JP2008047193A - クランプ装置 - Google Patents

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徹 公平
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Abstract

【課題】軸力調節を容易にするクランプ装置及び方法、並びに、クランプ装置を有するディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクを固定するクランプ装置であって、前記ディスクに積層されるクランプリングと、前記クランプリングを前記スピンドルモータに固定するためのネジと、前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を非線形に変化させ、前記クランプリングのバネ定数よりも弱いバネ定数を有する弾性部を有する軸力変更手段とを有することを特徴とするクランプ装置を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般に、記録装置に係り、特に、記録装置における記録媒体の固定装置に関する。本発明は、例えば、ハードディスク装置(Hard Disc Drive:HDD)においてディスクをスピンドルハブに固定するクランプ装置に好適である。
近年のインターネット等の普及に伴って大量の情報を高速で記録する需要が増大してきた。このため、HDDなどの磁気ディスク装置は、大容量化やリスポンスの向上が益々要求されている。大容量化のためにHDDは、ディスクのトラックピッチを小さくすると共に搭載されるディスク枚数を増加してきた。また、リスポンスの向上のためにスピンドルモータの回転速度が増加してきた。
複数のディスクはスピンドルモータの回転軸に固定されたスピンドルハブを介して積層され、更に、クランプリングを積層する。クランプリングをハブにネジ止めすることによってクランプリングを介してディスクを固定する。
しかし、高記録密度のディスクでは高いヘッド位置決め精度が必要となる。このため、ディスクに加わる振動や変形を抑えることが必要となり、スピンドルモータの軸周りの重量不釣合い(以下、「インバランス」と称する。)を修正する必要が生じる。インバランスの主要因はディスクとスピンドルハブのインバランスである。インバランスを修正する方法としては、ディスクを均衡位置に移動させる方法が従来から知られており、この場合、特許文献1及び2に示すように、ディスクとスピンドルモータを収納する筐体に衝撃を加える衝撃印加手段を有するバランス修正装置を使用する。
特開平10−134502号公報 特開平11−39786号公報
バランス修正装置におけるバランス修正時には、クランプリングはディスクを仮止めする。仮止め時は、クランプリングは、衝撃印加手段による衝撃でスピンドルモータが壊れない軸力(下限値)でディスクを固定する必要がある。一方、クランプリングは、スピンドルモータの回転時にディスクがずれず、かつ、衝撃印加手段による衝撃により修正可能な軸力(上限値)でディスクを固定する必要がある。このように、仮止め時には、軸力を上限値と下限値の範囲内に維持する必要がある。軸力調節は、ネジ締結力を通じて行う。ネジ締結力を横軸としてディスクに実際に加わる軸力を縦軸とすると、両者の比例関係(直線)の傾きが小さい方が軸力調節は容易となる。しかし、クランプリングはこの比例関係(直線)の傾きが急であり、軸力調節は困難であるか時間がかかっていた。
本発明は、軸力調節を容易にするクランプ装置及び方法、並びに、クランプ装置を有するディスク装置を提供する。
本発明の一側面としてのクランプ装置は、ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクを固定するクランプ装置であって、前記ディスクに積層されるクランプリングと、前記クランプリングを前記スピンドルモータに固定するためのネジと、前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を非線形に変化させ、前記クランプリングのバネ定数よりも弱いバネ定数を有する弾性部を有する軸力変更手段とを有することを特徴とする。かかるクランプ装置は、軸力変更手段により、締結力と軸力との比例関係(直線)の傾きを少なくとも2種類形成することができる。第1の領域は、軸力変更手段の弾性部の弾性変形が開始してから終了するまでであり、第2の領域は、クランプリングの弾性変形が開始してから終了するまでである。この結果、第1の領域を仮止めに、第2の領域を本止めに割り当てることができる。
