JP2008059194A - 光学コード読取装置の設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラム - Google Patents

光学コード読取装置の設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる光学コード読取装置の設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】異なる2以上のシャッタースピードで光学コードの読み取りを複数回行わせることにより連続読み取りを実行し、その読取結果をグラフ表示領域61にグラフ表示させる。このとき、連続読み取りの各読取時にデコードできた光学コードのデコード時間及びコントラストを、それぞれシャッタースピードに対応付けてデコード時間表示領域62及びコントラスト表示領域63にプロットする。これにより、ユーザが各読取結果をグラフ上で視覚的に確認した上で、各ユーザにとって最適な読取条件として任意のシャッタースピードを設定することができるので、各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、光学コード読取装置の設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムに係り、さらに詳しくは、光学コード読取装置を用いて光学コードを読み取るときの読取条件をユーザが設定するための設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムに関する。
1次元コードや2次元コードなどの光学コードを撮像し、その撮像した光学コードをデコードすることにより光学コードの読み取りを行う光学コード読取装置が知られている。光学コード読取装置の中には、光学コードの読み取りに成功したとき、すなわち光学コードをデコードできたときに、デコード時間や読み取られた光学コードのコントラストなどの読取結果を表示させることができるようになっているものがある(例えば、特許文献1)。このような構成によれば、ユーザは、光学コードの読み取りを複数回行わせて、各読取時における読取結果を比較することにより、最適な読取条件を設定することができる。
また、光学コード読取装置の中には、ユーザによる1回の指示操作に対して光学コードの読み取りを複数回行い、各読取時における読取結果に基づいて、シャッタースピードなどの読取条件を最適な値に自動的に設定することができる機能、いわゆるティーチング機能を備えているものもある。ティーチング時の各読取時における読取結果及び自動的に設定された読取条件は表示されるようになっており、ユーザは、表示された読取結果及び読取条件を確認することができる。
しかし、ティーチングにより自動的に設定される読取条件は、常に最適な値とは限らない。例えば、光学コードの読み取りに要する時間の短縮化を重要視するユーザにとっては、読取結果の中でもデコード時間が短いときの読取条件の方が最適と言えるし、光学コードの読取成功率を重要視するユーザにとっては、読取結果の中でも撮像される光学コードのコントラストが高いときの読取条件の方が最適と言える。そこで、この種の光学コード読取装置の中には、ティーチング時の各読取時における読取結果を確認した上で、自動的に設定された読取条件をユーザが変更することができるようになっているものもある。
特開2004−54871号公報
しかしながら、読み取られた光学コードのコントラストやデコード時間などの各種読取結果に基づいて最適な読取条件を設定することは、一般のユーザにとって容易とは言えない。そのため、ユーザは、読取結果を確認して読取条件を変更し、その読取条件でティーチングを再度行って、その結果に応じて再び読取条件を変更するといった作業を繰り返さなければならず、設定作業が煩雑になるといった問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる光学コード読取装置の設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムを提供することを目的とする。
第1の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定装置であって、光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力手段と、上記露出量出力手段から異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示手段と、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段とを備えて構成される。
このような構成によれば、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより連続読み取りを実行し、その連続読み取りの結果をグラフ表示させることができる。表示されるグラフ上には、連続読み取り時に光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果が、各々の露出量に係るパラメータに対応付けて表示されるので、デコード可能な読取結果と露出量に係るパラメータの関係がユーザにとって視覚的に分かりやすい。
特に、少なくとも2種類の読取結果がグラフ表示されるので、各読取結果を比較した上で、最適な露出量に係るパラメータを設定することができる。すなわち、連続読み取りの結果の中で重要視する読取結果はユーザごとに異なるが、本発明によれば、ユーザが各読取結果をグラフ上で視覚的に確認した上で、各ユーザにとって最適な読取条件として任意の露出量に係るパラメータを設定することができる。したがって、各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる。
第2の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、上記構成に加えて、上記少なくとも2種類の読取結果に基づいて、露出量に係るパラメータを算出する露出量算出手段を備え、上記グラフ表示手段が、上記露出量算出手段により算出された露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置に、当該算出結果に対応するシンボルを表示させるように構成される。
このような構成によれば、連続読み取りにより得られた少なくとも2種類の読取結果に基づいて、最適と思われる露出量に係るパラメータを自動的に算出し、その露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置にシンボルを表示させることができる。したがって、ユーザは、グラフ上に表示されたシンボルを基準にして、各ユーザにとって最適な読取条件を設定することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
第3の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、上記構成に加えて、上記グラフ表示手段が、ポインティングデバイスでグラフ上の位置が指定されたときに、その指定された位置に上記シンボルを移動させ、上記露出量算出手段が、移動後の上記シンボルの位置に応じた露出量に係るパラメータを算出するように構成される。
このような構成によれば、ユーザがポインティングデバイスを操作することにより、グラフ上でのシンボルの位置を移動させ、移動後のシンボルの位置に応じた露出量に係るパラメータを算出させることができる。したがって、ユーザは、最初にグラフ上に表示されたシンボルを基準にして、そのシンボルをグラフ上で移動させることにより露出量に係るパラメータを設定することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
第4の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、上記構成に加えて、ユーザ操作に基づいて、露出量に係るパラメータの数値入力を受け付ける露出量入力受付手段を備え、上記グラフ表示手段が、数値入力された露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置に、上記シンボルを移動させるように構成される。
このような構成によれば、ユーザが露出量に係るパラメータの数値入力を行うことにより、数値入力された露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置にシンボルを移動させることができる。したがって、数値入力した露出量に係るパラメータと、その露出量に係るパラメータに対応する連続読み取り時の読取結果との関係を、ユーザがグラフで確認することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
