JP2008064384A - ループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫 - Google Patents

ループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却効率を向上するループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫を提供する。
【解決手段】ループ型サーモサイフォンは、軸心が水平方向に延在し放熱面8aを含む熱源8から作動媒体を用いて熱を搬送するループ型サーモサイフォンであって、凝縮器1と、蒸発器2と、ガス管3と、液管4とを備えている。蒸発器2は、熱源8の放熱面8aに装着された伝熱部2aを含み、伝熱部2aを介して熱源8と熱交換して作動媒体を蒸発させる。凝縮器1は、熱源8よりも鉛直方向における高い位置に配置され、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮させる。ガス管3は、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮器1へ送る。液管4は、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、凝縮器1で液化した作動媒体を蒸発器2へ送る。蒸発器2は、相対的に下方で作動媒体を貯留させる第1の液溜り部5と、相対的に上方で作動媒体を貯留させる第2の液溜り部6とを含むことを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫(Stirling Refrigerator/Freezer)に関し、特に冷却効率の良好なループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫に関する。
熱源にて発生する熱を放熱する放熱システムとして、ヒートシンク、ヒートパイプおよびサーモサイフォン等を用いた放熱システムが知られている。ヒートシンクを用いた放熱システムにあっては、熱源に取り付けたヒートシンクに顕著な温度分布が生じるため、熱源から離れるにしたがって放熱に寄与しなくなり、放熱性能の向上には自ずと限界がある。
これに対して、ヒートパイプやサーモサイフォンを用いた放熱システムでは、熱源にて生じた熱を作動流体を用いて伝達するため、熱搬送能力がヒートシンクに比べて非常に高く、熱源から離れたところまで熱を伝達しても温度変化が小さいため、放熱性能を高く維持することが可能である。ヒートパイプは、閉回路内に配設されたウィックの毛管力などを用いて作動流体を循環させる毛管力駆動型熱搬送デバイスである。サーモサイフォンは、ヒートパイプのうち、作動流体が蒸発および凝縮することによって生じる作動流体の密度差を利用した重力駆動型熱搬送デバイスである。なお、ループ型サーモサイフォンとはループ状に構成された閉回路内を作動流体が循環するように構成されたサーモサイフォンである。
ヒートパイプを開示した文献として、たとえば特表2006−508324号公報(特許文献1)がある。特許文献1では、1次ウイックを有する蒸発器、凝縮器、蒸発器と凝縮器とを接続する液体配管および蒸気配管とを備えている熱伝達システムが開示され、当該熱伝達システムを冷蔵庫に適用できることが開示されている。
また、スターリング冷凍機(スターリングエンジン)の伝熱部側にループ型サーモサイフォンを適用した文献として、たとえば特開2001−33139号公報(特許文献2)および特開2001−66080号公報(特許文献3)がある。特許文献2には、スターリング冷凍機の伝熱部に巻回されたサーマルサイフォンを構成する凝縮器部、凝縮器部の冷媒を加熱する蒸発器部、凝縮器部と蒸発器部とを接続する液体ラインおよび気体ラインとを備えている冷蔵庫が開示されている。
また、特許文献3には、重力方向に、上から凝縮着、液だめパイプ、蒸発器の順に設置されたループ型ヒートパイプが開示されている。
上記特許文献1〜3では、熱源である放熱部と、放熱部を囲むように構成された蒸発器との間の熱交換を促進させて、蒸発器内の作動流体の蒸発を促進することにより、冷却能力を向上できる。
特表2006−508324号公報 特開2001−33139号公報 特開2001−66080号公報
