JP2008059414A - リライタブル製品運用システム - Google Patents

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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】情報記憶手段とリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品の製造コスト低減と生産リードタイムの短縮、並びに最適な印字条件又は消去条件でリライタブルペーパーへの印字又は消去を行なえるようにしたリライタブル製品運用システムを提供する。
【解決手段】メーカー装置9のRFIDリーダ4でリライタブル製品NのRFIDタグTからIDが読み取られ、この読み取られたIDがメーカー装置9からサーバー2へアップロードされると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバー2のデータベース2Aに登録される。ユーザー装置3のRFIDリーダ6でリライタブル製品NのRFIDタグからIDが読み取られ、この読み取ったIDでユーザー装置3がサーバー2にペーパー特性の問合せをすると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバー2からダウンロードされ、このダウンロードしたペーパー特性に応じてサーマルプリンタ8の印字条件設定又は消去条件設定が変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、IDを読み取り可能に格納した情報記憶手段と、熱を加えることにより再印字可能なリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品を運用するためのシステムに関する。
従来より、熱を加えることにより文字や図形などを印字できるカードとして、例えば特許文献1に記載された感熱印字式カードが知られている。同文献1の感熱印字式カードにおいては、発色感度の異なる感熱印字式カードに対して均一な濃度の印字を得るため、感熱印字式カードの磁気ストライプ(情報記録部)に発色感度情報を書き込み、この書き込まれた発色感度情報を基に印字条件を設定して感熱印字式カードへの印字を行うようにしている。特許文献3に記載された感熱発色式カードも同様である。
また、従来より、感熱発色層に熱を加えることにより文字や図形などを印字したり印字された文字や図形などを消去できるカードとして、例えば特許文献2に記載された感熱発色式カードが知られている。同文献2の感熱発色式カードにおいては、そのカードの種別に対応する印字エネルギー及び消去温度で印字及び消去を行えるようにするため、カード自体に磁気記録部等の情報記録部を設けるとともに、その情報記録部にカードの種別を符号化(エンコード)して記録するようにしている。この種の感熱発色式カードを構成する感熱発色部はロイコ染料型、白濁透明型のリライタブルペーパーから構成されるが、これらのリライタブルペーパーは、その材料、感熱発色層の厚み、保護層の有無の違い等により、製造メーカーごと又は同じ製造メーカーのものでもロットごとに最適な発色感度や消去温度が異なるため、それらに対し同じ印字エネルギーや消去温度で印字又は消去を行うと、発色濃度の低下、文字のにじみ、印字されない、文字がつぶれて認識できない、完全な消去ができない等、発色、消色にばらつきが生じ、品質不良が発生するためである。
しかしながら、上記のような従来のカードでは、カード自体に発色感度情報やカードの種別といったデータをエンコードして記録する必要があるため、カードの製造過程においてエンコードの手間と費用が発生し、それだけカードの製造コストが高くなるとともに、生産リードタイムが長くなるという問題点がある。この問題は、上記のような従来のカードだけでなく、RFIDタグのような情報記憶手段とリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品でも同様に生じる。
特開平7−276683号公報
特開平8−90912号公報
特開平4−323049号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、情報記憶手段とリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品の製造コスト低減と生産リードタイムの短縮、並びに最適な印字条件又は消去条件でリライタブルペーパーへの印字又は消去を行なえるようにしたリライタブル製品運用システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、IDを読み取り可能に格納した情報記憶手段と熱を加えることにより再印字可能なリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品を運用するシステムであって、上記システムは、ネットワークに接続されたサーバーと、上記ネットワークを介して上記サーバーにアクセス可能なユーザー装置、メーカー装置とを含み、上記メーカー装置は、上記リライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取る読取手段と、上記読み取ったIDその他の製品情報を上記サーバーへアップロードする機能とを有し、上記サーバーは、上記メーカー装置からアップロードされたIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性をID別に登録するデータベースと、上記ユーザー装置から上記IDでペーパー特性の問合せがあったときに、そのIDに対応して登録されているペーパー特性を上記データベースから抽出して、問合せ元のユーザー装置へダウンロードする機能とを有し、上記ユーザー装置は、上記リライタブルペーパーに対して印字と消去を行なうリライト装置と、上記リライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取る読取手段と、上記サーバーに対して上記読み取ったIDでペーパー特性の問合せをする機能と、上記サーバーからダウンロードしたペーパー特性に応じて上記リライト装置の印字条件設定又は消去条件設定を変更する機能とを有することを特徴とする。
上記本発明において、上記リライタブル製品は、上記リライタブルペーパーからなるカードに、上記情報記憶手段としてRFIDタグを内蔵または付加したカード型製品であってよい。
上記本発明において、上記データベースに登録されるペーパー特性は、上記リライタブルペーパーの製造メーカーごとの印字・消去条件、リライタブルペーパーのロットごとの印字・消去条件、または、リライタブルペーパーの繰り返し使用履歴を考慮した印字・消去条件であってよい。
上記その他の製品情報の中には、上記メーカー装置の読取手段で読み取ったIDにより特定されるリライタブル製品を構成するリライタブルペーパーの製造メーカー名、ロット番号、ペーパ特性を含んでよい。
本発明にあっては、上記のように、メーカー装置の読取手段でリライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取り、この読み取ったIDがメーカー装置からサーバーへアップロードされると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバーのデータベースに登録される構成を採用したため、リライタブル製品の製造過程では、リライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取るだけのリードオンリー型で済み、その情報記憶手段にペーパー特性をエンコードして書き込む必要はなく、エンコードの手間とその費用を削減でき、リライタブル製品の製造コスト低減と生産リードタイムの短縮を図れる。
しかも、本発明によると、ユーザー装置の読取手段でリライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取り、この読み取ったIDでユーザー装置がサーバーにペーパー特性の問合せをすると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバーからダウンロードされ、このダウンロードしたペーパー特性に応じてリライト装置の印字条件設定又は消去条件設定が変更される構成を採用したため、ペーパー特性に応じた最適な印字条件又は消去条件でリライタブルペーパーへの印字又は消去を行なうことが可能となる等の作用効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態であるリライタブル製品運用システムの全体構成図、図2は図1のシステムを構成するサーバーのデータベースの説明図、図3は図1のシステムを構成するサーバーで使用するテーブルの一例の説明図である。
本実施形態のリライタブル製品運用システムは、インターネット等のネットワーク1に接続されたサーバー2と、該ネットワーク1を介して上記サーバー2にアクセス可能なユーザー装置3およびメーカー装置9とを含んで構成され、ユーザー装置3はリライタブル製品に対して印字又は消去を行うエンドユーザー側に設置され、メーカー装置9はリライタブル製品を製造するRFIDメーカー側に設置される。
RFIDメーカーで製造されるリライタブル製品Uについては、例えば、熱を加えることにより再印字可能な素材、具体的にはロイコ染料型又は白濁透明型のリライタブルペーパーからなる図1のカード(以下「リライトカードC」という)に、情報記憶手段としてRFIDタグTを内蔵するか、リライトカードCの裏面にRFIDタグTを付加したカード型製品が考えられる。このようなリライタブル製品Nを構成するRFIDタグTには、そのリライタブル製品Nやこれを構成するリライタブルペーパーを特定するための識別子として、IDが読み出し可能に格納されている。IDは重複することのないRFIDタグTのシリアル製造番号であってよい。