第5の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、上記構成に加えて、上記読取結果には、上記連続読み取り時にデコードできた光学コードのコントラストが含まれるように構成される。
このような構成によれば、連続読み取り時にデコードできた光学コードのコントラストを読取結果としてグラフ上に表示させることができる。したがって、ユーザは、光学コードのコントラストと対応する露出量に係るパラメータをグラフ上で確認した上で、最適な露出量に係るパラメータを設定することができる。
第6の本発明による光学コード読取装置の設定装置は、上記構成に加えて、上記読取結果には、上記連続読み取り時にデコードできた光学コードのデコード時間が含まれるように構成される。
このような構成によれば、連続読み取り時にデコードできた光学コードのデコード時間を読取結果としてグラフ上に表示させることができる。したがって、ユーザは、光学コードのデコード時間と対応する露出量に係るパラメータをグラフ上で確認した上で、最適な露出量に係るパラメータを設定することができる。
第7の本発明による光学コード読取装置の設定システムは、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定システムであって、上記光学コード読取装置が、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取手段と、上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信手段とを備え、上記設定装置が、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段とを備えて構成される。
第8の本発明による光学コード読取装置の設定方法は、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定方法であって、光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力ステップと、上記露出量出力ステップで異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示ステップと、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信ステップと、上記読取結果受信ステップにより受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示ステップとを備えて構成される。
第9の本発明による光学コード読取装置の設定方法は、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定方法であって、上記光学コード読取装置が、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取ステップと、上記光学コード読取装置が、上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信ステップと、上記設定装置が、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信ステップと、上記設定装置が、上記読取結果受信ステップにより受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示ステップとを備えて構成される。
第10の本発明による光学コード読取装置の設定プログラムは、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定プログラムであって、光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力手段と、上記露出量出力手段から異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示手段と、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段として情報処理装置を機能させるように構成される。
第11の本発明による光学コード読取装置の設定プログラムは、光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定プログラムであって、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取手段と、上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信手段として上記光学コード読取装置を機能させ、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段として上記設定装置を機能させるように構成される。
本発明によれば、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより連続読み取りを実行し、その連続読み取りの結果として少なくとも2種類の読取結果をグラフ表示させることができるので、各読取結果を比較した上で、最適な露出量に係るパラメータを設定することができる。これにより、ユーザが各読取結果をグラフ上で視覚的に確認した上で、各ユーザにとって最適な読取条件として任意の露出量に係るパラメータを設定することができるので、各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による設定装置1を用いて光学コード読取装置2の設定を行う際の一構成例を示した概略図であり、設定装置1の一例としてパーソナルコンピュータが示されている。光学コード読取装置2は、搬送ライン3上を搬送される読取対象物4に対して光を照射し、その反射光を受光することにより、読取対象物4の表面に形成されている光学コード5を撮像してデコードを行うものである。
光学コード読取装置2には、第1操作キー21及び第2操作キー22からなる操作部23と、複数のLED(Light Emitting Diode)からなる表示部24とが備えられている。ユーザは、操作部23を操作することにより、光学コード読取装置2の動作設定を行うことができるとともに、表示部24の表示に基づいて動作状況を確認することができる。
この光学コード読取装置2は、ユーザによる操作部23への1回の指示操作に対して光学コード5の読み取りを複数回行い、各読取時における読取結果に基づいて、シャッタースピードなどの読取条件を最適な値に自動的に設定するティーチング機能を備えている。上記シャッタースピードは、読取対象物4に対する照射光の照射時間により規定される。ティーチング時などの光学コード読取装置2の動作時には、表示部24の複数のLEDを用いて各種表示が行われるようになっている。
第1操作キー21が所定時間内で短時間押状態とされることにより「短押し」された場合には、光学コード読取装置2から読取対象物4に向けてレーザ光が照射されることにより、読取対象物4の表面にポインタが表示される。ここでは、ポインタとして2つの点が読取対象物4の表面に表示されるようになっており、これらの2つの点の間に光学コード5が位置するように光学コード読取装置2を固定することにより、光学コード5を良好に読み取ることができる位置に光学コード読取装置2を設置することができる。一方、第1操作キー21が上記所定時間を超えて長時間押状態とされることにより「長押し」された場合には、ティーチングが開始されるようになっている。
ティーチング後に、第2操作キー22が所定時間内で短時間押状態とされることにより「短押し」された場合には、ティーチングにより設定されたシャッタースピードで連続して複数回の読み取りが行われることにより、読取テストが実行される。この読取テストでは、各読取時におけるデコードの成功率が表示部24の複数のLEDを用いてレベル表示されることにより、ティーチングで設定されたシャッタースピードが適当であるか否かをユーザが確認できるようになっている。一方、第2操作キー22が上記所定時間を超えて長時間押状態とされることにより「長押し」された場合には、ティーチングにより設定されたシャッタースピードが、光学コード読取装置2内のメモリ(不図示)に格納されるようになっている。
ユーザは、光学コード読取装置2の操作部23を操作するだけでなく、光学コード読取装置2に接続されている設定装置1を操作することによっても、ティーチングや読取テストの開始指示を行うことができる。また、光学コード読取装置2には、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)等の外部接続機器6が接続されており、光学コード読取装置2において光学コード5がデコードされることにより得られたデータを外部接続機器6へ出力することができるようになっている。
