JP2008040581A - 端末装置、およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客を検知して処理を開始する端末装置において、顧客の誤検知を低減する。
【解決手段】オペレータによって操作される上位装置に接続され上位装置を介して操作される端末装置において以下の構成を採用する。この端末装置は、顧客センサと画像取得部と通信部と制御部とを備える。顧客センサは、顧客が端末装置の操作位置に来たことを検知する。画像取得部は、顧客の画像を取得して画像データを生成する。通信部は、上位装置との間で通信を行う。制御部は、顧客センサが検出する物理量が所定の第1の基準を満たした場合であって(S110:Yes)、かつ、画像データが所定の第2の基準を満たす場合に(S130:Yes)、制御部は、通信部を通じて上位装置に来客信号を送信する(S140)。上位装置を操作するオペレータがいないときに来客信号が受信されると、オペレータが呼び出される。
【選択図】図5

Description

この発明は、顧客を検知して所定の処理を開始する端末装置に関する。
従来より、自動的に取引を行うための装置であって、顧客を検知して処理を開始する装置が存在する。
たとえば、ある自動現金預け払い機(以下、「ATM」(Automatic Teller Machine)という)においては、顧客がATMの前に近づくと、接近検出器により顧客の接近が通知される。そして、映像撮影部が、周囲の動画データを採取して、数フレーム前の動画データと比較し、変化を伴う部分を検知する。その変化を伴う部分の形状が人体の形状に近いと識別した時に、人体と判定する。そして、その識別した人体から「顔」を抽出し、目の虹彩データを読取って、ホストコンピュータに送信する。予め記憶された顧客毎の虹彩データとの検索が行なわれ、一致した虹彩データから該当する顧客の氏名,口座番号等の顧客データがATMに返信され、ATMが入金モードとなる。このような技術に関する文献として、特許文献1がある。
特開平9−198545号公報 特開平9−147233号公報
しかし、上記の技術においては、接近検出器による顧客の誤検出については、何ら考慮されていなかった。たとえば、端末装置における顧客の検出に伴ってその端末装置を操作する所定の上位装置にオペレータが呼び出される自動契約機においては、そのような誤検出は、オペレータの無駄な呼び出しにつながる。このような問題は、オペレータによって操作される上位装置に接続されその上位装置を介してオペレータによって操作される端末装置において、等しく生じうる。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を取り扱うためのものであり、顧客を検知して所定の処理を開始する端末装置において、顧客の誤検知を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、オペレータによって操作される上位装置に接続され上位装置を介してオペレータによって操作される端末装置において以下のような構成を採用する。この端末装置は、顧客センサと、画像取得部と、通信部と、制御部と、を備える。顧客センサは、顧客が端末装置を操作できる操作位置に存在することを検知するためのセンサである。画像取得部は、操作位置にいる顧客の画像を取得して画像データを生成することができる。通信部は、上位装置との間で通信を行う。制御部は、顧客センサが検出する物理量が所定の第1の基準を満たした場合であって、かつ、画像データが所定の第2の基準を満たす場合に、以下の処理を行う。すなわち、制御部は、通信部を通じて上位装置に送信される信号であって上位装置が受信すると所定の条件の下でオペレータを呼び出す来客信号を送信する。
このような構成とすれば、顧客センサに由来する物理量に基づく判断と、画像取得部に由来する画像データに基づく判断と、の二種類の判断に基づいて顧客を検知して、上位装置に信号を送信することができる。このため、顧客を検知して所定の処理を開始する端末装置において、顧客の誤検知を低減することができる。
なお、第2の基準は、画像データの画像中に、人間の肌の色を含む所定範囲の色に含まれる色を有する画像領域であって、画像データの画像の全領域の大きさに対して所定値以上の割合の大きさを有する画像領域が存在すること、とすることができる。このような態様とすれば、簡易な処理で、顧客の誤検知を低減することができる。なお、画像の領域の「大きさ」は画素数で評価することが好ましい。
なお、制御部は、顧客センサが前記検知の結果出力する出力信号と所定のしきい値との比較に基づいて、第1の基準が満たされたか否かを判定することができる。そのような態様において、第1の基準が満たされたと判定された場合であって、かつ、第2の基準が満たされない場合には、第1の基準が満たされたと判定されにくくなるようにしきい値を改変することが好ましい。
