JP2008047007A - 情報提示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ICタグをより有効に活用することが可能な情報提示システムを提供する。
【解決手段】 素材データ登録システムにより、素材データとタグIDを対応付けて素材データ記憶手段10に登録するとともに、ICタグTa、Tb、TcにタグIDを記録した後、このICタグTa、Tb、Tcを写真等の表示物Ha、Hb、Hcの裏面に貼着する。この表示物Ha、Hb、HcをICリーダ60に近付けると、ICリーダ60がICタグTa、Tb、TcからタグIDを読み取り、素材データ抽出手段70が、読み取った複数のタグIDのいずれにも対応する素材データを素材データ記憶手段10から抽出し、提示手段80に提示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 素材データ登録システムにより、素材データとタグIDを対応付けて素材データ記憶手段10に登録するとともに、ICタグTa、Tb、TcにタグIDを記録した後、このICタグTa、Tb、Tcを写真等の表示物Ha、Hb、Hcの裏面に貼着する。この表示物Ha、Hb、HcをICリーダ60に近付けると、ICリーダ60がICタグTa、Tb、TcからタグIDを読み取り、素材データ抽出手段70が、読み取った複数のタグIDのいずれにも対応する素材データを素材データ記憶手段10から抽出し、提示手段80に提示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、表面に所定の情報が表示された表示物を複数利用して、その複数の表示物に対応する情報を提示するための技術に関する。
近年、プラスチック等の基材にコイルパターンを形成し、このコイルと容量素子とにより共振回路を形成して一定周波数の電波を受信し送信することができるように構成された非接触ICタグが急速に普及してきており、様々な用途に利用されている(特許文献1参照)。この非接触ICタグには、各個体を特定するためのIDが記録されており、非接触データキャリアやRF−IDとも呼ばれる。
特開2005−108180号公報
しかしながら、従来の非接触ICタグ(以下、単に「ICタグ」という)の利用手法では、ICタグを十分に有効活用できていないという問題がある。特に、近年小型化して、様々な媒体に添付することができるICタグの活用が十分なものとはなっていない。
そこで、本発明は、ICタグをより有効に活用することが可能な情報提示システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明では、タグIDを記録したICタグが付されるとともに、所定の情報をその表面に表示した複数の表示物と、前記表示物の表面に表示された情報と関連する素材データを、前記ICタグに記録されたタグIDと対応付けて記録された素材データ記憶手段と、前記表示物が接近した際に、前記表示物に付されたICタグからタグIDを読み取るICリーダと、前記各ICタグから読み取ることにより得られる複数のタグIDのいずれにも対応する素材データを前記素材データ記憶部から抽出する素材データ抽出手段と、前記抽出した素材データを利用者に対して提示する提示手段を有する情報提示システムを提供する。
本発明によれば、複数の表示物に付された各ICタグのタグIDと、その表示物の内容と関連する素材データを対応付けて登録しておくようにしたので、複数の表示物をICリーダに近付けることにより、その複数の表示物の内容の全てに関連する素材データを提示することとなり、ICタグを十分に有効活用することが可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(システム構成)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る素材データ登録システム、情報提示システムの構成を示す機能ブロック図である。本発明に係る素材データ登録システム、情報提示システムは、汎用のコンピュータに専用のプログラムを搭載し、このコンピュータにUSBポートを介してICリーダ、ICライターを接続することにより実現される。現実には、素材データ登録システム、情報提示システムとしてコンピュータを機能させるプログラムを、パッケージソフトウェアとしてパソコンにインストールすることにより、2つのシステムが図1に示すような構成で実現されることになる。
(システム構成)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る素材データ登録システム、情報提示システムの構成を示す機能ブロック図である。本発明に係る素材データ登録システム、情報提示システムは、汎用のコンピュータに専用のプログラムを搭載し、このコンピュータにUSBポートを介してICリーダ、ICライターを接続することにより実現される。現実には、素材データ登録システム、情報提示システムとしてコンピュータを機能させるプログラムを、パッケージソフトウェアとしてパソコンにインストールすることにより、2つのシステムが図1に示すような構成で実現されることになる。