例えば、前記軸力変更手段は前記クランプリングと前記ネジとの間に設けられる。これにより、ネジとスピンドルモータの間には軸力変更手段とクランプリングが配置され、2種類のバネ定数を有するバネを重ねた状態を形成することができる。
前記軸力変更手段は、例えば、前記ネジが挿入される一又は複数の孔を有する。複数のネジ孔を有する場合、ネジ孔ごとに軸力変更手段を設ける必要がないので部品点数は削減する。前記軸力変更手段は断面が環状であってもよい。前記弾性部は、例えば、前記ネジが挿入される基部である。前記軸力変更手段は前記クランプリングにもうけられてもよい。例えば、クランプリングの一部から延びる脚である。
上述のクランプ装置を有することを特徴とするディスク装置も本発明の別の側面を構成する。
本発明の別の側面としてのクランプ方法は、ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクをクランプ装置を介して固定するクランプ方法であって、前記ディスクの回転バランスを修正する際には前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を第1の比例関係に設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して仮止めするステップと、前記関係を前記第1の比例関係よりも傾きが大きい第2の比例関係で設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して本止めするステップとを有することを特徴とする。かかるクランプ方法は、仮止め時の比例関係の傾きを緩やかにすることによって軸力調節を容易にする。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施例によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、軸力調節を容易にするクランプ装置及び方法、並びに、クランプ装置を有するディスク装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例としてのHDD200について説明する。HDD200は、図1に示すように、筐体202内に、記録媒体としての一又は複数の磁気ディスク204と、ヘッドスタックアッセンブリ(Head Stack Assembly:HSA)210と、スピンドルモータ240と、クランプ装置250とを収納する。ここで,図1は、HDD200の内部構造の概略平面図である。
筐体202は、例えば、アルミダイカストベースやステンレスなどから構成され、直方体形状を有し、内部空間を密閉する図示しないカバーが結合される。本実施形態の磁気ディスク204は高い面記録密度、例えば、200Gb/in以上を有する。磁気ディスク204は、その中央に設けられた孔を介してスピンドルモータ240のスピンドルに装着される。
HSA210は、磁気ヘッド部220と、サスペンション230と、キャリッジ232とを有する。
磁気ヘッド部220は、スライダと、スライダの空気流出端に接合されて、読み出し及び書き込み用のヘッドを内蔵するAl(アルミナ)製のヘッド素子内蔵膜とを備える。ヘッド素子内蔵膜に埋め込まれたヘッドは空気軸受面(ABS)で露出する。本実施例のヘッドは、図示しない導電コイルパターンで生起される磁界を利用して磁気ディスク204に2値情報を書き込む誘導書き込みヘッド素子(以下、「インダクティブヘッド素子」という。)と、磁気ディスク204から作用する磁界に応じて変化する抵抗に基づき2値情報を読み取る磁気抵抗効果(以下、「MR」という。)ヘッド素子とを有するMRインダクティブ複合ヘッドである。
サスペンション230は、磁気ヘッド部220を支持すると共に磁気ヘッド部220に対して磁気ディスク204に抗して弾性力を加える機能を有し、例えばステンレス製のワトラス形サスペンションである。サスペンション230は磁気ヘッド部220を片持ち支持するフレキシャー(ジンバルばねその他の名称で呼ばれる場合もある)とベースプレートに接続されるロードビーム(ロードアームその他の名称で呼ばれる場合もある)とを有する。また、サスペンション230は磁気ヘッド部220にリード線などを介して接続される図示しない配線部も支持する。かかるリード線を介して、ヘッドと配線部との間でセンス電流、書き込み情報及び読み出し情報が供給及び出力される。
