JP2008045136A - 接着フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体用部品または液晶表示用部品と、基板との間に生じる結露を防止することができる接着フィルムを提供する。
【解決手段】 半導体用部品または液晶表示用部品と、基板とを接合するために用いられる接着フィルムであって、前記接着フィルムは、硬化性樹脂と、充填材とを含む樹脂組成物で構成され、かつ前記接着フィルムの透湿率が30[g/m2・24h]以上である接
着フィルムであり、前記硬化性樹脂は、光硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、並びに光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂を含むものであることが好ましい。前記充填材は、多孔質充填材を含むものであり、前記充填材の平均空孔径は、0.1〜5nm、前記接着フィルムの25℃での透湿率は
、4[g/m2・24h]以上であることが好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、接着フィルムに関する。
半導体素子等の半導体用部品または液晶表示用部品と、インターポーザー等のリジッド基板、有機物もしくは無機物で構成される絶縁基板等の基板とを接合する場合、接着剤となる液状樹脂等をディスペンサー、ポッティング法により選択的に半導体素子や基板の一方に塗布したり、スキージ等で液状樹脂を部分的に塗布したりして使用されている(例えば特許文献1参照)。
半導体部品又は液晶表示部品の種類によっては、前記部品と基板とを接合する際に、全面に接着材を塗布して接着せずに、外周部のみ接着材を選択的に塗布し、前記部品と基板とを接着させ、内部に空間を設けた構造(いわゆる中空パッケージ)にするものがある。特に、基板としてガラス等の透明部材を用いた前記構造のものに汎用の接着材を用いると、内部の空間の透明部材が結露を生じる場合がある。特に、半導体部品が固体撮像素子の場合は、結露のために、固体撮像素子が正確な光電変換を起こさせず、画像認識や、表示に問題を生じる場合があった。
特開平10-313070号公報
本発明の目的は、半導体用部品または液晶表示用部品と、基板との間に生じる結露を防止することができる信頼性に優れた接着フィルムを提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(8)に記載の本発明により達成することができる。(1) 半導体用部品または液晶表示用部品と、基板とを接合するために用いられる接着フィルムであって、
前記接着フィルムは、硬化性樹脂と、充填材とを含む樹脂組成物で構成され、かつ前記接着フィルムの透湿率が30[g/m2・24h]以上であることを特徴とする接着フィ
ルム。
(2) 前記硬化性樹脂は、光硬化性樹脂を含むものである(1)項に記載の接着フィルム。
(3) 前記硬化性樹脂は、熱硬化性樹脂を含むものである(1)または(2)項に記載の接着フィルム。
(4) 前記硬化性樹脂は、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂を含むものである(1)ないし(3)項のいずれかに記載の接着フィルム。
(5) 前記充填材は、多孔質充填材を含むものである(1)ないし(4)項のいずれかに記載の接着フィルム。
(6) 前記充填材の平均空孔径は、0.1〜5nmである(5)項に記載の接着フィルム。
(7) 前記接着フィルムの25℃での透湿率は、4[g/m2・24h]以上である(
1)ないし(6)項のいずれかに記載の接着フィルム。
(8) 前記基板の透湿率は、30[g/m2・24h]未満である(1)ないし(7)
のいずれかに記載の接着フィルム。
本発明によれば、半導体用部品または液晶表示用部品と、基板との間に生じる結露を防止することができる信頼性に優れた接着フィルムを得ることができる。また、内部電極等の腐食も殆ど無く、長期間、信頼性を維持できる。
以下、本発明の接着フィルムについて詳細に説明する。
本発明の接着フィルムは、半導体用部品または液晶表示用部品と、基板とを接合するために用いられる接着フィルムであって、前記接着フィルムは、硬化性樹脂と、充填材とを含む樹脂組成物で構成され、かつ前記接着フィルムの透湿率が30[g/m2・24h]
以上であることを特徴とする。
本発明の接着フィルムは、半導体用部品または液晶表示用部品と、基板とを接合するために用いられるものである。前記半導体用部品または液晶表示用部品と、基板との接合では、接着剤成分が半導体用部品等(または基板)の所定の部分に精度良く形成されることが必要である。本発明の接着フィルムは、このような要求に適したものである。
前記接着フィルムは、硬化性樹脂と、充填材とを含む樹脂組成物で構成され、かつ前記接着フィルムの透湿率が30[g/m2・24h]以上である。これにより、半導体用部
品または液晶表示用部品と基板との接着に前記フィルムが使われた場合、内部の湿気により基板(特に透明基板)等が結露してしまうような状態を防止できる。
