JP2008059832A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】PDPの高精細化によって輝度が低下するのを防止する。
【解決手段】PDPの前面ガラス基板と背面ガラス基板4の間に、少なくとも列方向に延びて行方向に隣接する放電セルC1間を区画する縦壁を有する隔壁12が設けられ、この隔壁12の縦壁12B,12Cの行方向の幅が、それぞれ、行電極対(X,Y)を構成する行電極X側から行電極Y側または行電極Y側から行電極X側に行くに従って小さくなる形状に成形されている。
【選択図】図4
Description
この発明は、プラズマディスプレイパネルの構成に関する。
図1ないし3は、従来の面放電方式交流型プラズマディスプレイパネル(以下、PDPという)のセル構造を模式的に示しており、図1はその正面図、図2は図1のV−V線における断面図、図3は図1のW−W線における断面図である。
この図1ないし3のPDPは、前面ガラス基板1の背面側に、行方向に延び列方向に並設されてそれぞれ表示ラインLを形成する複数の行電極対(X,Y)とこの行電極対(X,Y)を被覆する誘電体層2およびこの誘電体層2を被覆する保護層3が形成されている。
この前面ガラス基板1と放電空間Sを介して対向する背面ガラス基板4の前面ガラス基板1側の面上に、列方向に延び行方向に並設されて行電極対(X,Y)と交差する部分の放電空間Sにそれぞれ放電セルCを形成する複数の列電極Dと、この列電極Dを被覆する列電極保護層5が形成されている。
そして、この列電極保護層5上に、列方向に延びる縦壁6Aと行方向に延びる横壁6Bによって略格子形状に成形された隔壁6が形成されて、この隔壁6によって放電空間Sが放電セルC毎に行方向と列方向にマトリクス状に区画されている。
各放電セルC内には、赤,緑,青の三原色に色分けされた蛍光体層7が、この赤,緑,青の色が列方向に順に並ぶようにそれぞれ形成されている。
上記のPDPは、行電極対(X,Y)を構成する行電極X,Yと列電極Dによって、全放電セルCを初期化するリセット放電と、発光させる放電セルCを選択するためのアドレス放電を行い、この後、このアドレス放電によって選択された発光セル(誘電体層2に壁電荷が形成された放電セル)内においてサステイン放電を発生させ、このサステイン放電によって放電空間S内に封入されている放電ガスから発生される真空紫外線により、各放電セルCの赤,緑,青に色分けされた蛍光体層7を励起して発光させることによって、マトリクス表示による画像を形成する。
このような画像形成時において、隔壁6は、行方向および列方向においてそれぞれ隣接する放電セルC間での放電の干渉による誤放電の発生を防止する機能を有している。
上記のような構成のPDPにおいて、画面の輝度は、各放電セルCの開口面積、すなわち、各放電セルC内に形成されている蛍光体層7の面積によって設定される。
近年、PDPの画面の高精細化が進んでいる。
PDPにおいては、同じ大きさの画面サイズの場合、高精細化によって画素数が多くなるほど、一個当たりの放電セルCの開口面積が小さくなって、輝度が低下する。
そして、上記のような従来のPDPにおいては、放電セルCの開口面積が小さくなるほど、パネル面における隔壁6の正面面積の占める割合が大きくなって、画面の輝度低下をさらに増加させるという問題が生じている。
この従来のPDPにおいて、画面の高精細化に伴う各放電セルCの開口面積の減少を少なくするために、隔壁6の幅を小さくすることも考えられるが、この隔壁6の強度を保つためには一定の幅が必要であるため、隔壁6の幅を小さくすることによって放電セルCの開口面積の減少を少なくすることには限度がある。
この発明は、上記のような放電空間を放電セル毎に区画する隔壁を有するPDPにおける問題点を解決することをその解決課題の一つとしている。
この発明によるPDPは、上記課題を達成するために、放電空間を介して一対の基板が対向され、この一対の基板の一方の基板の内面側に行方向に延び列方向に並設されてそれぞれ表示ラインを形成する複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、一対の基板の間に列方向に延び行方向に並設されて行電極対と交差する部分の放電空間にそれぞれ単位発光領域を構成する複数の列電極が設けられたプラズマディスプレイパネルにおいて、前記一対の基板の間に、少なくとも列方向に延びて行方向に隣接する単位発光領域間を区画する縦壁を有する隔壁が設けられ、この隔壁の縦壁の行方向の幅が、それぞれ、行電極対を構成する一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側に行くに従って小さくなる形状に成形されていることを特徴としている。
