JP2008062269A - 網目状貫通孔成形装置 - Google Patents

網目状貫通孔成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 成形後の好ましくない形状変形を効果的に防止して、金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を網目状に成形する成形装置を提供すること。
【解決手段】 メタルラス成形装置Rは、金属製の薄板Zを順次所定の加工ピッチずつ送り供給するための送りローラORと、供給された金属製の薄板Zに順次せん断加工するとともに引き伸ばし加工して網目状の貫通孔を千鳥配置に成形する刃型Hとを備えている。刃型Hは、下刃SHを有した下型と、上刃UHを有した上型とから構成される。下刃SHは、金属製の薄板Zの支持面が下に凸となる湾曲形状に形成されている。また、上刃UHは、複数の略三角形状とされた刃を直列に配置した刃列から形成されている。これにより、金属製の薄板Zの引き伸ばし加工量を板幅方向にて異ならせることができてスプリングバックの発生に伴う反りを生じにくくすることができる。
【選択図】 図1

Description

金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を網目状に成形する成形装置に関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示すようなエキスパンドメタルの製造法ならびに製造装置は知られている。この従来の製造法および製造装置によれば、上型の山列の肩部を進入可能とする案内型を設けることにより、山列の肩部の形状を板材に正確に転写できる。したがって、形成される網目状の貫通孔を正確に成形することができる。
また、従来から、例えば、下記特許文献2に示すような鉛蓄電池用エキスパンドメタル格子体の製造型も知られている。この従来の製造型によれば、複数のV字型刃におけるそれぞれの刃先面の角度を異ならせてエキスパンドメタル格子を形成することにより、網目を構成する骨の伸張を均一にすることができる。これにより、骨に生じる応力の不均一を緩和し、骨の破断を減少させることができる。
また、従来から、エキスパンドメタルやメタルラスを燃料電池に採用することも検討されている。例えば、下記特許文献3には、薄平板状の基板と、菱形のスリットが形成されたエキスパンドメタルやメタルラスなどから形成された網目状の導電体とから構成されるセパレータが互いに隣接する単セルの間に配置されることが開示されている。このように、導電体としてエキスパンドメタルやメタルラスを燃料電池の構成部品として採用することにより、空気または燃料ガスを電極拡散層に供給するための流路を形成するとともに、発電された電流を外部に導出できるようになる。
特開平1−127119号公報 特開平8−273673号公報 特開2005−209470号公報
ところで、一般的に、金属製の薄板に対して、塑性変形を伴う機械加工を施す場合には、加工力を除去した後に、弾性力に起因する変形現象すなわちスプリングバックが生じる場合がある。このため、金属性の薄板に対して切れ目を入れて引き伸ばすことによって網目状の貫通孔が多数成形されるエキスパンドメタルやメタルラスにおいても、スプリングバックは発生する。そして、このスプリングバックが加工部位の全体にわたり不均一に生じた場合には、エキスパンドメタルやメタルラスに反りなど好ましくない形状変形が生じる可能性がある。
ところが、上記特許文献1または特許文献2には、発生するスプリングバックの抑制に関する具体的な方策は開示されていない。したがって、上記特許文献1または特許文献2に示された製造装置または製造型によって製造されるエキスパンドメタルにおいては、スプリングバックによる好ましくない変形が生じる可能性が高い。
また、上記特許文献3に示された燃料電池においては、導電体としてのエキスパンドメタルやメタルラスが、導入された空気や燃料ガスを供給するための流路を形成し、また、電極構造体によって発電された電流を外部に導出する機能を担う。この場合、例えば、エキスパンドメタルやメタルラスに反りが生じていれば、適切に流路を形成したり、集電抵抗を小さくして効率よく電流を導出したりすることが難しくなる可能性がある。
