JP2008038921A - 動力伝達装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動変速装置に搭載される動力伝達装置において、滑らかな発進動作を確保しつつ、動力伝達効率の向上を図る。
【解決手段】動力伝達装置1は主に、段階的に変化する2種類の回転速度比で動力を伝達する変速機構4と、変速機構4における回転速度比を減速側に切り換える第1クラッチ15と、変速機構4における回転速度比をなくす、すなわち固定状態(出力回転数=入力回転数)に戻す第2クラッチ16と、フレキシブルプレート82に固定され変速機構4、第1クラッチ15および第2クラッチ16を内部に収容するケーシング17とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、動力伝達装置、特に、自動変速装置に搭載されエンジンからの動力をトランスミッションへ伝達する動力伝達装置に関する。
近年、環境問題を考慮して、車両の燃費のさらなる向上が求められている。また、AT(Automatic Transmission)に加えて、CVT(Continuously Variable Transmission)が搭載された自動変速装置の需要が高まっている。
一方で、これらの自動変速装置には、滑らかな発進動作を実現するため、そして変速時におけるエンジンとトランスミッションとの間の回転差を滑らかに吸収するために、流体式動力伝達装置が搭載されている。
この種の流体式動力伝達装置として、例えばトルクコンバータが知られている。トルクコンバータは、エンジンから動力が入力されるフロントカバーと、フロントカバーに固定されフロントカバーとともに流体室を形成するインペラと、フロントカバーとインペラとの間に配置されトランスミッションの入力シャフトに連結されるタービンと、インペラとタービンとの間に配置されタービンからインペラへの作動油の流れを調整するステータと、フロントカバーとタービンとの間に配置されフロントカバーとタービンとを連結可能なロックアップ装置とから構成されている。
このトルクコンバータでは、インペラが回転すると、インペラからタービンに向かって作動油が流れ、インペラからタービンに作動油を介して動力が伝達される。この結果、タービンから入力シャフトに動力が出力され、車両は発進を開始する。また、タービンからインペラへ作動油が戻る際に、ステータにより作動油の流れが調整される。この結果、トルクコンバータにおいて、いわゆる動力増大作用が得られる。
また、車両の定常走行時において、タービンの回転速度が高まりインペラとタービンとの回転速度の差が小さくなると、ロックアップ装置によりフロントカバーとタービンとが連結される。この結果、フロントカバーに入力された動力がロックアップ装置を介して直接的にタービンに伝達される。
このように、従来の流体式動力伝達装置では、車両の発進時においては流体により滑らかな発進動作およびトルク増大作用が実現され、定常走行時においてはロックアップ装置により動力伝達効率の向上が図られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2005−133731号公報
しかし、従来の流体式動力伝達装置では、作動油を介して動力が伝達されている。このため、クラッチのように流体を介さずに直接動力を伝達している装置に比べて、流体式動力伝達装置は動力伝達効率が低い。
このように、従来の流体式動力伝達装置に代わり、滑らかな発進動作を確保しつつ、動力伝達効率のさらなる向上を図ることができる装置が求められている。
本発明の課題は、自動変速装置に搭載される動力伝達装置において、滑らかな発進動作を確保しつつ、動力伝達効率の向上を図ることにある。
第1の発明に係る動力伝達装置は、エンジンからの動力をトランスミッションへ伝達するための動力伝達装置であって、段階的に変化する少なくとも2種類の回転速度比で動力を伝達する変速機構と、変速機構における回転速度比を切り換える少なくとも2つのクラッチと、を備えている。
この動力伝達装置では、クラッチおよび変速機構により入力回転速度と出力回転速度との回転速度比が段階的に変化する。このため、例えば、エンジンからの回転速度を減速してトランスミッションへ伝達したり、あるいはエンジンからの回転速度を減速せずにそのままトランスミッションへ伝達したりできる。例えば、車両の発進時において、変速機構により入力回転速度を減速して出力し、その後、変速機構により入力回転速度を減速せずにそのまま出力する。このように、車両の発進時において回転速度比を段階的に変化させることで、比較的滑らかな発進動作を確保しつつ、動力伝達効率を向上させることができる。
