JP2008058113A - 放射線検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人が作業する際に様々な制約を受ける海底の放射線、特に、γ線を容易に検知することができる放射線検出装置を提供する。
【解決手段】
耐圧容器13に検出器本体11を収容し、検出器本体11は、ヨウ化ナトリウムの結晶が混入されたプラスチックからなり、海底からのγ線を第1柱部21の前面から入射して光を発するようにし、光電子増倍管12により発せられた光を電気信号に変換してγ線を検知してラドンを検出し、取り扱いが容易で、深度に拘わらず海底の放射線を検出することができる放射線検出装置1とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、海底のように人が作業する際に様々な制約を受ける部位の放射線、特に、γ線の状況を検知するための放射線検出装置に関する。具体的には、γ線を検知してラドンの状況を検出することに用いて好適である。
近年、沿岸の地下深部に廃棄物を処分することが考えられてきている。廃棄物を処分するに際し、周辺の土地や海洋における環境に対する影響を把握しておく必要がある。環境に対する評価を得るために、陸地から海底に至る地下水の流れも考えなければならず、廃棄物の成分が到達する海底の場所や到達までの時間を検討することが必要である。
海底の状況を検討するにあたり、海底の湧水分布を調べることが好適である。即ち、海底の湧水分布は、海底の水理構造や陸域から海底までの流動時間や経路に関係する情報が含まれている。このため、海底の湧水分布とその性状が把握できれば陸域から海域までの地下水流動全体についての評価が可能になり、廃棄物の成分が到達する海底の場所や到達までの時間を類推することができる。
海域における地下水の調査は陸域に比べて難しく、調査機器や分析・評価の手法が確立されていないのが実情であった。潜水艇や調査ロボット等、海中での作業を行う作業機(例えば、特許文献1参照)を用い、海底の湧水の状況を調査することが考えられる。しかし、海中での作業機に搭載された機器による計測になるため、短時間の測定に限られると共に、作業機自体による海底の撹乱の影響等を考慮しなければならない。
また、ラドン等の放射線(γ線)の検出を行うことが環境に対する影響を把握する上で重要であるが、シンチレーション検出器を様々な制約を受ける海底で使用する場合、感度や取り扱いの点で多くの問題が生じる虞がある。このため、海底の湧水分布に関連付けて放射線(γ線)を精度良く検出する技術は確立されていないのが現状である。
特開平8−180393号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、海底のように人が作業する際に様々な制約を受ける部位の放射線、特に、γ線の状況を容易に検出することができる放射線検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の放射線検出装置は、発光物質が混入された透明なプラスチックからなる検出器本体を備え、検出器本体は、円柱状の第1柱部及び第1柱部よりも径が小さい第2柱部を有すると共に、第1柱部の後面と第2柱部の前面を連結するテーパ柱部を有し、海底からの放射線を第1柱部の前面から入射して発光物質に衝突させて光を発するようにし、第1柱部の前面と第2柱部の後面を除く検出器本体の外周に遮光部材を設け、光を電気信号に変換する光電子増倍管を第2柱部の後面に接続したことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、遮光部材で覆われていない第1柱部の前面から入射した放射線は発光物質に衝突して感度を維持した状態で光を発し、発せられた光が第2柱部の後面に集められ、光電子増倍管で電気信号に変換されて放射線が測定される。検出器本体は発光物質が混入されたプラスチックからなるので、シンチレータを収容する容器等が必要なく取り扱いが容易である。
上記目的を達成するための請求項2に係る本発明の放射線検出装置は、発光物質が混入されたプラスチックからなる検出器本体を備え、検出器本体は、円柱状の第1柱部及び第1柱部よりも径が小さい第2柱部を有すると共に、第1柱部の後面と第2柱部の前面を連結するテーパ柱部を有し、深海において放射線を第1柱部の前面から入射して発光物質に衝突させて光を発するようにし、検出器本体を収容する筒状の耐圧容器を備え、耐圧容器には、一端面側にテーパ柱部を介して第1柱部が嵌合されて第2柱部が内部に収容され、耐圧容器の一端面から第1柱部の前面が外部に臨む状態にされ、光を電気信号に変換する光電子増倍管を第2柱部の後面に接続して耐圧容器に収容したことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、耐圧容器で覆われていない第1柱部の前面から入射した放射線は発光物質に衝突して感度を維持して光を発し、発せられた光が第2柱部の後面に集められ、光電子増倍管で電気信号に変換されて放射線が測定される。検出器本体は発光物質が混入されたプラスチックからなり、耐圧容器に収められているので、取り扱いが容易で、深度に拘わらず海底の放射線を検出することができる。