従来から、このような湿気による基板等に生じる結露を防止するために接着剤等の透湿率を制御することが行なわれていた。そして、結露を防止するために接着剤等の透湿率を低下して(例えば10[g/m2・24h]以下)、外部からの湿気の浸入を防止する方
法が検討されているが、困難である。
これに対して、本発明では前記接着フィルムの透湿率を、従来から行なわれていたように低くするのではなく、逆に高くし、湿気の通気性に優れた樹脂にすることにより、結露の発生を防止するものである。
前記接着フィルムの透湿率は、40[g/m2・24h]以上が好ましく、特に50〜
100[g/m2・24h]が好ましい。これにより、特に基板等が結露するのを効果的
に防止することができる。
前記接着フィルムの透湿率は厚さ100μmの接着フィルムを用いて、透湿カップ法(JIS Z0208)に準じて、40℃/90%で評価することができる。
また、前記接着フィルムの25℃での透湿率は、4[g/m2・24h]以上であるこ
とが好ましい。これにより、特に基板等が結露するのを効果的に防止することができる。前記接着フィルムの25℃での透湿率は厚さ100μmの接着フィルムを用いて、透湿カップ法(JIS Z0208)に準じて、25℃/50%で評価することができる。
本発明の接着フィルムが結露の発生を防止することができるのは、次のように考えられる。
例えば半導体用部品と、基板との間(内部)で生じた結露は、基板貼り付け時に内部の空間に閉じ込められた湿気と、貼り付け後に接着材層を通って内部に入ってきた湿気が原因であると考えられる。そのため、接着フィルムの透湿率を低くする方法では、透湿率を完全にゼロにすることはできないため、時間をかけてゆっくり内部に湿気が入り、それを瞬時に外部に逃がすことができず、結露を解決するのは困難であった。これに対して、本発明の接着フィルムは、比較的高い透湿率を有しているため内部に発生した湿気を外部に瞬時に逃がすことができ、それによって結露の発生を防止することが可能となる。
前記樹脂組成物を構成する硬化性樹脂としては、例えば光硬化性樹脂(主として紫外線等の光の照射により硬化する樹脂)、熱硬化性樹脂(主として熱で硬化する樹脂)等が挙げられる。
前記硬化性樹脂は、特に限定されないが、光硬化性樹脂を含むことが好ましい。これにより、接着剤成分の位置合わせ精度に優れる。すなわち光硬化性樹脂を含むことで、接着フィルムを露光、現像、パターンニングすることにより接着剤成分を所定の位置に配置することが容易に可能となるからである。
前記光硬化性樹脂(特に、紫外線硬化性樹脂)としては、例えばアクリル系化合物を主成分とする紫外線硬化性樹脂、ウレタンアクリレートオリゴマーまたはポリエステルウレタンアクリレートオリゴマーを主成分とする紫外線硬化性樹脂、エポキシ系樹脂、ビニルフェノール系樹脂の群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする紫外線硬化性樹脂等が挙げられる。
これらの中でもアクリル系化合物を主成分とする紫外線硬化性樹脂が好ましい。アクリル系化合物は光を照射した際の硬化速度が速く、これにより、比較的少量の露光量で樹脂をパターニングすることができる。
前記アクリル系化合物としては、アクリル酸エステルもしくはメタクリル酸エステルのモノマー等が挙げられ、具体的にはジアクリル酸エチレングリコール、ジメタクリ酸エチレングリコール、ジアクリル酸1,6-ヘキサンジオール、ジメタクリル酸1,6-ヘキサンジオール、ジアクリル酸グリセリン、ジメタクリル酸グリセリン、ジアクリル酸1,10-デカンジオール、ジメタクリル酸1,10-デカンジオール等の2官能アクリレート、トリアクリル酸トリメチロールプロパン、トリメタクリル酸トリメチロールプロパン、トリアクリ酸ペンタエリスリトール、トリメタクリ酸ペンタエリスリトール、ヘキサアクリル酸ジペンタエリスリトール、ヘキサメタクリル酸ジペンタエリスリトール等の多官能アクリレートなどが挙げられる。これらの中でもアクリル酸エステルが好ましく、特に好ましくはエステル部位の炭素数が1〜15のアクリル酸エステルまたはメタクリル酸アルキルエステルが好ましい。
前記光硬化性樹脂(紫外線硬化性樹脂)の含有量は、特に限定されないが、前記樹脂組成物全体の5〜60重量%が好ましく、特に8〜30重量%が好ましい。含有量が前記下限値未満であると紫外線照射による樹脂のパターニングができない場合があり、前記上限値を超えると樹脂が軟らかくなりすぎ、紫外線照射前のフィルム特性が低下する場合がある。
また、前記光硬化性樹脂(特に、紫外線硬化性樹脂)は、特に限定されないが、常温で液状であることが好ましい。これにより、紫外線による硬化反応性を向上することができる。さらに、前記熱硬化性樹脂との混合作業を容易にすることができる。前記常温で液状の紫外線硬化性樹脂としては、前述したアクリル化合物を主成分とする紫外線硬化性樹脂等が挙げられる。
また、前記樹脂組成物には、さらに、光重合開始剤を併用することが好ましい。これにより、光重合により樹脂を効率良くパターニングすることができる。
前記光重合開始剤としては、例えばベンゾフェノン、アセトフェノン、ベンゾイン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾイン安息香酸メチル、ベンゾイン安息香酸、ベンゾインメチルエーテル、ベンジルフィニルサルファイド、ベンジル、ジベンジル、ジアセチルなどが挙げられる。
前記光重合開始剤の含有量は、特に限定されないが、前記樹脂組成物全体の0.5〜5重量%が好ましく、特に0.8〜2.5重量%が好ましい。含有量が前記下限値未満であると光重合開始する効果が低下する場合があり、前記上限値を超えると反応性が高くなりすぎ保存性や解像性が低下する場合がある。
前記硬化性樹脂は、さらに熱硬化性樹脂を含むことが好ましい。これにより、前記接着フィルムを露光、現像、パターンニングした後でも接着性を有することができる。すなわち、前記接着フィルムを接合して露光、現像、パターンニングすることにより、所定の位置に接着剤成分を配置した後、熱圧着することで半導体用部品等と基板とを接合することができる。
前記熱硬化性樹脂としては、例えばフェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂等のノボラック型フェノール樹脂、レゾールフェノール樹脂等のフェノール樹脂、ビスフェノールAエポキシ樹脂、ビスフェノールFエポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラックエポキシ樹脂、クレゾールノボラックエポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、スチルベン型エポキシ樹脂、トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、アルキル変性トリフェノールメタン型エポキシ樹脂、トリアジン核含有エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエン変性フェノール型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、ユリア(尿素)樹脂、メラミン樹脂等のトリアジン環を有する樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビスマレイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ベンゾオキサジン環を有する樹脂、シアネートエステル樹脂等が挙げられ、これらは単独でも混合して用いても良い。これらの中でもエポキシ樹脂が特に好ましい。これにより、耐熱性および密着性をより向上することができる。
また、さらに前記エポキシ樹脂として室温で固形のエポキシ樹脂(特にビスフェノール型エポキシ樹脂)と、室温で液状のエポキシ樹脂(特に室温で液状のシリコーン変性エポキシ樹脂)とを併用することが好ましい。これにより、耐熱性を維持しつつ、可とう性と解像性との両方に優れる。
前記熱硬化性樹脂の含有量は、特に限定されないが、前記樹脂組成物全体の10〜40重量%が好ましく、特に15〜35重量%が好ましい。含有量が前記下限値未満であると耐熱性を向上する効果が低下する場合があり、前記上限値を超えると接着フィルムの靭性を向上する効果が低下する場合がある。
また、室温で液状の前記熱硬化性樹脂を併用する場合、前記の液状光硬化性樹脂と液状熱硬化性樹脂との合計量が、前記樹脂組成物全体の60%重量以下であることが好ましく、特に5〜50重量%以下であることが好ましい。前記範囲内であると、特に耐熱性と、可とう性と、解像性とのバランスに優れる。
前記硬化性樹脂は、さらに光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂を含むことが好ましい。これにより、前記光硬化性樹脂と前記熱硬化性樹脂との相溶性を向上することができ、それによって硬化(光硬化および熱硬化)した後の前記接着フィルムの強度を高めることができ、最終製品の信頼性を向上することができる。
前記光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂としては、例えば、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基等の光反応基を有する熱硬化性樹脂や、エポキシ基、フェノール性水酸基、アルコール性水酸基、カルボキシル基、酸無水物基、アミノ基、シアネート基等の熱反応基を有する光硬化性樹脂等が挙げられる。具体的には、アクリル変性フェノ
ール樹脂、アクリロイル基含有アクリル酸重合体等が挙げられる。これらの中でもアクリル変性フェノール樹脂が好ましい。これにより、現像液に有機溶剤ではなく、環境に対する負荷の少ないアルカリ水溶液を適用できると共に、耐熱性を維持することができる。
なお、前記硬化性樹脂としては、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂で前述したものを用いることができる。
