JP2008059085A - 情報管理タグ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐熱性の高い情報管理タグを提供する。さらに、取り外しが容易であり、再使用が可能で、製品等に付着痕跡を残さない情報管理タグを提供する。
【解決手段】本発明の情報管理タグは、ベースフィルム(2)表面上に、アンテナ(7,8)とこれに接続される半導体チップ(9)とが形成されたRFIDタグ(1)と、フィルムシート(4)の少なくとも一主表面に、多数の泡状穴部を形成して吸着面(3,5)とした発泡樹脂シート(6)とを備え、前記樹脂シート(6)の吸着面(3)が、前記半導体チップ(9)と前記アンテナ(7,8)とに直接吸着されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、高温に曝されても使用可能な情報管理タグに関する。例えば、合わせガラスの合わせ工程における高温にも耐え、さらに、繰り返しの使用に耐えうる情報管理タグに関する。
従来から、半導体チップ(ICチップともいう)とアンテナを組み込んだ情報管理タグ(RFIDタグともいう)が知られている。RFIDタグでは、アンテナから電磁誘導により電力が半導体チップに供給され、ICチップに書き込まれているID情報を発信し、さらに書き込み可能なRFIDタグでは、様々な管理情報が書き込まれる。
このようなRFIDタグの一例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)製フィルム上に、アンテナと半導体チップとが形成されている。さらに、アンテナと半導体チップとを保護するために、通常、接着剤等を用いて、保護フィルムが接着されている。また、RFIDタグは、商品等の管理対象物に取り付けられて使用されるので、通常PETフィルムの裏面には、接着剤等が塗布されており、それにより商品等に取り付けられている。
ここで、情報管理タグが高温に曝されると、接着剤等が変質したり、変色したりして、問題を起こす。また、商品等への取り付けに接着剤を用いると、接着剤自体が商品等の表面に残り、取れにくいという問題がある。そこで、接着剤等を使用しないで、保護フィルムを固定したり、商品等への取り付けが可能な構造のRFIDタグが必要となる。
例えば、衣類をクリーニングする際の個別管理に適用することを目的とし、耐熱性や耐水性、耐圧性等に優れたRFIDタグがいくつか提案されている。
特開2001−66990号公報には、耐熱性の保護フィルムで小袋を形成し、その中にICタグ(RFIDタグ)を封入することが提案されている。しかし、ICタグ(RFIDタグ)そのものの具体的な構造や、管理対象物への取り付け方については、何ら開示されていない。
特開2005−56362号公報には、ICチップとアンテナとを搭載したフィルム状の回路部の上下両面に、ウレタン樹脂を貼り合わせて保護する、衣類用のICタグ(RFIDタグ)が提案されている。このウレタン樹脂の柔軟性や弾力性クッションにより、ICチップとアンテナとを保護している。衣類への取り付けは、両面接着シート(テープ)による方法などが開示されている。
特開2006−95153号公報には、トレーの収納部にICタグインレットをセットし、そこに樹脂を流して埋め込んで一体化構造とした、クリーニング用ICタグ(RFIDタグ)が提案されている。ICタグインレットのICチップやアンテナコイルは、熱硬化性樹脂によって保護されている。なお、衣類への取り付けについては、何ら開示されていない。
また、耐薬品性や耐熱性を有するRFIDタグに関して、特開2005−209171号公報には、片面に熱接着層を有する2枚のプラスチックフィルムを熱接着させて、アンテナ回路及びICチップを挟み込むICタグ(RFIDタグ)の製造方法が提案されている。この熱接着とは、2枚のプラスチックフィルムに、ヒートプレスやラミネーターによって熱を加えて、熱接着層を溶融させて、フィルム同士を接着する方法である。さらに、上記プラスチックフィルムの少なくとも一方を、空洞を含有するポリエステルフィルムとすることも提案されている。これは、そのクッション性を利用して、アンテナなどの凹凸を吸収し、タグ表面に凹凸が浮き出す問題を軽減している。