そして、請求項3に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の放射線検出装置において、第1柱部の前面と第2柱部の後面を除く検出器本体の外周面に反射処理が施されていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、反射処理が施された面で発光物質に衝突して発せられた光が反射して第2柱部の後面に集められ、光電子増倍管の光電面により多くの光を集めることができる。
また、請求項4に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放射線検出装置において、第1柱部は、直径が190mm〜200mmの範囲で、軸方向の長さが40mmであり、テーパ柱部の軸方向の長さが50mmであり、第2柱部の軸方向の長さが50mmであり、テーパ柱部の傾斜度が45度であることを特徴とする。
請求項4に係る本発明の放射線検出装置は、検出器本体の大きさを的確に規定することができる。
また、請求項5に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放射線検出装置において、テーパ柱部の傾斜角度は40度乃至65度の範囲であることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、テーパ柱部の傾斜角度を的確に規定して、耐圧強度と集光性を両立させることができる。
また、請求項6に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放射線検出装置において、発光物質は、タリウムをドープしたヨウ化ナトリウムの結晶であることを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、結晶の主成分であるヨウ素の原子番号が高いので、γ線に対する発光効果の確率を高くすることができ、γ線の検出を適切に行うことができる。
また、請求項7に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の放射線検出装置において、円柱状の第1柱部の前面に入射面遮光部材を設けたことを特徴とする。
請求項7に係る本発明では、入射面遮光部材により発光物質に衝突して発した光が第1柱部の前面から放出されることがない。
また、請求項8に係る本発明の放射線検出装置は、請求項1〜請求項7のいずれかに記載の放射線検出装置において、検出する放射線は海底から湧出する地下水のγ線であることを特徴とする。
また、請求項9に係る本発明の放射線検出装置は、請求項2に記載の放射線検出装置において、母船からの指令により動作する潜航体に搭載され、海底から湧出する地下水のラドンを検出することを特徴とする。
本発明の放射線検出装置は、海底のように人が作業する際に様々な制約を受ける部位の放射線、特に、γ線を容易に検知することができる。
図1には本発明の一実施形態例に係る放射線検出装置を使用している状態の全体状況、図2には本発明の一実施形態例に係る放射線検出装置の全体構成、図3には検出器本体の側面、図4には検出器本体の正面を示してある。また、図5にはγ線を測定している状況の説明、図6、図7にはγ線の測定状況を表すグラフを示してある。
図1に示すように、本実施形態例の放射線検出装置1は、母船2からの指示により海底(深海)を航行する潜航体である無人探査船3に搭載され、海底の湧水に含まれるγ線を検知してラドンを検出する。湧水に含まれるラドンを検出することにより、海底におけるラドンの湧水分布が把握でき、陸域から海域までのラドンを含む地下水流動全体についての評価が可能になる。
放射線検出装置1の構成を説明する。
図2に示すように、放射線検出装置1は、検出器本体11及び光を電気信号に変換する光電子増倍管12が筒状の耐圧容器13に収容されている。耐圧容器13は、両端が開口されたチタン製の筒状容器14の一端側の開口にテーパ面を有するハウジング15が装着され、筒状容器14の他端側の開口に蓋部材16が装着され、筒状容器14の内部が密閉されるようになっている。
筒状容器14の一端側(図中下端側)の開口にはOリング17を介してハウジング15が装着され、ハウジング15は筒状容器14の端部に固定された状態になっている。ハウジング15は基端から先端に向かい内径が漸次広がる状態に形成され、内径が漸次広がる開口に検出器本体11のテーパ柱部(後述する)が嵌合して検出器本体11が筒状容器14に保持される。検出器本体11は固定カバー20を筒状容器14の外周に螺合させることにより筒状容器14の一端側の開口にテーパ柱部を介して固定される。
筒状容器14の他端側(図中上端側)の開口にはOリング18を介して蓋部材16が嵌めこまれ、蓋部材16は円環状のねじカバー19を筒状容器14の外周に螺合させることにより筒状容器14の他端側の開口に固定される。
