JP2008057197A - 二輪車用錠 - Google Patents
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Abstract
【課題】走行時に二輪車本体に巻き付けていても傷が付かず、季節に関係なく施錠・開錠操作が容易にできる二輪車用錠を提供すること。
【解決手段】屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材1と、前記長尺部材1の一端部に設けられた施錠杵2と、前記長尺部材1の他端部に設けられた錠本体3とから構成されていると共に、施錠時には施錠杵2と錠本体3とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成され、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材により覆ってある。
【選択図】図1
【解決手段】屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材1と、前記長尺部材1の一端部に設けられた施錠杵2と、前記長尺部材1の他端部に設けられた錠本体3とから構成されていると共に、施錠時には施錠杵2と錠本体3とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成され、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材により覆ってある。
【選択図】図1
Description
この発明は、ワイヤー錠やチェーン錠を代表とする二輪車用錠に関するものである。
従来から、二輪車の盗難防止のため、ワイヤーをループ状にする態様で車輪に装着して車輪の回転を妨げ、車両の移動を困難にする二輪車用錠が知られている(例えば、特許文献1、2。)。
上記二輪車用錠は、基本的には、ワイヤーと、前記ワイヤーの一端部に設けられた施錠杵と、前記ワイヤーの他端部に設けられた錠本体とから構成されており、施錠時には施錠杵と錠本体とが係止状態に維持されて全体が上述した如くループ状に形成できるようになっている。この二輪車用錠は、形状をある程度変えることができるので二輪車乗車時には二輪車の各部へ巻き付けた状態にすることができるというメリットがある。
しかしながら、従来の二輪車用錠は、以下に示すような問題がある。
(1)高剛性を確保すべく全体が金属材料で構成されているため、走行時の振動により二輪車本体と二輪車錠(特に施錠杵と錠本体)とが衝突して、二輪車本体に傷が付いてしまうという問題があった。
(1)高剛性を確保すべく全体が金属材料で構成されているため、走行時の振動により二輪車本体と二輪車錠(特に施錠杵と錠本体)とが衝突して、二輪車本体に傷が付いてしまうという問題があった。
(2)夏の暑いときには、熱くなった金属部分を直接手で持って操作しなければならないので、操作しづらく、場合によっては火傷をするという問題があった。
(3)冬の凍てつくときには、施錠杵の内部機構が凍って動きが悪くなるという問題があった。
特開2005−67412号
特開2000−104432号
そこで、この発明では、走行時に二輪車本体に巻き付けていても傷が付かず、季節に関係なく操作が容易且つ確実にできる二輪車用錠を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明は、屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材と、前記長尺部材の一端部に設けられた施錠杵と、前記長尺部材の他端部に設けられた錠本体とから構成されていると共に、施錠時には施錠杵と錠本体とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成される二輪車用錠において、錠本体の鍵孔形成面、及び施錠杵と錠本体との係止箇所以外の部分を、軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材により覆ってある。
この発明は、屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材と、前記長尺部材の一端部に設けられた施錠杵と、前記長尺部材の他端部に設けられた錠本体とから構成されていると共に、施錠時には施錠杵と錠本体とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成される二輪車用錠において、錠本体の鍵孔形成面、及び施錠杵と錠本体との係止箇所以外の部分を、軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材により覆ってある。
(請求項2記載の発明)
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1記載の発明に関し、施錠杵には雄施錠部材が形成され、錠本体には雌施錠部材が形成されている。
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1記載の発明に関し、施錠杵には雄施錠部材が形成され、錠本体には雌施錠部材が形成されている。
(請求項3記載の発明)
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、長尺部材が、チェーン又はワイヤーである。
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、長尺部材が、チェーン又はワイヤーである。
(請求項4記載の発明)
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、長尺部材は、被覆材で覆われている。
この発明の二輪車用錠は、上記請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、長尺部材は、被覆材で覆われている。
この発明では、屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材と、前記長尺部材の一端部に設けられた施錠杵と、前記長尺部材の他端部に設けられた錠本体とから構成されて成る二輪車錠に関し、走行時に二輪車本体に巻き付けていても傷が付かず、季節に関係なく操作が容易且つ確実にできる。
以下にこの発明における二輪車用錠を実施するための最良の形態として実施例について詳しく説明する。
図1はこの発明の実施例1の二輪車用錠Jの全体図で、図2は前記二輪車用錠Jの両端部分の拡大図を示している。
(二輪車用錠Jの基本的構成について)
この二輪車用錠Jは、図1や図2に示すように、長尺部材であるワイヤー1と、前記ワイヤー1の一端部に設けられた施錠杵2と、前記ワイヤー1の他端部に設けられた錠本体2とから構成されて成り、施錠時には施錠杵2と錠本体3とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成されるようにしてある。そして、図1や図2に示すように、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってある。
この二輪車用錠Jは、図1や図2に示すように、長尺部材であるワイヤー1と、前記ワイヤー1の一端部に設けられた施錠杵2と、前記ワイヤー1の他端部に設けられた錠本体2とから構成されて成り、施錠時には施錠杵2と錠本体3とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成されるようにしてある。そして、図1や図2に示すように、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってある。
以下に、この二輪車用錠Jの主要構成について説明する。
(ワイヤー1、施錠杵2、錠本体3、チューブ4について)
ワイヤー1は、図1に示すように、複数本の芯線を撚って構成されて成るものであり、その両端部は撚りがかかった状態に維持されるように端末処理してある。ここで、このワイヤー1は屈曲可能であると共に、引張りに対する剛性が高いものとしてあり、比較的小さな円弧径で捲くことができるようになっている。なお、ワイヤ1は被覆材で覆うようにしてある。
ワイヤー1は、図1に示すように、複数本の芯線を撚って構成されて成るものであり、その両端部は撚りがかかった状態に維持されるように端末処理してある。ここで、このワイヤー1は屈曲可能であると共に、引張りに対する剛性が高いものとしてあり、比較的小さな円弧径で捲くことができるようになっている。なお、ワイヤ1は被覆材で覆うようにしてある。
施錠杵2は、図1や図2に示すように、一端側に突状の雄施錠部材20が形成されおり、他端側ではワイヤー1の一端部である端末処理部分に強固に固着してある。
錠本体3は、図1や図2に示すように、一端面にシリンダー錠30の鍵孔31が現れるように設けてあり、前記一端面が上記鍵孔形成面32となるようにしてある。また、この錠本体3は、図1や図2に示すように、その周面に上記雄施錠部材20が嵌まり込む雌施錠部材33を設けてあり、前記雄施錠部材20が雌施錠部材33に押し込まれて係止状態になったときにのみキー5が鍵孔31から抜けるようになっている。なお、この錠本体3の鍵孔形成面32の反対側部には、ワイヤー1の他端部である端末処理部分が強固に固着してある。
チューブ4は、上述した如く発泡ゴムで構成されており、ワイヤー1、施錠杵2及び錠本体3を外挿する態様で設置されている。
(二輪車用錠Jの優れた効果について)
(1) 走行時に二輪車本体に巻き付けていても傷が付かないことについて
従来のこの種の二輪車用錠は、上述した如く、高剛性を確保するため全体が金属材料で構成されているため、走行時の振動により二輪車と二輪車用錠J(特に施錠杵と錠本体)とが衝突して、二輪車本体に傷が付いてしまうという問題があった。
(1) 走行時に二輪車本体に巻き付けていても傷が付かないことについて
従来のこの種の二輪車用錠は、上述した如く、高剛性を確保するため全体が金属材料で構成されているため、走行時の振動により二輪車と二輪車用錠J(特に施錠杵と錠本体)とが衝突して、二輪車本体に傷が付いてしまうという問題があった。
これに対して、この実施例の二輪車用錠Jでは、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってある。したがって、走行時の振動による二輪車と二輪車錠(特に施錠杵と錠本体)との衝突は発泡ゴムで構成されたチューブ4を介したものとなるから、二輪車本体に傷が付いてしまうという事態は発生しない。
(2) 季節に関係なく操作が容易且つ確実にできることについて
従来のこの種の二輪車用錠は、夏の暑いときには、熱くなった金属部分を直接手で持って操作しなければならないので、操作しずらく、場合によっては火傷をするという問題があった。
従来のこの種の二輪車用錠は、夏の暑いときには、熱くなった金属部分を直接手で持って操作しなければならないので、操作しずらく、場合によっては火傷をするという問題があった。