この発明は、前面基板と背面基板が放電空間を介して対向され、前面基板の内面側に行方向に延び列方向に並設されてそれぞれ表示ラインを形成する複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、背面基板の内面側に列方向に延び行方向に並設されて行電極対と交差する部分の放電空間にそれぞれ放電セルを構成する複数の列電極が設けられ、前面基板と背面基板の間に、列方向に延びて行方向に隣接する放電セル間を区画する縦壁を有する隔壁が設けられ、この隔壁の縦壁の行方向の幅が、それぞれ、行電極対を構成する一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側に行くに従って小さくなる形状に成形されているPDPをその最良の実施形態としている。
この実施形態によるPDPは、放電空間を放電セル毎に区画する縦壁が、それぞれ前面基板側から見た正面形状が、行電極対の一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側に向かって、行方向の幅が狭まる形状、例えば二等辺三角形状等の略三角形状に成形されていることによって、縦壁を例えば略三角形状の底辺の幅とほぼ同じ均一幅で縦壁が形成されている場合と比べて、縦壁の正面面積を小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルの開口面積を大きくして画面の輝度を増加させることが出来るようになり、そして、これによって、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくすることができるので、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
上記実施形態のPDPにおいて、誘電体層に、行方向に隣接する放電セルの間の境界部分に対向する位置において誘電体層から他方の基板側に突出するとともに列方向に延びる嵩上げ誘電体層を形成し、この嵩上げ誘電体層がそれぞれ隔壁の縦壁に対向されて行方向に隣接する放電セル間が閉じられているようにするのが好ましく、さらに、縦壁の行方向の幅の最大値が嵩上げ誘電体層の行方向の幅以上の値に設定し、最小値が嵩上げ誘電体層の行方向の幅以下の値に設定するようにするのが好ましい。
これによって、必要な強度を保持しながら縦壁の正面面積を従来の隔壁の縦壁の正面面積よりも小さくすることが出来るようになる。
前記実施形態のPDPにおいて、縦壁の配置形態としては、行電極対の一方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第1縦壁と他方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第2縦壁とが行方向に交互に配置されている形態や、第1縦壁が列方向の同じ列に配列されているとともに第2縦壁が列方向の同じ列に配列されている形態,第1縦壁と第2縦壁とが列方向に交互に配置されている形態等があり、特に第1縦壁と第2縦壁とが列方向に交互に配置されている形態の場合、列方向において同じ色の蛍光体層が並ぶ場合に、開口部の形状が異なる放電セルが列方向に交互に配置されることによって、バランスの良い発光を行うことが出来るようになる。
さらに、縦壁の形態としては、行電極対の一方の行電極側と他方の行電極側の双方の端部の行方向の幅が大きく、それぞれ一方の行電極と他方の行電極の中間位置に対向する位置方向に向かってゆくに従って行方向の幅が小さくなる形態のものがあり、この形態の場合には、放電セルの中央位置のプラズマ放電が発生する部分の行方向の幅が最大限になるため、これによって、画面の輝度を従来のPDPに比べてさらに向上させることが出来るようになる。
さらに、隔壁の形態としては、列方向に隣接する放電セル間を区画する横壁を有し、この横壁が行方向に延びる隙間によって列方向に分割されている形態のものが挙げられ、この形態の隔壁は、軽量化が可能になるとともに、パネルの製造工程において隔壁全体の加工精度を得易くなる。
図4および5は、この発明の実施形態におけるPDPの第1実施例を示しており、図4はこの第1実施例のPDPの正面図であり、図5は図4のV−V線における断面図である。
この図4および5において、表示面を構成する前面ガラス基板1の背面上に、行方向に延びる複数の行電極対(X,Y)が、前面ガラス基板1の列方向(図4の上下方向)に並設されている。
この行電極対(X,Y)を構成する行電極XとYは、それぞれ、前面ガラス基板1の行方向に延びる金属膜からなるバス電極Xa,Yaと、このバス電極Xa,Yaの等間隔位置に接続されたITO等の透明導電膜からなる略T字形状の透明電極Xb,Ybとから構成され、この透明電極XbとYbは、それぞれ、互いに対になっている相手の透明電極側に延びて放電ギャップgを介して対向されている。
