JP2008058210A - センサーモジュール - Google Patents

センサーモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2008058210A
JP2008058210A JP2006237209A JP2006237209A JP2008058210A JP 2008058210 A JP2008058210 A JP 2008058210A JP 2006237209 A JP2006237209 A JP 2006237209A JP 2006237209 A JP2006237209 A JP 2006237209A JP 2008058210 A JP2008058210 A JP 2008058210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
sensor module
calculation
magnetic
module according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006237209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4928875B2 (ja
Inventor
Akihiro Fuse
晃広 布施
太好 ▲高▼
Hiroyoshi Ko
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2006237209A priority Critical patent/JP4928875B2/ja
Publication of JP2008058210A publication Critical patent/JP2008058210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4928875B2 publication Critical patent/JP4928875B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

【課題】磁気センサーやモーションセンサーなどの複数のセンサーを有するセンサーモジュールにおいて、各センサーから得られる出力を相互に活用して信号処理することにより、地磁気等のように非常に弱い強度の信号であっても、高精度、高効率に検知する。
【解決手段】演算処理装置13は、加速度センサー12による検出加速度の変化を求め、判定装置14は、この加速度の変化の大きさをメモリ15に記憶されているデータと比較する。この結果、加速度の変化が大きいと判断したときは、磁気センサー11の積算回数を多くする。また、加速度の変化が小さいと判断したときは、磁気センサー11の積算回数を少なくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気センサーやモーションセンサーなどの複数のセンサーを有するセンサーモジュールに関する。
特許文献1には、地磁気センサーを用いて地磁気を測定する際に、地磁気の水平成分を互いに直交する磁気検出コイルにより二成分の電圧出力信号に分けて検出して演算を行ない、その際に補正値を考慮した補正処理を行なう技術について開示されている。
特許文献2には、磁気センサーと傾斜センサーを具備する携帯端末において、傾斜センサーから得られる第一の傾斜角度に対して、磁気センサーの出力を元に算出される仰角に関する情報をもとに再度計算を行なうことによって第2の傾斜確度を求めることを特徴とする携帯端末に関する技術が開示されている。
特許文献3には、地磁気を検知する地磁気検出モジュールと傾斜角度を検知するモジュールを具備する地磁気センサーにおいて、得られたチルト角と予め定数が設定されたデータベースからのデータに基づいて、方位角を算出する技術について開示されている。
特許文献4は、磁気センサーの高感度化を目的としたものであり、磁気センサーをTMR素子又はGMR素子を用いて形成し、素子の一面に配されて抗磁力が磁性層の抗磁力よりも低く、かつ、その異方性軸が磁性層の異方性軸とは独立して設定された磁界感知補用軟磁性膜を備えるようにした技術に関するものである。
特開平10−132568号公報 特開2006−38464号公報 特開2006−170997号公報 特開2002−207071号公報
近年、携帯端末の高機能化、高性能化が進展し、地図情報に基づいて所望の位置に誘導するいわゆるナビゲーション機能を搭載した携帯電話も急速に普及しつつある。これらの携帯電話の多くは、弱磁界である地磁気を検知する地磁気センサーと、加速度センサーやジャイロセンサーといったモーションセンサーの2種類のセンサーを搭載している場合が多い。
しかしながら、地磁気の強度は、一般に0.3〜0.5Oeと非常に弱いものである。このように非常に弱い強度の地磁気を高精度に検知するためには、検出素子そのものの特性向上もさることながら、検出素子から得られた信号を如何に処理するかということが重要な技術となる。
一般に、地磁気センサーは、地磁気のベクトルのうち水平方向のみを検知するものであるので、上記のようなナビゲーション機能を有する携帯電話の場合は、傾斜角度を検知するために加速度センサーも併用して、両方の出力信号を活用して必要な機能を満たしている。
