JP2008042524A - 偏波モード分散モニタ方法及び装置並びに偏波モード分散抑圧方法及びシステム - Google Patents

偏波モード分散モニタ方法及び装置並びに偏波モード分散抑圧方法及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 OTDMの光信号のPMDを簡易に計測し、補償する。
【解決手段】
PMD補償装置12は、モニタ信号生成回路28からのPMDモニタ信号に従い、入力信号光10のPMDを補償する。分波器22は、装置12の出力光を2分割し、一方を出力信号光24とし、他方をダウンコンバータ26に供給する。ダウンコンバータ26は、装置12の出力光を低周波数の光信号にダウンコンバートする。モニタ信号生成回路28は、ダウンコンバータ26の出力信号光の信号対雑音比を計測し、計測結果をPMDモニタ信号として装置12の制御回路20に印加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、偏波モード分散モニタ方法及び装置並びに偏波モード分散抑圧方法及びシステムに関する。
将来の光伝送システム、特に全光ネットワークの大容量化は必須であり、超高速伝送技術は、その中核をなす重要な技術の一つである。超高速伝送を実現するには、1ビットに相当する光パルス幅を狭く必要がある。高速の極短パルス列を発生するのは難しいので、通常は、光時分割多重(OTDM:Optical Time Domain Multiplexing)を使い、より低速な極短光パルスの信号光を時間軸上で多重する。
光パルス幅が狭くなるほど、伝送路の偏波モード分散(PMD: polarization mode dispersion)が、伝送特性に与える影響が大きくなる。そこで、伝送路で発生するPMDを効果的に観測する手段と、補償又は抑圧する手段が望まれる。
提案されているPMDモニタ方式は、入力光信号から、信号ビットレートと同等の周波数又はその半分の周波数の電気信号を直接抽出し、その振幅又はパワーを検出する方法であり、検出した振幅又はパワーをモニタ信号とする(例えば、特許文献1−4,非特許文献1,2参照)。
しかし、この方法は、電気部品の応答周波数の限界(例えば、70GHz程度)によって、モニタ可能な信号ビットレートが、例えば70GHz程度に制限されてしまう。
一方で、超高速信号を扱う際の技術の一つとして、超高速信号が持つ高い信号周波数成分を低い周波数に変換するダウンコンバート方式が提案されている(非特許文献3)。これは、超高速光信号のクロックを抽出するシステムの一部として用いられている。
米国特許第6839129号公報 特開平11−196046号公報 特開2003−318830号公報 米国特許第6807322号公報 G. Ishikawa and H. Ooi, "Polarization mode dispersion sensitivity and monitoring in 40 Gbit/s OTDM and 10 Gbit/s NRZ transmission experiments", Proc. Optical Fiber Communication Conference (OFC) '98, WC5, pp.117-119, 1998. M. Hayashi, H. Tanaka and M. Suzuki, "Performance analysis of a polarizer-based PMD compensator and its applicability to an installed SMF WDM system", IEICE Transactions(B), Vol. E87-B, No. 10, pp. 2895-2902, October 2004. T. Miyazaki, et at, "Stable 160-Gb/s DPSK transmission using a simple PMD compensator on the field photonic network test bed of JGN II", PD1, OECC 2004, 2004.