メーカー装置9は、RFIDタグTからIDを読み取るためのRFIDリーダ4と、上記ネットワーク1を介してサーバー2と通信を行なうための通信手段を有するメーカー端末5とを備え、RFIDリーダ4によってRFIDタグTからIDを読み取る処理や、この読み取ったID、および、必要に応じて、そのIDにより特定されるリライタブル製品Nを構成するリライタブルペーパーの製造メーカー名、ロット番号、ペーパ特性等を、当該リライタブル製品Nの製品情報Pとして、サーバー2にアップロードする処理などを行なう。製造されたリライタブル製品NはIDの読み取り後出荷される。
サーバー2は、上記メーカー装置9からアップロードされたIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性をID別に登録するデータベース2Aと、ユーザー装置3からIDでペーパー特性の問合せがあったときに、その問合せを受け付ける機能と、問合せのあったIDを検索キーとして上記データベース2Aを検索し、そのIDに対応して登録されているリライタブルペーパーのペーパー特性をデータベース2Aから抽出する機能と、抽出したリライタブルペーパーのペーパー特性を問合せ元のユーザー装置3へダウンロードする機能などを具備する。
上記データベース2Aに登録されるペーパー特性は、例えば、リライタブルペーパーの製造メーカーごとの印字・消去条件、リライタブルペーパーのロットごとの印字・消去条件、または、リライタブルペーパーの繰り返し使用履歴を考慮した印字・消去条件であってよい。印字・消去条件については、簡易的には、リライタブルペーパー(媒体)ごとの発色感度、消色(消去)感度を後述するサーマルプリンタ8の相対的なエネルギーレベルで数値化したもの、若しくは、リライタブルペーパーの発色温度、消去温度を採用してよい。その他には、サーマルヘッドの印加電圧、信号パルス幅(電圧印加時間)、印字圧力、リライトカードCの搬送速度などが考えられる。なお、図2乃至図5においてペーパ特性として記載されている“+02”や“−00”等の数値は、リライタブルペーパーの発色感度、消色(消去)感度をサーマルプリンタ8の相対的なエネルギーレベルで数値化したものである。
RFIDメーカーのメーカー装置9からサーバー2に対してリライタブル製品Nの製品情報Pがアップロードされたとき、上記サーバー2は、その製品情報P中のIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性を決定してデータベース2Aに登録する。
前述のペーパー特性を決定手法としては、例えば、図3に示すような予め用意されたテーブルU1をサーバー2で使用する方法を採り得る。テーブルU1は、A社のリライタブルペーパーのロットごとに予め確認されているリライタブルペーパーの印字・消去条件を登録したものである。このテーブルU1を用いる場合、サーバー2は、まずRFIDメーカーのメーカー端末5からアップロードされた製品情報P(本実施形態ではID、リライタブルペーパーの製造メーカー、ロット番号)をデータベース2Aの製品情報登録欄に登録し、次にその製品情報P中のロット番号に対応する印字・消去条件を図3のテーブルU1から選択し、選択した印字・消去条件を先ほど新規登録した製品情報Pと関連付けてデータベース2Aのペーパー特性登録欄に登録する。
以上のペーパー特性の決定手法は、メーカー装置9からサーバー2にアップロードされた製品情報Pの中に、リライタブルペーパーのペーパー特性が含まれていない場合の処理例である。これとは別に、そのアップロードされた製品情報Pの中にペーパー特性としてリライタブルペーパーの印字・消去条件が含まれている場合は、上述したペーパー特性の決定手法に代えて、そのアップロードされた印字・消去条件を製品情報Pと関連付けてデータベース2Aのペーパー特性登録欄に登録すればよく、この場合、前記テーブルU1は使用しない。
上記ユーザー装置3は、RFIDリーダ6とユーザー端末7とリライト装置としてのサーマルプリンタ8を含んで構成される。RFIDリーダ6は、RFIDタグTからIDを読み取る手段として機能し、読み取ったIDをユーザー端末7へ出力する。ユーザー端末7は、ネットワーク1を介してサーバー2と通信を行なうための通信手段を有し、サーバー2に対して上記読み取ったIDでペーパー特性の問合せをする手段や、当該サーバー2からダウンロードしたペーパー特性に応じて上記サーマルプリンタ8の印字条件設定又は消去条件設定を変更する手段として機能する。サーマルプリンタ8は、その変更後の印字条件又は消去条件でリライタブルペーパーからなるリライトカードCへの印字や消去を行なうように構成されている。なお、説明の便宜上、図1ではユーザー装置3を一つしか図示していないが、この種のユーザー装置3は複数あってもよい。