前面ガラス基板1の背面上には、さらに、誘電体層2が形成されて、この誘電体層2によって行電極対(X,Y)が被覆されている。
以上の構成については、前述した図1ないし3の従来のPDPの構成と同様であり、同一の構成部分については、図1ないし3と同一の符号が付されている。
誘電体層2の背面側には、行方向において隣接する透明電極Xbの間および透明電極Ybの間の中間位置に対向する位置に、列方向に延びるとともに誘電体層2の背面から突出する嵩上げ誘電体層10がそれぞれ形成されている。
そして、この誘電体層2と嵩上げ誘電体層10は、誘電体層2の背面側に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層11によって被覆されている。
この前面ガラス基板1に対して、背面ガラス基板4が放電空間を介して平行に対向されており、この背面ガラス基板4の放電空間側の面上に、列電極Dが、各行電極対(X,Y)の互いに対になった透明電極XbとYbに対向する位置において列方向に延びるように、互いに所定の間隔を開けて並設されている。
そして、背面ガラス基板4上に列電極保護層(誘電体層)5が形成されて、この列電極保護層5によって列電極Dが被覆されている。
背面ガラス基板4側の以上の構成については、前述した図1ないし3の従来のPDPとほぼ同様であり、同一の構成部分については図1ないし3と同一の符号が付されている。
列電極保護層5上には、下記のような略格子形状の隔壁12が形成されており、この隔壁12によって、前面ガラス基板1と背面ガラス基板4の間の放電空間が、行電極対(X,Y)と列電極Dが交差する部分に形成される放電セルC1毎に区画されている。
すなわち、この隔壁12は、隣接する行電極対(X,Y)の互いに背中合わせに位置するバス電極XaとYaおよびこのバス電極XaとYaの間の領域部分に対向する位置において、それぞれ行方向に延びる複数の横壁12Aと、隣接する列電極Dの間の中間位置に対向する位置(嵩上げ誘電体層10に対向する位置)において、横壁12Aの間をそれぞれ列方向に延びる複数の縦壁12Bおよび12Cとによって構成されている。
そして、縦壁12Bは、前面ガラス基板1側から見た正面形状が、図4から分かるように、バス電極Xa側(図4において上側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Ya側(図4において下側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
縦壁12Cは、縦壁12Bと反対に、前面ガラス基板1側から見た正面形状が、バス電極Ya側(図4において下側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Xa側(図4において上側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
さらに、この縦壁12Bと12Cは、行方向に交互に配置されているとともに、列方向には縦壁12B同士または縦壁12C同士が一列に並ぶように配置されている。
そして、隔壁12の縦壁12B,12Cは、その上面がそれぞれ保護層11を介して嵩上げ誘電体層10に当接されている。
各放電セルC1内には、それぞれ、列電極保護層5上および隔壁12の横壁12Aと縦壁12B,12Cの側面を覆うように、赤,緑,青の三原色に色分けされた蛍光体層13が、この赤,緑,青の色が列方向に順に並ぶようにそれぞれ形成されている。
前面ガラス基板1と背面ガラス基板4の間の放電空間内には、キセノンを含む放電ガスが封入されている。
このPDPの画像形成時の駆動は、前述した従来のPDPの場合と同様であり、各放電セルC1内において、行電極対(X,Y)を構成する行電極XとY間または行電極Yと列電極D間で、全放電セルC1を初期化するリセット放電が行われ、次に、行電極Yと列電極D間で、発光させる放電セルC1を選択するためのアドレス放電が選択的に行われ、この後、アドレス放電によって選択された発光セル(誘電体層2に壁電荷が形成された放電セル)内において行電極対(X,Y)の行電極XとY間でサステイン放電が発生されて、このサステイン放電によって放電空間内に封入されている放電ガスから真空紫外線が発生され、この真空紫外線によって各放電セルC1の赤,緑,青に色分けされた蛍光体層13が励起されて発光することにより、マトリクス表示による画像が形成される。
上記PDPは、縦壁12Bと12Cの前面ガラス基板1側から見た正面形状が、それぞれ、底辺の長さがaで頂点部分の行方向の幅がほぼ0に近い略二等辺三角形に成形されていることによって、製造上のマージンをα(0≦α≦a/2)とした場合に、この縦壁12B,12Cのそれぞれの行方向の幅の平均値が、 a/2+αとなる。