キャリッジ232は、図示しないボイスコイルモータによって支軸234周りに揺動する。キャリッジ232は、アクチュエータ、断面がほぼE字形状であるためにEブロック、若しくは、アクチュエータ(AC)ブロックとも呼ばれる。キャリッジ232の支持部はアームと呼ばれ、支軸234の周りに回転又は揺動可能に設けられるアルミニウム製の剛体である。キャリッジ232には、配線部に制御信号及びディスク204に記録されるべき信号並びに電力を供給すると共にディスク204から再生された信号を受信するフレキシブル回路基板(FPC)が更に設けられている。
スピンドルモータ240は、例えば、10000rpmなどの高速で磁気ディスク204を回転する。スピンドルモータ240は、図2に示すように、軸241と、(スピンドル)ハブ242と、スリーブ243と、ブラケット(ベース)244と、コア245と、磁石246と、その他の部材(環状スラストプレート、ラジアル軸受、潤滑油(流体)など)を有する。ここで、図2は、スピンドルモータ240の部分断面斜視図である。
軸241は、ディスク204及びハブ242と共に回転する。
ハブ242は、上部242aで軸241に固定されると共にフランジ242bでディスク204を支持する。また、ハブ242は、クランプ装置250のクランプリング251が取り付けられる環状取付面242cを上面に有する。取付面242cには一又は複数(本実施例では6つ)のネジ孔242dが設けられる。本実施例では、ネジ孔242dの数は同心円状に等間隔で配置された6つであるが、本発明はネジ孔242dの数を1、3、4など6つに限定しない。なお、ネジ孔が1の場合、ネジ孔は回転中心の軸241に設けられる。ネジ孔242dにはクランプ装置250のネジ256が装着される。
スリーブ243は、軸241を回転自在に嵌め込むための部材であり、筐体202内に固定される。軸241が回転するのに対して、スリーブ243は回転せずにブラケット244と共に固定部を構成する。スリーブ243には潤滑油を導入するための溝(隙間)が形成される。軸241が回転すると、この溝に沿って潤滑油に動圧(流体圧力)が発生する。ブラケット(ベース)244は、スリーブ243の周りで筐体202に固定され、コア(コイル)245、磁石246及び図示しないヨークを支持する。コア245には電流が流され、コア245、磁石246及びハブと兼用のヨークは磁気回路を構成する。
クランプ装置250は、ディスク204及びスペーサ205をスピンドルモータ240に固定する機能を有し、クランプリング251と、バネ部材(ワッシャ)254と、(クランプ)ネジ256とを有する。
クランプリング251は、環状円盤部材であり、上面251aと、複数のネジ孔251bと、押さえ部251cとを有する。図3(a)は、クランプリング251がネジ止めされる前の概略断面図である。図3(a)に示すように、ネジ止め前のクランプリング251は、ディスク204及びスピンドルモータ240上にネジ256により固定される姿勢で載置すると上に凸のすり鉢形状を有し、内周側が外周側よりもハブ242の上面から離れる形状を有する。かかる傾斜はクランプリング251の全周に亘って形成されている。クランプリング251は、ネジ止めにより平坦なハブ242の環状取付面242cに倣う。即ち、クランプリング251はバネ定数を有するバネ部材として機能する。
複数のネジ孔251bは、本実施例では、同心円状に等間隔で配置された6本のネジ孔であるが、その数は6本に限定されないことはハブ242のネジ孔242dと同様である。押さえ部251cはディスク204を押え付けてスピンドルモータ240に固定する。
なお、クランプリング251をネジ256によってハブ242に締結し、ディスク204を押え付ける際に、ネジ256近傍のディスク204が変形することがある。この歪み量が大きいと、ヘッドの浮上や位置決めが不安定になり、HDDの信頼性が低下する。かかる変形を低減又は除去するために、隣接するネジ孔251bの間に図示しない応力抜きの孔を同心円状に形成してもよい。
クランプリング251は、光センサが検出光を透過するための貫通孔を有しない。後述するように、制御部162は光センサ(メカニカルインデックス)から間接的にではなくスピンドルモータ240から直接的に、状態信号(三相信号)を取得する。この結果、修正精度を高めることができると共に後述するバランス修正装置100の小型化とコストダウンを図ることができる。