このため、エキスパンドメタルやメタルラスに発生した反りを矯正するための工程、例えば、焼鈍工程などを設けて発生した反りを矯正する必要があり、燃料電池を製造するためのコストが増大するなどの新たな問題の発生が懸念される。したがって、燃料電池にエキスパンドメタルやメタルラスを採用する場合には、成形時に反りなどの好ましくない変形を大幅に低減してエキスパンドメタルやメタルラスを製造することが望まれている。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、成形後における好ましくない形状変形を効果的に防止して、金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を網目状に成形する成形装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を網目状に成形する網目状貫通孔成形装置において、金属製の薄板を所定の加工ピッチずつ供給する供給機構と、前記供給された金属製の薄板を同薄板の板幅方向にて支持可能な刃であって、前記金属製の薄板を支持する支持面が湾曲形状に形成された刃を有する固定型と、前記供給された金属製の薄板の板幅方向に直列に配置された複数の突出した刃から形成される刃列を有して、同刃列を前記金属製の薄板の板厚方向に進退動させて前記固定型の刃とにより前記金属製の薄板をせん断するとともに同せん断した部分を引き伸ばして貫通孔を成形し、前記刃列を前記金属製の薄板の板幅方向に往復動させて前記貫通孔を千鳥配置に成形する可動型とを備えたことにある。
この場合、前記固定型の刃の湾曲形状は、前記金属製の薄板の板幅方向の略中央部分にて、前記供給された金属製の薄板と前記刃の支持面との間の前記金属製の薄板の板厚方向の距離が最大となる湾曲形状であるとよい。
また、本発明の他の特徴は、金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を千鳥配置に成形する網目状貫通孔成形装置において、金属製の薄板を所定の加工ピッチずつ供給する供給機構と、前記供給された金属製の薄板を同薄板の板幅方向にて支持可能な直線状の刃を有する固定型と、前記供給された金属製の薄板の板幅方向にて直列に配置された複数の突出した刃から形成される刃列であって、前記複数の突出した刃の突出量が前記金属製の薄板の板厚方向にて順に湾曲状に変化する刃列を有して、同刃列を前記金属製の薄板の板厚方向に進退動させて前記固定型の刃とにより前記金属製の薄板をせん断するとともに同せん断した部分を引き伸ばして貫通孔を成形し、前記刃列を前記金属製の薄板の板幅方向に往復動させて前記貫通孔を千鳥配置に成形する可動型とを備えたことにもある。
この場合、前記可動型の刃列は、前記刃列を形成する複数の突出した刃のうち、前記金属製の薄板の板幅方向の両端部に対応する位置に配置された刃の突出量が最大となるように湾曲状に変化する刃列であるとよい。
これらによれば、金属製の薄板の板幅方向にて、固定型の刃と可動型の刃列とによる金属製の薄板に対する加工量を変化させることができる。特に、金属製の薄板においては、板幅方向の両端部分近傍の加工部位におけるスプリングバックが大きくなる傾向を有する。このため、固定型の刃の湾曲形状を、金属製の薄板の板幅方向の略中央部分にて刃の支持面との間の距離が最大となる湾曲形状としたり、可動型の刃列を、金属製の薄板の板幅方向の両端部に対応する位置に配置された刃の突出量が最大となるように湾曲状に変化する刃列としたりすることによって、金属製の薄板の板幅方向の両端部分近傍における加工量を大きくすることができる。
これにより、大きなスプリングバックの発生を抑制したり、スプリングバックを加工部位の全体にわたり均一に生じさせたりすることが可能となる。したがって、網目状の貫通孔を成形した成形品(例えば、メタルラスなど)における好ましくない形状変化の発生を効果的に防止することができる。また、網目状の貫通孔を成形することにより、好ましくない形状変化の発生を防止することができるため、成形品に対する矯正工程を設定する必要がない。これにより、製造コストを大幅に低減することができ、成形品を安価に提供することもできる。
a.第1実施形態
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る成形装置、すなわち、金属製の薄板に対して多数の小径の貫通孔を網目状に成形する(以下、この金属製の薄板をメタルラスMRという)メタルラス成形装置Rの主要な構成のみを概略的に示している。