超高速信号のPMD補償技術として、超高速信号の持つ高周波クロック信号を低速周波数にダウンコンバートし、ダウンコンバート後に、信号ビットレート周波数に相当する成分又はその半分の周波数に相当する成分の電気信号強度を直接検出することが考えられる。
しかし、電気部品の応答周波数の限界以上の超高速信号を生成する際には、OTDMが必ず使用されており、信号ビットレート周波数成分の電気信号強度又は半分の周波数成分の電気信号強度は、OTDM多重装置の調整度合いに依存する。その結果、検出された電気信号強度は、PMDモニタ信号としては十分な機能を果たさない。
本発明は、電気部品が動作しないような、例えば100Gbit/s以上の高速ビットレートの光伝送において、送信側でOTDM多重装置を使用しても、PMDを精度良くモニタする方法及び装置、並びに、PMD抑圧方法及びシステムを提示することを目的とする。
本発明に係る偏波モード分散モニタ方法は、第1周波数に相当するビットレートの信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングし、当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分の信号対雑音比を算出することを特徴とする。
本発明に係る偏波モード分散モニタ装置は、第1周波数に相当するビットレートの信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングする光サンプリング装置と、当該光サンプリング装置でサンプリングされた当該信号光成分から、当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出する抽出装置と、当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する差動装置とを具備することを特徴とする。
本発明に係る偏波モード分散抑圧方法は、第1周波数に相当するビットレートの信号光を偏波モード分散抑圧装置により抑圧し、当該偏波モード分散抑圧装置の出力信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングし、当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分の信号対雑音比を算出し、当該信号対雑音比に従い、当該偏波モード分散抑圧装置を制御する
ことを特徴とする。
本発明に係る偏波モード分散抑圧システムは、第1周波数に相当するビットレートの入力信号光の偏波モード分散を抑圧する偏波モード分散抑圧装置と、当該偏波モード分散抑圧装置の出力信号光に残留する偏波モード分散をモニタし、そのモニタ結果に従い当該偏波モード分散抑圧装置を制御する偏波モード分散モニタ装置とを具備する偏波モード分散抑圧システムである。特徴的には、当該偏波モード分散モニタ装置が、当該偏波モード分散抑圧装置の出力信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングする光サンプリング装置と、当該光サンプリング装置でサンプリングされた当該信号光成分から、当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出する抽出装置と、当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する差動装置とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、高速の信号光の偏波モード分散を簡易な構成でモニタでき、抑圧できる。また、OTDMを使用している場合でも、各チャネルの光強度のばらつきに依存せずに、PMDをモニタでき、抑圧できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。ビットレートA(Gbit/s)の信号光10がPMD補償装置12に入力する。PMD補償装置12は、光軸を中心に回転可能な半波長板14、光軸を中心に回転可能な1/4波長板16、偏光子18、並びに、後述するPMDモニタ信号に従い、光軸を中心とする半波長板14及び1/4波長板16の回転角度位置を制御する制御回路20からなる。このような構成のPMD補償装置12自体は、公知である。
入力信号光10は、半波長板14、1/4波長板16及び偏光子18を通過する。PMDモニタ信号が最大又は最小になるように、制御回路20が半波長板14及び1/4波長板16の光軸に対する回転角度位置を制御することで、入力信号光10に含まれるPMDが低減され又は解消される。偏光子18の出力光がPMD補償装置12の出力光であり、光分波器22に入射する。
