JP2008057136A - 建物の内装下地構造と、それに用いる固定金物 - Google Patents
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Abstract
【課題】ランナ等の下地鋼材の固定を簡易に行うことができ、しかも梁材の撓みに起因して生じる天井高さのバラツキ等の問題を解消する。
【解決手段】ランナ固定金物10は、梁材40のフランジ41に対して取着可能なクリップ状の係合金具11と、この係合金具11に一体化された支持体12,13とを有する構成となっている。支持体12,13には鉛直方向に延びかつ平坦状の鉛直接合面が形成されている。ランナ固定金物10は、係合金具11により梁材40のフランジ41に取着され、支持体13の鉛直接合面に長尺の天井用ランナ45が接合固定されている。そして、天井用ランナ45に天井野縁47の端部が連結されている。
【選択図】 図8
【解決手段】ランナ固定金物10は、梁材40のフランジ41に対して取着可能なクリップ状の係合金具11と、この係合金具11に一体化された支持体12,13とを有する構成となっている。支持体12,13には鉛直方向に延びかつ平坦状の鉛直接合面が形成されている。ランナ固定金物10は、係合金具11により梁材40のフランジ41に取着され、支持体13の鉛直接合面に長尺の天井用ランナ45が接合固定されている。そして、天井用ランナ45に天井野縁47の端部が連結されている。
【選択図】 図8
Description
本発明は、建物の内装下地構造と、それに用いる固定金物に関するものである。
鉄骨構造建物において内装下地材を取り付けるための内装下地構造としては、H形鋼などからなる梁材に、長尺のランナ(野縁受け等の下地鋼材)を水平に固定し、そのランナに複数の野縁やスタッドを連結する構造が知られている。また従来から、梁材にランナを固定することに関して各種技術が提案されている。
例えば特許文献1では、梁材のフランジにランナ固定金具を取り付け、そのランナ固定金具にランナを固定している。詳しくは、ランナ固定金具は、断面略C字状の基部(下地材)と、梁材のフランジ幅相当の間隔にて設けられる一対の係合部(係合片及び係合バネ片)とを有し、その一対の係合部にてフランジを狭持することでランナ固定金具を梁材に取り付ける構成としている。また、同固定金具の底部(取り付け部)にビスによりランナを固定するようにしている。そしてこれにより、ランナ固定金具を梁材に簡単に取り付けることができ、しかも固定金具の底部(取り付け部)においてその幅範囲内で任意の位置にランナを固定できることをメリットとしている。
しかしながら、上記構成のランナ固定金具を用いて天井用下地材を固定しようとする場合、以下に示す不都合が生じる。すなわち、梁材には重量等に起因して撓みが生じることがあり、上記のように固定金具の底部(取り付け部)にランナを固定する場合、梁材の撓みによってランナにも同様に撓みが生じる。かかる場合、ランナが撓むことに伴い天井高さに差異(バラツキ)が生じてしまう。
また、特許文献2では、梁材に取り付けられた野縁受け吊り具に、垂直に吊り下げた状態で調整ボルトを支持するとともに、ランナ(野縁受け)を、調整ボルトの下端部に吊り下げた状態で水平に支持する構造を採用している。この場合、ボルト長さを調整することで天井高さの微調整が可能となり、梁材に撓みが生じても天井高さの均一性を確保することができる。しかしながら、特許文献2の場合には、野縁受け吊り具から下方に延びる調整ボルトによって天井高さに制約が生じ、総じて天井高さが低くなるといった不都合が生じる。また、天井高さの微調整に手間がかかるという不都合も生じる。
特開平10−72890号公報
特許第3559146号公報
本発明は、ランナ等の下地鋼材の固定を簡易に行うことができ、しかも梁材の撓みに起因して生じる天井高さのバラツキ等の問題を解消することができる建物の内装下地構造を提供することを主たる目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。なお以下では、理解を容易にするため、発明の実施形態において対応する構成例を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
