JP2008064407A - 空気清浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、上記の問題に鑑み、気化量を増加させつつ、空気清浄機の本体を大型化する必要なくコンパクトな形状にできることで、デザイン性の向上や置き場所に困らない空気清浄機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、フィルタユニットとファンモータとの間に配置され、空気に加湿する気化フィルタと、気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質や部品から構成され、その材質や部品は吸水性が異なることを特徴とする。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、フィルタユニットとファンモータとの間に配置され、空気に加湿する気化フィルタと、気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質や部品から構成され、その材質や部品は吸水性が異なることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、空気中の埃や塵等の微粒子、臭いやホルムアルデヒド等の成分物質を除去する空気清浄機に関する。
空気清浄機は、例えば、特開2001−79444号公報(特許文献1)に示すように、空気中の微粒子に帯電させるイオン化装置と、集塵用の濾材と活性炭とからなる集塵脱臭フィルタとを有する。
また、別の空気清浄機は、空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、フィルタユニットとファンモータとの間に設けた気化フィルタと、イオン発生手段と、気化フィルタに供給される水の補充を行なうカートリッジ給水タンクを有する。そして、気化フィルタは吸水性を有した単一の材質および単一の部品で構成されている。このため気化フィルタの材質などで性能が決まり、例えば水を吸い上げる時間や到達する高さに限界が生じる。また、気化フィルタはその構造上風を通過させ、表面の気化を促がすもので、風の通り道の抵抗をできる限り低く抑える必要がある。
よって、気化量を増加させるには、風の当たる面積を確保する必要があるが、高さには制限があるため横方向に気化フィルタを大きくする方法が一般的である。また、気化フィルタの厚みを増大することで、横方向に増大するとの同様の効果が生じるが、横方向への増大と比べて効率はやや低下する。
上記のことより、気化量を増加するには、空気清浄機の本体の横幅を大きくする方法がとられており、本体の大型化はさけられない。
空気清浄機の気化フィルタは、加湿する目的で使用されているが、気化量(加湿量)を増加することは、すなわち空気清浄機の横幅を大きくすることであり、これは反することである。空気清浄機の横幅が大きくなると設置面積も大きくなるため、家庭内の置き場所も限られた所となる。
本発明は、上記の問題に鑑み、気化量を増加させつつ、空気清浄機の本体を大型化する必要なくコンパクトな形状にできることで、デザイン性の向上や置き場所に困らない空気清浄機を提供することを目的とする。
本発明は、空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、フィルタユニットとファンモータとの間に配置され、空気に加湿する気化フィルタと、気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質や部品から構成され、その材質や部品は吸水性が異なることを特徴とする。
また、本発明は、空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、このファンモータの下流側に設けられた前記空気に加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質や部品から構成され、その材質や部品は吸水性が異なることを特徴とする。
本発明によれば、気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質や部品から構成され、その材質や部品は吸水性が異なるため、吸水性が高い材質や部品が水を吸い上げるため、他の材質や部品へ水を供給することが可能である。これにより、気化量を増加させつつ、空気清浄機の本体を大型化する必要なくコンパクトな形状にできることで、デザイン性の向上や置き場所に困らない空気清浄機を提供できる。
本発明の実施例について、図面を引用して説明する。
まず、空気清浄機の概要について、図1を引用して述べる。
空気清浄機本体101は、主部枠体102と後部枠体103を有する。主部枠枠102の前面には、前パネル104が取り付けられる。
空気清浄機本体101は、内部にフィルタユニット105、気化フィルタユニット106、ファンモータ107を備える。フィルタユニット105、気化フィルタユニット106は、主部枠102側に位置する。ファンモータ107は、後部枠体103側に位置する。ファンモータ107は、ターボファン107a、電動機107bを有する。
後部枠体103は、内部にファンケーシング108を有する。ファンケーシング108内にファンモータ107が置かれる。ターボファン107aに吸い込み流を導く吸い込み案内口部材109は、主部枠体102に形成される。
