JP2008042615A - スピーカー装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】略筒状に形成されたスピーカーフレーム1の両側に、第1振動板21b、第2振動板21c、第3振動板21dとそれらの振動板21を起振させる振動手段23とを備えてなるスピーカー部2を、左右の振動板21が交互となるように対向配置し、スピーカーフレーム1に振動板21同士の間から外部に音声を出力させる音声出力孔11を設ける。さらに、ボイスコイルの巻幅L1を、左の第1振動板21bと右の第3振動板21dとの配置間隔の長さL2、左の第2振動板21cと右の第2振動板21cとの配置間隔の長さL2、左の第3振動板21dと右の第1振動板21bとの配置間隔の長さL2、の略半分の長さ乃至その配置間隔の長さL2程度とする。
【選択図】図3
Description
しかしながら、旧来のスピーカー装置は、かかる構造であるがゆえに、省スペースで高音圧を得ることは極めて難しい。
そのスピーカー装置は、マグネットの上下部にトッププレートとボトムプレートを設置し、外周にヨークを設置して上下部磁気ギャップを形成し、上下部ボイスコイルをこれらの磁気ギャップに半分オフセットした状態で配置し、振動板をデュアルギャップ用ボイスコイル7の上部に載置し、これらを上下部ダンパーで支持している。
このスピーカー装置によれば、小口径であっても十分な駆動範囲と耐入力を得ることにより低音再生を可能にするスピーカユニットを提供することができる、としている(例えば特許文献1参照)。
そこで仮に、複数の振動板を一つのスピーカーフレーム内に並設させてスピーカー装置を構成すれば、更なる性能の向上を図ることができるが、しかしながら、個々の振動板の振幅いかんでは、その性能に大きく差が生じてしまう。
すなわち、本発明にかかるスピーカー装置は、略筒状に形成されたスピーカーフレーム内に所定間隔をおいて並設された複数の振動板が振動杆を介して接続され、その複数の前記振動板のうち、一端に配置された振動板と係合され前記振動板を起振させる振動手段が前記スピーカーフレームに支持されて、夫々の前記振動板が同調可能に構成され、前記スピーカーフレームは、複数の前記振動板同士の間から外部に音声を出力させる音声出力孔が設けられていると共に、前記振動板同士間の中央となる所要位置に仕切り壁が設けられてなるスピーカー装置であって、前記振動手段は、一端に配置された前記振動板に設けられたボイスコイルと、そのボイスコイルに遊挿されたポールと、そのポールに固着され前記ボイスコイルを覆うように配置されたマグネットとを備えてなり、前記ボイスコイルの巻幅が、前記振動板と前記仕切り壁との配置間隔の長さと略同じ又は前記振動板と前記仕切り壁との配置間隔の長さの約一割増しの長さ程度であることを特徴とする。
また、本発明にかかるスピーカー装置は、略筒状に形成されたスピーカーフレーム内に所定間隔をおいて並設された複数の振動板が振動杆を介して接続され、その複数の前記振動板のうち、一端に配置された振動板と係合され前記振動板を起振させる振動手段が前記スピーカーフレームに支持されて、夫々の前記振動板が同調可能に構成されてなるスピーカー部が、前記スピーカーフレームの両側に対向配置されたスピーカー装置であって、前記スピーカー部は、前記振動手段が係合された前記振動板以外の前記振動板に、対向配置された一方の前記振動杆を挿通させる連通孔が設けられて、夫々の前記スピーカー部を構成する夫々の複数の前記振動板が交互に配置されて、前記スピーカーフレームの両側に当該スピーカー部が対向配置され、前記スピーカーフレームは、交互に配置された複数の前記振動板同士の間から外部に音声を出力させる音声出力孔が設けられ、前記振動手段は、一端に配置された前記振動板に設けられたボイスコイルと、そのボイスコイルに遊挿されたポールと、そのポールに固着され前記ボイスコイルを覆うように配置されたマグネットとを備えてなり、前記ボイスコイルの巻幅が、並設された複数の前記振動板の配置間隔の長さの略半分の長さ乃至該配置間隔の長さ程度であることを特徴とする。
実施の形態1にかかるスピーカー装置Aは、図1及び図2に示すように、スピーカーフレーム1と、振動板21と、振動杆22と、振動手段23とを備えて構成されている。