ループ型サーモサイフォンにおいては、熱源を囲むように構成された放熱部と蒸発器との間の熱交換を促進させて、蒸発器内の作動流体である冷媒の蒸発を促すことにより、放熱部と冷媒との熱交換効率(冷却効率)を向上できる。しかしながら、上記特許文献1〜3では、放熱部と蒸発器との熱交換を促進させるためには、放熱部と蒸発器との密着性を高める必要があるが、それだけでは十分な冷却効率を得ることができないという問題がある。また、放熱部と蒸発器との接触面積を大きく確保すると、冷却効率は向上するものの、大型化してしまうという問題がある。装置が大型化すると、実用化は困難である。
また、蒸発器において冷媒が沸騰すると、冷媒が上方にもち上げられて、蒸発器の伝熱部上方に冷媒が接触することにより、冷媒の蒸発が促進される。しかし、冷媒の沸騰が弱い場合や、冷媒の量が適正でない場合には、伝熱部の上方において冷媒との接触が少ないために伝熱部が乾燥してしまうことがある。また、凝縮器で凝縮した冷媒を蒸発器に戻す際に、蒸発器の伝熱部の上方に接触するように戻すことで冷媒の蒸発が促進される。しかし、放熱量が小さい場合には、蒸発する冷媒が少なくなるので、伝熱部の上方が乾燥してしまう。また、放熱量が十分な場合でも、冷媒が蒸発器から凝縮器へ断続的に戻るので、伝熱部の上方で冷媒が常に接触している状態を保つことは難しい。このように、冷却効率が悪いと、放熱性能の不安定や、スターリングエンジンの高温側のヘッドに温度差が生じてしまう原因となり、スターリングエンジンの故障を引き起こしてしまう場合が発生する。
また、蒸発器および凝縮器を流動する冷媒の量を増やすと、冷媒の液面を上げて、伝熱部(放熱部)と冷媒との接触面積(放熱面積)を増やすことができる。しかし、蒸発器内部の冷媒の液量が大きくなるので、蒸発器下方における冷媒の蒸発が妨げられる。そのため、冷却効率が低下するという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、冷却効率を向上するループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫を提供することである。
本発明のループ型サーモサイフォンは、軸心が水平方向に延在し放熱面を含む熱源から作動媒体を用いて熱を搬送するループ型サーモサイフォンであって、蒸発器と、凝縮器と、ガス管と、液管とを備えている。蒸発器は、熱源の放熱面に装着された伝熱部を含み、伝熱部を介して熱源と熱交換して作動媒体を蒸発させる。凝縮器は、熱源よりも鉛直方向における高い位置に配置され、蒸発器で蒸発した作動媒体を凝縮させる。ガス管は、蒸発器と凝縮器とを接続し、蒸発器で蒸発した作動媒体を凝縮器へ送る。液管は、蒸発器と凝縮器とを接続し、凝縮器で液化した作動媒体を蒸発器へ送る。蒸発器は、相対的に下方で作動媒体を貯留させる第1の液溜り部と、相対的に上方で作動媒体を貯留させる第2の液溜り部とを含むことを特徴としている。
本発明のループ型サーモサイフォンによれば、蒸発器の相対的に上方に第2の液溜り部を備えているので、凝縮器から戻る作動媒体を貯めることができる。そのため、蒸発器の相対的に上方に位置する伝熱部において作動媒体の蒸発を促進できる。よって、冷却効率を向上できる。
なお、上記第2の液溜り部は、内部に作動媒体を常時貯留させることができるものと、一時的に貯留させることができるものとを含む。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部は、凝縮器から液管を介して戻る作動媒体を受けることを特徴としている。
これにより、作動媒体を第2の液溜り部に容易に貯留させることができる。そのため、蒸発器の相対的に上方に位置する伝熱部において作動媒体の蒸発をより促進できる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部は、伝熱部の断面形状において水平方向で最も幅がある位置よりも上方に配置されることを特徴としている。
これにより、第1の液溜り部から蒸発した作動媒体の流路が妨げられない。そのため、作動媒体の蒸発をより促進できる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第1の液溜り部で覆われていない伝熱部の表面を第2の液溜り部で溜めた作動媒体で覆うことを特徴としている。