制御装置110は、主部枠体102の前側上部に備えられる。この制御装置110により、空気清浄機の運転が制御される。表示装置(図示せず)は、制御装置110の近くに設けられる。
空気は、前パネル104の吸気口111から吸い込まれ、フィルタユニット105内を流通して塵埃の除去が行なわれる。また、空気に含まれる臭いやホルムアルデヒド等の成分物質を除去する。
気化フィルタユニット106は、塵埃や臭いやホルムアルデヒド等の成分物質が除去された空気に水分を加湿する。そして、ファンモータ107に吸い込まれた空気は、送風口112から空気清浄機の外部に送風される。
図2に沿って気化フィルタユニット106について説明する。
図1の前パネル104を空気清浄機本体101より取り外し、フィルタユニット105を取り外すことで、気化フィルタユニット106を空気清浄機本体101から容易に取り外すことができる。この気化フィルタユニット106は、気化フィルタ201が水受け容器202に装着されており、水受け容器202に気化に使用する水が入っている。この水受け容器202の蓋が203であり、気化フィルタ201の保持の役割をする。
水受け容器202の水に浸った気化フィルタ201が水を吸い上げて、気化フィルタ201は全体が常に水を保持しているため、濡れている状態である。
この状態で空気は、前パネル104の吸気口111から吸い込まれ、フィルタユニット105内を流通して、さらに気化フィルタ201を流通するその時に空気に水分を加湿する。
図3に沿って気化フィルタ201の構成について説明する。
図3の(a)は、気化フィルタ201の構成を詳細に示したものである。低圧損吸水性フィルタ301は、風が通り抜けるために、抵抗が少ないものが望ましく、かつ、水の吸い上げ力が大きく、また、吸い上げた水分を気化しやすい形状で保持すること、つまり、水分の表面積をできるだけ大きくなるように確保することが望まれる部品である。また、高吸水性材302は、低圧損吸水性フィルタ301より水の吸い上げ力が大きく、低圧損吸水性フィルタ301の両端302aや天面302bに位置するように構成されている。
図3の(a)は、気化フィルタ201の構成を詳細に示したものである。低圧損吸水性フィルタ301は、風が通り抜けるために、抵抗が少ないものが望ましく、かつ、水の吸い上げ力が大きく、また、吸い上げた水分を気化しやすい形状で保持すること、つまり、水分の表面積をできるだけ大きくなるように確保することが望まれる部品である。また、高吸水性材302は、低圧損吸水性フィルタ301より水の吸い上げ力が大きく、低圧損吸水性フィルタ301の両端302aや天面302bに位置するように構成されている。
これにより、気化フィルタ201が水を吸い上げる時は、低圧損吸水性フィルタ301が水を吸い上げるより先に、高吸水性材302が高いところまで水を吸い上げ運ぶことが可能である。また、高さの到達点も低圧損吸水性フィルタ301より高吸水性材302の方が高いため、従来の低圧損吸水性フィルタ301のみで構成されているフィルタよりも気化フィルタの高さを上げることが可能である。このように、両端302aに吸い上げられた水分は、天面302bに運ばれ水分を保持することができる。これにより気化フィルタ201は底面から水を吸い上げるが、両端から天面へ回り込むために、両端から中央へ。また、天面から底面へと水分を吸収することができるため、気化フィルタ201の高さを上げて気化量を確保することで、コンパクトな空気清浄機を提供できる。(図中の矢印が水分の移動を示す)
ここで使用した高吸水性材302は、気化フィルタ201の風の影響を受け難い所に位置するのであれば、圧力損失は気にしなくてすむため、高圧損のものでも使用できる。例えば、セラミックスの多孔質材を利用すれば、吸い上げ時間と高さは、約4倍ほど向上するため、高吸水性材302として利用できる。このような多孔質材のように、低圧損吸水性フィルタ301と異種の材質で構成するほかにも、同じ材質でもその形態が異なることで、吸い上げ力が異なることを利用することもできる。例えば、同じ材質での繊維でも、低圧損吸水性フィルタ301を不織布で構成し、高吸水性材302として水を保持し易くするために繊維表面に凹凸を設けたものも利用できる。更に、吸い上げ力の向上のために繊維の向きを吸い上げ方向と同じ向きにする方法も効果的である。また、高吸水性材302として吸水性ポリマーを利用する方法などがあり、これまで低圧損吸水性フィルタ301として利用できない吸い上げ力がある材料を高吸水性材302として利用することが可能となる。
ここで使用した高吸水性材302は、気化フィルタ201の風の影響を受け難い所に位置するのであれば、圧力損失は気にしなくてすむため、高圧損のものでも使用できる。例えば、セラミックスの多孔質材を利用すれば、吸い上げ時間と高さは、約4倍ほど向上するため、高吸水性材302として利用できる。このような多孔質材のように、低圧損吸水性フィルタ301と異種の材質で構成するほかにも、同じ材質でもその形態が異なることで、吸い上げ力が異なることを利用することもできる。例えば、同じ材質での繊維でも、低圧損吸水性フィルタ301を不織布で構成し、高吸水性材302として水を保持し易くするために繊維表面に凹凸を設けたものも利用できる。更に、吸い上げ力の向上のために繊維の向きを吸い上げ方向と同じ向きにする方法も効果的である。また、高吸水性材302として吸水性ポリマーを利用する方法などがあり、これまで低圧損吸水性フィルタ301として利用できない吸い上げ力がある材料を高吸水性材302として利用することが可能となる。