バネ部材254は、図3(b)に示すように、ネジ256による締結力とディスク204に実際に加わる軸力との関係を非線形に変化させる軸力変更手段として機能する。図3(a)に示すように、ネジ止め前のバネ部材254は、クランプリング251の上面251a上でネジ256により固定される姿勢で載置すると上に凸のすり鉢形状を有し、内周側が外周側よりもハブ242の上面から離れる形状を有する。バネ部材254は、クランプリング251と同様に、ネジ止めにより平坦な形状になる。即ち、バネ部材254はバネ定数を有する。
バネ部材254はクランプリング251のバネ定数よりも弱いバネ定数を有する。クランプ装置250は、バネ部材254により、図3(b)に示すように、締結力(又はネジ回転角度)と軸力との比例関係(直線)の傾きを少なくとも2種類形成することができる。領域Aは、バネ部材254の弾性変形が開始してから終了するまでである。領域Aは、クランプリング251の弾性変形が開始してから終了するまでである。この結果、領域Aを後述する仮止めに、領域Aを後述する本止めに割り当てることができる。
図3(a)に示すように、バネ部材254はクランプリング251と図示しないネジ256の頭との間に設けられる。これにより、ネジ256の頭とスピンドルモータ240の間にはバネ部材254とクランプリング251が配置され、2種類のバネ定数を有するバネを重ねた状態を形成することができる。
バネ部材254は、ネジ256が挿入される一又は複数の孔254aを有する。複数のネジ孔254aを有する場合は、ネジ孔254aごとに異なるバネ部材254を設ける場合に比較して部品点数は削減する。
図4(a)は、一のネジ孔254aを有するバネ部材254Aの概略平面図である。図4(b)は、6つのバネ部材254Bを搭載したクランプ装置250の分解斜視図であり、図4(c)は、図4(b)の部分拡大斜視図である。また、図5(a)は、6つのネジ孔254aを有するバネ部材254Bの概略平面図である。図5(b)は、バネ部材254Bを搭載したクランプ装置250の分解斜視図である。図5(c)は、図5(b)の部分拡大斜視図である。図2は、バネ部材254Bを示している。
バネ部材254がバネ部材254Aを使用する場合には、バネ部材254Aはネジ孔251b毎に設けられる(即ち、6つのバネ部材254Aが設けられる)。一方、バネ部材254がバネ部材254Bを使用する場合には、バネ部材254Bは6つのネジ孔254aを有するので一つのみ使用される。
バネ部材254Aも254Bも環状形状を有するが、バネ部材254Aの中央穴はネジ孔254aであるのに対してバネ部材254Bの中央穴はハブ242が突出する孔である。バネ部材254Aと254Bの弾性部は、共に、ネジ孔251aが形成される基部254b、254cである。しかし、バネ部材254は、弾性部が基部に限定されるものではない。
図6(a)は、クランプリング251の変形例としてのクランプリング251Aの分解斜視図である。図6(b)は、クランプリング251Aの拡大斜視図である。図6(c)は、クランプリング251Aの背面側の拡大斜視図である。クランプリング251Aは、クランプリング251と類似の形状を有するが、クランプリング251の外側に120度に設けられた所定幅の接続部252を介して接続された3つの弧形状の脚253を有する点でクランプリング251と相違する。クランプリング251Aの径はクランプリング251と同じであるが、これに限定されない。
各脚253は同一形状を有する。各脚253の一端で接続部252に接続され、所定幅でクランプリング251Aの周方向に時計回りに延びている。脚253の延びる方向は反時計回りでもよい。各脚253の弧の中心角は120°であり、一端から長手方向(周方向)に向かってディスク204側に所定角度だけ傾斜している。また、他端253aにおいてディスク204と接触する。各脚253はディスク204上で平坦になるまで弾性変形する弾性部として機能する。なお、本実施例では、3つの脚253と3つの接続部252は対称に120°間隔で形成されているが、それぞれの数は2つ、かつ、180°間隔で形成されてもよいし、n個で(360/n)°間隔で形成されてもよい。
以下、図7を参照して、バランス修正装置100について説明する。ここで、図7は、バランス修正装置100の概略断面図である。バランス修正装置100は、インバランスを検出し、これを許容範囲内に修正する。インバランスは、組み立て前のHDD200における一対のディスク204をスピンドルモータ240のスピンドルハブ242と共に回転させたときの筐体(又はディスクエンクロージャーベース)202の振動として把握される。このため、バランス修正装置100は筐体202の振動を検出及び修正する。なお、本実施例ではディスク204の枚数は2つであるが、2つに限定されるものではない。