このような態様とすれば、画像処理に基づく判定結果に基づいて、顧客センサに基づく判定の精度を自動的に高めることができる。よって、2種類の判定方法に基づく顧客検出の精度をより高めることができる。
なお、しきい値が、検出される物理量の変化量に関するしきい値である場合には、誤判定が生じた場合には、しきい値を上げることが好ましい。また、しきい値が、検出される物理量がそのしきい値を上回ったか否かという判定に使用される数値である場合は、誤判定が生じた場合には、しきい値を上げることが好ましい。さらに、しきい値が、検出される物理量がそのしきい値を下回ったか否かという判定に使用される数値である場合は、誤判定が生じた場合には、しきい値を下げることが好ましい。
また、端末装置は、顧客センサの誤検出の回数を表すデータを格納する記憶部を備えることができる。そのような態様において、制御部は、第1の基準が満たされた場合であって、かつ、第2の基準が満たされない場合に、記憶部内のデータが表す数を一つ増やすことが好ましい。このような態様とすれば、誤検出の回数を把握することができる。
なお、本発明は、以下のような態様とすることもできる。すなわち、オペレータによって操作される上位装置と、上位装置に接続され上位装置を介してオペレータによって操作される端末装置と、を備えるシステムである。このようなシステムにおいて、端末装置は、顧客センサと、画像取得部と、通信部と、制御部と、を備えることが好ましい。
制御部は、顧客センサが検出する物理量が所定の第1の基準を満たした場合であって、かつ、画像データが所定の第2の基準を満たす場合に、通信部を通じて上位装置に来客信号を送信することが好ましい。また、上位装置は、端末装置から来客信号を受信した場合には、所定の条件の下でオペレータを呼び出す態様とすることができる。
また、上位装置が、顧客の数を表すデータを格納する記憶部を備える態様においては、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、上位装置は、端末装置から来客信号を受信すると、所定の条件の下で記憶部内のデータが表す数を一つ増やす。このような態様とすれば、端末装置の前に来た顧客の数を把握することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、自動契約機、自動契約システム、それらの装置の制御方法、または、それらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
A.装置の構成:
図1は、本発明の一実施態様である契約受付装置100の斜視図である。この契約受付装置100は、顧客が金融業者から融資を受ける際に使用するローンカードを発行するための装置である。顧客は、実際に融資を受ける際には、この契約受付装置100とは別に設けられたATM(図示せず)に、この契約受付装置100によって発行されたローンカードを挿入して、金銭を引き出す。すなわち、契約受付装置100において所定の手続きが行われ、顧客が自動現金預け払い機を通じて金融業者から融資を受ける契約(以下、「自動融資契約」という)が成立した場合に、この契約受付装置100はローンカードを発行する。
契約受付装置100は、操作パネル101と、顧客検出器102と、画像取得部103と、書類入出口104と、カード入出口105と、テーブル110と、制御部200と、を備えている。
なお、本明細書では、操作パネル101、顧客検出器102、画像取得部103、書類入出口104、およびカード入出口105については、ハードウェアと、各ハードウェアを制御する制御回路またはドライバとを一体で記述する。また、図面においても、それらのハードウェアと、各ハードウェアを制御する制御回路またはドライバとを、便宜上、一体で表示する。
操作パネル101は、画像を表示することができ、かつ、ユーザによる情報の入力を受けることができるタッチパネルである。操作パネル101は、契約受付装置100の正面(顧客と向かい合う側)に設けられている。操作パネル101は、自動融資契約を締結するための手続きを示す取引画面を表示する。顧客は、操作パネル101に表示された取引画面を見て、操作パネル101を指先で触ることによって、契約受付装置100に情報を入力する。
テーブル110は、契約受付装置100の正面であって、操作パネル101の下側に設けられている。顧客は、契約受付装置100の前に配されたイスChに座って、テーブル110上で書類に所定の事項を記入する。
顧客検出器102は、赤外線センサである。顧客検出器102は、テーブル110の下側であって、契約受付装置100で取引を行うユーザからは見えない位置に設けられている。この顧客検出器102は、契約受付装置100の前方の、イスChの座面上に向けて赤外線Irを照射しており、その反射光をリアルタイムでモニタしている。顧客検出器102は、受光した反射光の光量の変化量に応じた出力信号Sdを出力する。