メタルラス成形装置Rは、図1(a)に示すように、素材としての金属製の薄板Zを順次所定の加工ピッチずつ送り供給するための供給機構としての送りローラORと、成形時に金属製の薄板Zを適切に固定するための押え機構OKと、供給された金属製の薄板Zに順次せん断加工するとともに引き伸ばし加工して網目状の貫通孔を千鳥配置に成形する刃型Hとを備えている。なお、金属製の薄板Zは、所定の長さに予め切断された板材であってもよいし、コイル状に巻き取られたコイル材であってもよい。
刃型Hは、供給された金属製の薄板Zを支持可能な下刃SHを有して図示省略のベースに固定される固定型としての下型と、複数の突出した刃の刃列として形成される上刃UHを有して金属製の薄板Zの板厚方向(図1(a)にて上下方向)および金属製の薄板Zの板幅方向(図1(a)にて紙面垂直方向)に移動可能な可動型としての上型とから構成される。そして、図1(b)に示すように、下刃SHは、後述するように、上刃UHによる金属製の薄板Zの引き伸ばし加工量を金属製の薄板Zの板幅方向にて異ならせるために、その上面すなわち支持面が下に凸となる湾曲形状に形成されている。また、上刃UHは、金属製の薄板Zに対して、せん断加工により千鳥配置に切れ目を形成するとともに引き伸ばし加工により略菱形の貫通孔を形成するために、複数の突出した略三角形状の刃を直列に配置した刃列から形成されている。
そして、このように構成されるメタルラス成形装置Rを用いたメタルラス成形工程を経ることによって、図2(a)に示すように、メタルラスMRが成形される。このメタルラスMRは、図2(a)に示すように、板幅方向の両端部近傍における貫通孔の開口寸法が板幅方向の略中央部近傍における貫通孔の開口寸法よりも大きくなっている。ここで、成形されるメタルラスMRは、例えば、板厚が0.1mm程度の金属製の薄板から形成されるものであり、多数形成される貫通孔の孔径は0.1mm〜1mm程度とされている。
また、メタルラスMRは、図2(b)にて図2(a)における左右方向の側面視を示すように、網目状の貫通孔を形成している部分が順次重なるように連結されて、その断面形状が階段形状とされている。以下、このメタルラス成形工程を具体的に説明する。
メタルラス成形装置Rを用いたメタルラス成形工程は、第1工程と第2工程の2つの工程から構成される。すなわち、第1工程は、上刃UHが金属製の薄板Zの板幅方向における所定位置(以下、この所定位置を第1加工位置という)にある状態で金属製の薄板Zに略三角形状の貫通孔を成形する工程である。また、第2工程は、上刃UHが第1加工位置から所定量(例えば、略三角形状の刃からなる刃列の形成間隔の半分)だけ金属製の薄板Zの板幅方向に移動した位置(以下、この位置を第2加工位置という)にある状態で金属製の薄板Zに略三角形状の貫通孔を成形する工程である。以下、図3および図4を用いて、このメタルラス成形工程を具体的に説明する。
まず、第1工程においては、図3(a)に示すように、上刃UHが第1加工位置にある状態で、送りローラORによって金属製の薄板Zが所定の加工長さ(加工ピッチ)だけ刃型Hに送られる。そして、図3(b)に示すように、上刃UHは、下刃SH方向すなわち金属製の薄板Zの板厚方向へ降下し、下刃SHとともにその略三角形状の刃によって金属製の薄板Zの一部をせん断して千鳥配置となる切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UHは最下点位置まで降下し、同上刃UHの刃と接触している金属製の薄板Zを下方に引き伸ばす。その後、図3(c)に示すように、上方の原位置すなわち第1加工位置まで復帰する。これにより、金属製の薄板Zの加工部分は、上刃UHの刃形状が転写された状態となる。
このように、第1工程が実行されると、引き続き、第2工程が実行される。すなわち、第2工程においては、図4(a)に示すように、まず、上刃UHが第2加工位置に移動する。そして、上刃UHが第2加工位置にある状態で、送りローラORによって金属製の薄板Zが加工ピッチだけ刃型Hに送られる。そして、図4(b)に示すように、上刃UHは、下刃SH方向すなわち金属製の薄板Zの板厚方向へ降下し、下刃SHとともにその略三角形状の刃によって金属製の薄板Zの一部をせん断して千鳥配置となる切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UHは最下点位置まで降下し、同上刃UHの刃と接触している金属製の薄板Zを下方に引き伸ばす。その後、図4(c)に示すように、上方の原位置すなわち第2加工位置まで復帰する。これにより、金属製の薄板Zの加工部分は、上刃UHの刃形状が転写された状態となる。