このスピーカーフレーム1は、その内部に後述する複数の振動板21が並設されるが、その振動板21同士間の中央となる所要位置に仕切り壁11cが設けられており、さらに、その仕切り壁11cを挟んで両側に配置される夫々の振動板21から外部に音声が出力されるように長孔状の音声出力孔11が複数開口されている。
このようにして、第1振動板21b、第2振動板21c、第3振動板21dの夫々が前後に振動して音が発生し、発生した音が音声出力孔11を介して外部に鳴音する。
次に実施の形態2にかかるスピーカー装置Aを説明する。なお、実施の形態1と同じ作用の構成部材は、実施の形態1と同じ符号を用いている。
実施の形態2にかかるスピーカー装置Aは、図3及び図4に示すように、スピーカーフレーム1と、一対のスピーカー部2とを備えて構成され、スピーカーフレーム1を挟んでその両側にスピーカー部2が対向配置される。
このようにして、第1振動板21b、第2振動板21c、第3振動板21dの夫々が前後に振動して音が発生し、発生した音が音声出力孔11を介して外部に鳴音する。
また、本実施の形態では、スピーカーフレーム1を略円筒状のものを例示しているが、矩形体状のものでも良い。
1 スピーカーフレーム
11 音声出力孔
11a 縁部
11b 外壁
11c 仕切り壁
11d 挿通孔(仕切り壁の)
12 音抜け用孔
13 開口部
14 傾斜面状部材
2 スピーカー部
21 振動板
21a エッジ
21b 第1振動板
21c 第2振動板
21d 第3振動板
21e 挿通孔
22 振動杆
23 振動手段
23a 振動伝達部
23b テーパー部
23c 筒部
23d ダンパー
23e ボイスコイル
23f マグネット
23g ポール
L1 ボイスコイルの巻幅
L2 振動板同士または振動板と仕切り壁との配置間隔の長さ
Claims (2)
- 略筒状に形成されたスピーカーフレーム内に所定間隔をおいて並設された複数の振動板が振動杆を介して接続され、その複数の前記振動板のうち、一端に配置された振動板と係合され前記振動板を起振させる振動手段が前記スピーカーフレームに支持されて、夫々の前記振動板が同調可能に構成され、前記スピーカーフレームは、複数の前記振動板同士の間から外部に音声を出力させる音声出力孔が設けられていると共に、前記振動板同士間の中央となる所要位置に仕切り壁が設けられてなるスピーカー装置であって、
前記振動手段は、
一端に配置された前記振動板に設けられたボイスコイルと、そのボイスコイルに遊挿されたポールと、そのポールに固着され前記ボイスコイルを覆うように配置されたマグネットとを備えてなり、
前記ボイスコイルの巻幅が、前記振動板と前記仕切り壁との配置間隔の長さと略同じ又は前記振動板と前記仕切り壁との配置間隔の長さの約一割増しの長さ程度であることを特徴とするスピーカー装置。 - 略筒状に形成されたスピーカーフレーム内に所定間隔をおいて並設された複数の振動板が振動杆を介して接続され、その複数の前記振動板のうち、一端に配置された振動板と係合され前記振動板を起振させる振動手段が前記スピーカーフレームに支持されて、夫々の前記振動板が同調可能に構成されてなるスピーカー部が、前記スピーカーフレームの両側に対向配置されたスピーカー装置であって、
前記スピーカー部は、
前記振動手段が係合された前記振動板以外の前記振動板に、対向配置された一方の前記振動杆を挿通させる連通孔が設けられて、夫々の前記スピーカー部を構成する夫々の複数の前記振動板が交互に配置されて、前記スピーカーフレームの両側に当該スピーカー部が対向配置され、
前記スピーカーフレームは、交互に配置された複数の前記振動板同士の間から外部に音声を出力させる音声出力孔が設けられ、
前記振動手段は、一端に配置された前記振動板に設けられたボイスコイルと、そのボイスコイルに遊挿されたポールと、そのポールに固着され前記ボイスコイルを覆うように配置されたマグネットとを備えてなり、
前記ボイスコイルの巻幅が、並設された複数の前記振動板の配置間隔の長さの略半分の長さ乃至該配置間隔の長さ程度であることを特徴とするスピーカー装置。
Priority Applications (1)
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2006
- 2006-08-08 JP JP2006215593A patent/JP2008042615A/ja active Pending
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