JP2008060940A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】タイムスロット数を超える子機の追加設置に際する手間を省く。
【解決手段】
追加設置しようとする子機1−3の電源をオンとした時に、子機1−3から親機2へ応答要求を送る。親機2は、子機1−3からの応答要求に応えて、子機1−3に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、親機2から子機1−3に空きスロットがない旨を通知する。子機1−3は、親機2からの空きスロットがない旨の通知を受けると、ランダム送信を開始する。このランダム送信により、周期T毎に、その周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスして計測データが送信され、割り当て可能なタイムスロットが存在しなくても、子機1−3から親機2へ計測データが送られるようになる。
【選択図】 図4

Description

この発明は、無線によってデータの送受信を行う親機と子機との間の無線通信システムに関するものである。
従来より、この種の無線通信システムとして、図15に示すようなワイヤレスセンサシステムが用いられている(例えば、特許文献1参照)。同図において、1(1−1〜1−n)は子機(送信機)、2は親機(受信機)、3はコントローラであり、子機1は親機2に無線回線によって接続される。子機1としては温度センサや湿度センサ、流量計、電力量計などのワイヤレスセンサが用いられる。親機2は、子機1からの計測データを受信し、コントローラ3に転送する。コントローラ3は、この計測データをもとに制御演算を行い、VAV(可変風量調節ユニット)やFCU(ファンコイルユニット)などの空調設備の制御を行う。
このような無線通信システムにおいて、子機1は、電池で駆動することが要求される。ここで、単純なCSMA/CA方式(搬送波感知多重アクセス/衝突回避方式)によりデータ送信を行おうとすると、キャリアセンス(他の子機が送信中でないか否かを確認してからデータを送信する処理)に要する時間のオーバヘッドが高く、消費電力が増大する。
そこで、特許文献2では、子機1−1〜1−nからの計測データの送信タイミングをタイムスロットにより管理し、キャリアセンスを行うことなく計測データを送信することで、消費電力を抑えるようにしている。すなわち、周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとし、このタイムスロットを親機2より子機1−1〜1−nへ割り当てるようにしている。これにより、子機1−1〜1−nが自己に割り当てられたタイムスロット毎に計測データを送信し、子機1−1〜1−nからの計測データが衝突することなく親機2において周期T毎に受信される。以下、このタイムスロット毎のデータ送信方式をタイムスロット管理方式と呼ぶ。
特開平8−130783号公報 特開2006−140821号公報
〔課題1〕
しかしながら、上述したタイムスロット管理方式では、周期Tを時分割して定められるタイムスロット数TXを超える子機を設置した場合、子機に割り当てるタイムスロットが存在しなくなる。例えば、図15において、タイムスロット数をnとし、タイムスロットが未だ割り当てられていないn+1台目の子機を追加設置しようとした場合、このn+1台目の子機に対するタイムスロットを確保することができない。したがって、タイムスロット数TX分以上の子機を設置する場合には、タイムスロット数を増やし、再割り当てする必要があり、非常に手間がかかる。
〔課題2〕
また、この種の無線通信システムにおいて、親機2はスタンドアローンのコントローラ3に接続されることが多い。すなわち、同一フロア内にスタンドアローンのコントローラ3が複数台設置され、このスタンドアローンのコントローラ3にそれぞれ親機2が接続され、これら親機2に複数台の子機1が無線回線で接続されるというシステム構成がとられることが多い。
この場合、同一フロア内に、相互にネットワーク接続されない無線通信システムが複数存在することになり、他の無線システムの子機からの計測データと自己の無線通信システムの子機からの計測データとが衝突する虞れがある。そこで、特許文献2では、親機において、他の無線通信システムの子機からのデータを受信した場合、そのデータの受信時点のタイムスロットをビジースロットに指定し、このビジースロットに指定されたタイムスロットの自己が属する無線通信システムの子機への割り当てを取り消すようにしている。
ここで、例えば、図15において、子機1−1に割り当てたタイムスロットがビジースロットに指定され、このビジースロットに指定されたタイムスロットの子機1−1への割り当てが取り消されたとする。この場合、空きスロットがあれば、子機1−1には、別のタイムスロットが割り当てられる。しかし、タイムスロットの使用状況によっては、満杯で、空きスロットがない場合もある。空きスロットがなかった場合、子機1−1には新たなタイムスロットが割り当てられず、子機1−1から親機2へ計測データを送ることができなくなる。
〔課題3〕
また、上述したタイムスロット管理方式では、子機1を設置する場合、子機1の電源をオンとしたときに、子機1より応答要求を送り、親機2から自己に割り当てられたタイムスロットの通知を受ける。この時、電波環境の悪化等により、親機2からのタイムスロットの通知を受信することができなかった場合、子機1は自己に割り当てられたタイムスロットを知ることができい。このため、子機1の電源をオンとしても、親機2への計測データの送信は始まらない。
〔課題4〕
また、上述したタイムスロット管理方式では、子機1からのタイムスロット毎の計測データの送信に際し、複数回に1回、親機2に応答要求を送るようにしている。親機2は、子機1からの応答要求に応えて、子機1からの計測データの送信タイミングのずれを検出し、この送信タイミングのずれを補正するための補正情報を子機1へ通知する。
この補正情報の通知は、子機1に搭載された時計の精度誤差により、子機1の計測データの送信タイミングが次第にずれ、割り当てられたタイムスロットの前後のタイムスロットで送信を行う可能性があり、これを子機1において修正するためのものである。
ここで、電波環境の悪化等により、子機1において親機2からの補正情報の通知を受信することができなかった場合、子機1からの計測データの送信タイミングが補正されず、割り当てられたタイムスロットの前後のタイムスロットで送信を行い、他の子機1からの計測データとの衝突が発生する虞れがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、タイムスロット毎のデータ送信を基本とし、このタイムスロット毎のデータ送信にCSMA/CA方式によるランダムなタイミングでのデータ送信を組み合わせることにより、上述した課題を解決することができる無線通信システムを提供することにある。