バランス修正装置100は、図7に示すように、プレート110と、複数のバネ部材120と、与圧バネ130と、加速度センサ(検出部)140と、ピエゾアクチュエータ150と、図7には図示しない制御系160とを有する。なお、図7に示す筐体202は図1に示す筐体202の一部であってもよい。
プレート110は、筐体202を支持するアルミニウムやステンレス鋼などの材料から構成される箱型部材である。プレート110は、底面は矩形形状を有し、その表面112aの周囲に側壁114a、114bを有する。図7では、左側壁114aと右側壁114bのみを示している。プレート110の表面112aと筐体202との間にはベアリングやゴムが挟まれていてもよい。プレート110は、ピエゾアクチュエータ150(衝撃印加部材)と筐体202とを支持している。
バネ部材120は、スピンドルモータ240が駆動した際の振動の低減を防止する機能を有し、プレート110を支持する。バネ部材120により、プレート110は筐体202と一体的に振動し、スピンドルモータ240が駆動した際の振動の低減を防止する。
バネ部材120は、プレート110の底面112bに四箇所対称に形成され、床F上に設けられる。4箇所のバネ部材120のそれぞれ中心を結んだ線が描く矩形形状はプレート110の底面の矩形形状と相似形である。また、4箇所のバネ部材120のそれぞれ中心を結んだ線が描く矩形形状の中心(重心)は、プレート110及びそれに搭載される部材の重心と略一致する。もちろんバネ部材120の個数は限定されない。
バネ部材120は、それが支持する重量(バネ部材120から上にある部材の総重量)をmとし、スピンドルモータ240の回転周波数をωとし、筐体202及びプレート110の共振周波数をωとすると次式を満足するバネ定数kを有する。
(数1)
ω≦ω=√k/m
数式1を満足することにより、スピンドルモータ240の振動が低減することを防止することができる。なお、ω=ωの場合には、共振により後述する図14に示す波形の振幅は大きくなりすぎる場合があるので次式を満足すると好ましい。
(数2)
ω<ω
数式2が満足される範囲では、スピンドルモータ240の振動は低減せずに後述する図14に示す波形の振幅は一定となる。また、バネ部材120が複数ある場合にはkは合成バネ定数であり、次式を満足する。kは第1のバネ部材120のバネ定数、kは第2のバネ部材120のバネ定数、kは第3のバネ部材120のバネ定数・・・である。
(数3)
与圧バネ130は一端が側壁114bに係止され、他端が筐体202の右側面202bの外側に係止されている。与圧バネ130は、筐体202をピエゾアクチュエータ150に対して付勢する圧縮バネである。与圧バネ130のバネ定数は限定されないが、バネ部材120のバネ定数よりも強い。
加速度センサ140は、スピンドルモータ240の駆動時の筐体202とプレート110の振動を検出する。加速度センサ140は、プレート110に搭載され、筐体202から離間している。このため、加速度センサ140はピエゾアクチュエータ150が筐体202に加える衝撃の影響を受けない。また、加速度センサ140の検出精度は筐体202の着脱の影響も受けない。更に、筐体202の着脱時に加速度センサ140と筐体202の着脱は不要となるので作業性が向上する。バネ部材120は、加速度センサ140の出力を十分高く維持してノイズの影響を受けにくくし、測定精度を向上する。
ピエゾアクチュエータ(ピエゾハンマ)150は、筐体202の側面202aと点接触し、圧電素子を使用する。ピエゾアクチュエータ150は、筐体202に衝撃を加えてインバランスを修正する衝撃印加手段である。ピエゾアクチュエータ150が筐体202と点接触するので両者が平面である特許文献1及び2のような位置合わせが不要となり、作業性が向上する。図7においては、ピエゾアクチュエータ150の先端は半球面152が形成され、その頂点152aで筐体202と接触する。また、ピエゾアクチュエータ150は所定の衝撃力を安定して筐体202に与えることができるのでバランス修正精度を高めることができる。なお、本実施例ではピエゾアクチュエータ150の先端を半球面152としたが、半球面のキャップを円筒形のピエゾアクチュエータ150の先端に取り付けてもよい。