そして、第2工程における加工サイクルが実行された後、上刃UHは、図4(a)に示した第2加工位置から図3(a)に示した第1加工位置に移動し、再び、第1工程が実行される。また、第1工程において、上述した加工サイクルが実行されると、上刃UHは、図3(a)に示した第1加工位置から図4(a)に示した第2加工位置に移動し、再び、第2工程の加工サイクルが実行される。このようにして、第1工程と第2工程とが繰り返し実行されることにより、図2(a),(b)に示したようなメタルラスMRが成形される。
ところで、メタルラスMRの成形に際しては、引き伸ばし加工後(除荷後)の弾性力による形状変化すなわちスプリングバックが発生することを考慮する必要がある。すなわち、成形したメタルラスMRにスプリングバックが発生すると、成形品としてのコレクタ12に反りが生じる。そして、この反りを矯正するためには、例えば、焼鈍工程などを設ける必要がある。
このように、メタルラスに発生するスプリングバックに関し、本願発明者等は、種々の実験を繰り返すことによって、成形したメタルラスに発生するスプリングバックを詳細に調査した。その結果、下型に設けた刃の形状を平面状としてメタルラスを成形すると、金属製の薄板の板幅方向すなわち成形したメタルラスの板幅方向に沿って、成形部位のスプリングバック量が大きくなることを見出した。
これは、メタルラス成形時において、金属製の薄板の板幅方向に沿って同板を拘束する力が次第に小さく(弱く)なり、上刃による引き伸ばし加工力に差異が生じているためと推定される。このため、メタルラスの両端位置における成形部位においては、引き伸ばし量が小さくなって弾性変形し易くなり、言い換えれば、塑性変形量が小さくなり、その結果、スプリングバック量が大きくなると考えられる。そして、このようにスプリングバック量が不均一になると、例えば、図5に示すように、メタルラスの板幅方向に沿って反りが発生する。
このことに基づき、本実施形態のメタルラス成形装置Rにおいては、下型の支持面すなわち刃形状として、金属製の薄板Zの板幅方向の略中央部分が最下点となるような湾曲形状を採用する。これにより、図6に概略的に示すように、金属製の薄板Zの板幅方向の略中央部分における引き伸ばし加工量が相対的に小さく、金属製の薄板Zの板幅方向端部に向けて引き伸ばし加工量が相対的に大きくなる。ここで、引き伸ばし加工量の相対差は、実験的に確認されたスプリングバック量を考慮して決定されるものである。
そして、上刃UHによる金属製の薄板Zの引き伸ばし加工の加工量を金属製の薄板Zの板幅方向にて異ならせることにより、スプリングバック量が大きくなる板幅方向端部における加工量を大きくすることができる。このため、弾性力による変形量を小さくでき、スプリングバックの発生に伴う反りを生じにくくできる。これにより、メタルラスMRの成形後に、反りを矯正するための工程、例えば、焼鈍工程などを廃止することができる。したがって、メタルラスMRの成形に係るコストを大幅に低減することができる。
そして、このように成形されたメタルラスMRは、例えば、固体高分子型燃料電池のセパレータを構成するコレクタとして採用することができる。以下、メタルラスMRを固体高分子型燃料電池に採用した場合を具体的に説明する。
図7は、燃料電池用セパレータ10(以下、単にセパレータ10という)を用いて構成された単セルを概略的に示した断面図である。この単セルは、2つのセパレータ10と、これらセパレータ10間に配置されて積層されるフレーム20およびMEA30(Membrane−Electrode Assembly:膜−電極アッセンブリ)とから構成される。そして、この単セルを複数積層することによって固体高分子型燃料電池のスタックが形成され、各単セルに対して例えば水素ガスと空気が導入されと、MEA30にて電極反応が進行する。これにより、固体高分子型燃料電池は、電気を発電して外部に出力することができる。
セパレータ10は、例えば、略正方形の平板状に形成されて燃料電池スタック内に導入されたガスの混流を防ぐセパレータ本体11と、外部から供給された燃料ガスまたは酸化剤ガスを適切に拡散させてMEA30に導入するとともに電極反応によって発電された電気を集電するコレクタ12とから構成される。ここで、コレクタ12は、上述したメタルラス成形装置Rによって成形されたメタルラスMRを所定の寸法となるように切断されたものである。
そして、コレクタ12は、その一面側にて、セパレータ本体11に対して一体的に固設されて、セパレータ10を形成する。このコレクタ12の固設について、以下に簡単に説明する。コレクタ12は、セパレータ本体11の略中央部分に配置される。そして、セパレータ本体11とコレクタ12との接触部分は、例えば、ロー付け工法により、金属的に接合されて一体的に固設される。