このような目的を達成するために、第1発明(請求項1に係る発明)は、周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、親機に、タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知する手段を設け、子機に、親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段を設けたものである。
例えば、この第1発明において、追加設置しようとする子機(タイムスロットが未だ割り当てられていない子機)の電源をオンとした時に、その子機から親機へ応答要求が送られるものとする。すると、親機は、子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。ここで、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、親機は子機に空きスロットがない旨を通知する。子機は、この親機からの空きスロットがない旨の通知を受けて、ランダム送信を開始する。
このランダム送信により、子機は、周期T毎に、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスして、他の子機が送信中でなければデータを送信する。空きスロットがなくなった状態では、全てのタイムスロットでいずれかの子機がデータ送信を行うはずであるが、実際の送信時間よりもタイムスロットの幅が十分大きければ、同一タイムスロット内で複数台の子機からのデータ送信が発生したとしても、データ同士が衝突する確率は小さい。また、送信タイミングがランダムに変更されるので、データ同士の衝突の確率はさらに減少する。また、データ送信が同時に発生したとしても、キャリアセンスによってデータ同士の衝突は回避される。また、周期Tの範囲内に限ったランダムなタイミングで1回だけ送信を行うので、長時間の平均で考えるとタイムスロット管理に基づいた送信回数と同じ送信回数となり、消費電力が増大することもない。
第2発明(請求項2に係る発明)は、周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、親機に、他の無線通信システムの子機からのデータを受信し、そのデータの受信時点のタイムスロットをビジースロットに指定し、このビジースロットに指定されたタイムスロットの自己が属する無線通信システムの子機への割り当てを取り消す手段と、タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機へのタイムスロットの割り当てが取り消されている場合、その子機に割り当て可能なタイムスロットが他に存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知する手段と設け、子機に、親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段を設けたものである。
例えば、この第2発明において、既設の子機(タイムスロットが既に割り当てられている子機)からのタイムスロット毎のデータ送信に際し、複数回に1回、子機から親機へ応答要求が送られるものとする。すると、親機は、その子機へのタイムスロットの割り当てが取り消されているか否かを確認する。ここで、その子機へのタイムスロットの割り当てが取り消されていた場合、すなわち他の無線通信システムの子機からのデータの受信時点のタイムスロットと重なり、そのタイムスロットがビジースロットに指定されて、応答要求を送ってきた子機への割り当てが取り消されていた場合、親機は、その子機に割り当て可能なタイムスロットが他に存在するか否かを確認する。ここで、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、親機は子機に空きスロットがない旨を通知する。子機は、この親機からの空きスロットがない旨の通知を受けて、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、ランダム送信を開始する。
第3発明(請求項3に係る発明)は、周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、親機に、タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する手段を設け、子機に、親機からのタイムスロットの通知を受信できなかった場合、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段を設けたものである。
例えば、この第3発明において、追加設置しようとする子機(タイムスロットが未だ割り当てられていない子機)の電源をオンとした時に、その子機から親機へ応答要求が送られるものとする。すると、親機は、子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。ここで、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する。この時、電波環境の悪化等により、子機において親機からのタイムスロットの通知を受信できない場合がある。子機は、親機へ応答要求を送ったにも拘わらず、親機からのタイムスロットの通知を受信できない場合、ランダム送信を開始する。
第4発明(請求項4に係る発明)は、周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、親機に、タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機からのデータの送信タイミングのずれを検出し、この送信タイミングのずれを補正するための補正情報をその子機へ通知する手段を設け、子機に、親機からの補正情報の通知を受信できなかった場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段を設けたものである。
例えば、この第4発明において、既設の子機(タイムスロットが既に割り当てられている子機)からのタイムスロット毎のデータ送信に際し、複数回に1回、子機から親機へ応答要求が送られるものとする。すると、親機は、子機からの応答要求に応えて、その子機からのデータの送信タイミングのずれを検出し、この送信タイミングのずれを補正するための補正情報を子機へ通知する。この時、電波環境の悪化等により、子機において親機からの補正情報の通知を受信できない場合がある。子機は、親機へ応答要求を送ったにも拘わらず、親機から補正情報の通知を受信できない場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、ランダム送信を開始する。
