンタ名、印刷する画像を表すPDLデータ、印刷設定等を設定した印刷ジョブと、ユーザ認証情報をプリントサーバ30に発行する(ステップS2)。
印刷ジョブを受け付けたプリントサーバ30は、印刷ジョブを記憶部34に格納すると共に、ユーザが、印刷指示が出された原稿の印刷権限を有するユーザであるかをユーザ認証情報を用いて判定する(ステップS3)。プリントサーバ30では、自己のデータベース若しくは別途設けられたユーザ管理システムへの問合せに基づき、ユーザが印刷指示のあった原稿の印刷指示を行う権限を有するユーザであるかのユーザ認証処理を行う。ユーザ認証に成功すると、受信した印刷ジョブを識別するジョブIDを生成してクライアント端末10に通知する(ステップS4)。
また、プリントサーバ30の制御部33は、印刷ジョブに含まれる印刷指示データを解析し、印刷を行うプリンタの設定情報を取り出す(ステップS5)。そして、印刷の順番が来ると、プリントサーバ30の制御部33は、記憶部34から印刷指示データとPDLデータを取り出して、該当するプリンタ50に送信する(ステップS6)
さらに、プリントサーバ30の制御部33は、出力した印刷データに対するプリンタでの印刷状況を監視し、印刷処理が正常に終了すると、印刷ジョブの発行元であるクライアント端末10に印刷完了通知を出力する(ステップS7)。
クライアント端末10は、プリントサーバ30から印刷完了通知を受信すると、通知されたジョブIDでの印刷が完了した旨をジョブ履歴記憶部13に登録する。
次に、図3に示すフローチャートを参照しながら、記憶部34に格納した印刷ジョブのキャンセル指示がクライアント端末10から出された時のプリントサーバ30の処理手順を説明する。
クライアント端末10は、ユーザから印刷ジョブをキャンセルする操作が入力されると、ジョブを削除するコマンドを、キャンセルする印刷ジョブを識別するジョブIDと共にクライアント端末10に通知する。
プリントサーバ30は、クライアント端末10からジョブキャンセルのコマンドを受信すると(ステップS11/YES)、印刷ジョブが削除されたことを示す削除情報を含む印刷指示情報を生成して、削除された印刷ジョブに付加してプリンタ50に送信する(ステップS12)。プリントサーバ30は、削除情報付きの印刷ジョブのプリンタ50への送信が終了すると、該当する印刷ジョブを記憶部34から削除する(ステップS13)。
クライアント端末10は、ユーザから印刷ジョブをキャンセルする操作が入力されると、ジョブを削除するコマンドを、キャンセルする印刷ジョブを識別するジョブIDと共にクライアント端末10に通知する。
プリントサーバ30は、クライアント端末10からジョブキャンセルのコマンドを受信すると(ステップS11/YES)、印刷ジョブが削除されたことを示す削除情報を含む印刷指示情報を生成して、削除された印刷ジョブに付加してプリンタ50に送信する(ステップS12)。プリントサーバ30は、削除情報付きの印刷ジョブのプリンタ50への送信が終了すると、該当する印刷ジョブを記憶部34から削除する(ステップS13)。
次に、図4に示すフローチャートを参照しながら、削除情報付きの印刷ジョブを受信したプリンタ50の処理手順を説明する。
プリンタ50は、プリントサーバ30から送くられた印刷ジョブを通信I/F部51で受信する(ステップS21)。プリンタ50の制御部53は、受信した印刷ジョブから印刷指示データを取り出して、解析する。解析の結果、印刷指示データに削除情報が付加されている場合には(ステップS22/YES)、プリントサーバ30で削除された印刷ジョブと判断し、印刷指示データから印刷サイズ、ページ数などの情報を取り出す。制御部53は、取り出した情報から印刷ログを生成し、生成した印刷ログをジョブIDに関連付けて記憶部55に格納する(ステップS23)。また、印刷ログの生成が終了すると、プリントサーバ30から受信した印刷ジョブは破棄される(ステップS24)。
また、印刷指示データに削除情報が付加されていない場合には(ステップS22/NO)、画像処理部54で、印刷ジョブに含まれるPDL形式の印刷データを編集(ラスタライズ)して、ビットマップ形式のイメージデータに変換する。このイメージデータを印刷部56に出力して印刷を行う。
プリンタ50は、プリントサーバ30から送くられた印刷ジョブを通信I/F部51で受信する(ステップS21)。プリンタ50の制御部53は、受信した印刷ジョブから印刷指示データを取り出して、解析する。解析の結果、印刷指示データに削除情報が付加されている場合には(ステップS22/YES)、プリントサーバ30で削除された印刷ジョブと判断し、印刷指示データから印刷サイズ、ページ数などの情報を取り出す。制御部53は、取り出した情報から印刷ログを生成し、生成した印刷ログをジョブIDに関連付けて記憶部55に格納する(ステップS23)。また、印刷ログの生成が終了すると、プリントサーバ30から受信した印刷ジョブは破棄される(ステップS24)。
また、印刷指示データに削除情報が付加されていない場合には(ステップS22/NO)、画像処理部54で、印刷ジョブに含まれるPDL形式の印刷データを編集(ラスタライズ)して、ビットマップ形式のイメージデータに変換する。このイメージデータを印刷部56に出力して印刷を行う。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら、プリンタ50で印刷ログを出力する手順を説明する
プリンタ50の制御部53は、操作・表示部52の操作部より印刷ログの印刷指示が入力されると(ステップS31)、印刷ログを記憶部55から読み出して(ステップS32)、画像処理部54で印刷用のイメージデータに変換し、印刷部56に出力する。印刷部56は、制御部53から送信されたイメージデータの画像を形成して出力する(ステップS33)。
