JP2008061207A - 接点入力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】閾値電圧設定回路の開放故障に対するフェールセーフ性を確保しつつ、接点の接触信頼性の向上を図ることのできる接点入力回路を提供する。
【解決手段】(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に抵抗器R1とR3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とを順方向にして直列接続し、R1とR3の接続点と(−)入力端子12との間に、抵抗器R2と第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とを順方向かつ直列に接続し、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1により出力信号の出力回路を構成し、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、接点の開閉状態を示す入力信号を取り込むための接点入力回路に関する。
駅構内などで列車運行の安全を確保する電子連動装置は、転てつ機や信号機など遠隔の現場機器からその動作状態(現場機器が有するリレー接点の開閉状態)を示す入力信号を入力し、該入力信号が示す現場機器の動作状態に基づいて安全確保のための論理処理を行なっている。かかる電子連動装置では、故障が発生しても該故障によって乗客が危険な事態に陥らないようにするフェールセーフ対策が施されており、現場機器の動作状態を入力する入力回路においても、フェールセーフな入力が求められる。
たとえば、特許文献1に開示されたフェールセーフ入力回路(図3参照)では、ノイズの影響を受け難くするために、閾値電圧以下を不感知とするための閾値電圧設定回路を介して現場機器からの入力信号を取り込むと共に、閾値電圧設定回路が正常に動作しているか否かを検査する機能を備えている。
詳細には、図示しないリレー接点の閉成により入力条件が成立して(+)入力端子1と(−)入力端子2との間に順方向の電圧が印加されたときに、検査信号入力端子3から入力されるフェールセーフ検査信号により、第1フォトカプラP1がオン制御されると、第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトトランジスタ→第2フォトカプラP2のフォトダイオードの経路で入力電流が流れて、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタがオン状態になる。その結果、第1抵抗器R1→第3抵抗器R3→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタ→第3フォトカプラP3のフォトダイオードの経路にも電流が流れて、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタがオン状態になり、入力条件の成立を示す出力信号が出力端子4から出力される。このとき、フェールセーフ検査信号により第1フォトカプラP1をオン/オフ制御すると、これに一致して出力信号もオン/オフすることになる。
一方、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3とで構成された閾値電圧設定回路において、第3抵抗器R3の開放状態による故障が生じたときは、閾値電圧設定回路が機能しなくなってノイズの影響を受けやすくなるところ、この回路では、第3抵抗器R3が開放状態になると、第3抵抗器R3→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタ→第3フォトカプラP3のフォトダイオードの経路に電流が流れなくなり、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタがオフになる。その結果、フェールセーフ検査信号により第1フォトカプラP1をオン/オフ制御しても出力信号は変化しなくなる。したがって、フェールセーフ検査信号による第1フォトカプラP1のオン/オフ制御に一致して出力信号がオン/オフするときは、入力条件が成立し、かつ、閾値電圧設定回路が正常であることを認識でき、正確でフェールセーフな入力を可能にしている。
特開平8−80851号公報
しかしながら、特許文献1に開示された回路では、フェールセーフ検査信号がパルス的にオン制御された時以外は(+)(−)入力端子1、2に接続された図示しない接点に電流が流れない。そのため、常時、接点に電流を流して接点表面の酸化被膜や硫化被膜を破壊して接触抵抗を増大させないようにするという、所謂、接点ウェッティングの効果を得ることができず、接触不良の可能性を低減して信頼性を高めるという観点からは問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障に対するフェールセーフ性を確保しつつ、接点の接触信頼性の向上を図ることのできる接点入力回路を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]接点の開閉状態を示す入力信号を入力するための接点入力回路において、
前記入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
検査信号が入力される検査信号入力端子と、
前記接点の開閉状態を示す出力信号を出力するための出力端子と、
前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
を備え、
前記第2回路部は、第2抵抗器と、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記出力端子に前記出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記検査信号入力端子から入力される前記検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第1フォトカプラのフォトダイオードと前記第2フォトカプラのフォトトランジスタと前記第3フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第1ダイオードとを有し、