前記光反応基を有する熱硬化性樹脂の場合、前記光反応基の変性率(置換率)は、特に限定されないが、前記光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂の反応基全体(光反応基と熱反応基の合計)の20〜80%が好ましく、特に30〜70%が好ましい。変性量が前記範囲内であると、特に解像性に優れる。
前記熱反応基を有する光硬化性樹脂の場合、前記熱反応基の変性率(置換率)は、特に限定されないが、前記光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂の反応基全体(光反応基と熱反応基の合計)20〜80%が好ましく、特に30〜70%が好ましい。変性量が前記範囲内であると、特に解像性に優れる。
前記光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂の含有量は、特に限定されないが、前記樹脂組成物全体の15〜50重量%が好ましく、特に20〜40重量%が好ましい。含有量が前記下限値未満であると相溶性を向上する効果が低下する場合があり、前記上限値を超えると現像性または解像性が低下する場合がある。
前記樹脂組成物は、充填材を含む。充填材は、前記接着フィルムの透湿率を制御することが可能な重要な成分である。
前記充填材としては、例えばアルミナ繊維、ガラス繊維等の繊維状充填材、チタン酸カリウム、ウォラストナイト、アルミニウムボレート、針状水酸化マグネシウム、ウィスカー等の針状充填材、タルク、マイカ、セリサイト、ガラスフレーク、鱗片状黒鉛、板状炭酸カルシウム等の板状充填材、炭酸カルシウム、シリカ、溶融シリカ、焼成クレー、未焼成クレー等の球状(粒状)充填材、ゼオライト、シリカゲル等の多孔質充填材等が挙げられる。これらを1種又は2種以上混合して用いることもできる。これらの中でも、多孔質
充填材が好ましい。これにより、前記接着フィルムの透湿率を高くすることができる。
前記充填材の平均粒子径は、特に限定されないが、0.01〜90μmが好ましく、特に0.1〜40μmが好ましい。平均粒子径が前記上限値を超えるとフィルムの外観異常や解像性不良となる場合があり、前記下限値未満であると加熱貼り付け時の接着不良となる場合がある。
前記平均粒子径は、例えばレーザ回折式粒度分布測定装置SALD-7000((株)島
津製作所製)を用いて評価することができる。
前記充填材の含有量は、特に限定されないが、前記樹脂組成物全体の5〜70重量%が好ましく、特に20〜50重量%が好ましい。含有量が前記上限値を超えると加熱貼り付け時に接着不良となる場合があり、前記下限値未満であると透湿率が低く基板の結露を改善出来ない場合がある。
前記充填材として、多孔質充填材を用いることが好ましい。前記充填材として、多孔質充填材を用いた場合、前記多孔質充填材の平均空孔径は、0.1〜5nmが好ましく、特に0.3〜1nmが好ましい。平均空孔径が前記上限値を超えると一部樹脂成分が空孔内部に入り込み、反応が阻害される可能性があり、前記下限値未満であると吸水能力が低下するため、フィルムの透湿率が低下し、基板の結露を改善出来ない場合がある。
前記充填材の室温での吸着力[Q1]は、特に限定されないが、7[g/100g吸着
剤]以上が好ましく、特に15[g/100g吸着剤]以上が好ましい。前記室温での吸着力が前記下限未満であると充填材の吸水能力が低く、フィルムの透湿率が低下し、基板の結露を改善出来ない場合がある。
前記室温での吸着力[Q1]は、例えば、加熱により完全に乾燥させた充填材をアルミカップに計量し、25℃/50%環境下で168時間放置したあとの重量増加により求めることができる。
さらに前記充填材の60℃での吸着力[Q2]は、特に限定されないが、3[g/100g吸着剤]以上が好ましく、特に10[g/100g吸着剤]以上が好ましい。前記60℃でも吸着力が前記値を維持していると、特に基板の結露改善に効果がある。
前記60℃での吸着力[Q2]は、例えば、加熱により完全に乾燥させた充填材をアルミカップに計量し、60℃/90%環境下で168時間放置したあとの重量増加により求めることができる。
前記室温での吸着力[Q1]と、前記60℃での吸着力[Q2]との関係は、特に限定されないが、以下の関係を満たすことが好ましい。
0.4*[Q1]<[Q2]
[Q1]と[Q2]とが前記関係式を充足する場合、特に基板結露改善に効果がある。その理由としては、充填材が高温でも吸着力を維持することから、それを充填したフィルムは比較的高温でも透湿率を維持し、フィルム中を気体の水分が通り易いために、高温から室温に温度を下げても、瞬時に半導体装置内部や液晶装置内部の水分が少なくなり、結露という現象が起こらないものと考えられる。
前記樹脂組成物は、上述した硬化性樹脂、充填材に加え、本発明の目的を損なわない範囲で可塑性樹脂、レベリング剤、消泡剤、カップリング剤などの添加剤を含有することができる。
さて、このような接着フィルムを用いて接合する前記半導体用部品としては、特には限定されないが、例えばCCD、CMOSなどの固体撮像素子や、MEMS素子等の半導体素子が挙げられる。