図1において、10は素材データ記憶手段、20はICライター、30はタグID登録手段、40は素材データ選択手段、50は表示手段、60はICリーダ、70は素材データ抽出手段、80は提示手段、Ha〜Hcは表示物、Ta〜TcはICタグである。図1に示す構成のうち、素材データ記憶手段10、ICライター20、タグID登録手段30、素材データ選択手段40、表示手段50により素材データ登録システムを構成し、素材データ記憶手段10、ICリーダ60、素材データ抽出手段70、提示手段80により情報提示システムを構成する。
(素材データ登録システム)
まず、素材データ登録システムについて説明する。素材データ記憶手段10は、素材データを記録した記憶手段であり、現実にはコンピュータに内蔵されたハードディスク等の記憶装置により実現される。素材データ記憶手段10には、デジタルカメラで撮影した静止画、ビデオカメラで撮影した動画等を素材データとして記憶させることができる。タグID登録手段30は、素材データ記憶手段10から素材データを抽出し、サムネイル画像を生成して、表示手段50に表示させる機能を有するとともに、素材データ選択手段40による選択指示に基づき選択された素材データとタグIDを対応付けて素材データ記憶手段10に登録する機能を有している。また、タグIDを発生してICライター20に送信する機能も有している。ICライター20は、タグID登録手段30から受信したタグIDを、セットされたICタグに書き込む機能を有している。素材データ選択手段40は、あるタイトルに対応付ける素材データを選択する機能を有しており、キーボードやマウス等の指示入力機器により実現される。表示手段50は、液晶ディスプレイ等のコンピュータに付属の表示機器により実現される。
まず、素材データ登録システムについて説明する。素材データ記憶手段10は、素材データを記録した記憶手段であり、現実にはコンピュータに内蔵されたハードディスク等の記憶装置により実現される。素材データ記憶手段10には、デジタルカメラで撮影した静止画、ビデオカメラで撮影した動画等を素材データとして記憶させることができる。タグID登録手段30は、素材データ記憶手段10から素材データを抽出し、サムネイル画像を生成して、表示手段50に表示させる機能を有するとともに、素材データ選択手段40による選択指示に基づき選択された素材データとタグIDを対応付けて素材データ記憶手段10に登録する機能を有している。また、タグIDを発生してICライター20に送信する機能も有している。ICライター20は、タグID登録手段30から受信したタグIDを、セットされたICタグに書き込む機能を有している。素材データ選択手段40は、あるタイトルに対応付ける素材データを選択する機能を有しており、キーボードやマウス等の指示入力機器により実現される。表示手段50は、液晶ディスプレイ等のコンピュータに付属の表示機器により実現される。
続いて、素材データ登録システムの処理動作について説明する。まず、上述のように、静止画、動画等を素材データとして素材データ記憶手段に記憶させるとともに、図6(a)に示すように、素材データを格納した素材ファイル名に対応付けて素材ID、素材名を素材テーブルに登録しておく。さらに、素材データ登録システムでは、情報提示システムを利用するために、表示物に付すICタグのIDと素材データの対応付けを行う。
コンピュータにおいて専用のアプリケーションソフトウェアを実行させると、図2に示すようなメインメニューが表示手段50に表示される。メインメニューにおいては、図2に示すように、“素材登録”“ICタグ発行” “スライド表示” “設定”の4つのボタンが用意されている。このうち、“素材登録”“ICタグ発行”が素材データ登録システムとしての役割を果たすものである。
メインメニューにおいて、素材登録を選択すると、図3に示すような素材登録画面が表示される。図3に示すように、素材登録画面には、コンボボックスと複数(図の例では24個)のサムネイルボックスが表示される。この素材登録画面には、コンボボックスで選択されたタイトル(図の例では「温泉旅館」)に対応する素材データがサムネイル画像として表示されることになる。
素材データを新規に登録する場合は、素材登録画面下部に用意されている4つのボタンのうち、“素材の新規追加”ボタンを選択する。すると、図4に示すような素材新規登録/修正画面が表示される。この画面で、ファイル/URL入力欄に、ファイル名を入力すると、そのファイルに記録された素材データが表示される。また、ファイル/URL入力欄に、URLを入力すると、そのURLで特定されるページ画面が表示される。ファイル/URL入力欄に、ファイル名またはURLが入力された状態で、登録ボタンを選択することにより、そのファイル名またはURLで特定される素材データが、図3に示したタイトルと対応付けて登録される。この画面における処理は、素材データ選択手段40により行われる。なお、素材データとしてURLで特定されるインターネット上のデータを用いる場合には、図1に示すシステムを構成するコンピュータがインターネットに接続されていることが必要となる。