このため、縦壁12B,12Cの前面ガラス基板1側から見た正面面積は、各縦壁の行方向の幅が列方向に沿って幅aで均一に形成される場合と比べて、約二分の一になり、画面サイズが同じ場合、縦壁の設置面積が小さくなる分だけ、放電セルC1の開口面積が従来のPDPに比べて大きくなる。
なお、各放電セルC1の開口部の形状は、縦壁12Bと12Cが行方向に交互に配置されていることによって平行四辺形となり、行方向に隣接する透明電極Xb間および透明電極Yb間の間隔をcとすると(図4参照)、上記のように製造上のマージンαが0≦α≦a/2の場合には、各放電セルC1の開口部の行方向の幅wは、列方向の全域において、ほぼw=c−a+αとなる。
また、放電セルC1の上辺と下辺が行方向にa/2ずれている。
以上のように、上記PDPは、縦壁12B,12Cの前面ガラス基板1側から見た正面形状が行電極対(X,Y)の一方の行電極側から他方の行電極側に向かって行方向の幅が小さくなるように成形されているとともに、この縦壁12B,12Cの行方向の最大幅が、対向する嵩上げ誘電体層10の行方向の幅よりも大きい寸法に設定されていることによって、必要な強度を保持しながら縦壁12B,12Cの正面面積を従来の隔壁の縦壁の正面面積よりも小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルC1の開口面積を大きくすることができるので、画面の輝度を増加させることが出来るようになる。
そして、このように、放電セルC1の開口面積が従来の同じ画面サイズのPDPに比べて大きくなることによって、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくすることができ、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
図6は、上記PDPの嵩上げ誘電体層10と縦壁12B,12Cとの位置合わせの状態を示している。
この図6において、前述したように互いに当接される縦壁12B,12Cと嵩上げ誘電体層10は、前面ガラス基板1と背面ガラス基板4が重ね合わせられる際に、互いの中心線が一致するように位置合わせされるが、前面ガラス基板1と背面ガラス基板4の重ね合わせ位置のずれによって、破線で示されるように、縦壁12B,12Cが嵩上げ誘電体層10に対して行方向にずれてしまう場合がある。
この場合、上記PDPでは、破線で示されるずれ位置の縦壁12B,12Cと嵩上げ誘電体層10とが重なり合う面積が、この縦壁12B,12Cが三角形状に成形されていることによって、行方向へのずれ幅mが同一の場合に、図7に示される従来のPDPの破線で示されるずれ位置の隔壁6と嵩上げ誘電体層10との重なり面積と比べて、大きくなる。
これによって、上記PDPは、従来のPDPに比べて、行方向へのずれの許容量が大きくなるとともに、前面ガラス基板1と背面ガラス基板4の重ね合わせ位置がずれた場合の縦壁12B,12Cと嵩上げ誘電体層10の当接部分の強度を、従来のPDPに比べて強く保つことが出来る。
図8は、この発明の実施形態におけるPDPの第2実施例を示す正面図である。
この第2実施例におけるPDPの隔壁22は、隣接する行電極対(X,Y)の互いに背中合わせに位置するバス電極XaとYaおよびこのバス電極XaとYaの間の領域部分に対向する位置において、それぞれ行方向に延びる複数の横壁22Aと、隣接する列電極Dの間の中間位置に対向する位置において、横壁22Aの間をそれぞれ列方向に延びる複数の縦壁22Bおよび22Cとによって、略格子形状に成形されている。
この縦壁22Bは、前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Xa側(図8において上側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Ya側(図8において下側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
縦壁22Cは、縦壁22Bと反対に、前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Ya側(図8において下側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Xa側(図8において上側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
そして、この隔壁22の縦壁22Bと22Cは、行方向に交互に配置されているとともに、第1実施例の場合と異なり、列方向においても交互に位置するように配置されており、隔壁22によって区画された放電セルC2とC3は、それぞれ、互いに逆向きの傾きを有する平行四辺形状の開口面を有している。
他の部分の構成は第1実施例の場合と同様であり、同一の構成部分については、図8において図4と同一の符号が付されている。