光分波器22は、PD補償装置12の出力光を2分割する。光分波器22の一方の出力は、PMDを補償された出力信号光24である。光分波器22の他方の出力光は、PMD計測の為にダウンコンバータ26に印加される。
ダウンコンバータ26は、光分波器22からの信号光の変調周波数成分(A(GHz)の成分)から、所定の低周波数(D(MHz))の成分を生成する光サンプリング装置である。詳細は後述するが、入力信号光10のビットレートが39.8Gbit/sの場合、Dは200であり、入力信号光10が、ビットレート39.8Gbit/sの4つのチャネルの信号光を時分割多重したものである場合、即ち、入力信号光10のビットレートが39.8×4(Gbit/s)である場合、Dは800である。
図2は、ダウンコンバータ26の概略構成ブロック図を示す。光分波器22の出力信号光は、光ゲート装置として機能する電気吸収型光変調器50に入力する。電気吸収型光変調器50は、入力信号光を電気バンドパスフィルタ72からの周波数C(GHz)のクロックに従いゲートする。換言すれば、電気吸収型光変調器50は、ビットレートA(Gbit/s)の信号光を周波数C(GHz)でサンプリングする。電気吸収型光変調器50は、周波数D(MHz)の光信号を出力する。1チャネルのビットレートが39.8Gbit/sのm個の信号光が時分割多重されている場合、Cは、例えば、39.6(GGHz)であり、Dは、200×m(MHz)である。
光分波器52は、電気吸収型光変調器50の出力光を2分割し、一方をモニタ信号生成回路28に供給し、他方を受光素子54に供給する。受光素子54は光分波器52の出力信号光を電気信号に変換する。電気バンドパスフィルタ56は、受光素子54の出力電気信号からD(MHz)の成分を抽出し、抽出した信号をミキサ58に印加する。
他方、局所発振器である水晶発振器60は、差分周波数B(MHz)で安定的に発振する。差分周波数Bは、入力信号光10からダウンコンバータ26でダウンしたい1チャネル当たりの周波数、即ち、ダウンコンバータ26から出力される信号光の周波数を規定する基準周波数である。例えば、1チャネルのビットレートが39.8Gbit/sの光時分割多重システムの場合、Bは、200×m(MHz)である。逓倍器62は、水晶発振器60の出力の周波数を、入力信号光10のチャネル数m倍の周波数に逓倍する。電気バンドパスフィルタ64は、逓倍器62の出力から周波数D(MHz)の成分を抽出し、抽出した信号をミキサ58に印加する。
ミキサ58は、電気バンドパスフィルタ56,64からの信号を乗算し、両信号間の周波数と位相の誤差を示す信号を出力する。ミキサ58の出力信号は、周波数D(MHz)に対して十分に大きな損失を有する電気ローパスフィルタ66を介して、電圧制御発振器(VCO)68の制御端子に印加される。電圧制御発振器68は、周波数C(GHz)+B(MHz)で発振し、電気ローパスフィルタ66の出力電圧に従い、電気ローパスフィルタ66の出力電圧が小さくなるようにその発振周波数と位相を制御される発振器である。電気ミキサ58,水晶発振器60、逓倍器62,電気フィルタ64,及びローパスフィルタ66により、電圧制御発振器68は、水晶発振器60に同期した周波数C(GHz)+B(MHz)の信号を出力する。
ミキサ70は、水晶発振器60の出力信号に電圧制御発振器68の出力信号を混合。これにより、ミキサ70は、電圧制御発振器68の発振周波数と水晶発振器60の発振信号の差周波数C(GHz)の信号と和周波数C(GHz)+2B(MHz)の信号を生成する。電気バンドパスフィルタ72は、ミキサ70の出力信号から差周波数C(GHz)の信号を抽出し、抽出した信号を駆動信号又はゲート制御信号として電気吸収変調器50に印加する。
入力信号光10のビットレートA(GHz)、ダウンコンバータ26から出力される光クロックの周波数D(Mz)、差分周波数B(MHz)、及び光ゲーティング周波数C(GHz)は、
D=(A−C×n)×10/B
の関係にある。但し、nは、
A−C×n>0
を満たす最大の自然数である。一般的には、差分周波数が、入力信号光10の1チャネルのビットレートに比べ、十分に小さい場合、nは、時分割多重の多重数mに等しい。
1チャネルのビットレートが39.8Gbit/sの時分割多重システムに対する周波数A,B,C,Dの数値例の表を図3に示す。
入力信号光の1チャネルのビットレートをA,多重数をmとし、先ず、1チャネルについて、A,B,C,Dの満たすべき関係を説明する。先ず、光ゲーティング周波数Cを、Aの何れかの約数をkとして、
kC=(k−1)A
の関係を満たすように、決定する。これにより、入力信号光のビットレートAを周波数(1/k)Aにダウンできる。このとき、Bは、B=A/kで与えられ、Dは、D=Bで与えられる。kが大きいほど、入力信号光10を低い周波数にダウンできる。
一般的に、多重数mの場合、光ゲーティング周波数Cは、