図2に示したメインメニューにおいて、“ICタグ発行”を選択すると、図5に示すようなICタグ発行画面が表示される。図5に示すように、ICタグ発行画面には、タイトル入力欄と複数(図の例では12個)のサムネイルボックスが表示される。この素材登録画面には、“素材選択”で選択された素材データがサムネイル画像として表示されることになる。この画面で、“タグ発行”ボタンを選択すると、タグID登録手段30は、過去に発生させたタグIDと重複しない新規なタグIDを発生させ、そのタグIDを、ICライター20にセットされたICタグTに記録するとともに、発生させた新たなタグIDを、そのタイトルに含まれる各素材と対応付ける処理を行う。この結果、図6(b)に示すように、タグIDごとに複数の素材IDとの対応付けが行われることになる。このようなタグIDと複数の素材IDとの対応付けは、各ICタグTに付与されるタグIDごとに行われる。
(表示物)
続いて、表示物について説明しておく。表示物Hは、表面に所定の情報を表示した媒体であり、紙やフィルム等の表面に印刷したり、凹凸を形成することにより、作成されるものである。表示物Hとしては、例えば、写真等を用いることができる。この表示物Hの裏面には、タグIDを記録したICタグTが貼付されている。
続いて、表示物について説明しておく。表示物Hは、表面に所定の情報を表示した媒体であり、紙やフィルム等の表面に印刷したり、凹凸を形成することにより、作成されるものである。表示物Hとしては、例えば、写真等を用いることができる。この表示物Hの裏面には、タグIDを記録したICタグTが貼付されている。
(情報提示システム)
次に、情報提示システムについて説明する。素材データ記憶手段10は、素材データ登録システムにおいて説明したものと同一であり、素材データをタグIDと対応付けて記録した記憶手段である。この素材データとタグIDの対応付けは、上述のように、素材データ登録システムにより行われる。ICリーダ60は、ICタグTから非接触方式でタグIDを読み取る機能を有しており、汎用のICリーダで実現される。
次に、情報提示システムについて説明する。素材データ記憶手段10は、素材データ登録システムにおいて説明したものと同一であり、素材データをタグIDと対応付けて記録した記憶手段である。この素材データとタグIDの対応付けは、上述のように、素材データ登録システムにより行われる。ICリーダ60は、ICタグTから非接触方式でタグIDを読み取る機能を有しており、汎用のICリーダで実現される。
素材データ抽出手段70は、ICリーダ60から受け取ったタグIDを用いて、素材データ記憶手段10を検索し、対応する素材データを抽出し、提示手段80に渡す機能を有している。提示手段80は、素材データ抽出手段70から受け取った素材データを利用者に対して提示する機能を有している。提示手段80としては、素材データが静止画や動画である場合には、表示手段50と同様、液晶ディスプレイ等を用いることができる。素材データとしては、音声データを採用することもできるが、この場合は、提示手段80としてスピーカを用いることができる。
次に、情報提示システムの処理動作について具体的な利用例に従って説明する。本システムは、さまざまな用途に用いることができるが、ここでは、旅行代理店での活用例について説明する。例えば、旅行代理店の店舗において、表面に「東北」「宿泊費10,000円まで」「温泉」などの条件が表示された表示物Ha、Hb、Hcを置いておき、顧客が自由に利用できるようにしておく。顧客は、これらの表示物のうち、自分が目的とする表示物のみを選んで、店内に設置してある情報提示システムのICリーダ60に近付ける。すると、表示物Hの裏面に貼付されたICタグTもICリーダ60に近付くので、ICリーダ60は、ICタグTに記録されたタグIDを読み取る。
ここでは、顧客が、表示物Ha、Hb、Hcを選択し、ICリーダ60に近付けたとする。すると、表示物Ha、Hb、Hcの裏面に貼付されたICタグTa、Tb、TcがICリーダ60に近付くので、ICリーダ60は、ICタグTa、Tb、Tcに記録されたタグIDを読み取る。
ICリーダ60がICタグTa、Tb、Tcから、それぞれタグIDを取得すると、素材データ抽出手段70は、これらのタグIDで素材データ記憶手段10を検索し、対応する素材IDを抽出する。すなわち、図6(b)に示したようなタグIDテーブルを参照して、各タグIDに対応する素材IDを抽出する。そして、各タグIDについて抽出された素材IDのうち、3つのタグID全てについて抽出された素材IDを最終的に提示すべき素材IDとして特定する。さらに、素材データ抽出手段70は、特定された素材IDにより素材テーブルを参照して素材データを抽出する。なお、素材データとしてURLで特定されるインターネット上のデータを用いる場合には、素材データ抽出手段70は、素材データ記憶手段10に記憶されたURLを取得して、インターネットにアクセスし、対応するサイトから素材データを抽出することになる。