プリンタ50の制御部53は、操作・表示部52の操作部より印刷ログの印刷指示が入力されると(ステップS31)、印刷ログを記憶部55から読み出して(ステップS32)、画像処理部54で印刷用のイメージデータに変換し、印刷部56に出力する。印刷部56は、制御部53から送信されたイメージデータの画像を形成して出力する(ステップS33)。
このように本実施例は、プリントサーバ30で削除され、プリンタ50まで送出されなかった印刷ジョブの記録を、プリンタ50に記録することができる。従って、ユーザは、プリンタ50の印刷ログを参照するだけで、印刷履歴を管理することができる。
また、印刷ジョブがプリントサーバ30に登録されたが、プリンタまで送信されずに、削除されたという処理経過も管理することができる。
また、削除された印刷ジョブをプリントサーバ30からプリンタ50に送信するため、削除された印刷ジョブの情報(用紙サイズ、印刷枚数など)の記録や取得も可能となる。このため、プリンタ50のセキュリティを高めることができる。
また、印刷ジョブがプリントサーバ30に登録されたが、プリンタまで送信されずに、削除されたという処理経過も管理することができる。
また、削除された印刷ジョブをプリントサーバ30からプリンタ50に送信するため、削除された印刷ジョブの情報(用紙サイズ、印刷枚数など)の記録や取得も可能となる。このため、プリンタ50のセキュリティを高めることができる。
添付図面を参照しながら本発明の第2実施例を説明する。なお、本実施例は、上述した第1実施例と同一の構成を備えているため構成の説明は省略する。本実施例のプリンタ50は、PDLデータを解析してイメージデータを生成した後に、削除情報が付加されているか否かを判定する。印刷ジョブに削除情報が付加されている場合には、印刷ジョブがプリントサーバ30で削除されたジョブと判断し、プリンタ50は、印刷部56へのイメージデータの出力を行わない。
図6に示すフローチャートを参照しながら、削除情報付きの印刷ジョブを受信したプリンタ50の動作手順を説明する。
プリンタ50の制御部53は、印刷ジョブを受信すると(ステップS41/YES)、印刷指示データから印刷ログの作成に必要な画像サイズ、印刷ページ数などの情報を取得する。取得した印刷ログに必要な情報は、ジョブIDに関連付けられて記憶部55に一旦格納される。次に、制御部53は、印刷ジョブに含まれるPDLデータを解析して、イメージデータに展開する(ステップS44)。このイメージデータも印刷ジョブに関連付けて記憶部55に格納される。
プリンタ50の制御部53は、印刷ジョブを受信すると(ステップS41/YES)、印刷指示データから印刷ログの作成に必要な画像サイズ、印刷ページ数などの情報を取得する。取得した印刷ログに必要な情報は、ジョブIDに関連付けられて記憶部55に一旦格納される。次に、制御部53は、印刷ジョブに含まれるPDLデータを解析して、イメージデータに展開する(ステップS44)。このイメージデータも印刷ジョブに関連付けて記憶部55に格納される。
次に、制御部53は、印刷ジョブに削除情報が付加されているか否かを判定する(ステップS44)。削除情報が付加されている場合には(ステップS445/YES)、記憶部55に格納したイメージデータを破棄して印刷を中止する(ステップS46)。また削除情報が付加されていない場合には(ステップS44/NO)、制御部53は、印刷部56にイメージデータを転送して印刷を行う(ステップS45)。
このように本実施例は、プリンタ50が印刷ジョブをプリントサーバ30から受信して、印刷ログやイメージデータを生成するまでの手順は、従来の画像形成装置での手順と変わらないため、制御部53の制御手順の多少の修正で実現できる。
添付図面を参照しながら本発明の第3実施例について説明する。なお、本実施例も上述した第1実施例と同一の構成を備えているため、構成の説明は省略する。
本実施例は、クライアント端末10からジョブキャンセルの要求が出されると、プリントサーバ30が印刷ログ情報を生成して、削除情報と共にプリンタ50に送信する。すなわち、プリントサーバ30で削除された印刷ジョブのログ情報を生成して、これを該当のプリンタ50に送信する。プリントサーバ30からプリンタ50にはPDLデータ等の印刷ジョブは送信されない。
ジョブ削除の設定がクライアント端末10から送信された時のプリントサーバ30の処理手順を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
プリントサーバ30の制御部33は、処理途中の印刷ジョブに対して、ジョブ削除の設定情報を受信すると(ステップS51)、削除対象の印刷ジョブから印刷ログを生成する(ステップS52)。制御部53は、印刷指示データから印刷ログの生成に必要な画像サイズ、印刷ページ数などの情報を取得して、印刷ログを生成する。制御部33は、印刷ログを生成すると、生成した印刷ログと削除情報とをプリンタ50に送信する(ステップS53)。
プリントサーバ30の制御部33は、処理途中の印刷ジョブに対して、ジョブ削除の設定情報を受信すると(ステップS51)、削除対象の印刷ジョブから印刷ログを生成する(ステップS52)。制御部53は、印刷指示データから印刷ログの生成に必要な画像サイズ、印刷ページ数などの情報を取得して、印刷ログを生成する。制御部33は、印刷ログを生成すると、生成した印刷ログと削除情報とをプリンタ50に送信する(ステップS53)。
次に、印刷ログと削除情報とを受け取ったプリンタ50の処理手順を図8に示すフローチャートを参照しながら説明する。