しかしながら、このようなセンサーの併用の場合は、加速度センサーが出力する信号は、傾斜角度のみではなく、利用者が歩行している場合には、方向による加速度も一緒に検知するので、正確さに欠けるという不具合がある。
そこで、地磁気等のように非常に弱い強度の信号であっても、傾斜角度情報と相補的に信号処理することによって、高感度、高精度に検知することができるようにしたい。すなわち、磁気センサーやモーションセンサーなどの複数のセンサーを有するセンサーモジュールにおいて、素子そのものの高精度に頼ることなく、それぞれのセンサーから得られる出力に所定野信号処理を施すことで高精度な検知ができるようにしたい。
これに対して、特許文献1においては、地磁気の水平成分を、互いに直交する磁気検出コイルにより2成分の電圧出力信号に分けて検出し、その電圧出力信号を校正する信号校正演算手段を備えたマイクロコンピューターに入力して補正値を演算し、方位角データに補正を加えようとするものである。
しかし、この手段では、地磁気センサーのみの情報を元に補正演算を行なっているに過ぎないので、高精度検出の面においては不十分な技術であるといえる。
また、特許文献3においては、地磁気検出モジュールとチルト角検出モジュールとの両方を備え、伏角による地磁気の影響を反映するための定数を予め設定してデータベースに記録してあるデータを用いて方位角を再演算する技術が提案されている。
しかし、この手段では、上記の演算作業を予め設定された所定の回数行なうことを特徴としているが、利用状況がさまざまな使われ方をすることを前提に考えると、演算回数を予め設定しておくということは演算回数の過不足が発生することは否めず、効率的な信号処理方法とはいえないという不具合がある。
さらに、特許文献2においては、地磁気測定手段と傾斜角測定手段を具備する携帯端末において、傾斜角測定手段から得られる第一の傾斜角度に対して、地磁気測定手段の出力をもとに算出される仰角に関する情報に基づいて再度計算を行なうことによって第2の傾斜確度を求めることを特徴とする携帯端末に関する技術が開示されている。
この特許文献2は、地磁気測定手段により得られる出力に基づいて傾斜角測定手段により得られる傾斜角度を再計算するというように、一方の測定手段の情報を利用して他方の測定手段の値に反映する技術ではある。
しかし、特許文献2は、それぞれの検出手段の出力の違いによって、磁気センサーの情報をもとにモーションセンサーの演算内容を決定する、またはモーションセンサーの情報をもとに磁気センサーの演算内容を決定するという技術内容はなんら開示されてはおらず、双方向に情報を活用する点も何ら開示されていないといえる。さらに、この技術は、予め設定された再演算を行なうものであり、リアルタイムにその場合、場合に最適な再演算を行なう点については開示されていないといえる。
そこで、本発明の目的は、磁気センサーやモーションセンサーなどの複数のセンサーを有するセンサーモジュールにおいて、各センサーから得られる出力を相互に活用して信号処理することにより、地磁気等のように非常に弱い強度の信号であっても、高精度、高効率に検知することができる技術を提供することである。
請求項1に記載の発明は、外部磁界の大きさに応じて電気的信号を出力する磁気センサーと、動きに応じた電気的信号を出力するモーションセンサーと、前記各センサーから出力される電気的信号に基づいて所定の演算を行う演算処理手段と、前記両センサーのうちの一方の出力信号の変化の大きさの度合いを判定する判定手段と、この判定結果に応じて他方の前記センサーについて前記演算処理手段による演算内容を決定する演算内容決定手段と、を備えているセンサーモジュールである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のセンサーモジュールにおいて、前記演算処理手段は、前記各センサーから出力される電気的信号を積算する演算を行うものであり、前記演算内容決定手段は、前記判定結果に応じて他方の前記センサーについて前記演算処理手段による出力信号を積算する演算の積算回数を決定するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のセンサーモジュールにおいて、前記演算内容決定手段は、前記判定手段による前記出力信号の変化の大きさの度合いの判定から判断される運動速度又は運動方向の変化の度合いにより前記積算回数を決定するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のセンサーモジュールにおいて、前記演算内容決定手段は、前記判定結果が前記磁気センサーの出力信号が磁気の変化が相対的に大きいことを示しているときは、前記モーションセンサーについて前記演算処理手段による積算回数を相対的に増加するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のセンサーモジュールにおいて、前記演算内容決定手段は、前記判定結果が前記磁気センサーの出力信号が磁気の変化が相対的に大きいことを示しているときは、前記モーションセンサーについて前記演算処理手段による積算回数を相対的に減少するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかの1項に記載のセンサーモジュールにおいて、前記磁気センサーは、磁気抵抗素子である。