具体的に説明すると、まず、コレクタ12に対して、例えば、銅やニッケルなどのペースト状のロー材を塗布する。そして、ロー材を塗布したコレクタ12をセパレータ本体11の所定位置に仮止めする。このとき、コレクタ12は、上述したように、スプリングバックの発生が極めて効果的に抑制されたメタルラスMRから形成されるものであり、反りが少ないため、セパレータ本体11に対して極めて良好に接触した状態で仮止めされる。次に、還元ガス雰囲気中にて、仮止めしたセパレータ本体11とコレクタ12とを所定温度で所定時間だけ加熱し、その後冷却する。これにより、セパレータ本体11とコレクタ12とが金属的に接合されて一体的に固設される。
一方、コレクタ12は、単セル形成時において、その他面側にて、フレーム20に形成された貫通孔を介してMEA30と接触する。このMEA30との接触においても、コレクタ12は、反りの小さいメタルラスMRから形成されるため、MEA30に対して極めて良好に接触することができる。したがって、MEA30で発電された電気を集電する際の抵抗(集電抵抗)を極めて小さくすることができ、発電された電気を効率よくすなわち集電効率を向上させて集電することができる。
以上の説明からも理解できるように、この第1実施形態によれば、金属製の薄板Zに対して網目状の貫通孔を成形する際に発生するスプリングバックを考慮して、メタルラス成形装置Rの下刃SHを湾曲形状とし、メタルラスMRを成形することができる。これにより、スプリングバックの発生に起因して生じるメタルラスMRの好ましくない変形、例えば、反りの発生などを良好に低減することができる。したがって、発生した好ましくない変形を矯正するために、別途工程(例えば、焼鈍工程など)を設けて実施する必要がなくなり、その結果、メタルラスMRの製造に係るコストを大幅に低減することができる。
また、このように製造されるメタルラスMRを燃料電池の構成部品(コレクタ12)に採用することにより、燃料電池の製造コストを低減可能であることはいうまでもなく、燃料電池の発電効率を向上させることができる。すなわち、メタルラスMRを用いることによって、コレクタ12自体の反りを極めて小さくすることができる。このため、セパレータ本体11との金属的な接合状態を極めて良好に確保できるとともに、MEA30との接触状態も極めて良好に確保できる。したがって、MEA30によって発電された電気を効率よく集電して外部に出力することができるため、燃料電池の発電効率を大幅に向上させることができる。
b.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について詳細に説明する。上記第1実施形態においては、メタルラス成形装置Rの下刃SHにおける金属製の薄板Zの支持面を湾曲形状として実施した。これにより、スプリングバック量が大きくなる金属製の薄板Zの板幅方向の端部近傍の引き伸ばし加工量を大きく確保でき、スプリングバックの発生に伴うメタルラスMRの反りなど好ましくない変形を極めて小さくするようにした。
これに対して、この第2実施形態においては、スプリングバック量が大きくなる金属製の薄板Zの板幅方向の端部近傍の引き伸ばし加工量を大きく確保するために、可動型が有する刃列を形成する各刃の突出量を湾曲状に変化させて実施する。以下、この第2実施形態を具体的に説明するが、上記第1実施形態と同一部分に同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第2実施形態に係るメタルラス成形装置R’も、図8(a)に示すように、金属製の薄板Zを順次所定の加工ピッチずつ送り供給するための送りローラORと、成形時に金属製の薄板Zを適切に固定するための押え機構OKとを備えている。そして、メタルラス成形装置R’においては、供給された金属製の薄板Zに順次せん断加工するとともに引き伸ばし加工して網目状の貫通孔を千鳥配置に成形する刃型H’を備えている。なお、この第2実施形態においても、金属製の薄板Zは、所定の長さに予め切断された板材であってもよいし、コイル状に巻き取られたコイル材であってもよい。