プリンタ50の制御部53は、通信I/F部51を介して、プリントサーバ30からのデータの送信を待機している(ステップS61)。プリントサーバ30からデータを受信すると、制御部53は、受信したデータを解析する(ステップS62)。解析の結果、受信したデータに削除情報が付加されている場合には(ステップS62/YES)、制御部62は、削除情報と共に受信した印刷ログをジョブIDに関連付けて記憶部55に格納する(ステップS63)。また、削除情報が付加されていない場合には(ステップS62/NO)、通常の印刷ジョブを受信したと判定し、通常の印刷処理を実施する(ステップS65)。
プリンタ50の制御部53は、通信I/F部51を介して、プリントサーバ30からのデータの送信を待機している(ステップS61)。プリントサーバ30からデータを受信すると、制御部53は、受信したデータを解析する(ステップS62)。解析の結果、受信したデータに削除情報が付加されている場合には(ステップS62/YES)、制御部62は、削除情報と共に受信した印刷ログをジョブIDに関連付けて記憶部55に格納する(ステップS63)。また、削除情報が付加されていない場合には(ステップS62/NO)、通常の印刷ジョブを受信したと判定し、通常の印刷処理を実施する(ステップS65)。
上述のように本実施例は、削除された印刷ジョブのログをプリントサーバ30で作成し、削除情報と共にプリンタ50に送信するので、プリントサーバ50からプリンタ30に送信するデータ量を小さくすることができ、ネットワークトラフィックの改善を図ることができる。また、プリンタ50側での処理時間を短縮し、プリンタの使用待ち時間の短縮を図ることができる。
上述した実施例は、本発明の好適な実施例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
10 クライアント端末
11、31、51 通信I/F
12、33、53 制御部
13 ジョブ履歴記録部
14、32、52 操作・表示部
20 認証装置
30 プリントサーバ
40 ネットワーク
11、31、51 通信I/F
12、33、53 制御部
13 ジョブ履歴記録部
14、32、52 操作・表示部
20 認証装置
30 プリントサーバ
40 ネットワーク
Claims (6)
- 接続された複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置であって、
発行された印刷要求を受け付ける受付手段と、
受け付けた印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に出力する出力手段と、
前記印刷データの前記印刷装置への出力前に、印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な前記印刷設定情報と、中止要求とを前記印刷装置に出力するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする印刷サーバ装置。 - 接続された複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置であって、
発行された印刷要求を受け付ける受付手段と、
受け付けた印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に出力する出力手段と、
前記印刷データの前記印刷装置への出力前に、印刷の中止要求を受け付けると、前記印刷設定情報から印刷履歴情報を作成し、中止要求と共に前記印刷装置に出力するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする印刷サーバ装置。 - 請求項1記載の印刷サーバ装置と、
前記印刷設定情報を参照して印刷履歴情報を生成する生成手段と、生成された前記印刷履歴情報を格納する記憶手段とを有する印刷装置と、
を有することを特徴とする印刷システム。 - 請求項2記載の印刷サーバ装置と、
前記印刷サーバ装置から送信された前記印刷履歴情報を格納する記憶手段を有する印刷装置と、を有することを特徴とする印刷システム。 - 複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置を、
発行された印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に送信する手段と、
前記印刷データの前記印刷装置への送信前に、印刷の中止要求を受け付けると、印刷履歴の作成に必要な前記印刷設定情報と、中止要求とを前記印刷装置に送信する手段として機能させることを特徴とする印刷履歴管理プログラム。 - 複数の印刷装置を管理する印刷サーバ装置を、
発行された印刷要求に従って、印刷設定情報と印刷データとを印刷装置に送信する手段と、
前記印刷データの前記印刷装置への送信前に、印刷の中止要求を受け付けると、前記印刷設定情報から印刷履歴情報を作成する手段と、
中止要求と共に前記印刷履歴情報を前記印刷装置に送信する手段として機能させることを特徴とする印刷履歴管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2016181740A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 京セラ株式会社 | プリンタ、プリントサーバ及びプリントシステム |
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2006
- 2006-09-05 JP JP2006239864A patent/JP2008065422A/ja active Pending
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