図2は、顧客検出器102の検出範囲Ao、画像取得部103の撮影範囲Ai、および契約受付装置100の操作位置Poを示す図である。顧客検出器102は、契約受付装置100の前方約30cm〜約1mの位置における、契約受付装置100の左右方向の中心位置から左右約50cmの範囲、かつ床から約30cm〜約60cmの範囲Ao内に人間の体の一部が入った場合に、これを検知することができる。なお、契約受付装置100の前方約30cm〜約1m、契約受付装置100の左右方向の中心位置から左右約50cmの範囲を、第1実施例において「操作位置Po」と呼ぶ。図2において、操作位置Poに斜線を付して示す。
なお、「契約受付装置100の前方約Xcm」というのは、テーブル110の先端ではなく契約受付装置100の筐体108の正面パネル108fから測った数値である。また、本明細書において、「約」とは、その数値のプラスマイナス10%の範囲を表す。たとえば、「約30cm」とは、27cm〜33cmを意味する。
契約受付装置100の正面におかれたイスChに顧客が着席したり、契約受付装置100の近傍(たとえば契約受付装置100正面で契約受付装置100から1m以内)でイスChと契約受付装置100との間に顧客が立ったりして、顧客が操作位置Poに入ると、顧客検出器102が受光している反射光の光量が変化する。顧客検出器102はその光量の変化を検出することができる。すなわち、顧客検出器102は、顧客が契約受付装置100を操作できる操作位置Poに来たことを検知することができる。
画像取得部103は、契約受付装置100の前方の所定の範囲Aiを撮影して動画データおよび静止画データを生成することができるCCDビデオカメラ(charge-coupled device video camera)である。画像取得部103は、操作パネル101の上段に設けられており、契約受付装置100を操作できる正面の位置の近傍、すなわちイスChの近傍を撮影できるような角度で取り付けられている。
具体的には、画像取得部103は、契約受付装置100の前方約1mの位置における、契約受付装置100の左右方向の中心位置から左右約50cmの範囲、かつ床から約50cm〜約1.5mの範囲Aiを撮影することができる。すなわち、画像取得部103は、操作位置PoにおいてイスChに座っている顧客の、顔を含む所定範囲の画像を取得することができる(図1および図2参照)。なお、撮影範囲の下方の一部については、テーブル110に遮られて、顧客の下半身は写らない場合がある。
書類入出口104は、契約受付装置100が契約用紙を排出し、また、顧客によって記入された契約用紙を契約受付装置100が受け取るための開口である。書類入出口104は扉を有している。書類入出口104は、テーブル110の上側に接する位置であって、操作パネル101の下側に設けられている。
カード入出口105は、自動融資契約が成立した場合に顧客に発行されるローンカードを排出するための開口である。カード入出口105は、テーブル110の上側であって、操作パネル101の下側であり、書類入出口104の横の位置に設けられている。なお、発行されるローンカードは、ICカードである。なお、ローンカードは、磁気カードとすることもできる。
制御部200は、操作パネル101と、顧客検出器102と、画像取得部103と、書類入出口104と、カード入出口105と、を制御する。制御部200は、契約受付装置100内に設けられており、操作パネル101、顧客検出器102、画像取得部103等の、契約受付装置100の各構成要素と接続されている。
図3は、契約受付装置100と上位装置300の構成を示すブロック図である。制御部200は、操作パネル101、顧客検出器102、画像取得部103のほか、画像処理部202と、インターフェイス部203(以下、「I/F部203」とも表記する)と、書類処理部204と、カード処理部205と、誤検知記録部206にも接続されている。
画像処理部202は、画像取得部103が生成した静止画像データを処理して、契約受付装置100の前に人間がいるか否かを判定する際に使用されるデータを生成する。インターフェイス部203は、契約受付装置100の外部にデータを送信し、契約受付装置100の外部からデータを受け取る。契約受付装置100は、具体的には、インターフェイス部203を介して上位装置300とデータを交換する。
書類処理部204は、操作パネル101を通じて顧客が行った処理、およびインターフェイス部203を介して上位装置300から受け取ったデータに応じて自動融資契約の契約用紙を作成し、その契約用紙を書類入出口104を通じて顧客に提供する。また、書類処理部204は、顧客が記入した契約用紙を書類入出口104を通じて回収する。
カード処理部205は、操作パネル101を通じて顧客が行った処理および、およびインターフェイス部203を介して上位装置300から受け取った情報に応じて、ローンカードを発行する。発行されたローンカードは、カード入出口105を介して顧客に渡される。誤検知記録部206は、顧客検出器102(赤外線センサ)が誤検知を行った回数を表す誤検知カウントを記録している。誤検知記録部206については、第2実施例で説明する。