第5発明(請求項5に係る発明)は、第1〜第4発明において、親機に、ランダム送信中の子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する手段を設け、子機に、親機からのタイムスロットの通知を受けて、それまでのランダム送信を中断し、タイムスロット毎のデータ送信を開始するタイムスロット送信開始手段を設けたものである。
この第5発明において、例えば、ランダム送信中の子機からのデータ送信に際し、複数回に1回、子機から親機へ応答要求が送られるものとする。すると、親機は、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。ここで、ビジースロットの指定が解除されるなどして、割り当て可能なタイムスロットの存在が確認されれば、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する。この親機からのタイムスロットの通知を受けた子機は、それまでのランダム送信を中断し、タイムスロット毎のデータ送信を開始する。
第6発明(請求項6に係る発明)は、第1〜第5発明において、子機に、タイムスロット毎のデータ送信を行う際にはそのデータに第1の識別子を付加し、ランダム送信を行う際にはそのデータに第2の識別子を付加する識別子付加手段を設け、親機に、子機から送信されてきたデータに付加されている識別子に基づいて、そのデータがタイムスロット毎のデータ送信により送られてきたものであるのか、ランダム送信により送られてきたものであるのかを区別する手段を設けたものである。
この第6発明において、タイムスロット毎のデータ送信を行っている子機は、データ送信を行う際にそのデータに第1の識別子を付加し、ランダム送信を行っている子機は、データ送信を行う際にそのデータに第2の識別子を付加する。親機では、子機からデータが送信されてくる毎に、そのデータに付加されている識別子をチェックする。ここで、第1の識別子が付加されていれば、そのデータはタイムスロット毎のデータ送信により送られてきたものであると判断する。第2の識別子が付加されていれば、そのデータはランダム送信により送られてきたものであると判断する。
第1発明によれば、親機において、タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知するようにし、子機において、親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するようにしたので、割り当て可能なタイムスロットが存在しなくても、ランダム送信によって子機から親機へデータが送られるものとなり、タイムスロット数を超える子機を追加設置する場合の手間を省くことができるようになる。
第2発明によれば、親機において、タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機へのタイムスロットの割り当てが取り消されている場合、その子機に割り当て可能なタイムスロットが他に存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知するようにし、子機において、親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するようにしたので、通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中、ビジースロットに指定されるなどして子機へのタイムスロットの割り当てが取り消され、その子機に割り当て可能なタイムスロットがなくなってしまったような場合、その子機からのデータ送信が自動的にランダム送信に切り替えられて、子機と親機との間の通信が続けられるものとなる。
第3発明によれば、親機において、タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知するようにし、子機において、親機からのタイムスロットの通知を受信できなかった場合、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するようにしたので、電波環境の悪化等により親機からのタイムスロットの通知を受信できなくても、子機から親機へランダム送信によってデータが送られるようになり、子機と親機との間の通信を開始することができるようになる。
第4発明によれば、親機において、タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機からのデータの送信タイミングのずれを検出し、この送信タイミングのずれを補正するための補正情報をその子機へ通知するようにし、子機において、親機からの補正情報の通知を受信できなかった場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するようにしたので、電波環境の悪化等により親機からの補正情報の通知を受信できないような場合、子機から親機へランダム送信によってデータが送られるようになり、周期T中の送信タイミングをランダムに変えてデータの送信を試みることで、子機と親機との間の通信不能状態を解消することが可能となる。
第5発明によれば、親機において、ランダム送信中の子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知するようにし、子機において、親機からのタイムスロットの通知を受けて、それまでのランダム送信を中断し、タイムスロット毎のデータ送信を開始するようにしたので、ビジースロットの指定が解除されるなどして、割り当て可能なタイムスロットの存在が確認された場合、それまでランダム送信を行っていた子機がタイムスロット毎のデータ送信を開始するようになり、通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信に自動で復帰するようになる。
第6発明によれば、子機において、タイムスロット毎のデータ送信を行う際にはそのデータに第1の識別子を付加し、ランダム送信を行う際にはそのデータに第2の識別子を付加するようにし、親機において、子機から送信されてきたデータに付加されている識別子に基づいて、そのデータがタイムスロット毎のデータ送信により送られてきたものであるのか、ランダム送信により送られてきたものであるのかを区別するようにしたので、タイムスロット管理下にある子機から送られてきたデータと、タイムスロット管理から外れた子機から送られてきたデータとを区別し、そのデータの取り扱いを混同してしまうということを防ぐことができる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態を示す無線通信システムの構成図である。同図において、図15と同一符号は図15を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。この実施の形態では、単純な例として、親機2において周期Tを時分割して定められるタイムスロット数TXを2とし、子機1を子機1−1と1−2の2つとした例で説明する。