ここで、「回転速度比」とは、出力回転速度に対する入力回転速度の割合を意味している。また、「クラッチ」は、油圧や弾性部材などの押圧力を利用したクラッチなどの他に、ワンウェイクラッチのように一方向にのみ相対回転を許容する機構も含んでいる。また、「トランスミッション」は、複数の歯車からなる有段変速機、CVTなどの無段変速機、またはそれらを組み合わせた機構を含んでいる。
第2の発明に係る動力伝達装置は、第1の発明に係る装置において、クラッチが動力伝達に間接的に関与している。
これにより、変速機構により直接的に動力伝達が行われ、動力伝達効率が向上する。また、小型のクラッチを用いることができるため、設置スペースを拡大することなく、従来の流体式動力伝達装置との互換性を確保できる。
ここで、「動力伝達に間接的に関与」とは、変速機構により主な動力伝達が行われ、クラッチが補助的に用いられていることを意味している。
第3の発明に係る動力伝達装置は、第1または第2の発明に係る装置において、ハウジングをさらに備えている。変速機構は、エンジンから動力が入力されるサンギヤと、サンギヤの外周側に配置されたリングギヤと、サンギヤおよびリングギヤの間に配置されサンギヤおよびリングギヤと噛み合う複数のピニオンギヤと、トランスミッション側の部材に連結され、複数のピニオンギヤを連結するキャリアと、を有している。少なくとも2つのクラッチは、リングギヤとハウジングとを連結および連結解除可能な第1クラッチと、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアのうちいずれか2つを連結および連結解除可能な第2クラッチと、を含んでいる。
この動力伝達装置は遊星歯車機構を備えており、第1クラッチによりリングギヤとハウジングとが連結されている場合、リングギヤはハウジングに対して回転不能である。例えば、第2クラッチによりサンギヤとキャリアとの連結が解除されている場合、サンギヤはキャリアに対して回転可能である。すなわち、この場合、変速機構は減速機として機能し、トランスミッションへの出力回転速度は減速される。
一方、例えば、第1クラッチの連結が解除された場合、リングギヤはハウジングに対して回転可能である。例えば、第2クラッチによりサンギヤとキャリアおよびトランスミッション側の部材とが連結された場合、サンギヤはキャリアに対して回転不能である。すなわち、この場合、変速機構は一体で回転するため、トランスミッションへの出力回転速度は減速されない。このとき、このため、サンギヤに動力が入力されると、サンギヤ、ピニオンギヤおよびリングギヤが一体で回転し、エンジンからトランスミッションへ伝達される回転速度が減速されない。
このように、この動力伝達装置では、遊星歯車機構を利用することで、簡素な構造により発進時における2段階の変速動作を実現できる。また、簡素な構造であるため、設置スペースを拡大することなく、従来の流体動力伝達装置との互換性を確保することができる。
なお、第2クラッチがリングギヤとキャリアとを連結および連結解除する場合、あるいは第2クラッチがサンギヤとリングギヤとを連結および連結解除する場合も、同様の作用効果が得られる。
第4の発明に係る動力伝達装置は、第1または第2の発明に係る装置において、ハウジングをさらに備えている。変速機構は、エンジンから動力が入力されるサンギヤと、サンギヤの外周側に配置されたリングギヤと、サンギヤおよびリングギヤの間に配置されサンギヤおよびリングギヤと噛み合う複数のピニオンギヤと、トランスミッション側の部材に連結され、複数のピニオンギヤを連結するキャリアと、を有している。少なくとも2つのクラッチは、リングギヤおよびハウジングの相対回転を一方向のみ許容する第1クラッチと、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアのうちいずれか2つを連結および連結解除可能な第2クラッチと、を含んでいる。
この動力伝達装置では、例えば、第1クラッチによりリングギヤはハウジングに対してサンギヤの回転方向と反対方向に回転不能である。例えば、第2クラッチによりサンギヤとキャリアとの連結が解除されている場合、サンギヤはキャリアに対して回転可能である。すなわち、この場合、変速機構は減速機として機能し、トランスミッションへの出力回転速度は減速される。
一方、例えば、第2クラッチによりサンギヤとキャリアおよびトランスミッション側の部材とが連結された場合、サンギヤはキャリアに対して回転不能である。すなわち、この場合、変速機構は一体で回転するため、トランスミッションへの出力回転速度は減速されない。
このように、この動力伝達装置では、遊星歯車機構を利用することで、簡素な構造により発進時における2段階の変速動作を実現できる。また、簡素な構造であるため、設置スペースを拡大することなく、従来の流体動力伝達装置との互換性を確保することができる。なお、第2クラッチがリングギヤとキャリアとを連結および連結解除する場合、あるいは第2クラッチがサンギヤとリングギヤとを連結および連結解除する場合も、同様の作用効果が得られる。
第5の発明に係る動力伝達装置は、第4の発明に係る装置において、リングギヤが、第1クラッチにより、サンギヤの回転方向と同じ方向にのみハウジングに対して相対回転可能である。
第6の発明に係る動力伝達装置は、第1から第5のいずれかの発明に係る装置において、エンジン側の部材と変速機構側の部材とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構をさらに備えている
第7の発明に係る動力伝達装置は、第1から第6のいずれかの発明に係る装置において、トランスミッションは、無段変速機を含んでいる。
本発明に係る動力伝達装置では、上記の構成を有しているため、滑らかな発進動作を確保しつつ、動力伝達効率の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の各実施形態について説明する。
〔第1実施形態〕
<自動変速装置の全体構成>
図1を用いて、本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置が搭載された自動変速装置について説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置が搭載された自動変速装置の概略構成図を示す。
自動変速装置10はエンジン8から伝達される回転を自動的に変速するために装置である。具体的には図1に示すように、自動変速装置10は主に、エンジン8からの動力を伝達するための動力伝達装置1と、車両の前後進を切り換える切換機構7と、切換機構7からの入力回転速度を変速するトランスミッション9と、これらを収容するハウジング5とから構成されている。エンジン8の出力部材81には、曲げ振動を吸収するためのフレキシブルプレート82が固定されている。
切換機構7は主に、動力伝達装置1から入力される回転運動の回転方向を切換可能なダブルピニオン式の遊星歯車機構73と、前進時に連結される前進クラッチ71と、後進時に連結される後進クラッチ72とから構成されている。トランスミッション9は、例えばベルト式CVTであり、主に、遊星歯車機構73に連結される入力側プーリ91と、出力側プーリ(図示せず)と、入力側プーリ91と出力側プーリとを連結するベルト93とから構成されている。ハウジング5は、エンジン8に固定されており、動力伝達装置1、切換機構7およびトランスミッション9を支持している。なお、切換機構7およびトランスミッション9の構成は従来と同様であるため、これらについての詳細な説明は省略する。
<動力伝達装置の構成>
自動変速装置10では、従来では流体式動力伝達装置が配置されている部分に、流体式動力伝達装置とは全く異なる構成の動力伝達装置1が配置されている。図2を用いて、動力伝達装置1の構成について説明する。図2に、本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置の概略構成図を示す。
動力伝達装置1は、切換機構7を介してエンジン8からの動力をトランスミッション9に伝達するための装置である。具体的には図2に示すように、動力伝達装置1は主に、段階的に変化する2種類の回転速度比で動力を伝達する変速機構4と、変速機構4における回転速度比を減速側に切り換える第1クラッチ15と、変速機構4における回転速度比をなくす、すなわち固定状態(出力回転速度=入力回転速度)に戻す第2クラッチ16と、フレキシブルプレート82に固定され変速機構4、第1クラッチ15および第2クラッチ16を内部に収容するケーシング17とから構成されている。ケーシング17は、ハウジング5の筒状部51により回転可能に支持されており、内部に作動油が充填されている。
変速機構4は、遊星歯車機構であり、主に、エンジン8から動力が入力されるサンギヤ11と、サンギヤ11の外周側に配置されたリングギヤ13と、サンギヤ11およびリングギヤ13の間に配置された複数のピニオンギヤ12と、切換機構7の入力部材74に連結され複数のピニオンギヤ12を連結するキャリア14と、ケーシング17とサンギヤ11とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構6とから構成されている。ピニオンギヤ12は、サンギヤ11およびピニオンギヤ12と噛み合っている。
変速機構4における回転速度比は、第1クラッチ15および第2クラッチ16により2段階に切り換えられる。具体的には、第1クラッチ15は、リングギヤ13とハウジング5との連結状態を切換可能であり、リングギヤ13に固定された第1押圧機構15aと、ハウジング5の筒状部51に固定された第1摩擦部材15bとから構成されている。また、第2クラッチ16は、サンギヤ11とキャリア14との連結状態を切換可能であり、切換機構7の入力部材74とキャリア14とに固定された第2押圧機構16aと、サンギヤ11に固定された第2摩擦部材16bとから構成されている。第1押圧機構15aおよび第2押圧機構16aは、油圧により動作が制御されており、第1摩擦部材15bおよび第2摩擦部材16bをそれぞれ狭持可能である。第1押圧機構15aおよび第2押圧機構16aに供給される油圧は、例えば制御バルブ(図示せず)により調節可能であり、制御バルブは制御装置(図示せず)により電子制御されている。これらの構成により、第1クラッチ15および第2クラッチ16において半クラッチなどの細かい調節が可能である。
ダンパー機構6は、ケーシング17に固定された1対の入力プレート61と、入力プレート61の間に相対回転可能に配置されサンギヤ11に固定された出力プレート63と、入力プレート61および出力プレート63を回転方向に弾性的に連結する複数のコイルスプリング62とから構成されている。
<動力伝達装置の動作>
図1〜図6を用いて、動力伝達装置1の動作について説明する。図3に動力伝達装置1の速度線図、図4に変速時における動作説明図、図5および図6に変速機構4の動作説明図を示す。図4は、横軸が時間であり、縦軸が油圧、回転速度、出力側の動力変動(キャリア14から出力される動力の変動)および第1クラッチ15の受持トルクである。また、図5および図6は、エンジン8側から見たサンギヤ11、ピニオンギヤ12、リングギヤ13およびキャリア14の動作を示している。なお、図5および図6では、サンギヤ11の回転方向をR1方向、反対方向をR2方向とする。
(1)アイドリング領域A
エンジン8始動前、第1クラッチ15および第2クラッチ16の連結は解除されている。また、切換機構7は前進クラッチ71が連結されており、後進クラッチ72の連結は解除されており、トランスミッション9は初期状態(例えば最も減速比が大きい状態)に設定されている。この状態で、エンジン8が始動されると、出力部材81、フレキシブルプレート82およびダンパー機構6を介してサンギヤ11が回転する。このとき、第1クラッチ15の連結が解除されているため、リングギヤ13はハウジング5に対して回転可能である。一方、第2クラッチ16の連結が解除されているため、キャリア14は、サンギヤ11に対して回転可能である。すなわち、サンギヤ11、ピニオンギヤ12およびリングギヤ13は互いに相対回転可能となっている。
一方で、車両は停止しているため、トランスミッション9側および切換機構7における回転は停止している。すなわち、入力部材74に連結されたキャリア14はハウジング5に対して回転不能である。
以上より、エンジン8始動後のアイドリング領域Aにおいて、ピニオンギヤ12は公転することなく自転し、ピニオンギヤ12の自転によりリングギヤ13はR2方向に回転する(図3、図4(b)、図5(a))。
(2)発進領域Bおよびローギヤ走行領域C
発進時においては、第1クラッチ15が発進用クラッチの機能を果たす。具体的には図4(a)に示すように、制御バルブにより第1押圧機構15aの油圧が徐々に高くなるように調節され、第1押圧機構15aと第1摩擦部材15bとの間に発生する摩擦力が徐々に大きくなる。この摩擦力によりリングギヤ13の回転が徐々に制限される。リングギヤ13の回転が制限されると、ピニオンギヤ12が自転しながらサンギヤ11の外周側をR1方向に回転(公転)する(図5(b))。この結果、ピニオンギヤ12およびキャリア14を介して、サンギヤ11に入力された動力が切換機構7およびトランスミッション9へ徐々に伝達される。このとき、サンギヤ11に入力された動力は減速比に応じて増幅される。これにより、車両の発進領域Bにおいて必要な動力がトランスミッション9へ伝達され、車両が前進を開始する(図3、図4(b)、図5(b))。
第1クラッチ15の油圧が所定値に達すると、第1クラッチ15によりリングギヤ13の回転は完全に停止する。このため、サンギヤ11に入力された回転が減速され切換機構7およびトランスミッション9に出力される。この場合、トランスミッション9の初期設定速度よりも低速で車両は走行する(ローギヤ走行領域C:図3、図4、図5(c))。
ここで、第1クラッチ15の受持トルクについて説明する。受持トルクとは、リングギヤ13の回転を止めるために必要な動力であり、発進領域Bおよび後述の遷移領域Dにおいては第1クラッチ15がR2方向に保持している。そして、この受持トルクは、発進時においては徐々に大きくし、第1クラッチ15が完全に連結された後は一定値とする(図4(d))。
(3)遷移領域Dおよびハイギヤ走行領域E
ローギヤ走行領域Cの後半で、ハイギヤへの切換動作が開始される。具体的には図4に示すように、制御バルブにより第2クラッチ16の油圧が徐々に高くなるように調節される。このとき、第1クラッチ15がまだ完全に連結されているため、第2クラッチ16では滑りが生じ、それに伴い摩擦力が発生する。このため、この摩擦力による損失分だけ出力動力が徐々に小さくなる(領域D1:図4(c))。
同時に、制御バルブにより第1クラッチ15の油圧が徐々に低くなるように調節されるとともに、第2クラッチ16において摩擦力の増加が進むと、ピニオンギヤ12はサンギヤ11と一体となって回転しようとする。このため、ピニオンギヤ12を介してサンギヤ11からリングギヤ13へ動力が伝達され始める。この動力は、R1方向、すなわち第1クラッチ15の受持トルクを減らす方向に作用する。この現象に呼応させて、第1クラッチ15の油圧を低下させ、第2クラッチ16の油圧を徐々に高くすることで、第1クラッチ15の受持トルクは、徐々に小さくなり(図4(d))、R1方向にリングギヤ13を回転させ始める(図4(c)、図6(a))。また、それと同時に、サンギヤ11とキャリア14との回転速度差が徐々に小さくなり、キャリア14の回転速度が上昇を開始し(図4(b))、エンジン回転速度が低下し始める。
次に、第2クラッチ16の油圧が所定値まで上昇して、クラッチ16を連結状態に移行させる。このとき、サンギヤ11およびエンジン8の回転速度は、発進動作後の低速走行時よりも小さくなっていく。このため、エンジン8の慣性力分のトルクがそのときのエンジン8のトルクに上乗せされた状態で、キャリア14を介して出力され、切換機構7およびトランスミッション9に伝達される。この状態(遷移領域Dのイナーシャ領域D2)において、サンギヤ11、キャリア14およびリングギヤ13の回転速度差がなくなると、出力動力はエンジン8からの動力に等しくなる。そして、増速動作が終了し車両がトランスミッション9の初期設定速度で走行する(ハイギヤ走行領域E:図3、図4(b)、図6(b))。
<本発明により得られる効果>
このように、この動力伝達装置1では、変速機構4、第1クラッチ15および第2クラッチ16により2段階の変速動作が可能となる。そして、変速機構4では流体式での無駄なエンジン回転速度の上昇、いわゆるスリップをなくして、歯車により動力が伝達される。これにより、動力伝達装置1では、滑らかな発進動作を確保しつつ、流体式動力伝達装置に比べて動力伝達効率の向上を図ることができる。
また、この動力伝達装置1では、遊星歯車機構を用いているため、簡素な構造により2段階の変速が可能となり、設置スペースを拡大することなく、流体式動力伝達装置との互換性を確保することができる。
〔第2実施形態〕
<動力伝達装置の構成>
前述の実施形態では、リングギヤ13とハウジング5とを連結する機構が第1クラッチ15であるが、ワンウェイクラッチを用いる場合も考えられる。図7〜図11を用いて、本発明の第2実施形態に係る動力伝達装置について説明する。図7に本発明の第2実施形態に係る動力伝達装置101が搭載された自動変速装置110の概略構成図、図8に動力伝達装置101の概略構成図、図9に動力伝達装置101の速度線図、図10に動力伝達装置101の変速時における動作説明図、図11に変速機構104の動作説明図を示す。なお、前述の実施形態と同じ構成については、同じ符号を用いることとし、説明は省略する。
図7に示すように、動力伝達装置101は主に、変速機構4と、第1クラッチ115と、第2クラッチ16と、ケーシング17とから構成されている。第1クラッチ115は、ワンウェイクラッチであり、ハウジング5の筒状部51に対してリングギヤ13を一方向にのみ回転可能に支持している。具体的には、第1クラッチ115によりサンギヤ11の回転方向にのみリングギヤ13は回転可能である。
<動力伝達装置の動作>
図9および図10を用いて、動力伝達装置101の動作について説明する。
(1)アイドリング領域A’
エンジン8始動前、第2クラッチ16の連結は解除されている。また、切換機構7では前進クラッチ71および後進クラッチ72の連結が解除されている。この状態で、エンジン8が始動されると、出力部材81、フレキシブルプレート82およびダンパー機構6を介してサンギヤ11に動力が入力される。このとき、第1クラッチ115によりリングギヤ13はサンギヤ11の回転方向と反対方向に回転不能である。また、第2クラッチ16の連結が解除されているため、キャリア14はサンギヤ11に対して回転可能である。さらに、前進クラッチ71および後進クラッチ72の連結が解除されているため、トランスミッション9側の回転は停止しているが、切換機構7の入力部材74は回転可能である。
以上より、変速機構104は減速機として機能し、エンジン8始動後のアイドリング領域A’において、サンギヤ11の回転に応じてキャリア14および入力部材74は減速された状態で回転する(図9、図10(b)、図11(a))。
(2)発進領域B’およびローギヤ走行領域C’
前述の実施形態とは異なり、発進時において前進クラッチ71が発進用クラッチの機能を果たす。具体的には図10(a)に示すように、制御バルブにより前進クラッチ71の油圧が徐々に高くなり、前進クラッチ71の摩擦面において発生する摩擦力が徐々に大きくなる。これにより、ピニオンギヤ12およびキャリア14を介して、サンギヤ11に入力された動力が切換機構7およびトランスミッション9へ徐々に伝達され、車両が前進を開始する(図9、図10(b)、図11(a))。前進クラッチ71の油圧が所定値に達すると、第1クラッチ115が自動的に連結され、トランスミッション9のローギヤよりも低速で車両は走行する(ローギヤ走行領域C’:図9、図10、図11(b))。
(3)遷移領域D’およびハイギヤ走行領域E’
発進動作が終了すると、増速動作が開始される。具体的には図10に示すように、制御バルブにより第2クラッチ16の油圧が徐々に高くなるように調節される。このとき、第1クラッチ115によりリングギヤ13は回転不能であるため、第2クラッチ16では滑りが生じ、それに伴い摩擦力が発生する。このため、この摩擦力による損失分だけ出力動力が徐々に小さくなる(領域D1’:図10(c))。
第2クラッチ16において摩擦力の増加が進むと、ピニオンギヤ12はサンギヤ11と一体となって回転しようとする。このため、ピニオンギヤ12を介してサンギヤ11からリングギヤ13へ動力が伝達され始める。これに伴い、第1クラッチ115の受持トルクが徐々に小さくなる(図10(d))。
第2クラッチ16において摩擦力の増加が進むと、ピニオンギヤ12はサンギヤ11と一体となって回転しようとして、最終的にはリングギヤ13に対してR2方向に作用する動力がゼロになる。このため、リングギヤ13はサンギヤ11の回転方向に回転を開始する。また、それと同時に、サンギヤ11とキャリア14との回転速度差が徐々に小さくなり、キャリア14の回転速度が上昇を開始するが(図10(b))、車両の慣性力がエンジンの慣性力より大きいため、エンジン8の回転速度が徐々に低下する。このため、サンギヤ11、ピニオンギヤ12およびキャリア14を介してエンジン8の慣性力が出力される(遷移領域D’:図10(c))。
やがて、サンギヤ11、キャリア14およびリングギヤ13の回転速度差がなくなると、出力動力はエンジン8からの動力に等しくなる。そして、増速動作が終了し車両がトランスミッション9の初期設定速度で走行する(ハイギヤ走行領域E’:図9、図10(b)、図11(c))。
<本発明により得られる効果>
このように、この動力伝達装置101では、変速機構104、第1クラッチ115および第2クラッチ16により2段階の変速動作が可能となる。そして、変速機構4では流体ではなく歯車により動力が伝達される。これにより、動力伝達装置101では、比較的滑らかな発進動作を確保しつつ、流体式動力伝達装置に比べて動力伝達効率の向上を図ることができる。
また、この動力伝達装置101では、遊星歯車機構を用いているため、簡素な構造により2段階の変速が可能となり、設置スペースを拡大することなく、流体式動力伝達装置との互換性を確保することができる。
前述の実施形態に比べて、この動力伝達装置101では制御対象(第1クラッチ115)が減少する。このため、より簡素な構成により本発明に効果を得ることができる。
〔他の実施形態〕
本発明の具体的な構成は、前述の実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
前述の実施形態では、トランスミッション9をベルト式CVTとして記載しているが、これに限定されない。例えば、トランスミッションは、トロイダイル式CVTやATであってもよい。
また、前述の第1および第2実施形態では、第2クラッチ16がサンギヤ11とキャリア14とを連結および連結解除可能である。しかし、図12に示すように、動力伝達装置201の第2クラッチ216がリングギヤ13とキャリア14とを連結および連結解除可能である構成、あるいは、図13に示すように、動力伝達装置301の第2クラッチ316がサンギヤ11とリングギヤ13とを連結および連結解除可能である構成であってもよい。これらの場合も、前述の第1および第2実施形態と同様の作用効果が得られる。
本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置が搭載された自動変速装置の概略構成図。 本発明の第1実施形態に係る動力伝達装置の概略構成図。 動力伝達装置の速度線図。 変速時における動作説明図。 変速機構の動作説明図。 変速機構の動作説明図。 本発明の第2実施形態に係る動力伝達装置が搭載された自動変速装置の概略構成図。 本発明の第2実施形態に係る動力伝達装置の概略構成図。 動力伝達装置の速度線図。 変速時における動作説明図。 変速機構の動作説明図。 本発明の他の実施形態に係る動力伝達装置の概略構成図。 本発明の他の実施形態に係る動力伝達装置の概略構成図。
符号の説明
1、101 動力伝達装置
4、104 変速機構
5 ハウジング
6 ダンパー機構
7 切換機構
8 エンジン
9 トランスミッション
10 自動変速装置
11 サンギヤ
12 ピニオンギヤ
13 リングギヤ
14 キャリア
15、115 第1クラッチ
16、216、316 第2クラッチ
17 ケーシング

Claims (7)

  1. エンジンからの動力をトランスミッションへ伝達するための動力伝達装置であって、
    段階的に変化する少なくとも2種類の回転速度比で動力を伝達する変速機構と、
    前記変速機構における回転速度比を切り換える少なくとも2つのクラッチと、
    を備えた動力伝達装置。
  2. 前記クラッチは、動力伝達に間接的に関与している、
    請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. ハウジングをさらに備え、
    前記変速機構は、前記エンジンから動力が入力されるサンギヤと、前記サンギヤの外周側に配置されたリングギヤと、前記サンギヤおよびリングギヤの間に配置され前記サンギヤおよびリングギヤと噛み合う複数のピニオンギヤと、前記トランスミッション側の部材に連結され、前記複数のピニオンギヤを連結するキャリアと、を有しており、
    前記少なくとも2つのクラッチは、前記リングギヤと前記ハウジングとを連結および連結解除可能な第1クラッチと、前記サンギヤ、リングギヤおよびキャリアのうちいずれか2つを連結および連結解除可能な第2クラッチと、を含む、
    請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  4. ハウジングをさらに備え、
    前記変速機構は、前記エンジンから動力が入力されるサンギヤと、前記サンギヤの外周側に配置されたリングギヤと、前記サンギヤおよびリングギヤの間に配置され前記サンギヤおよびリングギヤと噛み合う複数のピニオンギヤと、前記トランスミッション側の部材に連結され、前記複数のピニオンギヤを連結するキャリアと、を有しており、
    前記少なくとも2つのクラッチは、前記リングギヤおよびハウジングの相対回転を一方向のみ許容する第1クラッチと、前記サンギヤ、リングギヤおよびキャリアのうちいずれか2つを連結および連結解除可能な第2クラッチと、を含む、
    請求項1または2に記載の動力伝達装置。
  5. 前記リングギヤは、前記第1クラッチにより、前記サンギヤの回転方向と同じ方向にのみ前記ハウジングに対して相対回転可能である、
    請求項4に記載の動力伝達装置。
  6. 前記エンジン側の部材と前記変速機構側の部材とを回転方向に弾性的に連結するダンパー機構をさらに備えた、
    請求項1から5のいずれかに記載の動力伝達装置。
  7. 前記トランスミッションは、無段変速機を含む、
    請求項1から6のいずれかに記載の動力伝達装置。
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