上位装置300は、制御部400と、操作パネル301と、インターフェイス部403(以下、「I/F部403」とも表記する)と、オペレータ呼出部404と、顧客数記録部405とを備えている。この上位装置300は、「ブースコントローラ(BC)」とも呼ばれる。なお、本明細書では、操作パネル301などの上位装置300の各部についても、ハードウェアと、各ハードウェアを制御する制御回路またはドライバとを一体で記述する。また、図面においても、それらのハードウェアと、各ハードウェアを制御する制御回路またはドライバとを、便宜上、一体で表示する。
操作パネル301は、画像を表示することができるディスプレイと、オペレータによる情報の入力を受けることができるキーボードとを備える。オペレータは、操作パネル301のディスプレイに表示された画面を見て、キーボードを操作ことによって、上位装置300に情報を入力する。
インターフェイス部403は、上位装置300の外部にデータを送信し、上位装置300の外部からデータを受け取る。上位装置300は、具体的には、インターフェイス部403を介して契約受付装置100とデータを交換する。
オペレータ呼出部404は、上位装置300から離れた場所に待機しているオペレータを所定の場合に上位装置300に呼び出す。具体的には、オペレータが待機している場所に設けられ上位装置300と接続されているランプを点灯させる。また、同じくオペレータが待機している場所に設けられ上位装置300と接続されているスピーカから音声を発する。
顧客数記録部405は、契約受付装置100を使用した顧客の数を表す顧客カウントを記録している。上位装置300をこのような構成とすることで、金融機関は顧客数を把握することができる。
制御部400は、操作パネル301からの入力を受けて、上位装置300の各構成を制御する。
図4は、契約受付装置100と上位装置300との関係を示す図である。図4に示すように、複数の契約受付装置100がネットワークNTを介して上位装置300に接続されている。契約受付装置100が主として顧客によって操作されるのに対して、上位装置300は、オペレータによって操作される。なお、契約受付装置100は、上位装置300およびネットワークNTを介してオペレータによって操作される。
オペレータは、契約受付装置100から送られてきた情報に基づいて、顧客と金融業者との間で自動融資契約を結ぶか否かを決定する。また、顧客と金融業者との間で自動融資契約を結ぶ場合には、オペレータは、融資の上限額を決定する。そして、それらの決定に関する情報を上位装置300に入力し、契約受付装置100に送信する。なお、オペレータは、上位装置300を介して、同時に最大で4台の契約受付装置100における自動融資契約の処理を行うことができる。なお、上位装置300の顧客数記録部405は、複数台の契約受付装置100の顧客の合計の数を記録している。
上位装置300に接続されうるいずれの契約受付装置100の前にも顧客がいないときには、上位装置300の前にもオペレータはいない。いずれかの契約受付装置100の前に顧客が来たときに、契約受付装置100から上位装置300に来客信号Scが送られ、上位装置300はオペレータを呼び出す。
図5は、契約受付装置100と上位装置300の動作を示すフローチャートである。図5の左側に示す契約受付装置100の動作は、具体的には、契約受付装置100の制御部200が図1〜図3に示す各構成を制御して実行する。図5の右側に示す上位装置300の動作は、上位装置300の制御部400が図3に示す各構成を制御して実行するか、またはオペレータが実行する。
ステップS110では、顧客が契約受付装置100の前のイスChに座ったか否かが判定される。具体的には、顧客検出器102が、検出範囲Aoからの赤外線の反射量の変化量に比例する信号Sdを出力する(図3参照)。そして、信号Sdが所定のしきい値Thを超えたときに、ステップS110の判定結果はYes(顧客が来た)とされる。一方、赤外線の出力信号Sdが所定のしきい値未満であるときには、ステップS110の処理が繰り返される。
ステップS110で顧客が来たことが検知されると、制御部200は、ステップS120で、画像取得部103によって顧客の画像を取得する。
図6は、画像取得部103が顧客を撮影して生成した静止画像データの画像A0を示す図である。ステップS120においては、画像処理部202(図3参照)は、画像A0中において、人間の顔の肌の色に近い所定の色範囲に含まれる色を有する1以上の領域Acを決定する。そして、領域Acの中でもっとも画素数の多い領域Afを特定する。なお、図6において、領域Acにハッチを付して示す。