特開2001−66990号公報 特開2005−56362号公報 特開2006−95153号公報 特開2005−209171号公報
本発明は、前記従来の問題を解決するため、接着剤等を使用することなく、耐熱性のある情報管理タグを提供する。さらには、取り外しが容易であり、再使用が可能で、商品等に付着の痕跡を残さない情報管理タグを提供する。
本発明による情報管理タグは、
ベースフィルム表面上に、半導体チップとこれに接続するアンテナが形成されたRFIDタグと、
第1フィルムシートの少なくとも一主表面に、多数の泡状穴部を形成して吸着面とした第1発泡樹脂シートとを備え、
前記樹脂シートの吸着面が、前記半導体チップと前記アンテナとに直接吸着されていることを特徴とする。
この構成により、情報管理タグにおいて、半導体チップとアンテナを保護する保護部材を接着剤等で固定していないので、加熱されることによる接着剤等に起因する問題が生じることはない。また、用いた発泡樹脂シートは、変質したり変色したりすることがない。しかも、発泡樹脂シートは、空気を泡状に多く含んでいるので断熱性があり、耐熱性も高い。したがって、本発明によれば、耐熱性の高い情報管理タグが得られる。
なお本明細書において、吸着とは、ミクロな吸盤による吸い付きという意味で用い、いわゆる化学的な吸着や物理的な吸着とは異なる。
本発明に用いられる発泡樹脂シートは、製造時に樹脂に気体を混ぜ込むことにより得られる。このため樹脂自体は、基本的に独立気泡を含んでなる発泡体であり、空気を含んでいるので断熱性があり、耐熱性も高い。またこの発泡樹脂シートは、柔軟性もあり、発泡体でありクッション性もあるので、半導体チップとアンテナとを、接触等による破損から十分に保護できる。
本発明の情報管理タグは、さらに泡状穴部を設けてその吸着面を外側に配する構成を有しているとよい。この吸着面により、管理対象物との取り付け取り外しが繰り返し可能となる。
本発明による情報管理タグは、さらに硬質の樹脂板またはフィルムを積層して構成されてもよい。硬質の樹脂板またはフィルムを積層して構成されていると、取り外す際に、情報管理タグが過度に折られたり曲げられたりすることがなく、半導体チップとアンテナとの電気的な接続がとれなくなる虞がない。
さらに、本発明に用いられる発泡樹脂シートは、その端部が捲れ上がると剥がれやすくなる傾向がある。情報管理タグが硬質の樹脂板またはフィルムを積層して構成されていると、端部の捲れ上がりを抑えることができるので、通常の使用程度では外れにくい情報管理タグとすることができる。
さらに、硬質の樹脂板またはフィルムを、取り付け手段の反対側の最外部に配した構成の情報管理タグでは、ICチップとアンテナとがより十分に保護される。
本発明の情報管理タグは、発泡樹脂シートの吸着面が、半導体チップとアンテナとに直接吸着されている。このため、情報管理タグが高温に曝されても、接着剤等を使用していないので、接着剤等が硬化し収縮したりすることがない。このため、ICチップとアンテナとの接合部に、特に応力がかかることがないので、本発明の情報管理タグは、耐熱性に優れたものとなる。
さらに、本発明の情報管理タグの管理対象物と接する面にも、発泡樹脂シートが備えられているとよい。この樹脂シートの吸着作用により、管理対象物への取り付け取り外しが、繰り返し可能となる。その結果、再使用が可能で、管理対象物に付着の痕跡を残さない情報管理タグを提供できる。このように、再使用が可能になると高価なRFIDタグを使用しても、1回使用当たりのコストを下げることができる。
加えて、本発明の情報管理タグが硬質の樹脂板またはフィルムを積層して構成されていると、情報管理タグを安全に取り扱うことができる。また、取り付け取り外しを繰り返しても、RFIDタグを痛める虞がない。
耐熱性のある情報管理タグを得るために、以下のような予備検討を行った。
(予備検討1)