図2(a)に子機(送信機)1の要部を示す。子機1は、無線通信制御部1aと、センサ計測部1bと、省電力管理部1cと、送信タイミング調整部1dとを備えている。無線通信制御部1aは親機2との間の通信制御を司る。センサ計測部1bは、温度や湿度などを計測し、その計測データを無線通信制御部1aへ送る。省電力管理部1cは子機1における電力消費を管理する。
送信タイミング調整部1dは、親機2からの後述するタイムスロットの通知を受けて子機1から親機2への計測データの送信タイミングを調整する機能(タイムスロット管理機能)と、親機2からの後述する空きスロットがない旨の通知を受けたり、親機2からのタイムスロットの通知を受信できなかったような場合にランダム送信を開始する機能(ランダム送信開始機能)とを有している。この送信タイミング調整部1dが有するタイムスロット管理機能およびランダム送信開始機能については後述する。
図2(b)に親機(受信機)2の要部を示す。親機2は、上位通信部2aと、無線通信制御部2bと、計測データ管理部2cとを備えている。上位通信部2aはコントローラ3との間の通信制御を司る。無線通信制御部2bは子機1との間の通信制御を司る。計測データ管理部2cは無線通信制御部2bを介する子機1からの計測データを管理する。
なお、子機1や親機2は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現される。
以下、図3〜図8に示すシーケンスに従って、子機1,親機2での処理動作の概要について説明する。
〔通常の周期送信シーケンス(図3)〕
今、運用開始前の状態として、図1において、子機1−1,1−2の電源がオフとされているものとする。また、親機2において割り当て可能な2つのタイムスロットの一方を第1のタイムスロットS1、他方を第2のタイムスロットS2とし、これらのタイムスロットS1,S2は未割り当ての状態にあるものとする。
このような状態から子機1−1の電源をオンとすると(図3:時刻t1)、子機1−1から親機2へ応答要求が付加された計測データが送られる。親機2は、子機1−1からの計測データを受信し、この計測データに付加されている応答要求に応えて、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。
この場合、割り当て可能なタイムスロットとしてS1,S2が存在するので、親機2は子機1−1に対して例えばタイムスロットS1を割り当て、この割り当てたタイムスロットS1を送信スロットとして子機1−1へ通知する(時刻t2)。具体的には、タイムスロットS1の中央をタイムスロットS1の送信基準タイミングとし、この送信基準タイミングまでの差分時間をタイムスロットS1として通知する。
子機1−1は、親機2からのタイムスロットS1の通知を受けて、この通知に含まれるタイムスロットS1の送信基準タイミングまでの差分時間の経過を待って、親機2へ計測データを送信する(時刻t3)。以下、子機1−1は、周期T毎に、親機2へ計測データを送信する。これにより、子機1−1から親機2へのタイムスロットS1毎の計測データの送信が開始される。
なお、子機1−1は、このタイムスロットS1毎の計測データの送信に際し、複数回に1回、応答要求を付加する(時刻t5)。親機2は、この計測データに付加されている応答要求に応えて、タイムスロットS1の送信基準タイミングまでの差分時間を子機1−1からの計測データの送信タイミングのずれとして求め、この差分時間を補正情報として子機1−1へ通知する(時刻t6)。子機1−1は、親機2からの補正情報の通知を受けて、計測データの送信タイミングのずれを補正する。
次に、子機1−2の電源をオンとすると(図3:時刻t1)、子機1−2から親機2へ応答要求が付加された計測データが送られる。親機2は、子機1−2からの計測データを受信し、この計測データに付加されている応答要求に応えて、子機1−2に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。
この場合、割り当て可能なタイムスロットとしてタイムスロットS2が存在するので、親機2は子機1−2に対してタイムスロットS2を割り当て、この割り当てたタイムスロットS2を送信スロットとして子機1−2へ通知する(時刻t2)。これにより、子機1−1と同様にして、子機1−2から親機2へのタイムスロットS2毎の計測データの送信が開始される。
〔初回の送信時に空きスロットがない場合のシーケンス(図4)〕
今、通常の周期シーケンス状態にあり(図3)、子機1−1および1−2からの親機2への送信スロットS1およびS2毎の計測データの送信が行われているものとする。ここで、図14に示すように、3台目の子機として子機1−3を追加設置するものとする。
この場合、子機1−3の電源をオンとすると(図4:時刻t1)、子機1−3から親機2へ応答要求が付加された計測データが送られる。親機2は、子機1−3からの計測データを受信し、この計測データに付加されている応答要求に応えて、子機1−3に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。
この場合、タイムスロットS1,S2は既に子機1−1,1−2に割り当てられており、子機1−3に割り当て可能なタイムスロットは存在しない。親機2は、子機1−3に割り当て可能なタイムスロットがないことを確認すると、子機1−3に空きスロットがない旨を通知する(時刻t2)。
子機1−3は、親機2から空きスロットがない旨の通知を受けると、ランダム送信を開始する。このランダム送信により、周期T毎に、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスして計測データが送信される。すなわち、図4に示されるように、最初の周期T(T1)では時刻t3において計測データが送信され、次の周期T(T2)では時刻t4において計測データが送信され、次の周期T(T3)では時刻t5において計測データが送信されるというように、周期T毎にその周期T内の送信タイミングをランダムに変えて計測データの送信が行われる。また、この計測データの送信に際してキャリアセンスが行われ、このキャリアセンスによって他の子機が送信中でないことを確認した場合にのみ、計測データの送信が行われる。