kC=(k−1)mA
の関係を満たすように、決定される。これにより、入力信号光のビットレートmAを周波数(m/k)Aにダウンできる。このとき、Bは、B=mA/kで与えられ、Dは、D=mBで与えられる。
図3に示す数値例は、m=1,2,4の場合を示しており、何れも、k=184である。
このように、ダウンコンバート後の信号の周波数Dを選択することで、ダウンコンバータ26の出力信号は、入力信号光10の受けたPMDの影響を保持しつつ、且つ、OTDMの影響を排除できる。
モニタ信号生成回路28の光分波器30は、ダウンコンバータ26の出力光を2分割し、一方を受光器32に、他方を受光器34に供給する。電気バンドパスフィルタ36は、受光器32の出力電気信号から周波数D(MHz)の成分を抽出する。電気バンドパスフィルタ38は、受光器34の出力電気信号から周波数D(MHz)とは僅かに異なる周波数E(MHz)の成分を抽出する。ここで、周波数E(MHz)は、周波数Dの整数倍に等しくなく、且つまた、周波数Dの整数分1に等しくない周波数であって、帯域が重ならないほどに周波数Dに近い周波数である。周波数Dが800MHzのとき、Eは例えば、900MHzである。電気バンドパスフィルタ36の出力は、光伝送路のPMDによる入力信号光10の波形劣化を定量的に反映し、電気バンドパスフィルタ38の出力は、入力信号光10のノイズ光の強度を反映している。
差動アンプ40は、フィルタ36,38の出力を差動増幅する。差動アンプ40の出力は、ダウンコンバータ26の出力信号光の信号対雑音比を示す。差動アンプ40の出力はモニタ信号生成回路28の出力であり、PMDモニタ信号としてPMD補償装置12の制御回路20に印加される。制御回路20は、当該PMDモニタ信号が最大になるように、半波長板14及び1/4波長板16の角度を制御する。なお、PMD補償装置12は、1次のPMDをほぼゼロに低減でき、2次以上を含むPMDも大幅に低減できる。
なお、PMDの影響が大きい場合では、電気バンドパスフィルタ36の出力(信号成分)と電気バンドパスフィルタ38の出力(ノイズ成分)の差が小さくなる。逆に、PMDの影響が小さい場合では、信号成分とノイズ成分の差が大きくなる。この結果、PMDの影響が大きい場合、差動アンプ40の出力が小さくなり、PMDの影響が小さい場合、差動アンプ40の出力が大きくなる。従って、PMD補償装置12の制御回路20は、差動アンプ40の出力が大きくなるように、半波長板14及び1/4波長板16を制御する。
光分波器30及び受光器34,36の構成の代わりに、ダウンコンバータ26の出力光を単一の受光器で電気信号に変換し、その電気信号を電気フィルタ36,38に供給するようにしてもよい。
また、半波長板14、1/4波長板及び偏光子18を使用するPMD補償装置12を例示したが、異なる光学デバイスを使用するPMD補償装置を本発明の適用可能であることはいうまでもない。
特定の説明用の実施例を参照して本発明を説明したが、特許請求の範囲に規定される本発明の技術的範囲を逸脱しないで、上述の実施例に種々の変更・修整を施しうることは、本発明の属する分野の技術者にとって自明であり、このような変更・修整も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。 ダウンコンバータ26の概略構成ブロック図である。 ダウンコンバータ26における周波数A,B,C,Dの数値例である。
符号の説明
10:入力信号光
12:PMD補償装置
14:半波長板
16:1/4波長板
18:偏光子
20:制御回路
22:光分波器
24:出力信号光
26:ダウンコンバータ
28:モニタ信号生成回路
30:光分波器
32,34:受光器
36,38:電気バンドパスフィルタ
40:差動アンプ
50:電気吸収型光変調器
52:光分波器
54:受光素子
56:電気バンドパスフィルタ
56:ミキサ
60:水晶発振器
62:逓倍器
64:電気バンドパスフィルタ
66:電気ローパスフィルタ
68:電圧制御発振器(VCO)
70:ミキサ
72:電気バンドパスフィルタ

Claims (8)

  1. 第1周波数に相当するビットレートの信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングし、
    当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分の信号対雑音比を算出する
    ことを特徴とする偏波モード分散モニタ方法。
  2. 当該信号対雑音比を算出するステップが、
    当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出し、
    当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の偏波モード分散モニタ方法。