通常仕様のRFIDタグ(ベースフィルム、保護フィルムともにPET製)を、その裏面に予め付着されている接着剤層でガラス板に貼り付けた。それを恒温槽に入れて、約130℃まで昇温し90分間保つという、熱サイクルを何回か繰り返し、RFIDタグの熱による変化を確認した。
その結果、RFIDタグは熱の影響により、特に端部においてフィルムが収縮していることが観察された。また保護フィルムにおいて、その傾向が顕著であることも認められた。さらに熱サイクルを何回か繰り返すと、読み取りができなくなるRFIDタグも認められた。このことから、フィルムの収縮により、半導体チップとアンテナとの接合部に応力がかかり、その電気的な接続が不確実になりうることが予想された。
(予備検討2)
予備検討1から得られた知見から、RFIDタグのフィルムの収縮を抑え込むために、ガラス板に貼り付けたRFIDタグの上にさらにテープを貼り付けて、オートクレーブ中で約1.5MPa(15気圧)の加圧下で、温度150℃で、90分間の加熱する、加熱実験を実施した。テープとしては、フッ素樹脂テープ(寺岡製作所製 No.841、日東電工製ニトフロン No.903UL)や、ポリエステルテープ(寺岡製作所製 No.631S)を用いた。
RFIDタグについては、フィルムの収縮状況を確認するために、構造の異なるRFIDタグを3種類準備し、オートクレーブによる加熱実験に供した。準備したRFIDタグは、それぞれ以下のような構造を有している。
(1)通常タイプ:ベースフィルムに比べて、保護フィルムの厚みが薄いタイプ
(2)保護フィルムが厚いタイプ:保護フィルムに、ベースフィルムと同じフィルムを用いたタイプ
(3)ランドリータイプ:クリーニングに適用できるように開発されたRFIDタグで、上記(2)のタイプのRFIDタグに、さらにラミネート加工をしたとされるタイプ
予備検討2の結果、耐熱性のあるフッ素樹脂テープを用いても、使われている接着剤が熱により硬化して収縮し、RFIDタグに歪みを与えていた。また、保護フィルムを貼り付ける際に取り込まれたと思われる空気が、加熱によって膨張して、保護フィルムが縮むような方向に力がかかることとなり、さらにRFIDタグに歪みを与えていた。そのことによると思われるが、ID情報の読み取りができなくなっていた。
また、上述した3つのタイプのいずれのRFIDタグにおいても、上述した結果1と同様の結果であり、ID情報の読み取りができなくなっていた。
以上のことから、ICチップとアンテナとを保護する部材が、例え耐熱性を有していても、接着剤によって固定されていると、接着剤が熱により硬化して収縮する。そのため、RFIDタグに歪みを与え、RFIDタグにおいてID情報の読み取りができなくなる不具合が起こっている。そこで、RFIDタグを耐熱性あるものとするためには、接着剤によらず固定する必要がある、という知見を得た。
保護部材を接着剤によらず固定する方法として、まず粘着材について検討した。粘着材は、耐熱性のある材料を選択すれば、適用が可能と思われる。
しかし、粘着材の表面に埃や汚れが付着すると、粘着力が極端に落ちる。このため、実用的な観点から適当でないと判断した。
つぎに、吸盤による固定を考えた。シリコーンゴムなどをモールド成形し表面に吸盤を多数形成した吸盤シートについて、検討した。予備実験として、ガラス板に吸盤シートを取り付けて、オートクレーブ中で約1.5MPa(15気圧)の加圧下で、温度150℃で90分間の加熱をした。その結果、吸盤シートは、その一部がガラス板に溶着してしまった。また、一旦吸盤シートを取り外すと、再使用はできなかった。以上より、吸盤シートは適当でないと判断した。
さらに、ミクロな吸盤による固定を考えた。例えばアクリル系樹脂を発泡させ、その表面に多数の泡状穴部を形成して吸着面とした発泡樹脂シートを、RFIDタグの保護フィルムとして用いてみた。PET製保護フィルムがなく、ICチップとアンテナとが露出されているRFIDタグ(以下ベアICタグともいう)に、上述の発泡樹脂シートを吸着させて、オートクレーブ中で約1.5MPa(15気圧)の加圧下で、温度150℃で90分間の加熱をした。加熱した後、RFIDタグを観察したところ、外観には特に変化がなく、ID情報の読み取りにも問題がなかった。