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のセンサーモジュールにおいて、前記磁気抵抗素子は、TMR(Tunneling Magneto Resistance)素子である。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載のセンサーモジュールにおいて、前記磁気抵抗素子は、2軸以上の方向の磁気を検知するように3次元配置されている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のセンサーモジュールにおいて、前記磁気抵抗素子は、傾斜面に形成されている。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれかの1項に記載のセンサーモジュールにおいて、前記モーションセンサーは、加速度センサー及び、又はジャイロセンサーである。
請求項1,2記載の発明によれば、そのとき、そのときの利用状況に最適なセンサーの出力信号の信号処理を行なうことが可能となり、非常に効率的に高精度な情報を得ることが可能となる。
請求項3〜5記載の発明によれば、省エネルギーを図りつつも、無駄の無いプロセスで高精度な磁気情報を容易に得ることと、外乱に左右されること無く必要にして十分な信号処理により高精度な磁気情報を得ることとの両立が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、本質的に少ないエネルギーで駆動することができるセンサーモジュールでありながら、高精度の磁気情報を確実に得ることが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、本質的に高感度、高精度の磁気情報をさらに少ない消費電力で確実に得ることが可能となる。
請求項8記載の発明によれば、電力供給回路配線を短くすることができ、エネルギー損失が小さく、小型、軽量で必要な方向すべての磁気情報を得ることができるセンサーモジュールを実現することができる。
請求項9記載の発明によれば、比較的単純な製造プロセスにより実現することが可能となり、低コストで信頼性の高いセンサーモジュールを実現することができる。
請求項10記載の発明によれば、少ない消費エネルギーで確実に動きに関わる情報を得ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の一形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるセンサーモジュール装置の電気的な接続のブロック図である。このセンサーモジュール1は、例えば携帯端末などに搭載される。センサーモジュール1は、検出部として外部磁界の大きさに従って電気的信号を出力する磁気センサー11と、モーションセンサー、この例では、移動速度、移動方向を検知して電気的信号を出力する加速度センサー12(ジャイロセンサーを用いても良いし、加速度センサーとジャイロセンサーを併用しても良い)と、各センサー11,12から出力される電気的信号に基づいて所定の演算を行う演算処理装置13と、その演算結果をメモリ15に記録されているデータと比較して、次ステップとしてどのような演算処理を行なうべきか判定する判定装置14と、さらに演算処理装置13において判定装置14の判定結果に従った再演算を行なって最終的な出力情報を表示する表示部16と、を備えている。
このようなセンサーモジュール1においては、磁気センサー11からの出力信号と加速度センサー12からの出力信号の変化に応じて、磁気センサー11からの出力信号に基づいて加速度センサー12の演算内容を決定する処理と、逆に加速度センサー12からの出力信号に基づいて磁気センサー11の演算内容を決定する処理とを行う。
次に、センサーモジュール1の具体的な動作について図2に基づいて説明する。まず、磁気センサー11、加速度センサー12のそれぞれの出力電気信号が所定の積算回数に従って演算処理装置13により演算処理される。その結果を判定装置14で判定し、加速度センサー12からの信号変化の度合いが予め設定された値よりも大きいと判定された場合には、磁気センサー11からの電気信号処理のステップで、その積算回数を増加させて再演算処理を行なう。このとき、磁気センサー11は、通常どおりの演算処理を継続して行なってかまわない。
これによって、加速度センサー12からの信号変化の度合いが大きい場合、つまり利用者の環境変化が大きいと想定される場合であっても、その変化に追随した高精度の磁気情報を得ることができる。
これとは逆の場合を説明するのが図3である。すなわち、図3の例では、磁気センサー11、加速度センサー12のそれぞれの出力電気信号が所定の積算回数に従って演算処理され、その結果を判定装置14で判定し、加速度センサー12からの信号変化の度合いが予め設定された値よりも小さいと判定された場合を示している。この場合は、磁気センサー11からの電気信号処理のステップで、積算回数を減少させて再演算を行なう。