これにより、伝熱部と作動媒体との接触面積を増加させることができる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部は、第2の液溜り部の周囲に位置する伝熱部の表面に作動媒体を供給する供給体を有していることを特徴としている。
これにより、第2の液溜り部に貯留している作動媒体を効率的に伝熱部の表面に供給できる。そのため、伝熱部と作動媒体との接触面積を増加させることができる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、供給体は、ステンレス繊維からなるメッシュ状のフィルタであることを特徴としている。
これにより、第2の液溜り部に貯留している作動冷媒をより効率的に伝熱部の表面に供給できる。よって、冷却効率をより一層向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、低温部と高温部とを備えたスターリングエンジンを搭載した冷却庫の高温部に取り付けられることを特徴としている。
上記ループ型サーモサイフォンは冷却効率を向上できるので、スターリングエンジンの高温部を効率的に冷却できる。
本発明のスターリング冷却庫は、上記ループ型サーモサイフォンを備えている。上記ループ型サーモサイフォンは冷却効率を向上できるので、スターリングエンジンの高温部を効率的に冷却できる。よって、スターリング冷却庫は、性能を向上できる。
なお、上記「冷却庫」とは、「冷蔵庫」、「冷凍庫」および「冷凍冷蔵庫」の全てを含む概念である。
本発明のループ型サーモサイフォンおよびスターリング冷却庫によれば、第2の液溜り部に作動媒体を貯留できるので、冷却効率を向上できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンを示す断面図である。図1を参照して、本発明の実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンについて説明する。
図1に示すように、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは、軸心が水平方向に延在し放熱面8aを含む熱源8から作動媒体を用いて熱を搬送するループ型サーモサイフォンであって、凝縮器1と、蒸発器2と、ガス管3と、液管4とを備えている。
凝縮器1は、熱源8よりも鉛直方向における高い位置に配置され、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮させる。サーモサイフォンを形成するために、凝縮器1は蒸発器2より鉛直方向において高い位置に配置している。凝縮器1は、たとえばフィン−チューブ型であり、チューブ内に作動媒体を流し、チューブ外に空気を流す。作動媒体と空気とを熱交換させることによって、作動媒体を冷却する。
蒸発器2は、熱源8の放熱面8aに装着された伝熱部2aを含み、伝熱部2aを介して熱源8と熱交換して作動媒体を蒸発させる。すなわち、蒸発器2は、熱源8に生じる熱を奪い、蒸発器2内に充填された作動流体を蒸発させる。
また、蒸発器2の形状は、熱源8の放熱面8aに装着することができれば特に限定されないが、密着して装着することが好ましい。実施の形態1では、後述する蒸発器2により冷却される熱源8の形状は円柱状であり、熱源8の放熱面8aの形状は筒状であるので、蒸発器2の形状は放熱面8aの形状に合わせた同寸法の丸い孔を設けた環状としている。
蒸発器2は、相対的に下方で作動媒体を貯留させる第1の液溜り部5と、相対的に上方で作動媒体を貯留させる第2の液溜り部6とを含んでいる。
図1に示すように、第1の液溜り部5は、蒸発器2の内部に液体状の作動媒体を常時貯留できる。第2の液溜り部6は、内部に液体状の作動媒体を常時貯留させることができるものと、一時的に貯留させることができるものとを含む。すなわち、第2の液溜り部6は、作動媒体を常時貯留できるものには限定されない。
第2の液溜り部6は、凝縮器1から液管4を介して戻る作動媒体を受けることが好ましい。また、第2の液溜り部6は、第1の液溜り部5よりも上方に配置されているので、第1の液溜り部5に貯留している作動媒体の沸騰によって、蒸発器2内の上方に持ち上げられ、凝縮器1内に到達しない作動媒体を受けることが好ましい。これにより、第1の液溜り部5から沸騰して上方に持ち上げられる作動媒体をより多く、第2の液溜り部6で受けることができる。