図2は、光学コード読取装置2の一構成例を示したブロック図である。この光学コード読取装置2は、上述の操作部23及び表示部24の他、制御部25、撮像部26、機器出力部27、設定装置入出力部28、読取画像記憶部29及びパラメータ記憶部30を備えている。制御部25は、撮像制御部251、デコード部252、ティーチング部253、テスト部254及びポインタ制御部255によって構成され、これらの各機能部は、プロセッサからなる制御部25が実行するコンピュータプログラムにより実現される。
撮像部26には、レンズ261、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ262、増幅器263、A/D変換器264、LED(Light Emitting Diode)素子265及びLD(Laser Diode)素子266が備えられている。読取対象物4にはLED素子265からの光が照射され、その反射光がレンズ261を介してCMOSセンサ262に入射する。CMOSセンサ262は、読取対象物4からの反射光を受光して撮像を行うための受光素子であり、CMOSセンサ262から出力されたアナログ信号は、増幅器263で増幅された後、A/D変換器264でデジタル信号に変換され、読取画像データとして制御部25に入力される。LD素子266は、読取対象物4に向けてレーザ光を照射することにより、読取対象物4の表面にポインタを表示させる。
撮像部26に撮像を指示し、読取画像データを取得するための制御は、制御部25の撮像制御部251により行われる。撮像部26からの読取画像データは、読取画像記憶部29に記憶されるとともに、撮像制御部251を介してデコード部252に入力される。そして、デコード部252により、その読取画像データの中から光学コード5を抽出するための処理が行われ、光学コード5を抽出することができた場合には、その光学コード5がデコードされる。ただし、デコード部252は、読取画像記憶部29を直接参照して、読取画像データに対する処理を行うようになっていてもよい。
この光学コード読取装置2は、バーコードのような一次元コードやQRコードのような二次元コードなど、複数種類の光学コード5を読み取り可能である。これらの各種光学コード5においては、一般的に、矩形のコード領域内に光学コード5が形成されており、読取画像データからコード領域と思われる矩形領域を抽出した後、その矩形領域から光学コード5の種類に応じた特徴部分を検出することにより光学コード5の種類を特定し、光学コード5を抽出することができる。
ティーチング部253は、第1操作キー21が「長押し」された場合や設定装置1からの指示に基づいて、ティーチングを実行する。パラメータ記憶部30には、ティーチング時の読取条件として、シャッタースピードなどの各種パラメータの組み合わせを複数種類格納することができる。この例では、パラメータ記憶部30にパラメータの組み合わせを8種類まで格納することができるようになっている。デコード時には、ユーザ操作に基づいて、デコード部252がパラメータ記憶部30に格納されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択することにより、そのパラメータに基づいて光学コード5が抽出され、抽出された光学コード5がデコードされる。テスト部254は、第2操作キー22が「短押し」された場合や設定装置1からの指示に基づいて、読取テストを実行する。
ティーチングや読取テストを行った場合には、デコードにより得られたデータが、ティーチング部253やテスト部354に入力されるとともに、光学コード読取装置2の動作状況やデコードの成功率などが表示部24を用いて表示される。また、設定装置1を操作することによりティーチングや読取テストを行った場合には、デコードにより得られたデータが、設定装置入出力部28を介して設定装置1へ出力される。一方、ティーチングや読取テストによる光学コード読取装置2の設定完了後、搬送ライン3上を搬送される読取対象物4から光学コード5を読み取る際には、デコードにより得られたデータが、機器出力部27を介して外部接続機器6へ出力される。ポインタ制御部255は、第1操作キー21が「短押し」された場合に、LD素子266から読取対象物4に向けてレーザ光を照射させることにより、読取対象物4の表面にポインタを表示させる。
図3は、光学コード読取装置2の設定装置1の一構成例を示したブロック図である。この設定装置1は、制御部11、操作部12及び表示部13を備えている。この設定装置1は、パーソナルコンピュータからなり、操作部12には、マウスからなるポインティングデバイス121や、キーボードからなる数値入力部122などが備えられている。また、表示部13は、液晶表示器により構成されている。
制御部11は、ティーチング指示部111、シャッタースピード出力部112、テスト指示部113、画像取得指示部114、ティーチング結果受信部115、シャッタースピード算出部116、グラフ表示制御部117、シャッタースピード入力受付部118、テスト結果受信部119及び画像取得部120によって構成され、これらの各機能部は、プロセッサからなる制御部11が実行する光学コード読取装置2の設定プログラムにより実現される。
ティーチング指示部111は、ユーザによるポインティングデバイス121の操作に基づいて、ティーチングのための連続読み取りを光学コード読取装置2に指示する連続読取指示手段である。より具体的には、ティーチング指示部111は、シャッタースピード出力部112から光学コード読取装置2へ異なる2以上のシャッタースピードの値を出力させ、それらのシャッタースピードで光学コード5の読み取りを複数回行わせることにより、連続読み取りを実行させる。ここで、シャッタースピード出力部112は、光学コード5に対する露出量に係るパラメータとして、シャッタースピードを光学コード読取装置2へ出力する露出量出力手段である。ただし、異なる2以上のシャッタースピードが設定装置1から光学コード読取装置2へ出力されるような構成に限らず、光学コード読取装置2が異なる2以上のシャッタースピードで自動的に連続読み取りを実行するような構成であってもよい。
連続読み取りの結果は、光学コード読取装置2からティーチング結果受信部115に受信される。連続読み取りの結果には、連続読み取り時にデコードできた光学コード5のコントラストやデコード時間、シャッタースピードなどの読取結果が含まれている。上記コントラストは、読み取った光学コード5のコード領域内における白色部分と黒色部分の明るさの差により規定される。上記デコード時間は、撮像制御部251による光学コード5の読み取りが開始された後、その光学コード5がデコード部252でデコードされるまでの時間である。グラフ表示制御部117は、表示部13に対してグラフ表示を行うグラフ表示手段であり、デコードに成功したときの光学コード5のコントラストやデコード時間を、その読取時におけるシャッタースピードに対応付けてグラフ上にプロットすることによりグラフ表示を行う。
シャッタースピード算出部116は、ティーチング結果受信部115で受信した連続読み取りの結果に基づいて、最適と思われるシャッタースピードを算出することにより、ティーチングを行う。すなわち、デコードに成功したときの光学コード5のコントラストやデコード時間などを用いて所定の演算が行われることにより、できるだけ短時間かつ高い成功率で読み取りを行うことができるシャッタースピードが算出される。ここでは、グラフ上にプロットされる最も高いコントラストと、最も短いデコード時間と、デコードに成功した最短及び最長のシャッタースピードの中間値とを用いて、加重平均値を算出する演算が行われるようになっている。ただし、シャッタースピードの最適値の算出は、設定装置1内で行われるような構成に限らず、光学コード読取装置2内で行われるような構成であってもよい。グラフ表示制御部117は、上記のようにして算出されたシャッタースピードに対応するグラフ上の位置に、所定のシンボルを表示させることにより、最適と思われるシャッタースピードとして算出された値をユーザに対して分かりやすく表示する。
グラフ上に表示されているシンボルは、ユーザがポインティングデバイス121を操作することにより、グラフ上で移動させることができる。ポインティングデバイス121を用いてグラフ上の位置がユーザにより指定されると、グラフ表示制御部117が指定された位置にシンボルを移動させるとともに、シャッタースピード算出部116が移動後のシンボルの位置に応じたシャッタースピードを算出する。このように、最適と思われるシャッタースピードとして自動的に算出された値を基準にして、ユーザはグラフ上のシンボルの位置を移動させることにより、任意のシャッタースピードを設定することができる。