刃型H’は、供給された金属製の薄板Zを支持可能な直線状の下刃SH’を有して図示省略のベースに固定される固定型としての下型と、複数の突出した刃の刃列として形成される上刃UH’を有して金属製の薄板Zの板厚方向(図8(a)にて上下方向)および金属製の薄板Zの板幅方向(図8(a)にて紙面垂直方向)に移動可能な可動型としての上型とから構成される。そして、図8(b)に示すように、上刃UH’は、金属製の薄板Zに対して、せん断加工により千鳥配置に切れ目を形成するとともに引き伸ばし加工により略菱形の貫通孔を形成するために、複数の略三角形状とされた刃を直列に配置した刃列から形成されている。そして、刃列を形成する略三角形状の刃の突出量は、図8(b)に示すように、金属製の薄板Zの板幅方向の両端部に対応する位置に配置された刃の突出量が最大となる湾曲状に変化するようになっている。
そして、この第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、メタルラス成形装置R’がメタルラス成形工程の第1工程および第2工程を順次繰り返し行うことによって、図2に示したメタルラスMRを成形する。すなわち、メタルラス成形装置R’は、図9(a)に示す第1工程において、上刃UH’が第1加工位置にある状態で、送りローラORによって金属製の薄板Zが所定の加工ピッチだけ刃型H’に送られる。そして、図9(b)に示すように、上刃UH’は、下刃SH’方向すなわち金属製の薄板Zの板厚方向へ降下し、下刃SH’とともにその略三角形状の刃によって金属製の薄板Zの一部をせん断して千鳥配置となる切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UH’は最下点位置まで降下し、同上刃UH’の刃と接触している金属製の薄板Zを下方に引き伸ばす。その後、図9(c)に示すように、上方の原位置すなわち第1加工位置まで復帰する。これにより、金属製の薄板Zの加工部分は、上刃UH’の刃形状が転写された状態となる。
また、メタルラス成形装置R’は、第1工程を実行すると、引き続き、第2工程を実行する。すなわち、第2工程においては、図10(a)に示すように、まず、上刃UH’が第2加工位置に移動する。そして、上刃UH’が第2加工位置にある状態で、送りローラORによって金属製の薄板Zが加工ピッチだけ刃型H’に送られる。そして、図10(b)に示すように、上刃UH’は、下刃SH’方向すなわち金属製の薄板Zの板厚方向へ降下し、下刃SH’とともにその略三角形状の刃によって金属製の薄板Zの一部をせん断して千鳥配置となる切れ目を加工する。さらに続けて、上刃UH’は最下点位置まで降下し、同上刃UH’の刃と接触している金属製の薄板Zを下方に引き伸ばす。その後、図10(c)に示すように、上方の原位置すなわち第2加工位置まで復帰する。これにより、金属製の薄板Zの加工部分は、上刃UH’の刃形状が転写された状態となる。
そして、この第2実施形態においても、第2工程における加工サイクルが実行された後、上刃UH’は、図10(a)に示した第2加工位置から図9(a)に示した第1加工位置に移動し、再び、第1工程が実行される。また、第1工程において、上述した加工サイクルが実行されると、上刃UH’は、図9(a)に示した第1加工位置から図10(a)に示した第2加工位置に移動し、再び、第2工程の加工サイクルが実行される。このようにして、第1工程と第2工程とが繰り返し実行されることにより、図2(a),(b)に示したようなメタルラスMRが成形される。
ところで、この第2実施形態においては、上刃UH’の刃列を形成する刃の突出量が金属製の薄板Zの板幅方向にて湾曲状に変化するように、より具体的には、金属製の薄板Zの板幅方向の両端部に対応する位置に配置された刃の突出量が最大となる湾曲状に変化するように形成されている。これにより、メタルラス成形装置R’においても、図11に概略的に示すように、金属製の薄板Zの板幅方向の略中央部分における引き伸ばし加工量が相対的に小さく、金属製の薄板Zの板幅方向に向けて引き伸ばし加工量が相対的に大きくなる。ここで、引き伸ばし加工量の相対差は、実験的に確認されたスプリングバック量を考慮して決定されるものである。
そして、上刃UH’による金属製の薄板Zの引き伸ばし加工の加工量を金属製の薄板Zの板幅方向にて異ならせることにより、スプリングバックの発生に伴う反りを生じにくくし、焼鈍工程などの反り矯正工程を廃止することができる。したがって、この第2実施形態においても、メタルラスMRの成形に係るコストを大幅に低減することができる。