素材データ抽出手段70が抽出した素材データは、提示手段80が提示する処理を行う。例えば、素材データが静止画、動画である場合は、ディスプレイに表示する処理を行い、素材データが音声である場合は、スピーカから出力する処理を行うことになる。なお、素材データとしてURLが設定されている場合は、対応するサイトにアクセスしてデータを取得し、取得したデータが静止画、動画である場合は、ディスプレイに表示する処理を行い、取得したデータが音声である場合は、スピーカから出力する処理を行うことになる。
提示手段80により提示される素材データは、表示部Ha、Hb、Hcの表面に表示された内容のいずれにも関連するものであるので、顧客は、自分が希望する内容に適したものだけを閲覧することが可能となる。
(第2の実施形態)
上記実施形態では、全てのタグIDに素材IDを直接対応付けて登録した場合について説明したが、タグID別に異なる種別の情報を対応付けるようにすることも可能である。第2の実施形態では、このような場合について説明する。第2の実施形態においても、システム構成については、第1の実施形態と同様、図1に示したようなものである。第2の実施形態では、まず、素材テーブルにおける登録項目が異なっている。第1の実施形態では、図6(a)に示したように、素材ID、素材名、素材ファイル名が登録されているが、第2の実施形態では、図7(a)に示すように、さらに複数の権限ランクが登録されている。権限ランクは、図8に示すような素材新規登録/修正画面で登録する。第2の実施形態における素材新規登録/修正画面は、図4に示した第1の実施形態における素材新規登録/修正画面とほぼ同様であるが、第2の実施形態における素材新規登録/修正画面では、権限ランクの設定欄がある点で異なっている。
上記実施形態では、全てのタグIDに素材IDを直接対応付けて登録した場合について説明したが、タグID別に異なる種別の情報を対応付けるようにすることも可能である。第2の実施形態では、このような場合について説明する。第2の実施形態においても、システム構成については、第1の実施形態と同様、図1に示したようなものである。第2の実施形態では、まず、素材テーブルにおける登録項目が異なっている。第1の実施形態では、図6(a)に示したように、素材ID、素材名、素材ファイル名が登録されているが、第2の実施形態では、図7(a)に示すように、さらに複数の権限ランクが登録されている。権限ランクは、図8に示すような素材新規登録/修正画面で登録する。第2の実施形態における素材新規登録/修正画面は、図4に示した第1の実施形態における素材新規登録/修正画面とほぼ同様であるが、第2の実施形態における素材新規登録/修正画面では、権限ランクの設定欄がある点で異なっている。
また、第1の実施形態では、表示物ICタグは1種類であったが、第2の実施形態では、表示物ICタグは内容別ICタグと権限ICタグの2種類となる。このうち、内容別ICタグについては、第1の実施形態における表示物ICタグと同様、図7(b)に示すように、タグIDに素材IDを直接対応付けて登録したものとなっている。権限ICタグについては、図9に示す権限ICタグ発行画面で発行し、図7(c)に示すように、タグIDに権限ランクを対応付けて登録したものとなっている。
次に、第2の実施形態における情報提示システムの処理動作について具体的な利用例に従って説明する。第2の実施形態では、例えば、学校において、生徒が質問を提示させて、それに回答し、先生が正解を提示させる場合を考えてみる。この場合、内容別の表示物Hnの表面には、その学習内容の標題が表示されている。また、権限別の表示物Hka、Hkbの表面には、「生徒用」「先生用」等の権限に対応した表示がなされている。
そして、まず、生徒が表示物Hnと表示物Hkaを、ICリーダ60に近付ける。すると、表示物Hnの裏面に貼付されたICタグTn、TkaもICリーダ60に近付くので、ICリーダ60は、ICタグTn、Tkaに記録されたタグIDを読み取る。
ICリーダ60がICタグTn、Tkaから、それぞれタグIDを取得すると、素材データ抽出手段70は、まず、ICタグTnのタグIDで素材データ記憶手段10を検索し、対応する素材IDを抽出する。すなわち、図7(b)に示したような内容タグIDテーブルを参照して、各タグIDに対応する素材IDを抽出する。
続いて、ICタグTkaのタグIDで素材データ記憶手段10を検索し、対応する権限ランクを抽出する。すなわち、図7(c)に示したような権限タグIDテーブルを参照して、各タグIDに対応する権限ランクを抽出する。さらに、抽出した権限ランクで図7(a)に示したような素材テーブルを参照して、権限ランクに対応する素材IDを抽出する。
そして、ICタグTnのタグIDを基に得られた素材IDと、ICタグTkaのタグIDを基に得られた素材IDで一致するものを最終的に提示すべき素材IDとして特定する。さらに、素材データ抽出手段70は、特定された素材IDにより素材テーブルを参照して素材データを抽出する。
例えば、表示物Hnの表面には「日本の山」と表示しておき、素材データとしては「日本で一番高い山は?」という質問文を、生徒の権限ランクと対応付けて登録しておくとともに、「富士山」という回答、富士山の画像、富士山の動画、「10点獲得」という文言を、先生の権限ランクと対応付けて登録しておく。