上記PDPは、前述した第1実施例の場合と同様に、縦壁22B,22Cの前面ガラス基板側から見た正面形状が行電極対(X,Y)の一方の行電極側から他方の行電極側に向かって行方向の幅が狭まるように成形されているとともに、この縦壁22B,22Cの行方向の最大幅が、対向する嵩上げ誘電体層10の行方向の幅よりも大きい寸法に設定されていることによって、必要な強度を保持しながら縦壁22B,22Cの正面面積を従来の隔壁の縦壁の正面面積よりも小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルC2,C3の開口面積を大きくすることができるので、画面の輝度を増加させることが出来、また、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくして、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
さらに、上記PDPは、前述した第1実施例の場合と同様に、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置のずれによって、縦壁22B,22Cが嵩上げ誘電体層10に対して行方向にずれてしまった場合に、ずれ位置にある縦壁22B,22Cと嵩上げ誘電体層10とが重なり合う面積が、この縦壁22B,22Cが三角形状に成形されていることによって、行方向へのずれ幅が同一の場合に、従来のPDPの破線で示されるずれ位置の隔壁と嵩上げ誘電体層との重なり面積と比べて大きくなり、これによって、従来のPDPに比べて、行方向へのずれの許容量が大きくなるとともに、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置がずれた場合の縦壁22B,22Cと嵩上げ誘電体層10の当接部分の強度を、従来のPDPに比べて強く保つことが出来る。
そして、上記PDPは、行方向の幅が変化する方向が逆の縦壁22Bと22Cが列方向に交互に配置されていることによって、傾きが逆向きの放電セルC2とC3が列方向において交互に配置され、これによって、列方向に同じ色の蛍光体層が配列される場合に、隣接する表示ラインにおいて同じ色の蛍光体層が放電セルC2とC3に形成されてバランスされるので、赤,緑,青の各色のバランスを均等にすることが出来る。
図9は、この発明の実施形態におけるPDPの第3実施例を示す正面図である。
この第3実施例におけるPDPの隔壁32は、各行電極対(X,Y)毎に、それぞれ行電極X,Yのバス電極Xa,Yaに対向する位置において行方向に延びる一対の横壁32Aと、隣接する列電極Dの間の中間位置に対向する位置において、一対の横壁32Aの間をそれぞれ列方向に延びる複数の縦壁32Bおよび32Cとによって、略梯子形状に成形されている。
そして、隣接する隔壁32の互いに背中合わせに位置する横壁32Aの間に隙間SLが形成されている。
この隔壁32の縦壁32Bは、前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Xa側(図9において上側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Ya側(図9において下側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
縦壁32Cは、縦壁22Bと反対に、前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Ya側(図9において下側)の端部の行方向の幅aが嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅がバス電極Xa側(図9において上側)にゆくほど小さくなる二等辺三角形状に成形されている。
そして、この隔壁32の縦壁32Bと32Cは、前述した第2実施例の場合と同様に、行方向に交互に配置されているとともに、列方向においても交互に位置するように配置されており、隔壁32によって区画された放電セルC2とC3は、それぞれ、互いに逆向きの傾きを有する平行四辺形状の開口面を有している。
他の部分の構成は第2実施例の場合と同様であり、同一の構成部分については、図9において図8と同一の符号が付されている。