制御系160は、図8に示すように、制御部162と、メモリ164とを有する。制御部162は、スピンドルモータ240とメモリ164に接続される。また、制御部162は、加速度センサ140と信号線142を介して接続され、制御部162は、ピエゾアクチュエータ150と信号線154を介して接続される。制御部162は、バランス修正装置100の各部を制御し、後述するバランス修正方法を実行する。メモリ164は、RAMやROMを含み、後述するバランス修正方法とディスク204の許容バランス量を格納する。
以下、図9を参照して、HDD200の製造方法について説明する。まず、筐体202にスピンドルモータ240とディスク204を搭載し、ディスク204を仮止めする(ステップ1100)。より詳細には、まず、スピンドルモータ240を筐体202に取り付ける。次に、ディスク204をスピンドルモータ240に取り付ける。
仮止め時は、クランプリング251は、ピエゾアクチュエータ150による衝撃でスピンドルモータ240が壊れない軸力でディスク204を固定する。一方、クランプリング251は、スピンドルモータ240の回転時にディスク204がずれず、かつ、ピエゾアクチュエータ150による衝撃により修正可能な軸力でディスク204を固定する。
かかる仮止め時の軸力調節を容易にするために、本実施例は、図3(b)に示す領域Aを仮止めに割り当て、領域Aを本止めに割り当てている。バネ部材254がなければクランプリング251による領域Aのみとなり、急な傾きのために許容される軸力に対応するネジ締結力の幅は狭い。一方、クランプリング251のバネ定数を小さくして領域Aのような傾きにすれば軸力が不足してHDD200の耐衝撃性が低下する。領域Aでは緩い傾きのために許容される軸力に対応するネジ締結力の幅は広く仮止めが容易になる。
次に、ディスク204の位置を調節する(ステップ1200)。本実施例では、スピンドルモータ240のハブ242に対してディスク204を同一方向に揃える。本発明者等が行った実験によれば、図10に示すように、複数のディスク204が互い違いに配置されるとディスク204間の摩擦力の差によってバランス修正装置100がディスク204を移動しずらい。これに対して、図11に示すように、全てのディスク204が同一方向に揃っている(片寄り)と、ディスク204間の摩擦力の差が0であるのでバランス修正装置100による調節が容易になる。
次に、筐体202をバランス修正装置100に搭載してディスク204の回転バランスを修正する(ステップ1300)。以下、図12を参照して、制御部162が実行するバランス修正方法について説明する。ここで、図12は、バランス修正方法のフローチャートである。
まず、制御部162は、図7に状態でスピンドルモータ240を回転するために制御信号を送信する(ステップ1302)。この結果、図7に示す矢印方向にスピンドルモータ240はディスク204と共に回転する。本実施例のスピンドルモータ240は三相九極モータである。制御部162が、スピンドルモータ240に回転指令を送信すると、これに応答してスピンドルモータ240は制御部162に三相信号(U相、V相、W相)を送信する(ステップ1304)。各信号を図13に示す。次に、制御部162は、三相信号の立ち下がりと立ち上がりからクロック信号Cを生成する(ステップ1306)。クロック信号Cを図13に示す。クロック信号Cは、三相信号のいずれかの立ち下がりと立ち上がりと対応している。
次に、制御部162は、クロック信号からインデックス信号Indx(回転位相差情報)を形成する(ステップ1308)。インデックス信号Indxを図13に示す。スピンドルモータ240の構造(三相九極モータ)から何個目のクロックが360°に相当するかは既知である。
次に、制御部162は、加速度センサ140からインバランス量の検出結果を取得する(ステップ1310)。インバランス量の検出結果を図14に示す。縦軸はインバランス量(加速度)で横軸は時間である。
次に、制御部162は、加速度センサ140が検出したディスク204のインバランス量がメモリ164に格納された許容範囲かどうかを判断する(ステップ1312)。制御部162は、インバランス量が許容範囲内であると判断すれば(ステップ1312)処理を終了する。許容範囲は、振動波形の振幅が0に近い所定の範囲である。
一方、制御部162は、インバランス量が許容範囲内ではないと判断すれば(ステップ1312)、図14に示す波形の横軸方向のずれ量をインデックス信号Indxから検出する(ステップ1314)。この結果、正弦波の極値におけるスピンドルモータ240の回転角が検出される。