(予備検討3)
さらに、RFIDタグを商品等に取り付ける構造として、この発泡樹脂シートの吸着面を適用してみた。検討のため、ガラス板にこの発泡樹脂シートを吸着させて、オートクレーブ中で加熱実験を行った。オートクレーブは、熱風の循環によって加熱しており、その内部では3〜4m/秒の速度の熱風に曝される。加熱実験の結果、発泡樹脂シートは、ガラス板に吸着した状態を保っていた。さらに、熱風の吹き付けによる発泡樹脂シートの端部の捲れ上がりは、認められなかった。以上より、RFIDタグを商品等に取り付ける構造としても、この発泡樹脂シートは有用であることがわかった。
なお、予備検討に用いたアクリル系の発泡樹脂シートは、オートクレーブによる加熱実験において、形状の変化、特に問題となる収縮のないことが確認された。
以上のような発明者の奮闘努力と大胆な着想によって、本発明が完成したのである。
本発明の情報管理タグは、もちろん通常のRFIDタグ機能を有している。ICチップには、基本的にID情報が書き込まれている。さらに、書き込み型の半導体チップであれば、様々な管理情報を書き込むことができる。例えば品種,原材料,生産履歴,用途,ユーザー名,仕向け地等の様々な情報である。これらの情報が正確に読み込まれると、生産管理,供給管理,品質管理等、多くの管理に使用することができ、有用である。
一例として、自動車メーカーのいわゆるカンバン方式におけるガラス製品の納入について述べる。まず、各種タイプの自動車の組立てスケジュールに合わせて、納入の日時や場所が指定される。さらに、形状や大きさの異なる、ウインドシールドガラスやサイドガラス,リヤガラス,ルーフガラス等の各種ガラス製品を、組み付ける順番通りに供給する必要がある。これを間違いなく実行するためには、コンピュータを用いた個別管理が有用である。この個別管理を実施するためには、ガラス素板を加工ラインに供給する前から、情報管理タグをつけておくことができれば、好ましい。本発明の情報管理タグは、このような用途に好適である。
自動車用ガラスのうち、主にウインドシールドガラスには、2枚のガラスの間にポリビニルブチラール(PVB)製の中間膜をはさみ、熱処理して一体化した合わせガラスが使用されている。熱処理条件としては、オートクレーブ中で、例えば約1.5MPa(15気圧)の加圧下で、温度150℃で、90分間加熱される。情報管理タグが、例えば合わせガラスの熱処理条件にも耐えられると、オートクレーブへ投入する前の段階から個別管理ができるので、より精度のよい管理が可能となる。
本発明の情報管理タグに貼付けられる吸着可能な発泡樹脂シートは、アクリル系樹脂、シリコーンゴム、シリコーンゲル、フッ素ゴム等の樹脂を原料とするとよい。好ましくは弾性樹脂を使用する。樹脂原料に空気などの気体を加えて機械的発泡機にかけ、フィルムシート上に展開し、乾燥させる。すると、その表面から気体が抜けたり泡が破壊して、発泡痕が発生する。この発泡痕をそのまま残して加硫または架橋させると、泡状穴部からなる吸盤(以下、泡状吸盤ともいう)が形成される。この泡状吸盤の好ましい数は、1万〜3万個/cm2である。なお、発泡樹脂シート内には独立した泡が残っている。
なお、このような発泡樹脂シートは、以下のような商品名で市販されている。ゼオンALシート(ゼオン化成(株))、ダイヤフィット(ダイヤミック(株))、ぴたっと君(大庫洋紙(株))などである。
前記泡状吸盤の平均直径は1〜300μmの範囲が好ましい。発泡樹脂シートの吸着面には、粘着剤や接着剤を存在させない。粘着剤や接着剤は、上述のように加熱により、変質したり、変色したりして、問題を起こす。また、管理対象物から取り外した後に痕が残る問題もある。