ステップS130では、制御部200は、画像A0に人物が写っているか否かを判定する。具体的には、画像A0に含まれる領域Afの画素数が画像A0の画素数に対して、所定値以上の割合である場合には、制御部200は、ステップS130の判定結果をYes(人物が写っている)とする。第1実施例において画像A0の画素数は一定である。このため、この判断は、領域Afの画素数が所定値以上であるか否かによって行うことができる。
イスChに人物が座っていれば、画像A0中の所定値以上の画素数の領域にその人物の顔が写ると考えられる。よって、上記のような判断基準で、画像A0に人物が写っているか否かを判定することができる。なお、画像A0に含まれる領域Afの画素数が所定値未満である場合には、制御部200は、ステップS130の判定結果をNo(人物が写っていない)とする。
ステップS130の判定結果がNoである場合には、処理はステップS110に戻る。ステップS130の判定結果がYesである場合には、処理はステップS140に進む。
イスChの座面の上を虫が飛んだり、何かがイスChの座面上に落下したり、イスChが何かの理由で回転したりして、顧客検出器102がモニタしている検出範囲Aoの赤外線の反射量が変化することがある。そのような場合には、顧客が来ていないにもかかわらず、顧客が来たときと同様にステップS110でYesの判定がなされる可能性がある。
しかし、上記のように、本実施例の契約受付装置100では、赤外線センサによる検出(ステップS110参照)に加えて、画像処理に基づく判定(ステップS130参照)を行う。このため、本実施例によれば、赤外線センサのみによって顧客が来たか否かを判定する態様に比べて、契約受付装置100における顧客の検出精度が高い。すなわち、本実施例の契約受付装置100は、顧客が来ていないにもかかわらず、顧客が来たと誤判定する可能性が低い。
ステップS130の判定結果がYesである場合には、制御部200は、ステップS140で、インターフェイス部203を介して、上位装置300に顧客が来たことを表す信号Scを送信する。同時に、制御部200は、画像取得部103でイスChの近傍(撮影範囲Ai)を撮影して動画データDmを生成し、上位装置300へ送信する処理を開始する。動画データDmが有している画像の範囲は、図6に示される静止画像A0と同じである。
図5のステップS150では、制御部200は、上位装置300から信号Seまたは信号Ssが送られてくるまで待機する。なお、その間、操作パネル101に顧客向けの画像を表示することができる。
一方、上位装置300は、契約受付装置100から来客信号Scを受け取ると、ステップS250において、顧客が来たことを表す表示を上位装置300が有するディスプレイ上に行う。そして、ステップS260で、上位装置300の制御部は、上位装置300を操作するオペレータが上位装置300の前にいるか否かを判定する。
具体的には、ステップS250でディスプレイ上に顧客が来たことを表す表示が出されてから所定の時間(たとえば、3秒)内にオペレータが上位装置300に何らかの指示を入力した場合には、ステップS260の判定結果をYesとする。ステップS260の判定結果がYesである場合は、処理はステップS280に進む。
一方、ディスプレイ上に来客表示が出されてから所定の時間内に上位装置300に指示が入力されなかった場合には、ステップS260の判定結果をNoとする。ステップS260の判定結果がNoである場合は、処理はステップS270に進む。ステップS270では、上位装置300は、他の場所で待機しているオペレータを呼び出す。
ステップS280では、オペレータは、契約受付装置100から送られてきた動画データDmを上位装置300のディスプレイ上に表示させて、契約受付装置100の前に顧客がいるか否かを判定する。オペレータは、その判定の結果を上位装置300のキーボードを通じて上位装置300に入力する。
契約受付装置100の前に顧客がいない場合には、上位装置300の制御部400は、ステップS320で、顧客がいない旨の不在信号Seを契約受付装置100に送信し、処理を終了する。不在信号Seを受け取った契約受付装置100の制御部200も処理を終了する。
一方、契約受付装置100の前に顧客がいた場合には、ステップS290において、上位装置300の制御部400は、顧客数記録部405(図3参照)に記録されている顧客カウントを一つ増やす。具体的には、制御部400は、顧客数記録部405内に記録されている顧客カウントのデータを書き換える。なお、顧客カウントは、図5の処理が開始されたときに0にリセットされている。
そして、制御部400は、ステップS300で、顧客を確認した旨の信号Ssを契約受付装置100に送信する。そして、ステップS310で、オペレータは、上位装置300を操作して、顧客と金融業者との間で自動融資契約を行うための処理を開始する。