次に、制御部162は、図14に示すインバランス量の検出結果からピエゾアクチュエータ150による衝撃力と衝撃印加のタイミングを計算する(ステップ1316)。即ち、制御部162は、図14から極値を反転した値を取得し、図13からそのときのタイミング(何個目のクロックか)を取得する。次に、制御部162は、ピエゾアクチュエータ150を制御して、計算された衝撃力とタイミングで筐体202に衝撃を加える(ステップ1318)。衝撃は図7の矢印方向に加えられる。その後、フローはステップ1310に帰還する。
再び図9に戻って、バランス修正が完了した筐体202のクランプリング251を本止めし、ディスク204を強固に固定する(ステップ1400)。本止めでは、ディスク204がピエゾアクチュエータ150による衝撃(あるいはHDD20が保証する衝撃)ではずれない軸力でクランプリング251がディスク204を固定する。本止めでは、上述のように、領域Aが使用され、迅速に所望の軸力を与えることができる。
次に、ヘッドスタックアッセンブリ(HSA)その他の構成要素がクリーンルームで搭載され、その後、プリント基板その他の部材が筐体202の裏面に取り付けられてHDD200が完成する(ステップ1500)。完成したHDD200は、高精度なヘッド位置決め精度を保証することができる。
HDD200の動作において、図示しないHDD200の制御部は、スピンドルモータ240を駆動してディスク204を回転させる。上述のように、HDD200からはインバランス量が低減されているのでディスク204の回転精度は高い。また、クランプリング251が印加するクランプ力は、外部衝撃からディスク204のズレを防止すると共にディスク204に加わる変形量を最小限に抑えている。この結果、高精度なヘッド位置決め精度を提供することができる。
ディスク204の回転に伴う空気流をスライダとディスク204との間に巻き込み微小な空気膜を形成し、スライダにはディスク面から浮上する浮力が作用する。一方、サスペンション230はスライダの浮力と対向する方向に弾性押付力をスライダに加えている。かかる浮力と弾性力との釣り合いにより、磁気ヘッド部220とディスク204との間が一定に離間する。
次に、図示しない制御部は、キャリッジ232を制御してキャリッジ232を支軸234回りに回動させ、ヘッドをディスク204の目的のトラック上にシークさせる。書き込み時には、図示しない制御部は、PCなどの上位装置から得たデータを受信、変調、増幅して、インダクティブヘッドに書き込み電流として供給する。これにより、インダクティブヘッドは目的のトラックにデータを書き込む。読み出し時には、図示しない制御部はMRヘッドを選択し、所定のセンス電流をMRヘッドに供給し、これにより、MRヘッドは、ディスク204の所望のトラックから所望の情報を読み出す。
以上、本発明の好ましい実施態様を説明してきたが、本発明はこれらの実施態様に限定されるものではなく、様々な変形及び変更が可能である。例えば、本実施形態はHDDについて説明したが、本発明はその他の種類の磁気ディスク装置(光磁気ディスク装置など)にも適用可能である。
本出願は更に以下の事項を開示する。
(付記1) ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクを固定するクランプ装置であって、前記ディスクに積層されるクランプリングと、前記クランプリングを前記スピンドルモータに固定するためのネジと、前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を非線形に変化させ、前記クランプリングのバネ定数よりも弱いバネ定数を有する弾性部を有する軸力変更手段とを有することを特徴とするクランプ装置。(1)
(付記2) 前記軸力変更手段は前記クランプリングと前記ネジとの間に設けられることを特徴とする付記1記載のクランプ装置。
(付記3) 前記軸力変更手段は、前記ネジが挿入される一又は複数の孔を有することを特徴とする付記1記載の装置。
(付記4) 前記軸力変更手段は断面が環状であることを特徴とする付記1記載の装置。
(付記5) 前記弾性部は、前記ネジが挿入される基部であることを特徴とする付記1記載の装置。(2)
(付記6) 前記軸力変更手段は、前記クランプリングに設けられることを特徴とする付記1記載の装置。(3)
(付記7) 付記1乃至6のうちいずれか一項記載のクランプ装置を有することを特徴とするディスク装置。(4)