第2の液溜り部6は、伝熱部2aの断面形状において水平方向で最も幅がある位置よりも上方に配置されることが好ましく、配置される位置が鉛直方向の最上方に近づくほど好ましい。また、鉛直方向の最上方を含む位置に配置されていることが最も好ましい。実施の形態1では、伝熱部2aの断面形状が円形であるので、該円形の中心を通る水平方向の直線と伝熱部2aとの交わる位置より上方に第2の液溜り部6は配置されている。また、伝熱部2aの断面形状が円形であり、液管4が2本配置されている場合には、第2の液溜り部6は、ガス管3の蒸発器2と接続されている内側側面部3aから伝熱部2aへの接面Xよりも内側に配置されていることが好ましい。これにより、第2の液溜り部6の側面6aが、第1の液溜り部5から蒸発した作動媒体の流路をふさぐことがなく、蒸発した作動媒体の流路の抵抗となる蒸発抵抗を抑えることができる。
第2の液溜り部6は、たとえば伝熱部2aに直接接触する突起板を設けることで形成することができる。突起板は第2の液溜り部6の側面6aとなり、作動媒体を溜めることができる構造となる。突起板は、たとえば板状部材が伝熱部2aにろう材などを用いて溶接されることにより形成することができる。また、第2の液溜り部6は、たとえば切削具を用いて伝熱部2aの壁面を切り起こすことにより形成することができる。
第2の液溜り部6は、第2の液溜り部6の周囲に位置する伝熱部2aの表面に作動媒体を供給する供給体を有していることが好ましい。供給体は特に限定されないが、ステンレス繊維からなるメッシュ状のフィルタであることが好ましい。
第2の液溜り部6は1以上設けられていれば特に限定されず、複数設けられていても良い。第2の液溜り部6が複数設けられている場合には、すべての第2の液溜り部6が伝熱部2aの断面形状において水平方向で最も幅がある位置よりも上方に配置されることが好ましい。
ガス管3は、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮器1へ送る。
液管4は、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、凝縮器1で液化した作動媒体を蒸発器2へ送る。
実施の形態1では、熱源8の中心から鉛直方向上方へ結ぶ線を基準として、凝縮器1においてガス管3が接続される部分は、凝縮器1において液管4が接続される部分よりも内側にそれぞれ2本ずつ配置されている。
また、ガス管3は、液管4より太いパイプを使用している。ガス管3および液管4の管径は設計熱負荷と作動媒体の熱物性とに基づいて、任意に決めることができる。
凝縮器1と蒸発器2とは、ガス管3および液管4によって接続されている。これにより、ループ型サーモサイフォンの閉回路(循環回路)が構成されている。
また、実施の形態1のループ型サーモサイフォンは、熱源8の放熱面8aと伝熱部2aとの間にグリス7をさらに備えている。グリス7は、伝熱部2aと放熱面8aとの接触抵抗をさらに小さくする目的で設けられている。実施の形態1では、蒸発器2の孔の面を筒状の放熱面8aと密着させ、熱源8と蒸発器2との間にはグリス7が介在している。なお、グリス7は備えていなくても良い。グリス7を備える場合には、グリス7は特に限定されず公知のグリスを用いることができるが、高伝導グリスが好適に用いられる。
また、実施の形態1のループ型サーモサイフォンは、凝縮器1と蒸発器2との間に気液分離タンク(図示せず)をさらに備えていても良い。気液分離タンクを備えることにより、ループ型サーモサイフォンを安定して動作することができる場合がある。
次に、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンの作動について説明する。第1の液溜り部5に貯留されている作動媒体は、放熱面8aから熱を受けて蒸発する。蒸発した作動媒体の一部または全部は、凝縮器1と蒸発器2との温度差による蒸気圧の差を利用して、ガス管3を通って凝縮器1に流入する。凝縮器1内では、気体状の作動媒体は外部の空気などと熱交換を行なって凝縮する。凝縮器1で凝縮した液体状の作動媒体は、重力によって液管4を通って再び蒸発器2に戻る。このように、作動媒体が循環し、蒸発器2で吸熱して凝縮器1で放熱する過程を繰り返す。