上記PDPは、前述した第2実施例の場合と同様に、縦壁32B,32Cの前面ガラス基板側から見た正面形状が行電極対(X,Y)の一方の行電極側から他方の行電極側に向かって行方向の幅が狭まるように成形されているとともに、この縦壁32B,32Cの行方向の最大幅が、対向する嵩上げ誘電体層10の行方向の幅よりも大きい寸法に設定されていることによって、必要な強度を保持しながら縦壁32B,32Cの正面面積を従来の隔壁の縦壁の正面面積よりも小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルC2,C3の開口面積を大きくすることができるので、画面の輝度を増加させることが出来、また、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくして、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
さらに、上記PDPは、前述した第2実施例の場合と同様に、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置のずれによって、縦壁32B,32Cが嵩上げ誘電体層10に対して行方向にずれてしまった場合に、ずれ位置にある縦壁32B,32Cと嵩上げ誘電体層10とが重なり合う面積が、この縦壁32B,32Cが三角形状に成形されていることによって、行方向へのずれ幅が同一の場合に、従来のPDPの破線で示されるずれ位置の隔壁と嵩上げ誘電体層との重なり面積と比べて大きくなり、これによって、従来のPDPに比べて、行方向へのずれの許容量が大きくなるとともに、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置がずれた場合の縦壁32B,32Cと嵩上げ誘電体層10の当接部分の強度を、従来のPDPに比べて強く保つことが出来る。
そして、上記PDPは、行方向の幅が変化する方向が逆の縦壁32Bと32Cが列方向に交互に配置されていることによって、傾きが逆向きの放電セルC2とC3が列方向において交互に配置され、これによって、列方向に同じ色の蛍光体層が配列される場合に、隣接する表示ラインにおいて同じ色の蛍光体層が放電セルC2とC3に形成されてバランスされるので、赤,緑,青の各色のバランスを均等にすることが出来る。
さらに、上記PDPは、隔壁32を構成する横壁32Aが、バス電極XaまたはYaに対向する部分にのみ形成されて、背中合わせに位置する横壁32A間に隙間SLが形成されていることにより、隔壁32を軽量化出来るとともに、パネルの製造工程において、隔壁全体の加工精度を得易いという効果を有している。
図10は、この発明の実施形態におけるPDPの第4実施例を示す正面図である。
この第4実施例におけるPDPの隔壁42は、隣接する行電極対(X,Y)の互いに背中合わせに位置するバス電極XaとYaおよびこのバス電極XaとYaの間の領域部分に対向する位置において、それぞれ行方向に延びる複数の横壁42Aと、隣接する列電極Dの間の中間位置に対向する位置において、横壁42Aの間をそれぞれ列方向に延びる複数の縦壁42Bとによって、略格子形状に成形されている。
この隔壁42の各縦壁42Bは、前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Xa側とバス電極Ya側の端部の行方向の幅aが、それぞれ、嵩上げ誘電体層10の行方向の幅bよりも広く、この行方向の幅が、バス電極XaとYaの間の中央位置に対向する位置に向かって連続的に小さくなっている形状、すなわち、列方向において二個の二等辺三角形がバス電極XaとYaの間の中央位置に対向する位置において頂角を互いに付き合わせた形状に成形されている。
そして、この隔壁42によって区画された放電セルC4は、それぞれ、六角形状の開口面を有している。
他の部分の構成は第1実施例の場合と同様であり、同一の構成部分については、図10において図4と同一の符号が付されている。
上記PDPは、隔壁42の縦壁42Bの前面ガラス基板側から見た正面形状が、バス電極Xa側とバス電極Ya側の端部の行方向の幅aがバス電極XaとYaの間の中央位置に対向する位置に向かって連続的に小さくなる形状に成形されているとともに、この縦壁42Bの両端部の行方向の最大幅が、対向する嵩上げ誘電体層10の行方向の幅よりも大きい寸法に設定されていることによって、必要な強度を保持しながら縦壁42Bの正面面積を従来の隔壁の縦壁の正面面積よりも小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルC4の開口面積を大きくすることができるので、画面の輝度を増加させることが出来、また、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくして、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