(付記8) ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクをクランプ装置を介して固定するクランプ方法であって、前記ディスクの回転バランスを修正する際には前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を第1の比例関係に設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して仮止めするステップと、前記関係を前記第1の比例関係よりも傾きが大きい第2の比例関係で設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して本止めするステップとを有することを特徴とするクランプ方法。(5)
本発明の一実施例としてのハードディスクドライブの内部構造を示す平面図である。 図1に示すスピンドルモータ近傍の部分断面斜視図である。 図3(a)は図2に示すネジ止め前のクランプリングとバネ部材の概略断面図である。図3(b)は図2に示すクランプ装置が形成するネジ締結力と軸力との関係を示すグラフである。 図4(a)は図3(a)に適用可能なネジ部材の一例の概略平面図である。図4(b)は図4(a)に示すネジ部材を有するクランプ装置の分解斜視図である。図4(c)は図4(b)の部分拡大斜視図である。 図5(a)は図3(a)に適用可能なネジ部材の別の例の概略平面図である。図5(b)は図5(a)に示すネジ部材を有するクランプ装置の分解斜視図である。図5(c)は図5(b)の部分拡大斜視図である。 図6(a)は図3(a)に適用可能なクランプリングを有するクランプ装置の分解斜視図である。図6(b)は図6(a)に示すクランプリングの拡大斜視図である。図6(c)は図6(b)に示すクランプリングの背面から見た拡大斜視図である。 バランス修正装置の概略断面図である。 図7に示すバランス修正装置の制御系のブロック図である。 図1に示すHDDの製造方法を説明するためのフローチャートである。 インバランスがあるディスクとスピンドルモータの概略断面図である。 ディスクの片寄せを説明するための概略断面図である。 図8に示す制御系の制御部が実行するバランス修正方法のフローチャートである。 図8に示す制御系の制御部が取得するスピンドルモータの三相制御信号とクロック信号とインデックス信号のタイミングチャートである。 図7に示す加速度センサの出力を示すグラフである。
符号の説明
200 ディスク装置(ハードディスク装置)
202 筐体
204 ディスク
240 スピンドルモータ
242 スピンドルハブ
250 クランプ装置
251、251A クランプリング
253 脚(弾性部)
254 バネ部材
254b、c 基部(弾性部)
256 ネジ

Claims (5)

  1. ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクを固定するクランプ装置であって、
    前記ディスクに積層されるクランプリングと、
    前記クランプリングを前記スピンドルモータに固定するためのネジと、
    前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を非線形に変化させ、前記クランプリングのバネ定数よりも弱いバネ定数を有する弾性部を有する軸力変更手段とを有することを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記弾性部は、前記ネジが挿入される基部であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記軸力変更手段は、前記クランプリングに設けられることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のクランプ装置を有することを特徴とするディスク装置。
  5. ディスクを回転するスピンドルモータに前記ディスクをクランプ装置を介して固定するクランプ方法であって、
    前記ディスクの回転バランスを修正する際には前記ネジによる締結力と前記ディスクに実際に加わる軸力との関係を第1の比例関係に設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して仮止めするステップと、
    前記関係を前記第1の比例関係よりも傾きが大きい第2の比例関係で設定して前記ディスクを前記クランプ装置を介して本止めするステップとを有することを特徴とするクランプ方法。
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