このランダム送信において、子機1−3は、周期T毎に、周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスして、他の子機が送信中でなければ計測データを送信する。この例では、子機1−1,1−2にタイムスロットS1,S2が既に割り当てられており、空きスロットがない。このため、子機1−1,1−2に割り当てられたタイムスロットS1又はS2で子機1−3が計測データを送信するが、実際の送信時間よりもタイムスロットの幅が十分大きければ、同一タイムスロット内で子機1−3から計測データが送信されたとしても、データ同士が衝突する確率は小さい。また、子機1−3からの送信タイミングがランダムに変更されるので、データ同士の衝突の確率はさらに減少する。また、データ送信が同時に発生したとしても、キャリアセンスによってデータ同士の衝突は回避される。また、周期Tの範囲内に限ったランダムなタイミングで1回だけ送信が行われるので、長時間の平均で考えるとタイムスロット管理に基づいた送信回数と同じ送信回数となり、消費電力が増大することもない。
このようにして、本実施の形態では、割り当て可能なタイムスロットが存在しなくても、ランダム送信によって子機1−3から親機2へ計測データが送られるものなり、タイムスロット数を超える子機を追加設置する場合の手間を省くことができるようになる。
〔通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中に空きスロットがなくなってしまった場合のシーケンス(図5)〕
今、通常の周期シーケンス状態にあり(図3)、子機1−1および1−2からの親機2への送信スロットS1およびS2毎の計測データの送信が行われているものとする。ここで、親機2が他の無線通信システムの子機(図示せず)からのデータを受信し、そのデータの受信時点のタイムスロットとしてタイムスロットS1をビジースロットに指定し、子機1−1への割り当てを取り消したとする。
この場合、親機2には、子機1−1からのタイムスロットS1毎の計測データの送信に際し、複数回に1回、応答要求が送られてくる(図5:時刻t5)。すると、親機2は、子機1−1へのタイムスロットの割り当てが取り消されているか否かを確認する。この場合、タイムスロットS1はビジースロットに指定され、子機1−1への割り当てが取り消されている。
親機2は、タイムスロットS1の子機1−1への割り当てが取り消されていることを確認すると、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットが他に存在するか否かをチェックする。この場合、タイムスロットS2は子機1−2に割り当てられており、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットは存在しない。親機2は、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットがないことを確認すると、子機1−1に空きスロットがない旨を通知する(時刻t3)。子機1−1は、親機2から空きスロットがない旨の通知を受けると、前述と同様にしてランダム送信を開始する。
このようにして、本実施の形態では、通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中、ビジースロットに指定されるなどして子機1−1へのタイムスロットS1の割り当てが取り消され、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットがなくなってしまったような場合、子機1−1からのデータ送信が自動的にランダム送信に切り替えられて、子機1−1と親機2との間の通信が続けられるものとなる。
なお、この例では、子機1−1へのタイムスロットS1の割り当てが取り消された場合について説明したが、子機1−2へのタイムスロットS2の割り当てが取り消された場合にも同様にして、自動的に子機1−2からのデータ送信がランダム送信に切り替えられ、子機1−2と親機2との間の通信が続けられるものとなる。
〔初回の送信時に親機からの応答がない場合のシーケンス(図6)〕
今、運用開始前の状態として、図1において、子機1−1,1−2の電源がオフとされているものとする。また、親機2におけるタイムスロットS1,S2は、未割り当ての状態にあるものとする。
このような状態から子機1−1の電源がオンとされると(図6:時刻t1)、子機1−1から親機2へ応答要求が付加された計測データが送られる。親機2は、子機1−1からの計測データを受信し、この計測データに付加されている応答要求に応えて、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。
この場合、割り当て可能なタイムスロットとしてS1,S2が存在するので、親機2は子機1−1に対して例えばタイムスロットS1を割り当て、このタイムスロットS1を子機1−1へ通知する(時刻t2)。
この時、電波環境の悪化等により、子機1−1において親機2からのタイムスロットの通知を受信できない場合がある。なお、この例では、子機1−1からの計測データが親機2で受信できたものとしたが、電波環境の悪化等により親機2で受信できない場合もある。このような場合にも、子機1−1へのタイムスロットの通知は行われない。
子機1−1は、親機2へ応答要求を送ったにも拘わらず、親機2からのタイムスロットの通知を受信できない場合、応答要求を付加しての計測データの通知を再度行う(時刻t3)。この計測データの通知を何回か繰り返し、それでも親機2からタイムスロットの通知を受信できない場合、子機1−1は、前述と同様にしてランダム送信を開始する。
このようにして、本実施の形態では、電波環境の悪化等により親機2からのタイムスロットの通知を受信できなくても、子機1−1から親機2へランダム送信によって計測データが送られるようになり、子機1−1と親機2との間の通信を開始することができる。
なお、この例では、子機1−1の初回送信時について説明したが、子機1−2の初回送信時においても同様であり、子機1−2から応答要求を付加して計測データを通知したにも拘わらず、親機2からのタイムスロットの通知を受信できない場合、子機1−2から親機2へランダム送信によって計測データが送られるようになり、子機1−2と親機2との間の通信を開始することができる。
〔通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中に親機からの応答がなくなった場合のシーケンス(図7)〕
今、通常の周期送信シーケンス状態にあり(図3)、子機1−1から親機2への送信スロットS1毎の計測データの送信が行われているものとする。
この場合、親機2には、子機1−1からのタイムスロットS1毎の計測データの送信に際し、複数回に1回、応答要求が送られてくる(図7:時刻t2)。すると、親機2は、この計測データに付加されている応答要求に応えて、タイムスロットS1の送信基準タイミングまでの差分時間を子機1−1からの計測データの送信タイミングのずれとして求め、この差分時間を補正情報として子機1−1へ通知する(時刻t3)。
この時、電波環境の悪化等により、子機1−1において親機2からの補正情報の通知を受信できない場合がある。なお、この例では、子機1−1からの計測データが親機2で受信できたものとしたが、電波環境の悪化等により親機2で受信できない場合もある。このような場合にも、子機1−1への補正情報の通知は行われない。