そして、上述のように、生徒が表示物Hnと表示物Hkaを、ICリーダ60に近付けると、提示手段80が「日本で一番高い山は?」を提示する処理を行う。生徒用の表示物Hkaを用いた場合には、この質問文しか提示されないことになる。
生徒が提示された質問に対して回答をした後、先生が生徒が表示物Hnと表示物Hkbを、ICリーダ60に近付けると、提示手段80が回答である「富士山」を提示するとともに、「10点獲得」という文言を提示する。同時に富士山の画像、富士山の動画が表示される。このように正解を提示させるには、先生用の表示物Hkbを用いることが必要となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、ICタグに単純にタグIDを書き込む機能を有するICライター20にセットしたICタグTにタグIDを書き込むようにし、このICタグTを表示物Hの裏面に貼付するようにしたが、ICタグにタグIDを書き込むとともに、これと一体化したシールを作成するICタグ付シール作成装置を、ICライター20の代わりに用いて、これを表示物Hとして用いるようにしても良い。
また、上記実施形態では、情報提示システムを、旅行業界、教育分野において用いる場合を例にとって説明したが、これ以外でも、紙等の実媒体と、データを融合して用いる様々な状況において利用することができる。例えば、プレゼンテーションを行う場合等において有効である。
10・・・素材データ記憶手段
20・・・ICライター
30・・・タグID登録手段
40・・・素材データ選択手段
50・・・表示手段
60・・・ICリーダ
70・・・素材データ抽出手段
80・・・提示手段
20・・・ICライター
30・・・タグID登録手段
40・・・素材データ選択手段
50・・・表示手段
60・・・ICリーダ
70・・・素材データ抽出手段
80・・・提示手段
Claims (2)
- タグIDを記録したICタグが付されるとともに、所定の情報をその表面に表示した複数の表示物と、
前記表示物の表面に表示された情報と関連する素材データを、前記ICタグに記録されたタグIDと対応付けて記録された素材データ記憶手段と、
前記表示物が接近した際に、前記表示物に付されたICタグからタグIDを読み取るICリーダと、
前記各ICタグから読み取ることにより得られる複数のタグIDのいずれにも対応する素材データを前記素材データ記憶部から抽出する素材データ抽出手段と、
前記抽出した素材データを利用者に対して提示する提示手段と、
を有することを特徴とする情報提示システム。 - 前記複数の表示物のうち、少なくとも一つは、その表面に提示内容に関する情報を表示したものであり、さらに少なくとも他の一つは権限に関する情報を表示したものであり、
前記素材データ記憶手段は、提示内容についての表示物のタグIDと素材データを対応付けて記録するとともに、権限についての表示物のタグIDと権限ランクを対応付け、さらに当該権限ランクと素材データを対応付けて記録したものであり、
前記素材データ抽出手段は、提示内容についての表示物のタグIDに対応するとともに、権限についての表示物のタグIDから権限ランクを介して得られる素材データを前記素材データ記憶部から抽出するものであることを特徴とする請求項1に記載の情報提示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006223819A JP2008047007A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 情報提示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006223819A JP2008047007A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 情報提示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008047007A true JP2008047007A (ja) | 2008-02-28 |
Family
ID=39180660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006223819A Pending JP2008047007A (ja) | 2006-08-21 | 2006-08-21 | 情報提示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008047007A (ja) |
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2006
- 2006-08-21 JP JP2006223819A patent/JP2008047007A/ja active Pending
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