JP2008051465A - 過熱警報装置つきカセットこんろ - Google Patents

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JP2008051465A
JP2008051465A JP2006230771A JP2006230771A JP2008051465A JP 2008051465 A JP2008051465 A JP 2008051465A JP 2006230771 A JP2006230771 A JP 2006230771A JP 2006230771 A JP2006230771 A JP 2006230771A JP 2008051465 A JP2008051465 A JP 2008051465A
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Toyoyuki Hirayama
豊之 平山
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Asahi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】 カセットガスこんろが保管、仮置きされている場合に、常時ガスこんろの状態を監視し、ガスボンベが過熱されて危険に曝される状態にある場合には、使用や管理者に対して、これを聴覚に訴えて警告することのできるカセットガスこんろを提供する。
【解決手段】 温度センサーと該温度センサーにより検知される温度が閾値を超えたとき聴覚に訴える警告を発するスピーカとからなる聴覚警告装置を備えている。上記発明において、温度センサーはカセットガスこんろ本体、カセットガスこんろのガス容器着脱用カバーの何れか又はこれら双方に設置するのがよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カセットガスこんろ、特に過熱警報装置つきカセットこんろに関する。
カセットこんろは簡便な調理用具であり、一般家庭はもとより業務用として種々の利用方法で使用されている。このカセットガスこんろは、不使用時には、収納ケースなどに収め、あるいは直接棚等の置場に保管するのが一般的である。しかし、使用直後など、一時的に仮置きすることがあり、往々にして、例えばIHヒーターの上に置いたり、あるいは近隣に熱源のある調理台の上に置いたりする場合がある。そのような場合、カセットガスこんろにセットされている小型ガスボンベが過熱されて爆発するに至るなど重大な事故を招くおそれがあった。仮置きでなく、正規に保管されている場合であっても、何らかの原因で保管場所の環境温度が上昇する場合にも同様な危険があった。
かかる事故に発生を防止するために、特許文献1には、異常な使用状態を継続して、ガス容器が異常に加熱され、破裂等の危険な事態に到るのを防止するための装置であって、正常な使用状態における温度では変化せず、ガス容器の破裂等の危険が生じ得る異常な温度に加熱されたときに、その異常温度によって色が変化し、異常を視覚的に警告する感温表示部を異常な使用条件下でも使用者の目に触れやすい箇所に設けたことを特徴とするガス器具の警告表示装置が提案されている。
特開2000−88254号公報
しかし、特許文献1に記載のガス器具の警告表示装置は、ガス器具が使用状態にあることを前提としており、かつ、感温表示部の色彩の変化によって使用者に危険を知らせるものであるので、仮置きされた場所が使用者から離れている場合や感温表示部が見えにくいときなど、警告を察知できない場合がある。
本発明は、カセットガスこんろが保管、仮置きされている場合に、常時ガスこんろの状態を監視し、ガスボンベが過熱されて危険に曝される状態にある場合には、使用や管理者に対して、これを聴覚に訴える手段により警告することのできるカセットガスこんろを提供することを目的とする。
本発明に係る過熱警報装置つきカセットガスこんろは、温度センサーと該温度センサーにより検知される温度が閾値を超えたとき聴覚に訴える警告を発するスピーカとからなる聴覚警告装置を備えている。上記発明において、温度センサーはカセットガスこんろ本体、カセットガスこんろのガス容器カバー又はこれら双方に設置するのがよい。
本発明により提供されるカセットガスこんろは、保管、仮置きされている場合に、常時ガスこんろの状態がチェックされており、しかも、ガスボンベが過熱されて危険に曝される状態にある場合には、使用や管理者に対してこれを聴覚に訴えて警告するようになっているから、管理状態不良あるいは異常な仮置き等によるガスボンベの爆発の危険を事前に防止することができる。
図1は、本発明の第1実施形態にしたがうカセットガスこんろの斜視図である。この例では、温度センサー2がカセットガスこんろの本体1の裏面に取付けられている。この場合において、温度センサー2の取付け位置は、カセットガスボンベの収容部3に近接する位置に取るのが好ましい。
図2は、カセットガスこんろの本体1内に収容されている聴覚警告装置の結線図である。温度センサー2は、例えばノーマルオープン型のサーモスタットであり、これが、スピーカ4及び電源5と直列に配置されている。なお、ここにいう聴覚警告装置とは、例えば、言語による警告、あるいはブザー等の警告、その他聴覚により感知できるすべての手段による警告を発する装置をいう。
サーモスタットの作動域は、カセットガスこんろが、例えばIHヒータの上に仮置きされたときに生ずるサーモスタットの検出温度とガスボンベの温度の関係を解析してサーモスタットの温度がガスボンベの爆発危険温度より十分低くなるように取るのがよい。なお、この設定に当たっては、ガスボンベの温度上昇速度や警告後カセットガスこんろに必要な安全対策を施すのに必要な時間的余裕を含むようにするべきである。
図3は、本発明の第2実施形態にしたがうカセットガスこんろの斜視図である。この例では、温度センサー2がカセットガスこんろのガス容器カバー6の表面に取付けられている。この温度センサー2を含む聴覚警告装置の結線図は実施形態1の場合と同様である。
この第2実施形態においては、温度センサー2がカセットガスこんろのガス容器カバー6の表面に取付けられているので、例えば、カセットガスこんろを近隣に熱源のある調理台の上に置いたときに近隣熱源からの過熱の発生の危険を早期に検知・警告できる利点がある。この場合におけるサーモスタットの作動領域の設定要領は、基本的には実施形態1の場合と同様でよいが、外部熱源の影響を受けやすいことを考慮して、実施形態1の場合よりサーモスタットの作動域がガスボンベの爆発危険温度側に設定し、過剰に作動しないようにするのがよい。
図4は、温度センサー2をカセットガスこんろの本体1の裏面及びカセットガスこんろのガス容器カバー6の表面に取付けた場合の聴覚警告装置の結線図である。カセットガスこんろの本体1の裏面側に取付けたセンサー2Aとカセットガスこんろのガス容器カバー6の表面に取付けたセンサー2Bが並列に配置してあり、いずれの温度が閾値を超えてもスピーカ4が作動するようになっている。
本発明の第1実施形態にしたがうカセットガスこんろの斜視図である。 カセットガスこんろの本体内に収容されている聴覚警告装置の結線図である。 本発明の第2実施形態にしたがうカセットガスこんろの斜視図である。 温度センサーをカセットガスこんろの本体1の裏面及びカセットガスこんろのガス容器カバーの表面に取付けた場合の聴覚警告装置の結線図である。
符号の説明
1:カセットガスこんろ本体
2:センサー
3:カセットガスボンベの収容部3
4:スピーカ
5:電源
6:(カセットガスこんろの)ガス容器カバー

Claims (2)

  1. カセットガスこんろに、温度センサーと該温度センサーにより検知される温度が閾値を超えたとき聴覚に訴える警告を発するスピーカとからなる聴覚警告装置を備えてなることを特徴とする過熱警報装置つきカセットガスこんろ。
  2. 温度センサーがカセットガスこんろ本体、カセットガスこんろのガス容器カバー又はこれら双方に設置されていることを特徴とする請求項1記載の過熱警報装置つきカセットガスこんろ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170523A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Asahi Seisakusho Co Ltd ガスボンベ過熱警報装置付きカセットこんろ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170523A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Asahi Seisakusho Co Ltd ガスボンベ過熱警報装置付きカセットこんろ

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