前記第1回路部は、第3抵抗器と、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとを直列に接続して有すると共に、前記第3フォトカプラのフォトダイオードに対して並列かつ逆方向に接続された第2ダイオードを有する
ことを特徴とする接点入力回路。
上記発明では、第1抵抗器および第3抵抗器は、ノイズの影響を排除するための閾値電圧設定回路を構成する。接点が閉じて(+)(−)入力端子間に順方向電圧(入力信号)が印加されると、(+)(−)入力端子間に直列に接続された第1抵抗器と第3抵抗器と第3フォトカプラのフォトダイオードとで構成される経路に常時、電流が流れ、接点信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、第3フォトカプラのフォトダイオードに上記の電流が流れることによって、第3フォトカプラのフォトトランジスタはオンになり、この状態で、検査信号により第2フォトカプラのフォトトランジスタをオン/オフ制御すると、第1フォトカプラのフォトトランジスタで構成された出力回路から出力端子へ出力される出力信号が、検査信号のオン/オフに応じてオン/オフ変化する。一方、(+)(−)入力端子間に順方向電圧(入力信号)が印加されないとき、または第3抵抗器の開放状態による故障時には、第3フォトカプラのフォトトランジスタはオフになるので、検査信号をオン/オフ制御しても、出力信号は変化しない。
したがって、検査信号のオン/オフ制御に対応して出力信号がオン/オフ変化するときは、第3抵抗器に開放故障がなく、かつ(+)(−)入力端子間に順方向電圧(入力信号)が印加されていると判定でき、閾値電圧設定回路の抵抗器の開放故障が生じた場合でもフェールセーフな入力が確保される。なお、直列接続される第1抵抗器と第1回路部の並び順や、第1回路部内および第2回路部内で直列接続される各素子や抵抗器の並び順は、任意でよい。
[2]前記フォトカプラに代えて、フォトモスリレーなどの光半導体素子を使用した
ことを特徴とする[1]に記載の接点入力回路。
上記発明では、第1、第2、第3フォトカプラのいずれか1つ以上をフォトモスリレーなどの光半導体素子に置き換えた接点入力回路が構成される。
本発明に係わる接点入力回路によれば、閾値電圧設定回路を構成する抵抗器の開放故障に対するフェールセーフ性が確保されると共に、入力条件が成立しているときは、検査信号のオン/オフにかかわらず、常時、接点に電流が流れるので、接点ウェッティングの効果により接点の接触信頼性を向上させることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係わる接点入力回路10の構成を示す回路図であり、図2は、本発明の一実施の形態に係わる接点入力回路10の接続状態を示すブロック図である。
図2に示すように、接点入力回路10は、転てつ機や信号機など遠隔の現場機器(遠隔リレー装置)21から、該遠隔リレー装置21が有する接点22の開閉状態を示す入力信号が入力される(+)入力端子11および(−)入力端子12と、電子連動装置30から検査信号が入力される検査信号入力端子13と、接点22の開閉状態を示す出力信号を電子連動装置30へ出力するための出力端子14を備えており、(+)入力端子11および(−)入力端子12は入力回線23を通じて遠隔リレー装置21に接続され、検査信号入力端子13および出力端子14はそれぞれ電子連動装置30に接続される。
接点22は、リレー接点など実際に接点を接触させて導通を図るものである。(+)入力端子11、(−)入力端子12間に接続される外部回路は、1または2以上の接点22と直流電源とを備えており、接点22が閉成して入力条件が成立したとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向電圧を印加するようになっている。
接点入力回路10は、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1および第1回路部と、第1回路部と並列に接続された第2回路部とを備えている。第2回路部は、第2抵抗器R2と、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と、第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とを、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にして直列接続して有すると共に、出力端子14に出力信号を出力するための出力回路を第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1によって構成し、さらに検査信号入力端子13から入力される検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路と、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された逆方向電流阻止用の第1ダイオードD1とを有している。
第1回路部は、第3抵抗器R3と、(+)入力端子11および(−)入力端子12の極性に対して順方向にされた第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とを直列に接続して有すると共に、第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に対して並列かつ逆方向に接続された逆方向電流阻止用の第2ダイオードD2を有している。