一方、契約受付装置100の制御部200は、上位装置300から信号Ssを受信すると、ステップS160で、顧客が自動融資契約を行うための表示を操作パネル101上で開始する。その後は、上位装置300と契約受付装置100との間で、免許証や保険証の画像情報、自動融資契約の可否、融資の上限額などの所定の情報が交換され、自動融資契約を行うための処理が行われる。
以上で説明したような態様とすれば、契約受付装置100においてセンサ102のみによって顧客が来たか否かを判定する態様に比べて、誤検出によってオペレータが上位装置300に呼び出される(図5のステップS270参照)可能性を低減することができる。
B.第2実施例:
図7は、第2実施例における契約受付装置100の処理を示すフローチャートである。第2実施例では、ステップS130において、画像A0中に人物が写っていないと判定された後の処理の仕方が第1実施例とは異なっている。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
ステップS130の判定結果がNoである場合には、ステップS170の処理が行われる。ステップS170では、制御部200は、誤検知記録部206(図3参照)内に記録されている誤検知カウントを一つ増やす。具体的には、制御部200は、誤検知記録部206内に記録されている誤検知カウントのデータを書き換える。なお、誤検知カウントは、図7の処理が開始されたときに0にリセットされている。このような処理を行うことで、赤外線センサが誤検知を行った回数を記録することができる。その結果、後に赤外線センサが誤検知を行った回数に基づいて、契約受付装置100の各種の設定を調整することができる。
その後、ステップS180で、制御部200は、ステップS110で使用される、赤外線の変化量に比例する出力信号Sdのしきい値Thが、予め定められた上限値に達しているか否かを判定する。しきい値Thが上限に達している場合には、そのままステップS110の処理に戻る。
ステップS180において、しきい値Thが上限に達していない場合には、制御部200は、ステップS190で、出力信号Sdに関するしきい値ThをΔThだけ増やす。その結果、次に行われるステップS110における処理では、判定の基準となる出力信号Sdの範囲、すなわち赤外線の変化量の範囲がより広くなる。このため、ステップS110では、「出力信号Sdがしきい値Thを超えた」という判定、すなわち「顧客が来た」という判定がよりされにくくなる。
このような処理を行うことで、実際には顧客が来ていないにもかかわらず「顧客が来た」とステップS110で誤判定した場合に、次からはより誤判定が生じにくくなるように顧客検出ロジックのパラメータ(しきい値Th)を変更することができる。このため、たとえば、契約受付装置100が設置された環境(温度や湿度)に起因する誤判定や、装置の経年変化による誤判定が生じた場合に、契約受付装置100が自動的に、その誤判定が生じにくいように、設定を変えることができる。
また、そのように調整が行われる結果、たとえば、画像処理に基づくステップS120,S130の判定において誤判定が生じやすい状況(たとえば、イスの背もたれが光の加減で肌色に見えるような場合)が生じた場合にも、赤外線に基づくステップS110における判定に基づいて、来客信号Scの誤送信を防止することができる。すなわち、本実施例のような態様とすれば、互いに異なる物理特性に基づいて行われる2種類の判定(ステップS110ならびにS120,S130)を併用するシステムにおいて、その一方の判定結果に基づいて他方の判定の精度を自動的に向上させることができる。そして、その結果、自動的に来客の判定を高精度に保つことができる。
E.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
E1.変形例1:
上記実施例では、顧客検出器102は、契約受付装置100の前方約30cm〜約1m、契約受付装置100の左右方向の中心位置から左右約50cmの操作位置Poに進入した顧客を検知することができるように設けられていた。しかし、顧客検出器102が顧客を検出する範囲は契約受付装置100の構成に応じて他の様々な範囲とすることができる。たとえば、顧客検出器102は、上下方向および左右方向について所定の角度の範囲であって、奥行き方向について所定の範囲を有する空間に進入した顧客を検出できる態様とすることができる。
また、上記実施例では、顧客検出器102はテーブル110の下に設けられていた。しかし、顧客検出器102は他の位置に設けることもできる。たとえば、顧客検出器102は、契約受付装置100の正面であってテーブル110の上側に設けることもできる。たとえば、顧客検出器102は画像取得部103の近傍に設けることもできる。なお、そのような態様においては、顧客検出器102および画像取得部103は、ハーフミラーによって顧客から直接見えないように配されることが好ましい。顧客検出器102および画像取得部103が見えると、顧客は「監視されている」と感じて、不快感を感じる可能性があるためである。