これに対して、この実施例の二輪車用錠Jでは、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、熱導伝性が小さい発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってある。したがって、操作は発泡ゴムで構成されたチューブ4を持って行うことができ、操作の際に手を火傷をするという事態は回避できる。
また、従来のこの種の二輪車用錠は、冬の凍てつくときには、施錠杵の内部機構が凍って動きが悪くなるという問題があった。
これに対して、この実施例の二輪車用錠Jでは、発泡ゴムで構成されたチューブ4に覆われており、その保温効果により施錠杵の内部機構が凍って動きが悪くなるという事態は回避できる。
つまり、この実施例の二輪車用錠Jでは、季節に関係なく操作が容易且つ確実にできる。
(3) 手触りについて
従来のこの種の二輪車用錠は金属部が剥き出しになっているので、ゴツゴツ感があり冷たい感触であるのに対して、この実施例の二輪車用錠は、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、熱導伝性が小さい発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってあるので、ソフトタッチであり手触りがよく優しい感触である。
従来のこの種の二輪車用錠は金属部が剥き出しになっているので、ゴツゴツ感があり冷たい感触であるのに対して、この実施例の二輪車用錠は、錠本体3の鍵孔形成面32、及び施錠杵2と錠本体3との係止箇所以外の部分を、熱導伝性が小さい発泡ゴムで構成されたチューブ4により覆ってあるので、ソフトタッチであり手触りがよく優しい感触である。
(他の実施の形態について)
チューブ4は、軟質ゴム又は軟質樹脂材でもよい。また、チューブの断面形状は、図3に示すように、円周方向に凹凸を付けるようにしてもよい。
チューブ4は、軟質ゴム又は軟質樹脂材でもよい。また、チューブの断面形状は、図3に示すように、円周方向に凹凸を付けるようにしてもよい。
上記実施例1のワイヤー1をチェーンに変えることができる。
鍵孔形成面32における鍵孔31を除いた部分についても軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材で覆ってもよい。
J 二輪車
1 ワイヤー
2 施錠杵
20 雄施錠部材
3 錠本体
30 シリンダー錠
31 鍵孔
32 鍵孔形成面
33 雌施錠部材
4 チューブ
5 キー
1 ワイヤー
2 施錠杵
20 雄施錠部材
3 錠本体
30 シリンダー錠
31 鍵孔
32 鍵孔形成面
33 雌施錠部材
4 チューブ
5 キー
Claims (4)
- 屈曲可能で且つ引張りに対する剛性が高い長尺部材と、前記長尺部材の一端部に設けられた施錠杵と、前記長尺部材の他端部に設けられた錠本体とから構成されていると共に、施錠時には施錠杵と錠本体とが係止状態に維持されて全体がループ状に形成される二輪車用錠において、錠本体の鍵孔形成面、及び施錠杵と錠本体との係止箇所以外の部分を、軟質ゴム、発泡ゴム又は軟質樹脂材により覆ってあることを特徴とする二輪車用錠。
- 施錠杵には雄施錠部材が形成され、錠本体には雌施錠部材が形成されていることを特徴とする請求項1記載の二輪車用錠。
- 長尺部材が、チェーン又はワイヤーであることを特徴とする請求項1又は2記載の二輪車用錠。
- 長尺部材は、被覆材で覆われていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の二輪車用錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006234803A JP2008057197A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 二輪車用錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006234803A JP2008057197A (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 二輪車用錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4441580B1 (ja) * | 2009-05-22 | 2010-03-31 | 丸幸株式会社 | 施錠装置 |
WO2011091474A1 (en) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | Knog Pty Ltd | Flexible lock |
JP5953422B1 (ja) * | 2014-09-22 | 2016-07-20 | 株式会社Tbwa Hakuhodo | 自転車用錠装置 |
-
2006
- 2006-08-31 JP JP2006234803A patent/JP2008057197A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010270530A (ja) * | 2009-05-22 | 2010-12-02 | Maruko Co Ltd | 施錠装置 |
WO2011091474A1 (en) * | 2010-01-28 | 2011-08-04 | Knog Pty Ltd | Flexible lock |
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091110 |