子機1−1は、親機2へ応答要求を送ったにも拘わらず、親機2から補正情報の通知を受信できない場合、応答要求を付加しての計測データの通知を再度行う(時刻t4)。この計測データの通知を何回か繰り返し、それでも親機2から補正情報の通知を受信できない場合、子機1−1は、前述と同様にしてランダム送信を開始する。
このようにして、本実施の形態では、電波環境の悪化等により親機2からの補正情報の通知を受信できなくても、子機1−1から親機2へランダム送信によって計測データが送られるようになり、周期T中の送信タイミングをランダムに変えてデータの送信を試みることで、子機1−1と親機2との間の通信不能状態を解消することが可能となる。
なお、この例では、子機1−1の通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中に親機2からの応答がなくなった場合について説明したが、子機1−2についても同様であり、子機1−2から応答要求を付加して計測データを通知したにも拘わらず、親機2からの補正情報の通知を受信できない場合、子機1−2から親機2へランダム送信によって計測データが送られるようになり、子機1−2と親機2との間の通信不能状態を解消することが可能となる。
〔ランダム送信からタイムスロット毎のデータ送信に復帰する場合のシーケンス(図8)〕
今、図4〜図7を用いて説明したシーケンスの何れかによって、子機1−1がランダム送信中にあるものとする。ランダム送信中の子機1−1は、計測データの送信に際し、複数回に1回、その計測データに応答要求を付加する(図8:時刻t3)。
親機2は、子機1−1からの計測データを受信し、この計測データに付加されている応答要求に応えて、子機1−1に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認する。ここで、ビジースロットが解除されるなどして、割り当て可能なタイムスロットの存在が確認されたとする。例えば、割り当て可能なタイムスロットとして、タイムスロットS1が確認されたとする。
この場合、親機2は、子機1−1に対してタイムスロットS1を割り当て、このタイムスロットS1を送信スロットとして子機1−1へ通知する(時刻t4)。子機1−1は、親機2からのタイムスロットS1の通知を受けて、この通知に含まれるタイムスロットS1の送信基準タイミングまでの差分時間の経過を待って、親機2へ計測データを送信する(時刻t5)。以下、子機1−1は、周期T毎に、親機2へ計測データを送信する。これにより、それまでのランダム送信が中断され、タイムスロットS1毎の計測データの送信が開始される。
このようにして、本実施の形態では、ビジースロットの指定が解除されるなどして、割り当て可能なタイムスロットの存在が確認された場合、それまでランダム送信を行っていた子機1−1がタイムスロット毎のデータ送信を開始するようになり、通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信に自動で復帰するようになる。
なお、この例では、子機1−1がランダム送信中にあるものとして説明したが、子機1−2がランダム送信中にある場合も同様にして、割り当て可能なタイムスロットの存在が確認された場合、それまでランダム送信を行っていた子機1−2がタイムスロット毎のデータ送信を開始するようになり、通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信に自動で復帰するようになる。
〔子機における処理動作の詳細〕
図9〜図11に子機1におけるさらに詳細な処理動作のフローチャートを示す。この処理動作は子機1の送信タイミング調整部1dで行われる。
子機1は、電源が投入されると(図9:ステップ101のYES)、キャリアセンスを実行する(ステップ102)。ここで、送信中の他の子機がなければ(ステップ103のNO)、応答要求を付加した計測データを親機2へ送信し(ステップ104)、親機2からの応答を待つ(ステップ105)。
そして、親機2からの応答を受信すれば(ステップ105のYES)、その応答がタイムスロットの通知(空きスロットあり)であるのか、空きスロットがない旨の通知であるのかを確認する(ステップ106)。ここで、タイムスロットの通知であれば(ステップ106のYES)、タイムスロット毎のデータ送信(図10に示すフローチャート)へ移行する。これに対し、空きスロットがない旨の通知であれば(ステップ106のNO)、ランダム送信(図11に示すフローチャート)へ移行する。
なお、電源投入後のキャリアセンスで送信中の他の子機が確認されれば(ステップ103のYES)、また応答要求を送信したにも拘わらず親機2からの応答が受信されなければ(ステップ105のNO)、ステップ107,108を経てステップ102へ戻り、キャリアセンスを再度実行する。このキャリアセンスの再実行に際し、子機1は、リトライ回数をカウントし(ステップ108)、リトライ回数が所定値に達すれば(ステップ107のYES)、ランダム送信(図11に示すフローチャート)に移行する。
〔タイムスロット毎のデータ送信〕
子機1は、親機2からのタイムスロット(送信スロット)の通知を受けて(ステップ106のYES)、この通知に含まれるタイムスロットの送信基準タイミングまでの差分時間の経過を待ち(図10:ステップ109)、親機2への周期T毎の計測データの送信を開始する(ステップ110)。子機1は、この周期T毎の計測データの送信に際し、複数回に1回、応答要求を付加する。また、この周期T毎の計測データに、その計測データがタイムスロット毎のデータ送信によるものであることを示す第1の識別子を付加する。
子機1は、計測データに応答要求を付加する毎に(ステップ111のYES)、親機2からの応答を待つ(ステップ112)。ここで、親機2からの応答を受信すれば(ステップ112のYES)、その応答が空きスロットがない旨の通知であるのか(ステップ113)、送信タイミングを補正するための補正情報であるのかを確認する(ステップ114)。
ここで、空きスロットがない旨の通知であれば(ステップ113のNO)、ランダム送信(図11のフローチャート)へ移行する。送信タイミングを補正するための補正情報であれば(ステップ114のYES)、その補正情報に含まれる差分時間の経過を待って(ステップ115)、計測データの送信を行う(ステップ110)。
なお、応答要求を送信したにも拘わらず親機2からの応答が受信されなければ(ステップ112のNO)、ステップ116,117を経てステップ110へ戻り、応答要求を付加した計測データの送信を再実行する。この応答要求を付加した計測データの送信の再実行に際し、子機1は、リトライ回数をカウントし(ステップ117)、リトライ回数が所定値に達すれば(ステップ116のYES)、ランダム送信(図11に示すフローチャート)に移行する。