検出器本体11は発光物質が混入されたプラスチックからなり、γ線が発光物質に衝突して発する光が光電子増倍管12により電気信号に変えられる。変換された電気信号はアンプ10等を介して無人探査船3(図1参照)側の制御装置に送られ、γ線の状況を把握してラドンを検出するようになっている。
検出器本体11のプラスチックに混入される発光物質は、微量のタリウムをドープしたヨウ化ナトリウムの結晶である。発光物質としてヨウ化ナトリウムの結晶を適用したことで、結晶の主成分であるヨウ素の原子番号が高く、γ線に対する発光効果の確率を高くすることができ、γ線の検出を適切に行うことができる。
発光物質としては、ヨウ化セシウム、ヨウ化リチウム等、他の結晶を用いることが可能である。
検出器本体11を説明する。
図2〜図4に示すように、検出器本体11は、円柱状の第1柱部21及び第1柱部21よりも径が小さい第2柱部22を有すると共に、第1柱部21の後面と第2柱部22の前面を連結するテーパ柱部23を有している。図2に示すように、ハウジング15の開口にテーパ柱部23の外周面が嵌合し、第1柱部21が筒状容器14の一端に保持されると共に第2柱部22が筒状容器14の内部に保持される。第2柱部22の後面には光電子増倍管12が接続されている。
ハウジング15の内径が漸次広がる開口にテーパ柱部23の外周面が嵌合していることにより、外部の圧力が高くなった場合にテーパ柱部23には嵌合力が働く力が加わる。このため、海底等の高圧下で使用した場合でも、検出器本体11を確実に筒状容器14に保持させることができる。
密閉された筒状容器14に検出器本体11を保持させることにより、第1柱部21の前面と第2柱部22の後面を除く検出器本体11の外周に遮光部材が設けられた状態にされる。第1柱部21の前面と第2柱部22の後面を除く検出器本体11の外周面には反射処理として白い色が塗られている。
検出器本体11の第1柱部21は、直径が192mm(190mm〜200mmの範囲)で、軸方向の長さが40mmであり、テーパ柱部23の軸方向の長さが50mmであり、第2柱部22の軸方向の長さが50mmであり、テーパ柱部23の傾斜度が45度(40度乃至65度の範囲)にされている。検出器本体11の第1柱部21、テーパ柱部23、第2柱部22の軸方向の長さ及びテーパ柱部23の角度を規定することにより、耐圧強度と集光性を両立させることができる。
テーパ柱部23の傾斜角度を大きくすると、第1柱部21の径と第2柱部22の径の差が小さくなって光電子増倍管12に光が集まりやすくなるが、傾斜角度が65度を超えると耐圧強度を保つことができなくなる。テーパ柱部23の傾斜角度を小さくすると、ハウジング15の開口に対して大きな傾斜で嵌合して耐圧強度を高く保つことができるが、第1柱部21の径と第2柱部22の径の差が小さくなって光電子増倍管12に光が集まり難くなる。このため、検出器本体11の軸方向の長さ及びテーパ柱部23の角度を規定することにより、耐圧強度と集光性を両立させることができる。
第1柱部21の前面から入射されたγ線は発光物質であるヨウ化ナトリウムの結晶に衝突して光を発し、発せられた光は、密閉された筒状容器14に遮光された状態の周面で反射しながら光電子増倍管12に集められて電気信号(電流値)に変換される。光電子増倍管12に集められた光の状況(電流値)により湧出する地下水のラドンが測定される。
検出器本体11はヨウ化ナトリウムの結晶が混入されたプラスチックからなり、耐圧容器13に収められているので、取り扱いが容易で、深度に拘わらず海底の放射線を検出することができる。
検出器本体11をそのまま使用する場合、図5に示すように、第1柱部21の前面と第2柱部22の後面を除く検出器本体11の外周に遮光部材としての遮光フィルム25を巻き付ける。また、第1柱部21の前面に入射面遮光部材としての遮光フィルム26を貼り付ける。この遮光フィルム26は、検出器本体11を耐圧容器13に収容する場合も設けることが可能である。
遮光フィルム25を外周に巻きつけて検出器本体11を使用することにより、人が潜航できる沿岸部で海底の地下水のラドンを測定することができる。第1柱部21の前面に遮光フィルム26を設けることにより、γ線の入射面から光が放出されることがなく、光電子増倍管12への集光をより確実に行うことができる。
図1に示すように、放射線検出装置1は、母船2からの指示で海底を航行する無人探査船3に搭載されて海底の所望箇所に移動され、湧出する地下水のγ線を測定する。即ち、湧出する地下水のγ線が検出器本体11に入射すると、入射されたγ線がヨウ化ナトリウムの結晶に衝突して光を発し、発せられた光は、密閉された筒状容器14に遮光された状態の周面で反射しながら光電子増倍管12に集められて電気信号(電流値)に変換される。光電子増倍管12に集められた光の状況(電流値)により湧出する地下水のラドンが測定される。