また、前記液晶表示用部品としては、特には限定されないが、例えば液晶パネル等が挙げられる。
前記基板としては、基板としてはインターポーザーもしくはマザーボードと呼ばれるようなフレキシブル基板やリジッド基板、有機物または無機物等で構成される絶縁基板、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ガラス基板等の透明基板が挙げられる。これらの中でも基板として、無機物で構成される基板を用いる場合に特に前記接着フィルムの性能が発揮されることになる。その理由としては、有機物で構成される基板を用いた場合、無機物で構成される基板に比べて基板の透湿率が高いため、接着フィルムの影響は小さくなると考えられる。これに対して、無機物で構成される基板を用いる場合は、接着フィルム部分のみが水分を透過可能なものとなり、その影響が大きくなるからである。前記基板の透湿率は、30[g/m2・24h]未満であることが好ましい。
以下、本発明を実施例および比較例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。まず、接着フィルムの実施例について説明する。
(実施例1)
1.光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂(アクリル変性フェノール樹脂の合成)フェノールノボラック(大日本インキ化学工業(株)製、フェノライトTD−2090−6
0M)の不揮発分70%MEK溶液600g(OH約4当量)を、2lのフラスコ中に投入し、これにトリブチルアミン1g、およびハイドロキノン0.2gを添加し、110℃に加温した。その中へ、グリシジルメタクリレート284g(2モル)を30分間で滴下した後、110℃で5時間攪拌反応させることにより、不揮発分80%メタクリロイル基含有フェノールノボラック(メタクリロイル基変性率50%)を得た。
2.樹脂ワニスの調製
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)5.1重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN-865)12.9重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニ
ング・シリコーン(株)製、BY16−115)5.4重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂28.2重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)1.9重量%、充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ3A)31.8重量%、溶剤としてメチルエチルケトン14.7重量%を秤量し、ディスパーザーを用い、回転数5,000rpmで1時間攪拌し、樹脂ワニスを調製した。
3.接着フィルムの製造
上述の樹脂ワニスをコンマコーターで支持基材ポリエステルフィルム(三菱ポリエステルフィルム(株)製、T100G、厚さ25μm)に塗布し、80℃、10分乾燥して膜厚50μmの接着フィルムを得た。
(実施例2)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)4.4重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)11.1重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)4.7重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂24.3重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)1.6重量%、充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ3A)41.2重量%、溶剤としてメチルエチルケトン12.7重量%とした。
(実施例3)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)5.5重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)14.1重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)5.9重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂30.7重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)2.1重量%、充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ3A、空孔径3Å)25.7重量%、溶剤としてメチルエチルケトン16.0重量%とした。