図3の(b)は、図3(a)の気化フィルタ201の構成を応用した例であり、天面302bの上に、低圧損吸水性フィルタ301を重ね、更にその上に天面302bを利用したものである。これによりさらに気化量を増加させることが可能となる。(図中の矢印が水分の移動を示す)この構造は、高吸水性材302の吸い上げ力の性能によるものの、気化フィルタ201の横幅2倍に増大させた時とほぼ同様な効果を得ることができる。
101…空気清浄機本体、102…主部枠体、103…後部枠体、104…前パネル、105…フィルタユニット、106…気化フィルタユニット、107…ファンモータ、107a…ターボファン、107b…電動機、108…ファンケーシング、109…吸い込み案内口部材、110…制御装置、111…吸気口、112…送風口、201…気化フィルタ、202…水受け容器、203…蓋、301…低圧損吸水性フィルタ、302…高吸水性材、302a…両端、302b…天面。
Claims (6)
- 空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、前記フィルタユニットと前記ファンモータとの間に配置され、前記空気に加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、前記気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質から構成され、その材質は吸水性が異なることを特徴とする空気清浄機。
- 空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、前記フィルタユニットと前記ファンモータとの間に配置され、前記空気に加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、前記気化フィルタは、吸水性を有した複数の部品から構成され、その部品の材質は同一のものであり、構造が異なることで、吸水性が異なることを特徴とする空気清浄機。
- 空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、このファンモータの下流側に設けられた前記空気に加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、前記気化フィルタは、吸水性を有した複数の材質から構成され、その材質は吸水性が異なることを特徴とする空気清浄機。
- 空気が流通するフィルタユニットと、このフィルタユニットの下流側に設けられたファンモータと、このファンモータの下流側に設けられた前記空気に加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタに水を供給する手段とを有する空気清浄機において、前記気化フィルタは、吸水性を有した複数の部品から構成され、その部品の材質は同一のものであり、構造が異なることで、吸水性が異なることを特徴とする空気清浄機。
- 請求項1または3に記載の空気清浄機において、前記気化フィルタは、異なる吸水性を有した複数の材質から構成され、その材質のうち、少なくとも一つ、または、全ての材質において、その材質からなる複数の部品を有していることを特徴とする空気清浄機。
- 請求項2または4に記載の空気清浄機において、前記気化フィルタは、異なる吸水性を有した複数の部品から構成され、その部品のうち、少なくとも一つ、または、全ての部品において、その部品を複数個有していることを特徴とする空気清浄機。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006244640A JP2008064407A (ja) | 2006-09-08 | 2006-09-08 | 空気清浄機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012013361A (ja) * | 2010-07-02 | 2012-01-19 | Panasonic Corp | 小型加湿機および静電霧化手段搭載の小型加湿機 |
WO2016098791A1 (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 加湿装置、及び加湿装置を備えた空気調和機 |
-
2006
- 2006-09-08 JP JP2006244640A patent/JP2008064407A/ja not_active Withdrawn
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WO2016098791A1 (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-23 | 三菱電機株式会社 | 加湿装置、及び加湿装置を備えた空気調和機 |
JP6076544B2 (ja) * | 2014-12-18 | 2017-02-08 | 三菱電機株式会社 | 加湿装置、及び加湿装置を備えた空気調和機 |
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