なお、凝縮器1において蒸発した作動媒体の全部が凝縮器1に流入する場合の他、蒸発した作動媒体の一部または全部は凝縮器1に流入する流路の途中で凝縮して液体となり、第1の液溜り部5に戻る場合や、伝熱部2aに付着して再度蒸発する場合や、第2の液溜り部6の内部に貯留される場合などがある。
凝縮器1から蒸発器2に戻る過冷却度を持った液体状の作動媒体の全部または一部は、第2の液溜り部6に流入する。そして、第2の液溜り部6が接触する伝熱部2aから作動媒体は蒸発する。この時、より低い温度の作動媒体が第2の液溜り部6内に貯留している作動媒体の液面の上から供給されるので、密度の差による重力の力で下方へ移動しようとする。そのため、第2の液溜り部6内の液が撹拌されて、作動媒体の蒸発が促進できる。
第2の液溜り部6に流入して貯留される作動媒体の一部または全部は、伝熱部2aに沿って第1の液溜り部5に流入することができる。具体的には、第1の液溜り部5と第2の液溜り部6とは連通しており、第2の液溜り部6からあふれた作動媒体は第1の液溜り部5が受けて、第1の液溜り部5に蓄積・貯留される。あるいは、第2の液溜り部6がステンレス繊維からなるメッシュ状のフィルタである供給体を有している場合には、該フィルタから作動媒体を流出させる。これにより、第2の液溜り部6に作動媒体が過剰に供給されたときでも、第2の液溜り部6の液面は一定値以下を保つことができる。そのため、第2の液溜り部6に貯留する作動媒体の液量が上昇することによる、第2の液溜り部6での作動媒体の蒸発が妨げられない。また、凝縮器1からの作動媒体が第2の液溜り部6に供給されることで余熱されてから、過剰な作動媒体が第1の液溜り部5に供給される。そのため、第1の液溜り部5の作動媒体の温度を下げることなく、第1の液溜り部5における作動媒体の蒸発の安定につながる。
この際、第1の液溜り部5で覆われていない伝熱部2aの表面を第2の液溜り部6で貯留させた作動媒体で覆うことが好ましい。また、第1の液溜り部5に流入する前に伝熱部2aから受ける熱によって蒸発する場合もあるが、第1の液溜り部5で覆われていない伝熱部2aの表面全体を第2の液溜り部6で溜めた作動媒体で覆うことがより好ましい。第2の液溜り部5に貯留させた作動媒体で伝熱部2aの表面を覆う方法としては、たとえば第2の液溜り部5から作動媒体をオーバーフローさせる方法や、第2の液溜り部5が供給体を有しているときは供給体から作動媒体を排出することができる。第2の液溜り部6の伝熱部2aは常に作動媒体で濡れている状態に保つことにより、伝熱部2aや放熱面8aの温度分布を均一化することができる。
なお、作動媒体は特に限定されず、たとえば二酸化炭素、水、ハイドロカーボン、アンモニア、エタノールおよびこれらの混合物などを用いることができる。この場合、たとえば、凝縮器1に液を貯留することが可能な容積(たとえば、凝縮器1出口のヘッダパイプ等)と、液管4の容積と、蒸発器2の容積との合計容積の1/3〜2/3を作動媒体で充満させ、さらに残った容積を作動温度における作動媒体の飽和蒸気で充満させた作動媒体の質量を封入量とすることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは、軸心が水平方向に延在し放熱面8aを含む熱源8から作動媒体を用いて熱を搬送するループ型サーモサイフォンであって、熱源8の放熱面8aに装着された伝熱部2aを含み、伝熱部2aを介して熱源8と熱交換して作動媒体を蒸発させる蒸発器2と、熱源8よりも鉛直方向における高い位置に配置され、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮させる凝縮器1と、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、蒸発器2で蒸発した作動媒体を凝縮器1へ送るガス管3と、蒸発器2と凝縮器1とを接続し、凝縮器1で液化した作動媒体を蒸発器2へ送る液管4とを備え、蒸発器2は、相対的に下方で作動媒体を貯留させる第1の液溜り部5と、相対的に上方で作動媒体を貯留させる第2の液溜り部6とを含むことを特徴としている。蒸発器2の相対的に上方に第2の液溜り部6を備えているので、凝縮器1から戻る作動媒体を貯留することができる。そのため、蒸発器2の相対的に上方に位置する伝熱部2aにおいて作動媒体の蒸発を促進できる。よって、冷却効率を向上できる。