これにより、必要最低限の積算回数で効率的に高精度の磁気情報を得ることができる。
これまでは、加速度センサー11の出力信号に基づいて磁気センサー12の出力信号の再演算内容を決定する処理方法について説明したが、これとは逆に、磁気センサー12の出力信号に基づいて加速度センサー11の出力信号の再演算内容を決定するような処理を行っても良い。
磁気センサー11としては、従来は磁気抵抗変化素子(MR素子)、磁気インピーダンス素子(MI素子)、フラックスゲートセンサーなどが一般的に用いられてきたが、本実施形態においては磁気センサー11としてTMR(Tunneling Magneto Resistance)素子を利用している。
TMR素子は、薄い絶縁層を二つの磁性体層で挟み込んだ構造を有するもので、一方の磁性体層の磁界の向きを固定し、もう一方の磁性体層の磁界を外部の磁界に従って変化する構造としている。このとき、二つの磁性体層の磁界の向きが、互いに平行であるか、反平行であるかによって、膜厚方向に電流を流した場合の抵抗が大きく変化する現象を利用して磁界強度を高感度に検出できるものである。
TMR素子は、電子のトンネリング現象により電流が流れる構造であるために、電気抵抗が高く、微小な電流でも大きな電圧が得られるために、基本的に省エネルギーで動作、検知が可能なセンサーとなる。
本実施形態においては、TMR素子などに代表される地磁気センサーを2軸以上の地磁気に対応するように3次元配置されているために(図1に示すように、X,Y,Z軸用にそれぞれは位置されている)、水平方向のみならず全方位の磁気情報を得ることができる。
またさらに、これらの磁気センサーを傾斜面に形成することにより、モノリシック化が容易である。この点は各素子と演算処理装置13やその他の回路装置との電気的接続を行なう際の配線長さを短くすることができ、結果的に損失の少ない回路構成を実現できるので、個別の素子を実装技術により3次元化する方法と比べてはるかに省エネルギーで且つ小型化が容易で、信頼性の高いセンサーモジュールを実現することができる。
次に、図2、図3を参照して説明した本実施形態の処理の内容について詳細に説明する。
図4は、本実施例の信号処理について説明するフローチャートである。本実施形態においては、磁気センサー(地磁気センサー)11と加速度センサー12とを組み合わせた例で説明する。最初に、地磁気センサー11及び加速度センサー12それぞれの出力結果を得る(ステップS1、S2)。そして、得られた出力結果を判定装置14で、予め記録されているメモリ15内のデータと比較した結果(ステップS3)、通常よりも加速度の変化量が大きいと判断されたときは(ステップS4)、これを受けて演算処理装置13において、地磁気センサー11の積算回数を増加、例えば通常の2倍とする条件で、地磁気センサー11の出力の再演算を行ない(ステップS5)、平均化処理を行なった(ステップS6)後で同様に平均化処理した地磁気の出力信号とともに表示装置16に表示する(ステップS7)。
このように、加速度の変化量が大きい条件でも、地磁気センサー11の積算回数を多くすることで、大きな使用条件の変化に追随して高精度の検知が実現できる。
この場合に、ステップS1〜S4で演算処理を行なう基準の信号を地磁気センサー11の出力信号としても良い。すなわち、地磁気センサー11及び加速度センサー12それぞれの検出手段を機能させて、それぞれの出力結果を得る。このとき、地磁気センサー11からの出力信号の変化が通常の状態よりも大きいと判定された場合は、周囲の磁気環境が大きく変化していることを意味しているので、加速度センサー12の演算処理の内容、つまり積算回数を増加して再演算することで、激しい動きに追随した高精度な加速度情報を得ることができる。
図5は、本実施例の信号処理について説明するフローチャートである。本例においても、地磁気センサー11と加速度センサー12とを組み合わせた例を用いて説明する。最初に、地磁気センサー11及び加速度センサー12それぞれの出力結果を得る(ステップS11,S12)。得られた出力結果を判定装置14で、予め記録されているメモリ15内のデータと比較した結果(ステップS13)、通常よりも加速度の変化量が小さいと判断された場合は(ステップS14)、これを受けて演算処理装置13において、地磁気センサー11の積算回数を減少、例えば、通常の1/2とする条件で、地磁気センサー11の出力に基づく再演算を行ない(ステップS15)、平均化処理を行なった(ステップS16)後で同様に平均化処理した地磁気の出力信号とともに表示装置16に表示する(ステップS17)。
このように、加速度の変化量が小さい条件の場合は、積算回数を減少させても必要十分な精度で地磁気の検知が実現できる。
この場合に、ステップS11〜S14で演算処理を行なう基準の信号を地磁気センサー11の出力信号としても良い。すなわち、地磁気センサー11及び加速度センサー12それぞれの検出手段を機能させて、それぞれの出力結果を得る。このとき、地磁気センサー11からの出力信号の変化が通常の状態よりも小さいと判定された場合は、周囲の磁気環境がそれほど大きく変化していないことを意味しているので、加速度センサー12の演算処理、つまり積算回数を減少して再演算させても高精度な加速度情報を得ることができる。