(実施例4)
充填材として以下のものを用いた以外は、実施例1と同様にした。
充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ4A、空孔径4Å)を用いた。
(実施例5)
充填材として以下のものを用いた以外は、実施例1と同様にした。
充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ5A、空孔径5Å)を用いた。
(実施例6)
充填材として以下のものを用いた以外は、実施例1と同様にした。
充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ13X、空孔径10Å)を用いた。
(実施例7)
光および熱の両方で硬化可能な樹脂として以下のものを用いた以外は、実施例1と同様にした。
光および熱の両方で硬化可能な樹脂として、カルボキシル基とアクリル基を有する樹脂(ダイセル化学工業(株)製、サイクロマーP)を用いた。
(実施例8)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)5.1重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)12.9重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)5.4重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂28.2重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)1.9重量%、充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ3A)15.9重量%、シリカ((株)アドマテックス製、アドマファインSE5101)15.9重量%、溶剤としてメチルエチルケトン14.7重量%とした。
(実施例9)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)5.1重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)12.9重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)5.4重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂28.2重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)1.9重量%、充填材として多孔質充填材(ユニオン昭和(株)製、モレキュラーシーブ3A)15.9重量%、シリカゲル(水澤化学工業(株)製)15.9重量%、溶剤としてメチルエチルケトン14.7重量%とした。
(比較例1)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)5.1重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)12.9重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)5.4重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂28.2重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)1.9重量%、充填材としてシリカ((株)アドマテックス製、アドマファインSE5101)31.8重量%、溶剤としてメチルエチルケトン14.7重量%とした。
(比較例2)
樹脂ワニスの配合を以下のようにした以外は、実施例1と同様にした。
光硬化性樹脂として室温で液状のアクリル樹脂化合物(三洋化成(株)製、ネオマーPM201)8.1重量%、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、エピクロンN−865)20.5重量%、シリコーンエポキシ樹脂(東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、BY16−115)8.6重量%、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂として上記の合成したアクリル変性フェノール樹脂44.8重量%、光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、イルガキュア651)3.0重量%、溶剤としてメチルエチルケトン15.0重量%とした。
各実施例および比較例で得られた接着フィルムについて、以下の評価を行った。評価項目を、内容と共に示す。得られた結果を表1に示す。
1)フィルム特性(引張破壊強さ)
得られた接着フィルムを波長365nmの光が750mJ/cm2照射されるように露