より詳細には、図1に示す回路例では、(+)入力端子11に第1抵抗器R1の一端が接続され、第1抵抗器R1の他端に第2抵抗器R2が接続され、第1抵抗器R1と第2抵抗器R2の接続点に第3抵抗器R3の一端が接続されている。また、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードは第2抵抗器R2の他端に接続されている。第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1のコレクタは出力端子14および抵抗器R4を介して電源に接続され、エミッタは接地されており、出力信号の出力回路をなしている。第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタは第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のカソードに接続されている。第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2のアノードは抵抗器R5を介して電源に接続され、カソードは検査信号入力端子13に接続されており、検査信号に応じて第2フォトカプラP2のフォトダイオードPd2に順方向電流を流すための入力回路をなしている。
第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードは第3抵抗器R3の他端と接続され、カソードは(−)入力端子12に接続されている。また、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のコレクタは第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のエミッタに接続され、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3のエミッタは(−)入力端子12に接続されている。さらに第1ダイオードD1のカソードは第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1のアノードに接続され、第1ダイオードD1のアノードは(−)入力端子12に接続されている。第2ダイオードD2のカソードは第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3のアノードに接続され、第2ダイオードD2のアノードは(−)入力端子12に接続されている。
第2抵抗器R2と第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2と第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3とは、(+)入力端子11と(−)入力端子12の極性に対して順方向となるようにして直列接続されればよく、直列接続の並び順は任意でよい。同様に、直列接続された第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3との並び順を入れ替えてもかまわない。さらに、直列接続された第1抵抗器R1と第1回路部の並び順を変更してもかまわない。
接点入力回路10において、第1抵抗器R1と第3抵抗器R3は、閾値電圧設定回路をなしており、入力回線23に誘起されるノイズによって(+)入力端子11、(−)入力端子12間に発生するノイズ電圧(N)に対して誤動作しないように、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1の順方向電圧降下(VF≒1.2V)と第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2のコレクタ−エミッタ間飽和電圧(VCE≒0.2V)による回路の閾値電圧(VH=VF+VCE ≒1.4V)程度に、ノイズ電圧(N)をR3/(R1+R3)に分圧する機能を果たす。
また、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に所定の定格電圧(E)が印加された場合に、接点入力回路10の安定動作に必要な規定の電流(I=E/(R1+R3))を流すための負荷として機能する。
第2抵抗器R2は、第2フォトカプラP2がオンしたときに第1抵抗器R1に流れる電流を、第3抵抗器R3と第2抵抗器R2にほぼ均等に分流させるために設けてある。すなわち、第2抵抗器R2がないと、第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3には、第2フォトカプラP2のVCE(≒0.2V)による電圧降下と等しい電流しか流れなくなるため、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3の吸い込み電流が減少し、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に規定の電流を流せなくなって回路の動作が不安定になるので、第2抵抗器R2を設けてある。
次に、接点入力回路10の動作を説明する。
遠隔リレー装置21の接点22が閉成(接点がメークして入力条件が成立)すると、入力回線23を介して接点入力回路10の(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に順方向の電圧(入力信号)が印加される。このとき、(+)入力端子11と(−)入力端子12との間に直列に接続された第1抵抗器R1と第3抵抗器R3と第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3とで構成される経路に常時、電流が流れ、接点22の接点信頼性を維持するための接点ウェッティングがなされる。
また、上記の電流が第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に流れることによって、第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3はオンになる。この状態で、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオン制御されると、第1抵抗器R1→第2抵抗器R2→第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1→第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2→第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3の経路で電流が流れ、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオンになり、出力端子14にローレベルの出力信号が出力される。