シャッタースピード入力受付部118は、ユーザによる数値入力部122の操作に基づいて、光学コード5に対する露出量に係るパラメータとして、シャッタースピードの数値入力を受け付ける露出量入力受付手段である。グラフ表示制御部117は、数値入力部122の操作により入力されたシャッタースピードに対応するグラフ上の位置に上記シンボルを移動させることにより、任意のシャッタースピードに対応付けてシンボルを表示させることができる。
テスト指示部113は、ユーザによるポインティングデバイス121の操作に基づいて、読取テストの開始指示を行う。より具体的には、テスト指示部113は、予め行われたティーチングにより自動的に設定されているシャッタースピードをシャッタースピード出力部112から光学コード読取装置2へ出力させ、そのシャッタースピードで連続して複数回の読み取りを行わせることにより、読取テストを実行させる。読取テストの結果は、光学コード読取装置2からテスト結果受信部119に受信され、その結果が表示部13に表示される。
画像取得指示部114は、光学コード読取装置2に対して、撮像部26で撮像した読取対象物4の読取画像データの送信を指示する。この画像取得指示部114による指示に基づいて、光学コード読取装置2の読取画像記憶部29に記憶されている読取画像データが設定装置1へ送信され、その読取画像データが画像取得部120で受信される。表示部13には、画像取得部120で受信した読取画像データに基づく画像を表示させることができる。
図4は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード仕様確認画面を示している。この図4に示すように、設定画面には、「Param」ボタン41及び「Code」ボタン42が表示されており、ポインティングデバイス121を用いていずれかのボタン41,42を選択することにより、そのボタン41,42に対応する設定画面を設定画面表示領域43に表示させることができる。
図4には、「Code」ボタン42に対応する設定画面が表示されている。この「Code」ボタン42に対応する設定画面は、比較的熟練されていないユーザを対象とするものであり、ユーザが視覚的に分かりやすく各種設定を行うことができるように工夫されている。これに対して、後述する「Param」ボタン41に対応する設定画面は、比較的熟練されたユーザを対象とするものであり、「Code」ボタン42に対応する設定画面で設定できる内容に加えて、さらに詳細な設定を行うことができるようになっている。
「Code」ボタン42に対応する設定画面には、「コード仕様確認」ボタン44、「コード設定」ボタン45及び「撮像設定」ボタン46が表示されている。図4では、「コード仕様確認」ボタン44が選択されることにより、コード仕様確認画面が設定画面表示領域43に表示されている。このコード仕様確認画面には、ユーザが選択した種類の光学コード5の詳細情報が表示されることにより、ユーザが各種類の光学コード5の仕様を確認することができるようになっている。
この例において、コード仕様確認画面には、ユーザが光学コード5の種類、データサイズ及び印字スペースなどの条件を入力する条件入力領域47と、条件入力領域47に入力された条件に基づいて計算された光学コード5の詳細情報を表示する計算結果表示領域48とが含まれている。ユーザは、条件入力領域47に条件を入力した後、計算結果表示領域48に表示されている「計算」ボタン49を選択することにより、その入力条件に基づく計算を実行させ、計算された光学コード5の詳細情報を計算結果表示領域48に表示させることができる。計算結果表示領域48には、ユーザにより選択された種類の光学コード5の外観画像50が表示され、比較的熟練されていないユーザであっても光学コード5の種類を一目で確認することができるようになっている。
図5は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード設定画面を示している。「Code」ボタン42に対応する設定画面において、「コード設定」ボタン45が選択された場合には、図5に示すようなコード設定画面が設定画面表示領域43に表示される。このコード設定画面では、読み取り可能な光学コード5として、13種類の光学コード5の中から最大で8種類の光学コード5を設定することができる。この例では、コード設定画面が8つの領域(コード1〜コード8)に分割されており、各領域において光学コード5の種類その他の詳細設定を行うことができるようになっている。
図6は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「手動」ボタン52が選択されている場合を示している。「Code」ボタン42に対応する設定画面において、「撮像設定」ボタン46が選択された場合には、図6に示すような撮像設定画面が設定画面表示領域43に表示される。この撮像設定画面には、ティーチング時の読取条件として複数種類のパラメータの組み合わせを表示するパラメータ表示領域51が含まれている。
この例では、上述のシャッタースピードの他、ティーチング時に読取対象となる光学コード5の種類、光学コード5の読み取りを再試行するまでのリトライ時間、光学コード5の読取画像データを白黒反転又は左右反転させるか否かなどを表す各種パラメータの組み合わせを、読取条件として8種類まで設定することができるようになっている。パラメータ表示領域51の下方には、「手動」ボタン52、「自動」ボタン53及び「テスト」ボタン54が表示されており、パラメータ表示領域51に表示されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択した上で、「手動」ボタン52を選択した場合には、図6に示すように、選択したパラメータをユーザが手動で設定するための手動設定領域55が表示される。
図7は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「自動」ボタン53が選択されている場合を示している。撮像設定画面において、パラメータ表示領域51に表示されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択した上で、「自動」ボタン53を選択した場合には、図7に示すような自動設定領域56が表示される。
自動設定領域56には、ティーチングの開始を指示するための「ティーチ開始」ボタン57の他、光学コード読取装置2のLD素子266からのレーザ光の照射を指示するための「レーザオン」ボタン58、シャッタースピードを設定するためのシャッタースピード設定領域59、ティーチングの結果を表示するティーチング結果表示領域60、ティーチング時の読取結果をグラフ表示するグラフ表示領域61などが含まれている。
図8は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、図7の状態からユーザ操作が行われた場合の撮像設定画面を示している。図9は、ティーチング時に設定装置1の制御部11が行う処理の一例を示したフローチャートである。以下では、図3及び図7〜図9を参照して、ティーチング時の処理及び表示部13に対する表示態様について具体的に説明する。
「ティーチ開始」ボタン57が選択されることによりティーチングの開始指示が行われると、ティーチング指示部111からの指示に基づいて、シャッタースピード出力部112から光学コード読取装置2へ異なる2以上のシャッタースピードが順次に出力される(ステップS101)。これにより、光学コード読取装置2において各シャッタースピードで光学コード5の読み取りが行われ、各読取時における読取結果がティーチング結果受信部115により受信される(ステップS102でYes)。ただし、異なる2以上のシャッタースピードが設定装置1から光学コード読取装置2へ出力されるのではなく、光学コード読取装置2が異なる2以上のシャッタースピードで自動的に連続読み取りを行い、その結果が設定装置1に入力されるようになっていてもよい。
グラフ表示制御部117は、ティーチング結果受信部115で受信した各読取時の読取結果をグラフ表示領域61にプロットすることにより、グラフ表示を行う(ステップS103)。この例ではシャッタースピードを横軸、読取結果の一例である光学コード5のコントラスト及びデコード時間を縦軸として、グラフ表示領域61にグラフが表示される。すなわち、複数のシャッタースピードで読み取りが行われ、各読取時にデコードできた光学コード5のコントラスト及びデコード時間がシャッタースピードに対応付けてグラフ上にプロットされるようになっている。
図7に示すように、光学コード5のデコード時間は、グラフの下部に形成されているデコード時間表示領域62に、各読取時におけるシャッタースピードに対応付けてプロットされる。一方、光学コード5のコントラストは、デコード時間表示領域62の上方に形成されているコントラスト表示領域63に、各読取時におけるシャッタースピードに対応付けてプロットされる。
