JP2008064913A - コードクランプ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、安価で、柔軟に出線方法の変更ができるキャビネットのコードクランプ構造を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明に係るキャビネットのコードクランプ構造は、光通信機器の配線をする光コードを挟持するため、略コ字状の枠７に弾性体８を嵌め込んだコードクランプ６を、開口５に係止可能に設け、光アダプタを介して出線することも、光コードをそのまま出線することも可能とし容易に出線方法の変更ができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図４
【解決手段】本発明に係るキャビネットのコードクランプ構造は、光通信機器の配線をする光コードを挟持するため、略コ字状の枠７に弾性体８を嵌め込んだコードクランプ６を、開口５に係止可能に設け、光アダプタを介して出線することも、光コードをそのまま出線することも可能とし容易に出線方法の変更ができるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図４
Description
本発明は、側面に光アダプタが着脱可能である開口を設けた、光通信機器収納用キャビネットに収納されるコードクランプ構造に関するものである。
従来、光通信機器はパネル３１に載置して、前面をカバーで施蓋し収納していた。アダプタ３２を設けてキャビネットから出線することがあるが、アダプタ３２を用いない場合にも、アダプタ３２を取り外し、アダプタ３２の代わりにコードクランプ（図示せず）を設置し、コードクランプに光コードを支持させ、キャビネットから光コードを出線していた。
カワムララックカタログＮｏ．１０ ２００６年６月１日発行
カワムララックカタログＮｏ．１０ ２００６年６月１日発行
しかしながら上記従来技術におけるコードクランプの構造では、アダプタを使用するときと、使用しないときでは、アダプタやコードクランプの取り付け位置が異なり、それぞれ光通信機器を配置するパネルを用意していた。そのため、部品管理が煩雑になり、製造コストも高くなっていた。また、現場で変更があった場合、部材を取り寄せたりする手間がかかりすぐに対応することが困難であった。
そこで本発明は、安価で、柔軟に出線方法の変更ができるキャビネットのコードクランプ構造を提供することを目的とし、その構造は、光通信機器の配線をする光コードを挟持するため、略コ字状の枠に弾性体を嵌め込んだコードクランプを、開口に係止可能に設けたことを特徴とする。
本発明に係るキャビネットのコードクランプ構造は、光通信機器の配線をする光コードを挟持するため、略コ字状の枠に弾性体を嵌め込んだコードクランプを、開口に係止可能に設けたため、光アダプタを取り付けいていたところに、コードクランプを取り付けることができるので、部品の交換だけで、コード出線タイプと、アダプタタイプとの変更が容易に行える。アダプタが、必要になったりまたは、不要になったりした場合にも、容易に部品交換で方式の変更が可能である。
本発明に係るキャビネットのコードクランプ構造を図１〜図５の添付図面に基いて説明する。
キャビネットを構成するパネル１に、光コード（図示せず）の融着部や光アダプタ２等の光通信機器を配置したトレイ３を取り付けて、光通信機器をキャビネットに収納する。トレイ３の壁面４には開口５が設けられ、開口５に光アダプタ２を取り付け、トレイ３からの入出線を行う。
光アダプタ２を使用せず、光コードをトレイ３の外側へ出線する場合には、光アダプタ２を取り外し、開口５の部分にコードを支持するためのコードクランプ６を取り付ける。
コードクランプ６は略コ字状の枠７にスポンジ等の弾性体８を嵌め込んで構成される。二個一対として、向かい合わせに組み合わせて弾性体８の間にコードを挟んで保持させる。
コードクランプ６の取り付け構造について説明する。トレイ３の開口周縁に、係止突起９を設ける。係止突起９は、弾性により可撓である。コードクランプ６を開口５に差し込み、係止突起９がコードクランプ６の上端を押さえ、固定する。特に取り付け構造については限定せず、ねじ止めによる固定等、本発明に趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
トレイ３から出線するときに光アダプタ２を介して行う場合は、光アダプタ２をトレイ３に設けられた開口５に取り付ける。また光アダプタ２を用いず、光コードをそのまま出線する場合には、コードクランプ６を開口５に取り付ける。部品の交換だけでキャビネットの光コードの出線方法を変更することができる。
図１〜図５の添付図面では、二ヶ所ある開口にはどちらも同じ光アダプタ若しくはコードクランプが取り付けられているが、一方を光アダプタ、他方をコードクランプというように取り付けることも可能である。
光アダプタを設ける開口に、コードクランプを設置可能としたことで、光アダプタが必要になったり不要になったり出線方法が変更になった場合にも、すぐに対応が可能で、同じキャビネットで出線構造の変更ができ、設置現場での変更が多く発生するようなとき大変便利である。
１ パネル
２ 光アダプタ
３ トレイ
４ 壁面
５ 開口
６ コードクランプ
７ 枠
８ 弾性体
９ 係止突起
２ 光アダプタ
３ トレイ
４ 壁面
５ 開口
６ コードクランプ
７ 枠
８ 弾性体
９ 係止突起
Claims (1)
- 側面に光アダプタが着脱可能である開口を設けた光通信機器収納用キャビネットに収納されるコードクランプ構造であって、前記光通信機器の配線をする光ケーブルを挟持するため、略コ字状の枠に弾性体を嵌め込んだコードクランプを、前記開口に係止可能に設けたことを特徴とするケーブルクランプ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006241072A JP2008064913A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | コードクランプ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006241072A JP2008064913A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | コードクランプ構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2008064913A true JP2008064913A (ja) | 2008-03-21 |
Family
ID=39287704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006241072A Pending JP2008064913A (ja) | 2006-09-06 | 2006-09-06 | コードクランプ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2008064913A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020154168A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 日本通信電材株式会社 | 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ |
-
2006
- 2006-09-06 JP JP2006241072A patent/JP2008064913A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020154168A (ja) * | 2019-03-20 | 2020-09-24 | 日本通信電材株式会社 | 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ |
| JP7224988B2 (ja) | 2019-03-20 | 2023-02-20 | 日本通信電材株式会社 | 光ケーブル用トレイ、把持具、及び光ケーブル用クロージャ |
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