さらに、上記PDPは、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置のずれによって、縦壁42Bが嵩上げ誘電体層10に対して行方向にずれてしまった場合に、ずれ位置にある縦壁42Bと嵩上げ誘電体層10とが重なり合う面積が、この縦壁42Bが二個の三角形を列方向に配列した形状に成形されていることによって、行方向へのずれ幅が同一の場合に、従来のPDPと比べてずれ位置にある縦壁42Bと嵩上げ誘電体層10との重なり面積が大きくなり、これによって、従来のPDPに対して行方向へのずれの許容量が大きくなるとともに、前面ガラス基板と背面ガラス基板の重ね合わせ位置がずれた場合の縦壁42Bと嵩上げ誘電体層10の当接部分の強度を、従来のPDPに比べて強く保つことが出来る。
さらに、上記PDPは、各放電セルC4の開口部が六角形状に形成されており、行方向に隣接する透明電極Xb間および透明電極Yb間の間隔をcとすると、製造上のマージンαが0≦α≦a/2の場合、放電セルC4の開口部の上端縁および下端縁の行方向の幅w1はc−aとなり、中央部(放電ギャップgに対向する部分の列方向の幅vの部分)の行方向の幅w2はc−α(>w1)となることにより、放電セルC4において、中央部のプラズマ放電が発生する放電ギャップgに対向する部分の行方向の幅が最大限になるため、これによって、画面の輝度を従来のPDPに比べてさらに向上させることが出来る。
上記各実施例のPDPは、前面基板と背面基板が放電空間を介して対向され、前面基板の内面側に行方向に延び列方向に並設されてそれぞれ表示ラインを形成する複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、背面基板の内面側に列方向に延び行方向に並設されて行電極対と交差する部分の放電空間にそれぞれ放電セルを構成する複数の列電極が設けられ、前面基板と背面基板の間に、列方向に延びて行方向に隣接する放電セル間を区画する縦壁を有する隔壁が設けられ、この隔壁の縦壁の行方向の幅が、それぞれ、行電極対を構成する一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側に行くに従って小さくなる形状に成形されている実施形態のPDPを、その上位概念の実施形態としている。
この上位概念を構成する実施形態のPDPは、放電空間を放電セル毎に区画する縦壁が、それぞれ前面基板側から見た正面形状が、行電極対の一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側向かって、行方向の幅が狭まる形状、例えば二等辺三角形状等の略三角形状に成形されていることによって、縦壁を例えば略三角形状の底辺の幅とほぼ同じ均一幅で縦壁が形成されている場合と比べて、縦壁の正面面積を小さくすることが出来、これによって、従来の同じ画面サイズのPDPと比べて、各放電セルの開口面積を大きくすることができるので、画面の輝度を増加させることが出来るようになり、そして、これによって、画面の高精細化に伴って画素数が増加する場合の輝度低下を従来のPDPよりも少なくすることができるので、高輝度の画像を形成することが出来るようになる。
1 …前面ガラス基板(基板)
2 …誘電体層
4 …背面ガラス基板(基板)
10 …嵩上げ誘電体層
12,22,32,42 …隔壁
12A,22A,32A …横壁
12B,22B,32B,42B …縦壁(第1縦壁)
12C,22C,32C …縦壁(第2縦壁)
13 …蛍光体層
42B …縦壁
C1,C2,C3,C4 …放電セル(単位発光領域)
D …列電極
SL …隙間
X,Y …行電極
Xa,Ya …バス電極
Xb,Yb …透明電極
2 …誘電体層
4 …背面ガラス基板(基板)
10 …嵩上げ誘電体層
12,22,32,42 …隔壁
12A,22A,32A …横壁
12B,22B,32B,42B …縦壁(第1縦壁)
12C,22C,32C …縦壁(第2縦壁)
13 …蛍光体層
42B …縦壁
C1,C2,C3,C4 …放電セル(単位発光領域)
D …列電極
SL …隙間
X,Y …行電極
Xa,Ya …バス電極
Xb,Yb …透明電極
Claims (9)
- 放電空間を介して一対の基板が対向され、この一対の基板の一方の基板の内面側に行方向に延び列方向に並設されてそれぞれ表示ラインを形成する複数の行電極対とこの行電極対を被覆する誘電体層が形成され、一対の基板の間に列方向に延び行方向に並設されて行電極対と交差する部分の放電空間にそれぞれ単位発光領域を構成する複数の列電極が設けられたプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記一対の基板の間に、少なくとも列方向に延びて行方向に隣接する単位発光領域間を区画する縦壁を有する隔壁が設けられ、