  3. 第1周波数に相当するビットレートの信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングする光サンプリング装置(26)と、
    当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分から、当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出する抽出装置(30,32,34,36,38)と、
    当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する差動装置(40)
    とを具備することを特徴とする偏波モード分散モニタ装置。
  4. 当該光サンプリング装置(26)が、
    当該所定周波数を規定する基準周波数で発振する第1発振器(60)と、
    第2の所定周波数の光ゲート制御信号を発生する第2発振器(68,70)と、
    当該光ゲート制御信号に従い当該信号光をゲートして当該所定周波数の当該信号光成分を出力する光ゲート装置(50)と、
    当該光ゲート装置(50)から出力される当該所定周波数の当該信号光成分を電気信号に変換する受光器(54)と、
    当該受光器(54)の出力から当該所定周波数の成分を抽出する電気バンドパスフィルタ(56)と、
    当該電気バンドパスフィルタ(56)及び当該第1発振器(60)の出力に従い、当該第2発振器の発振周波数及び位相を制御する制御回路(58,62,64,66)
    とを具備することを特徴とする請求項3に記載の偏波モード分散モニタ装置。
  5. 第1周波数に相当するビットレートの信号光を偏波モード分散抑圧装置により抑圧し、
    当該偏波モード分散抑圧装置の出力信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングし、
    当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分の信号対雑音比を算出し、
    当該信号対雑音比に従い、当該偏波モード分散抑圧装置を制御する
    ことを特徴とする偏波モード分散抑圧方法。
  6. 当該信号対雑音比を算出するステップが、
    当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出し、
    当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の偏波モード分散抑圧方法。
  7. 第1周波数に相当するビットレートの入力信号光(10)の偏波モード分散を抑圧する偏波モード分散抑圧装置(12)と、
    当該偏波モード分散抑圧装置(12)の出力信号光に残留する偏波モード分散をモニタし、そのモニタ結果に従い当該偏波モード分散抑圧装置(12)を制御する偏波モード分散モニタ装置
    とを具備する偏波モード分散抑圧システムであって、
    当該偏波モード分散モニタ装置が、
    当該偏波モード分散抑圧装置(12)の出力信号光から、当該第1周波数よりも低い所定周波数の信号光成分をサンプリングする光サンプリング装置(26)と、
    当該光サンプリング装置(26)でサンプリングされた当該信号光成分から、当該所定周波数の第1の電気信号成分と、当該所定周波数の整数倍でもなく、且つ整数分の1でもない周波数の第2の電気周波数成分を抽出する抽出装置(30,32,34,36,38)と、
    当該第1の電気信号成分と当該第2の電気信号成分の差を算出する差動装置(40)
    とを具備する
    ことを特徴とする偏波モード分散抑圧システム。
  8. 当該光サンプリング装置(26)が、
    当該所定周波数を規定する基準周波数で発振する第1発振器(60)と、
    第2の所定周波数の光ゲート制御信号を発生する第2発振器(68,70)と、
    当該光ゲート制御信号に従い当該信号光をゲートして当該所定周波数の当該信号光成分を出力する光ゲート装置(50)と、
    当該光ゲート装置(50)から出力される当該所定周波数の当該信号光成分を電気信号に変換する受光器(54)と、
    当該受光器(54)の出力から当該所定周波数の成分を抽出する電気バンドパスフィルタ(56)と、
    当該電気バンドパスフィルタ(56)及び当該第1発振器(60)の出力に従い、当該第2発振器の発振周波数及び位相を制御する制御回路(58,62,64,66)
    とを具備することを特徴とする請求項7に記載の偏波モード分散抑圧システム。
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