〔ランダム送信〕
子機1は、図9および図10に示したフローチャートにおいて、ステップ106のNO、ステップ107のYES、ステップ113のNO、ステップ116のYESに応じて、ランダム送信に移行する。このランダム送信において、子機1は、ランダムに定められる時間(ランダム時間)の経過を待って(図11:ステップ118)、キャリアセンスを実行する(ステップ119)。
ここで、送信中の他の子機がなければ(ステップ120のNO)、計測データを親機2へ送信する(ステップ121)。そして、ステップ122のNOに応じてステップ126へ進み、次回の基準送信タイミング(周期Tの開始タイミング)まで待ってステップ118へ戻り、ランダムなタイミングでの計測データの送信を繰り返す。
なお、キャリアセンスによって送信中の子機が確認されれば(ステップ120のYES)、今回の周期T内での計測データの送信は行わず、ステップ126を経てステップ118へ戻り、次の周期Tでのランダムなタイミングでの計測データの送信を行う。また、子機1は、周期T毎のランダムなタイミングでの計測データの送信に際し、複数回に1回、応答要求を付加する。また、周期T毎の計測データに、その計測データがランダム送信によるものであることを示す第2の識別子を付加する。
子機1は、計測データに応答要求を付加する毎に(ステップ122のYES)、親機2からの応答を待つ(ステップ123)。ここで、親機2からの応答を受信すれば(ステップ123のYES)、その応答がタイムスロットの通知(空きスロットあり)であるのか、空きスロットがない旨の通知であるのかを確認する(ステップ124)。
ここで、親機2からの応答がタイムスロット(送信スロット)の通知であれば(ステップ124のYES)、その通知に含まれるタイムスロットの送信基準タイミングまでの差分時間の経過を待ち(ステップ125)、タイムスロット毎の計測データの送信に復帰する(図10:ステップ110)。
なお、応答要求を送信したにも拘わらず親機2からの応答が受信されなければ(ステップ123のNO)、また親機2から空きスロットがない旨の通知を受信した場合には(ステップ124のNO)、タイムスロット毎の計測データの送信には復帰せず、ステップ126を経てステップ118へ戻り、ランダム送信を続ける。
〔親機における処理動作の詳細〕
図12および図13に分割して親機2におけるさらに詳細な処理動作のフローチャートを示す。この処理動作は親機2の無線通信制御部2bで行われる。
親機2は、電源が投入されると(図12:ステップ201のYES)、受信待ち状態となる(ステップ202)。この受信待ち状態において、子機1からの計測データを受信すると(ステップ203)、その計測データの送信元の子機1が自己が属する無線通信システムの子機であるのか、他の無線通信システムの子機であるのかをチェックする(ステップ204)。
〔自己が属する無線通信システムの子機である場合〕
ここで、送信元の子機1が自己が属する無線通信システムの子機であれば(ステップ204のYES)、その子機1に対して既にタイムスロットを割り当てているか否かをチェックする(ステップ205)。タイムスロットを未だ割り当てていなければ(ステップ205のNO)、割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し(ステップ206)、割り当て可能なタイムスロットが存在すれば(ステップ206のYES)、その内の1つを送信元の子機1に対して割り当てる(ステップ207)。
そして、送信元の子機1からの計測データに応答要求が付加されているか否かを確認し(ステップ208)、応答要求が付加されていなければ(ステップ208のNO)、ステップ202へ戻って計測データの受信待ち状態を続ける。
これに対し、応答要求が付加されていれば(ステップ208のYES)、送信元の子機1へのタイムスロットの割り当てがあるか否かを確認する(ステップ209)。ここで、タイムスロットの割り当てがなく、割り当て可能なタイムスロットが他になければ(ステップ209のNO)、空きスロットがない旨を送信元の子機1へ通知する(ステップ211)。タイムスロットの割り当てがあれば、またタイムスロットの割り当てがなくても、割り当て可能なタイムスロットの割り当てがあれば、そのタイムスロットの送信基準タイミングまでの差分時間を送信元の子機1へ通知する(ステップ210)。
〔他の無線通信システムの子機である場合〕
送信元の子機1が他の無線通信システムの子機であれば(ステップ204のNO)、その子機1からの計測データがランダム送信によって送られてきたのか、タイムスロット毎のデータ送信によって送られてきたのかをチェックする(図13:ステップ212)。すなわち、受信した計測データに付加されている識別子に基づき、その識別子が第1の識別子であればその計測データはタイムスロット毎のデータ送信によって送られてきたものであると判断し、その識別子が第2の識別子であればその計測データはランダム通信によって送られてきたものであると判断する。
他の無線通信システムの子機1からの計測データがタイムスロット毎のデータ送信によって送られてきたものであった場合(ステップ212のNO)、親機2は、その計測データのタイムスロットが自己が属する無線通信システムの子機1に割り当て済みのタイムスロットであるか否かをチェックする(ステップ213)。
ここで、そのタイムスロットが自己が属する無線通信システムの子機1に割り当て済みのタイムスロットで(ステップ213のYES)、かつその計測データを送ってきた他の無線通信システムの子機1がその割り当て済みの自己の無線通信システムの子機1よりも高優先であった場合(ステップ214のYES)、その割り当て済みの自己の無線通信システムの子機1へのタイムスロットの割り当てを取り消すとともに(ステップ215)、そのタイムスロットをビジースロットに指定し(ステップ216)、以降の子機への割り当てを禁止する。
なお、他の無線通信システムの子機1から送られてきた計測データのタイムスロットが自己が属する無線通信システムの子機1に割り当て済みのタイムスロットでなかった場合には(ステップ213のNO)、直ちにステップ216へ進み、そのタイムスロットをビジースロットに指定する。
また、他の無線通信システムの子機1から送られてきた計測データのタイムスロットが自己が属する無線通信システムの子機1に割り当て済みのタイムスロットであったとしても、その計測データを送ってきた他の無線通信システムの子機1がその割り当て済みの自己の無線通信システムの子機1よりも低優先であった場合には(ステップ214のNO)、そのタイムスロットをビジースロットに指定するのみとし(ステップ216)、自己が属する無線通信システムの子機1への割り当ては取り消さない。