この隔壁の縦壁の行方向の幅が、それぞれ、行電極対を構成する一方の行電極側から他方の行電極側または他方の行電極側から一方の行電極側に行くに従って小さくなる形状に成形されていることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。 - 前記誘電体層に、行方向に隣接する単位発光領域の間の境界部分に対向する位置において誘電体層から他方の基板側に突出するとともに列方向に延びる嵩上げ誘電体層が形成され、この嵩上げ誘電体層がそれぞれ隔壁の縦壁に対向されて行方向に隣接する単位発光領域間が閉じられている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁の行方向の幅の最大値が嵩上げ誘電体層の行方向の幅以上の値に設定され、最小値が嵩上げ誘電体層の行方向の幅以下の値に設定されている請求項2に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁の基板側から見た正面形状が略三角形状である請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁のうち、行電極対の一方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第1縦壁と、他方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第2縦壁とが、行方向に交互に配置されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁のうち、行電極対の一方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第1縦壁が列方向の同じ列に配列され、他方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第2縦壁が列方向の同じ列に配列されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁のうち、行電極対の一方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第1縦壁と他方の行電極側の端部の行方向の幅が大きい第2縦壁とが、列方向に交互に配置されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁の縦壁が、行電極対の一方の行電極側と他方の行電極側の双方の端部の行方向の幅が大きく、それぞれ一方の行電極と他方の行電極の中間位置に対向する位置方向に向かってゆくに従って行方向の幅が小さくなる形状を有している請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 前記隔壁が、列方向に隣接する単位発光領域間を区画する横壁を有し、この横壁が、行方向に延びる隙間によって列方向に分割されている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233551A JP2008059832A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006233551A JP2008059832A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008059832A true JP2008059832A (ja) | 2008-03-13 |
Family
ID=39242333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006233551A Withdrawn JP2008059832A (ja) | 2006-08-30 | 2006-08-30 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008059832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009133622A1 (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-05 | 株式会社 日立製作所 | プラズマディスプレイパネルの製造方法およびプラズマディスプレイパネル、並びにプラズマディスプレイ表示装置の製造方法 |
-
2006
- 2006-08-30 JP JP2006233551A patent/JP2008059832A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009133622A1 (ja) * | 2008-05-02 | 2009-11-05 | 株式会社 日立製作所 | プラズマディスプレイパネルの製造方法およびプラズマディスプレイパネル、並びにプラズマディスプレイ表示装置の製造方法 |
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