光し、120℃で1時間、180℃で2時間硬化して、フィルム硬化物を得た。そのフィルム硬化物をJIS K7127に準じてダンベル型試験片を作製し、引張試験を行なった。そしてそれぞれの接着フィルムの引張破壊強さを求めた。
2)現像性
得られた接着フィルムの現像性を、25℃、3%のTMAH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド)に浸け、3分以内に樹脂が溶解し、支持基材ポリエステルフィルム上に残っていなければ、「現像性有り」と判断し、樹脂が残っていれば「現像性無し」と判断した。
3)解像性(開口率)
解像性は、以下のように開口率で評価した。
得られた接着性フィルムをポリイミドフィルムに55℃でラミネートし、直径200μmのビアが開口できるようなネガティブタイプのフィルムマスクを用いて、波長365nmの光が200mJ/cm2照射されるようにパターン露光した。 その後、3%TMAHを用いて、スプレー圧0.1MPaで90秒現像し、測長顕微鏡でパターニングされたビアの直径を測定し、下記の式を用いて開口率を算出した。
開口率(%)=実測された開口部の直径(μm)/マスクの直径200(μm)X100
4)透湿率
60℃に設定されたラミネータを用いて、得られた接着フィルムを貼り合せ、膜厚100μmのフィルムを作製し、露光機を用いて、露光量750mJ/cm2(波長365n
m)照射したあとに、120℃/1時間、180℃/1時間熱硬化する。得られた硬化後のフィルムを透湿カップ法(JIS Z0208)に準じて、40℃/90%と25℃/50%の環境下で評価し、透湿率を求めた。
Figure 2008045136
表1から明らかなように、実施例1〜9は接着フィルムの引張強度が高く、フィルム特性に優れており、現像性及び解像性にも優れていた。
次に、上述の接着フィルムを用いて半導体用部品と、基板とを接合して得られた接着体の実施例について説明する。
(実施例1A〜9Aおよび比較例1A〜2A)
半導体用部品として固体撮像素子を用い、60℃に設定されたラミネーターを使用して、この6インチウエハー上に上記接着フィルムを貼り付ける。そして、ネガ型のマスクと露光機を用いて、露光し、現像することによりパターニングサンプルを作製する。パターニング形状ならびに配置は各個体撮像素子上の受光部を幅100μmでフレーム状に囲う配置となっている。なお、露光は、波長365nmの光が750mJ/cm2照射される
ように露光し、現像は、3%TMAH(テトラアンモニウムハイドロオキサイド)を用いて、スプレー圧0.1MPa、時間90秒の条件で行った。得られたパターニングサンプルを個片化し、ガラス基板(5mmx4mmx0.5mm)を加熱圧着(温度110℃、時間10秒、圧力1MPa)により貼り合せた。このサンプルを120℃で1時間、そ
の後180℃で2時間硬化し、評価用基板にのせ、接続することにより評価用サンプルを作製した。
評価用サンプルで、半導体装置の一般的な加速信頼性試験をおこなった。温度60℃、湿度90%の条件下で、500時間処理したあと、温度25℃、湿度50%の環境に出し、評価用サンプルのガラス基板の内側が結露するか顕微鏡で観察した。その結果を表2に示す。
Figure 2008045136
表2から明らかなように実施例1A〜9Aは、結露も観察されず、また、電極腐食も無く、導通性も優れ、良好な画像を示し、半導体装置として良好な信頼性を示した。これに対して比較例1A〜2Aは結露が観察され、半導体装置としての信頼性に劣っていた。
以上の結果から、本発明により、高性能、特に半導体・液晶用材料としての信頼性に優れた接着フィルムを提供できる。

Claims (8)

  1. 半導体用部品または液晶表示用部品と、基板とを接合するために用いられる接着フィルムであって、
    前記接着フィルムは、硬化性樹脂と、充填材とを含む樹脂組成物で構成され、かつ前記接着フィルムの透湿率が30[g/m2・24h]以上であることを特徴とする接着フィ
    ルム。
  2. 前記硬化性樹脂は、光硬化性樹脂を含むものである請求項1に記載の接着フィルム。
  3. 前記硬化性樹脂は、熱硬化性樹脂を含むものである請求項1または2に記載の接着フィルム。
  4. 前記硬化性樹脂は、光および熱の両方で硬化可能な硬化性樹脂を含むものである請求項1ないし3のいずれかに記載の接着フィルム。
  5. 前記充填材は、多孔質充填材を含むものである請求項1ないし4のいずれかに記載の接着フィルム。
  6. 前記充填材の平均空孔径は、0.1〜5nmである請求項5に記載の接着フィルム。
  7. 前記接着フィルムの25℃での透湿率は、4[g/m2・24h]以上である請求項1
    ないし6のいずれかに記載の接着フィルム。
  8. 前記基板の透湿率は、30[g/m2・24h]未満である請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の接着フィルム。
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