また、他の無線通信システムの子機1からの計測データがランダム送信によって送られてきたものであった場合(ステップ212のYES)、親機2は、その計測データのタイムスロットに対し、自己が属する無線通信システムの子機1への割り当ての取り消しもビジースロットへの指定も行わない。これにより、タイムスロット管理下にある子機1から送信された計測データと、タイムスロット管理から外れた子機1から送信された計測データとを区別し、その計測データの取り扱いを混同してしまうということを防ぐことができる。
本発明の一実施の形態を示す無線通信システムの構成図である。 この無線通信システムに用いる親機および子機の要部を示すブロック図である。 この無線通信システムにおける通常の周期送信シーケンスを示す図である。 この無線通信システムにおける初回の送信時に空きスロットがない場合のシーケンスを示す図である。 この無線通信システムにおける通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中に空きスロットがなくなってしまった場合のシーケンスを示す図である。 この無線通信システムにおける初回の送信時に親機からの応答がない場合のシーケンスを示す図である。 この無線通信システムにおける通常のタイムスロット管理に従ったデータ送信中に親機からの応答がなくなった場合のシーケンスを示す図である。 この無線通信システムにおけるランダム送信からタイムスロット毎のデータ送信に復帰する場合のシーケンスを示す図である。 子機における詳細な処理動作(初回の送信時)を示すフローチャートである。 子機における詳細な処理動作(タイムスロット毎のデータ送信)を示すフローチャートである。 子機における詳細な処理動作(ランダム送信)を示すフローチャートである。 親機における詳細な処理動作を示すフローチャートである。 親機における詳細な処理動作を示すフローチャートである。 3台目の子機を追加する場合の無線通信システムの構成図である。 従来の無線通信システムを説明する図である。
符号の説明
1(1−1〜1−3)…子機(送信機)、2…親機(受信機)、3…コントローラ、1a…無線通信制御部、1b…センサ計測部、1c…省電力管理部、1d…送信タイミング調整部、2a…上位通信部、2b…無線通信制御部、2c…計測データ管理部。

Claims (6)

  1. 周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記親機は、
    前記タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知する手段を備え、
    前記子機は、
    前記親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、前記周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記親機は、
    他の無線通信システムの子機からのデータを受信し、そのデータの受信時点の前記タイムスロットをビジースロットに指定し、このビジースロットに指定されたタイムスロットの自己が属する無線通信システムの子機への割り当てを取り消す手段と、
    前記タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機へのタイムスロットの割り当てが取り消されている場合、その子機に割り当て可能なタイムスロットが他に存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在しない場合、その子機に空きスロットがない旨を通知する手段とを備え、
    前記子機は、
    前記親機より空きスロットがない旨の通知を受けた場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、前記周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  3. 周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記親機は、
    前記タイムスロットが未だ割り当てられていない子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する手段を備え、
    前記子機は、
    前記親機からのタイムスロットの通知を受信できなかった場合、前記周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  4. 周期Tを時分割した1分割単位をタイムスロットとしこのタイムスロットを自己が属する無線通信システムの子機に割り当てる親機と、この親機から割り当てられたタイムスロット毎にデータを送信する子機とを備えた無線通信システムにおいて、
    前記親機は、
    前記タイムスロットが既に割り当てられている子機からの応答要求に応えて、その子機からのデータの送信タイミングのずれを検出し、この送信タイミングのずれを補正するための補正情報をその子機へ通知する手段を備え、
    前記子機は、
    前記親機からの前記補正情報の通知を受信できなかった場合、それまでのタイムスロット毎のデータ送信を中断し、前記周期Tの範囲内のランダムなタイミングで1回キャリアセンスしてデータを送信するランダム送信を開始するランダム送信開始手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載された無線通信システムにおいて、
    前記親機は、
    前記ランダム送信中の子機からの応答要求に応えて、その子機に割り当て可能なタイムスロットが存在するか否かを確認し、割り当て可能なタイムスロットが存在する場合、その子機に対して割り当てるタイムスロットを決定し、この決定したタイムスロットをその子機へ通知する手段を備え、
    前記ランダム送信中の子機は、
    前記親機からのタイムスロットの通知を受けて、それまでのランダム送信を中断し、タイムスロット毎のデータ送信を開始するタイムスロット送信開始手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載された無線通信システムにおいて、
    前記子機は、
    前記タイムスロット毎のデータ送信を行う際にはそのデータに第1の識別子を付加し、前記ランダム送信を行う際にはそのデータに第2の識別子を付加する識別子付加手段を備え、
    前記親機は、
    前記子機から送信されてきたデータに付加されている識別子に基づいて、そのデータが前記タイムスロット毎のデータ送信により送られてきたものであるのか、前記ランダム送信により送られてきたものであるのかを区別する手段
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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