本発明の一実施の形態であるセンサーモジュールの電気的な接続のブロック図である。 センサーモジュールの動作を説明する説明図である。 センサーモジュールの動作を説明する説明図である。 センサーモジュールの動作を説明するフローチャートである。 センサーモジュールの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 センサーモジュール
11 磁気センサー
12 加速度センサー
14 判定手段
15 積算内容決定手段

Claims (10)

  1. 外部磁界の大きさに応じて電気的信号を出力する磁気センサーと、
    動きに応じた電気的信号を出力するモーションセンサーと、
    前記各センサーから出力される電気的信号に基づいて所定の演算を行う演算処理手段と、
    前記両センサーのうちの一方の出力信号の変化の大きさの度合いを判定する判定手段と、
    この判定結果に応じて他方の前記センサーについて前記演算処理手段による演算内容を決定する演算内容決定手段と、
    を備えているセンサーモジュール。
  2. 前記演算処理手段は、前記各センサーから出力される電気的信号を積算する演算を行うものであり、
    前記演算内容決定手段は、前記判定結果に応じて他方の前記センサーについて前記演算処理手段による出力信号を積算する演算の積算回数を決定する、請求項1に記載のセンサーモジュール。
  3. 前記演算内容決定手段は、前記判定手段による前記出力信号の変化の大きさの度合いの判定から判断される運動速度又は運動方向の変化の度合いにより前記積算回数を決定する、請求項2に記載のセンサーモジュール。
  4. 前記演算内容決定手段は、前記判定結果が前記磁気センサーの出力信号が磁気の変化が相対的に大きいことを示しているときは、前記モーションセンサーについて前記演算処理手段による積算回数を相対的に増加する、請求項3に記載のセンサーモジュール。
  5. 前記演算内容決定手段は、前記判定結果が前記磁気センサーの出力信号が磁気の変化が相対的に大きいことを示しているときは、前記モーションセンサーについて前記演算処理手段による積算回数を相対的に減少する、請求項3又は4に記載のセンサーモジュール。
  6. 前記磁気センサーは、磁気抵抗素子である、請求項1〜5のいずれかの1項に記載のセンサーモジュール。
  7. 前記磁気抵抗素子は、TMR(Tunneling Magneto Resistance)素子である、請求項6に記載のセンサーモジュール。
  8. 前記磁気抵抗素子は、2軸以上の方向の磁気を検知するように3次元配置されている、請求項6又は7に記載のセンサーモジュール。
  9. 前記磁気抵抗素子は、傾斜面に形成されている、請求項8に記載のセンサーモジュール。
  10. 前記モーションセンサーは、加速度センサー及び、又はジャイロセンサーである、請求項1〜9のいずれかの1項に記載のセンサーモジュール。
JP2006237209A 2006-09-01 2006-09-01 センサーモジュール Expired - Fee Related JP4928875B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006237209A JP4928875B2 (ja) 2006-09-01 2006-09-01 センサーモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006237209A JP4928875B2 (ja) 2006-09-01 2006-09-01 センサーモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008058210A true JP2008058210A (ja) 2008-03-13
JP4928875B2 JP4928875B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=39241105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006237209A Expired - Fee Related JP4928875B2 (ja) 2006-09-01 2006-09-01 センサーモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4928875B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101798507B1 (ko) * 2017-06-21 2017-12-13 (주)선영종합엔지니어링 모션센서 수평조절 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003194574A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Asahi Kasei Corp 集積化方位センサ