発泡樹脂シートの別の材料としては、ポリスチレン系エラストマー(例えば、旭化成工業社製商品名“タフプレン”、“タフテック”)、オレフィン系エラストマー(例えば、JSR社製商品名“ダイナロンCEBC”、三井化学社製商品名“ミストラマー”)、ウレタン系エラストマー、エステル系エラストマー、アミド系エラストマー、塩素化ポリエチレン系エラストマー、Syn-1,2-ポリブタジエン、Trans-1,4-ポリイソプレン、フッ素系エラストマーなどが使用できる。これらは、工業調査会発行「プラスチック・データブック」1999年12月1日、854〜857頁に記載されており、本発明においても、これらに記載されているポリマーを使用できる。
RFIDタグのベースフィルムの材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルホン(PES)、またはポリエーテルイミド(PEI)を用いることができる。
また、硬質の樹脂板またはフィルムの材料としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルサルホン(PES)、またはポリエーテルイミド(PEI)を用いることができる。
さらに、硬質の樹脂板またはフィルムは、情報管理タグを取り外す際に、特にアンテナとICチップとの電気的な接続に不具合を起こさない程度に、情報管理タグが変形しないような厚みを有していればよい。また、情報管理タグが発泡樹脂シートによって管理対象物に取り付けられた構造の場合、発泡樹脂シートの吸着力によっても、情報管理タグにおける変形の程度は異なる。さらに、樹脂板やフィルムも材料の違いにより、その剛性は異なる。したがって、樹脂板やフィルムの好ましい厚みは、材料の違いや、発泡樹脂シートの吸着力を考慮して決めるとよい。例えば、市販されている樹脂板やフィルムの中から、適切な厚みを選択するとよい。
なお、硬質の樹脂板またはフィルムは、残留している歪みを取り除くために、予めアニール(熱処理)されているとよい。アニールする際には、本発明で使用する発泡樹脂シートに吸着させ、さらにこの発泡樹脂シートを平坦なガラス板等の耐熱性プレートに吸着させて、熱処理するとよい。このようにすると、例えばポリプロピレン(PP)シート(融点:160℃〜165℃、熱変形温度:124℃)やポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(融点:255℃、ガラス転移温度:76℃〜77℃)を150℃で90分間の熱処理をしても、収縮はするが、変形しないので、好ましい。
これは、発泡樹脂シートによって、PPシートやPETフィルムの全面を吸着し固定しているため、変形を起こさないためと考えられる。このような現象を利用して、予めアニールした硬質の樹脂板またはフィルムを使用すると、さらなる収縮は防げ、寸法安定性の高いものとなる。硬質樹脂板またはフィルムをアニール(熱処理)する際に、発泡樹脂シートに吸着させておくと、変形しないということは、驚くべき現象である。その理由は、PPシートやPETフィルムを単体で、150℃で90分間熱処理すると、必ず変形し、無定形になってしまうからである。
本発明において、さらに外側に吸着面を配した情報管理タグを、管理対象物(例えばガラス)に吸着させるには、手で軽く押圧するだけでよい。こうすることにより、例えば80〜90kg/cm2程度の吸着力が得られる。情報管理タグを管理対象物から取り外す際には、端部から剥がすことにより簡単に取り外せる。情報管理タグは、吸着により貼り付いているだけであるから、取り外した後に痕は残らない。
本発明の情報管理タグは、ガラス生産用管理タグとすることができる。本発明の情報管理タグに一体化されている発泡樹脂シートは耐熱性が高く、泡状穴部を有しクッション性がある。このため、ガラス同士が接触しても、緩衝作用により、ガラスも情報管理タグも傷まない利点がある。特に自動車用ガラスに適用する場合は、ガラス周囲に印刷され、厚さ約15μm程度で黒色のセラミックスプリント部にも、本発明の情報管理タグを吸着させることができる。このセラミックスプリント部には多少の凹凸があるが、発泡樹脂シートには柔軟性があるので、吸着させることができる。
以下、実施例を用いて、本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