本発明における建物の内装下地構造では、H形鋼等からなる梁材(梁材40)のフランジ(フランジ41)に対して取着可能なクリップ状の取着部(係合金具11)と、該取着部に一体的に設けられ鉛直方向に延びかつ平坦状の鉛直接合面(ランナ接合面S1)を有してなる下地材固定部(支持体12,13)とを備えた固定金物(ランナ固定金物10)を用いる。そして、複数の固定金物を取着部により梁材のフランジに取着するとともに、前記鉛直接合面に長尺の下地鋼材(天井用ランナ45等)を接合固定することとしている。このとき具体的には、固定金物の鉛直接合面に下地鋼材のウエブ面を接合し、それらをビス等により固定すると良い。
上記構造によれば、固定金物は、クリップ状の取着部により梁材のフランジに取着されるため、その取着が容易でしかも取着位置が梁材の長手方向で任意に調整できる。また、固定金物において、下地材固定部には平坦状の鉛直接合面が設けられており、その鉛直接合面を使って下地鋼材が接合固定されるため、下地材固定部における鋼材接合位置(実際に下地鋼材が接合される高さ位置)が任意に調整できる。以上により、下地鋼材の固定を簡易に行うことができ、しかも梁材の撓みに起因して生じる天井高さのバラツキ等の問題を解消することができる。
特に、天井の下地構造としては、下地鋼材として天井用ランナ(天井用ランナ45)を用い、その天井用ランナを前記鉛直接合面に接合固定するとともに、天井用ランナに天井野縁(天井野縁47)の端部を連結すると良い。
固定金物は、下地材固定部が、前記鉛直接合面以外に、水平方向に延びる水平接合面(ランナ接合面S4)を有するものであり、水平接合面に長尺の下地鋼材(壁用ランナ48)を接合固定すると良い。この場合、同一の固定金物を用いて、天井用ランナの固定と壁用ランナの固定とが実現できる。
壁の下地構造としては、下地鋼材として壁用ランナ(壁用ランナ48)を用い、その壁用ランナを前記水平接合面に接合固定するとともに、壁用ランナに壁スタッド(壁スタッド49)の上端部を連結すると良い。
固定金物は、下地材固定部が複数の鉛直接合面(ランナ接合面S1〜S3)を有するものであると良い。これにより、同一構成の固定金物を用いつつ、複数の方向に延びる下地材部材の接合固定が可能となる。
この場合特に、固定金物は、下地材固定部が、梁材に取着した状態で同梁材の長手方向と同方向に延びる鉛直接合面と、同梁材の長手方向と直交する方向に延びる鉛直接合面とを有するものであると良い。これにより、天井用ランナの固定以外に、天井野縁(天井用ランナに直交する方向に延びる下地材)の中間部の固定が可能となる。
固定金物は、下地材固定部が略直方体状をなすものであると良い。下地材固定部を略直方体状とすることにより、上記したように下地材固定部が複数の鉛直接合面や水平接合面を有する構成が容易に実現できる。
ここで、取着部に対しては高い荷重強度が要求される一方、下地材固定部に対しては荷重強度の要求はさほど高くない。それよりもむしろ、下地鋼材の接合固定を容易に行わせるべく、タッピングが直接行えるものであるのが好ましい。それ故に、固定金物は、取着部が比較的厚肉の鋼板にて形成されるのに対し、下地材固定部が比較的薄肉の鋼板にて形成されたものであると良い。
下地鋼材固定用の固定金物として、軽量形鋼よりなる第1の鋼板部材(支持体12)と、その第1の鋼板部材を前記取着部に結合させる第2の鋼板部材(支持体13)とから前記下地材固定部を構成し、第1の鋼板部材及び第2の鋼板部材においてそれぞれ前記鉛直接合面を形成すると良い。この場合、下地材固定部として複数の鉛直接合面を有する構成が簡易に実現できる。
ここで特に、第1の鋼板部材を、角スタッド材を所定長さに切断することにより形成すると良い。これにより、経済的にも有利な構成が実現できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態における建物は、軽量形鋼製フレームを用いた枠組壁工法のスチールハウスとして具体化されるものである。まずはじめに、建物においてH形鋼からなる梁材のフランジに対して取り付けられ、内装用下地鋼材であるランナを支持するためのランナ固定金物について以下に詳細を説明する。図1は、本実施形態におけるランナ固定金物10の全体を2方向から示す斜視図であり、図2は、ランナ固定金物10の正面図である。
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態における建物は、軽量形鋼製フレームを用いた枠組壁工法のスチールハウスとして具体化されるものである。まずはじめに、建物においてH形鋼からなる梁材のフランジに対して取り付けられ、内装用下地鋼材であるランナを支持するためのランナ固定金物について以下に詳細を説明する。図1は、本実施形態におけるランナ固定金物10の全体を2方向から示す斜視図であり、図2は、ランナ固定金物10の正面図である。
図1及び図2に示すように、ランナ固定金物10は、全体として略直方体状をなす形状を有しており、梁材のフランジに対して係合取着される係合金具11と、ランナ接合面を形成するための2つの支持体12,13により構成されている。なお、以下の説明では必要に応じて、支持体12,13を「第1支持体12」、「第2支持体13」と言い分けることとする。
次に、係合金具11と各支持体12,13との詳細な構成を図3に基づいて説明する。
図3(a)に示すように、係合金具11は、鋼製プレートの折り曲げによりクリップ状に成形されており、上下で向かい合う上板部21及び下板部22と、それらを連結する連結部23とからなる。上板部21及び下板部22は、同サイズでかつ平行に向かい合うものとなっている。連結部23には、その横方向の幅寸法の約半分程度の幅寸法で切欠孔24が形成されている(なお、切欠孔24の一部は上板部21及び下板部22に差し掛かっている)。係合金具11は、壁材や天井材等の荷重を支えた状態で梁材のフランジに対して直接係合(狭持)されるものであり、壁材や天井材の荷重を支えるための十分な強度を持つものとなっている。
図3(b)に示すように、第1支持体12は、例えば軽量形鋼(LGS)からなる角スタッド材を所定長さに切断することで形成されるものである。ここでは、その各平板部を上板部26、下板部27及び左右の側板部28,29としている。
また、図3(c)に示すように、第2支持体13は、L字状に折り曲げ形成された2つの平板部31,32と、一方の平板部31の上縁部から延びる連結アーム部33とからなり、連結アーム部33の先端部には係止爪部34が折り曲げ形成されている。この場合、一方の平板部31は、鉛直接合面を形成するための部位に相当し、他方の平板部32は、水平接合面を形成するための部位に相当する。連結アーム部33は、係合金具11に設けた切欠孔24に合わせた幅寸法で形成されており、係合金具11の切欠孔24に対して連結アーム部33が差し込み可能となっている。
上記のとおり係合金具11に対しては高い荷重強度が要求される一方、支持体12,13に対しては荷重強度の要求はさほど高くない。それよりもむしろ、ランナ等の接合固定を容易に行わせるべく、ランナとの接合固定時にタッピングが直接行えるものであるのが好ましい。故に、係合金具11は比較的厚肉の鋼材で、支持体12,13は比較的薄肉の鋼材で形成されている。具体的数値を示すと、係合金具11の鋼材の厚さが1.6mmであるのに対し、第1支持体12の鋼材の厚さは0.4mm、第2支持体13の鋼材の厚さは0.8mmとなっている。ただし、各支持体12,13の厚さの差は、第1支持体12が、本建物において他でも使用される角スタッド材により形成されていることに所以するものであり、各支持体12,13を同一厚さとすることも可能である。
上記図3(a)〜(c)で説明した係合金具11及び各支持体12,13は、以下の手順にて組み合わされ、それにより固定金物10が作製される。その作製手順を図4により説明する。
まず、図4(a),(b)に示すように、係合金具11の下板部22を第1支持体12の中空部に挿通させるようにしてそれら両者を組み合わせる。
次に、図4(b),(c)に示すように、係合金具11の切欠孔24(図3参照)に連結アーム部33を差し込んで、第2支持体13を係合金具11に組み付ける。このとき、第2支持体13を、平板部31が第1支持体12の端縁部(図の左端部)に当たるまで差し込む(図4(c)参照)。そしてその後、同第2支持体13を図の左方に引き込むことで、係合金具11の下板部22及び第1支持体12の上板部26を重ね合わせた状態でその両者の端縁部(図の右端部)に第2支持体13の係止爪部34を係止させ、その係止により係合金具11及び各支持体12,13を一体化する。これにより、係合金具11の連結部23と第2支持体13の平板部31とはほぼ面一となる。上記の各手順により、図1や図2に示すランナ固定金物10が得られる。
なお、第2支持体13の組み付け後、係合金具11の下板部22及び第1支持体12の上板部26を挟んだ状態で、ペンチなどの工具によって係止爪部34を圧着させるようにしても良い。