JP2003318466A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Tohoku Ricoh Co Ltd 磁気センサ、この磁気センサを用いた方位検知システム及び携帯通信端末
JP2004012156A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Wacoh Corp 三次元磁気センサおよびその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003194574A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Asahi Kasei Corp 集積化方位センサ
JP2003318466A (ja) * 2002-04-26 2003-11-07 Tohoku Ricoh Co Ltd 磁気センサ、この磁気センサを用いた方位検知システム及び携帯通信端末
JP2004012156A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Wacoh Corp 三次元磁気センサおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4928875B2 (ja) 2012-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9970997B2 (en) Magnetic field sensing apparatus and magnetic field sensing module
US9709640B2 (en) Single bridge magnetic field sensor
US7197343B2 (en) Portable electronic apparatus with azimuth measuring function, magnetic sensor suitable for the apparatus, and azimuth measuring method for the apparatus
JP4626728B2 (ja) 磁気検出装置
WO2017116615A1 (en) Sensing apparatus for sensing current through a conductor and methods therefor
JP5023073B2 (ja) モーションセンシングプログラム及びそれを備えた電子コンパス
JP2008051587A (ja) センサーモジュール
JP4177032B2 (ja) 三次元磁気センサおよびその製造方法
WO2015172530A1 (zh) 一种电子指南针消除干扰方法
US20110316531A1 (en) Device for measuring the direction and/or strength of a magnetic field
US10976383B2 (en) Magnetic sensor device
US20090012733A1 (en) Offset correction program and electronic compass
CN110987032B (zh) 磁编码器、绝对电角度检测方法、系统及可读存储介质
US8261458B2 (en) Geomagnetic sensor device and digital compass with the same
JP2006053146A (ja) 磁場の歪みを自動補正する地磁気センサー及びその方法
JP2008514913A (ja) センサー
JP4928875B2 (ja) センサーモジュール
US11067642B2 (en) Device for generating a magnetic field of calibration and built-in self-calibration magnetic sensor and calibration method using the same
JP2003167039A (ja) 磁気センサ及びこの磁気センサを用いた方位検知システム
JP2004184150A (ja) 磁気検知装置、方位検知システム及び携帯通信端末
JP5240657B2 (ja) センシング素子、センシング装置、方位検出装置及び情報機器
JP4122834B2 (ja) 方位測定機能を有する携帯型電子装置
KR20050074642A (ko) 자기 센서, 및 자기 센서의 온도 의존 특성 보상 방법
US20230184865A1 (en) Hybrid hall-effect/magnetoresistance (mr) magnetometer with self-calibration
US20050016006A1 (en) Magnetic compass

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4928875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees