JP2008040539A - セルフ式写真プリントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】セルフ式注文処理端末と、このセルフ式注文処理端末から離れた場所に設置された写真プリント装置とからなるセルフ式写真プリントシステムにおけるスムーズな換金決済が可能な技術を提供する。
【解決手段】セルフ式注文処理端末1には、写真プリント注文に対する課金決済を行う課金管理部と、写真プリント注文に対する課金に較べて過剰な投入金額に対して釣り銭金額を算定する釣り銭処理部と、写真プリント注文に対する課金決済が終了したことを証する注文受領証6を発行する注文受領証処理手段とが備えられており、写真プリント注文に対する課金決済の終了後にプリント注文情報と撮影コマ画像とがセルフ式注文処理端末から写真プリント装置5へ伝送される。
【選択図】図1

Description

本発明は、読み込まれた撮影コマ画像に対するプリント枚数などの写真プリント注文を受け付けてプリント注文情報を生成するセルフ式注文処理端末と、前記セルフ式注文処理端末からネットワークを通じて伝送されてきた前記プリント注文情報と写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とに基づいて写真プリントを出力する写真プリント装置とからなるセルフ式写真プリントシステムに関する。
複数の画像プリント受付装置(セルフ式注文処理端末)が通信ネットワークを介してプリントショップに設置された複数の写真プリンタ(写真プリント装置)と接続されている写真プリントシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。この従来技術では、ユーザが持参してきた撮影コマ画像を画像プリント受付装置に投入することで、その撮影コマ画像が読み取られ、プリント注文処理が行われ、プリント注文対象となる撮影コマ画像をプリントショップのプリンタによるプリント処理に必要なプリント注文データと組み合わせてプリント注文ファイルが作成される。この注文ファイルは画像プリント受付装置から通信ネットワークを介してプリントショップのプリンタに送られ、さらに受領証出力機構からプリント注文受領証が出力される。この受領証には、処理ID、注文番号、前述したプリント注文データの内訳と料金、そして指定したプリントショップの名称と住所が記載されており、この受領証が指定プリントショップでの出力プリント商品との引き替え券としても機能する。但し、画像プリント受付装置には課金決済機能が備わっていないので、この出力プリント商品の料金は写真プリンタを設置しているプリントショップで支払われる。このため、プリント注文だけを行って出力プリント商品を引き取りにこないケースが増えると、無駄なプリント出力による損害が増えることになる。
そのような問題を解決するため、写真プリントの注文だけでなく、写真プリントの出力自体も行うセルフ写真プリント装置も知られている(例えば、特許文献2を参照)。しかしながら、このような装置は、店員が常駐しているプリントショップから離れた場所で自動販売機のような形態で設置されているので、日常的な保守点検が要求される銀塩式の写真プリント装置を内蔵することは実質的に不可能である。従って、簡単な構成の昇華型熱プリンタやインクジェット式プリンタを内蔵することになり、高レベルの写真品質を要求するユーザの期待にそうことは難しい。
また、セルフ写真プリント装置では、24時間サービスが可能であっても、釣り銭が不足するとサービスが提供できないという問題が発生するが、この問題を解決するため、プリント部を備えたセルフ式複写サービスにおいては、釣り銭を貨幣で返金する代わりに、お釣り引換券となる用紙をそのプリント部から出力させることも可能とし、ユーザがそのお釣り引換券をレジなど店員がいる所定の場所に持って行くことで貨幣と交換できるものも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−102061号公報(段落番号0016−0023、図1、図5) 特開2000−006490号公報(段落番号0020−0033,0051−0058、図2,図4,図5) 特開2006−058566号公報(段落番号0072、図7,図10)
上記実状に鑑み、本発明の課題は、セルフ式注文処理端末と、このセルフ式注文処理端末から離れた場所に設置された写真プリント装置とからなるセルフ式写真プリントシステムにおいて、写真プリント注文時に課金決済を完了することでき、かつその時点でセルフ式注文処理端末からネットワークを通じて伝送された写真プリント注文に基づいて写真プリント装置が即時に写真プリント出力を実行できる、無駄のないシステムを提供することである。
読み込まれた撮影コマ画像に対するプリント枚数などの写真プリント注文を受け付けてプリント注文情報を生成するセルフ式注文処理端末と、前記セルフ式注文処理端末からネットワークを通じて伝送されてきた前記プリント注文情報と写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とに基づいて写真プリントを出力する写真プリント装置とからなるセルフ式写真プリントシステムにおいて、上記課題を解決するため、本発明では、前記セルフ式注文処理端末には、前記写真プリント注文に対する課金決済を行う課金管理部と、前記写真プリント注文に対する課金に較べて過剰な投入金額に対して釣り銭金額を算定する釣り銭処理部と、前記写真プリント注文に対する課金決済が終了したことを証する注文受領証を発行する注文受領証処理手段とが備えられており、前記写真プリント注文に対する課金決済の終了後に前記プリント注文情報と前記写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とが前記セルフ式注文処理端末から前記写真プリント装置へ伝送される。
この構成では、セルフ式注文処理端末に課金管理部が備えられており、ユーザの指令に基づいて行われたセルフ式注文処理端末での写真プリント注文に対する課金決済がその場で完了した時点で、プリント注文情報と写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とが写真プリント装置へ伝送され、この写真プリント装置で写真プリントが出力される。出力された写真プリントは、セルフ式注文処理端末で発行された注文受領証を持参してくるユーザが来るのを待って、その注文受領証と引換で手渡される。従って、プリントショップにとっては、写真プリント注文だけを行って出力された写真プリントを引き取りにこないといったトラブルを解消できる。
セルフ式注文処理端末が釣り銭不足となると釣り銭を伴うサービスが提供できないという問題が発生するので、頻繁にセルフ式注文処理端末の設置場所に出向いて、釣り銭準備状態を確認し、釣り銭が準備不足の場合には補充するなどの手間とコストのかかる保守管理が必要となる。この釣り銭問題を解消するため、本発明の好適な実施形態の1つでは、釣り銭処理部で算定された釣り銭金額を現金で払い出す代わりに注文受領証を釣り銭金額の引換券とすべく注文受領証に釣り銭金額の情報が記録される。これにより、注文受領証が釣り銭のための金券となり、写真プリント装置を設置しているプリントショップにおいて、ユーザに写真プリントとともに釣り銭を現金で手渡すことができる。
さらに、好ましくは、課金管理部に釣り銭準備高を管理する釣り銭管理部が備えられており、注文受領証に釣り銭準備高の情報が記録されるように構成することである。これにより、写真プリントを受け取るためにプリントショップを訪れたユーザが差し出す注文受領証から釣り銭の準備高を好ましくは金種別で知ることができる。つまり、セルフ式注文処理端末を管理しているショップ側は頻繁にセルフ式注文処理端末を訪れることなしに釣り銭準備不足を迅速に把握することができ、適時に釣り銭補充の保守点検作業をスタートさせることができる。
注文受領証を金券として取り扱う場合、偽物の出現に注意を払わなければならない。このような偽物抑止ために、注文受領証を出力する受領証プリンタがイメージデータ(画像データ)をプリントできるタイプのものである場合の本発明の好適な実施形態の1つでは、注文受領証に写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像の少なくとも1コマが記録されるように構成されている。注文受領証には写真プリントに用いられる撮影コマ画像の少なくとも1コマが含まれているので、当該注文受領証からセルフ式注文処理端末で写真プリント注文をした人物とこの注文受領証で換金する人間が同一又は十分なつながりをもっているかどうかを証明でき、簡単な構成でありながらも、優れた偽物抑止効果が得られる。
金券としての価値を持つ注文受領証の偽物の発生を抑制するための更なる改善策として、本発明の好適な実施形態の1つでは、注文受領証に組み込まれる少なくとも1つの撮影コマ画像にこの注文受領証の正当性を識別するための識別情報が電子透かしによって埋め込まれる。画像の中に密かに情報を埋め込む技術としての電子透かしは、近年その技術開発が活発化しており、比較的簡単なプログラムモジュールの追加で実現可能となっている。セルフ式注文処理端末では、入力されメモリに展開された撮影画像に対して何らかの画像処理を行う画像処理部を備えているので、この画像処理部に電子透かしプログラムモジュールを組み込むことで、最低限のコスト追加で画像に識別情報を埋め込むことができる。また、この注文受領証が持ち込まれるプリントショップには、一般的にスキャナや高度な画像処理機能を有するパソコンが設置されており、そこに電子透かし復元機能を組み込むことで、必要に応じて、安価に電子透かしとして注文受領証に埋め込まれた識別情報を読み出すことが可能である。識別情報としては、釣り銭金額、取り扱い日時、取り扱いサービス内容、セルフ写真プリント装置のIDなど、この釣り銭が発生したサービスを特定できるようなものが好ましいが、識別のために用いられる情報であれば何でもよい。
本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるだろう。
図1に、人通りの多い繁華街やターミナル、あるいは観光地などに設置されるセルフ式注文処理端末1と、このセルフ式注文処理端末1から離れたプリントショップなどに設置されている写真プリント装置5とからなるセルフ式写真プリントシステムが模式的に示されている。セルフ式注文処理端末1は、デジタルスチルカメラやカメラ付き携帯電話機やデジタルムービカメラのスチル撮影機能を利用して取得された撮影コマ画像データ(以下単に撮影コマ画像と略称するが、撮影コマ画像データによって可視化された画像自体も混乱を生じない範囲で撮影コマ画像と呼ぶことにする。)をユーザが持参してきた画像記録媒体Mから読み込むとともに、読み込まれた撮影コマ画像に対するプリント枚数などの写真プリント注文をユーザから受け付けてプリント注文情報を生成する。このセルフ式注文処理端末1は受け付けた写真プリント注文に対する課金決済を行う機能を有しており、この課金決済の終了後にこの写真プリント注文の確定を示す注文受領証6を発行するとともに、インターネットや専用回線などのデータ伝送路としてのネットワーク2を通じてプリント注文情報と写真プリント出力用画像データとしての撮影コマ画像を写真プリント装置5に伝送する。写真プリント装置5は、受け取ったプリント注文情報と撮影コマ画像に基づいて写真プリント7を出力する。写真プリント装置5から出力された写真プリント7は、注文受領証(以下単に受領証と略称する)6を持参してきたユーザに手渡される。なお、セルフ式注文処理端末1における課金決済時に現金で釣り銭を払い出すことが出来ない場合、受領証6が釣り銭引換券としても機能するように、この受領証6に釣り銭金額の情報が記録されているので、写真プリント7の受け渡し時に釣り銭の換金も行われる。
写真プリント装置5は、印画紙Pに対して露光処理と現像処理とを行うプリントステーション5Bと、セルフ式注文処理端末1から受け取った撮影画像に対してプリント注文情報に基づいて必要な画像処理を施してプリントステーション5Bで使用されるプリントデータに変換して転送する操作ステーション5Aとから構成されており、一般にはデジタルミニラボと呼ばれている装置である。操作ステーション5Aのデスク状コンソールには、受け取った撮影画像の処理を行う機能やプリントステーション5Bに制御コマンドを送る機能などを有するコントローラとしての汎用パソコンが中核部材として備えられている。
図2からよく理解できるように、写真プリント装置5のプリントステーション5Bは、2つの印画紙マガジン51に納めたロール状の印画紙Pを搬送してプリントサイズに切断すると共に、この切断された印画紙Pに対しプリントエンジンとしての露光エンジン52で撮影コマ画像の露光を行い、この露光後の印画紙Pを複数の現像処理槽を有した現像処理部53に送って現像する。乾燥の後に装置上部の横送りコンベア54からソータに送られた印画紙P、つまり写真プリント7は、このソータの複数のトレイにオーダ単位で仕分けられた状態で集積される。上述した印画紙Pに対する各種処理に合わせた搬送速度で印画紙Pを搬送するために複数のチャッカー搬送ユニット55aを含む印画紙搬送機構55が設けられている。露光エンジン52は、操作ステーション5Aから送られてくるプリントデータに基づいて印画紙Pを送りながらR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色の光線の照射を印画紙Pに対して行うものであり、露光時には印画紙Pを副走査方向に搬送しながら、この搬送速度と同期して主走査方向に沿ったライン状に露光を行うよう構成されている。尚、露光ヘッドとしては、露光仕様に応じて、レーザビーム方式、蛍光ビーム方式、液晶シャッター方式、などの採用が可能であるが、ここではレーザビーム方式が採用されている。いずれにしても、ライン露光方式を採用しているので、プリントサイズは印画紙Pの幅と副走査方向での送り長さで決定される。もちろん、この写真プリント装置を上述した銀塩写真方式ではなく高画質が期待できるものであればインクジェットプリント方式などで構成することも可能である。
図3に示すセルフ式注文処理端末1は、ネットワークキオスク端末機のような形態を採用しており、上部に写真処理サービス受付部1Aを備え、下部のボックス状コンソールに課金決済部1Bを装備している。写真処理サービス受付部1Aは上部ハウジングとこれに取り付けられた液晶ディスプレイ11によって形付けられている。液晶ディスプレイ11にはグラフィック化された操作画面に対して操作入力を行うためのタッチパネル12が備えられている。上部ハウジングの前面には、コンパクトフラッシュ(商標)、SDカード(商標)、メモリスティック(商標)等のフラッシュメモリなどのメモリカード(記録媒体Mの一形態)Maから撮影コマ画像を取得する複数種のメディアドライブ13と、CD−RやDVD−R等のディスク型記録メディア(記録媒体Mの一形態)Mbからの撮影コマ画像やCG画像(この明細書ではCG画像も人工的な撮影コマ画像と見なしており、撮影コマ画像にCG画像も含めている)などを取得するディスクドライブ14と、受領証6を発行する受領証プリンタ15とが装着されている。上部ハウジングの上面には、カメラ付き携帯電話機やデジタルカメラから直接撮影コマ画像の転送を可能にするUSBなどのデータ伝送コネクタ16が備えられている。上部ハウジングの内部には、このセルフ式注文処理端末で利用される写真処理サービスにおける種々の処理機能を実現するメインコントロールユニット30を備えている。この実施形態での受領証プリンタ15のプリント方式は、インクジェット方式であるが、それ以外の熱転写方式や熱昇華方式などを採用することが可能である。
課金決済部1Bは、ボックス状コンソールの表面に露出する課金決済パネル10を備えており、この課金決済パネル10に硬貨を投入する硬貨投入口17aと、紙幣を投入する紙幣挿入口17bとが形成されている。釣り銭払出口18は、ボックス状コンソールの下部に配置されている。図3からは確認できないが、硬貨投入口17aには硬貨処理器、紙幣挿入口17bには紙幣処理器、釣り銭払出口18には釣り銭処理器が連係している。これらの硬貨処理器、紙幣処理器、釣り銭処理器は、課金決済コントロールユニット20によって制御される。
このセルフ式注文処理端末1の制御系は図4に示されている。写真プリント処理を含む装置全体を管理するメインコントロールユニット30は、マイクロプロセッサ(CPU)とROMやRAMなどのメモリとを備えると共に、グラフィックインターフェースを簡単に実現するため汎用OS部を搭載し、この汎用OS部から供給されるプログラムセットを利用しながら各種機能プログラムを構築しているアプリケーション部が実装されている。マイクロプロセッサからの命令に応じて情報の入出力を行う入出力インターフェースに、ディスプレイ11、タッチパネル12、メディアドライブ13、ディスクドライブ14、受領証プリンタ15、データ伝送コネクタ16が接続されている。課金決済コントロールユニット20は、ワンチップマイコンによって構成することが可能であり、その入出力インターフェースには硬貨処理器19a、紙幣処理器19b、釣り銭処理器19cが接続されている。メインコントロールユニット30と課金決済コントロールユニット20はそれぞれの通信インターフェースを介して情報伝達可能に接続されており、メインコントロールユニット30からのプリント料金情報を受けて、課金決済コントロールユニット20は金銭投入の適正判定の結果や釣り銭の算出、さらには釣り銭用現金の保管状態を示す釣り銭準備情報などを返答することができる。なお処理能力に余裕があれば、メインコントロールユニット30と課金決済コントロールユニット20を統合して、1つのコントロールユニット(マイコン)によって構築しても良い。
メインコントロールユニット30と課金決済コントロールユニット20のアプリケーション部によって主に作り出される、特に本発明に関係する各種処理機能を図5の機能ブロック図を用いて説明する。
まず、課金決済コントロールユニット20に構築される機能部としては、提示された料金に達する金額が投入されたかどうかを硬貨処理器19aや紙幣処理器19bと協働して判定する入金判定部21、提示された料金に較べて過剰な投入金額に対して釣り銭金額を算定するとともに算定された釣り銭を釣り銭処理器19cと協働して払い出す釣り銭処理部22、入金判定部21や釣り銭処理部22と協働して課金決済を管理する課金管理部23などが挙げられる。なお、課金管理部23には各金種(10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨、1000円紙幣、5000円紙幣)の釣り銭準備高を管理する釣り銭管理部23aが含まれている。課金決済コントロールユニット20を機能別にわかりやすく説明するため、入金判定部21や釣り銭処理部22や課金管理部23を区分けしているが、実質的にはこれらはプログラミングによって統合的に構築されるものである。
メインコントロールユニット30には、メディアドライブ13やディスクドライブ14やデータ伝送コネクタ16を通じて送られてきた撮影コマ画像をその画像データフォーマットに基づいてメモリ31に展開する画像入力処理部32と、メモリ31に展開された撮影コマ画像に対して必要な画像処理を施す画像処理部33とが用意されている。また、液晶ディスプレイ11に表示されたグラフィック化された操作画面に対するタッチパネル12(場合によってはキーボードなどの入力デバイス)を用いた簡単な操作入力を実現するためのグラフィックインターフェースを作り出すためのGUI部35、このGUI部35を通じて命令されたコマンドに従ってユーザが所望する写真プリント注文を管理するプリント注文管理部36、ユーザによって行われた写真プリント注文の確定のためにこのセルフ式注文処理端末1で発行される受領証6のための受領証データを作成する受領証データ作成部37、この受領証データから受領証プリンタ15に適合するプリントデータを生成するプリントデータ生成部34が構築されている。なお、受領証データ作成部37は、写真プリント注文の課金決済処理時に発生した釣り銭が現金で払い出しできない場合これに代わるものとして注文した写真プリントを受け取る写真プリント装置5の設置場所(プリントショップ)で換金可能な釣り銭引換券としても機能する釣り銭情報付き受領証6も作成可能である。この実施形態では、受領証プリンタ15とプリントデータ生成部34と受領証データ作成部37とが注文受領証処理手段を構成している。
プリント注文管理部36にはGUI部35を通じて注文を受けたサービス種の料金を算出する料金算出部36aが含まれており、ここで算出された料金はGUI部35を通じてディスプレイ11に表示されるとともにデータ伝送により課金決済コントロールユニット20に転送される。課金決済コントロールユニット20は受け取った料金データに基づいてユーザとの間で課金決済を行う。
この実施形態において、受領証プリンタ15から出力される受領証6のタイプは種々用意されており、その一例が図6a、図6b、図6cに示されている。図6aに示された受領証6は最もシンプルなもの(タイプA)で、テンプレートの形で予め組み込まれているこのセルフ式注文処理端末1のIDや管理者としての店名以外には、課金決済枠Xに導入される注文されたサービス種やその料金そして注文番号などの課金決済情報がプリントされるだけである。
図6bに示された受領証6は、釣り銭引換券としても機能する釣り銭情報付きの受領証(タイプB)6であり、さらに付加的な情報として、釣り銭管理部23aから取得されたその時点の釣り銭準備高の情報がプリントされている。このタイプの受領証6のためのテンプレートには、課金決済情報枠X以外に図6aに示された受領証6ではプリントされなかった付加的情報を導入する導入枠が設定されている。そのような導入枠としては、今回発生し現金で払い出し出来なかった釣り銭金額を表示するための釣り銭金額枠Y1、釣り銭管理部23aで管理されている金種毎の釣り銭準備情報を表示するための釣り銭準備情報枠Y2、写真プリント注文のためにメモリ51に確保されている撮影コマ画像の1つを表示するための撮影コマ画像枠Zなどが挙げられる。つまり、受領証データ作成部37は、釣り銭不足で現金での釣り銭を払い出しすることができない場合、釣り銭金額の金券としての釣り銭引換シートを出力するために、読み出したテンプレートの釣り銭金額枠Y1に導入する釣り銭金額、釣り銭準備情報枠Y2に導入する釣り銭準備情報、撮影コマ画像枠Zに導入する撮影コマ画像、課金決済情報枠Xに導入する課金決済情報を取得し、受領証データを作り出す。図6bの例では、釣り銭準備情報として、1000円が60%(満量に対して)、500円が20%が準備されており、100円と10円が0%で釣り銭切れであることが表示されている。この釣り銭準備情報の表示形態は図6bに示すものに限定されるわけではなく、何らかの隠し記号や暗号で表し、ユーザに理解できないようにしておくと好都合である。いずれにしても、店側は、この釣り銭引換シートから、端末IDコードが「105340」であるセルフ式注文処理端末において、10円が釣り銭切れになっており、500円や100円も釣り銭準備が少ないことを知ることができるので、適切な釣り銭補充を実施することができる。
図6cに示された受領証6は、図6aに示された受領証6に比べて、少なくとも1つの撮影コマ画像がプリントされていることで異なっている。このような受領証(タイプC)6のためのテンプレートには、課金決済情報枠Xと撮影コマ画像枠Zが形成されている。写真プリント注文した撮影コマ画像の少なくとも1つが受領証6にプリントされているので、写真プリント装置5で実際に出力された写真プリント5と受領証6との確実な照合に便利である。また、このようなレイアウトをもった受領証6では、撮影コマ画像領域だけを残すようにカットして、それをユーザに渡すことで、ユーザはこれを写真プリントのように利用することができるので、ユーザにお得感を与えることができる。
さらに、この実施形態のセルフ式注文処理端末1では、撮影コマ画像枠Zに組み込まれる撮影コマ画像には、必要に応じて、この受領証6が偽物でないことを特定(証明)する識別情報が電子透かし技術を用いて埋め込むことができる。埋め込まれる識別情報としては、釣り銭金額、釣り銭発生日時、実施したサービス種、使用したセルフ式注文処理端末のIDコードなどが挙げられる。
上記タイプCの受領証6を発行するため、メインコントロールユニット30には、写真プリント注文のためにメモリ31に確保されている撮影コマ画像から、釣り銭引換シートに組み込まれる画像を指定するために画像選択部38と、この画像選択部38によって釣り銭引換シートに組み込まれる撮影コマ画像として選択された撮影コマ画像に識別情報を電子透かし技術を用いて埋め込む電子透かし処理部39が備えられている。受領証6に組み込まれる撮影コマ画像に前記識別情報が電子透かし技術によって埋め込まれるので、この画像選択部38は、メモリ31に確保されている撮影コマ画像から電子透かしでの埋め込みに適した撮影コマ画像をその画像特性値(濃度ヒストグラムなど)などに基づいて選択する電子透かし用画像選択部として機能するように構成されていると好都合である。
このセルフ式注文処理端末1で取り扱い可能なサービス種に関する情報は、写真サービス管理テーブル40に、図7で例示されるようなデータ内容項目でもって登録されている。データ内容項目としては、サービス種を特定するコードであるサービスID、サービス種の名称、出力されるプリントサイズ、出力されるプリント枚数、1枚の写真プリントに割り当てられる撮影コマ画像数、タイムサービス用サービス種の場合適用される曜日や時間帯、料金、このサービス種を表すアイコンを格納しているアイコンアドレスなどである。この写真サービス管理テーブル40は提示サービス種決定部41によって参照され、この提示サービス種決定部41で選択されたサービス種だけがユーザに提供できるサービス種としてそのアイコンがディスプレイ1の写真プリントサービス表示画面に表示されることになる。
提示サービス種決定部41における、提示サービス種の決定条件としては、曜日別や時間帯別のタイムサービスとして割り当てられたサービス種の存在、該当サービス種に必要なペーパーサイズのペーパーの装着状態などがあり、曜日や時間帯、さらには装填されているペーパーサイズによってその都度ユーザに提示されるサービス種を変えることが可能である。
上述のように構成されたセルフ式写真プリントシステムにおける写真プリントサービスの過程を図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、写真サービスの開始が指令されると(#01)、前処理として、提示サービス種決定部41は、写真サービス管理テーブル40にアクセスし、登録されているサービス種から、タイムサービスを含め現時点でユーザに提示すべきサービス種を決定する(#02)。
提示サービス種決定部41で決定された提示サービス種のアイコンアドレスデータがGUI部35に渡されることにより、提示サービス種を一覧化した利用可能サービス種提示画面がユーザのための写真プリントサービス選択画面として作成され、ディスプレイ11に表示される(#03)。この写真プリントサービス選択画面の一例が図9に示されている。図9では、タイムサービスとして、1枚30円の通常料金から値引きされた1枚20円の枚数プリントLが表示されている。
ディスプレイ11に表示された写真プリントサービス選択画面を見て、ユーザは希望するサービス種を選択する(#04)。サービス種が決まると、ディスプレイ11に表示される入力メディア選択画面(図示せず)を利用して、ユーザはプリントソースとして持参してきた画像記録媒体M(メモリカードMaやディスク型記録メディアMb)を選択し、該当するドライブ(メディアドライブ13又はディスクドライブ14)に装着する(#05)。装着された画像記録メディアから撮影コマ画像が読み取られ、画像入力処理部32によってメモリ31に展開される(#06)。その際、画像入力処理部32は、読み込んだ撮影コマ画像にサムネイル画像が含まれている場合はディスプレイ11での一覧表示などの目的で使用するため撮影コマ画像の本データとは別にメモリ31に展開するが、もしサムネイル画像が含まれていない場合や適切でなかった場合は画像処理部33に指令して本データから作り出された縮小画像をサムネイル画像としてメモリ31に展開する。撮影コマ画像の本データとサムネイル画像とのリンク関係はプリント注文管理部36で管理される。
次に、サムネイル画像を用いて、図10に例示するように、撮影コマ画像を一覧化しているプレジャッジ(PJ)画面がディスプレイ11に表示される(#07)。このプレジャッジ画面を通じて、ユーザは、プリントサービス処理対象にしたい撮影コマ画像の選択やそのプリント枚数、場合によっては色補正を設定することができる(#08)。例えば、図10のプレジャッジプリント画面では、左側領域に6個の撮影コマ画像(サムネイル画像)を一覧表示する撮影コマ画像表示欄71と、右欄領域に色濃度補正と枚数設定のためのボタン配置欄72が配置されている。プリント枚数設定を行うためには、デフォルトでプリント枚数は「0」に設定されているので、処理対象となる撮影コマ画像を選択し、枚数設定用の増減ボタン73を操作する。設定された枚数は各撮影コマ画像の下に表示される。色補正を行うためには、補正対象となる撮影コマ画像を選択し、「イエロー」、「マゼンタ」、「シアン」、「濃度」の各増減ボタン74を操作する。増減ボタン74の間にある「N(ニュートラル)」ボタン75は「補正なし」に設定する機能をもつ。
「戻り」ボタンや「次」ボタンを操作しながら処理したい撮影コマ画像に対する設定を終えると、「OK]ボタンを操作することで、このプレジャッジ作業が終了する(#08Yes分岐)。なお、サービス種「25枚プリントL」を選んでいた場合で、処理対象の撮影コマ画像が20枚しかない場合、そのうちで複数枚欲しいものに対してプリント枚数を複数に設定することで、25枚のプリントサービスを有効に利用することができる。同様に、「20コママルチプリント」を選んでいた場合でも、同一撮影コマ画像に複数のプリント枚数(マルチプリントでは1枚の写真プリントに形成されるコマ数を意味する)を設定することでき、例えば1つの撮影コマ画像に20枚のプリント枚数を設定して、シールプリントのような同じ撮影コマ画像が一覧化された1枚の写真プリントを出力させることも可能である。これにより、インデックスプリントのように読み込まれた撮影コマ画像が一覧化された写真プリントとは違った、料金によって規定されているコマ数だけのユーザ好みの撮影コマ画像で構成された1枚の写真プリントを作成することができ、例えば、コラージュ的な写真プリントとして利用したり、ユーザ自身で各画像をカットして通常の写真プリントとして利用したりすることができ、写真プリントの新しい使い方が可能となる。
プレジャッジ作業が終了すると、料金算出部36aで料金が算出される(#09)。「25枚プリントL」や「20コママルチプリント」の場合は、定額プリントなので、すぐに料金が求まるが、「枚数プリントL」や「枚数プリント2L」の場合は、プレジャッジ画面を通じて設定されたプリント枚数に応じて料金が料金算出部36aで算出される。算出された料金はディスプレイ11に表示されるとともに、そのデータが課金管理部23に転送されると、課金決済コントロールユニット20による課金決済処理が行われる(#10)。後で詳しく説明されるが、この課金決済において写真プリント注文が確定すると、適当なタイプの受領証6が受領証プリンタ15からプリント出力される。ユーザは出力された受領証6を受け取って、写真プリント7の受け渡し場所である、写真プリント装置5を設置しているプリントショップを訪れることになるが、同時に、この写真プリント出力サービスに関するプリント注文情報と写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とがこのセルフ式注文処理端末1から写真プリント装置5へネットワーク2を介して伝送される(#100)。写真プリント装置5は、受け取ったプリント注文情報と撮影コマ画像とに基づき、よく知られた写真プリント出力プロセスを実行して、写真プリント7を出力する(#110)。出力された写真プリント7は、このプリント注文を行ったユーザが持参してくる受領証6を用いて照合して、ユーザに渡される(#120)。その際、その受領証6が釣り銭引換券の機能を有している場合は、プリントショップはその釣り銭金額をユーザに支払うことになる。
上記課金決済処理の一例を、図11のフローチャートを用いて以下に説明する。なお、この例では、課金決済が完了した時点で出力される受領証6が、プリントショップでの写真プリント7の手渡し時の照合を簡単にするため、電子透かし入りの撮影コマ画像を組み入れるとともに、このセルフ式注文処理端末1における釣り銭準備高の情報も表示又は記録するタイプのものとしている。もちろん、電子透かしによる識別情報の埋め込みを省略したり、撮影コマ画像自体を省略した受領証6を発行することも可能であるし、釣り銭準備高の情報の表示を省略することも可能である。
まず、料金算出部36aによって算出された料金をディスプレイ11に表示して、ユーザに料金の支払いを促すと、入金判定部21が硬貨投入口17a又は紙幣挿入口17bあるいはその両方を通じて投入された貨幣の金額を判定する(#11)。この投入金額の判定は、投入された金額が前記料金に達するまで行われ、投入金額が料金に達した場合(#12Yes分岐)、さらに投入金額が料金を超えているかどうかが判定される(#13)。投入金額が料金を超えている場合(#13Yes分岐)は釣り銭が発生するので、釣り銭処理部22が釣り銭金額を演算する(#14)。次に、求められた釣り銭金額を払い出すための金種準備が十分であるか又は釣り銭が不足しているかがチェックされる(#15)。ここで、釣り銭不足が発生し、所定の釣り銭を払い出し不可能な場合(#15Yes分岐)、ユーザに現金での釣り銭の代わりに釣り銭引換券として機能する受領証6を発行する旨をディスプレイ11に表示するとともに、釣り銭金額が課金管理部23から受領証データ作成部37に与えられ、受領証発行プロセスに備えて受領証用テンプレートの釣り銭金額枠Y1に導入する釣り銭金額として記憶される(#16)。
ステップ#13の投入金額と料金の比較チェックにおいて、投入金額が料金を超えていない場合(#13No分岐)は投入金額と料金が一致しており、釣り銭が発生しないと見なされるので、課金決済が確定したとして、受領証発行プロセスに入る。また、ステップ#15の釣り銭不足が発生どうかのチェックにおいて、釣り銭不足が発生しておらず、所定の釣り銭を払い出し可能な場合(#15No分岐)、釣り銭処理部22はその釣り銭を釣り銭払出口18から払い出す制御を行う(#18)。この釣り銭の払い出しにより、課金決済が確定したとして、受領証発行プロセスに入る。
ここでは、釣り銭準備高を記録するタイプの受領証6を発行するので、受領証発行プロセスにおいて、釣り銭管理部23aから送られてきた釣り銭準備情報を受領証用テンプレートの釣り銭準備情報枠Y2に導入するデータとして記憶される(#17)。続いて、電子透かし用画像選択部38がメモリ31に確保されている撮影コマ画像から電子透かしでの埋め込みに適した撮影コマ画像をその画像特性値(濃度ヒストグラムなど)などに基づいて選択し、電子透かし処理部39に知らせる(#19)。電子透かし処理部39は、プリント管理部36から埋め込むべき識別情報を取得して、この識別情報を電子透かし技術を用いて釣り銭引換シートに組み込まれる撮影コマ画像を埋め込む(#20)。この撮影コマ画像も受領証用テンプレートの撮影コマ画像枠Zに導入するデータとして記憶される。
受領証6を作成するために必要な各種データが得られると、受領証データ作成部37は、適合する釣り銭引換シート用テンプレートを読み出してメモリ31に展開設定し(#21)、各導入枠に記憶されているデータを導入する(#22)。作成された受領証出力のための受領証プリントデータはプリントデータ生成部34に転送されると(#23)、プリントデータ生成部34によって受領証データがプリントデータに変換され、受領証プリンタ15に送られることにより、受領証6が受領証プリンタ15によって出力される(#23)。
上述した例では、受領証6に組み込まれる撮影コマ画像を識別情報の電子透かしでの埋め込みに最適であるとの条件で選択していたが、これに代えて、電子透かし画像選択部38をユーザ画像選択部として機能させ、プレジャッジ画面のような画面を通じて釣り銭引換シートに組み込まれる撮影コマ画像をユーザによって任意に選択させるようにしてもよい。
さらに、セルフ式注文処理端末1で釣り銭が発生すると、現金で返却するのではなく、釣り銭引換券として機能する受領証6で処理して、注文した写真プリント7を出力する写真プリント装置5が設置されているプリントショップで写真プリント7を手渡す時に釣り銭(現金)も返却するような構成を採用すると、釣り銭処理機16cや釣り銭処理部22といった釣り銭関係の機器やプログラムを省略することができる。
さらに、上記実施の形態の説明では、セルフ式注文処理端末1で発行される受領証6に、セルフ式注文処理端末1の状態情報として釣り銭準備情報を含ませ、写真プリント装置を設置しているプリントショップに当該セルフ式注文処理端末1の釣り銭準備状態を知らせることを可能にしていたが、釣り銭準備情報以外のセルフ式注文処理端末1の稼働状況を表す機器状態情報として、その他のトラブル情報や売り上げ情報などを受領証6に含ませるような構成を採用してもよい。
本発明によるセルフ式写真プリントシステムを説明するための模式図 セルフ式写真プリントシステムを構成する写真プリント装置の一例を示す模式図 セルフ式写真プリントシステムを構成するセルフ式注文処理端末の一例を示す外観図 図3によるセルフ式注文処理端末におけるメインコントローラと課金決済コントローラの構成を示すブロック図 図3によるセルフ式注文処理端末におけるメインコントローラと課金決済コントローラの機能を示す機能ブロック図 種々のタイプの受領証を説明するための平面図 写真サービス管理テーブルに登録されたサービス種のデータ構造を説明する説明図 セルフプリントサービスの一連の流れを示すフローチャート 写真プリントサービス選択画面の一例を示す画面図 プレジャッジ画面の一例を示す画面図 課金決済処理ルーチンの一連の流れを示すフローチャート
符号の説明
1:セルフ式注文処理端末
2:ネットワーク
5:写真プリント装置
6:受領証
7:写真プリント
15:受領証プリンタ(注文受領証処理手段)
20:課金決済コントロールユニット
21:入金判定部
22:釣り銭処理部
23:課金管理部
30:メインコントロールユニット
32:画像入力処理部
34:プリントデータ生成部(注文受領証処理手段)
36:プリント注文管理部
36a:料金算出部
37:受領証データ作成部(注文受領証処理手段)
38:電子透かし用画像選択部(画像選択部)
39:電子透かし処理部

Claims (5)

  1. 読み込まれた撮影コマ画像に対するプリント枚数などの写真プリント注文を受け付けてプリント注文情報を生成するセルフ式注文処理端末と、前記セルフ式注文処理端末からネットワークを通じて伝送されてきた前記プリント注文情報と写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とに基づいて写真プリントを出力する写真プリント装置とからなるセルフ式写真プリントシステムにおいて、
    前記セルフ式注文処理端末には、前記写真プリント注文に対する課金決済を行う課金管理部と、前記写真プリント注文に対する課金に較べて過剰な投入金額に対して釣り銭金額を算定する釣り銭処理部と、前記写真プリント注文に対する課金決済が終了したことを証する注文受領証を発行する注文受領証処理手段とが備えられており、前記写真プリント注文に対する課金決済の終了後に前記プリント注文情報と前記写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像とが前記セルフ式注文処理端末から前記写真プリント装置へ伝送されることを特徴とするセルフ式写真プリントシステム。
  2. 前記釣り銭処理部で算定された釣り銭金額を現金で払い出す代わりに前記注文受領証を前記釣り銭金額の引換券とすべく前記注文受領証に前記釣り銭金額の情報が記録されることを特徴とする請求項1に記載のセルフ式写真プリントシステム。
  3. 前記課金管理部に釣り銭準備高を管理する釣り銭管理部が備えられており、前記注文受領証に前記釣り銭準備高の情報が記録されることを特徴とする請求項1又は2に記載のセルフ式写真プリントシステム。
  4. 前記注文受領証に前記写真プリント出力用ソースデータとしての撮影コマ画像の少なくとも1コマが記録されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のセルフ式写真プリントシステム。
  5. 前記注文受領証に組み込まれる少なくとも1つの撮影コマ画像にこの注文受領証の正当性を識別するための識別情報が電子透かしによって埋め込まれることを特徴とする請求項4に記載のセルフ式写真プリントシステム。
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