次に、上記の如く構成された本実施形態のリライタブル製品運用システム全体の動作について説明する。
尚、以下の動作説明では、説明の便宜上、図1に示すカード型のリライタブル製品を製造し運用するものとする。また、リライタブルペーパーのペーパー特性を決定する手法としては、図2に示すテーブルU1を使用する方法とする。
本実施形態のリライタブル製品運用システムによると、図1に示すように、RFIDメーカーにおいて、リライタブル製品Nが製造されると、RFIDリーダ4によりリライタブル製品NのRFIDタグTからIDが読み取られ、この読み取られたIDが製品情報Pとしてメーカー端末5に入力される。このほか、上記IDにより特定されるリライタブルペーパーの製造メーカー名(例えばA社)、ロット番号(例えば001や002等)も製品情報Pとしてメーカー端末5に入力され、これらの製品情報Pが一組のデータとして当該メーカー端末5からネットワーク経由でサーバー2のデータベース2A(具体的には製品情報登録欄)に新規に登録される。さらに、図2に示すテーブルU1の参照により、新規に登録した製品情報Pと関連付けて印字・消去条件もデータベース2A(具体的にはペーパー特性登録欄)に登録される。
ところで、RFIDメーカーにおいてIDの読み取りが完了した時点で、リライタブル製品Nは出荷待ちとなり、いつ出荷してもよい。
一方、リライタブル製品Nを入荷したユーザーは、印刷または消去の前にあらかじめ、ユーザー装置3のRFIDリーダ6でリライタブル製品NのRFIDタグTからIDを読み取る。ここで、読み取ったIDが例えば“AAA1”であれば、このAAA1というIDがユーザー端末7に入力される。
以上のようにして読み取ったID(AAA1)がユーザー端末7に入力されると、その入力をトリガとして、ユーザー端末7は、サーバー2に対しそのID(AAA1)でペーパー特性の問合せを行なう。図2の例では、上記ID(AAA1)のペーパー特性情報はサーバー2のデータベース2Aに既に登録されているから、そのID(AAA1)に対応するペーパー特性がサーバー2から問合わせ元のユーザー端末7にダウンロードされ、このダウンロードされたペーパー特性に応じてサーマルプリンタ8の印字条件設定又は消去条件設定が変更され、変更後の印字条件又は消去条件でリライトカードCへの印字又は消去が行なわれる。
図4のテーブルU2は、リライタブルペーパーの製造メーカー別に当該リライタブルペーパーの印字・消去条件を登録したものであり、図3のテーブルU1に代えて、このテーブルU2を使用してもよい。
図5のテーブルU3は、A社のリライタブルペーパーの繰り返し使用履歴を考慮した印字・消去条件を登録したものである。このテーブルU3を使用する場合、リライタブル製品NのRFIDタグTには繰り返し使用回数をカウントするためのカウンタ(図示省略)が設けられる。また、カウンタの値を更新するために、図1のRFIDリーダ6に代えて、RFIDリーダ/ライタが用いられる。尚、使用回数が0回のとき、カウンタの値は0である。
さらに、上記RFIDリーダ/ライタでは、リライタブル製品Nに対してサーマルプリンタ8で印刷又は消去を行なう度に、読取機能によりリライタブル製品NのRFIDタグTからIDを読み取るとともに、さらに書込機能によりRFIDタグ中のカウンタの値に1を加算し、加算後のカウンタ値と読み取ったIDとを一組のデータとしてユーザー端末7へ送出する。一方、ユーザー端末7は、上記RFIDリーダ/ライタから送出されてきた一組のデータ(加算後のカウンタ値とID)をネットワーク1経由でサーバー2にアップロードする。
また、サーバー2は、上記のようにユーザー端末7からアップロードされてきた一組のデータ(加算後のカウンタ値とID)を参照し、そのデータ中のIDに該当するデータベース2Aの使用履歴欄に当該データ中のカウンタ値を登録する。例えば、図2に示したようにAAA1というIDで特定されるリライタブル製品Nについては、上記カウンタ値が5であったため、そのID(AAA1)に対応する使用履歴欄には“5回使用”という使用履歴が登録されている。
さらに、上記サーバー2においては、上記のように登録された使用履歴(上記例では5回使用)に対応するペーパー特性を図5のテーブルU3中から選択し、選択したペーパー特性をデータベース2の該当するペーパー特性登録欄に登録する。上記例では“5回使用”という使用履歴であるから、テーブルU3中の“1〜10回使用”のときのペーパー特性を選択し登録している。このペーパー特性の登録内容は、例えば、リライタブル製品の使用履歴が11回になると、テーブルU3中の“10〜50回使用”のときのペーパー特性の内容で書き換え更新される。