また、断続的にもどってくる作動媒体を第2の液溜り6で受けて溜めることにより、蒸発器2内において伝熱部2aの上方で作動媒体がほぼ常時接触している状態を保つことができる。そのため、熱源8上方の温度変化を最小限に抑えることができる。よって、安定的な動作を可能にして、性能の安定につながる。
さらに、冷却効率を向上できるので、熱源8と蒸発器2との接触面積を大きく確保する必要がないので、ループ型サーモサイフォンの小型化を図ることができる。そのため、実施の形態1におけるサーモサイフォンの実用化を図ることもできる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部6は、凝縮器1から液管4を介して戻る作動媒体を受けることを特徴としている。これにより、作動媒体を第2の液溜り部6に容易に貯留させることができる。そのため、蒸発器2の相対的に上方に位置する伝熱部2aにおいて作動媒体の蒸発をより促進できる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部6は、伝熱部2aの断面形状において水平方向で最も幅がある位置よりも上方に配置されることを特徴としている。これにより、第1の液溜り部5から蒸発した作動媒体の流路が妨げられない。そのため、作動媒体の蒸発をより促進できる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第1の液溜り部5で覆われていない伝熱部2aの表面を第2の液溜り部6で溜めた作動媒体で覆うことを特徴としている。これにより、伝熱部2aと作動媒体との接触面積を増加させることができる。よって、冷却効率をより向上できる。なお、作動媒体が第2の液溜り部6からオーバーフローする時に伝熱部2a全体を作動媒体で覆っていることがより好ましい。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、第2の液溜り部6は、第2の液溜り部6の周囲に位置する伝熱部2aの表面に作動媒体を供給する供給体を有していることを特徴としている。これにより、第2の液溜り部6に貯留している作動媒体を効率的に伝熱部2aの表面に供給できる。そのため、伝熱部2aと作動媒体との接触面積を増加させることができる。よって、冷却効率をより向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、供給体は、ステンレス繊維からなるメッシュ状のフィルタであることを特徴としている。これにより、第2の液溜り部6に貯留している作動冷媒をより効率的に伝熱部2aの表面に供給できる。よって、冷却効率をより一層向上できる。
上記ループ型サーモサイフォンにおいて好ましくは、低温部と高温部とを備えたスターリングエンジンを搭載した冷却庫の高温部に取り付けられることを特徴としている。蒸発器2内において伝熱部2aの上方で作動媒体がほぼ常時接触している状態を保つことができるので、冷却効率が安定する。そのため、スターリングエンジンの高温側のヘッドに温度差が生じてしまうなどの原因を防止でき、スターリングエンジンの故障を防止できる。よって、安定的な動作を可能にする。
(実施の形態2)
図2を参照して、本発明の実施の形態2におけるスターリング冷却庫について説明する。実施の形態2におけるスターリング冷却庫は、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンを備えている。実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは、低温部13と高温部11とを備えたスターリングエンジン14を搭載したスターリング冷却庫の高温部11に取り付けられている。なお、図2は、本発明の実施の形態2におけるスターリング冷却庫の配管系統図である。