(1)発泡樹脂シートの製造
アクリル共重合樹脂(大日本化学工業社製商品名“DICNAL MEP−20WO”)1000gと、整泡剤(大日本化学工業社製商品名“DICNAL M−40”)100gと、増粘剤(大日本化学工業社製商品名“DICNAL MX”)100gと、架橋剤メラミン樹脂(大日本化学工業社製商品)50gを混合してアクリルエマルションとし、このアクリルエマルションを機械的発泡機に入れて空気を混入させ、発泡倍率1.5倍の気泡を含むアクリルエマルション液を調製した。
このアクリルエマルション液をナイフコーターにより、ポリエチレンテレフタレートのフィルムシート(幅30cm、厚さ50μm、長尺物)の一方の面上に、乾燥厚みで200μmとなるように塗布し、直後に110℃〜140℃まで9分間かけて乾燥しつつ架橋させた。その後、前記架橋されたアクリル系樹脂層の上に厚さ30μmのポリエチレンテレフタレート製の保護フィルムを被覆した。その後、ポリエチレンテレフタレートのフィルムシートの他方の面上にも、同様にアクリルエマルション液を塗布し、同様に架橋させた。
このようにして、ポリエチレンテレフタレートのフィルムシートの両面に、アクリル系樹脂が発泡した層を形成した発泡樹脂シートを得ることができた。
なお、以上の説明では、両面タイプの発泡樹脂シートを作製したが、片面にのみに発泡したアクリル系樹脂層を形成すれば、片面タイプの発泡樹脂シートが得られることはいうまでもない。
この発泡樹脂シートのアクリル系樹脂層の表面は、空気が抜けたり、泡が破裂したことにより形成された発泡痕が、1万〜3万個/cm2の割合で存在し、これらがミクロな吸盤として機能する。この発泡樹脂シートをガラス板に押圧すると、80〜90kg/cm2の吸着力が得られた。
得られた両面吸着可能な発泡樹脂シートの断面模式図を図1に示す。図1において、4はポリエチレンテレフタレートのフィルムシート、3,5はアクリル系発泡樹脂層、13,15は泡状吸盤、14,16は内部気泡である。このアクリル系樹脂層は、弾性を有する独立気泡の発泡体である。
図2は、発泡樹脂シートの吸着面を、走査型電子顕微鏡(日立製作所製,S−4500,加速電圧:5kV,撮影倍率:250倍)にて観察した写真である。複数の泡が合体されているところもあるが、基本的に独立した発泡体であることがわかる。個々の泡の境界は明瞭に観察され、ミクロな吸盤として機能できることがわかる。
図3は、発泡樹脂シートの断面を、同じく走査型電子顕微鏡にて観察した写真である。複数の泡が合体されているところもあるが、発泡樹脂シートの厚み方向に連通したような箇所は認められず、独立した発泡体であることが確認された。
(2)情報管理タグの構成
図4に示すように、ベースフィルム2(厚み50μm、ポリエチレンテレフタレート)にICチップとアンテナとが形成されたベアICタグ1の表面に、両面タイプの発泡樹脂シート6を吸着させて一体化し、RFIDタグ10を構成した。この一体化は、手で押す程度の押圧力で可能である。なお、このようなベアICタグは、一般に購入可能である。
図4において、6は前記のようにして得られた両面吸着可能な発泡樹脂シートであり、ポリエチレンテレフタレートのフィルムシート4の両面にアクリル系発泡樹脂層3,5が形成されている。アクリル系発泡樹脂層3,5の外側表面には、それぞれミクロな吸盤が形成されている。
図5は、本実施例で使用したベアICタグ1である。このベアICタグ1は、ポリエチレンテレフタレートフィルムのベースフィルム2の表面に、半導体チップ(ICチップ)9とこれに接続するアンテナ7,8を備えている。アンテナ7,8は銅プリントで構成されている。
(3)合わせ工程への適用試験
このRFIDタグ10を、合わせガラスの合わせ工程に適用してみた。これは、合わせ工程で用いるオートクレーブにおける加熱に、このRFIDタグ10が耐えうるかを確認するものである。RFIDタグ10を、図6に示すように、合わせガラスを構成する1枚のガラス板11に吸着させた。この合わせガラスは、自動車用ウインドシールドガラスである。