図1及び図2に示すランナ固定金物10では、係合金具11の上板部21と第2支持体13の連結アーム部33とに挟まれた空間部が梁材収容部36となっている。また、同ランナ固定金物10において、梁材収容部36の入口側(図2では右側部位)に対して背面及び両側面となる部位、並びにその底面部にはそれぞれランナ接合面S1,S2,S3,S4が形成されている。すなわち、梁材収容部36の入口側に対して背面となる部位には、第2支持体13の平板部31からなるランナ接合面S1が、同側面となる部位には、第1支持体12の側板部28,29からなるランナ接合面S2,S3が、同底面となる部位には、第2支持体13の平板部32からなるランナ接合面S4が、それぞれ形成されている。
なお本例では、ランナ接合面S1〜S3が「鉛直接合面」に相当し、ランナ接合面S4が「水平接合面」に相当する。また、ランナ接合面S1は「梁材に取着した状態で同梁材の長手方向と同方向に延びる鉛直接合面」に相当し、ランナ接合面S2,S3は「同梁材の長手方向と直交する方向に延びる鉛直接合面」に相当する。
次に、図5を用い、上記ランナ固定金物10を梁材40(H形鋼)のフランジ41に取着する工程と、同ランナ固定金物10に軽量形鋼製のランナ(天井用ランナ45)を接合固定する工程とについて説明する。
図5(a),(b)に示すように、ランナ固定金物10の梁材収容部36に梁材40のフランジ41を収容するようにして、ランナ固定金物10を同フランジ41に取り付ける。このとき、梁材収容部36の高さ寸法D1は、フランジ41の厚み寸法D2よりも僅かに小さくなっており(D1<D2)、例えば木槌により係合金具11の連結部23側を殴打することで、梁材40のフランジ41にランナ固定金物10が取り付けられる。その取り付け状態において、ランナ固定金物10は梁材40の長手方向にスライド可能となっている。
なお、ランナ固定金物10の抜け落ち防止策として、ランナ固定金物10とフランジ41との接触部に対して接着剤等による接着処理を施すことも可能である。また、同抜け落ち防止策として、ランナ固定金物10においてフランジ41との接触部(例えば、第2支持体13の連結アーム部33の上面、又は係合金具11の上板部21の下面)に、戻り止め溝等を施す構成とすることも可能である。
また、ランナ固定金物10を梁材40のフランジ41に取り付けた後、図5(c)に示すように、第2支持体13の平板部31(ランナ接合面S1)に天井用ランナ45を接合固定する。このとき、天井用ランナ45のウエブ面45aを平板部31(ランナ接合面S1)に当接させ、タッピングネジ46を用いて同ランナ45を固定する。平板部31は比較的薄肉の鋼材で形成されているため、あらかじめネジ孔を設けておかなくても、タッピングネジ46による締結が可能となっている。
ここで、ランナ固定金物10のランナ接合面S1は鉛直方向に延びる鉛直接合面であり、天井用ランナ45の接合位置は上下方向に調整可能となっている。故に、複数のランナ固定金物10を梁材40のフランジ41に取り付ける場合において、水平方向に見てランナ固定金物10の高さ位置に差異が生じても、ランナ固定金物10のランナ接合面S1に対するランナ取り付け位置を変えることで天井用ランナ45を水平に設置することが可能となっている。これを図6を用いてより具体的に説明する。なお、図6では、梁材40に3つのランナ固定金物10を取り付けた事例を示しているが、実際には例えば90cmピッチでランナ固定金物10が取り付けられるようになっている。
図6では、梁材40に撓みが生じており、それが原因でランナ固定金物10の高さ位置に差異が生じている。なお、便宜上図6では梁材40の撓みを誇張して示すが、実際には数mm程度である。この場合、図示の如くランナ固定金物10のランナ接合面S1に対するランナ取り付け位置(図にハッチングを付して示す接合位置)を適宜変えることで天井用ランナ45が水平に設置されるようになっている。また、仮にランナ固定金物10が水平方向に対して斜めに傾いて設けられる場合にも、天井用ランナ45の水平設置が可能となる。特に本実施形態の構成では、係合金具11の連結部23と第2支持体13の平板部31とがほぼ面一となっているため、連結部23に差し掛かるようにして天井用ランナ45を接合させることも可能となっている。
図7(a),(b)には、梁材40にランナ固定金物10を取り付けるとともに、そのランナ固定金物10に、天井下地材としての天井用ランナ45、内壁下地材としての壁用ランナ48を接合させた状態を示す斜視図である。なお前述のとおり、ランナ固定金物10は、梁材40のフランジ41に対して係合金具11を係合させることによって取り付けられている。