以上説明した本実施形態のリライト製品運用システムによると、メーカー装置9のRFIDリーダ4でリライタブル製品NのRFIDタグTからIDを読み取り、この読み取ったIDがメーカー装置9からサーバー2へアップロードされると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバー2のデータベース2Aに登録される構成を採用した。このため、リライタブル製品Nの製造過程では、リライタブル製品NのRFIDタグTからIDを読み取るだけのリードオンリー型で済み、そのRFIDタグにペーパー特性をエンコードして書き込む必要はなく、エンコードの手間とその費用を削減でき、リライタブル製品Nの製造コスト低減と生産リードタイムの短縮を図れる。例えば、epcタグの場合は、書込時間を800ms(104bits)とすると、タグ1枚につき1秒程度の手間がかかるが、この手間を省くことができる。
しかも、本実施形態のリライト製品運用システムによると、ユーザー装置3のRFIDリーダ6でリライタブル製品NのRFIDタグからIDを読み取り、この読み取ったIDでユーザー装置3がサーバー2にペーパー特性の問合せをすると、そのIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性がサーバー2からダウンロードされ、このダウンロードしたペーパー特性に応じてサーマルプリンタ8の印字条件設定又は消去条件設定が変更される構成を採用した。このため、発色感度の相違など、リライタブルペーパーのペーパー特性に応じた最適な印字条件又は消去条件でリライタブルペーパーへの印字又は消去を行なうことが可能となり、良好な印字品質を保持することができ、また、一台のサーマルプリンタ8のようなリライト装置で発色感度の異なるリライタブル製品Nへの印字、消去が可能となり、汎用性が増す。
本発明の一実施形態であるリライタブル製品運用システムの全体構成図。 サーバーのデータベースの説明図。 サーバーで使用するテーブルの一例の説明図。 サーバーで使用するテーブルの他の例の説明図。 サーバーで使用するテーブルの他の例の説明図。
符号の説明
1 ネットワーク
2 サーバー
2A データベース
3 ユーザー装置
4 RFIDリーダ(読取手段)
5 メーカー端末
6 RFIDリーダ(読取手段)
7 ユーザー端末
8 サーマルプリンタ(リライト装置)
9 メーカー装置
C リライトカード(カード)
N リライタブル製品
P 製品情報
T RFIDタグ
U、U2、U3 テーブル
V エンドユーザー

Claims (3)

  1. IDを読み取り可能に格納した情報記憶手段と熱を加えることにより再印字可能なリライタブルペーパーとからなるリライタブル製品を運用するシステムであって、
    上記システムは、
    ネットワークに接続されたサーバーと、
    上記ネットワークを介して上記サーバーにアクセス可能なユーザー装置、メーカー装置とを含み、
    上記メーカー装置は、
    上記リライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取る読取手段と、
    上記読み取ったIDその他の製品情報を上記サーバーへアップロードする機能とを有し、
    上記サーバーは、
    上記メーカー装置からアップロードされたIDにより特定されるリライタブルペーパーのペーパー特性をID別に登録するデータベースと、
    上記ユーザー装置から上記IDでペーパー特性の問合せがあったときに、そのIDに対応して登録されているペーパー特性を上記データベースから抽出して、問合せ元のユーザー装置へダウンロードする機能とを有し、
    上記ユーザー装置は、
    上記リライタブルペーパーに対して印字と消去を行なうリライト装置と、
    上記リライタブル製品の情報記憶手段からIDを読み取る読取手段と、
    上記サーバーに対して上記読み取ったIDでペーパー特性の問合せをする機能と、
    上記サーバーからダウンロードしたペーパー特性に応じて上記リライト装置の印字条件設定又は消去条件設定を変更する機能とを有すること
    を特徴とするリライタブル製品運用システム。
  2. 上記リライタブル製品は、上記リライタブルペーパーからなるカードに、上記情報記憶手段としてRFIDタグを内蔵または付加したカード型製品であること
    を特徴とする請求項1に記載のリライタブル製品運用システム。
  3. 上記データベースに登録されるペーパー特性は、上記リライタブルペーパーの製造メーカーごとの印字・消去条件、リライタブルペーパーのロットごとの印字・消去条件、またはリライタブルペーパーの繰り返し使用履歴を考慮した印字・消去条件であること
    を特徴とする請求項1に記載のリライタブル製品運用システム。
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