JP2008045739A5

JP2008045739A5 -

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Publication number: JP2008045739A5
Application number: JP2007167748A
Authority: JP
Filing date: 2007-06-26
Publication date: 2010-07-22
Anticipated expiration: 2027-06-26

Claims

内側表面で接触する処理流体の腐食作用に対して耐性があるバイメタル管であって、第一管状部品Ｅ_１（１）および少なくとも第二管状部品Ｅ_２（２）を含んでなり、前記第一管状部品Ｅ_１（１）が、前記内側表面に面しており、Ｚｒ、Ｔａ、ＮｂおよびＡｌまたは前記金属の合金から選択された金属Ｍ_１からなり、前記管の全長にわたって均質に伸びており、前記第二管状部品Ｅ_２（２）が、チタン、チタン合金および尿素等級ステンレス鋼から選択される第二金属または合金Ｍ_２からなり、前記第一管状部品の外側に円形に、前記第一管状部品の一端に近い位置で、前記管自体の長さの３分の１未満の部分に配置され、前記部品Ｅ _１およびＥ _２の表面の接触面積全体にわたって伸びる冶金学的結合によって、前記部品Ｅ_１と漏止め固定されている、バイメタル管。
前記部品Ｅ_１が、ジルコニウムまたは少なくとも６０重量％のジルコニウムを含む合金からなる、請求項１に記載のバイメタル管。
前記金属Ｍ_２が、チタンまたはチタン合金から選択される、請求項１に記載のバイメタル管。
前記部品Ｅ_１の中央部分の厚さが１〜１５ｍｍである、請求項１〜３のいずれか一項に記載のバイメタル管。
各部品Ｅ_２の長さが、前記管の全長の０．２〜２０％である、請求項１〜４のいずれか一項に記載のバイメタル管。
各部品Ｅ_２が、１〜１５ｍｍの一様な厚さを有する、請求項１〜５のいずれか一項に記載のバイメタル管。
請求項１〜６のいずれか一項に記載のバイメタル管の製造方法であって、全長にわたって少なくとも一個の、前記金属Ｍ_１からなる管状部品Ｅ_０を含んでなる管から出発し、下記の工程、すなわち
ａ）Ｅ_０の末端の少なくとも一方の外側表面を、第二管状部品Ｅ_２を受けるのに十分な長さに配置し、挿入座を形成する工程、
ｂ）Ｅ_０の長さの３分の１以下の長さを有する、Ｍ_１とは異なり、チタン、チタン合金および尿素等級ステンレス鋼から選択される金属Ｍ_２からなる管状部品Ｅ_２を、前記挿入座の少なくとも一区分の周りにリングとして配置する工程、および
ｃ）前記金属Ｍ_１とＭ_２の表面同士を、それらの間の接触表面の少なくとも一部にわたって接合し、こうして得られるバイメタル管の周囲全体に冶金学的結合と漏止め接合部を形成する工程
を含んでなる、方法。
工程ａ）で、０．１〜２ｍｍの厚さを有する金属層を管Ｅ _０の外側表面から除去する、請求項７に記載の方法。
請求項１〜６のいずれか一項に記載の管の、工業的設備で腐食性流体を処理するための装置における使用。
前記装置に挿入される熱交換用管束を製造するための、請求項９に記載の使用。
腐食性の高い流体を高圧で処理するための工業的装置であって、少なくとも一個の、好ましくは一連の、請求項１〜６のいずれか一項に記載のバイメタル管を含んでなり、前記バイメタル管の内側表面が前記流体と接触する、装置。
管束熱交換機からなる、請求項１１に記載の装置。
前記バイメタル管が溶接されている管板を含んでなり、前記管板が、前記処理流体の腐食に耐えられる少なくとも一個の金属層で被覆されている、請求項１１または１２に記載の装置。
腐食性流体が、管束を形成する管の内側壁と接触する、腐食性流体の処理に適当な管束化学的装置を、修理または改良する方法であって、前記管の少なくとも一個を、請求項１〜６のいずれか一項に記載のバイメタル管で置き換えることを含んでなる、方法。
前記装置が、チタン、チタン合金またはステンレス鋼から選択された金属で被覆された管板を含んでなる、請求項１４に記載の方法。
少なくとも一個の既存の管を取り外すこと、これによって前記管板中に形成されたキャビティを洗浄すること、請求項１〜６のいずれか一項に記載のバイメタル管を各キャビティに挿入すること、各管の口を、前記管が０．３〜５ｃｍの距離突き出るように位置合わせすること、および前記管板の被覆を、各管の前記部品Ｅ_２の外側表面と溶接することを含んでなる、請求項１４または１５に記載の方法。