RFIDタグ10の吸着位置は、図7に示すようにガラス板11の周囲に形成されたセラミックス部12とした。ウインドシールドガラスを構成するもう一枚のガラスには、RFIDタグ10を貼り付けなかった。このようにして準備した2枚のガラスの間に、ポリビニルブチラール(PVB)製の中間膜をはさみ、1.5MPaの加圧下で、温度150℃で90分間オートクレーブに入れ、熱処理して接着し一体化した。
このようにして得られた合わせガラスは、RFIDタグ10を取り付けないものと同一の品質であり、RFIDタグの取り付けは、合わせガラスの製造に何ら影響を与えなかった。また、RFIDタグ10を取り外したが、ガラス側に目視で確認できる吸着痕は残っていなかった。さらに、RFIDタグ10の読み取り品質の劣化や、変形等は認められなかった。
RFIDタグ10には、商品名、原材料、生産履歴、用途、ユーザー名、仕向け地等様々な情報が書き込まれ、生産管理から顧客への供給管理まで行うことができた。また、このRFIDタグ10は、繰り返し再使用することができた。
図8は、発泡樹脂シートを150℃で90分間で熱処理した後の吸着面を、走査型電子顕微鏡にて観察した写真である。ミクロな吸盤の一部には、熱や繰り返し使用により破損している部分もあるが、大部分は明瞭な境界が残り、繰り返し使用が可能なことが確認できた。
本発明による情報管理タグは、以上のような構成に限られることなく、以下の示すような構成の情報管理タグでもよい。
(実施例2)
図9に示した情報管理タグは、ベアICタグ1と、これより大きな両面タイプの発泡樹脂シート6を準備し、両面発泡樹脂シート6の一主表面の中央部分にベアICタグ1を押し付けて、さらに発泡樹脂シート6と同程度の大きさの樹脂板20を押し付けて、情報管理タグ10とした例である。この場合、管理対象物には、両面タイプの発泡樹脂シート6の他の主表面を押し付けて、情報管理タグ10を取り付けることになる。
図9に示した情報管理タグでは、両面タイプの発泡樹脂シート6をベアICタグ1より大きくすることにより、上述した実施例1と同じ構成ながら、さらに樹脂板20を簡単に積層することができる。樹脂板20を備えているので、情報管理タグを取り外す際にも、過度に曲げられることがなく、ICチップとアンテナとの電気的な接続がとれなくなる虞もなく、好ましい。
この実施例2では、大きな発泡樹脂シート6の中央部分にベアICタグ1を配したが、情報管理タグが容易に剥がれることがなければ、中央部分に限られることなく、端部にベアICタグ1を配してもよい。
(実施例3)
図10に示した情報管理タグでは、片面タイプの発泡樹脂シート61を用い、これをベアICタグ1より大きくすることにより、最も簡単な構成で耐熱性のある情報管理タグを得ることができる。
(実施例4)
図11に示した情報管理タグは、図10に示した情報管理タグにおける発泡樹脂シート61のフィルムシート4の裏面に、接着剤や両面接着テープ(21)を用いて樹脂板20を積層した情報管理タグである。この場合、樹脂板の固定に接着剤や両面接着テープを用いているが、この接着剤や両面接着テープが、熱により収縮硬化しても、情報管理タグの機能が失われることはない。
(実施例5)
図12に示した情報管理タグでは、ベアICタグ1の表面に片面タイプの発泡樹脂シート61を吸着させ、さらにベアICタグ1の表面に両面タイプの発泡樹脂シート6を吸着させた情報管理タグである。
本発明に用いられる両面吸着可能な発泡樹脂シートの概略断面図である。 本発明に用いた発泡樹脂シートの吸着面を、走査型電子顕微鏡にて観察した写真である。 同発泡樹脂シートの断面を、走査型電子顕微鏡にて観察した写真である。 本発明の実施例1における情報管理タグの断面図である。 図4におけるRFIDタグの斜視図である。 同情報管理タグを自動車用ウインドシールドガラスに吸着させた断面図である。 同情報管理タグを自動車用ウインドシールドガラスに吸着させた平面図である。 本発明に用いた発泡樹脂シートを、150℃、90分間熱処理した後の吸着面を、走査型電子顕微鏡にて観察した写真である。 本発明の実施例2における情報管理タグの断面図である。 本発明の実施例3における情報管理タグの断面図である。 本発明の実施例4における情報管理タグの断面図である。 本発明の実施例5における情報管理タグの断面図である。