すなわち、顧客検出器102は、顧客が契約受付装置100を操作することができる操作位置に来たことを検知できるものであればよい。
上記実施例では、顧客検出器102の信号Sdは、検出する物理量(赤外線の反射量)の変化量に比例していた。しかし、顧客検出器102は、検出する物理量に対して他の特性を有する信号を出力することもできる。ただし、顧客検出器102の信号Sdは、検出する物理量または、その物理量の変化量に対して、単調増加であることが好ましい。
上記実施例では、顧客検出器102によって赤外線の反射量の変化量に基づいて、ステップS110の判定が行われる。しかし、ステップS110の判定は、変化量ではなく、測定される物理量の絶対的な値が、しきい値Th2を上回ったことを検知する態様とすることもできる。すなわち、制御部200は、顧客検出器102が検出する物理量と、所定のしきい値と、の比較に基づいて、来客信号Scを送信するか否かを決定することができる。なお、赤外線などの反射量の絶対的な値がしきい値Th2を上回ったことを検知する態様においては、誤検知があった場合には、しきい値Th2を上げることが好ましい。
上記実施例では、顧客検出器102は赤外線センサであった。しかし、顧客検出器102は、契約受付装置100の正面の所定範囲を検知範囲とする超音波センサや、イスChに設けられ顧客の着席を検知できる機械式センサなど、他のセンサとすることができる。
すなわち、顧客検出器102は、顧客が写っている画像の画像処理を行わずに、契約受付装置100の正面の所定範囲内に何らかの変化が生じたか(顧客が来たか)否かを伝えることができる信号を出力するセンサとすることができる。そして、端末装置としての契約受付装置100の制御部は、顧客検出器102がどのような物理量を検出しているかによらず、ある時点で顧客検出器102が検出した物理量と、それ以前に顧客検出器102が検出していた物理量と、の間に所定値を超える差がある場合に、顧客検出器102が顧客を検出したものと判定することができる。
E2.変形例2:
上記実施例では、画像データ中において所定の範囲の色を有する領域の大きさに基づいて、顧客が来たか否かを判定していた(図5のステップS130参照)。しかし、画像処理に基づく顧客検知は、他の方法で行うこともできる。すなわち、画像の中の物体の輪郭を抽出し、予め用意したテンプレートとその輪郭との一致の程度を計算することで、人間の顔が写っているか否かを判定することもできる。すなわち、来客信号の送信に先立つ判断は、画像処理に基づく判断と、画像処理を使用しない判断と、を併用することができる。
E3.変形例3:
上記実施例では、上位装置のディスプレイ上に顧客が来たことを表す表示が出されてから3秒内に何らかの指示を入力されなかった場合に、上位装置300の制御装置はオペレータを呼び出す。しかし、上位装置300の制御装置がオペレータを呼び出す際の条件は、他の条件であってもよいし、実施例の条件に加えてさらに他の条件を含んでいてもよい。たとえば、上位装置300の前に来ることができるオペレータの数をあらかじめ把握しておき、上位装置300の前に来ることができるオペレータがいないときには、オペレータを呼びださないように構成することもできる。すなわち、オペレータの呼び出しは、上位装置を操作するオペレータがいないときに来客信号が受信され、さらに、所定の条件が満たされた場合に行われることができる。
E4.変形例4:
上記実施例では、図5のステップS280でオペレータが動画データDmを通じて顧客を確認したときに、顧客カウントが加算される(ステップS290参照)。しかし、顧客カウントの加算は、他の条件が満たされたときに行われることができ、また、実施例の条件に加えてさらに他の条件が満たされた場合に、行われることもできる。たとえば、来客信号Scが送受信された後、顧客が契約受付装置100に対して何らかの操作を行ったことを条件に、顧客カウントが加算される態様とすることもできる。すなわち、顧客カウントの加算は、上位装置が来客信号を受信し、さらに、所定の条件が満たされた場合に行われることができる。
E5.変形例5:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。また、契約受付装置100側で行う処理の一部を上位装置300側で行うこともできる。そして、上位装置300側で行う処理の一部を契約受付装置100側で行うこともできる。さらに、制御部200が行っていた処理を、制御部200に接続された各構成要素、たとえば、顧客検出器102のドライバや制御回路が行うようにすることもできる。
また、それらの機能を実現するコンピュータプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。コンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、コンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