この例では、デコードに成功したときの光学コード5のコントラスト及びデコード時間のみがグラフ表示されるようになっている。これは、光学コード5のコントラストはコード領域のみを用いて算出することが望ましいが、デコードに失敗したときにはその算出が困難である点、成功したシャッタースピードの中間値を算出する場合に、その位置を把握しやすい点などを考慮したものである。ただし、このような構成に限らず、デコードに失敗したときの光学コード5のコントラスト及びデコード時間もグラフ表示されるようになっていてもよい。また、光学コード5のコントラストやデコード時間などの各読取結果が、同一グラフ上にプロットされるような構成に限らず、例えば、各読取結果が別々のグラフ上にプロットされ、それらのグラフが表示部13に並べて表示されるような構成であってもよい。
シャッタースピード出力部112から出力された全てのシャッタースピードで光学コード5の読み取りが終了すると(ステップS104でYes)、シャッタースピード算出部116が読取結果に基づいて上述の加重平均値を算出することにより、最適と思われるシャッタースピードが算出される(ステップS105)。そして、図7に示すように、算出されたシャッタースピードに対応するグラフ上の位置に、縦軸に対して平行に延びる直線状のシンボルとして最適値バー64が表示される(ステップS106)。このとき、算出されたシャッタースピードが、シャッタースピード設定領域59に表示されるようになっている。
ユーザは、ポインティングデバイス121を操作することにより、グラフ上の最適値バー64を横軸方向に平行移動させることができる。この例では、マウスからなるポインティングデバイス121を用いて、表示画面上を移動するカーソル(不図示)を最適値バー64上に合わせた後、いわゆるドラッグを行うことにより、最適値バー64を移動させることができるようになっている。ただし、グラフ上における最適値バー64の移動は、上記のようなドラッグによるものに限らず、移動させたい位置にカーソルを合わせてクリックを行うなど、ポインティングデバイス121を用いた種々の操作により実現することができる。
最適値バー64を移動させた場合には、図8に示すように、当初の最適値バー64が同じ位置に表示された状態のまま、新たな最適値バー65が現れて、グラフ上における移動後の位置に表示される。これらの最適値バー64,65は、ユーザが視覚的に分かりやすいように異なる色で表示されることが好ましい。このようにして最適値バー64が移動されると(ステップS107でYes)、移動後の最適値バー65の位置に応じたシャッタースピードがシャッタースピード算出部116により算出され(ステップS108)、図8に示すように、その算出されたシャッタースピードの値がシャッタースピード設定領域59に表示される。
ユーザは、ポインティングデバイス121を操作するだけでなく、数値入力部122を操作することによっても、グラフ上の最適値バー64を移動させることができる。すなわち、ユーザが数値入力部122を操作することにより、シャッタースピード設定領域59にシャッタースピードを入力すると(ステップS109でYes)、その数値入力がシャッタースピード入力受付部118で受け付けられ、グラフ表示制御部117が当該シャッタースピードに対応する位置に最適値バー64を移動させる(ステップS110)。このときも、図8のように、当初の最適値バー64が同じ位置に表示された状態のまま、新たな最適値バー65が現れて、グラフ上における移動後の位置に表示されるようになっている。ただし、シャッタースピード設定領域59に対する数値入力は、数値入力部122を用いて行われるような構成に限らず、ポインティングデバイス121を用いて行われるような構成であってもよい。
本実施の形態では、異なる2以上のシャッタースピードで光学コード5の読み取りを2回以上行わせることにより連続読み取りを実行し、その連続読み取りの結果をグラフ表示させることができる。表示されるグラフ上には、連続読み取り時に光学コード5をデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果として、光学コード5のコントラストやデコード時間などが、各々のシャッタースピードに対応付けて表示されるので、デコード可能な読取結果とシャッタースピードの関係がユーザにとって視覚的に分かりやすい。
特に、少なくとも2種類の読取結果がグラフ表示されるので、各読取結果を比較した上で、最適なシャッタースピードを設定することができる。すなわち、連続読み取りの結果の中で重要視する読取結果はユーザごとに異なるが、本実施の形態では、ユーザが各読取結果をグラフ上で視覚的に確認した上で、各ユーザにとって最適な読取条件として任意のシャッタースピードを設定することができる。したがって、各ユーザにとって最適な読取条件を容易に設定することができる。
また、連続読み取りにより得られた少なくとも2種類の読取結果に基づいて、最適と思われるシャッタースピードを自動的に算出し、そのシャッタースピードに対応するグラフ上の位置に最適値バー64を表示させることができる。したがって、ユーザは、グラフ上に表示された最適値バー64を基準にして、各ユーザにとって最適なシャッタースピードを設定することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
例えば、光学コード5のデコード時間よりもコントラストを重要視するユーザは、グラフ上にプロットされている各読取時におけるコントラストのうち、最も高いコントラストに対応するシャッタースピードを最適値として設定することができる。一方、光学コード5のコントラストよりもデコード時間を重要視するユーザは、グラフ上にプロットされている各読取時におけるデコード時間のうち、最も短いデコード時間に対応するシャッタースピードを最適値として設定することができる。これ以外にも、例えば、デコード時間を一定時間内に抑えたいユーザであれば、上記一定時間内のデコード時間に対応付けてプロットされているコントラストのうち、最も高いコントラストに対応するシャッタースピードを最適値として設定することができる。
また、本実施の形態では、ユーザがポインティングデバイス121を操作することにより、グラフ上での最適値バー64の位置を移動させ、移動後の最適値バー65の位置に応じたシャッタースピードを算出させることができる。したがって、ユーザは、最初にグラフ上に表示された最適値バー64を基準にして、その最適値バー64をグラフ上で移動させることによりシャッタースピードを設定することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
また、ユーザは、数値入力部122を用いてシャッタースピードの数値入力を行うことにより、数値入力されたシャッタースピードに対応するグラフ上の位置に最適値バー64を移動させることができる。したがって、数値入力したシャッタースピードと、そのシャッタースピードに対応する連続読み取り時の読取結果との関係を、ユーザがグラフで確認することができるので、読取条件の設定がさらに容易になる。
図10は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「テスト」ボタン54が選択されている場合を示している。撮像設定画面において、パラメータ表示領域51に表示されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択した上で、「テスト」ボタン54を選択した場合には、テスト指示部113からの指示に基づいて、それらのパラメータが光学コード読取装置2へ出力される。このとき、上記パラメータに含まれるシャッタースピードが、シャッタースピード出力部112から光学コード読取装置2へ出力される。
したがって、上記のようにしてティーチングを行った後、そのティーチングを行ったパラメータの組み合わせをパラメータ表示領域51から選択し、「テスト」ボタン54を選択すれば、ティーチングで設定されたシャッタースピードなどのパラメータが光学コード読取装置2へ出力される。そして、そのパラメータを用いて連続して複数回の読み取りが行われることにより、読取テストが実行され、その読取テストの結果がテスト結果受信部119で受信される。テスト結果受信部119で受信された読取テストの結果は、図10に示すように、テスト結果表示領域66に表示される。このテスト結果表示領域66には、LD素子266からレーザ光を照射させてポインタを表示させるための「ポインタ」ボタンが含まれている。
本実施の形態において、設定装置1の表示部13に表示される設定画面の上部には、「テストモード」ボタン67が表示されている。ユーザがポインティングデバイス121を用いて「テストモード」ボタン67を選択した場合には、パラメータ表示領域51に表示されている各パラメータの組み合わせを用いて、順次に読取テストが実行される。すなわち、「テスト」ボタン54を選択した場合には、パラメータ表示領域51に表示されているパラメータの組み合わせの中からユーザが予め選択している組み合わせのみを用いて読取テストが行われるのに対して、「テストモード」ボタン67を選択した場合には、パラメータ表示領域51に表示されている全てのパラメータの組み合わせを用いて読取テストが行われるようになっている。