符号の説明
1 ベアICタグ
2 ベースフィルム
3,5 アクリル系発泡樹脂層
4 フィルムシート
6 両面タイプの発泡樹脂シート
61 片面タイプの発泡樹脂シート
7,8 アンテナ
9 半導体チップ(ICチップ)
10 RFIDタグ
11 管理対象物(ガラス板)
12 セラミックス印刷領域
13,15 ミクロな吸盤
14,16 内部気泡
20 樹脂板(またはフィルム)
21 接着剤(または両面接着テープ)

Claims (13)

  1. ベースフィルム表面上に、アンテナとこれに接続される半導体チップとが形成されたRFIDタグと、
    第1フィルムシートの少なくとも一主表面に、多数の泡状穴部を形成して吸着面とした第1発泡樹脂シートとを備え、
    前記樹脂シートの吸着面が、前記半導体チップと前記アンテナとに直接吸着されていることを特徴とする情報管理タグ。
  2. 前記第1発泡樹脂シートが前記RFIDタグより大きい、請求項1に記載の情報管理タグ。
  3. 前記ベースフィルムの裏面または第1フィルムシートの他の主表面に、管理対象物に取り付ける取り付け手段が設けられている、請求項1に記載の情報管理タグ。
  4. 前記取り付け手段が、前記第1発泡樹脂シートの他の主表面に泡状穴部を形成して吸着面とし、該吸着面を外側に配されていることによる、請求項3に記載の情報管理タグ。
  5. 前記取り付け手段が、前記第1発泡樹脂シートの他の主表面側に、さらに第2フィルムシートの一主表面に泡状穴部を形成して吸着面とした第2発泡樹脂シートを備え、前記吸着面を外側に配されていることによる、請求項3に記載の情報管理タグ。
  6. 前記取り付け手段が、前記ベースフィルム裏面側に、さらに第2フィルムシートの一主表面に泡状穴部を形成して吸着面とした第2発泡樹脂シートを備え、前記吸着面を外側に配されていることによる、請求項3に記載の情報管理タグ。
  7. さらに硬質の樹脂板またはフィルムが積層されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報管理タグ。
  8. 前記硬質の樹脂板またはフィルムが、前記取り付け手段の反対側の最外部に配されている、請求項7に記載の情報管理タグ。
  9. 前記第1発泡樹脂シートがRFIDタグより大きい、請求項7に記載の情報管理タグ。
  10. 前記発泡樹脂シートの吸着面には、粘着剤または接着剤を存在させない、請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報管理タグ。
  11. 前記RFIDタグのベースフィルムが、ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリエチレンナフタレート(PEN),ポリアミド(PA),ポリイミド(PI),ポリフェニレンサルファイド(PPS),ポリエーテルエーテルケトン(PEEK),ポリエーテルサルホン(PES),またはポリエーテルイミド(PEI)である、請求項1に記載の情報管理タグ。
  12. 前記硬質の樹脂板またはフィルムが、ポリプロピレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET),ポリエチレンナフタレート(PEN),ポリアミド(PA),ポリイミド(PI),ポリフェニレンサルファイド(PPS),ポリエーテルエーテルケトン(PEEK),ポリエーテルサルホン(PES),またはポリエーテルイミド(PEI)である、請求項7に記載の情報管理タグ。
  13. 前記硬質の樹脂板またはフィルムが、予めアニールされている、請求項7に記載の情報管理タグ。
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