図7(a)では、ランナ固定金物10の鉛直接合面であるランナ接合面S1(図1等参照)に長尺の天井用ランナ45が接合固定されている。そして、天井用ランナ45に、同ランナ45の長手方向に直交する方向に天井野縁47が連結されている。このとき、天井用ランナ45に対して天井野縁47の一端がタッピングネジ等(図示略)により固定されている。また、図7(b)では、ランナ固定金物10の水平接合面であるランナ接合面S4(図1等参照)に長尺の壁用ランナ48が接合固定されている。そして、壁用ランナ48に、同ランナ48の長手方向に直交する方向に壁スタッド49が連結されている。このとき、壁用ランナ48に対して壁スタッド49の一端がタッピングネジ等(図示略)により固定されている。
図8は、建物における天井材及び壁材の施工状態を示している。前記同様、梁材40のフランジ41にはランナ固定金物10が取り付けられており、1つのランナ固定金物10を用いて天井下地材と壁下地材とが固定される構造となっている。すなわち、ランナ固定金物10のランナ接合面S1(鉛直接合面)には天井用ランナ45が接合固定されるとともに、ランナ接合面S4(水平接合面)には壁用ランナ48が接合固定されている。そして、天井用ランナ45には天井野縁47が連結され、壁用ランナ48には壁スタッド49が連結されている。
ここで、梁材40に撓みが生じたことを想定すると、天井下地材については天井用ランナ45の接合位置(高さ位置)を調整することで対処できる。これにより、天井高さのバラツキが解消できる。また、壁下地材については、壁用ランナ48と壁スタッド49との間の隙間調整(図のC部)にて対処できる。これにより、壁材の高さ位置にバラツキが解消できる。
また、壁用ランナ48の屋外側には壁材が配設されている。本例の場合、壁材として、外壁パネル51が設けられるとともに、その外壁パネル51の屋内側にポリスチレンフォーム等からなる断熱材52が設けられている。外壁パネル51は、窯業系サイディングボード等の外壁面材51aとその内側に一体的に設けられるフレーム材51bとから構成されている。なお、梁材40には、グラスウール等からなる断熱材54が組み付けられている。
以上詳述した本実施形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
ランナ固定金物10は、クリップ状の係合金具11により梁材40のフランジ41に取着されるため、その取着が容易でしかも取着位置が梁材40の長手方向で任意に調整できる。また、ランナ固定金物10に設けた鉛直接合面(ランナ接合面S1)を使って天井用ランナ45を接合固定する構造としたため、ランナ固定金物10に対する天井用ランナ45の接合位置(上下位置)が任意に調整できる。したがって、仮に梁材40の撓みによりその高さにバラツキが生じても、そのバラツキに影響なく天井用ランナ45を水平に設置でき、天井面の仕上がりを良好なものにすることができる。かかる場合、調整ボルトによりランナ高さを調整する従来技術とは異なり、天井高さに制約が生じる、天井高さの微調整に手間がかかるといった不都合が回避できる。以上により、天井用ランナ45の固定を簡易に行うことができ、しかも梁材40の撓みに関係なく良好なる天井面を形成することができる。
ランナ固定金物10は、鉛直接合面(ランナ接合面S1〜S3)以外に、水平方向に延びる水平接合面(ランナ接合面S4)を有するため、天井用ランナ45の接合固定だけでなく、水平接合面を用いて壁用ランナ48を接合固定することもできる。この場合、同一のランナ固定金物10を用いて、天井用ランナ45の固定と壁用ランナ48の固定とが実現できる。
ランナ固定金物10において、係合金具11を比較的厚肉に、各支持体12,13を比較的薄肉に形成したため、梁材40に対する高い取り付け強度(荷重強度)を確保しつつ、ランナのタッピング固定を可能として取り付け作業(下地材固定作業)の容易化を実現することができる。
特に、係合金具11と第2支持体13については鋼板プレートの曲げ加工により形成でき、第1支持体12については角スタッド材を所定長さに切断することにより形成できる。したがって、加工が簡単で、しかも安価にランナ固定金物10を作製することができる。
(第2の実施形態)
次に、ランナ固定金物の構成、及び建物の内装下地構造を一部変更した事例について説明する。図9は、本実施形態におけるランナ固定金物60を示す斜視図、図10は、ランナ固定金物60を用いた建物構造を示す断面図である。特にここでは、建物構造として、中間間仕切り壁を設けた構造について説明する。
次に、ランナ固定金物の構成、及び建物の内装下地構造を一部変更した事例について説明する。図9は、本実施形態におけるランナ固定金物60を示す斜視図、図10は、ランナ固定金物60を用いた建物構造を示す断面図である。特にここでは、建物構造として、中間間仕切り壁を設けた構造について説明する。
ランナ固定金物60では、係合金具61と2つの支持体(第1支持体62,第2支持体63)とからなる基本構成は前述のランナ固定金物10と同様であるが、係合金具61に対する第1支持体62の寸法比等が相違しており、以下その詳細を説明する。
ランナ固定金物60において、係合金具61は、鋼製プレートの折り曲げにより成形されており、上下で向かい合う上板部71及び下板部72と、それらを連結する連結部73とからなる。上板部71及び下板部72は、同サイズでかつ平行に向かい合うものとなっている。連結部73には、その横方向の幅寸法の約半分程度の幅寸法で切欠孔74が形成されている。
第1支持体62は、例えば軽量形鋼(LGS)からなる角スタッド材を所定長さに切断し、かつ一方の開口面を鋼板プレート等で閉じることで形成されるものであり、上板部81、下板部82、左右の側板部83,84及び蓋板部85により構成される。第1支持体62は、前述の第1支持体12(図1等参照)に比して、上板部81、下板部82及び左右の側板部83,84の長さ寸法が大きいものとなっている。梁材40の大きさと対比すると、第1支持体62の長さ寸法はフランジ41の幅寸法(左右2つのフランジを含む幅寸法)とほぼ同じになっている(図10参照)。上板部81には、係合金具61の切欠孔74とほぼ同幅となる矩形状の長孔81aが形成されている。
また、第2支持体63は、L字状に折り曲げ形成された2つの平板部86,87と、一方の平板部86の上縁部から延びる連結アーム部88とからなり、連結アーム部88の先端部には係止爪部89が折り曲げ形成されている。連結アーム部88は、係合金具61の切欠孔74や第1支持体62の長孔81aに合わせた幅寸法で形成されており、係合金具61の切欠孔74、第1支持体62の長孔81aに対して連結アーム部88が差し込み可能となっている。そして、係止爪部89による係止によって、係合金具61と2つの支持体62,63とが一体化されている。
ランナ固定金物60では、上記のランナ固定金物10と同様、係合金具61は比較的厚肉の鋼材で、支持体62,63は比較的薄肉の鋼材で形成されている。具体的数値を示すと、係合金具61の鋼材の厚さが1.6mmであるのに対し、第1支持体62の鋼材の厚さは0.4mm、第2支持体63の鋼材の厚さは0.8mmとなっている。ただし、各支持体62,63の厚さの差は、第1支持体62が、本建物において他でも使用される角スタッド材により形成されていることに所以するものであり、それらを同一厚さとすることも可能である。
ランナ固定金物60には、5つのランナ接合面S11,S12,S13,S14,S15が形成されている。すなわち、第2支持体63の平板部86によりランナ接合面S11が、第1支持体62の側板部83,84及び蓋板部85によりランナ接合面S12,S13,S14が、第1支持体62の下板部82及び第2支持体63の平板部87によりランナ接合面S15が、それぞれ形成されている。なお本例では、ランナ接合面S11〜S14が「鉛直接合面」に相当し、ランナ接合面S15が「水平接合面」に相当する。
また、図10に示す建物構造において、梁材40のフランジ41にはランナ固定金物60が取り付けられており、1つのランナ固定金物60を用いて2つの天井下地材と中間間仕切り用の壁下地材とが固定されている。すなわち、ランナ固定金物60において鉛直接合面であるランナ接合面S11には天井用ランナ101が接合固定されるとともに、同じく鉛直接合面であるランナ接合面S14には天井用ランナ103が接合固定されている。そして、天井用ランナ101,103にそれぞれ天井野縁102,104が連結されている。また、水平接合面であるランナ接合面S15には中間間仕切り用の壁用ランナ105が接合固定され、その壁用ランナ105に壁スタッド106が連結されている。
以上第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、天井用ランナ101,103の固定を簡易に行うことができ、しかも梁材40の撓みに起因して生じる天井高さのバラツキを解消することができる。また、中間間仕切り用の壁下地材を好適に設置することができる。
(別の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施されても良い。
本発明の固定金物を、天井野縁(天井スタッド)の中間部を固定するものとして利用することも可能である。つまり、天井下地材として使われる天井野縁は、数mごとの中間部で支持されるのが望ましいため、本発明の固定金物を利用することを提案する。図11は、天井野縁(天井スタッド)を中間支持する構成を示す略図である。図11において、左右2つの天井大梁111,112の間には中間梁113が設けられており、左右の天井大梁111,112と中間梁113の各フランジにはそれぞれ固定金物114(前述したランナ固定金物10と同じもの)が取り付けられている。
そして、左右の天井大梁111,112に取り付けられた固定金物114にはそれぞれ天井用ランナ115が接合固定され、その左右の天井用ランナ115間に架け渡すようにして天井野縁116が設けられている。また、天井野縁116の中間部は、中間梁113に取り付けられた固定金物114に接合固定されている。この場合、左右2つの天井用ランナ115は、固定金物114の鉛直接合面(前記ランナ固定金物10のランナ接合面S1に相当、図1等参照)を用いて接合固定されるのに対し、天井野縁116の中間部は、固定金物114の鉛直接合面(前記ランナ固定金物10のランナ接合面S2又はS3に相当、図1等参照)を用いて接合固定されている。
要するに、固定金物114(ランナ固定金物10)は、前述したとおり、梁材に取着した状態で同梁材の長手方向と同方向に延びる鉛直接合面(ランナ接合面S1)と、同梁材の長手方向と直交する方向に延びる鉛直接合面(ランナ接合面S2,S3)とを有するものであり、それらの鉛直接合面を用いることで、天井用ランナ115だけでなく、天井野縁116の中間部の固定が可能となっている。この場合、天井野縁116の中間部(中間梁113)では天井用ランナが不要となり、コスト及び施工性の点で有利となる。そして、天井野縁を長いまま使って(すなわち、天井野縁を切断することなく)広い室内空間を構築することができる。
上記実施形態では、固定金物(ランナ固定金物10等)を梁材の下側のフランジに取着する建物構造について説明したが、これ以外に、固定金物を梁材の上側のフランジに取着する建物構造や、固定金物を梁材の上下両方のフランジに取着する建物構造を採用することも可能である。例えば、吹き抜け構造を有する建物において、その吹き抜け部における梁材の上下両方のフランジに固定金物を取着し、それらの固定金物により、下階部の壁下地材を固定するための壁用ランナ(上枠ランナ)と、上階部の壁下地材を固定するための壁用ランナ(下枠ランナ)とを接合固定すると良い。
次に、固定金物の変形例について説明する。なおここでは、ランナ固定金物10をベースにして構成の変更箇所について説明することとし、ランナ固定金物10と同様の構成については同一の部材番号を付してその説明を簡略する。
上記実施形態では、ランナ固定金物10において、第2支持体13の連結アーム部33の先端部に係止爪部34を折り曲げ形成し、その係止爪部34により係合金具11と各支持体12,13とを一体化していたが(図1等参照)、これを図12のように変更する。図12では、第2支持体13の平板部32の先端部にも係止爪部121を折り曲げ形成し、その係止爪部121により、2つの支持体12,13を結合する。本構成によれば、ランナ固定金物10を強固に作り上げることができる。
図13に示すように、係合金具11の上板部21を僅かに内側に折り曲げ、梁材収容部36(係合金具11の上板部21と第2支持体13の連結アーム部33との間の空間部)の一部を幅狭にする。この場合、梁材収容部36に梁材40のフランジ41を収容した状態では、係合金具11の弾性力によりフランジ41を強固に狭持することができる。
図14に示すように、ランナ固定金物10を、係合金具11と支持体131とにより構成する。支持体131は、平板部132と、その平板部132の上縁部から延びる連結アーム部133とからなり、連結アーム部133の先端部には係止爪部134が折り曲げ形成されている。この場合、平板部132は、鉛直接合面を形成するための部位に相当する。本構成においても、係合金具11によって梁材のフランジに対して取着可能となり、さらに平板部132からなる鉛直接合面により天井用ランナの接合固定が可能となっている。
上記実施形態で説明したランナ固定金物10,60では、角スタッド材を所定長さで切断することにより第1支持体12,62を形成する構成としたが、これを変更する。例えば、鋼板プレートを規定の形状(ロ字状など)に折り曲げることで第1支持体12,62を形成しても良い。