図11は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、テストモード画面を示している。設定画面において「テストモード」ボタン67が選択された場合には、図11に示すようなテストモード画面が設定画面表示領域43に表示される。このテストモード画面には、読取テストの種別を設定するためのテスト種別設定領域71、テストモードの実行を指示する「開始」ボタン72、LD素子266からレーザ光を照射させてポインタを表示させるための「ポインタ」ボタン73、テストモードによる読取テストの結果を表示するテスト結果表示領域74などが含まれている。
図12は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、動作設定画面を示している。ポインティングデバイス121を用いて「Param」ボタン41を選択した場合には、図12に示すような「Param」ボタン41に対応する設定画面が表示される。この設定画面は、比較的熟練されたユーザを対象とするものであり、「動作設定」ボタン75、「コード設定」ボタン76、「撮像設定」ボタン77、「タイミング入力設定」ボタン78、「通信設定」ボタン79及び「その他の設定」ボタン80が表示されている。
図12では、「動作設定」ボタン75が選択されることにより、動作設定画面が設定画面表示領域43に表示されている。この動作設定画面には、読み取りモードを選択するための読み取りモード設定領域751、同一の光学コード5を誤って2度読み取ってしまうのを防止するのに必要な読み取り時間間隔を設定するための2度読み防止時間設定領域752、読取結果のデータ送信タイミングを設定するためのデータ送信タイミング設定領域753、ポインタの点灯時間を設定するためのポインタ点灯時間設定領域754、読取結果に付加するデータを設定するためのデータ付加機能設定領域755、予知保全情報(PMI: Preventive Maintenance Information)を設定するための予知保全情報設定領域756及び読み取りエラー時のコードを設定するための読み取りエラーコード設定領域757などが含まれている。
図13は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード設定画面を示している。「Param」ボタン41に対応する設定画面において、「コード設定」ボタン76が選択された場合には、図13に示すようなコード設定画面が設定画面表示領域43に表示される。このコード設定画面は、図5に示したコード設定画面と同様であるので、ここでは説明を省略することとする。
図14は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面を示している。「Param」ボタン41に対応する設定画面において、「撮像設定」ボタン77が選択された場合には、図14に示すような撮像設定画面が設定画面表示領域43に表示される。この撮像設定画面は、「手動」ボタン52、「自動」ボタン53及び「テスト」ボタン54が表示されていない点を除いて、図6に示した撮像設定画面と同様であるので、ここでは図に同一符号を付して説明を省略することとする。この撮像設定画面において、ユーザは、パラメータ表示領域51に表示されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択し、その選択したパラメータを手動でのみ設定することができるようになっている。
図15は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、タイミング入力設定画面を示している。「Param」ボタン41に対応する設定画面において、「タイミング入力設定」ボタン78が選択された場合には、図15に示すようなタイミング入力設定画面が設定画面表示領域43に表示される。
図15に示したタイミング入力設定画面には、測定方式を設定するための測定方式設定領域781、入力極性を設定するための入力極性設定領域782、入力時定数を設定するための入力時定数設定領域783、入力遅れ時間を設定するための入力遅れ時間設定領域784、タイミング入力オン時にテストモードを起動するか否かに関する設定を行うためのタイミング入力オン時テストモード起動設定領域785、電源投入時にテストモードを起動するか否かに関する設定を行うための電源投入時テストモード起動設定領域786、タイミングオン時のコマンドを設定するためのタイミングオンコマンド設定領域787及びタイミングオフ時のコマンドを設定するためのタイミングオフコマンド設定領域788などが含まれている。
図16は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、通信設定画面を示している。「Param」ボタン41に対応する設定画面において、「通信設定」ボタン79が選択された場合には、図16に示すような通信設定画面が設定画面表示領域43に表示される。
図16に示した通信設定画面には、ボーレートを設定するためのボーレート設定領域790、パリティを設定するためのパリティ設定領域791、データ長を設定するためのデータ長設定領域792、ストップビットを設定するためのストップビット設定領域793、マルチドロップの無効/有効に関する設定を行うためのマルチドロップ設定領域794、RTS(送信要求:Request To Send)プロトコル及びCTS(受信準備完了:Clear To Send)プロトコルの無効/有効を設定するためのRTS/CTSプロトコル設定領域795、その他のプロトコルに関する設定を行うためのプロトコル設定領域796、データ長の無効/有効を設定するためのデータ長無効/有効設定領域797、ヘッダを設定するためのヘッダ設定領域798、チェックサムの無効/有効を設定するためのチェックサム設定領域799及びターミネータを設定するためのターミネータ設定領域800などが含まれている。
図17は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、その他の設定画面を示している。「Param」ボタン41に対応する設定画面において、「その他の設定」ボタン80が選択された場合には、図17に示すようなその他の設定画面が設定画面表示領域43に表示される。
図17に示したその他の設定画面には、コードを照合する際のプリセットデータ等を設定するための照合/プリセット設定領域801、チューンスイッチの設定を行うためのチューンスイッチ設定領域802、テストスイッチの設定を行うためのテストスイッチ設定領域803、ポインタの点灯に関する設定を行うためのポインタ点灯設定領域804、後述するNG画像データの保存に関する設定を行うためのNG画像保存設定領域805、表示部24の表示に関する設定を行うためのLED表示設定領域806、出力端子の設定を行うための出力端子設定領域807及び外部からの照明に関する設定を行うための外部照明設定領域808などが含まれている。
図18及び図19は、光学コード読取装置2の設定プログラムに基づいて設定装置1の表示部13に表示される設定画面の一例を示した図であり、画像取得画面を示している。設定装置1の表示部13に表示される設定画面の上部には、「画像取得」ボタン81が表示されている。「画像取得」ボタン81が選択された場合には、図18及び図19に示すような画像取得画面が設定画面表示領域43に表示される。この画像取得画面には、2つの画像表示領域811,812が形成されており、表示選択領域813において、どちらの画像表示領域811,812に画像を表示させるかを選択できるようになっている。
この例では、光学コード読取装置2に光学コード5を読み取らせ、その読取画像データを読み出して画像表示領域811,812に表示させるキャプチャ機能と、光学コード読取装置2の読取画像記憶部29に記憶されている読取画像データのうち、デコードできなかったNG画像データを読み出して画像表示領域811,812に表示させるNG画像取得機能とを実行できるようになっている。画像取得画面には、キャプチャ機能に関する設定を行うためのキャプチャ設定領域814と、NG画像取得機能に関する設定を行うためのNG画像取得設定領域815とが形成されている。
キャプチャ設定領域814には、パラメータ設定領域816、「キャプチャ」ボタン817及び「停止」ボタン818が含まれる。キャプチャ機能を実行する際には、パラメータ設定領域816において、パラメータ記憶部30に記憶されているいずれかのパラメータの組み合わせを選択した後、「キャプチャ」ボタン817を選択する。これにより、選択したパラメータの組み合わせで光学コード5の読み取りが行われ、その読取画像データが設定装置1に読み出されて、予め選択されている画像表示領域811,812に表示される。また、「キャプチャ」ボタン817の選択後、所定時間内に「停止」ボタン818を選択すれば、光学コード5の読み取りを停止させることができる。
NG画像取得設定領域815には、NG画像選択領域819、「チェック」ボタン820、「取得」ボタン821、「消去」ボタン822及び「停止」ボタン823が含まれる。光学コード読取装置2の読取画像記憶部29には、パラメータ記憶部30に記憶されている各種類のパラメータの組み合わせにつき1つずつ、そのパラメータを用いた光学コード5の読取時にデコードできなかった読取画像データをNG画像データとして記憶しておくことができる。この例では、パラメータ記憶部30に8種類のパラメータの組み合わせが記憶されており、各パラメータの組み合わせにつき1つのNG画像データを記憶することにより、計8つのNG画像データを記憶することができるようになっている。
NG画像選択領域819には、パラメータ記憶部30に記憶されている各パラメータの組み合わせに対応付けて、最大で8つのNG画像データをサムネイル表示することができる。このNG画像選択領域819に表示されているいずれかのNG画像データを選択し、「チェック」ボタン820を選択すれば、そのNG画像データを画像取得対象として選択することができる。このようにして、NG画像データを選択した後、「取得」ボタン821を選択すれば、その選択されているNG画像データが光学コード読取装置2の読取画像記憶部29から読み出され、予め選択されている画像表示領域811,812に表示される。
また、NG画像データを選択した後、「消去」ボタン822を選択すれば、その選択されているNG画像データを光学コード読取装置2の読取画像記憶部29から消去させることができる。一方、「取得」ボタン821又は「消去」ボタン822の選択後、所定時間内に「停止」ボタン823を選択すれば、NG画像データを読み出し又は消去する処理を停止させることができる。ユーザは、上記のようにNG画像取得機能を実行して、NG画像データを設定装置1の表示部13に表示させることにより、光学コード5のデコードに失敗した理由を判別することが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1では、設定装置1から光学コード読取装置2へ異なる2以上のシャッタースピードを出力することにより連続読み取りを行い、その連続読み取りの結果を受信した設定装置1において、シャッタースピードの最適値を算出するような構成について説明した。これに対して、実施の形態2では、設定装置101からのティーチングの開始指示に基づいて、光学コード読取装置2により自動的に連続読み取りが行われ、その連続読み取りの結果に基づくシャッタースピードの最適値の算出が、光学コード読取装置2内で行われるようになっている。
図20は、本発明の実施の形態2による設定装置101の一構成例を示したブロック図である。図20に示すように、この設定装置101には、実施の形態1の設定装置1に備えられているようなシャッタースピード出力部112が備えられておらず、ティーチング指示部111からのティーチング開始の指示信号、及び、テスト指示部113からの読取テスト開始の指示信号が、光学コード読取装置2へ出力されるようになっている。光学コード読取装置2のテスト部254は、設定装置101のテスト指示部113からの読取テスト開始の指示信号に基づいて読取テストを開始する。
光学コード読取装置2のティーチング部253は、設定装置101のティーチング指示部111からのティーチング開始の指示信号に基づいてティーチングを開始し、異なる2以上のシャッタースピードで順次に光学コード5の読み取りが行われることにより連続読み取りが行われる。このとき、撮像制御部251及びデコード部252は、連続読み取りを実行する連続読取手段を構成している。このようにして行われた連続読み取りの結果は、読取結果送信手段としての設定装置入出力部28を介して、設定装置101へ送信される。ティーチング部253は、連続読み取りの結果に基づいて、シャッタースピードの最適値を算出する露出量算出手段を構成しており、連続読み取りの結果が設定装置101へ送信される際には、算出されたシャッタースピードの最適値も送信されるようになっている。
したがって、図20に示すように、ティーチング結果受信部115では、連続読み取りの結果及びシャッタースピードの最適値がティーチング結果として受信され、それらのデータに基づいてグラフ表示制御部117が表示部13にグラフ表示を行うことにより、図7に示すようなグラフを表示させることができる。すなわち、設定装置101のシャッタースピード算出部116は、実施の形態1の設定装置1のような受信した連続読み取りの結果に基づいてシャッタースピードの最適値を算出する処理は行っておらず、図8に示したように最適値バー64が移動された場合にのみ、移動後の最適値バー65の位置に対応するシャッタースピードを算出するための処理を行う。
図21は、ティーチング時に設定装置101の制御部11が行う処理の一例を示したフローチャートである。図7の「ティーチ開始」ボタン57が選択されることによりティーチングの開始指示が行われると、ティーチング指示部111から光学コード読取装置2へティーチング開始の指示信号が送信される(ステップS201)。そして、この指示信号に基づいて、光学コード読取装置2内において異なる2以上のシャッタースピードが順次に出力されることにより光学コード5の連続読み取りが行われ、連続読み取りの結果に基づいてシャッタースピードの最適値が算出される。
光学コード読取装置2による連続読み取りの結果及びシャッタースピードの最適値が、ティーチング結果としてティーチング結果受信部115により受信されると(ステップS202でYes)、グラフ表示制御部117が、各読取時の読取結果をグラフ表示領域61にプロットするとともに(ステップS203)、シャッタースピードの最適値に対応するグラフ上の位置に最適値バー64を表示させることにより(ステップS204)、グラフ表示を行う。その後の処理(ステップS205〜S208)は、図9に示した実施の形態1の場合の処理(ステップS107〜S110)と同様であるので、ここでは説明を省略することとする。
上記実施の形態では、設定装置1により設定する光学コード読取装置2の読取条件として、読取対象物4に対する照射光の照射時間により規定されるシャッタースピードを設定する場合について説明した。しかし、このような構成に限らず、例えば、増幅器263におけるゲインや、CMOSセンサ262における反射光の受光時間など、光学コード5に対する露出量を設定することができるような構成であれば他の構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、ティーチング時の読取結果のパラメータとして、デコードに成功したときの光学コード5のコントラスト及びデコード時間をグラフ表示させるような構成について説明したが、このような構成に限らず、読取結果として光学コード読取装置2から入力される各種パラメータをグラフ表示させることが可能である。
本発明の実施の形態1による設定装置を用いて光学コード読取装置の設定を行う際の一構成例を示した概略図であり、設定装置の一例としてパーソナルコンピュータが示されている。 光学コード読取装置の一構成例を示したブロック図である。 光学コード読取装置の設定装置の一構成例を示したブロック図である。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード仕様確認画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「手動」ボタンが選択されている場合を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「自動」ボタンが選択されている場合を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、図7の状態からユーザ操作が行われた場合の撮像設定画面を示している。 ティーチング時に設定装置の制御部が行う処理の一例を示したフローチャートである。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面において「テスト」ボタンが選択されている場合を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、テストモード画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、動作設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、コード設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、撮像設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、タイミング入力設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、通信設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、その他の設定画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、画像取得画面を示している。 光学コード読取装置の設定プログラムに基づいて設定装置の表示部に表示される設定画面の一例を示した図であり、画像取得画面の他の例を示している。 本発明の実施の形態2による設定装置の一構成例を示したブロック図である。 ティーチング時に設定装置の制御部が行う処理の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1,101 設定装置
2 光学コード読取装置
4 読取対象物
5 光学コード
11 制御部
12 操作部
13 表示部
25 制御部
26 撮像部
29 読取画像記憶部
30 パラメータ記憶部
61 グラフ表示領域
62 デコード時間表示領域
63 コントラスト表示領域
64,65 最適値バー
111 ティーチング指示部
112 シャッタースピード出力部
115 ティーチング結果受信部
116 シャッタースピード算出部
117 グラフ表示制御部
118 シャッタースピード入力受付部
121 ポインティングデバイス
122 数値入力部
251 撮像制御部
252 デコード部
253 ティーチング部

Claims (11)

  1. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定装置であって、
    光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力手段と、
    上記露出量出力手段から異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示手段と、
    上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、
    上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段とを備えたことを特徴とする光学コード読取装置の設定装置。
  2. 上記少なくとも2種類の読取結果に基づいて、露出量に係るパラメータを算出する露出量算出手段を備え、
    上記グラフ表示手段は、上記露出量算出手段により算出された露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置に、当該算出結果に対応するシンボルを表示させることを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置の設定装置。
  3. 上記グラフ表示手段は、ポインティングデバイスでグラフ上の位置が指定されたときに、その指定された位置に上記シンボルを移動させ、
    上記露出量算出手段は、移動後の上記シンボルの位置に応じた露出量に係るパラメータを算出することを特徴とする請求項2に記載の光学コード読取装置の設定装置。
  4. ユーザ操作に基づいて、露出量に係るパラメータの数値入力を受け付ける露出量入力受付手段を備え、
    上記グラフ表示手段は、数値入力された露出量に係るパラメータに対応するグラフ上の位置に、上記シンボルを移動させることを特徴とする請求項2に記載の光学コード読取装置の設定装置。
  5. 上記読取結果には、上記連続読み取り時にデコードできた光学コードのコントラストが含まれることを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置の設定装置。
  6. 上記読取結果には、上記連続読み取り時にデコードできた光学コードのデコード時間が含まれることを特徴とする請求項1に記載の光学コード読取装置の設定装置。
  7. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定システムであって、
    上記光学コード読取装置が、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取手段と、
    上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信手段とを備え、
    上記設定装置が、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、
    上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段とを備えたことを特徴とする光学コード読取装置の設定システム。
  8. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定方法であって、
    光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力ステップと、
    上記露出量出力ステップで異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示ステップと、
    上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信ステップと、
    上記読取結果受信ステップにより受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示ステップとを備えたことを特徴とする光学コード読取装置の設定方法。
  9. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定方法であって、
    上記光学コード読取装置が、異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取ステップと、
    上記光学コード読取装置が、上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信ステップと、
    上記設定装置が、上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信ステップと、
    上記設定装置が、上記読取結果受信ステップにより受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示ステップとを備えたことを特徴とする光学コード読取装置の設定方法。
  10. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置の設定プログラムであって、
    光学コードに対する露出量に係るパラメータを上記光学コード読取装置へ出力する露出量出力手段と、
    上記露出量出力手段から異なる2以上の露出量に係るパラメータを出力させ、それらのパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行わせることにより、連続読み取りを実行させる連続読取指示手段と、
    上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、
    上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段として情報処理装置を機能させることを特徴とする光学コード読取装置の設定プログラム。
  11. 光学コードからの反射光を受光することにより、光学コードを読み取ってデコードを行う光学コード読取装置を設定装置により設定するための設定プログラムであって、
    異なる2以上の露出量に係るパラメータで光学コードの読み取りを2回以上行うことにより、連続読み取りを実行する連続読取手段と、
    上記連続読み取りの結果を送信する読取結果送信手段として上記光学コード読取装置を機能させ、
    上記連続読み取りの結果を上記光学コード読取装置から受信する読取結果受信手段と、
    上記読取結果受信手段により受信された上記連続読み取りの結果に基づいて、光学コードをデコードできたときの少なくとも2種類の読取結果を、各々の露出量に係るパラメータに対応付けてグラフ表示させるグラフ表示手段として上記設定装置を機能させることを特徴とする光学コード読取装置の設定プログラム。
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