図6に示すように、測定場所を移動させることにより、電流値が高くなる箇所が存在することがわかる。電流値の状態と場所との関係を分析することにより、湧出する地下水のラドンの分布を検出することができる。また、図7に示すように、測定場所を固定することにより、電流値が高くなる時刻が存在することがわかる。電流値の状態と時刻との関係を分析することにより、間歇的に湧出する地下水のラドンの状況を検出することができる。
海底の湧水に含まれるラドンを検出することにより、海底におけるラドンの湧水分布を把握して、陸域から海域までのラドンを含む地下水流動全体についての評価を行う。
従って、深海のように人が作業する際に制約を受ける部位のγ線を検知してラドンの湧水分布を把握し、深海におけるラドンの状況を容易に検出することができる。
尚、上述した実施形態例では、放射線としてγ線を検知することでラドンの状況を把握する例を説明したが、検知する放射線は、α線、β線であってもよい。また、地下水の放射線物質はラドンに限らず、ラジウム等の他の物質であってもよい。
本発明は、海底のように人が作業する際に様々な制約を受ける部位の放射線、特に、γ線を容易に検知することができる放射線検出装置の産業分野で利用することができる。
本発明の一実施形態例に係る放射線検出装置を使用している状態の全体状況図である。 本発明の一実施形態例に係る放射線検出装置の全体構成図である。 検出器本体の側面図である。 検出器本体の正面図である。 γ線を測定している状況の説明図である。 γ線の測定状況を表すグラフである。 γ線の測定状況を表すグラフである。
符号の説明
1 放射線検出装置
2 母船
3 無人探査船
10 アンプ
11 検出器本体
12 光電子増倍管
13 耐圧容器
14 筒状容器
15 ハウジング
16 蓋部材
17、18 Oリング
19 ねじカバー
20 固定カバー
21 第1柱部
22 第2柱部
23 テーパ部
25、26 遮光フィルム

Claims (9)

  1. 発光物質が混入された透明なプラスチックからなる検出器本体を備え、
    検出器本体は、円柱状の第1柱部及び第1柱部よりも径が小さい第2柱部を有すると共に、第1柱部の後面と第2柱部の前面を連結するテーパ柱部を有し、海底からの放射線を第1柱部の前面から入射して発光物質に衝突させて光を発するようにし、
    第1柱部の前面と第2柱部の後面を除く検出器本体の外周に遮光部材を設け、
    光を電気信号に変換する光電子増倍管を第2柱部の後面に接続した
    ことを特徴とする放射線検出装置。
  2. 発光物質が混入された透明なプラスチックからなる検出器本体を備え、
    検出器本体は、円柱状の第1柱部及び第1柱部よりも径が小さい第2柱部を有すると共に、第1柱部の後面と第2柱部の前面を連結するテーパ柱部を有し、深海において放射線を第1柱部の前面から入射して発光物質に衝突させて光を発するようにし、
    検出器本体を収容する筒状の耐圧容器を備え、
    耐圧容器には、一端面側にテーパ柱部を介して第1柱部が嵌合されて第2柱部が内部に収容され、
    耐圧容器の一端面から第1柱部の前面が外部に臨む状態にされ、
    光を電気信号に変換する光電子増倍管を第2柱部の後面に接続して耐圧容器に収容した
    ことを特徴とする放射線検出装置。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    第1柱部の前面と第2柱部の後面を除く検出器本体の外周面に反射処理が施されていることを特徴とする放射線検出装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    第1柱部は、直径が190mm〜200mmの範囲で、軸方向の長さが40mmであり、テーパ柱部の軸方向の長さが50mmであり、第2柱部の軸方向の長さが50mmであり、テーパ柱部の傾斜度が45度である
    ことを特徴とする放射線検出装置。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    テーパ柱部の傾斜角度は40度乃至65度の範囲であることを特徴とする放射線検出装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    発光物質は、タリウムをドープしたヨウ化ナトリウムの結晶であることを特徴とする放射線検出装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    円柱状の第1柱部の前面に入射面遮光部材を設けたことを特徴とする放射線検出装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の放射線検出装置において、
    検出する放射線は海底から湧出する地下水に含まれるγ線であることを特徴とする放射線検出装置。
  9. 請求項2に記載の放射線検出装置において、
    母船からの指令により動作する潜航体に搭載され、海底から湧出する地下水に含まれるラドンを検出することを特徴とする放射線検出装置。
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