また、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2がオフ制御されると、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流が流れなくなって第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1がオフになり、出力端子14からハイレベルの出力信号が出力される。したがって、検査信号により第2フォトカプラP2のフォトトランジスタPt2をオン/オフ制御すると、該検査信号のオン(ローレベル)/オフ(ハイレベル)に対応して、出力信号がローレベルとハイレベルに変化する。
一方、入力条件が成立せず、(+)入力端子11と(−)入力端子12の間に順方向の電圧が印加されないとき、または第3抵抗器R3の開放状態による故障時には、第3フォトカプラP3のフォトダイオードPd3に電流が流れないので第3フォトカプラP3のフォトトランジスタPt3はオフになり、検査信号により第2フォトカプラP2をオン/オフ制御しても、第1フォトカプラP1のフォトダイオードPd1に電流は常に流れず、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1が常にオフになり、出力信号はハイレベルに固定される。
したがって、電子連動装置30は、検査信号をオン/オフ制御したとき、これに対応して出力信号がローレベルとハイレベルとに変化する場合は、第3抵抗器R3の開放状態による故障がなく、かつ入力条件が成立(接点が閉成)していると判定することができる。すなわち、第3抵抗器R3の開放故障が発生して、閾値電圧が正しく設定されない状態では、出力信号はハイレベルに固定されるので、第3抵抗器R3の開放故障時に発生したノイズを入力条件の成立として誤認識することが防止され、遠隔リレー装置21の接点22の閉成(入力条件の成立)を示す正確な真の動作情報を電子連動装置30に入力することができる。
なお、電子連動装置30は、入力条件が不成立(接点22の開放)の場合に安全側に動作するようにフェールセーフ対策が施されており、接点入力回路10は、第3抵抗器R3の故障時などは入力条件の不成立を示す出力信号を出力するので、接点入力回路10は、電子連動装置30に対して接点の動作状態のフェールセーフな入力を与えている。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、第1フォトカプラP1のフォトトランジスタPt1で構成した出力回路は、エミッタを接地し、コレクタ側を抵抗器R4を介して電源に接続したコレクタ負荷型としたが、コレクタを電源に接続し、抵抗器を介してエミッタを接地し、エミッタと抵抗器との接続点から出力信号を出力するエミッタ負荷型にしてもよい。
さらに、第1、第2、第3のフォトカプラP1、P2、P3の何れか1つ以上に代えて、フォトモスリレーなどの他の種類の光半導体素子を使用してもよい。
本発明の一実施の形態に係わる接点入力回路の回路図である。 本発明の一実施の形態に係わる接点入力回路の接続状態を示すブロック図である。 従来のフェールセーフ入力回路の回路図である。
符号の説明
D1…第1ダイオード
D2…第2ダイオード
P1…第1フォトカプラ
Pt1…第1フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd1…第1フォトカプラのフォトダイオード
P2…第2フォトカプラ
Pt2…第2フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd2…第2フォトカプラのフォトダイオード
P3…第3フォトカプラ
Pt3…第3フォトカプラのフォトトランジスタ
Pd3…第3フォトカプラのフォトダイオード
R1…第1抵抗器
R2…第2抵抗器
R3…第3抵抗器
R4、R5…抵抗器
10…接点入力回路
11…(+)入力端子
12…(−)入力端子
13…検査信号入力端子
14…出力端子
21…遠隔リレー装置
22…接点
23…入力回線
30…電子連動装置

Claims (2)

  1. 接点の開閉状態を示す入力信号を入力するための接点入力回路において、
    前記入力信号が入力される(+)入力端子および(−)入力端子と、
    検査信号が入力される検査信号入力端子と、
    前記接点の開閉状態を示す出力信号を出力するための出力端子と、
    前記(+)入力端子と前記(−)入力端子との間に直列に接続された第1抵抗器および第1回路部と、
    前記第1回路部に並列に接続された第2回路部と
    を備え、
    前記第2回路部は、第2抵抗器と、第1フォトカプラのフォトダイオードと、第2フォトカプラのフォトトランジスタと、第3フォトカプラのフォトトランジスタとを前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にして直列に接続して有すると共に、前記第1フォトカプラのフォトトランジスタにより前記出力端子に前記出力信号を出力するための出力回路を構成し、さらに前記検査信号入力端子から入力される前記検査信号に応じて前記第2フォトカプラのフォトダイオードに順方向電流を流すための入力回路と、前記第1フォトカプラのフォトダイオードと前記第2フォトカプラのフォトトランジスタと前記第3フォトカプラのフォトトランジスタとを直列に接続したものに対して並列かつ逆方向に接続された第1ダイオードとを有し、
    前記第1回路部は、第3抵抗器と、前記(+)入力端子および(−)入力端子の極性に対して順方向にされた前記第3フォトカプラのフォトダイオードとを直列に接続して有すると共に、前記第3フォトカプラのフォトダイオードに対して並列かつ逆方向に接続された第2ダイオードを有する
    ことを特徴とする接点入力回路。
  2. 前記フォトカプラに代えて、フォトモスリレーなどの光半導体素子を使用した
    ことを特徴とする請求項1に記載の接点入力回路。
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