本発明の一実施態様である契約受付装置100の斜視図。 顧客検出器102の検出範囲Ao、画像取得部103の撮影範囲Ai、および操作位置Poを示す図。 契約受付装置100と上位装置300の構成を示すブロック図。 契約受付装置100と上位装置300との関係を示す図。 契約受付装置100と上位装置300の動作を示すフローチャート。 画像取得部103が顧客を撮影して生成した静止画像データの画像A0を示す図。 第2実施例における契約受付装置100の処理を示すフローチャート。
符号の説明
100…契約受付装置
101…操作パネル
102…顧客検出器
103…画像取得部
104…書類入出口
105…カード入出口
108…筐体
108f…正面パネル
110…テーブル
200…制御部
201…顧客数記録部
202…画像処理部
203…インターフェイス部(I/F部)
204…書類処理部
205…カード処理部
206…誤検知記録部
300…上位装置
A0…静止画像
Ac…人間の顔の肌の色に近い所定の色範囲に含まれる色を有する領域
Af…領域Acの中でもっとも画素数の多い領域
Ai…画像取得部による撮影範囲
Ao…顧客検出器による検出範囲
Ch…イス
Dm…動画データ
NT…ネットワーク
Po…操作位置
Sc…来客信号

Claims (7)

  1. オペレータによって操作される上位装置に接続され前記上位装置を介して前記オペレータによって操作される端末装置であって、
    顧客が前記端末装置を操作できる操作位置に存在することを検知するための顧客センサと、
    前記操作位置にいる前記顧客の画像を取得して画像データを生成する画像取得部と、
    前記上位装置との間で通信を行う通信部と、
    前記顧客センサが検出する物理量が所定の第1の基準を満たした場合であって、かつ、前記画像データが所定の第2の基準を満たす場合に、前記通信部を通じて前記上位装置に送信される信号であって前記上位装置が受信すると所定の条件の下で前記オペレータを呼び出す来客信号を送信する制御部と、を備える端末装置。
  2. 請求項1記載の端末装置であって、
    前記第2の基準は、前記画像データの画像中に、人間の肌の色を含む所定範囲の色に含まれる色を有する画像領域であって、前記画像データの画像の全領域の大きさに対して所定値以上の割合の大きさを有する画像領域が存在することである、端末装置。
  3. 請求項1記載の端末装置であって、
    前記制御部は、
    前記顧客センサが前記検知の結果出力する出力信号と所定のしきい値との比較に基づいて、前記第1の基準が満たされたか否かを判定し、
    前記第1の基準が満たされたと判定された場合であって、かつ、前記第2の基準が満たされない場合には、前記第1の基準が満たされたと判定されにくくなるように前記しきい値を改変する、端末装置。
  4. 請求項1記載の端末装置であって、
    前記顧客センサの誤検出の回数を表すデータを格納する記憶部を備え、
    前記制御部は、前記第1の基準が満たされた場合であって、かつ、前記第2の基準が満たされない場合に、前記記憶部内の前記データが表す数を一つ増やす、端末装置。
  5. オペレータによって操作される上位装置と、前記上位装置に接続され前記上位装置を介して前記オペレータによって操作される端末装置と、を備えるシステムであって、
    前記端末装置は、
    顧客が前記端末装置を操作できる操作位置に存在することを検知するための顧客センサと、
    前記操作位置にいる前記顧客の画像を取得して画像データを生成する画像取得部と、
    前記上位装置との間で通信を行う通信部と、
    前記顧客センサが検出する物理量が所定の第1の基準を満たした場合であって、かつ、前記画像データが所定の第2の基準を満たす場合に、前記通信部を通じて前記上位装置に来客信号を送信する制御部と、を備え、
    前記上位装置は、前記端末装置から前記来客信号を受信すると、所定の条件の下で前記オペレータを呼び出す、システム。
  6. 請求項5記載のシステムであって、
    前記端末装置の前記制御部は、
    前記顧客センサが前記検知の結果出力する出力信号と所定のしきい値との比較に基づいて、前記第1の基準が満たされたか否かを判定し、
    前記第1の基準が満たされたと判定された場合であって、かつ、前記第2の基準が満たされない場合には、前記第1の基準が満たされたと判定しにくくなるように前記しきい値を改変する、システム。
  7. 請求項5記載のシステムであって、
    前記上位装置は、
    顧客の数を表すデータを格納する記憶部を備え、
    前記端末装置から前記来客信号を受信すると、所定の条件の下で前記記憶部内の前記データが表す数を一つ増やす、システム。
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