10…ランナ固定金物、11…係合金具、12…第1支持体、13…第2支持体、36…梁材収容部、40…梁材、41…フランジ、60…ランナ固定金物、61…係合金具、62…第1支持体、63…第2支持体、101,103…天井用ランナ、105…壁用ランナ、111,112…天井大梁、113…中間梁、114…固定金物、115…天井用ランナ、S1〜S4,S11〜S15…ランナ接合面。
Claims (16)
- 梁材のフランジに対して取着可能なクリップ状の取着部と、該取着部に一体的に設けられ鉛直方向に延びかつ平坦状の鉛直接合面を有してなる下地材固定部とを備えた固定金物を用い、
複数の固定金物を前記取着部により前記梁材のフランジに取着するとともに、前記鉛直接合面に長尺の下地鋼材を接合固定したことを特徴とする建物の内装下地構造。 - 前記下地鋼材として天井用ランナを用い、その天井用ランナを前記鉛直接合面に接合固定するとともに、前記天井用ランナに天井野縁の端部を連結した請求項1に記載の建物の内装下地構造。
- 前記固定金物は、前記下地材固定部が、前記鉛直接合面以外に、水平方向に延びる水平接合面を有するものであり、
前記水平接合面に長尺の下地鋼材を接合固定した請求項1又は2に記載の建物の内装下地構造。 - 前記下地鋼材として壁用ランナを用い、その壁用ランナを前記水平接合面に接合固定するとともに、前記壁用ランナに壁スタッドの上端部を連結した請求項3に記載の建物の内装下地構造。
- 前記固定金物は、前記下地材固定部が前記鉛直接合面を複数有するものである請求項1乃至4のいずれかに記載の建物の内装下地構造。
- 前記固定金物は、前記下地材固定部が、前記梁材に取着した状態で同梁材の長手方向と同方向に延びる鉛直接合面と、同梁材の長手方向と直交する方向に延びる鉛直接合面とを有するものである請求項5に記載の建物の内装下地構造。
- 前記固定金物は、前記下地材固定部が略直方体状をなすものである請求項1乃至6のいずれかに記載の建物の内装下地構造。
- 前記固定金物は、前記取着部が比較的厚肉の鋼板にて形成されるのに対し、前記下地材固定部が比較的薄肉の鋼板にて形成されたものである請求項1乃至7のいずれかに記載の建物の内装下地構造。
- 梁材のフランジに対して取着可能なクリップ状の取着部と、該取着部に一体的に設けられ鉛直方向に延びかつ平坦状の鉛直接合面を有してなる下地材固定部とを備えたことを特徴とする下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記下地材固定部に、前記鉛直接合面以外に、水平方向に延びる水平接合面を設けた請求項9に記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記下地材固定部に前記鉛直接合面を複数設けた請求項9又は10に記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記下地材固定部に、前記梁材に取着した状態で同梁材の長手方向と同方向に延びる鉛直接合面と、同梁材の長手方向と直交する方向に延びる鉛直接合面とを設けた請求項11に記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記下地材固定部を略直方体状に形成した請求項9乃至12のいずれかに記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 軽量形鋼よりなる第1の鋼板部材と、その第1の鋼板部材を前記取着部に結合させる第2の鋼板部材とから前記下地材固定部を構成し、前記第1の鋼板部材及び前記第2の鋼板部材においてそれぞれ前記鉛直接合面を形成した請求項9乃至13のいずれかに記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記第1の鋼板部材を、角スタッド材を所定長さに切断することにより形成した請求項14に記載の下地鋼材固定用の固定金物。
- 前記取着部を比較的厚肉の鋼板にて形成したのに対し、前記下地材固定部を比較的薄肉の鋼板にて形成した請求項9乃至15のいずれかに記載の下地鋼材固定用の固定金物。
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JP2010065485A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Daiwa House Industry Co Ltd | 建物の内部壁構造およびその施工方法 |
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