スターリング冷却庫10は、図2に示すように、高温部11と低温部13とを有するスターリングエンジン14と、高温部11に取付けられた高温側の蒸発器2、高温側の凝縮器1、ガス管3および液管4を含む第1高温側循環回路(第1循環回路)と、高温側の蒸発器2、循環ポンプ16、発露防止パイプ19およびパイプ12A〜12Cを含む第2高温側循環回路(第2循環回路)と、低温部13に取付けられた低温側凝縮器20、低温側蒸発器22およびパイプ13A,13Bを含む低温側循環回路とを備える。第1高温側循環回路は、スターリングエンジン14の高温部11の冷却を行ない、第2高温側循環回路は、発露防止パイプ19に熱を供給する。また、低温側循環回路は、冷却庫内の空気とスターリングエンジン14の低温部13との熱交換を行なう。
スターリング冷却庫10における高温側の凝縮器1、蒸発器2、ガス管3および液管4は、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンを構成する凝縮器1、蒸発器2、ガス管3および液管4である。実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは、低温部13と高温部11とを備えたスターリングエンジン14を搭載したスターリング冷却庫10の高温部11に取り付けられている。実施の形態1で説明したように、第1高温側循環回路では、高温側の蒸発器2において蒸発した作動媒体はガス管3(高温側導管)を介して高温側の凝縮器1に達する(図2中の破線矢印)。高温側の凝縮器1において空気との熱交換が行なわれることで作動媒体が凝縮する。この熱交換を促進するために、高温側の凝縮器1近傍に気流を生じさせるファン18が設けられている。凝縮した冷媒は、液管4(高温側戻り管)を介して高温側の蒸発器2に戻る。
一方、高温側の蒸発器2の下部には、パイプ12Aが接続されている。高温側の蒸発器2からパイプ12Aに液体状の水(H2O)などの冷媒が流入する。パイプ12Aに流入した冷媒は、スターリングエンジン14よりも下方に設けられた循環ポンプ16に達する。循環ポンプ16から吐出された冷媒は、パイプ12Bを介して発露防止パイプ19に送られる。ここで、発露防止パイプ19内を流れる冷媒は、スターリングエンジン14の高温部11から与えられた熱により比較的高温に保たれている。したがって、発露防止パイプ19を冷却庫の前面開口部に配置することで、ドア部等における発露を抑制することができる。発露防止パイプ19内を流れた冷媒は、パイプ12Cを介して高温側の蒸発器2内に戻る。このように、第2高温側循環回路においては、循環ポンプ16による強制循環が行なわれている。
低温側循環回路内には二酸化炭素や炭化水素などが冷媒として封入されている。低温側凝縮器20において凝縮した冷媒はパイプ13A(低温側導管)を介して低温側蒸発器22に達する。低温側蒸発器22において冷媒が蒸発することで熱交換が行なわれる。この熱交換を促進するために、低温側蒸発器22近傍に気流を生じさせるファン22Cが設けられている。熱交換の後、ガス化された冷媒は、パイプ13B(低温側戻り管)を介して低温側凝縮器20に戻る。低温側循環回路においては、このように、冷媒の蒸発と凝縮とによる自然循環を利用して、低温部13で発生した冷熱を低温側蒸発器22に伝達することができるように、低温側蒸発器22が低温側凝縮器20より下方に配置されている。また、冷媒の沸点を調整するために、循環回路系内の圧力が調整されている。
スターリングエンジン14を作動させると、スターリングエンジン14の高温部11で発生した熱が、高温側の凝縮器1を介して空気と熱交換される。一方、スターリングエンジン14の低温部13で発生した冷熱は、低温側蒸発器22を介して冷却庫内の空気と熱交換される。冷却庫内からの暖かくなった気流は、再び低温側蒸発器22近傍に送られ、繰り返し冷却される。
上述した冷却サイクルの実施に伴い、低温側蒸発器22に着霜が生じる。この着霜に対する除霜方法については、一般によく知られた技術を援用可能であるので、詳細な説明は行なわない。
上述した除霜を実施することで、除霜水が発生する。除霜水は、ドレンパイプ22Aを介して、冷却庫本体底面の下部に設置されたドレンパン22B(蒸発皿)に導かれる。ドレンパン22Bの上部には、ファン22Cが設けられており、ファン22Cによってドレンパン22B内に溜まった除霜水表面近傍に気流が形成され、比較的乾いた空気が除霜水上に供給されことにより、除霜水の蒸発が促進される。