また、この第2実施形態におけるメタルラス成形装置R’によって成形されるメタルラスMRも、上記第1実施形態と同様に、固体高分子型燃料電池のセパレータ10を構成するコレクタ12として採用することができる。そして、この場合も、メタルラスMRを用いたコレクタ12の反りが極めて小さいため、セパレータ本体11とコレクタ12との接触状態およびMEA30とコレクタ12との接触状態を極めて良好に確保できる。したがって、この場合においても、MEA30で発電された電気を集電する際の集電抵抗を極めて小さくすることができ、発電された電気を効率よくすなわち集電効率を向上させて集電することができる。
以上の説明からも理解できるように、この第2実施形態によれば、金属製の薄板Zに対して網目状の貫通孔を成形する際に発生するスプリングバックを考慮して、メタルラス成形装置R’の湾曲状の刃列を有する上刃UH’を用いてメタルラスMRを成形することができる。これにより、この第2実施形態においても、スプリングバックの発生に起因して生じるメタルラスMRの好ましくない変形、例えば、反りの発生などを良好に低減することができる。したがって、発生した好ましくない変形を矯正するために、別途工程(例えば、焼鈍工程など)を設けて実施する必要がなくなり、その結果、この第2実施形態においても、メタルラスMRの製造に係るコストを大幅に低減することができる。
また、この第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、メタルラスMRを燃料電池の構成部品(コレクタ12)に採用することにより、燃料電池の製造コストを低減可能であることはいうまでもなく、燃料電池の発電効率を向上させることができる。すなわち、メタルラスMRを用いてコレクタ12を製造することによってコレクタ12自体の反りを極めて小さくすることができるため、セパレータ本体11との金属的な接合状態を極めて良好に確保できるとともに、MEA30との接触状態も極めて良好に確保できる。したがって、MEA30によって発電された電気を効率よく集電して外部に出力することができるため、燃料電池の発電効率を大幅に向上させることができる。
本発明の実施にあたっては、上記第1および第2実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第1および第2実施形態においては、金属製の薄板Zの板幅方向の両端部分における引き伸ばし加工量が大きくなるように、下刃SHを湾曲形状としたり、上刃UH’の刃列を湾曲状として実施した。これは、0.1mm程度の板厚を有する金属製の薄板Zを用いてメタルラスMRを成形する場合には、金属製の薄板Zの板幅方向の両端部分におけるスプリングバックが大きくなることから、このスプリングバックを小さくしてメタルラスMRの反りなどを低減するためである。したがって、成形条件の変更に伴って、スプリングバックが大きく発生する部位が予め想定される場合には、同想定される部位の引き伸ばし加工量が大きくなるように、下刃SHの湾曲形状や湾曲状の上刃UH’の刃列を適宜変更して実施することも可能である。
また、上記第1および第2実施形態においては、上刃SHおよび上刃SH’の刃列を形成する刃の形状を略三角形状とし、メタルラスMRの成形される貫通孔形状を略菱形として実施した。しかし、メタルラスの成形される貫通孔形状は、例えば、図12,13に示すような他の多角形形状を採用可能であることはいうまでもない。この場合には、メタルラスの貫通孔形状に合わせて、上刃SHおよび上刃SH’の刃列を形成する刃の形状を、例えば、台形状などとして実施すればよい。
そして、このような多角形形状の貫通孔を成形する場合であっても、板幅方向の両端部近傍における貫通孔の開口寸法が板幅方向の略中央部近傍における貫通孔の開口寸法よりも大きくすることができる。これにより、スプリングバックの発生による反りなどの好ましくない変形を大幅に低減することができる。
さらに、上記第1および第2実施形態においては、メタルラスMRを燃料電池のコレクタ12に採用可能であることを説明した。そして、この場合、セパレータ本体11に対してコレクタ12を金属的に接合して実施することを説明した。しかし、メタルラス成形装置Rおよびメタルラス成形装置R’によって成形されるメタルラスMRすなわちコレクタ12は、反りなど好ましくない変形が効果的に低減されるため、セパレータ本体11とコレクタ12との金属的な接合を省略することが可能である。このように、金属的な接合を省略した場合であっても、セパレータ本体11とコレクタ12との接触状態を極めて良好に確保できるため、MEA30によって発電された電気を効率よく外部に出力することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態に係るメタルラス成形装置の構成を説明するための概略図であり、(b)は、(a)の下刃および上刃の形状を説明するための図である。 (a),(b)は、図1のメタルラス成形装置によって成形されるメタルラスを説明するための図である。 (a)〜(c)は、図1のメタルラス成形装置がメタルラスを成形する第1工程を説明するために概略的に示した図である。 (a)〜(c)は、図1のメタルラス成形装置がメタルラスを成形する第2工程を説明するために概略的に示した図である。 従来の工法によってメタルラスを製造した場合に発生する反りを説明するための図である。 図1のメタルラス成形装置の下刃と上刃とによる金属製の薄板に対する加工状態を示し、金属製の薄板の板幅方向における加工量の差を説明するための概略図である。 メタルラスから形成されるコレクタを用いて構成した固体高分子型燃料電池を構成する単セルを示す概略図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係るメタルラス成形装置の構成を説明するための概略図であり、(b)は、(a)の下刃および上刃の形状を説明するための図である。 (a)〜(c)は、図8のメタルラス成形装置がメタルラスを成形する第1工程を説明するために概略的に示した図である。 (a)〜(c)は、図8のメタルラス成形装置がメタルラスを成形する第2工程を説明するために概略的に示した図である。 図8のメタルラス成形装置の下刃と上刃とによる金属製の薄板に対する加工状態を示し、金属製の薄板の板幅方向における加工量の差を説明するための概略図である。 本発明に係るメタルラス成形装置によって成形可能なメタルラスを説明するための図である。 本発明に係るメタルラス成形装置によって成形可能なメタルラスを説明するための図である。
符号の説明
10…燃料電池用セパレータ、11…セパレータ本体、12…コレクタ、20…フレーム、30…MEA、R,R’…メタルラス成形装置、SH,SH’…下刃、UH,UH’…上刃、OR…送りローラ、OK…押さ機構、Z…金属製の薄板、MR…メタルラス

Claims (4)

  1. 金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を網目状に成形する網目状貫通孔成形装置において、
    金属製の薄板を所定の加工ピッチずつ供給する供給機構と、
    前記供給された金属製の薄板を同薄板の板幅方向にて支持可能な刃であって、前記金属製の薄板を支持する支持面が湾曲形状に形成された刃を有する固定型と、
    前記供給された金属製の薄板の板幅方向に直列に配置された複数の突出した刃から形成される刃列を有して、同刃列を前記金属製の薄板の板厚方向に進退動させて前記固定型の刃とにより前記金属製の薄板をせん断するとともに同せん断した部分を引き伸ばして貫通孔を成形し、前記刃列を前記金属製の薄板の板幅方向に往復動させて前記貫通孔を千鳥配置に成形する可動型とを備えた網目状貫通孔成形装置。
  2. 請求項1に記載した網目状貫通孔成形装置において、
    前記固定型の刃の湾曲形状は、
    前記金属製の薄板の板幅方向の略中央部分にて、前記供給された金属製の薄板と前記刃の支持面との間の前記金属製の薄板の板厚方向の距離が最大となる湾曲形状であることを特徴とする網目状貫通孔成形装置。
  3. 金属製の薄板に所望形状の多数の貫通孔を千鳥配置に成形する網目状貫通孔成形装置において、
    金属製の薄板を所定の加工ピッチずつ供給する供給機構と、
    前記供給された金属製の薄板を同薄板の板幅方向にて支持可能な直線状の刃を有する固定型と、
    前記供給された金属製の薄板の板幅方向にて直列に配置された複数の突出した刃から形成される刃列であって、前記複数の突出した刃の突出量が前記金属製の薄板の板厚方向にて順に湾曲状に変化する刃列を有して、同刃列を前記金属製の薄板の板厚方向に進退動させて前記固定型の刃とにより前記金属製の薄板をせん断するとともに同せん断した部分を引き伸ばして貫通孔を成形し、前記刃列を前記金属製の薄板の板幅方向に往復動させて前記貫通孔を千鳥配置に成形する可動型とを備えた網目状貫通孔成形装置。
  4. 請求項1に記載した網目状貫通孔成形装置において、
    前記可動型の刃列は、
    前記刃列を形成する複数の突出した刃のうち、前記金属製の薄板の板幅方向の両端部に対応する位置に配置された刃の突出量が最大となるように湾曲状に変化する刃列であることを特徴とする網目状貫通孔成形装置。
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