以上説明したように、本発明の実施の形態2におけるスターリング冷却庫10によれば、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンを備えている。実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは冷却効率を向上できるので、スターリングエンジンの高温部11を効率的に冷却できる。よって、スターリング冷却庫10の性能を向上できる。
また、実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは、低温部13と高温部11とを備えたスターリングエンジン14を搭載した実施の形態2におけるスターリング冷却庫10の高温部11に取り付けられている。実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンは冷却効率を向上できるので、スターリングエンジン14の高温部11を効率的に冷却できる。そのため、スターリング冷却庫10は性能を向上できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1におけるループ型サーモサイフォンを示す断面図である。 本発明の実施の形態2におけるスターリング冷却庫の配管系統図である。
符号の説明
1 凝縮器、2 蒸発器、2a 伝熱部、3 ガス管、3a 内側側面部、4 液管、5 第1の液溜り部、6 第2の液溜り部、6a 側面、7 グリス、8 熱源、8a 放熱面、10 スターリング冷却庫、11 高温部、12A〜12C,13A,13B パイプ、13 低温部、14 スターリングエンジン、16 循環ポンプ、18,22C ファン、19 発露防止パイプ、20 低温側凝縮器、22 低温側蒸発器、22A ドレンパイプ、22B ドレンパン、X 接面。

Claims (8)

  1. 軸心が水平方向に延在し放熱面を含む熱源から作動媒体を用いて熱を搬送するループ型サーモサイフォンであって、
    前記熱源の前記放熱面に装着された伝熱部を含み、前記伝熱部を介して前記熱源と熱交換して前記作動媒体を蒸発させる蒸発器と、
    前記熱源よりも鉛直方向における高い位置に配置され、前記蒸発器で蒸発した前記作動媒体を凝縮させる凝縮器と、
    前記蒸発器と前記凝縮器とを接続し、前記蒸発器で蒸発した前記作動媒体を前記凝縮器へ送るガス管と、
    前記蒸発器と前記凝縮器とを接続し、前記凝縮器で液化した前記作動媒体を前記蒸発器へ送る液管とを備え、
    前記蒸発器は、相対的に下方で前記作動媒体を貯留させる第1の液溜り部と、前記相対的に上方で前記作動媒体を貯留させる第2の液溜り部とを含むことを特徴とする、ループ型サーモサイフォン。
  2. 前記第2の液溜り部は、前記凝縮器から前記液管を介して戻る前記作動媒体を受けることを特徴とする、請求項1に記載のループ型サーモサイフォン。
  3. 前記第2の液溜り部は、前記伝熱部の断面形状において水平方向で最も幅がある位置よりも上方に配置されることを特徴とする、請求項1または2に記載のループ型サーモサイフォン。
  4. 前記第1の液溜り部で覆われていない前記伝熱部の表面を前記第2の液溜り部で溜めた前記作動媒体で覆うことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のループ型サーモサイフォン。
  5. 前記第2の液溜り部は、前記第2の液溜り部の周囲に位置する前記伝熱部の表面に前記作動媒体を供給する供給体を有していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のループ型サーモサイフォン。
  6. 前記供給体は、ステンレス繊維からなるメッシュ状のフィルタであることを特徴とする、請求項5に記載のループ型サーモサイフォン。
  7. 低温部と高温部とを備えたスターリングエンジンを搭載した冷却庫の前記高温部に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のループ型サーモサイフォン。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のループ型サーモサイフォンを備えた、スターリング冷却庫。
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